JP3245636B2 - 扉の錠装置 - Google Patents
扉の錠装置Info
- Publication number
- JP3245636B2 JP3245636B2 JP35363392A JP35363392A JP3245636B2 JP 3245636 B2 JP3245636 B2 JP 3245636B2 JP 35363392 A JP35363392 A JP 35363392A JP 35363392 A JP35363392 A JP 35363392A JP 3245636 B2 JP3245636 B2 JP 3245636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock box
- handle
- latch
- door
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、片扉又は両扉に用い
られる錠装置に関し、特に門扉の錠装置として採用する
に適したものである。
られる錠装置に関し、特に門扉の錠装置として採用する
に適したものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、扉を内側又は外側から開閉させ
る場合、それぞれの側に設けられたノブ等のハンドルを
操作してラッチ機構を作動させる。
る場合、それぞれの側に設けられたノブ等のハンドルを
操作してラッチ機構を作動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各ハン
ドルは扉面から突出して設けてあるため、通行の邪魔に
なったり、ハンドルに身体が当ったりする。門扉のハン
ドルでは、車が衝突し破損させることもある。
ドルは扉面から突出して設けてあるため、通行の邪魔に
なったり、ハンドルに身体が当ったりする。門扉のハン
ドルでは、車が衝突し破損させることもある。
【0004】そこで、この発明は、ハンドルを操作して
いない常態で扉両面からハンドルがほとんど突出しない
ように、錠箱を特有の形状にすると共に、その錠箱に対
しハンドル並びにラッチ機構を巧妙に組み込み、もって
上記の問題点を解決するようにした扉の錠装置を提供す
ることを目的としている。
いない常態で扉両面からハンドルがほとんど突出しない
ように、錠箱を特有の形状にすると共に、その錠箱に対
しハンドル並びにラッチ機構を巧妙に組み込み、もって
上記の問題点を解決するようにした扉の錠装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、全体の形状がコ字形で、
扉の自由側端部に形成された切欠に開口を外側にして装
着されると共に、コ字形の下方の横棒部を箱状にして内
側に前後方向に長い下部中空部を形成した錠箱と、全体
の形状が錠箱の内側に形成された空間部とほぼ同じ大き
さのロ字形で、前方の縦長の棒状取手と後方のカバーを
兼ねる支柱とを上下一対の横部材で一体的に結合してな
り、上記支柱の中心軸線の回りを回動可能に支承された
態様で上記錠箱の内側に形成された空間部に嵌装された
扉よりも薄いハンドルと、ハンドルの回転軸となる支柱
と同軸に装着され、錠箱に回転可能に支持された回転縦
軸と、回転縦軸に連係されると共に錠箱内に設けられハ
ンドルを常態位置に復帰させる復帰手段と、錠箱の下部
中空部内に固設され、前後方向に延在するホルダと、こ
のホルダに摺動自在に支持されラッチヘッドを錠箱から
突出させる方向に付勢させたラッチ杆と、回転縦軸に連
係されると共に錠箱内に設けられラッチ杆を引き込ませ
るリトラクタとを備えたことを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明は、全体の形状がコ字形で、
扉の自由側端部に形成された切欠に開口を外側にして装
着されると共に、コ字形の下方の横棒部を箱状にして内
側に前後方向に長い下部中空部を形成した錠箱と、全体
の形状が錠箱の内側に形成された空間部とほぼ同じ大き
さのロ字形で、前方の縦長の棒状取手と後方のカバーを
兼ねる支柱とを上下一対の横部材で一体的に結合してな
り、上記支柱の中心軸線の回りを回動可能に支承された
態様で上記錠箱の内側に形成された空間部に嵌装された
扉よりも薄いハンドルと、ハンドルの回転軸となる支柱
と同軸に装着され、錠箱に回転可能に支持された回転縦
軸と、回転縦軸に連係されると共に錠箱内に設けられハ
ンドルを常態位置に復帰させる復帰手段と、錠箱の下部
中空部内に固設され、前後方向に延在するホルダと、こ
のホルダに摺動自在に支持されラッチヘッドを錠箱から
突出させる方向に付勢させたラッチ杆と、回転縦軸に連
