JP7414512B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、ラッチを備える建具に関する。
従来、ラッチを備える建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。ラッチは、ドアを閉めた際に自動で掛けた状態となり、ドアを開く際にハンドルの操作により解除される。
特開2016-183532号公報
特許文献1に記載の建具においては、ラッチ機構を収容するラッチ収容部が横長に形成されている。近年、矩形状の框と、框の内側に配置されるガラスパネルと、を備えるドアにおいて、縦框の幅が細いものも存在する。そのため、ラッチ収容部が横長の場合に、横長のラッチ収容部を縦框に取り付けると、ラッチ収容部が縦框からはみ出てしまって、スッキリとしたデザインとならずに、縦框に対して目立ってしまう。よって、スッキリしたデザインを実現できる建具が求められている。
本発明は、スッキリしたデザインを実現できるラッチを備える建具を提供することを目的とする。
本発明は、ラッチを備える建具であって、前記ラッチは、ラッチ機構と、前記ラッチ機構を収容可能な縦長のラッチ収容部と、を有する建具に関する。
本発明の第1実施形態に係る建具を室外側から見た場合の正面図である。 第1実施形態のラッチを示す斜視図である。 第1実施形態のラッチの内部構造を示す斜視図である。 第1実施形態のラッチの側面図である。 図4のA-A線断面図である。 第1実施形態のラッチの見付方向の幅を説明するための図であって、ラッチが収容位置に位置する場合を示す図である。 第1実施形態のラッチの見付方向の幅を説明するための図であって、ラッチが突出位置に位置する場合を示す図である。 第2実施形態のラッチを示す斜視図である。 第2実施形態のラッチの内部構造を示す斜視図である。 第2実施形態のラッチの見付方向の幅を説明するための図であって、ラッチが収容位置に位置する場合を示す図である。 第2実施形態のラッチの見付方向の幅を説明するための図であって、ラッチが突出位置に位置する場合を示す図である。 第3実施形態のラッチを示す斜視図である。 第3実施形態のラッチの内部構造を示す斜視図である。 図11のB-B線断面図である。 第3実施形態のラッチの見付方向の幅を説明するための図であって、ラッチが収容位置に位置する場合を示す図である。 第3実施形態のラッチの見付方向の幅を説明するための図であって、ラッチが突出位置に位置する場合を示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に配置された開口枠2に納められたドア3における面方向を意味し、「見込方向」とは、ドア3の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
第1実施形態のラッチ4を含む建具1は、矩形状の開口枠2と、ドア3(戸体)と、ラッチ4と、第1レバーハンドル46と、を備える。
開口枠2は、上枠21、下枠22及び一対の縦枠23、24を有し、これらが矩形状に組み付けられることによって形成されている。
ドア3は、枠組みされた框体30と、框体30の内側に配置されたガラスパネル35(パネル体)と、を有する。框体30は、上框31、下框32及び一対の縦框33、34によって矩形状に枠組みされている。吊元側の縦框34の上端面及び下端面には、それぞれ回動軸341が突設されている。ドア3は、開口枠2に対して、回動軸341を中心に開閉移動可能に取り付けられている。戸先側の縦框33には、上下方向の略中央に、ラッチ4が設けれている。ラッチ4には、第1レバーハンドル46(第1ハンドル部)が取り付けられている。
第1実施形態のラッチ4の構成の詳細について、図1~図5を用いて説明する。
図1に示すように、ラッチ4は、戸先側の縦框33の上下方向の略中央に配置される。
ラッチ4は、図2~図5に示すように、ラッチ機構41と、ラッチ機構41を収容可能な縦長のラッチ収容部42と、を有する。ラッチ機構41は、ラッチ突出部43と、上下に離間して配置される一対の第1回動軸部材44と、上下に離間して配置される一対の第1変換機構45と、を有する。
ラッチ収容部42は、図2に示すように、上下方向に延びる方形筒状の縦長に形成される。ラッチ収容部42には、図3に示すように、ラッチ機構41のうち、一対の第1回動軸部材44及び第1変換機構45が収容され、ラッチ突出部43が収容可能に構成される。ラッチ突出部43は、ラッチ収容部42に収容された収容位置と、ラッチ収容部42から突出した突出位置と、に移動可能である。
本実施形態においては、図2に示すように、ラッチ収容部42の見付方向の幅は、幅L11で構成される。幅L11は、25mm以下であることが好ましく、20mm以下であることがより好ましい。また、ラッチ収容部42の見込方向の幅は、幅L12で構成される。幅L12は、25mm以下であることが好ましく、20mm以下であることがより好ましい。これにより、ラッチ機構41を縦長のラッチ収容部42に収容することができ、ラッチ4をスッキリしたデザインとすることができる。なお、ラッチ収容部42の見付方向の幅L11の具体例については後述する。
