JPH051580Y2 - - Google Patents

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JPH051580Y2
JPH051580Y2 JP1987027905U JP2790587U JPH051580Y2 JP H051580 Y2 JPH051580 Y2 JP H051580Y2 JP 1987027905 U JP1987027905 U JP 1987027905U JP 2790587 U JP2790587 U JP 2790587U JP H051580 Y2 JPH051580 Y2 JP H051580Y2
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JP
Japan
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case
shaft
short
shafts
door
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JP1987027905U
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JPS63134078U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ピボツト軸を支点として回動する回
動式扉を着脱自在に支持する支持具に関する。
<従来の技術> 従来、回動式扉を着脱自在に支持する支持具と
して実公昭50−31228号や実公昭40−19413号で開
示されたものがある。しかし前者の考案では、扉
前面側に突出させたつまみでピボツト軸を上下さ
せる構造になつている為、扉面につまみやつまみ
を上下動させるためのガイド溝が見えて不体裁で
ある。また、扉に取り付け用溝を加工してこれに
脱落しないように取り付ける作業が面倒である。
加えて1軸による上下運動であるから軸振れが生
じ易い。又、後者の場合は、ケースが断面4角形
であるため家具等の扉の上下端面にケース嵌め込
み用の穴を加工することが大変面倒であり、作業
性が悪い。特に、ピボツト軸を付勢するためのス
プリングが軸の裏側に設置されているためにスプ
リング設置スペースがすくなくなり、そのためケ
ースの奥行きを長くするか、或は開示された考案
の第1図で示すように軸中心部にスプリング納入
用の穴を設けてスプリングの1部を嵌め込むよう
に配慮しなければ成らない。これは加工が面倒で
あると共に軸の強度が劣化する等の問題点があ
る。又ケースの奥行きを長くすれば当然ケースが
大形化して好ましくない。更に加えてスプリング
が一方の軸側に片寄つて付加されているため、短
軸を押し付けたときに運動する部材全体が偏つて
スムースな上下運動に支障を来す等の欠点もあ
る。
<考案が解決しようとする課題> そこで本考案は、繊細な家具の美観や木製扉へ
の取り付けの容易性に配慮を加えると共に、前記
した従来課題を解決した支持装置を提供すること
を主たる目的とするものである。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するために、本考案の支持具に
あつては、リンク3を介して一体的に連結された
垂直な長軸1並びに短軸2と、これら長軸1並び
に短軸2を上下自在に保持する横断面長円状形で
円筒状のケース4と、これら長軸1並びに短軸2
を常時上方に押し上げるスプリング5とから成
り、前記各軸1,2は夫々前記ケース1内で垂直
方向に形成された専用のガイド溝6,7に摺動自
在に保持されており、前記ケース4の天板4Aに
は前記軸1,2を露出するための穴8,9が形成
されていて常時長軸1の上端部分が前記穴8から
出没自在に突出されており、前記スプリング5は
長軸1と短軸2の中間部にあるリンク3の下方に
配置されており、前記短軸2は穴9から突出しな
い長さに形成されているおり、更に、前記ケース
4は扉Aの上端面又は下端面に取り付けられてい
る構造としたものである。
<作用> 上記のごとく構成された支持具は、回動扉Aの
上端面及び下端面にルーター等でケース外形に沿
つた長円形の嵌め込み穴をあけてこれに埋め込
み、ケース4から突出した長軸1を手指でおし下
げて家具枠体Bに設けた穴Cに挿入する。扉を取
り外す時は、第3図に示すように短軸2用の穴9
が外部に露見する位置まで扉を回動させてこの穴
9からトライバー等で短軸2を押して長軸1をケ
ース内に押し込み、扉Aを取り外せばよい。
<実施例> 以下、本考案の実施例について図面を参照にし
て説明する。
図に示すごとく本考案に係る支持具は、リンク
3を介して一体的に連結された垂直な長軸1並び
に短軸2と、これら長軸1並び短軸2を上下自在
に保持する横断面長円状形で円筒状のケース4
と、これら長軸1並びに短軸2を常時上方に押し
上げるスプリング5とから成る。前記軸1,2は
夫々ケース4内で垂直方向に形成された専用のガ
イド溝6,7に摺動自在に嵌め込まれており、こ
れにより両じく1,2はスムースに平行移動出来
るように形成されている。前記ガイド溝6,7は
断面形状において一部を切開した円形状をなし、
円柱状の軸1,2の外周面を抱合するように形成
されている。而して、前記ケース4の天板4Aに
は前記軸1,2を露出するための穴8,9が形成
されていて常時長軸1の上端部分が前記穴8から
出没自在に突出されており、前記短軸2は穴9か
ら突出しない長さに形成されている。又、前記ス
プリング5は長軸1と短軸2の中間部にある空間
10に装着されている。これによりリンク3の下
方からバランスよく左右の長軸1と短軸2を上方
に押し上げるように作用している、尚、前記ケー
ス4は扉Aの上端面又は下端面に開口した穴Dに
嵌め込んで取り付けられている。
<考案の効果> 以上詳述したごとく本考案は、扉面につまみや
つまみを上下動させるためのガイド溝が見えない
から体裁がよく、しかもケース4の形態を横断面
長円状形で円筒状としたから、扉上端面にルータ
ー等で穴をあけてこれに嵌め込むだけで簡単に扉
に取り付けることができる。更に本考案では、前
記スプリング5は長軸1と短軸2の中間部にある
リンク3の下方に配置されているので、左右の長
軸1並びに短軸2を均等な力でバランスよく付勢
させることができる。従つて扉を取り付けるとき
の長軸1のおし下げ並びに扉を外す時の短軸2の
おし下げの何れの場合でも、同じモーメントで運
動体(長軸1、短軸2、リンク3)に付加させる
ことができ、これにより運動体の傾きを少なくし
てスムースな上下運動を行うことができる。加え
てスムース5がリンク3の下方に設置されている
から、長軸1や短軸2の下方への出つ張りに邪魔
されることがなく十分な収納スペースを確保する
ことができ、これにより長軸1や短軸2にスプリ
ングをはめこむための穴や、或はケースを大きく
してスプリング収納スペースを確保するようなこ
とをしないで済む等の種々顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のa−a線に沿つた断面図、第3図は
使用状態を示す断面図である。 1は長軸、2は短軸、3はリンク、4はケー
ス、5はスプリング、6,7はガイド溝、Aは回
動扉である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リンク3を介して一体的に連結された垂直な長
    軸1並びに短軸2と、これら長軸1並びに短軸2
    を上下自在に保持する横断面長円状形で円筒状の
    ケース4と、これら長軸1並びに短軸2を常時上
    方に押し上げるスプリング5とから成り、前記各
    軸1,2は夫々前記ケース1内で垂直方向に形成
    された専用のガイド溝6,7に摺動自在に保持さ
    れており、前記ケース4の天板4Aには前記軸
    1,2を露出するための穴8,9が形成されてい
    て常時長軸1の上端部分が前記穴8から出没自在
    に突出されており、前記スプリング5は長軸1と
    短軸2の中間部にあるリンク3の下方に配置され
    ており、前記短軸2は穴9から突出しない長さに
    形成されており、更に、前記ケース4は扉Aの上
    端面又は下端面に取り付けられている回動式扉の
    支持具。
JP1987027905U 1987-02-25 1987-02-25 Expired - Lifetime JPH051580Y2 (ja)

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JP1987027905U JPH051580Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987027905U JPH051580Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63134078U JPS63134078U (ja) 1988-09-01
JPH051580Y2 true JPH051580Y2 (ja) 1993-01-14

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ID=30830373

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JP1987027905U Expired - Lifetime JPH051580Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

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JP (1) JPH051580Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031228U (ja) * 1973-07-23 1975-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031228U (ja) * 1973-07-23 1975-04-07

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Publication number Publication date
JPS63134078U (ja) 1988-09-01

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