係されると共に錠箱内に設けられラッチ杆を引き込ませ
るリトラクタとを備えたことを特徴とする。
【0006】 また、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明に次の構成を付加したものである。すな
わち、前記ラッチヘッドをラッチ杆と別体にすると共
に、ラッチヘッドを平面形をほぼ平行四辺形とした角柱
状とし、該ラッチヘッドをそのほぼ中央部の縦軸の回り
に回動できるようにラッチ杆に支持させ、ラッチヘッド
の後方側と錠箱との間には、ラッチヘッドの回動位置
を、ラッチヘッドの前方側における一方の斜面が錠箱の
側板とほぼ平行になってストライクに係止される第1角
度位置及び他方の斜面が錠箱の側板とほぼ平行になる第
2角度位置の間に規制すると共に、第1角度位置でラッ
チヘッドの回動を規制する制御手段を設けた構成が加え
られている。
1に記載の発明に次の構成を付加したものである。すな
わち、前記ラッチヘッドをラッチ杆と別体にすると共
に、ラッチヘッドを平面形をほぼ平行四辺形とした角柱
状とし、該ラッチヘッドをそのほぼ中央部の縦軸の回り
に回動できるようにラッチ杆に支持させ、ラッチヘッド
の後方側と錠箱との間には、ラッチヘッドの回動位置
を、ラッチヘッドの前方側における一方の斜面が錠箱の
側板とほぼ平行になってストライクに係止される第1角
度位置及び他方の斜面が錠箱の側板とほぼ平行になる第
2角度位置の間に規制すると共に、第1角度位置でラッ
チヘッドの回動を規制する制御手段を設けた構成が加え
られている。
【0007】
【作用】この発明の扉の錠装置は、上記の構成により、
扉の開放状態、閉止状態を問わずハンドルを操作してい
ない常態においてハンドルを扉両面からほとんど突出さ
せない態様とし、その錠箱の厚さも従来のものとほとん
ど変らないものとした。
扉の開放状態、閉止状態を問わずハンドルを操作してい
ない常態においてハンドルを扉両面からほとんど突出さ
せない態様とし、その錠箱の厚さも従来のものとほとん
ど変らないものとした。
【0008】請求項1の錠装置では、ラッチヘッドとラ
ッチ杆とを一体的に結合したもの(図示しない)にも適
用できる。次に、その場合の操作作動について説明す
る。
ッチ杆とを一体的に結合したもの(図示しない)にも適
用できる。次に、その場合の操作作動について説明す
る。
【0009】閉止状態の扉を開放するには、ハンドルを
押し又は引いて回転縦軸を回動させる。その操作によ
り、リトラクタが作動してラッチ杆並びにラッチヘッド
を突出方向への付勢に抗して後方に向け摺動変位させる
と、固定柱、扉枠又は両扉の他方の扉上のストライクに
係合していたラッチヘッドの拘束状態が解かれる。
押し又は引いて回転縦軸を回動させる。その操作によ
り、リトラクタが作動してラッチ杆並びにラッチヘッド
を突出方向への付勢に抗して後方に向け摺動変位させる
と、固定柱、扉枠又は両扉の他方の扉上のストライクに
係合していたラッチヘッドの拘束状態が解かれる。
【0010】ここに、扉は自由に開閉できる状態とな
り、ハンドルは手から放せば復帰手段により原位置に復
帰する。
り、ハンドルは手から放せば復帰手段により原位置に復
帰する。
【0011】扉を閉止させるときは、ハンドルを回動操
作しなくても、ラッチヘッドがストライク部分で自動的
に一旦引込み再度突出してそのストライクの係入口に係
合するので、扉は単に押し又は引くだけで閉じることが
できる。
作しなくても、ラッチヘッドがストライク部分で自動的
に一旦引込み再度突出してそのストライクの係入口に係
合するので、扉は単に押し又は引くだけで閉じることが
できる。
【0012】次に、請求項3の錠装置特有の作動につい
て説明する。扉の閉止状態ではラッチヘッドがストライ
クの係入口に係合しており(図7A参照)、ラッチヘッ
ドはその前方側における一方の斜面が錠箱の側板とほぼ
平行な第1角度位置にある。
て説明する。扉の閉止状態ではラッチヘッドがストライ
クの係入口に係合しており(図7A参照)、ラッチヘッ
ドはその前方側における一方の斜面が錠箱の側板とほぼ
平行な第1角度位置にある。
【0013】また、ラッチヘッドは、突出方向に向けた
付勢力と制御手段の動きにより、その回動が規制されて
おり、ストライクに対する係入状態が保持されている。
付勢力と制御手段の動きにより、その回動が規制されて
おり、ストライクに対する係入状態が保持されている。
【0014】ハンドルを押し又は引いて回転縦軸を回動
させると、リトラクタがラッチ杆を突出方向への付勢に
抗して後方に向け変位させる。この時、ラッチヘッドの
制御手段による拘束が解かれ(図7B参照)ラッチヘッ
ドはラッチ杆の先端において回動可能となる。