本実施形態においては、ラッチ収容部42は、図1に示すように、上下方向に延びる戸先側の縦框33の一部により構成される。つまり、ラッチ収容部42は、戸先側の縦框33と一体で構成される。なお、ラッチ収容部42は、戸先側の縦框33と一体で構成されることに限定されず、戸先側の縦框33と別体で構成され、戸先側の縦框33の上下方向の途中に配置されていてもよいし、戸先側の縦框33の内部に収容されていてもよい。
ラッチ収容部42の一方側の側面421(ドア3の戸先側の縦框33の見込面331)からは、図2及び図3に示すように、開口部422を介して、ラッチ突出部43が突出可能である。ラッチ突出部43は、図4に示すように、板状の基板部431と、基板部431の一方側の側面から側方に突出する傾斜突出部432と、基板部431から上方及び下方に突出する一対の突出板433と、を有する。
一対の第1回動軸部材44は、図3に示すように、ラッチ突出部43を挟んで上下に離間して配置され、それぞれ、上下方向に延びる。第1回動軸部材44は、ラッチ収容部42が延びる上下方向に延びる第1回動軸J1を中心に回動可能である。
第1回動軸部材44には、図3に示すように、室外側及び室内側のそれぞれにおいて、第1レバーハンドル46が取り付けられている。一対の第1レバーハンドル46は、第1回動軸部材44に接続され、第1回動軸J1を中心に第1回動軸部材44を回動させることが可能である。一対の第1レバーハンドル46は、それぞれ、略C字形状に形成され、上端部及び下端部がそれぞれ、第1回動軸部材44の外周面に接続されている。
室外側の第1レバーハンドル46aは、引く方向に回動することで、ラッチ突出部43を収容位置に移動させるように、第1回動軸部材44を回動させることができる。また、室内側の第1レバーハンドル46bは、押す方向に回動することで、ラッチ突出部43を収容位置に移動させるように、第1回動軸部材44を回動させることができる。
上下に離間して配置される一対の第1変換機構45は、それぞれ、第1回動軸部材44の回動方向をラッチ突出部43の移動方向に変換可能である。一対の第1変換機構45は、図4及び図5に示すように、それぞれ、円板部材451と、偏心回動部材452と、偏心軸部材453と、入力軸部材454と、出力軸部材455と、第1ばね部材456(図5参照)と、を有する。
上下の一対の円板部材451は、図4及び図5に示すように、それぞれ、平面視で円形の円板状に形成され、第1回動軸部材44の下端部又は上端部に接続される。なお、円板部材451の形状は、平面視で円形に形成されることには限定されず、例えば、平面視で半円形や扇形に形成されていてもよい。円板部材451は、第1回動軸部材44が第1回動軸J1を中心に回動することで、第1回動軸J1を中心に回動する。円板部材451の径方向の一方の外側部分は、入力軸部材454を介して、径方向に延びる偏心回動部材452の一端部に接続されている。
上下の一対の偏心回動部材452は、それぞれ、円板部材451の下方及び上方に配置される。偏心回動部材452は、円板部材451の径方向に延びて形成され、径方向の一端部が、上下方向に延びる入力軸部材454を介して、円板部材451の径方向の外側部分に接続される。
偏心回動部材452は、第1回動軸J1に対して偏心する偏心軸JHを中心に回動可能である。上下の一対の偏心回動部材452の下面又は上面には、それぞれ、第1回動軸J1に対して径方向に偏心する位置に、偏心軸部材453が接続されている。偏心軸部材453は、偏心回動部材452に貫通して配置され、偏心軸JHに沿って上下方方向に延びて形成される。偏心軸部材453は、円板部材451とは接続されておらず、偏心回動部材452を回転させる場合の軸を構成する。これにより、偏心回動部材452は、第1回動軸J1に対して偏心する偏心軸JHを中心に回動可能である。
偏心回動部材452は、第1回動軸部材44が第1回動軸J1を中心に回動した場合に、偏心軸JHから径方向に第1距離K1離れた第1位置P1において、入力軸部材454から偏心軸JHを中心に回動させる操作力が与えられることで、偏心軸JHを中心に回動する。そして、偏心軸JHから径方向に第1距離K1よりも長い第2距離K2(K2>K1)離れた第2位置P2において、入力軸部材454からの操作力を、出力軸部材455がラッチ突出部43の突出板433に伝達することで、突出板433が偏心軸JHを中心に回動して、ラッチ突出部43を突出位置から収容位置に移動させることが可能である。第1距離K1と第2距離K2との比率は、例えば、1対2~1対3程度である(K1:K2=1:2~1:3)。
第1ばね部材456は、図5に示すように、ラッチ突出部43を突出位置に向かう側に付勢する。これにより、第1レバーハンドル46が操作されない場合に、ラッチ突出部43を突出位置に位置させることができる。
以上のように構成される建具1においてラッチ4を掛けた状態から解除する場合には、室外側の第1レバーハンドル46aを引く方向に回動するか、又は、室内側の第1レバーハンドル46bを押す方向に回動することで、第1ばね部材456の付勢力に抗して、第1回動軸J1を中心に第1回動軸部材44を回動させる。第1回動軸部材44が第1回動軸J1を中心に回動した場合に、偏心回動部材452は、偏心軸JHから径方向に第1距離K1離れた第1位置P1において、入力軸部材454から偏心軸JHを中心に回動させる操作力が与えられることで、偏心軸JHを中心に回動して、偏心軸JHから径方向に第1距離K1よりも長い第2距離K2(K2>K1)離れた第2位置P2において、出力軸部材455がラッチ突出部43の突出板433に操作力を伝達する。これにより、第1ばね部材456の付勢力に抗して突出板433が偏心軸JHを中心に回動されて、ラッチ突出部43を突出位置から収容位置に移動させることができる。
ここで、ラッチ収容部42の見付方向の幅L11の具体例について説明する。なお、ラッチ収容部42の見付方向の幅L11はこの具体例に限定されない。図6A及び図6Bに示すように、例えば、ラッチ収容部42の見付方向の幅L11は、ラッチ突出部43の突出部分43aの出幅L111と、ラッチ収容部42の見付方向のラッチ突出部43が突出する開口側の一方側板42aの厚さL112と、ラッチ突出部43の付け根部分43bの見付方向の幅L113と、ラッチ突出部43の付け根部分43bとラッチ収容部42の見付方向の閉鎖側の他方側板42bとの隙間L114と、ラッチ収容部42の見付方向の閉鎖側の他方側板42bの厚さL115との総和である(L11=L111+L112+L113+L114+L115)。
本実施形態においては、図6A及び図6Bに示すように、例えば、ラッチ突出部43の突出部分43aの出幅L111は11mmであり、ラッチ収容部42の一方側板42aの見付方向の厚さL112は1mmであり、ラッチ突出部43の付け根部分43bの見付方向の幅L113は11mmであり、ラッチ突出部43の付け根部分43bとラッチ収容部42の見付方向の閉鎖側の他方側板42bとの隙間L114は1mmであり、ラッチ収容部42の他方側板42bの見付方向の厚さL115は1mmである。そのため、図6Aに示すように、ラッチ収容部42の見付方向の幅L11は、ラッチ突出部43の突出部分43aの出幅L111(11mm)+ラッチ収容部42の一方側板42aの見付方向の厚さL112(1mm)+ラッチ突出部43の付け根部分43bの見付方向の幅L113(11mm)+ラッチ突出部43の付け根部分43bとラッチ収容部42の見付方向の閉鎖側の他方側板42bとの隙間L114(1mm)+ラッチ収容部42の他方側板42bの見付方向の厚さL115(1mm)=25mmである。このように、ラッチ収容部42の見付方向の幅L11を例えば25mm以下とすることで、ラッチ4をスッキリしたデザインとすることができる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態の建具1は、ラッチ4を備え、ラッチ4は、ラッチ機構41と、ラッチ機構41を収容可能な縦長のラッチ収容部42と、を有する。そのため、ラッチ機構41を縦長のラッチ収容部42に収容することができ、ラッチ4をスッキリしたデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ収容部42の見付方向の幅は、25mm以下である。そのため、ラッチ4を幅方向が狭いスッキリしたデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ収容部42は、框体30の縦框33と一体に構成され、又は、縦框33の内部に収容されて構成される。これにより、ラッチ4と縦框33との統一感を発揮でき、オシャレなデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ機構41は、ラッチ収容部42に収容された収容位置とラッチ収容部42から突出した突出位置とに移動可能なラッチ突出部43と、ラッチ収容部42が延びる方向に延びる第1回動軸J1を中心に回動可能な第1回動軸部材44と、第1回動軸部材44の回動方向をラッチ突出部43の移動方向に変換可能な第1変換機構45と、を有し、第1回動軸部材44に接続され第1回動軸J1を中心に第1回動軸部材44を回動させることが可能な第1レバーハンドル46を備える。これにより、第1レバーハンドル46により第1回動軸部材44を回動させるだけで、ラッチ突出部43を突出位置から収容位置に容易に移動させることができる。
また、本実施形態においては、第1変換機構45は、第1回動軸J1に対して偏心する偏心軸JHを中心に回動可能な偏心回動部材452を有し、偏心回動部材452は、第1回動軸部材44が第1回動軸J1を中心に回動した場合に、偏心軸JHから径方向に第1距離K1離れた第1位置P1において偏心軸JHを中心に回動して偏心軸JHから径方向に第1距離K1よりも長い第2距離K2離れた第2位置P2においてラッチ突出部43を突出位置から収容位置に移動させることが可能である。これにより、偏心軸JHを中心に回動させることで第1レバーハンドル46の操作量を少なくして、少ない回動量で、ラッチ突出部43を突出位置から収容位置に容易に移動させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態のラッチ5は、第1実施形態のラッチ4と異なる。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を用いる。また、特に説明しない点に構成については、第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同様である。
図7に示すように、第2実施形態のラッチ5は、図1に示す戸先側の縦框33の内部において、戸先側の縦框33の上下方向の略中央に配置される。
ラッチ5は、図7及び図8に示すように、ラッチ機構51と、ラッチ機構51を収容可能な縦長のラッチ収容部52と、を有する。ラッチ機構51は、ラッチ突出部53と、第2回動軸部材54と、第2変換機構55と、を有する。
ラッチ収容部52は、図7に示すように、上下方向に延びる方形箱状の縦長に形成される。ラッチ収容部52には、図8に示すように、ラッチ機構51のうち、一対の第2回動軸部材54及び第2変換機構55が収容され、ラッチ突出部53が収容可能に構成される。ラッチ突出部53は、ラッチ収容部52に収容された収容位置と、ラッチ収容部52から突出した突出位置と、に移動可能である。
本実施形態においては、図7に示すように、ラッチ収容部52の見付方向の幅は、幅L21で構成される。幅L21は、25mm以下であることが好ましく、20mm以下であることがより好ましい。また、ラッチ収容部52の見込方向の幅は、幅L22で構成される。幅L22は、25mm以下であることが好ましく、20mm以下であることがより好ましい。これにより、ラッチ機構51を縦長のラッチ収容部52に収容することができ、ラッチ5をスッキリしたデザインとすることができる。なお、ラッチ収容部52の見付方向の幅L21の具体例については後述する。
ラッチ収容部52は、図8に示すように、室外側及び室内側の面それぞれにおいて、見付方向の水平方向に平行に延びる2本のスリット524が形成されている。
本実施形態においては、ラッチ収容部52は、戸先側の縦框33の内部に収容されている。なお、ラッチ収容部52は、戸先側の縦框33の内部に収容されていることに限定されず、上下方向に延びる戸先側の縦框33と一体に構成されてもよい。
ラッチ収容部52の一方側の側面521(ドア3の戸先側の縦框33の見込面331)からは、図7に示すように、開口部522を介して、ラッチ突出部53が突出可能である。ラッチ突出部53は、図8に示すように、上下に離間して配置される一対の板状部531と、一対の板状部531の一側面を上下に接続すると共に側方に突出する傾斜突出部532と、室外側及び室内側にそれぞれ突出する一対の突出ピン533と、下方突出片534と、を有する。
突出ピン533は、一対の板状部531の室内外の両方の見付面から室外側及び室内側それぞれ突出して形成され、ラッチ収容部52のスリット524の内部を見付方向に移動可能に配置される。
下方突出片534は、下方側の板状部531の下方から下方に突出する。下方突出片534は、第2回動軸部材54(後述)が回動された場合に、第2回動軸部材54の外周面に取り付けられた第2変換機構55(後述)の操作部542の操作片542bを介して回動される。
第2回動軸部材54は、見込方向(ラッチ収容部52が延びる上下方向に交差する方向)に延びる第2回動軸J2を中心に回動可能である。本実施形態においては、第2回動軸J2は、見込方向に延びる。第2回動軸部材54は、水平軸部材541と、操作部542と、を有する。
水平軸部材541は、外形が円形状に形成され、見込方向に延びる。水平軸部材541は、第2回動軸J2を中心に回動可能である。水平軸部材541の見込方向の両端部には、それぞれ、端部から軸方向に窪む接続用凹部543が形成される。接続用凹部543は、側面視で四角形状に形成される。接続用凹部543には、室外側及び室内側のそれぞれにおいて、四角柱状の接続部材561の一端部が取り付けられる。接続部材561の他端部には、第2レバーハンドル56(第2ハンドル部)が取り付けられている。
操作部542は、水平軸部材541の外周面に接続される。操作部542は、水平軸部材541の外周面に接続される円筒部542aと、円筒部542aから円筒部の接線方向に立ち上がる操作片542bと、を有する。
第2レバーハンドル56は、第2回動軸J2を中心に第2回動軸部材54を回動させることが可能である。一対の第2レバーハンドル56は、それぞれ、角部に傾斜部を有する略L字形状に形成される。第2レバーハンドル56の一端部は、四角柱状の接続部材561を介して、第2回動軸部材54の端部の接続用凹部543に接続される。
第2変換機構55は、第2回動軸部材54の回動方向をラッチ突出部53の移動方向に変換可能である。第2変換機構55は、ラッチ収容部52に形成されるスリット524と、ラッチ突出部53に形成される突出ピン533と、ラッチ突出部53に形成される下方突出片534と、第2回動軸部材54に形成される操作片542bと、第2ばね部材551と、により構成される。
第2回動軸部材54の操作片542bは、第2回動軸部材54が回動することで、ラッチ突出部53の下方突出片534を見付方向(水平方向)の一方側に押圧して移動させる。そして、第2回動軸J2を中心に第2回動軸部材54を回動させることで、操作片542bにより下方突出片534を見付方向の一方側に移動させて、突出ピン533をラッチ収容部52のスリット524に沿って移動させる。これにより、ラッチ突出部53を、突出位置から収容位置に移動させることができる。
第2ばね部材551は、ラッチ突出部53を突出位置に向かう側に付勢する。これにより、第2レバーハンドル56が操作されない場合に、ラッチ突出部53を突出位置に位置させることができる。
以上のように構成される建具1においてラッチ5を掛けた状態から解除する場合には、第2レバーハンドル56を用いて第2回動軸J2を中心に第2回動軸部材54を回動させることで、第2ばね部材551の付勢力に抗して、操作片542bがラッチ突出部53の下方突出片534を見付方向の一方側に移動させる。これにより、突出ピン533をラッチ収容部52のスリット524に沿って、見付方向の水平方向に移動させることで、ラッチ突出部53を突出位置から収容位置に移動させることができる。
ここで、ラッチ収容部52の見付方向の幅L21の具体例について説明する。なお、ラッチ収容部52の見付方向の幅L21はこの具体例に限定されない。図9A及び図9Bに示すように、例えば、ラッチ収容部52の見付方向の幅L21は、ラッチ突出部53の突出部分53aの出幅L211と、ラッチ収容部52の見付方向のラッチ突出部53が突出する開口側の一方側板52aの厚さL212と、ラッチ突出部53の付け根部分53bの見付方向の幅L213と、ラッチ収容部52の見付方向の閉鎖側の他方側板52bの厚さL214と、他方側板52bから突出する第2変換機構55の第2ばね部材551(後述)を支持するネジ551aのネジ頭551bの見付方向の突出幅L215との総和である(L21=L211+L212+L213+L214+L215)。
本実施形態においては、図9A及び図9Bに示すように、例えば、ラッチ突出部53の突出部分53aの出幅L211は11mmであり、ラッチ収容部52の一方側板52aの見付方向の厚さL212は1mmであり、ラッチ突出部53の付け根部分53bの見付方向の幅L213は11mmであり、ラッチ収容部52の他方側板52bの見付方向の厚さL214は1mmであり、ネジ頭551bの見付方向の突出幅L215は1mmである。そのため、図9Aに示すように、ラッチ収容部52の見付方向の幅L21は、ラッチ突出部53の突出部分53aの出幅L211(11mm)+ラッチ収容部52の一方側板52aの見付方向の厚さL212(1mm)+ラッチ突出部53の付け根部分53bの見付方向の幅L213(11mm)+ラッチ収容部52の他方側板52bの見付方向の厚さL214(1mm)+ネジ頭551bの見付方向の突出幅L215(1mm)=25mmである。このように、ラッチ収容部52の見付方向の幅L21を例えば25mm以下とすることで、ラッチ5をスッキリしたデザインとすることができる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態においては、ラッチ5を備え、ラッチ5は、ラッチ機構51と、ラッチ機構51を収容可能な縦長のラッチ収容部52と、を有する。そのため、ラッチ機構51を縦長のラッチ収容部52に収容することができ、ラッチ5をスッキリしたデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ収容部52の見付方向の幅は、25mm以下である。そのため、ラッチ5を幅方向が狭いスッキリしたデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ機構51は、ラッチ収容部52に収容された収容位置とラッチ収容部52から突出した突出位置とに移動可能なラッチ突出部53と、見込方向に延びる第2回動軸J2を中心に回動可能な第2回動軸部材54と、第2回動軸部材54の回動方向をラッチ突出部53の移動方向に変換可能な第2変換機構55と、を有し、第2回動軸部材54に接続され第2回動軸J2を中心に第2回動軸部材54を回動させることが可能な第2レバーハンドル56を備える。
これにより、第2レバーハンドル56により第2回動軸部材54を回動させるだけで、ラッチ突出部53を突出位置から収容位置に容易に移動させることができる。また、第2回動軸部材54は、見込方向に延びる第2回動軸J2を中心に回動可能であるため、従来の横長のラッチを使用した場合と同じ回動方向に回動させるハンドルを使用することができる。これにより、従来のハンドルを使用できるため、ハンドルの操作の使用勝手が同様であり、既存のハンドルを流用できる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態のラッチ6は、第1実施形態のラッチ4及び第2実施形態のラッチ5と異なる。なお、第3実施形態の説明において、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を用いる。また、特に説明しない点に構成については、第3実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同様である。
第3実施形態のラッチ6は、図1に示すラッチ4と同様に、戸先側の縦框33の内部において、戸先側の縦框33の上下方向の略中央に配置される。
ラッチ6は、図10~図12に示すように、ラッチ機構61と、ラッチ機構61を収容可能な縦長のラッチ収容部62と、を有する。ラッチ機構61は、ラッチ突出部63と、第3変換機構65と、を有する。
ラッチ収容部62は、図10に示すように、第1実施形態のラッチ収容部42と同様に、上下方向に延びる方形筒状の縦長に形成される。ラッチ収容部62には、ラッチ機構61のうち、第3変換機構65が収容され、ラッチ突出部63が収容可能である。ラッチ突出部63は、ラッチ収容部62に収容された収容位置と、ラッチ収容部62から突出した突出位置と、に移動可能である。
本実施形態においては、図10に示すように、ラッチ収容部62の見付方向の幅は、幅L31で構成される。幅L31は、25mm以下であることが好ましく、20mm以下であることがより好ましい。また、ラッチ収容部62の見込方向の幅は、幅L32で構成される。幅L32は、25mm以下であることが好ましく、20mm以下であることがより好ましい。これにより、ラッチ機構61を縦長のラッチ収容部42に収容することができ、ラッチ6をスッキリしたデザインとすることができる。なお、ラッチ収容部62の見付方向の幅L31の具体例については後述する。
本実施形態においては、ラッチ収容部62は、第1実施形態のラッチ収容部42と同様に、上下方向に延びる戸先側の縦框33の一部により構成される。つまり、ラッチ収容部62は、戸先側の縦框33と一体で構成される。なお、ラッチ収容部62は、戸先側の縦框33と一体で構成されることに限定されず、戸先側の縦框33と別体で構成され、戸先側の縦框33の上下方向の途中に配置されていてもよいし、戸先側の縦框33の内部に収容されていてもよい。
ラッチ収容部62の一方側の側面621(ドア3の戸先側の縦框33の見込面331)からは、図10に示すように、開口部622を介して、ラッチ突出部63が突出可能である。ラッチ突出部63は、板状の基板部631と、基板部631の一側面から側方に突出する傾斜突出部632と、基板部631の上方及び下方に突出する突出ピン633と、を有する。
第3変換機構65は、図11及び図12に示すように、一対の見込方向移動部651(移動部材)と、第3ばね部材652(図12参照)と、を有する。
一対の見込方向移動部651は、ラッチ突出部63を挟んで上下に離間して配置され、それぞれ、縦框33の幅よりも僅かに狭い幅で、水平方向に延びる板状に形成される。見込方向移動部651は、ラッチ収容部62の内部に配置され、ラッチ収容部62の内部を見込方向(室内外方向)に移動可能である。
見込方向移動部651には、見込方向及び見付方向に対して傾斜する傾斜スリット651aが形成される。傾斜スリット651aには、突出ピン633が挿入され、突出ピン623が見込方向及び見付方向に対して傾斜する移動方向に移動可能に構成される。一対の見込方向移動部651は、見込方向の室外側に移動した場合に、傾斜スリット651aの傾斜方向に沿って、ラッチ突出部63の突出ピン633が移動する。これにより、ラッチ突出部63を突出位置から収容位置に移動させることが可能である。
一対の見込方向移動部651には、室外側及び室内側のそれぞれの端部において、一対の見込方向移動部651を見込方向(室内外方向)に移動させることが可能な一対の第3レバーハンドル66(第3ハンドル部)が取り付けられている。
室外側の第3レバーハンドル66aは、一対の水平板部661と、垂直板部662と、室外側把持枠663と、を有する。室内側の第3レバーハンドル66bは、一対の水平板部661と、垂直板部662と、を有する。
一対の水平板部661は、見込方向移動部651の幅とほぼ同じ幅で形成され、一対の見込方向移動部651の室外側及び室内側の端部から、室外側及び室内側の両側において水平に延びる。垂直板部662は、一対の水平板部661の幅とほぼ同じ幅で形成され、一対の水平板部661の先端部に接続され、垂直方向に延びる。
室外側把持枠663は、一対の水平板部661及び垂直板部662とほぼ同じ幅で形成され、室外側において、一対の水平板部661及び垂直板部662の外側に配置される。室外側把持枠663は、U字状に形成されるU字枠663aと、U字枠663aの開放側の両端部に形成される一対の接続部663bと、を有する。室外側把持枠663は、一対の接続部663bにおいて、ラッチ収容部62(縦框33)の室外側の面に固定されている。
第3レバーハンドル66においては、室外側の第3レバーハンドル66aにおいて、垂直板部662を室外側把持枠663とともに握ることで、一対の見込方向移動部651を見込方向に移動させる操作を行うことができ、室内側の第3レバーハンドル66bにおいて、垂直板部662を押すことで、一対の見込方向移動部651を見込方向に移動させる操作を行うことができる。
第3ばね部材652は、ラッチ突出部63を突出位置に向かう側に付勢する。これにより、第3レバーハンドル66が操作されない場合に、ラッチ突出部63を突出位置に位置させることができる。
以上のように構成される建具1においてラッチ6を掛けた状態から解除する場合には、第3レバーハンドル66を用いて、第3ばね部材652の付勢力に抗して、一対の見込方向移動部651を見込方向の室外側に移動させる。これにより、傾斜スリット651aに沿って突出ピン633を移動させることで、ラッチ突出部63を突出位置から収容位置に移動させることができる。
ここで、ラッチ収容部62の見付方向の幅L31の具体例について説明する。なお、ラッチ収容部62の見付方向の幅L31はこの具体例に限定されない。図13A及び図13Bに示すように、例えば、ラッチ収容部62の見付方向の幅L31は、ラッチ突出部63の突出部分63aの出幅L311と、ラッチ収容部62の見付方向のラッチ突出部63が突出する開口側の一方側板62aの厚さL312と、ラッチ突出部63の付け根部分63bの見付方向の幅L313と、ラッチ突出部63の付け根部分63bとラッチ収容部62の見付方向の閉鎖側の他方側板62bとの隙間L314と、ラッチ収容部62の見付方向の閉鎖側の他方側板62bの厚さL315との総和である(L31=L311+L312+L313+L314+L315)。
本実施形態においては、図13A及び図13Bに示すように、例えば、ラッチ突出部63の突出部分63aの出幅L311は11mmであり、ラッチ収容部62の一方側板62aの見付方向の厚さL312は1mmであり、ラッチ突出部63の付け根部分63bの見付方向の幅L313は11mmであり、ラッチ突出部63の付け根部分63bとラッチ収容部62の見付方向の閉鎖側の他方側板62bとの隙間L314は1mmであり、ラッチ収容部62の他方側板62bの見付方向の厚さL315は1mmである。そのため、図13Aに示すように、ラッチ収容部62の見付方向の幅L31は、ラッチ突出部63の突出部分63aの出幅L311(11mm)+ラッチ収容部62の一方側板62aの見付方向の厚さL312(1mm)+ラッチ突出部63の付け根部分63bの見付方向の幅L313(11mm)+ラッチ突出部63の付け根部分63bとラッチ収容部62の見付方向の閉鎖側の他方側板62bとの隙間L314(1mm)+ラッチ収容部62の他方側板62bの見付方向の厚さL315(1mm)=25mmである。このように、ラッチ収容部62の見付方向の幅L31を例えば25mm以下とすることで、ラッチ6をスッキリしたデザインとすることができる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態においては、ラッチ6を備え、ラッチ6は、ラッチ機構61と、ラッチ機構61を収容可能な縦長のラッチ収容部62と、を有する。そのため、ラッチ機構61を縦長のラッチ収容部62に収容することができ、ラッチ6をスッキリしたデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ収容部62の見付方向の幅は、25mm以下である。そのため、ラッチ6を幅方向が狭いスッキリしたデザインとすることができる。
また、本実施形態においては、ラッチ機構61は、ラッチ収容部62に収容された収容位置とラッチ収容部62から突出した突出位置とに移動可能なラッチ突出部63と、見込方向へ移動可能な見込方向移動部651と、見込方向移動部651の移動方向をラッチ突出部63の移動方向に変換可能な第3変換機構65と、を有し、見込方向移動部651に接続され見込方向移動部651を見込方向に移動させることが可能な第3レバーハンドル66を備える。これにより、第3レバーハンドル66により見込方向移動部651を見込方向に移動させるだけで、ラッチ突出部63を突出位置から収容位置に容易に移動させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、パネル体をガラス製のガラスパネル35としたが、これに限定されない。パネル体をガラス製ではないパネルにより構成してもよい。
1 建具
3 ドア(戸体)
4,5,6 ラッチ
30 框
33 縦框
35 ガラスパネル(パネル体)
41 ラッチ機構
42 ラッチ収容部
43 ラッチ突出部
44 第1回動軸部材
45 第1変換機構
46 第1レバーハンドル(第1ハンドル部)
51 ラッチ機構
52 ラッチ収容部
53 ラッチ突出部
54 第2回動軸部材
55 第2変換機構
56 第2レバーハンドル(第2ハンドル部)
61 ラッチ機構
62 ラッチ収容部
63 ラッチ突出部
65 第3変換機構
66 第3レバーハンドル(第3ハンドル部)
452 偏心回動部材
651 見込方向移動部(移動部材)
J1 第1回動軸
J2 第2回動軸
JH 偏心軸

Claims (10)

  1. ラッチを備える建具であって、
    前記ラッチは、ラッチ機構と、前記ラッチ機構を収容可能な縦長のラッチ収容部と、を有し
    前記ラッチ機構は、前記ラッチ収容部に収容された収容位置と前記ラッチ収容部から突出した突出位置とに移動可能なラッチ突出部を有し、
    前記ラッチ突出部が収容位置に位置する場合に、見込方向に見た場合に、前記ラッチを構成する複数のラッチ部材の全ての見付方向の寸法の総和が、前記ラッチ収容部の見付方向の幅と等しいか又はそれ以下であり、
    前記ラッチ収容部の見付方向の幅は、25mm以下である建具。
  2. 前記ラッチ突出部が収容位置に位置する場合に、前記ラッチ収容部の見付方向の幅は、見込方向に見た場合に、前記ラッチ突出部の突出部分の出幅と、前記ラッチ収容部の見付方向の前記ラッチ突出部が突出する開口側の一方側板の厚さと、前記ラッチ突出部の付け根部分の見付方向の幅と、前記ラッチ突出部の付け根部分と前記ラッチ収容部の見付方向の閉鎖側の他方側板との隙間と、前記ラッチ収容部の見付方向の閉鎖側の他方側板の厚さと、の総和である、請求項1に記載の建具。
  3. 前記ラッチ突出部が収容位置に位置する場合に、前記ラッチ収容部の見付方向の幅は、見込方向に見た場合に、前記ラッチ突出部の突出部分の出幅と、前記ラッチ収容部の見付方向の前記ラッチ突出部が突出する開口側の一方側板の厚さと、前記ラッチ突出部の付け根部分の見付方向の幅と、前記ラッチ収容部の見付方向の閉鎖側の他方側板の厚さと、前記他方側板から突出する変換機構のばね部材を支持するネジのネジ頭の見付方向の突出幅と、の総和である、請求項1に記載の建具。
  4. 前記ラッチ突出部が収容位置に位置する場合に、前記ラッチ収容部の見付方向の幅は、見込方向に見た場合に、前記ラッチ突出部の突出部分の出幅と、前記ラッチ収容部の見付方向の前記ラッチ突出部が突出する開口側の一方側板の厚さと、前記ラッチ突出部の付け根部分の見付方向の幅と、前記ラッチ突出部の付け根部分と前記ラッチ収容部の見付方向の閉鎖側の他方側板との隙間と、前記ラッチ収容部の見付方向の閉鎖側の他方側板の厚さとの総和である、請求項1に記載の建具。
  5. 前記ラッチ機構は、ハンドル部が操作された場合の前記ハンドル部の移動を前記ラッチ突出部の移動方向に変換可能な変換機構を有し、
    前記変換機構は、前記ラッチ突出部の上方及び/又は下方に設けられる、請求項1に記載の建具。
  6. 前記建具は、戸体を備え、
    前記戸体は、枠組みされた框体と、前記框体の内側に配置されたパネル体と、を有し、
    前記ラッチ収容部は、前記框体の縦框と一体に構成され、又は、前記縦框の内部に収容されて構成される、請求項に記載の建具。
  7. 前記ラッチ機構は、前記ラッチ収容部が延びる方向に延びる第1回動軸を中心に回動可能な第1回動軸部材と、前記第1回動軸部材の回動方向を前記ラッチ突出部の移動方向に変換可能な第1変換機構と、を有し、
    前記第1回動軸部材に接続され前記第1回動軸を中心に前記第1回動軸部材を回動させることが可能な第1ハンドル部を備える請求項1、2、5、6のいずれかに記載の建具。
  8. 前記第1変換機構は、前記第1回動軸に対して偏心する偏心軸を中心に回動可能な偏心回動部材を有し、
    前記偏心回動部材は、前記第1回動軸部材が前記第1回動軸を中心に回動した場合に、前記偏心軸から径方向に第1距離離れた第1位置において前記偏心軸を中心に回動して前記偏心軸から径方向に第1距離よりも長い第2距離離れた第2位置において前記ラッチ突出部を前記突出位置から前記収容位置に移動させることが可能である請求項に記載の建具。
  9. 前記ラッチ機構は、前記ラッチ収容部が延びる方向に交差する方向に延びる第2回動軸を中心に回動可能な第2回動軸部材と、前記第2回動軸部材の回動方向を前記ラッチ突出部の移動方向に変換可能な第2変換機構と、を有し、
    前記第2回動軸部材に接続され前記第2回動軸を中心に前記第2回動軸部材を回動させることが可能な第2ハンドル部を備える請求項1、3、5、6のいずれかに記載の建具。
  10. 前記ラッチ機構は、室内外方向へ移動可能な移動部材と、前記移動部材の移動方向を前記ラッチ突出部の移動方向に変換可能な第3変換機構と、を有し、
    前記移動部材に接続され前記移動部材を室内外方向に移動させることが可能な第3ハンドル部を備える請求項1、4、6のいずれかに記載の建具。
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