JPH0341023Y2 - - Google Patents
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- JPH0341023Y2 JPH0341023Y2 JP1984159590U JP15959084U JPH0341023Y2 JP H0341023 Y2 JPH0341023 Y2 JP H0341023Y2 JP 1984159590 U JP1984159590 U JP 1984159590U JP 15959084 U JP15959084 U JP 15959084U JP H0341023 Y2 JPH0341023 Y2 JP H0341023Y2
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- cam
- pin
- pulling
- pulling cam
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Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内倒し窓、外倒し窓、突出し窓、突
上げ窓または回転窓等における開閉障子を窓枠に
対して確実に密閉するための密閉装置に関する。
上げ窓または回転窓等における開閉障子を窓枠に
対して確実に密閉するための密閉装置に関する。
従来、この種の開閉装置にあつては、障子のた
とえば下框中央に操作ハンドルを取付け、その回
転操作運動により框に設けた連結杆を移動させ、
これによつて係合カムを窓枠へ突出させるもの等
があるが、これは連結杆のみを摺動自在に納め、
かつ係合カムが突出自在に納めたケーシングを框
に取付けるものであつた。
とえば下框中央に操作ハンドルを取付け、その回
転操作運動により框に設けた連結杆を移動させ、
これによつて係合カムを窓枠へ突出させるもの等
があるが、これは連結杆のみを摺動自在に納め、
かつ係合カムが突出自在に納めたケーシングを框
に取付けるものであつた。
密閉装置としては種々の構造のものがあるけれ
ども、装置の組立ておよび框に対してどのように
取付けるかが常に問題となり、とりわけ框に取付
けた可動部を納めたケーシングの取付、およびそ
の取付位置と操作ハンドルによる操作部の取付位
置との正確な位置決めを要し、多大な手間がかか
る。また可動部とケーシングの組立てにも手数を
要した。
ども、装置の組立ておよび框に対してどのように
取付けるかが常に問題となり、とりわけ框に取付
けた可動部を納めたケーシングの取付、およびそ
の取付位置と操作ハンドルによる操作部の取付位
置との正確な位置決めを要し、多大な手間がかか
る。また可動部とケーシングの組立てにも手数を
要した。
そこで、本考案の目的は、組立てが容易でしか
も取付けおよびそれに伴う位置調整が容易な開閉
障子の密閉装置を提供することにある。
も取付けおよびそれに伴う位置調整が容易な開閉
障子の密閉装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本考案は、図示
のように、開閉障子の框長手方向に収納溝10を
形成し、この収納溝10内に、回転式の第1の引
寄せカム22と窓枠6Bに対して係脱自在の第2
の引寄せカム27とこれらを連結し第1の引寄せ
カム22の回転運動によつて第2の引寄せカム2
7を作動させるべく伝達する連結部材28,2
4,25,23とが一体物として前記収納溝10
端から収納され、前記第1の引寄せカム22には
外部操作ハンドル60の操作によつて回転せられ
る第1の引寄せカム22とは別体の回転駆動ピン
50が框7Aを貫いて框7Aに保持されるととも
に第1の引寄せカム22の回転軸22bに係合さ
れている構成としている。
のように、開閉障子の框長手方向に収納溝10を
形成し、この収納溝10内に、回転式の第1の引
寄せカム22と窓枠6Bに対して係脱自在の第2
の引寄せカム27とこれらを連結し第1の引寄せ
カム22の回転運動によつて第2の引寄せカム2
7を作動させるべく伝達する連結部材28,2
4,25,23とが一体物として前記収納溝10
端から収納され、前記第1の引寄せカム22には
外部操作ハンドル60の操作によつて回転せられ
る第1の引寄せカム22とは別体の回転駆動ピン
50が框7Aを貫いて框7Aに保持されるととも
に第1の引寄せカム22の回転軸22bに係合さ
れている構成としている。
本考案では、框の長手方向の収納溝内に、第1
の引寄せカムと第2の引寄せカムと両者を連結す
る連結部材とを収納してある。操作ハンドルによ
つて、第1の引寄せカムが回転すると、連結部材
を介して第2の引寄せカムが作動する。第2の引
寄せカムはたとえば係止ピンからなり、これが窓
枠の係止受孔に嵌入し、回転障子の窓枠に対する
閉止が行なわれる。第1および第2引寄せカムな
らびに連結部材は予め連結された一体物(以下こ
れを収納部材ともいう)とされ、収納溝内にその
端から挿入される。
の引寄せカムと第2の引寄せカムと両者を連結す
る連結部材とを収納してある。操作ハンドルによ
つて、第1の引寄せカムが回転すると、連結部材
を介して第2の引寄せカムが作動する。第2の引
寄せカムはたとえば係止ピンからなり、これが窓
枠の係止受孔に嵌入し、回転障子の窓枠に対する
閉止が行なわれる。第1および第2引寄せカムな
らびに連結部材は予め連結された一体物(以下こ
れを収納部材ともいう)とされ、収納溝内にその
端から挿入される。
収納部材に対して、操作ハンドルおよび回転駆
動ピンが用意される。操作ハンドルによつて回転
される回転駆動ピンは框を貫いて、第1の引寄せ
カムの回転軸と係合される。ピンと第1の引寄せ
カムとは、別体とされており、組立時において、
被回転部材と対応する位置において框にピン挿通
孔を形成し、ここから回転駆動ピンを挿入し、第
1の引寄せカムと係合する。
動ピンが用意される。操作ハンドルによつて回転
される回転駆動ピンは框を貫いて、第1の引寄せ
カムの回転軸と係合される。ピンと第1の引寄せ
カムとは、別体とされており、組立時において、
被回転部材と対応する位置において框にピン挿通
孔を形成し、ここから回転駆動ピンを挿入し、第
1の引寄せカムと係合する。
このように、収納部材は一体物とされているた
め、そのセツト時において収納溝内にその端から
挿入することによつて、配置するようにしてある
ので、セツトがきわめて容易である。他方、操作
ハンドルおよび回転駆動ピンは収納部材と別に用
意され、収納部材をセツトした後に、その第1の
引寄せカムの回転軸に対して回転駆動ピンを框を
通して係合すれば組立が完了する。したがつて、
一体物である収納部材の既知長さに応じて、回転
駆動ピンの挿通孔を形成しておけばよいから、両
者の位置調整がきわめて容易である。
め、そのセツト時において収納溝内にその端から
挿入することによつて、配置するようにしてある
ので、セツトがきわめて容易である。他方、操作
ハンドルおよび回転駆動ピンは収納部材と別に用
意され、収納部材をセツトした後に、その第1の
引寄せカムの回転軸に対して回転駆動ピンを框を
通して係合すれば組立が完了する。したがつて、
一体物である収納部材の既知長さに応じて、回転
駆動ピンの挿通孔を形成しておけばよいから、両
者の位置調整がきわめて容易である。
以下本考案を図面に示す具体例によつて詳説す
る。
る。
まず、第8図〜第10図によつて全体の概要を
説明すると、第8図はカーテンウオールにおける
室外側から正面図で、内倒し窓1は固定窓2を挾
んで一枚飛びに設けられ、それらの上方にはアル
ミニウムパネル3が、下方にはスパンドレルパネ
ル4がそれぞれ固定されている。
説明すると、第8図はカーテンウオールにおける
室外側から正面図で、内倒し窓1は固定窓2を挾
んで一枚飛びに設けられ、それらの上方にはアル
ミニウムパネル3が、下方にはスパンドレルパネ
ル4がそれぞれ固定されている。
第9図および第10図も参照すると、5は方立
で、固定窓2の窓枠2Aおよび内倒し窓1の竪枠
6A保持している。7は内倒し開閉障子で、その
左右框7A(右框は図示せず)および上下框7B,
7Cによつてガラス7Dが嵌込まれている。この
障子7は、左右の竪枠6A(右側の竪枠は図示せ
ず)および上下枠6B,6C内に保持されてお
り、下枠6Cの円形溝受6Dに下框7Cの回転軸
7Eが嵌合し、ここに回転中心として障子7の上
方が内倒しとなる。障子7の窓枠に対する密閉時
には、気密材8が気密を保持する。
で、固定窓2の窓枠2Aおよび内倒し窓1の竪枠
6A保持している。7は内倒し開閉障子で、その
左右框7A(右框は図示せず)および上下框7B,
7Cによつてガラス7Dが嵌込まれている。この
障子7は、左右の竪枠6A(右側の竪枠は図示せ
ず)および上下枠6B,6C内に保持されてお
り、下枠6Cの円形溝受6Dに下框7Cの回転軸
7Eが嵌合し、ここに回転中心として障子7の上
方が内倒しとなる。障子7の窓枠に対する密閉時
には、気密材8が気密を保持する。
一方、左右框7Aには、竪枠6A側に開口した
リツプ溝形の収納溝10が框7Aの長手方向に沿
つて形成され、この収納溝10内に次記の収納部
材が収納されている。
リツプ溝形の収納溝10が框7Aの長手方向に沿
つて形成され、この収納溝10内に次記の収納部
材が収納されている。
本考案の密閉装置の詳細が第1図〜第7図に示
されている。
されている。
22は第1引寄せカムで、回転支持体21に保
持されている。回転支持体21の竪枠6A側面に
は段部21aが形成され、この段部21aが収納
溝10のリツプ部に係止して収納溝10内に嵌合
している。支持体21の巾方向中央にはカム保持
孔21bが形成され、ここに引寄せカム22が設
けられている。引寄せカム22の一端の側面には
側方に突出する回転軸部22b,22bが形成さ
れ、その中心には角形のピン係合受孔22aが形
成されている。さらに引寄せカム22の他端の竪
枠6A側両角部は斜めに面取られ引寄せガイド面
22c,22cとなつている。また引寄せカム2
2の竪枠6A対向面にはアーム収納溝22dが形
成されている。
持されている。回転支持体21の竪枠6A側面に
は段部21aが形成され、この段部21aが収納
溝10のリツプ部に係止して収納溝10内に嵌合
している。支持体21の巾方向中央にはカム保持
孔21bが形成され、ここに引寄せカム22が設
けられている。引寄せカム22の一端の側面には
側方に突出する回転軸部22b,22bが形成さ
れ、その中心には角形のピン係合受孔22aが形
成されている。さらに引寄せカム22の他端の竪
枠6A側両角部は斜めに面取られ引寄せガイド面
22c,22cとなつている。また引寄せカム2
2の竪枠6A対向面にはアーム収納溝22dが形
成されている。
一方、23,24はそれぞれ上部スライダーお
よび下部スライダーで、これらは跨設された連結
杆25によつて連結されている。その連結にはネ
ジ26止めによつて行なわれている。上部スライ
ダー23および下部スライダー24は収納溝10
内に挿嵌されている。また、上部スライダー23
の上端には先端に截頭円錐部27aを有する第2
の引寄せカムを形成するところの係止ピン27が
圧入されて一体化されている。
よび下部スライダーで、これらは跨設された連結
杆25によつて連結されている。その連結にはネ
ジ26止めによつて行なわれている。上部スライ
ダー23および下部スライダー24は収納溝10
内に挿嵌されている。また、上部スライダー23
の上端には先端に截頭円錐部27aを有する第2
の引寄せカムを形成するところの係止ピン27が
圧入されて一体化されている。
他方、引寄せカム22と下部スライダー24と
はアーム28によつて両端のピン2,30を介し
て枢支状態で連結されている。すなわち、引寄せ
カム22に対しては、アーム28がアーム収納溝
22dに内装され、ピン29によつ枢着され、下
部スライダー24に対しては、その挟み片部24
a,24a内にアーム28を挟んでピン30によ
つて枢着されている。
はアーム28によつて両端のピン2,30を介し
て枢支状態で連結されている。すなわち、引寄せ
カム22に対しては、アーム28がアーム収納溝
22dに内装され、ピン29によつ枢着され、下
部スライダー24に対しては、その挟み片部24
a,24a内にアーム28を挟んでピン30によ
つて枢着されている。
かかる構造においては、引寄せカム22が第1
の引寄せカムを、係止ピン27が第2の引寄せカ
ムを、基本的にアーム28、上下部スライダ2
3,24および連結杆25が連結部材をそれぞれ
構成する。これらの各部材および支持体21を含
めた収納部材は予め一体物とされ、収納溝10の
たとえば上端から挿入される。
の引寄せカムを、係止ピン27が第2の引寄せカ
ムを、基本的にアーム28、上下部スライダ2
3,24および連結杆25が連結部材をそれぞれ
構成する。これらの各部材および支持体21を含
めた収納部材は予め一体物とされ、収納溝10の
たとえば上端から挿入される。
次いで第4図〜第6図を中心にして着目する
と、竪框7Aの室内側面には駆動ピン受座40が
主ネジ41および副ネジ42によつて固定されて
いる。40aは取手部、40bは側片部である。
受座40の竪框7A側には溝が形成され、その溝
の固定用突部40cに跨つて板バネ43,43が
設けられている。また、受座40の中央には円形
ピン挿通孔40dが形成され、ここに角形回転駆
動ピン50が挿通されている。この駆動ピン50
の長手方向移動は、その中央に円形環状溝を形成
し、これに受座40内に配した移動防止板44を
係合することによつて阻止している。
と、竪框7Aの室内側面には駆動ピン受座40が
主ネジ41および副ネジ42によつて固定されて
いる。40aは取手部、40bは側片部である。
受座40の竪框7A側には溝が形成され、その溝
の固定用突部40cに跨つて板バネ43,43が
設けられている。また、受座40の中央には円形
ピン挿通孔40dが形成され、ここに角形回転駆
動ピン50が挿通されている。この駆動ピン50
の長手方向移動は、その中央に円形環状溝を形成
し、これに受座40内に配した移動防止板44を
係合することによつて阻止している。
さらに回転駆動ピン50は、竪框7Aのピン挿
通孔7Fおよび支持体21の切欠孔21cを通
り、角形のピン係合受孔22a内に挿嵌係合して
いる。60は外部操作ハンドルで、その差込部6
0aの内面には角形合せ穴60bが形成されてい
る。
通孔7Fおよび支持体21の切欠孔21cを通
り、角形のピン係合受孔22a内に挿嵌係合して
いる。60は外部操作ハンドルで、その差込部6
0aの内面には角形合せ穴60bが形成されてい
る。
一方、前述のように収納溝10内に挿入し収納
した後、受座40と予め一体化された回転駆動ピ
ン50を竪框7Aを通して引寄せカム22のピン
係合受孔22a内に挿入する。
した後、受座40と予め一体化された回転駆動ピ
ン50を竪框7Aを通して引寄せカム22のピン
係合受孔22a内に挿入する。
このように構成された装置においては、障子7
を閉めたならば、操作ハンドル60を持ち込み、
その合せ穴60bと回転駆動ピン50とを嵌合
し、操作ハンドル60を所定の密閉方向に90度回
転すると、駆動ピン50の回転に伴つて引寄せカ
ム22が、係合受孔22aの中心線回りに回転
し、カム22の他端が竪枠6A側に起立する。こ
こで、竪枠6Aの対応位置に受孔70aを有する
受板70Aがネジ止めされているので、カム22
の他端は竪に長い角状受孔70aを通つて竪枠6
A内に入り込む。このとき、まずカム22の一方
のガイド面22cが受孔70aの一竪側面に当
り、さらに操作ハンドル60の回転を続けると、
ガイド面22cと受孔70aの一竪側面が相対的
に摺りながら、カム22が受孔70aに入るよう
になるので、障子7が室外側へ引き寄せられる。
を閉めたならば、操作ハンドル60を持ち込み、
その合せ穴60bと回転駆動ピン50とを嵌合
し、操作ハンドル60を所定の密閉方向に90度回
転すると、駆動ピン50の回転に伴つて引寄せカ
ム22が、係合受孔22aの中心線回りに回転
し、カム22の他端が竪枠6A側に起立する。こ
こで、竪枠6Aの対応位置に受孔70aを有する
受板70Aがネジ止めされているので、カム22
の他端は竪に長い角状受孔70aを通つて竪枠6
A内に入り込む。このとき、まずカム22の一方
のガイド面22cが受孔70aの一竪側面に当
り、さらに操作ハンドル60の回転を続けると、
ガイド面22cと受孔70aの一竪側面が相対的
に摺りながら、カム22が受孔70aに入るよう
になるので、障子7が室外側へ引き寄せられる。
また、引寄せカム22の回転と同時に、第1図
の状態から第2図の状態に移行し、アーム28が
上方に偏位し、その結果、下部スライダー24、
連結杆25および上部スライダー23も上方へ移
動し、結果的に今まで竪框7A内に没していた第
2の引寄せカムたる係止ピン27が窓枠、上記例
では上枠6Bへ突出する。ここで、予め上枠6B
には係止ピン受孔70bを有する受板70Bが固
定されており、突出した係止ピン27は受孔70
bを通して上枠6B内に入り込む。このとき、係
止ピン27の先端は円錐面27aとなつているの
で、その円錐面27aと受孔70bとで引寄せ操
作が行なわれる。この引寄せ原理は引寄せカム2
2の場合と同様である。
の状態から第2図の状態に移行し、アーム28が
上方に偏位し、その結果、下部スライダー24、
連結杆25および上部スライダー23も上方へ移
動し、結果的に今まで竪框7A内に没していた第
2の引寄せカムたる係止ピン27が窓枠、上記例
では上枠6Bへ突出する。ここで、予め上枠6B
には係止ピン受孔70bを有する受板70Bが固
定されており、突出した係止ピン27は受孔70
bを通して上枠6B内に入り込む。このとき、係
止ピン27の先端は円錐面27aとなつているの
で、その円錐面27aと受孔70bとで引寄せ操
作が行なわれる。この引寄せ原理は引寄せカム2
2の場合と同様である。
したがつて、第1の引寄せカム22および第2
の引寄せカムたる係止ピン27の両者で、室外側
への引寄せと障子7の窓枠への密閉ロツクが図ら
れる。
の引寄せカムたる係止ピン27の両者で、室外側
への引寄せと障子7の窓枠への密閉ロツクが図ら
れる。
障子7を開くときは、ハンドル60を反対に回
転することによつて、上述の説明と逆の運動をさ
せる。
転することによつて、上述の説明と逆の運動をさ
せる。
なお、密閉時において、引寄せカム22が反対
方向に回転すると、障子7が開いてしまう。そこ
で、回転駆動ピン50が幸い角形であることを利
用して、そのピン50を両側から板バネ43,4
3で抑え付けるようにしておくと、その虞れが無
くなる。
方向に回転すると、障子7が開いてしまう。そこ
で、回転駆動ピン50が幸い角形であることを利
用して、そのピン50を両側から板バネ43,4
3で抑え付けるようにしておくと、その虞れが無
くなる。
第11図および第12図に回転駆動ピンの他の
位置規制例を示した。この回転駆動ピン50′は、
角形基部50′aと円形先端部50′bを有し、そ
れらの繋部の段部と竪枠7Aの収納溝壁7Gとの
間に反発スプリング80が介在され、ピン50′
を受座40′へ付勢している。受座40′には90度
異なる向きに止め溝40′a,40′bが形成され
ている。ピン50′の基部50′aには止め小ピン
81が突設されている。ピン50′による引寄せ
カムの回転時には、ハンドル60′によつてピン
50′の頭を介して壁7G側へスプリング80の
付勢力に抗して押し付け、今まで止め溝40′a
内に入つていた小ピン81を受座40′から逃が
した後、ピン50′を90度回転し、押し付けを解
放し、スプリング80の付勢力によつてピン5
0′を元に戻し、小ピン81を止め溝40′b内に
係合することによつて、ピン50′を位置固定す
る。
位置規制例を示した。この回転駆動ピン50′は、
角形基部50′aと円形先端部50′bを有し、そ
れらの繋部の段部と竪枠7Aの収納溝壁7Gとの
間に反発スプリング80が介在され、ピン50′
を受座40′へ付勢している。受座40′には90度
異なる向きに止め溝40′a,40′bが形成され
ている。ピン50′の基部50′aには止め小ピン
81が突設されている。ピン50′による引寄せ
カムの回転時には、ハンドル60′によつてピン
50′の頭を介して壁7G側へスプリング80の
付勢力に抗して押し付け、今まで止め溝40′a
内に入つていた小ピン81を受座40′から逃が
した後、ピン50′を90度回転し、押し付けを解
放し、スプリング80の付勢力によつてピン5
0′を元に戻し、小ピン81を止め溝40′b内に
係合することによつて、ピン50′を位置固定す
る。
第13図は、上記例のアーム28に代えて、引
寄せカム22とピニオン90をピン50を介して
同軸的に設け、このピニオン90に図示しないガ
イドに沿うラツク91を噛合し、このラツク91
に連結杆25を連続したものである。作動は明ら
かであろうから省略する。
寄せカム22とピニオン90をピン50を介して
同軸的に設け、このピニオン90に図示しないガ
イドに沿うラツク91を噛合し、このラツク91
に連結杆25を連続したものである。作動は明ら
かであろうから省略する。
なお、回転駆動ピンと操作ハンドルとは予め一
体化してもよい。また、本考案装置を上または下
框に水平に配置することも可能である。
体化してもよい。また、本考案装置を上または下
框に水平に配置することも可能である。
以上の通り、本考案によれば、収納溝内に挿入
される部材群と、回転駆動ピンおよび操作ハンド
ル等の部材群とは別体とされているので、相互の
相対位置調整が容易であるとともに、収納溝内に
引寄せのための可動部材群を一体物として収納す
るので、組立がきわめて容易である。また、収納
溝内に挿入される部材群は框に対してねじ止め等
の固定を要せず、かつケーシングに対する組立も
不要であり、もとよりハンドルの固定に必要なハ
ンドルの固定と部材群に対して回転駆動ピンを係
合することのみで、全体を框に対して固定でき、
したがつて、従来必要とされていたケーシング固
定に必要なネジ孔加工、ならびにその加工のため
の孔開け位置の測定等も不要となり、全体として
取付がきわめて容易となる。
される部材群と、回転駆動ピンおよび操作ハンド
ル等の部材群とは別体とされているので、相互の
相対位置調整が容易であるとともに、収納溝内に
引寄せのための可動部材群を一体物として収納す
るので、組立がきわめて容易である。また、収納
溝内に挿入される部材群は框に対してねじ止め等
の固定を要せず、かつケーシングに対する組立も
不要であり、もとよりハンドルの固定に必要なハ
ンドルの固定と部材群に対して回転駆動ピンを係
合することのみで、全体を框に対して固定でき、
したがつて、従来必要とされていたケーシング固
定に必要なネジ孔加工、ならびにその加工のため
の孔開け位置の測定等も不要となり、全体として
取付がきわめて容易となる。
第1図は本考案装置の縦断面図、第2図はその
作動状態要部図、第3図は第1図の右側方向視の
縦断面図、第4図は水平断面図、第5図は第1図
の左側方向からの視図、第6図は受座の左側面
図、第7図は支持体と第1の引寄せカムの斜視
図、第8図は本考案装置の取付けられるカーテン
ンウオール例の室外側からの視図、第9図は−
線矢視図、第10図は−線矢視図、第11
図は他の回転駆動ピンの取付例の水平断面図、第
12図は受座の竪枠側から視た視図、第13図は
態様を異にする第1の引寄せカムおよび連結杆の
運動手段の概要図である。 1……内倒し窓、6A〜6C……窓枠、7……
開閉障子、7A〜7C……框、10……収納溝、
21……回転支持体、22……第1の引寄せカ
ム、22a……ピン係合受孔、23,24……ス
ライダー、25……連続杆、27……係止ピン
(第2の引寄せカム)、28……アーム、40,4
0′……受座、50,50′……回転駆動ピン、6
0,60′……外部操作ハンドル。
作動状態要部図、第3図は第1図の右側方向視の
縦断面図、第4図は水平断面図、第5図は第1図
の左側方向からの視図、第6図は受座の左側面
図、第7図は支持体と第1の引寄せカムの斜視
図、第8図は本考案装置の取付けられるカーテン
ンウオール例の室外側からの視図、第9図は−
線矢視図、第10図は−線矢視図、第11
図は他の回転駆動ピンの取付例の水平断面図、第
12図は受座の竪枠側から視た視図、第13図は
態様を異にする第1の引寄せカムおよび連結杆の
運動手段の概要図である。 1……内倒し窓、6A〜6C……窓枠、7……
開閉障子、7A〜7C……框、10……収納溝、
21……回転支持体、22……第1の引寄せカ
ム、22a……ピン係合受孔、23,24……ス
ライダー、25……連続杆、27……係止ピン
(第2の引寄せカム)、28……アーム、40,4
0′……受座、50,50′……回転駆動ピン、6
0,60′……外部操作ハンドル。
Claims (1)
- 開閉障子の框長手方向に収容溝10を形成し、
この収容溝10内にその端から、回転する第1の
引寄せカム22と窓枠6Bに対して係脱自在の第
2の引寄せカム27とこれらを連結し第1の引寄
せカム27を作動すべく伝達する連結部材とが一
体物として収納され、前記第1の引寄せカム22
には外部操作ハンドル60の操作によつて回転せ
られる第1の引寄せカム22とは別体の回転駆動
ピン50が框7Aを貫いて保持されているととも
に、第1の引寄せカム22の回転軸22bに係合
されていることを特微とする開閉障子の密閉装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984159590U JPH0341023Y2 (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984159590U JPH0341023Y2 (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173764U JPS6173764U (ja) | 1986-05-19 |
JPH0341023Y2 true JPH0341023Y2 (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=30717542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984159590U Expired JPH0341023Y2 (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341023Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641079B2 (ja) * | 1977-01-05 | 1981-09-25 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911569Y2 (ja) * | 1979-09-10 | 1984-04-09 | 株式会社中西エンジニアリング | 障子引寄せ装置 |
JPS58138776U (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-19 | 昭和鋼機株式会社 | 窓の引締め装置 |
-
1984
- 1984-10-22 JP JP1984159590U patent/JPH0341023Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641079B2 (ja) * | 1977-01-05 | 1981-09-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173764U (ja) | 1986-05-19 |
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