させると、リトラクタがラッチ杆を突出方向への付勢に
抗して後方に向け変位させる。この時、ラッチヘッドの
制御手段による拘束が解かれ(図7B参照)ラッチヘッ
ドはラッチ杆の先端において回動可能となる。
【0015】この状態で扉を開くと、ラッチヘッドの一
方の斜面がストライクに押されてラッチヘッドが回動し
(図7C参照)、他方の斜面が錠箱の側板とほぼ平行に
なる第2角度位置にまでラッチヘッドが回動する(図7
D参照)。
方の斜面がストライクに押されてラッチヘッドが回動し
(図7C参照)、他方の斜面が錠箱の側板とほぼ平行に
なる第2角度位置にまでラッチヘッドが回動する(図7
D参照)。
【0016】制御手段の規制によってラッチヘッドはそ
れ以上回動できないので、その一方の斜面とストライク
の間に生じるくさび作用により、ラッチ杆の付勢力に抗
してラッチヘッド並びにラッチ杆は一旦後方に移動し、
ラッチヘッドとストライクの係合が解ける。
れ以上回動できないので、その一方の斜面とストライク
の間に生じるくさび作用により、ラッチ杆の付勢力に抗
してラッチヘッド並びにラッチ杆は一旦後方に移動し、
ラッチヘッドとストライクの係合が解ける。
【0017】そこで、ラッチヘッドは第2角度位置を保
ったままラッチ杆の付勢力により前方に突出する(図7
E参照)。このようにして、ラッチヘッドはストライク
から離脱する。
ったままラッチ杆の付勢力により前方に突出する(図7
E参照)。このようにして、ラッチヘッドはストライク
から離脱する。
【0018】扉を閉める時は、ラッチヘッドはその縦軸
に関してほぼ対称的に形成されているから、上述と同様
の過程を経てストライクと係合する(図8A、図8B、
図7A参照)。
に関してほぼ対称的に形成されているから、上述と同様
の過程を経てストライクと係合する(図8A、図8B、
図7A参照)。
【0019】
【実施例】以上この発明の実施例を図面を参照して説明
する。先ず図1〜図3において、この発明の特徴的な錠
箱1について説明すると、この発明による錠箱1は、全
体の形状がコ字形であり、開口を外側にして扉10の付
番しない切欠に装着される。
する。先ず図1〜図3において、この発明の特徴的な錠
箱1について説明すると、この発明による錠箱1は、全
体の形状がコ字形であり、開口を外側にして扉10の付
番しない切欠に装着される。
【0020】そして、上記錠箱1の内側には、矩形の空
間部11が形成されている。
間部11が形成されている。
【0021】錠箱1の本体部分は製作上の理由で複数
(図では3つ)に分けられて作ることができ、各部片は
ねじ91又は溶接などで固定される。錠箱1における中
空部12、13は、上部と下部に設けられ、そこへ後述
のラッチ機構の各部材が組み込まれる。
(図では3つ)に分けられて作ることができ、各部片は
ねじ91又は溶接などで固定される。錠箱1における中
空部12、13は、上部と下部に設けられ、そこへ後述
のラッチ機構の各部材が組み込まれる。
【0022】符号14は上部中空部12の蓋板、15は
下部中空部13の底板、16は下部中空部13の仕切
板、17は後記のラッチヘッド71が挿通される貫通孔
18を有する2枚の板から成るフロント板をそれぞれ示
し、これらはねじ92、93等で錠箱本体1にそれぞれ
固定されている。
下部中空部13の底板、16は下部中空部13の仕切
板、17は後記のラッチヘッド71が挿通される貫通孔
18を有する2枚の板から成るフロント板をそれぞれ示
し、これらはねじ92、93等で錠箱本体1にそれぞれ
固定されている。
【0023】このような構造の錠箱1の全体は、図1に
明示するように、片扉10又は両開き扉の自由側端部に
おける切欠付の取付け穴20にねじ又は溶接等によって
固定される。
明示するように、片扉10又は両開き扉の自由側端部に
おける切欠付の取付け穴20にねじ又は溶接等によって
固定される。
【0024】上記した錠箱1の空間部11内には、錠箱
1を取り付ける扉10より薄く、全体の形状がロ字形の
ハンドル2を設ける。
1を取り付ける扉10より薄く、全体の形状がロ字形の
ハンドル2を設ける。
【0025】錠箱1の厚さは扉10の厚さよりも薄いの
が普通であるが、錠箱1の側板に装飾を施しその側板の
一部を扉10の外面より突出させることもあり、その場
合、錠箱1の空間部11内に装着されるハンドル2が扉
10の外面よりわずかであるが突出することがある。こ
の発明ではそのようなわずかな突出は許容される。
が普通であるが、錠箱1の側板に装飾を施しその側板の
一部を扉10の外面より突出させることもあり、その場
合、錠箱1の空間部11内に装着されるハンドル2が扉
10の外面よりわずかであるが突出することがある。こ
の発明ではそのようなわずかな突出は許容される。
【0026】図示例のハンドル2は、前方に縦に配され
た単一の棒状取手21と後方のカバーを兼ねる支柱22
とを上下一対の横部材23、23で結合して全体の形状
がロ字形に形成され、回転軸となる支柱22が一対の横
部材23、23において後記の回転縦軸30に角穴をも
って回転できないように連結してある。
た単一の棒状取手21と後方のカバーを兼ねる支柱22
とを上下一対の横部材23、23で結合して全体の形状
がロ字形に形成され、回転軸となる支柱22が一対の横
部材23、23において後記の回転縦軸30に角穴をも
って回転できないように連結してある。
【0027】図2において、符号90はハンドル2の後
端部と錠箱本体1との間の回動摺接部に設けた例えば合
成樹脂材料から成る耐摩ブッシュで、ハンドル2の荷重
の大部分はこのブッシュ90を介して錠箱本体1で受け
られる。94は棒状取手21と横部材23とを接続する
ねじを示す。
端部と錠箱本体1との間の回動摺接部に設けた例えば合
成樹脂材料から成る耐摩ブッシュで、ハンドル2の荷重
の大部分はこのブッシュ90を介して錠箱本体1で受け
られる。94は棒状取手21と横部材23とを接続する
ねじを示す。
【0028】図示のハンドル2は、それ自体に扉10の
両側面に亘る連通部24を有するので、要するに矩形の
穴が開いているので、取手21を扉10の内側及び外側
の両側から使用でき、部品数の減少や外観の簡素化が図
れて好ましいものである。
両側面に亘る連通部24を有するので、要するに矩形の
穴が開いているので、取手21を扉10の内側及び外側
の両側から使用でき、部品数の減少や外観の簡素化が図
れて好ましいものである。
【0029】ハンドル2の支柱22が回動不能に取り付
けられる回転縦軸30は、図2、図4及び図5に明示す
るように、大部分が角軸をなし、両端部が錠箱1の蓋板
14及び底板15に対しそれぞれ回転可能に支受させて
ある。
けられる回転縦軸30は、図2、図4及び図5に明示す
るように、大部分が角軸をなし、両端部が錠箱1の蓋板
14及び底板15に対しそれぞれ回転可能に支受させて
ある。
【0030】また、ハンドル2並びにそれと共に回動す
る回転縦軸30の回動範囲は、図2、図6に示すよう
に、ハンドル2の後方端に一体に設けた少くも1つ(図
では2つ)の突部25と錠箱1の対応個所に設けた回動
規制用の凹部19によって所要角度に規制される。図6
で鎖線で表わされたハンドル2は、操作時の最大回動角
度位置を示している。
る回転縦軸30の回動範囲は、図2、図6に示すよう
に、ハンドル2の後方端に一体に設けた少くも1つ(図
では2つ)の突部25と錠箱1の対応個所に設けた回動
規制用の凹部19によって所要角度に規制される。図6
で鎖線で表わされたハンドル2は、操作時の最大回動角
度位置を示している。
【0031】図2、図5を参照して、回転縦軸30に連
係されハンドル2を常態位置に復帰させる復帰手段4に
ついて説明する。復帰手段4は、少くも1つあれば良い
が、図示例では作動の安定性を図るため、錠箱2の上部
中空部12と下部中空部13の仕切板16で区分された
上方部分とに対称的に設けてある。
係されハンドル2を常態位置に復帰させる復帰手段4に
ついて説明する。復帰手段4は、少くも1つあれば良い
が、図示例では作動の安定性を図るため、錠箱2の上部
中空部12と下部中空部13の仕切板16で区分された
上方部分とに対称的に設けてある。
【0032】各復帰手段4は、回転縦軸30に角穴をも
って固定的に取り付けられた平面形がハート状の作用片
41と、作用片41の先端部に突設した作用ピン42
と、錠箱1に突設した取付部43に巻装したねじりばね
44と、錠箱1に突設されねじりばね44の両端部分を
常態で定位させるストッパピン45とから成り、前記作
用ピン42はねじりばね44の両端部分の間に嵌め込ん
である。
って固定的に取り付けられた平面形がハート状の作用片
41と、作用片41の先端部に突設した作用ピン42
と、錠箱1に突設した取付部43に巻装したねじりばね
44と、錠箱1に突設されねじりばね44の両端部分を
常態で定位させるストッパピン45とから成り、前記作
用ピン42はねじりばね44の両端部分の間に嵌め込ん
である。
【0033】従って、ハンドル2の回動操作に伴って回
転縦軸30及び作用片41を介して回動する作用ピン4
2は、ねじりばね44の弾性力に抗して所定角度変位し
た際、ハンドル2から手を放せば、ねじりばね44の付
勢力により原位置に復帰するので、ハンドル2もまた常
態位置に復帰させることができる。
転縦軸30及び作用片41を介して回動する作用ピン4
2は、ねじりばね44の弾性力に抗して所定角度変位し
た際、ハンドル2から手を放せば、ねじりばね44の付
勢力により原位置に復帰するので、ハンドル2もまた常
態位置に復帰させることができる。
【0034】また、各復帰手段4の作用片41には、公
知のクリック手段5が付設してある。クリック手段5
は、常態で作用片41の止め溝53に当接する球体51
と圧縮ばね52とから成り、作用片41が確実に原位置
に定位するように規制し、その規制によりハンドル2の
常態での静止位置を確実に保持させるものである。
知のクリック手段5が付設してある。クリック手段5
は、常態で作用片41の止め溝53に当接する球体51
と圧縮ばね52とから成り、作用片41が確実に原位置
に定位するように規制し、その規制によりハンドル2の
常態での静止位置を確実に保持させるものである。
【0035】図2、図4に示すように、錠箱1の下部中
空部13における仕切板16で区分された下方部分に
は、箱形のホルダ6がそのフランジ61をフロント板1
7と錠箱1の一部分とで挟持させるようにして固定して
あり、そのホルダ6の長さ方向の中央部分には中間片6
2が固設してある。
空部13における仕切板16で区分された下方部分に
は、箱形のホルダ6がそのフランジ61をフロント板1
7と錠箱1の一部分とで挟持させるようにして固定して
あり、そのホルダ6の長さ方向の中央部分には中間片6
2が固設してある。
【0036】前記のホルダ6には該ホルダ自体及び中間
片62を貫通させるようにしてラッチヘッド71を有す
るラッチ杆7が摺動自在に保持されている。
片62を貫通させるようにしてラッチヘッド71を有す
るラッチ杆7が摺動自在に保持されている。
【0037】ラッチ杆7の上面側には、水平面に対する
投影形状がラッチ杆7のそれとほぼ同形の案内杆72が
ある間隔を隔てて添設してあり、その案内杆72はホル
ダ6の後方板63に摺動可能に貫通させてあり、先端が
コ字状をなす枠部73及び後端部74においてラッチ杆
7に結合してある。
投影形状がラッチ杆7のそれとほぼ同形の案内杆72が
ある間隔を隔てて添設してあり、その案内杆72はホル
ダ6の後方板63に摺動可能に貫通させてあり、先端が
コ字状をなす枠部73及び後端部74においてラッチ杆
7に結合してある。
【0038】案内杆72はその本体の一部及び先端の枠
部73がホルダ6の内面に摺接してラッチ杆7をスムー
ズに案内する。
部73がホルダ6の内面に摺接してラッチ杆7をスムー
ズに案内する。
【0039】そして、ラッチ杆7に巻装させた圧縮ばね
75をラッチ杆7側の案内杆72における枠部73とホ
ルダ6側の中間片62との間に配してラッチヘッド71
を常に錠箱1のフロント板17から突出させる方向に付
勢させる。
75をラッチ杆7側の案内杆72における枠部73とホ
ルダ6側の中間片62との間に配してラッチヘッド71
を常に錠箱1のフロント板17から突出させる方向に付
勢させる。
【0040】前方へ向け付勢されたラッチ杆7はその巾
広部79が中間片62の背部に当接して前方への摺動が
制限される。
広部79が中間片62の背部に当接して前方への摺動が
制限される。
【0041】ラッチヘッド71が突出する方向に付勢さ
れたラッチ杆7を後方に引き込み、固定柱、扉枠又は他
方の扉上のストライクに係合しているラッチヘッド71
の拘束を解くためには、リトラクタ8を要する。
れたラッチ杆7を後方に引き込み、固定柱、扉枠又は他
方の扉上のストライクに係合しているラッチヘッド71
の拘束を解くためには、リトラクタ8を要する。
【0042】図示例のリトラクタ8は、錠箱1の下部中
空部13の下方部分に備えられており、回転縦軸30に
固定された平面半円状のカム片81と、水平面に対する
投影形状がY字状に形成されたラッチ杆7の2つの屈曲
後端片82、82とで構成され、この構成は回転縦軸3
0をいずれの方向に回動させてもラッチヘッド71を後
退させることを可能とさせる。
空部13の下方部分に備えられており、回転縦軸30に
固定された平面半円状のカム片81と、水平面に対する
投影形状がY字状に形成されたラッチ杆7の2つの屈曲
後端片82、82とで構成され、この構成は回転縦軸3
0をいずれの方向に回動させてもラッチヘッド71を後
退させることを可能とさせる。
【0043】換言すれば、ハンドル2を押しても引いて
もラッチヘッド71を引き込ませることができることに
なる。
もラッチヘッド71を引き込ませることができることに
なる。
【0044】上記のラッチヘッド71はラッチ杆7に一
体に又は別体として固定的に設けたものでもよいし、図
示例のようにラッチヘッド71を別体としラッチ杆7に
対し可動にしたものでもよい。
体に又は別体として固定的に設けたものでもよいし、図
示例のようにラッチヘッド71を別体としラッチ杆7に
対し可動にしたものでもよい。
【0045】図示しない固定形のラッチヘッドは先端部
に固定柱、扉枠又は両開き扉における他方の扉に設けた
ストライクとの間でくさび作用を呈する1つの斜面を備
えたものが普通である。
に固定柱、扉枠又は両開き扉における他方の扉に設けた
ストライクとの間でくさび作用を呈する1つの斜面を備
えたものが普通である。
【0046】図示例の可動形のラッチヘッド71及びそ
の周辺の構造について以下に詳述する。図2、図4、図
7及び図8に示すように、ラッチヘッド71は、平面形
をほぼ平行四辺形とした角柱状に形成され、該ラッチヘ
ッド71のほぼ中央部で先端を縦軸76を介して枢着し
たラッチ杆7で支持させる。
の周辺の構造について以下に詳述する。図2、図4、図
7及び図8に示すように、ラッチヘッド71は、平面形
をほぼ平行四辺形とした角柱状に形成され、該ラッチヘ
ッド71のほぼ中央部で先端を縦軸76を介して枢着し
たラッチ杆7で支持させる。
【0047】そして、ラッチヘッド71の後方側と錠箱
1との間には制御手段3を設ける。この制御手段3は、
ラッチヘッド71の回動位置を、ラッチヘッド71の前
方側における一方の斜面77が錠箱1の側板とほぼ平行
になって固定柱、扉枠等に固定のストライク40に係止
される第1角度位置P及び他方の斜面78が錠箱1の側
板とほぼ平行になる第2角度位置Qの間に規制すると共
に、第1角度位置Pでラッチヘッド71の回動を規制す
るもので、例えば、フロント板17の裏板に突設した上
下一対の制御用突片31の端縁及び錠箱1に固定したホ
ルダ6の内面33を制御面とし、ラッチヘッド71に突
設した上下一対の円柱状突起70を含むラッチヘッド7
1を従動体として構成される。
1との間には制御手段3を設ける。この制御手段3は、
ラッチヘッド71の回動位置を、ラッチヘッド71の前
方側における一方の斜面77が錠箱1の側板とほぼ平行
になって固定柱、扉枠等に固定のストライク40に係止
される第1角度位置P及び他方の斜面78が錠箱1の側
板とほぼ平行になる第2角度位置Qの間に規制すると共
に、第1角度位置Pでラッチヘッド71の回動を規制す
るもので、例えば、フロント板17の裏板に突設した上
下一対の制御用突片31の端縁及び錠箱1に固定したホ
ルダ6の内面33を制御面とし、ラッチヘッド71に突
設した上下一対の円柱状突起70を含むラッチヘッド7
1を従動体として構成される。
【0048】前記の制御用突片31は、扉10の閉止時
にラッチヘッド71の突起70を安定的に係止してラッ
チヘッド71を第1角度位置Pに保持させる円弧状の第
1切欠き36と、扉10の開放時にラッチヘッド71の
突起70を安定的に係止してラッチヘッド71を第2角
度位置Qに保持させるやや浅い第2切欠き37とを備え
る。
にラッチヘッド71の突起70を安定的に係止してラッ
チヘッド71を第1角度位置Pに保持させる円弧状の第
1切欠き36と、扉10の開放時にラッチヘッド71の
突起70を安定的に係止してラッチヘッド71を第2角
度位置Qに保持させるやや浅い第2切欠き37とを備え
る。
【0049】なお、この発明の錠装置は空錠であるが、
施錠機構をラッチ杆部分に付設したり、デッドボルトと
共に別に設けたりすることは自由である。
施錠機構をラッチ杆部分に付設したり、デッドボルトと
共に別に設けたりすることは自由である。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の扉の錠装置に
よれば、常態において、すなわち、扉の開放状態、閉止
状態を問わずハンドルを操作していない時、扉の両側面
からハンドルが突出していないので、通行の邪魔になっ
たり、人や車が当ったりすることがなく、限られた空間
を有効に利用することを可能とする。
よれば、常態において、すなわち、扉の開放状態、閉止
状態を問わずハンドルを操作していない時、扉の両側面
からハンドルが突出していないので、通行の邪魔になっ
たり、人や車が当ったりすることがなく、限られた空間
を有効に利用することを可能とする。
【0051】また、ハンドルは錠箱の内側に形成された
空間部内に組み込まれているので、扉に対する取付け作
業において錠箱とハンドルを各別に取り付けることを要
せず、錠箱全体を組み付ければよく、現場作業の著しい
効率化を図るところとする。
空間部内に組み込まれているので、扉に対する取付け作
業において錠箱とハンドルを各別に取り付けることを要
せず、錠箱全体を組み付ければよく、現場作業の著しい
効率化を図るところとする。
【0052】更に、錠箱の上下を逆にして取り付けれ
ば、扉の内開きと外開き又は右開きと左開きのいずれに
も対応できるなど多々の効果を奏する。
ば、扉の内開きと外開き又は右開きと左開きのいずれに
も対応できるなど多々の効果を奏する。
【0053】加えて、可動形のラッチヘッドを適用した
錠装置によれば、扉の開放時ハンドルのわずかな回動操
作量によりラッチヘッドを第1角度位置から離脱させる
だけで、後はラッチヘッドが自動的に回動してストライ
クから脱するので、ラッチヘッドはその大きさの割に大
きな突出量が得られ扉と固定柱等との間隔が大きい時で
も対応できること、ハンドル操作を楽にすること、など
の効果を奏する。
錠装置によれば、扉の開放時ハンドルのわずかな回動操
作量によりラッチヘッドを第1角度位置から離脱させる
だけで、後はラッチヘッドが自動的に回動してストライ
クから脱するので、ラッチヘッドはその大きさの割に大
きな突出量が得られ扉と固定柱等との間隔が大きい時で
も対応できること、ハンドル操作を楽にすること、など
の効果を奏する。
【図1】この発明の実施例による錠装置の扉に対する取
付け態様を示す斜視図。
付け態様を示す斜視図。
【図2】図1の錠装置の拡大縦断側面図。
【図3】その拡大正面図。
【図4】図2のIV−IV線によるその拡大横断平面
図。
図。
【図5】蓋板を外して示すその拡大平面図。
【図6】扉に取り付けられたこの発明の錠装置における
ハンドルの操作態様を示す平面的説明図。
ハンドルの操作態様を示す平面的説明図。
【図7】図7(A)〜(E)はこの発明の錠装置におけ
る扉開放時のラッチヘッドの動作を順次説明する平面的
線図。
る扉開放時のラッチヘッドの動作を順次説明する平面的
線図。
【図8】図8(A)〜(B)はこの発明の錠装置におけ
る扉閉止時のラッチヘッドの動作を順次説明する平面的
線図。
る扉閉止時のラッチヘッドの動作を順次説明する平面的
線図。
1 錠箱 10 扉 11 空間部 2 ハンドル 21 取手 3 制御手段 30 回転縦軸 4 復帰手段 6 ホルダ 7 ラッチ杆 71 ラッチヘッド 76 縦軸 77 一方の斜面 78 他方の斜面 8 リトラクタ P 第1角度位置 Q 第2角度位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 9/08 E05C 1/14 E05B 1/00
Claims (2)
- 【請求項1】 全体の形状がコ字形で、扉の自由側端部
に形成された切欠に開口を外側にして装着されると共
に、コ字形の下方の横棒部を箱状にして内側に前後方向
に長い下部中空部を形成した錠箱と、全体の形状が錠箱
の内側に形成された空間部とほぼ同じ大きさのロ字形
で、前方の縦長の棒状取手と後方のカバーを兼ねる支柱
とを上下一対の横部材で一体的に結合してなり、上記支
柱の中心軸線の回りを回動可能に支承された態様で上記
錠箱の内側に形成された空間部に嵌装された扉よりも薄
いハンドルと、ハンドルの回転軸となる支柱と同軸に装
着され、錠箱に回転可能に支持された回転縦軸と、回転
縦軸に連係されると共に錠箱内に設けられハンドルを常
態位置に復帰させる復帰手段と、錠箱の下部中空部内に
固設され、前後方向に延在するホルダと、このホルダに
摺動自在に支持されラッチヘッドを錠箱から突出させる
方向に付勢させたラッチ杆と、回転縦軸に連係されると
共に錠箱内に設けられラッチ杆を引き込ませるリトラク
タとを備えたことを特徴とする扉の錠装置。 - 【請求項2】 全体の形状がコ字形で、扉の自由側端部
に形成された切欠に開口を外側にして装着されると共
に、コ字形の下方の横棒部を箱状にして内側に前後方向
に長い下部中空部を形成した錠箱と、全体の形状が錠箱
の内側に形成された空間部とほぼ同じ大きさのロ字形
で、前方の縦長の棒状取手と後方のカバーを兼ねる支柱
とを上下一対の横部材で一体的に結合してなり、上記支
柱の中心軸線の回りを回動可能に支承された態様で上記
錠箱の内側に形成された空間部に嵌装された扉よりも薄
いハンドルと、ハンドルの回転軸となる支柱と同軸に装
着され、錠箱に回転可能に支持された回転縦軸と、回転
縦軸に連係されると共に錠箱内に設けられハンドルを常
態位置に復帰させる復帰手段と、錠箱の下部中空部内に
固設され、前後方向に延在するホルダと、このホルダに
摺動自在に支持されラッチヘッドを錠箱から突出させる
方向に付勢させたラッチ杆と、回転縦軸に連係されると
共に錠箱内に設けられラッチ杆を引き込ませるリトラク
タとを備え、前記ラッチヘッドをラッチ杆と別体にする
と共に、ラッチヘッドを平面形をほぼ平行四辺形とした
角柱状とし、該ラッチヘッドをそのほぼ中央部の縦軸の
回りに回動できるようにラッチ杆に支持させ、ラッチヘ
ッドの後方側と錠箱との間にはラッチヘッドの回動位置
を、ラッチヘッドの前方側における一方の斜面が錠箱の
側板とほぼ平行になってストライクに係止される第1角
度位置及び他方の斜面が錠箱の側板とほぼ平行になる第
2角度位置の間に規制すると共に、第1角度位置でラッ
チヘッドの回動を規制する制御手段を設けたことを特徴
とする扉の錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35363392A JP3245636B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 扉の錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35363392A JP3245636B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 扉の錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180079A JPH06180079A (ja) | 1994-06-28 |
JP3245636B2 true JP3245636B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18432170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35363392A Expired - Fee Related JP3245636B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 扉の錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245636B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7414512B2 (ja) * | 2019-12-20 | 2024-01-16 | 株式会社Lixil | 建具 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP35363392A patent/JP3245636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06180079A (ja) | 1994-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3245636B2 (ja) | 扉の錠装置 | |
US4294089A (en) | Latchbolt rim lock | |
JP3491784B2 (ja) | 仮錠型の鎌錠 | |
US4580423A (en) | Garage door lock mechanism | |
JP3993913B2 (ja) | プッシュ・プル錠 | |
US6196035B1 (en) | Door lock assembly having an automatically actuated latch mechanism | |
US3101604A (en) | Panic-proof door lock | |
JP4195127B2 (ja) | 扉用錠前 | |
JP4221136B2 (ja) | 引戸用鎌錠のストライク | |
JP2580077Y2 (ja) | 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置 | |
JPH07100986B2 (ja) | 錠前のラッチ案内装置とラッチ出没装置及びラッチ係止解除装置 | |
JP2880994B1 (ja) | 固定枠体取付け型扉用ロックハンドル装置 | |
JP3080145B2 (ja) | 引き戸錠 | |
JPH09317286A (ja) | 戸先錠 | |
JPH0547231Y2 (ja) | ||
JP4514076B2 (ja) | 鎌錠 | |
JPH0241255Y2 (ja) | ||
JP2604122Y2 (ja) | ガードアーム錠 | |
JPH0726527Y2 (ja) | ドア錠 | |
JP2002322850A (ja) | 引戸錠のラッチング機構 | |
JPH086523B2 (ja) | ラッチ錠 | |
JP2604120Y2 (ja) | ガードアーム装置における扉の開放状態保持装置 | |
JP3205761B2 (ja) | ガードアーム錠 | |
JP2004204662A (ja) | 扉錠のラッチ引き戻し装置 | |
JPH0412352B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |