JP2586273B2 - オプション取付金具の嵌装構造 - Google Patents

オプション取付金具の嵌装構造

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JP2586273B2 JP4031740A JP3174092A JP2586273B2 JP 2586273 B2 JP2586273 B2 JP 2586273B2 JP 4031740 A JP4031740 A JP 4031740A JP 3174092 A JP3174092 A JP 3174092A JP 2586273 B2 JP2586273 B2 JP 2586273B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片袖机や両袖机等にア
ーム電話台等を取り付けるためのオプション取付金具を
取り付けるオプション取付金具の嵌装構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、アーム電話台や照明器具等のオプ
ションを例えば机に取り付ける場合、机にオプション取
付金具を取り付け、そのオプション取付金具にオプショ
ンを回動可能に嵌入するように構成されている。このよ
うな構成において、オプション取付金具は、机に設けら
れた天板より下方の所定の位置に、専用の取付金具とボ
ルトとを用いて固定している。この取付位置は、一般的
には、天板より下方で、机の背面近傍のサイドパネル等
の部分に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成にあって
は、オプション取付金具の取付位置が天板の下方である
ので、机を組み立てる場合に取り付ける場合は別にし
て、使用中の机に取り付ける場合は、机の下に潜り込ん
だり配線用の開口部から手や工具を挿入し、ごく狭い空
間で前記取付金具の落下を抑止しながら取付作業をしな
ければならず、作業勝手が悪かった。また取り付ける場
所が、サイドパネルの内部であるので、前記取付金具を
固定するボルトを締めるにしても通常の工具が入らない
場合が多々あり、専用の工具や治具を必要とする場合が
あった。
【0004】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るオプション取付金具の嵌装
構造は、円筒形状で、その下端に上方に向かってテーパ
状に幅が狭くなる切欠部を有するオプション取付金具
と、オプション取付金具の外径と略同一の内径を有しか
つ同一直線上に中心が離間して位置する第1及び第2の
丸孔を具備し、第2の丸孔の所定位置に、丸孔の中心方
向に突出する舌片部が設けられてなる嵌装部材とからな
り、オプション取付金具を嵌装部材の第1の丸孔から第
2の丸孔に向けて挿入し、オプション取付金具の切欠部
に嵌装部材の舌片部を圧入することによりオプション取
付金具を嵌装部材に取り付けることを特徴とする。
【0006】本発明における嵌装部材としては、第1の
丸孔が穿設される上板部と、第2の丸孔が穿設される下
板部と、上板部と下板部とを平行状態に保持する縦板部
とからなるものがよく、1枚の板金により形成されるも
のが好ましい。このような嵌装部材にあって、第2の丸
孔に設けられる舌片部は、90°の頂角の二等辺三角形
状であるものが好適である。
【0007】
【作用】このような構成のものであれば、オプション取
付金具が嵌装部材の第1の丸孔から挿入されて、第2の
丸孔方向にさらに挿入されると、第2の丸孔の舌片部に
オプション取付金具の切欠部が係合する。この状態から
さらにオプション取付金具を第2の丸孔方向に押すと、
前記切欠部がテーパ形状をしているので、その切欠部部
分に第2の丸孔の舌片部が圧入され、オプション金具が
それ以上に第2の丸孔方向に移動することが禁止され、
かつそれぞれの丸孔の円周方向に回動することが禁止さ
れる。このように、オプション取付金具を嵌装部材に挿
入するだけでこれを取り付けることができるので、取り
付けの作業が簡単になり、作業効率が向上する。また、
オプション取付金具及び嵌装部材の構造が簡略化される
ので、製造コストを低減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図6を参
照して説明する。
【0009】図1に示す机Dは、天板1をサイドパネル
2と3段の引出し3,4,5を有する袖部6により支持
している。サイドパネル2と袖部6との先端部分の間に
はフロントパネル7が架設してある。フロントパネル7
の上縁部近傍には、図2に示すように、配線保持用の樋
7aが着脱可能に装着されており、その上方の天板1の
前端部に当接して硬質合成樹脂製の蓋体8が開閉可能に
取り付けられている。この蓋体8の左右の端部に当接し
て、上部カバーCがサイドパネル2に取り付けられてい
る。この上部カバーCの上面には後述するオプション取
付金具9を挿入する切欠孔(図示しない)が穿設されて
おり、オプション取付金具9を挿入しない場合は、下方
に回動開成し得るように蝶着された回動扉(図示しな
い)により閉鎖されている。7bはフロントパネル7の
上枠に装着される合成樹脂製の化粧部材である。
【0010】サイドパネル2は、アジャスタ21を介し
て床上に載置されるベース部22と、このベース部22
の先端側に立設した胴部23と、この胴部23の上端か
ら使用面側に延出させたアーム部24とを具備し、全体
として天板1を支える脚として機能するものである。そ
して、このサイドパネル2の先端近傍部に、内面側に開
口する凹溝25を、サイドパネル2の下端部から上端部
に亘って形成し、この凹溝25に合成樹脂製のカバー2
6を装着している。なお、カバー26の下端部には、凹
溝25を外部に連通させる配線通過口27が設けてあ
る。
【0011】サイドパネル2の胴部23の上先端部に
は、円筒形状のオプション取付金具9を嵌装する嵌装部
材10が溶接にて固定されている。嵌装部材10は、図
4〜5に示すように、第1の丸孔11が穿設される上板
部10aと、第2の丸孔12が穿設される下板部10b
と、上板部10aと下板部10bとを平行状態に保持す
る縦板部10cとから構成される。すなわち、嵌装部材
10は、板金素材をプレス加工して所定の位置に第1の
丸孔11、第2の丸孔12等を設けた後、その断面形状
が略コの字形になるように折曲して作製されるものであ
る。この嵌装部材10は、縦板部10cをサイドパネル
2の胴部23の外面側の側壁に密着させて固設されてい
る。このような取付状態において、第1の丸孔11は、
上板部10aの縦板部10cとは反対の縁部に接して穿
設されている。これに対応して、第2の丸孔12が、下
板部10bの縦板部10cとは反対の縁部に接して穿設
されている。すなわち、第1の丸孔11と第2の丸孔1
2との中心は、上下方向の同一直線上に位置するもので
ある。また、これら第1及び第2の丸孔11,12の内
径は、オプション取付金具9の外径寸法と略同一にして
ある。さらに、第2の丸孔12には、その中心方向に向
けて舌片部12aが突設されている。この舌片部12a
は、丸孔12の周縁部を底辺とする頂角θが90°の二
等辺三角形状をしており、下板部10bの長手方向でか
つ机Dの背面側に向けて周縁部分から突出している。
【0012】この舌片部12aに対応して、オプション
取付金具9の下端には、上方に向かってテーパ状に幅が
狭くなる切欠部9aが設けられている。この切欠部9a
は、これを正面から見た場合、図6に示すように、台形
状に形成されており、そのほぼ中間部分で第2の丸孔1
2の舌片部12aと係合して密着する大きさになってい
る。そして、その下端から嵌装部材10の上板部11と
下板部12のと離間距離より若干長い距離離れた位置
に、第1の丸孔11の内径よりもわずかに大なる外径の
鍔部9bが形成されている。
【0013】以上の構成において、図3に示すように、
オプションであるアーム電話台13を机Dに取り付ける
場合について説明する。
【0014】まず、机Dの天板1の先端側にある上部カ
バーCの回動扉を押圧して下方へ回動させ、切欠孔を開
成した状態にする。次に、オプション取付金具9をその
切欠孔からサイドパネル2の内部へと挿入する。オプシ
ョン取付金具9は、嵌装部材10の第1の丸孔10aを
貫通して第2の丸孔12へと達する。ここで、第2の丸
孔12の舌片部12aが、オプション取付金具9の切欠
部9aに係合されない場合は、オプション取付金具9が
浮いた状態で上部カバーCからその上部先端部分がはみ
だした状態となる。この場合には、オプション取付金具
9を左右いずれか一方の方向に回転させ、切欠部9aを
舌片部12aに係合させる。この後、オプション取付金
具9を第2の丸孔12の方向に向けて、つまり上方から
押さえて、オプション取付金具9と嵌装部材10とが切
欠部9aと舌片部12aとの部分で圧着状態となるよう
にする。この時、切欠部9aは、その形状がテーパ状に
なっているので、舌片部12aは、オプション取付金具
9が押圧されることによって、切欠部9aの下方から徐
々に上方に相対的に摺動移動して圧着状態となり、オプ
ション取付金具9の下方への移動は停止する。これにく
わえて、オプション取付金具9には鍔部9bが形成され
ているので、この鍔部9bが嵌装部材10の第1の丸孔
11に当接し、オプション取付金具9はそれ以上下方に
は移動しない。このようにしてオプション取付金具9を
嵌装した後、このオプション取付金具9にアーム電話台
13を挿入することにより、その取付が完了する。
【0015】このような構成であれば、オプション取付
金具9を机Dに取り付ける場合に、全く工具を必要とせ
ず、また机Dの下に潜ったり狭い開口部に手を挿入して
作業をすることもないので、熟練を要することなく腕力
の弱い女性の使用者にも楽に作業でき、またその作業も
簡単なので効率よく行うことができる。また、上記実施
例のように、第2の丸孔12の舌片部12aを机Dの背
面方向に向けて突設しておくと、オプション取付金具9
を上部カバーCの切欠孔に挿入する際に、オプション取
付金具9の切欠部9aを作業者に対面するようにして作
業すれば、オプション取付金具9を降下させるだけで切
欠部9aと舌片部12aとが係合するので、舌片部12
aの位置が目視確認できなくとも迅速に作業することが
可能となる。さらに、嵌装部材10を、板金素材をプレ
ス加工し略コの字形に折曲して作製することにより、そ
の製造工程を簡略化することができる。
【0016】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではない。例えば、嵌装部材10は、袖部6
の背面左端部近傍に固設されるものであってもよく、上
記実施例と組み合わせて天板の左右に嵌装部材10が固
設されるものであってもよい。また、第1及び第2の丸
孔11,12が設けられる上板部10a及び下板部10
bは、サイドパネル2と一体的に形成されるものであっ
てもよい。
【0017】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、第2
の丸孔の舌片部にオプション取付金具の切欠部が係合
し、その状態からさらにオプション取付金具を第2の丸
孔方向に押すと、前記切欠部がテーパ形状をしているの
で、その切欠部に第2の丸孔の舌片部が圧入されること
になり、オプション取付金具がそれ以上に第2の丸孔方
向に移動することが禁止され、かつそれぞれの丸孔の円
周方向に回動することが禁止されるので、オプション取
付金具を嵌装部材に挿入するだけでこれを取り付けるこ
とができ、取り付けの作業が簡単になり、作業効率が向
上する。また、オプション取付金具及び嵌装部材の構造
が簡略化されるので、製造コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の机を示す正面図。
【図2】同実施例の天板を省略してサイドパネルの要部
を示す斜視図。
【図3】同実施例においてアーム電話台を取り付けた状
態を示す要部の斜視図。
【図4】同実施例の嵌装部材の斜視図。
【図5】図4におけるA−A線に沿う断面図。
【図6】同実施例のオプション取付金具の正面図。
【符号の説明】 9…オプション取付金具 9a…切欠部 10…嵌装部材 10a…上板部 10b…下板部 10c…縦板部 11…第1の丸孔 12…第2の丸孔 12a…舌片部 θ…頂角

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形状で、その下端に上方に向かってテ
    ーパ状に幅が狭くなる切欠部を有するオプション取付金
    具と、オプション取付金具の外径と略同一の内径を有し
    かつ同一直線上に中心が離間して位置する第1及び第2
    の丸孔を具備し、第2の丸孔の所定位置に、その中心方
    向に突出する舌片部が設けられてなる嵌装部材とからな
    り、オプション取付金具を嵌装部材の第1の丸孔から第
    2の丸孔に向けて挿入し、オプション取付金具の切欠部
    に嵌装部材の舌片部を圧入することによりオプション取
    付金具を嵌装部材に取り付けることを特徴とするオプシ
    ョン取付金具の嵌装構造。
  2. 【請求項2】第2の丸孔に設けられる舌片部が、90°
    の頂角の二等辺三角形状であることを特徴とする請求項
    1記載のオプション取付金具の嵌装構造。
  3. 【請求項3】嵌装部材が、第1の丸孔が穿設される上板
    部と、第2の丸孔が穿設される下板部と、上板部と下板
    部とを平行状態に保持する縦板部とからなることを特徴
    とする請求項1及び2記載のオプション取付金具の嵌装
    構造。
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