JPH0750839Y2 - 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置 - Google Patents

机天板等におけるコード取出孔のカバー装置

Info

Publication number
JPH0750839Y2
JPH0750839Y2 JP1012390U JP1012390U JPH0750839Y2 JP H0750839 Y2 JPH0750839 Y2 JP H0750839Y2 JP 1012390 U JP1012390 U JP 1012390U JP 1012390 U JP1012390 U JP 1012390U JP H0750839 Y2 JPH0750839 Y2 JP H0750839Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cord
hole
top plate
bearing hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1012390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03101124U (ja
Inventor
崇爾 西沢
圭太 田多
敬司 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP1012390U priority Critical patent/JPH0750839Y2/ja
Publication of JPH03101124U publication Critical patent/JPH03101124U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750839Y2 publication Critical patent/JPH0750839Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、OA用机、テーブル等の机天板等において、該
机天板上で使用するOA機器や電話機等へ各種コード類を
配線するために天板上に設けられたコード取出孔へ装着
されるカバー装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、オフィス等におけるオートメーション化、コンピ
ュータ化が進み、机天板上では種々のOA機器が使用され
ている。この種のOA用机等においては、机天板上で使用
されるOA機器、又は電話機等へ電源コード、配線コード
等の各種コードを配線するためのコード取出孔が設けら
れている。そして、このコード取出孔には、該取出孔を
開閉するカバーが取付けられる。従来、この種のコード
取出孔のカバーとしては、例えば第12図に示す如く、上
下に貫通した枠体aを机天板bに設けたコード取出孔c
に嵌合するとともに、該枠体aの上部開口を被覆する蓋
体dが開閉自在に取付けられている。この蓋体dは、例
えば第13図に示す如く、枠体a側壁に設けた軸孔eへ蓋
体dの側部に突設した突軸fを挿着して蓋体dにて枠体
aの上部開口を開閉自在に枢着又は蝶着したり、又は第
14図の如く蓋体dを取り外し自在に設けたりしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前者の蓋体dを枠体aの開口部に開閉自在に枢
着したものは、このコード取出孔から大容量のコード類
を取り出すときや、又はこのコード取出孔内にコンセン
ト設けてプラグを差し込むような場合には、蓋体dが最
大限に開放されて天板b上に略立起状態となるため、蓋
体dが天板b上で邪魔になるだけでなく、見た目にもよ
くない。更には、このようなコード取出孔を有する机
と、コード取出孔のない机とをつき合わせて配置し、一
方の机天板上のコード取出孔cから他方の机天板上へコ
ード類を取り出すような場合(第13図において右方にコ
ードを取り出すような場合)には、この蓋体dが一層邪
魔なものとなる。一方、後者(第14図のもの)のよう
な、単に蓋体dを枠体aから取り外し可能としたもの
は、コード取出時にこの蓋体dを取り去ることで蓋体d
が机天板b上で邪魔になることはないが、この場合に
は、少量のコード類を取り出す場合でも、いちいちこの
蓋体bを取り外す必要があり、この一旦取り外した後の
蓋体dの保管が面倒で、紛失したりするおそれがある。
本考案は上記の点に鑑み、机天板等に設けられたコード
取出孔のカバー装置として、コード取出孔を開閉する蓋
体の開閉動作が簡単で、且つ蓋体がコード取出時に天板
上で邪魔になったり、また、この蓋体を紛失したりする
ことなく簡易に収納可能としたコード取出孔のカバー装
置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る机天板におけるコード取出孔のカバー装置
は上記の目的を達成するために、机天板等に設けられた
コード取出孔に嵌合保持される上下に貫通した枠体と、
前記枠体の上部開口を開閉自在に被覆する蓋体と、より
なり、前記枠体の側壁に軸受孔を形成し、該軸受孔に連
通し軸受孔の径よりも小巾として上方に開口した挿入溝
及び前記軸受孔から下方へ連続する案内溝を設けるとと
もに、前記蓋体には前記枠体の軸受孔へ挿着可能であり
且つ該蓋体を略立起させた状態で前記挿入溝及び案内溝
へ挿通可能とした断面偏平状の突軸を設けて構成してな
る。
〔作用〕
本考案に係る机天板等におけるコード取出孔のカバー装
置は上記の如く構成してなり、蓋体を略立起させた状態
で該蓋体に設けた突軸を枠体に設けた挿入溝の上端開口
から挿入して軸受孔へ挿着することで蓋体を枠体の上部
開口を開閉自在に枢着する。そして、コード取出孔から
コード類を机天板上へ取り出すときには、適宜前記蓋体
を開けてここからコード類を机天板上のOA機器等へ配線
する。このとき、取り出すべきコード類が大容量であっ
たり、又はコード取出孔内にコンセントを設けてこれに
プラグ等を差し込み使用するようなときには、蓋体を略
立起するまで開放するとともに、枠体の軸受孔に挿着さ
れた蓋体の突軸を、前記軸受孔から下方へ連続して形成
された案内溝に沿って下方へ摺動させて蓋体を下方へ押
込むことで枠体内に収納すれば、枠体の上部開口を完全
に開口して使用可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づき本考案を更に詳細に
説明する。
第1図はOA用机1の斜視図、第2図はその縦断側面図で
あり、該机1の天板2上面奥部には、コード取出孔3を
設け、天板2の下方空間には幕板4の内面に適宜コード
配線ダクト5を設けてなり、これらのコード配線ダクト
5に配線される各種コード類を前記コード取出孔3から
取り出して天板2上で使用される各種OA機器等に接続し
て使用するものである。
そして、前記コード取出孔3にはこのコード取出孔3を
開閉する蓋体を有するカバー装置6を装着している。こ
のカバー装置6は例えば第3図の如く天板2に設けられ
たコード取出孔3に嵌合保持される上下に貫通した枠体
7と、該枠体7の上部開口を開閉自在に被覆する蓋体8
とで構成される。前記枠体7の両側内壁71部分には縦方
向に突条72を形成し、該突条72の上部に軸受孔9を形成
するとともに、該軸受孔9に連通し突条72の上方に開口
した挿入溝10、及び、軸受孔9から下方へ連続して枠体
7の略底部まで達する案内溝11を設けてなり、この挿入
溝10及び案内溝11は前記軸受孔9の径よりも小さな巾に
設定している。一方、前記枠体7の上部開口を開閉する
蓋体8には、その下面両側に垂下片81を設けるととも
に、該垂下片81から側方へ前記枠体7の軸受孔9に挿着
可能で、しかも一側を切除した略半円径の偏平な断面形
状を有し、前記挿入溝10から軸受孔9へ挿入可能で、且
つ該軸受孔9から案内溝11内へ挿通可能とした突軸12を
突設している。
本考案に係るコード取出孔のカバー装置6は上記のよう
に構成してなり、第4図に示す如く蓋体8を略立起状態
として該蓋体8に設けた突軸12を枠体7の突条72上端の
状態に開口した挿入溝10の開口部から挿入して突軸12を
軸受孔9に挿着することで蓋体8を枠体7の上部開口を
開閉自在に取付ける。そして、天板2下方空間のコード
配線ダクト5等から天板2上にコード類を取り出すとき
には、前記蓋体8を適宜開放して天板2上へこれらのコ
ード類を取り出し可能とする(第5図)。又、取り出す
べきコード類の量が多いときや、又はこのカバー装置6
の枠体7下面にコンセントKを取付けてこれにプラグP
を差し込んで使用するようなときには、蓋体8を略立起
するまで開放するとともに、該蓋体8の突軸12を軸受孔
9から下方へ連続する案内溝11へ押込み、蓋体8の両側
縁が突条72と枠体7の後壁73との間の隙間13に嵌挿され
た状態で突軸12を案内溝11に沿って下方へ摺動させて蓋
体8を枠体7内に立起状態で収納することで、枠体7の
上部開口は完全に開放され、しかも蓋体8が机天板2上
に突出して邪魔になることがない。このように、蓋体8
を枠体7内に立起状態に収納可能としたことで、コード
取出孔3を大きく開口して大容量のコード類の取り出し
を可能とするとともに、取り外した蓋体8を紛失したり
することなく保管可能であり、しかも、この蓋体8の枠
体7内への収納は、蓋体8を立起状態にまで開放し、こ
の状態で蓋体8を下方へ押し込むだけの極めて簡単な操
作で行うことができるのである。
尚、上記実施例では、枠体7の内側壁71に突条72を設け
て該突条72に軸受孔9並びに挿入溝10及び案内溝11を設
けているが、蓋体8の突軸12を該蓋体8側縁から側方へ
突出状態に設け、又、軸受孔9及び挿入溝10、案内溝11
をそれぞれ第10図の如く枠体7の内側壁71に直に設ける
ようにしてもよい。又、蓋体8を収納する間隙13の深さ
は特に限定されるものではなく、例えば第11図の如く、
枠体7内に収納した蓋体8の上端部が机天板2上で邪魔
にならない程度に突出するようにしてもよい。
尚、図中、符号15は蓋体8閉止時の蓋体8の開放単を支
持してなるストッパーであり、符号20は机1の脚板、符
号21は机天板2下方の配線空間を被覆する点検パネル、
又、符号22は抽斗である。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案によれば、OA用机等の天板上に
設けられたコード取出孔のカバー装置として、コード取
出孔に嵌合保持される枠体の上部開口を開閉する蓋体を
前記枠体に開閉自在に枢着するとともに、この蓋体を枠
体内へ収納可能としてなるので、少量のコード類を取り
出すときには、前記蓋体を適宜開放するだけで簡単にコ
ード類の取り出しが可能であるとともに、取り出すべき
コード類が大容量のときや、又はコード取出孔内に設け
たコンセントにプラグを差し込み使用するときには、こ
の蓋体を立起状態で枠体内へ収納することで枠体の上部
開口を完全に開放するとともに、蓋体が天板上で邪魔に
なることがなく、又、蓋体を枠体から取り外したときの
ように、面倒な保管の手間がかからず、又、蓋体紛失の
おそれもない。しかも、蓋体の枠体内への収納にあたっ
ては、蓋体を略立起するまで開放してこれを下方へ押し
込むだけの極めて簡単な操作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコード取出孔のカバー装置を装着
してなるOA用机の実施例斜視図、第2図は前記机の縦断
側面図、第3図は本考案に係るカバー装置の一実施例の
分解斜視図、第4図は枠体と蓋体を分離した状態の側断
面図、第5図は蓋体を枠体へ取付けた状態の側断面図、
第6図は蓋体を枠体内に収納した状態の側断面図、第7
図は蓋体を枠体に取付けた状態の部分正面断面図、第8
図は蓋体を枠体内に収納した状態の部分正面断面図、第
9図は蓋体の突軸と枠体の軸受孔との取付状態を示す説
明図、第10図は本考案に係るカバー装置の他の実施例の
部分正面断面図、第11図は更に他実施例の側断面図、第
12図は従来のコード取出孔のカバー装置の斜視図、第13
図はその側断面図、第14図は更に他の従来例の側断面図
である。 1:机、2:天板、3:コード取出孔、4:幕板、5:配線ダク
ト、6:カバー装置、7:枠体、8:蓋体、9:軸受孔、10:挿
入溝、11:案内溝、12:突軸、13:間隙、15:ストッパー、
71:内壁、72:突条、73:後壁、81:垂下片。 K:コンセント、P:プラグ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西野 敬司 東京都渋谷区恵比寿南3―9―11 ヴィ ラ・クリス101号 有限会社ヒロデザイン 研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】机天板等に設けられたコード取出孔に嵌合
    保持される上下に貫通した枠体と、 前記枠体の上部開口を開閉自在に被覆する蓋体と、 よりなり、前記枠体の側壁に軸受孔を形成し、該軸受孔
    に連通し軸受孔の径よりも小巾として上方に開口した挿
    入溝及び前記軸受孔から下方へ連続する案内溝を設ける
    とともに、前記蓋体には前記枠体の軸受孔へ挿着可能で
    あり且つ該蓋体を略立起させた状態で前記挿入溝及び案
    内溝へ挿通可能とした断面偏平状の突軸を設けてなるこ
    とを特徴とする机天板等におけるコード取出孔のカバー
    装置。
JP1012390U 1990-02-02 1990-02-02 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置 Expired - Fee Related JPH0750839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012390U JPH0750839Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012390U JPH0750839Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101124U JPH03101124U (ja) 1991-10-22
JPH0750839Y2 true JPH0750839Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31513715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1012390U Expired - Fee Related JPH0750839Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0750839Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149733A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Itoki Corp 机天板等における配線カバー装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149733A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Itoki Corp 机天板等における配線カバー装置
JP4639778B2 (ja) * 2004-11-30 2011-02-23 株式会社イトーキ 机天板等における配線カバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03101124U (ja) 1991-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5755499A (en) Remote Control Holder
JPH0750839Y2 (ja) 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置
JPH0614572Y2 (ja) 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置
JP2001161449A (ja) 収納ボックス
JP3234253U (ja) 防災用品の収納庫
JPS6045524B2 (ja) キヤビネツト
JP3839906B2 (ja) 移動テーブル
JP3054089U (ja) ティシュホルダー
JPH049848Y2 (ja)
JPH0753541Y2 (ja) 机天板等におけるコード取出孔のカバー装置
CN215271937U (zh) 一种宿舍用储物盒
KR0138055Y1 (ko) 모니터가 인.입출되도록 설치된 컴퓨터 책상
CN219030293U (zh) 一种带中挡板的折叠收纳箱
JPH0223359Y2 (ja)
JP3011451U (ja) 机天板用コンセントユニット
JPH0225263Y2 (ja)
JPH0717336U (ja) 実験台
JPH01238807A (ja) 事務用サイドスペーサ
JPH0445554Y2 (ja)
JPH0349544Y2 (ja)
JP3021852U (ja) 彫刻刀ケース
JPH0531631U (ja) 家具の天板等におけるコ−ド類挿通装置
JPH0310072Y2 (ja)
JPS636918Y2 (ja)
JPH088007A (ja) デスクトップ用コンセント装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees