JPH0737536Y2 - 家具の天板等におけるコ−ド類挿通装置 - Google Patents
家具の天板等におけるコ−ド類挿通装置Info
- Publication number
- JPH0737536Y2 JPH0737536Y2 JP9091691U JP9091691U JPH0737536Y2 JP H0737536 Y2 JPH0737536 Y2 JP H0737536Y2 JP 9091691 U JP9091691 U JP 9091691U JP 9091691 U JP9091691 U JP 9091691U JP H0737536 Y2 JPH0737536 Y2 JP H0737536Y2
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- JP
- Japan
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- insertion hole
- top plate
- cord insertion
- fitting portion
- cord
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Description
【0001】
【産業の利用分野】本考案は、デスク,カウンタ−,テ
−ブルなどのような家具の天板等に適用して好適なコ−
ド,ケ−ブル等(以下、コ−ド類という)の挿通装置に
関するものである。
−ブルなどのような家具の天板等に適用して好適なコ−
ド,ケ−ブル等(以下、コ−ド類という)の挿通装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デスクやテ−ブル等の天板
に、電話コ−ド等のコ−ド類を挿通できるようにした構
造を付与したものが知られているが、従来のコ−ド類の
挿通構造は、天板の適宜の個所にコ−ド挿通用の穴や切
欠を形成し、この穴や切欠に着脱式のキャップを嵌める
型式のものであるため、取外した前記キャップを紛失す
ることが多かった。
に、電話コ−ド等のコ−ド類を挿通できるようにした構
造を付与したものが知られているが、従来のコ−ド類の
挿通構造は、天板の適宜の個所にコ−ド挿通用の穴や切
欠を形成し、この穴や切欠に着脱式のキャップを嵌める
型式のものであるため、取外した前記キャップを紛失す
ることが多かった。
【0003】また、前記キャップにコ−ド類の挿通時に
切落す爪片を形成したものも提案されているが、コ−ド
類の挿通時に爪片を切落してしまうと、コ−ド類を通さ
ないときに切落された爪片の部分が穴が明いたままの状
態となって、外見上好ましくないという問題がある。
切落す爪片を形成したものも提案されているが、コ−ド
類の挿通時に爪片を切落してしまうと、コ−ド類を通さ
ないときに切落された爪片の部分が穴が明いたままの状
態となって、外見上好ましくないという問題がある。
【0004】このような点に鑑み、形成されたコ−ド類
の挿通孔に開閉自在の蓋を設けるようにしたものが提案
されるに至ったが、構造が複雑であったり、開閉操作が
簡便でないなどの問題が指摘されている。
の挿通孔に開閉自在の蓋を設けるようにしたものが提案
されるに至ったが、構造が複雑であったり、開閉操作が
簡便でないなどの問題が指摘されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
従来技術に鑑み、コ−ドを通す際には開蓋し、また、不
使用時には閉蓋出来るようにするが、上記従来品のよう
な構造上,操作上の問題点のない主として家具用のコ−
ド類の挿通装置を開発することを、その課題とするもの
である。
従来技術に鑑み、コ−ドを通す際には開蓋し、また、不
使用時には閉蓋出来るようにするが、上記従来品のよう
な構造上,操作上の問題点のない主として家具用のコ−
ド類の挿通装置を開発することを、その課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、家
具の天板又はダクトカバ−等にコ−ド類を通すための長
孔状等をなすコ−ド類挿通孔を形成すると共に、この挿
通孔の裏面左右外側に、互いに内方に向け対向させた上
下二組の溝から成る案内部を形成し、この案内部に、上
面を前記コ−ド類挿通孔に合致する凸状嵌合部に形成す
ると共に該嵌合部の下面側両側に前記案内部の対向する
二つの溝に選択的に挿入支持される翼壁を形成した蓋部
材を、前記溝に翼壁を支持させ摺動自在に装着して成
り、前記翼壁を、上位の溝に挿入支持させると凸状嵌合
部が前記コ−ド類挿通孔に合致嵌合して該孔を閉塞し、
同じく下位の溝に挿入支持させると、前記凸状嵌合部が
コ−ド類挿通孔の裏面より下に位置して摺動可能にな
り、コ−ド類挿通孔を開放することができるようにした
ことを特徴とするものである。
することを目的としてなされたもので、その構成は、家
具の天板又はダクトカバ−等にコ−ド類を通すための長
孔状等をなすコ−ド類挿通孔を形成すると共に、この挿
通孔の裏面左右外側に、互いに内方に向け対向させた上
下二組の溝から成る案内部を形成し、この案内部に、上
面を前記コ−ド類挿通孔に合致する凸状嵌合部に形成す
ると共に該嵌合部の下面側両側に前記案内部の対向する
二つの溝に選択的に挿入支持される翼壁を形成した蓋部
材を、前記溝に翼壁を支持させ摺動自在に装着して成
り、前記翼壁を、上位の溝に挿入支持させると凸状嵌合
部が前記コ−ド類挿通孔に合致嵌合して該孔を閉塞し、
同じく下位の溝に挿入支持させると、前記凸状嵌合部が
コ−ド類挿通孔の裏面より下に位置して摺動可能にな
り、コ−ド類挿通孔を開放することができるようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施の一例を図により説明す
る。図1は本考案装置によりコ−ド類挿通孔を閉塞した
状態の要部の斜視図、図2は同じくコ−ド類挿通孔を開
放した状態の要部の斜視図である。
る。図1は本考案装置によりコ−ド類挿通孔を閉塞した
状態の要部の斜視図、図2は同じくコ−ド類挿通孔を開
放した状態の要部の斜視図である。
【0008】図において、1はデスク,テ−ブル等の天
板、2は該天板1に形成した略U字溝状をなすコ−ド類
挿通ダクト、3はこのダクト2に着脱自在に被せたダク
トカバ−、4はこのカバ−3の一端部に形成したコ−ド
類挿通孔、5,6は前記カバ−3の裏面であって前記コ
−ド類挿通孔4の両外側に、互いに内方に向け、対向さ
せて形成した上下二組の溝5a,5b、6a,6bによる案内
部、7は上面を前記コ−ド類挿通孔4と略同形状をなし
該挿通孔2に嵌合する凸状嵌合部71に形成し、その下部
に前記案内部材5,6の溝5a,6a又は5b,6bに挿入支持
させる翼壁7a,7bを形成した蓋部材で、上記翼壁7a,7b
は上記溝5a,6a又は5b,6bに摺動自在であり、翼壁7a,
7bを上位の溝5a,6aに挿入支持させれば、凸状嵌合部71
がコ−ド類挿通孔4に合致してそれを閉塞して天板1や
ダクトカバ−3と同面状となり、また、翼壁7a,7bを下
位の溝5b,6bに挿入支持させれば、凸状嵌合部71の上面
がダクトカバ−3の下面と同面乃至はそれより下方に位
置することとなって、ダクトカバ−3の下面において蓋
部材7のスライドが可能になり、このスライドによりコ
−ド類挿通孔4は開放されるようになっている。
板、2は該天板1に形成した略U字溝状をなすコ−ド類
挿通ダクト、3はこのダクト2に着脱自在に被せたダク
トカバ−、4はこのカバ−3の一端部に形成したコ−ド
類挿通孔、5,6は前記カバ−3の裏面であって前記コ
−ド類挿通孔4の両外側に、互いに内方に向け、対向さ
せて形成した上下二組の溝5a,5b、6a,6bによる案内
部、7は上面を前記コ−ド類挿通孔4と略同形状をなし
該挿通孔2に嵌合する凸状嵌合部71に形成し、その下部
に前記案内部材5,6の溝5a,6a又は5b,6bに挿入支持
させる翼壁7a,7bを形成した蓋部材で、上記翼壁7a,7b
は上記溝5a,6a又は5b,6bに摺動自在であり、翼壁7a,
7bを上位の溝5a,6aに挿入支持させれば、凸状嵌合部71
がコ−ド類挿通孔4に合致してそれを閉塞して天板1や
ダクトカバ−3と同面状となり、また、翼壁7a,7bを下
位の溝5b,6bに挿入支持させれば、凸状嵌合部71の上面
がダクトカバ−3の下面と同面乃至はそれより下方に位
置することとなって、ダクトカバ−3の下面において蓋
部材7のスライドが可能になり、このスライドによりコ
−ド類挿通孔4は開放されるようになっている。
【0009】上記のように構成される本考案装置は、コ
−ド類挿通孔4にダクト2から立上げてコ−ド類を通す
必要のないときは、上記のように、蓋部材7の翼壁7a,
7bを案内部5,6の上位の溝5a,6aに挿入支持させれ
ば、凸状嵌合部71がコ−ド類挿通孔4に合致嵌合され
て、該挿通孔4が塞がれているが、コ−ド類をダクト2
から立上げて通すときは、前記翼壁7a,7bをスライドさ
せて案内部5,6の溝5a,6aから取外し、それらの下位
の溝5b,6bに挿入支持させれば、蓋部材7の凸状嵌合部
71の上面が前記挿通孔4の裏面より下位に位置して蓋部
材7のスライドが可能となるので、該挿通孔4の開放が
できて、コ−ド類を挿通孔4から外部へ通すことが出来
るのである。
−ド類挿通孔4にダクト2から立上げてコ−ド類を通す
必要のないときは、上記のように、蓋部材7の翼壁7a,
7bを案内部5,6の上位の溝5a,6aに挿入支持させれ
ば、凸状嵌合部71がコ−ド類挿通孔4に合致嵌合され
て、該挿通孔4が塞がれているが、コ−ド類をダクト2
から立上げて通すときは、前記翼壁7a,7bをスライドさ
せて案内部5,6の溝5a,6aから取外し、それらの下位
の溝5b,6bに挿入支持させれば、蓋部材7の凸状嵌合部
71の上面が前記挿通孔4の裏面より下位に位置して蓋部
材7のスライドが可能となるので、該挿通孔4の開放が
できて、コ−ド類を挿通孔4から外部へ通すことが出来
るのである。
【0010】以上の実施例は、天板1にコ−ドダクト2
を設け、このダクト2に天板1と同面となるように被着
されるダクトカバ−3にコ−ド類挿通孔4を設けた例に
本考案を適用した例について説明したものであるが、本
考案が適用されるコ−ド類挿通孔4は天板1に直接形成
することもある。また、天板1以外のサイドカバ−やサ
イドパネル、幕板などに本考案を適用することも勿論可
能である。
を設け、このダクト2に天板1と同面となるように被着
されるダクトカバ−3にコ−ド類挿通孔4を設けた例に
本考案を適用した例について説明したものであるが、本
考案が適用されるコ−ド類挿通孔4は天板1に直接形成
することもある。また、天板1以外のサイドカバ−やサ
イドパネル、幕板などに本考案を適用することも勿論可
能である。
【0011】この場合、蓋部材7を支持する上,下2段
の2組の溝5a,6a、5b,6bを形成した案内部5,6は、
独立した部材として形成し、天板1に設けられたコ−ド
類挿通孔4の裏面両外側に取付けられることとなる。
の2組の溝5a,6a、5b,6bを形成した案内部5,6は、
独立した部材として形成し、天板1に設けられたコ−ド
類挿通孔4の裏面両外側に取付けられることとなる。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述の通りであって、家具の天
板等に形成されるコ−ド類挿通孔を開閉する蓋部材を、
不使用時には天板やダクトカバ−と同面にして閉蓋状態
で設け、使用時にのみ支持位置を下方に変えて前記挿通
孔を開閉自在にできるように取付けることによって、コ
−ド類の挿通装置としたから、特に、不使用時には天板
等に形成したコ−ド類挿通孔が完全に塞がれて天板等の
使用上何らの支障もなく、また、コ−ド類挿通時には蓋
部材がコ−ド類挿通孔の裏面側に設けた案内部の下位の
支持部に保持されるので、それが紛失するおそれもな
い。従って、本考案装置は家具の天板等におけるコ−ド
類の挿通装置として極めて有用である。
板等に形成されるコ−ド類挿通孔を開閉する蓋部材を、
不使用時には天板やダクトカバ−と同面にして閉蓋状態
で設け、使用時にのみ支持位置を下方に変えて前記挿通
孔を開閉自在にできるように取付けることによって、コ
−ド類の挿通装置としたから、特に、不使用時には天板
等に形成したコ−ド類挿通孔が完全に塞がれて天板等の
使用上何らの支障もなく、また、コ−ド類挿通時には蓋
部材がコ−ド類挿通孔の裏面側に設けた案内部の下位の
支持部に保持されるので、それが紛失するおそれもな
い。従って、本考案装置は家具の天板等におけるコ−ド
類の挿通装置として極めて有用である。
【図1】本考案の一例の装置によりコ−ド類挿通孔を閉
塞した状態の要部の斜視図。
塞した状態の要部の斜視図。
【図2】同じくコ−ド類挿通孔を開放した状態の要部の
斜視図。
斜視図。
1 天板 2 コ−ド類挿通ダクト 3 ダクトカバ− 4 コ−ド類挿通孔 5,6 案内部 5a,6a 上位の溝 5b,6b 下位の溝 7 蓋部材 71 嵌合部 7a,7b 翼壁
Claims (1)
- 【請求項1】 家具の天板又はダクトカバ−等にコ−ド
類を通すための長孔状等をなすコ−ド類挿通孔を形成す
ると共に、この挿通孔の裏面左右外側に、互いに内方に
向け対向させた上下二組の溝から成る案内部を形成し、
この案内部に、上面を前記コ−ド類挿通孔に合致する凸
状嵌合部に形成すると共に該嵌合部の下面側両側に前記
案内部の対向する二つの溝に選択的に挿入支持される翼
壁を形成した蓋部材を、前記溝に翼壁を支持させ摺動自
在に装着して成り、前記翼壁を、上位の溝に挿入支持さ
せると凸状嵌合部が前記コ−ド類挿通孔に合致嵌合して
該孔を閉塞し、同じく下位の溝に挿入支持させると、前
記凸状嵌合部がコ−ド類挿通孔の裏面より下に位置して
摺動可能になり、コ−ド類挿通孔を開放することができ
るようにしたことを特徴とする家具の天板等におけるコ
−ド類挿通装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091691U JPH0737536Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 家具の天板等におけるコ−ド類挿通装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091691U JPH0737536Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 家具の天板等におけるコ−ド類挿通装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531631U JPH0531631U (ja) | 1993-04-27 |
JPH0737536Y2 true JPH0737536Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=14011750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091691U Expired - Fee Related JPH0737536Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 家具の天板等におけるコ−ド類挿通装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737536Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP9091691U patent/JPH0737536Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531631U (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |