JP2922468B2 - 自動販売機等の扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

自動販売機等の扉用ロックハンドル装置

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JP2922468B2
JP2922468B2 JP27296596A JP27296596A JP2922468B2 JP 2922468 B2 JP2922468 B2 JP 2922468B2 JP 27296596 A JP27296596 A JP 27296596A JP 27296596 A JP27296596 A JP 27296596A JP 2922468 B2 JP2922468 B2 JP 2922468B2
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JP
Japan
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handle
dead bolt
inner cylinder
shaft
door
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JP27296596A
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JPH1096346A (ja
Inventor
晴雄 持田
昭彦 城添
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は自動販売機等の扉
に用いられるポップアウト型の扉用ロックハンドル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 実開平6−22476号公報に開示さ
れているように、自動販売機に使用されている従来の扉
用ロックハンドル装置では、内筒とハンドル軸部の横断
方向のガイド溝孔に嵌め入れたデッドボルトの先端部を
ケースの軸筒部内面の錠止凹部に係合させることによっ
て、ハンドルをケース内に収納した位置に錠止してい
る。この錠止の解除は、ハンドルに埋め込み固着した錠
前ユニットのロータに操作カム盤を連結し、操作カム盤
に偏心させて設けた駆動突起を、デッドボルトの基端部
の受動溝部に係合させ、鍵でロータを回して駆動突起に
よってデッドボルトを内筒側に引き込むことによって行
われている。
【0003】しかしながら、操作カム盤の駆動突起とデ
ッドボルトの受動溝部の間には遊隙が存在するため、鍵
によるロータの回転とデッドボルトの引き込みの間には
一定の遅れがある。遊隙の大きさ如何によっては、この
作動の遅れ時間が長くなり、鍵でロータを回したにも拘
らずハンドルがポップアウトしない事態に直面した操作
者は、鍵を更に強く回したり、誤動作と感違いして再操
作したりすることになる。また、従来装置ではデッドボ
ルトが1個しか用意されていないので、ハンドルの錠止
が不十分となることがあり、ハンドルが傾いたり、共振
等によってハンドルの錠止が偶発的に解除されることも
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ケースに収納したハンドルを確実かつ強固に錠
止できるとともに、鍵によるロータの回転とデッドボル
トの引き込みの間に遅れ時間がなく、ハンドルのポップ
アウト作動が円滑かつ的確になされ、また、共振等によ
ってハンドルの錠止が偶発的に解除されることもない扉
用ロックハンドル装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると本発明の扉用ロックハンドル
装置では、自動販売機等の扉に固着されるケース1の軸
筒部1aに内筒2を回転可能かつ前後に移動不能に装着
し、内筒2の後端部2bに施錠部材3を連結し、内筒2
内に回転不能かつ前後に摺動可能にハンドル4のハンド
ル軸部4aを嵌挿してバネ5によって前進付勢し、ハン
ドル軸部4aに錠前ユニット6を嵌め込み固定し、錠前
ユニット6のロータ7に連動させたピニオン11の周面
に歯列11bを上下一対に設け、基端部をラック部8b
としたデッドボルト8をピニオン11を挟んで上下一対
に組み込む。
【0006】デッドボルト8が嵌挿されるガイド溝孔9
a,9bを内筒2とハンドル軸部4aにまたがって直径
方向に上下一対に設け、ハンドル軸部4aの内面に支持
させた上下一対のバネ10で各デッドボルト8を外側へ
摺動付勢し、ピニオン11の各歯列11bを各デッドボ
ルト8のラック部8bに係合させ、ハンドル4の収容時
にケース1の軸筒部1aの内面の錠止凹部12にデッド
ボルト8の先端部8aを係合させるとともに、錠止凹部
12の底面12aを円弧状に形成し、該底面12aにデ
ッドボルト8の先端部8aを当接させる
【0007】ハンドル4がケース1に収納錠止された状
態では、ハンドル4と内筒2にまたがって形成されたガ
イド溝孔9a,9bに収容したデッドボルト8は、先端
部8aがケース1の錠止凹部12に係合している。この
係合状態はバネ10の摺動付勢によって保持され、ハン
ドル4と内筒2はケース1に対して回転不能かつ前進不
能に拘束されている。
【0008】ケース1に対するハンドル4の錠止を解除
するには、鍵によりロータ7を回してピニオン11を図
4において時計回り方向に回し、ピニオン11の歯列1
1aとデッドボルト8のラック部8bの共同作用により
デッドボルト8をハンドル軸部4a側に引き込む。デッ
ドボルト8の先端部8aが錠止凹部12と内筒2のガイ
ド溝孔9aから外れた瞬間に、ハンドル4はバネ5の摺
動付勢によって前方にポップアウトする。
【0009】突出したハンドルを握ってハンドル4と内
筒2をケース1に対して回転させると、施錠部材3また
は施錠部材3に連結したた錠止部材が固定枠体側の受金
部から離脱して、固定枠体に対する扉の施錠が解除さ
れ、扉はハンドル4を手前に引くことによって開放され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、内筒2の内
面のガイド溝15にはハンドル軸部2aのガイド突起1
3を嵌めてある。また、ハンドル軸部4aに突設したガ
イドピン14は内筒2の縦溝2aに係合している。これ
らによって、ハンドル4は内筒2に対して回転不能であ
って前後方向に摺動可能となっている。
【0011】本発明の扉用ロックハンドル装置では、錠
前ユニット6のロータ7にピニオン11を連結し、デッ
ドボルト8の基端部のラック8bにピニオン11の歯列
11aを係合させ、ロータ7に連動したピニオン11の
回転によってデッドボルト8を内筒2とハンドル軸部2
aのガイド溝孔9a,9bに沿って進退駆動させるの
で、鍵によるロータ7の回転とデッドボルト8の引き込
みの間に遅れはなく、ハンドル2のポップアウト作動が
迅速かつ的確になされる。また、デッドボルト8のラッ
ク部8bとピニオン11の歯列11aが堅く噛み合って
いるので、振動などを受けてデッドボルト8がハンドル
軸部4a内へ無意図的に没入することがなく、ハンドル
4の収納錠止が偶発的に解除されることはない。ピニオ
ン11を挟んでデッドボルト8を上下一対に設け、ピニ
オン11の上下一対の歯列11b,11bを各デッドボ
ルト8のラック部8bに係合させたので、ケース1内に
収納したハンドル4を偏りなく確実かつ強固にケース1
に対して錠止することができ、また解錠操作も偏りの力
が作用することなく円滑になされる。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉用ロックハン
ドル装置では、錠止凹部12の底面12aを円弧状に形
成したので、ハンドル2を施錠位置に回転させたとき、
ケース1の軸筒部1aの内面に摺接した来たデッドボル
ト8の先端部8bは、円弧状底面12aに誘導されて円
滑に錠止凹部12に係合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉用ロックハンドル
装置のハンドル収納状態の正面図である。
【図2】 該扉用ロックハンドル装置の背面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図3のB−B線断面図であり、ハンドルはケ
ースに錠止されている。
【図5】 図3のB−B断面図であり、ハンドルの錠止
が解除された状態を示している。
【符号の説明】
1 ケース 1a ケース軸筒部 2 内筒 2a 縦溝 3 施錠部材 4 ハンドル 4a ハンドル軸部 5 バネ 6 錠前ユニット 7 ロータ 8 デッドボルト 8a デッドボルトの先端部 8b デッドボルトのラック部 9 ガイド溝孔 10 バネ 11 ピニオン 11a 歯列 12 ロック孔 13 ガイド 14 ガイドピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 5/04 E05B 13/10 E05B 65/00 - 65/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機等の扉に固着されるケース1
    の軸筒部1aに内筒2を回転可能かつ前後に移動不能に
    装着し、内筒2の後端部2bに施錠部材3を連結し、内
    筒2内に回転不能かつ前後に摺動可能にハンドル4のハ
    ンドル軸部4aを嵌挿してバネ5によって前進付勢し、
    ハンドル軸部4aに錠前ユニット6を嵌め込み固定し、
    錠前ユニット6のロータ7に連動させたピニオン11の
    周面に歯列11bを上下一対に設け、基端部をラック部
    8bとしたデッドボルト8をピニオン11を挟んで上下
    一対に組み込み、デッドボルト8が嵌挿されるガイド溝
    孔9a,9bを内筒2とハンドル軸部4aにまたがって
    直径方向に上下一対に設け、ハンドル軸部4aの内面に
    支持させた上下一対のバネ10で各デッドボルト8を外
    側へ摺動付勢し、ピニオン11の各歯列11bを各デッ
    ドボルト8のラック部8bに係合させ、ハンドル4の収
    容時にケース1の軸筒部1aの内面の錠止凹部12にデ
    ッドボルト8の先端部8aを係合させるとともに、錠止
    凹部12の底面12aを円弧状に形成し、該底面12a
    にデッドボルト8の先端部8aを当接させた自動販売機
    等の扉用ロックハンドル装置。
JP27296596A 1996-09-24 1996-09-24 自動販売機等の扉用ロックハンドル装置 Expired - Lifetime JP2922468B2 (ja)

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JPH1096346A JPH1096346A (ja) 1998-04-14
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JP2013091965A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Takigen Mfg Co Ltd 扉用ポップアウト型ロックハンドル装置
JP6077862B2 (ja) * 2013-01-17 2017-02-08 川崎重工業株式会社 車両の組立ライン装置
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