JP2577142Y2 - シャッタ錠 - Google Patents

シャッタ錠

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JP2577142Y2
JP2577142Y2 JP1992061195U JP6119592U JP2577142Y2 JP 2577142 Y2 JP2577142 Y2 JP 2577142Y2 JP 1992061195 U JP1992061195 U JP 1992061195U JP 6119592 U JP6119592 U JP 6119592U JP 2577142 Y2 JP2577142 Y2 JP 2577142Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャッタを閉方向に移
動したときに自動施錠され、解錠操作してシャッタを全
開したときに自動施錠可能な状態に自動的にセットされ
るシャッタ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】自動施錠型のシャッタ錠に関する従来技
術には、特開昭59−8882号公報記載の技術などが
ある。同技術によれば、解錠状態に保持されたシャッタ
を閉鎖しているときに、シャッタを急激に停止或いは速
度変化させたときに生じる慣性力を利用して自動施錠さ
れるようになっている。
【0003】このシャッタ錠は、施錠方向に付勢された
可動片と、この可動片に連結され解錠状態では可動片を
付勢反対方向の位置に拘束する部品とを備え、解錠状態
に保持された閉方向に移動するシャッタを急激に停止或
いは速度変化させたときに、慣性力により、解錠状態に
係止されていた部品が解除され、移動可能となった可動
片が框側のストライクに係合して施錠されるものであ
る。従って、シャッタを閉方向に移動し、急激に停止或
いは速度変化させる限り、シャッタを施錠する手間を省
略することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然し、小さな慣性力で
自動施錠できるようにシャッタ錠を調節した場合には、
シャッタ閉鎖中にシャッタの速度が変化した場合に突然
施錠されてしまう不具合が生じ、大きな慣性力で自動施
錠できるようにシャッタ錠を調節した場合には、シャッ
タを停止してもシャッタが自動施錠されない虞があり、
解錠のままの状態に気がつかない危険性が生じる。
【0005】慣性力を利用したシャッタ錠により確実に
自動施錠しようとする場合には、シャッタの閉鎖動作が
手荒くなり、シャッタ錠の耐久性に影響する問題や、騒
音が発生する問題が生じる。又、錠装置の内部に塵埃が
進入し、或いは、内部の部品に発錆が生じて錠装置の動
作が不円滑になってくると、同じ慣性力でも次第に自動
施錠されなくなる問題が生じる。
【0006】本考案はかかる課題を解決することを目的
としており、シャッタに閉鎖速度に関係なく、閉鎖方向
に移動するシャッタを止めると自動施錠され、解錠して
シャッタを全開すると、自動的に自動施錠状態にセット
されるシャッタ錠を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するために手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、開口部を開閉するシャッタを閉方向に移
動したときに自動施錠され、解錠操作してシャッタを全
開したときに自動施錠可能な状態にセットされるシャッ
タ錠において、上記シャッタに固着されるベースプレー
トと、該ベースプレートの両側端部へ突出する方向に付
勢され一方に係合部を形成した一対のラッチプレート
と、該ラッチプレートの突出により上記開口部の框側に
設けたストライクに係止するラッチ爪と、上記一対のラ
ッチプレートを没入方向に操作する摘みと、上記ベース
プレートに枢着され、上記摘みの操作による上記一対の
ラッチプレートの没入に伴って上記係合部に係合するロ
ックレバーと、上記ベースプレートの側端より突出する
方向に付勢され、上記ストライクのシャッタ全開方向端
に設けた押動部材に押動されて上記ロックレバーを上
記係合部より離脱する方向に押動するトリガボルトとか
らシャッタ錠を構成した。
【0008】上記ラッチ爪は、一端が上記ベースプレー
トに枢着され、他端に係止突起が設けられると共に、上
記ラッチプレートの先端部に設けられたピンに遊嵌する
孔とを設け、ばねにより上記係止突起が上記ストライク
に係合する方向に付勢する。又、上記ストライクは、開
方向に移動する上記ラッチ爪の係止突起を係止する係止
面と該係止面の反対側に斜面を有する構造とする。
【0009】或いは、上記ラッチ爪は、上記ラッチプレ
ートに回動可能に装着され、上記ストライクと噛合する
歯車と、一端が上記ラッチプレートに枢着され、他端
が、上記歯車に接触する方向に付勢され、上記歯車の一
方向の回動を阻止するラッチストッパとにより構成され
る。又、上記ストライクは上記歯車と噛合するラックと
する。
【0010】
【作用】上記のように構成されたシャッタ錠は、摘みを
操作して一対のラッチプレートを後退させると、係合凹
部にロックレバーが係合し、ラッチプレートが後退した
解錠状態に保持されるので、シャッタを全閉或いは中途
で停止してもシャッタは施錠されない。従って、シャッ
タを閉方向或いは開方向に自由に移動することができ
る。
【0011】シャッタを全開すると、框側の押動部材に
押されたトリガボルトがロックレバーを押動し、ロック
レバーと係合凹部との係合が解除されるので、ラッチプ
レートがベースプレートの両端より突出するので、シャ
ッタ錠が自動施錠が可能な状態にセットされる。
【0012】自動施錠が可能な状態のシャッタは、閉方
向に移動するときにはラッチ爪がストライクに係合しな
いが、全閉或いは中途まで閉鎖したシャッタを開方向に
移動しようとすると、ラッチ爪がストライクに係合する
ので開方向の移動が阻止される。すなわち、全閉したシ
ャッタは自動施錠され、半閉状態のシャッタは更に閉鎖
する方向には移動可能であるが、開放方向には自動施錠
される。自動施錠されたシャッタ錠は、摘みの操作によ
り解錠される。
【0013】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
すると、図1はシャッタ錠Lの内部機構を示す正面図、
図2はシャッタ錠Lの正面図、図3はシャッタ錠L
面図を示す。シャッタ錠Lは、中空に形成され両側端に
開口を有するベースプレート1がシャッタ(図示しな
い)の先端縁に固着され、框側の一対の案内レール2の
内壁面に設けられた案内孔3に沿って移動可能である
(図3参照)。
【0014】図1に示すように、ベースプレート1の内
壁面の左側部に、板材より2個の摺動溝が成形加工され
た支持プレート4が取り付けられ、ベースプレート1の
内壁面と2個の摺動溝によって摺動孔5,摺動孔6が形
成される。ベースプレート1の内壁面の右側部に、板材
より1個の摺動溝が成形加工された支持プレート7が取
り付けられ、ベースプレート1の内壁面と1個の摺動溝
によって摺動孔8が形成される(図1参照)。
【0015】摺動孔5に挿入されるラッチプレート9に
は、長手方向に長い長孔10が穿設され、ベースプレー
ト1の内壁面に立設された案内ピン11が長孔10に遊
嵌する。又、ラッチプレート9より切り起こされる起立
片12と、支持プレート4よりラッチプレート9に向け
て切り起こし加工される垂下片13とに間にばね14が
弾装される。従って、ラッチプレート9は、図1におい
て左側に付勢される。
【0016】ラッチプレート9の中間部の上縁部に係合
凹部15が形成され、ベースプレート1の内壁面に立設
された軸16に、V字形のロックレバー17の中間部が
枢着される。又、軸16に巻回されたばね18の一端1
8aが、ロックレバー17の一方の腕に係止され、他端
18bが、ベースプレート1の内壁面に突出した係止片
19に係止される。従って、ロックレバー17は、時計
方向に付勢され、ラッチプレート9が右側に後退したと
きに、係合凹部15に係入する。
【0017】支持プレート7の孔8に挿入される先端側
ラッチプレート20は、ラッチプレート9と同様に、起
立片12と垂下片13とに間に弾装されるばね14によ
り、図1において右方向に付勢される。先端側ラッチプ
レート20の後端部(図1において左端部)に、連結板
21の一端が枢着され、連結板21の他端は後部側ラッ
チプレート22に枢着される。後部側ラッチプレート2
2に設けられた2個の長孔23には、ベースプレート1
の内壁面に立設された案内ピン24がそれぞれ遊嵌す
る。
【0018】ベースプレート1の室外側の壁の内面に支
軸25が立設され(図6参照)、室内側の壁に、支軸2
5と同心の孔26が設けられ、孔26に挿入される摘み
27には支軸25が挿入される底付きの孔28が設けら
れる。摘み27には、底付きの孔28の両側に駆動ピン
29が設けられ(図1参照)、駆動ピン29はそれぞれ
ラッチプレート9に設けられた切欠凹部30,後部側ラ
ッチプレート22に設けられた切欠凹部31に係入す
る。
【0019】従って、摘み27を、図1において時計方
向に回動すると、ラッチプレート9が右方向に後退して
係合凹部15のロックレバー17が係合し、ラッチプレ
ート9が解錠位置に係止されると共に、後部側ラッチプ
レート22,先端側ラッチプレート20が左方向に後退
して解錠位置に停止する。ロックレバー17と係合凹部
15との係合が解除されると、ラッチプレート9及び先
端側ラッチプレート20がそれぞれ外側に向けて前進
し、施錠位置に停止する。
【0020】ラッチプレート9には「施錠」と「解錠」
の文字が表示されており(図1参照)、ベースプレート
1に表示窓32が設けられ(図2参照)、ラッチプレー
ト9が施錠位置にあるときに、表示窓32から「施錠」
の文字が見え、ラッチプレート9が解錠位置にあるとき
に、表示窓32から「解錠」の文字が見えるので、室内
側から一瞥してシャッタ錠Lの状態を知ることができ
る。
【0021】支持プレート4の摺動孔6に挿入されるト
リガーボルト33は、先端部34が山形に形成され、後
端部に押動突起35が設けられ、中間部に切り起こされ
る起立片36と、支持プレート4より下方に向けて切り
起こされる垂下片37との間にばね38が弾装される。
従って、トリガーボルト33は、先端部34が図1にお
いて左側に突出する方向に付勢され、付勢反対方向に後
退したときに、押動突起35がロックレバー17を押動
する。
【0022】トリガボルト33には長孔39が穿設さ
れ、ベースプレート1の内壁面に立設された枢軸40が
長孔39に遊嵌し、枢軸40にラッチ爪41の一端が枢
着され、ラッチ爪41の他端に係止突起42と孔43が
設けられる。孔43は、図1において上方に延びる長孔
部43aと、左方向に延びる長孔部43bとを有し、ラ
ッチプレート9の先端部に立設されたピン44が孔43
に遊嵌する。
【0023】枢軸40に巻回されたばね45の一端45
aが、ラッチ爪41に屈曲して起立するばね係止片46
に係止され、他端45bが、ベースプレート1に設けら
れたばね係止ピン47に係止される。従って、ラッチ爪
41は、框側の案内レール2に取り付けられるストライ
ク48に係止突起42が接触する方向に付勢される。
【0024】ストライク48は、案内レール2の内壁面
にねじ49によって締着される固定壁48aと、固定壁
から起立する起立壁48bとを有し、起立壁48bの端
面には多数の山50が配列される(図2及び図3参
照)。山50は、係止面50aと、係止面50aの反対
側に形成される斜面50bとにより構成される。そし
て、係止突起42がストライク48の山50に接触する
とき、ストライク48は係止突起42の矢印F方向(図
1参照)の滑り接触を許容するが、矢印Fの反対方向の
移動は、係止面50aによって係止する。
【0025】ストライク48の上端部にあたるシャッタ
全開方向端部には、両端部に傾斜面を有する押動部材5
1が延設され(図2参照)、シャッタを全開したとき
に、トリガボルト33の先端部34が押動部材51に押
動されて後退する。ベースプレート1の右端部に設けら
れるラッチ爪41と、右側のストライク48との関係も
上記と同様である。
【0026】以上のように構成されたシャッタ錠Lの作
用を、図7ないし図11に基づいて説明する。摘み27
を時計方向に回動すると、ラッチプレート9が右側に後
退すると共に、後部側ラッチプレート22が左側に後退
する。ラッチプレート9の後退により、係合凹部15に
ロックレバー17が係合し、ラッチプレート9が後退位
置に保持される。
【0027】ラッチプレート9の後退により、ラッチプ
レート9のピン44に係合する左側のラッチ爪41が、
枢軸40を支点として時計方向に回動し、係止突起42
がストライク48から離隔する。同様にして、右側のラ
ッチ爪41が反時計方向に回動し、係止突起42がスト
ライク48から離隔する(図7参照)。
【0028】かくして、シャッタ錠Lは解錠状態にな
り、シャッタを開方向にも閉方向にも移動可能であり、
シャッタを全閉或いは中途で停止してもシャッタは施錠
されない。シャッタを全開するとき、全開位置の少し手
前で、トリガボルト33の先端部34が框側の押動部材
51に押され、押動されたトリガボルト33がロックレ
バー17を押し、ロックレバー17が反時計方向に回動
して係合凹部15との係合が解除され、ラッチプレート
9が左側に前進し、反時計方向に回動した摘み27を介
して先端側ラッチプレート20が右側に前進する(図8
参照)。
【0029】シャッタが全開したときには、押動部材5
1を乗り越えたトリガボルト33の先端部34が左側に
突出する(図9参照)。シャッタを閉鎖方向に移動する
と、両ラッチ爪41の係止突起42がストライク48の
山50に沿って滑り接触する。係止突起42が斜面50
bを滑り接触するときには、ラッチ爪41がばね45に
抗して後退する(図10参照)。
【0030】シャッタを開放方向に移動しようとして
も、係止突起42が係止面50aに係止されるので、シ
ャッタの開放方向の移動が阻止される(図11参照)。
すなわち、全閉したシャッタは自動施錠され、半閉状態
のシャッタは更に閉鎖する方向には移動可能であるが、
開放方向には自動施錠される。自動施錠されたシャッタ
錠Lは、摘み27の操作により解錠状態に復帰する。
【0031】図12,図13は本考案の第2実施例であ
るシャッタ錠L1 を示し、ベースプレート1の内壁面に
支持プレート4,7が設けられ、支持プレート4に挿入
されるラッチプレート52とトリガボルト33が左側に
付勢され、支持プレート7に挿入されるラッチプレート
53が右方向に付勢され、ロックレバー17が、ラッチ
プレート52に設けられた係合凹部15に係合する方向
に付勢されることは第1実施例と同様である。
【0032】然し、第2実施例においては、ラッチプレ
ート52,53の先端に設けられた軸54に歯車55が
回動可能に装着され、ラッチプレート52,53に設け
られた軸56にラッチストッパ57の一端が枢着され、
軸56に巻回されたばね58の一端58aがラッチスト
ッパ57に係止され、他端58bがラッチプレート5
2,53に係止される。
【0033】従って、ラッチストッパ57の他端は歯車
55に当接する方向に付勢され、左側のラッチストッパ
57は歯車55の反時計方向の回動を阻止し、右側のラ
ッチストッパ57は歯車55の時計方向の回動を阻止す
る。この歯車55とラッチストッパ57によりラッチ爪
が構成される(図12参照)。一方、ストライク48に
は、歯車55に噛合するラック59が設けられ、左側の
ストライク48の上部に押動部材67が設けられる(図
14参照)。
【0034】ベースプレート1の内壁面に設けられた軸
60にピニオン61が回動可能に装着され、ラッチプレ
ート52の後端に設けられたラック部62と、ラッチプ
レート53の後端に設けられたラック部63がピニオン
61に噛合する。ラッチプレート52には施解錠表示板
64が固着され、施解錠表示板64のほぼ中央部に摘み
65が設けられ、摘み65の右側に「施錠」の文字が、
摘み65の左側に「解錠」の文字が表示される(図12
参照)。
【0035】ベースプレート1に表示窓66が設けら
れ、ラッチプレート52が右方向に後退したときには、
表示窓66から「解錠」の文字のみが見られ、ラッチプ
レート52が左方向に前進したときには、表示窓66か
ら「施錠」の文字のみが見られる(図13参照)。
【0036】以上のように構成されたシャッタ錠L1
作用を図14ないし図17に基づいて説明する。摘み6
5を右側に移動したときには、摘み65と共に右側に後
退するラッチプレート52の係合凹部15にロックレバ
ー17が係合する。ラッチプレート52の後退により、
ピニオン61を介してラッチプレート53が後退し、両
歯車55がストライク48のラック59より離れ(図1
4参照)、表示窓66には「解錠」の文字だけが見え
る。
【0037】このような解錠状態においては、シャッタ
を閉方向或いは開方向に自由に移動することができる。
シャッタを全開位置に移動するとき、全開位置の手前で
トリガボルト33の先端部34が押動部材67に押さ
れ、後退したトリガボルト33がロックレバー17を押
動し(図15参照)、ロックレバー17が係合凹部15
から離脱し、トリガボルト33が押動部材67を通過し
たシャッタ全開位置では施錠可能な状態になることは第
1実施例と同様である(図16参照)。
【0038】このような施錠可能な状態でシャッタ閉方
向に移動すると、歯車55がラック59に噛合し、シャ
ッタの移動に伴って歯車55が回転する。歯車55に接
触するラッチストッパ57は、シャッタが閉方向に移動
するときの歯車55の回転を阻止しないが、シャッタが
開方向に移動するときの歯車55の回転を阻止する(図
17参照)。従って、第2実施例においても、シャッタ
は全閉位置或いは閉鎖中途位置において、シャッタを開
くことができない。
【0039】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本考案のシャッタ錠は、シャッタの移動速度に関係
なく確実に自動施錠され又、シャッタを急激に停止しな
くても確実に自動施錠される。従って、解錠のままの状
態に気がつかない危険性が発生することはなく、シャッ
タ閉鎖速度の個人差を気にする必要もなく、極めて信頼
性が高い。 (2) 本考案のシャッタ錠は、手荒くシャッタを閉鎖する
必要はなく、内部の自動施錠機構に無理な衝撃や荷重が
かからないので、耐久性に優れている。又、衝撃音が発
生する問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタ錠Lの内部機構を示す正面図である。
【図2】シャッタ錠Lの正面図である。
【図3】シャッタ錠Lの平面図である。
【図4】図1のA矢視図である。
【図5】図1のB矢視図である。
【図6】図1のD−D断面図である。
【図7】解錠状態のシャッタ錠Lの内部機構を示す正面
図である。
【図8】自動施錠可能な状態となる過程を説明するシャ
ッタ錠Lの内部機構の正面図である。
【図9】シャッタ全開位置におけるシャッタ錠Lの内部
機構の正面図である。
【図10】シャッタが閉鎖方向移動中におけるトリガボル
トの動作を説明するシャッタ錠Lの内部機構の正面図で
ある。
【図11】自動施錠されたシャッタ錠Lの内部機構の正面
図である。
【図12】本考案の第2実施例を示すシャッタ錠L1 の内
部機構の正面図である。
【図13】シャッタ錠L1 の正面図である。
【図14】解錠状態のシャッタ錠L1 の内部機構の正面図
である。
【図15】シャッタが閉鎖方向移動中におけるトリガボル
トの動作を説明するシャッタ錠L1 の内部機構の正面図
である。
【図16】シャッタ全開位置におけるシャッタ錠L1 の内
部機構の正面図である。
【図17】自動施錠されたシャッタ錠L1 の内部機構の正
面図である。
【符号の説明】
L,L1 シャッタ錠 1 ベースプレート 4,7 支持プレート 9,52,53 ラッチプレート 14 ばね 15 係合凹部 17 ロックレバー 18 ばね 20 先端側ラッチプレート 22 後部側ラッチプレート 27,65 摘み、 32 表示窓 33 トリガボルト 38 ばね 41 ラッチ爪 42 係止突起 45 ばね 48 ストライク 50 山 50a 係止面 50b 斜面 51,67 押動部材 55 歯車 57 ラッチストッパ 58 ばね 59 ラック

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を開閉するシャッタを閉方向に移
    動したときに自動施錠され、解錠操作してシャッタを全
    開したときに自動施錠可能な状態にセットされるシャッ
    タ錠において、 上記シャッタに固着されるベースプレートと、該ベース
    プレートの両側端部へ突出する方向に付勢され一方に係
    合部を形成した一対のラッチプレートと、該ラッチプレ
    ートの突出により上記開口部の框側に設けたストライク
    に係止するラッチ爪と、上記一対のラッチプレートを没
    入方向に操作する摘みと、上記ベースプレートに枢着さ
    れ、上記摘みの操作による上記一対のラッチプレートの
    没入に伴って上記係合部に係合するロックレバーと、上
    記ベースプレートの側端より突出する方向に付勢され、
    上記ストライクのシャッタ全開方向端部に設けた押動部
    材に押動されて上記ロックレバーを上記係合部より離脱
    する方向に押動するトリガボルトとから成ることを特徴
    とするシャッタ錠。
  2. 【請求項2】 上記ラッチ爪は、一端が上記ベースプレ
    ートに枢着され、他端に係止突起が設けられると共に、
    上記ラッチプレートの先端部に設けられたピンに遊嵌す
    る孔とを設け、ばねにより上記係止突起が上記ストライ
    クに係合する方向に付勢され、上記ストライクは、開方
    向に移動する上記ラッチ爪の係止突起を形成する係止面
    と該係止面の反対側に斜面を有することを特徴とする請
    求項1記載のシャッタ錠。
  3. 【請求項3】 上記ラッチ爪は、上記ラッチプレートに
    回動可能に挿着され、上記ストライクと噛合する歯車
    と、一端が上記ラッチプレートに枢着され、他端が、上
    記歯車に接触する方向に付勢され、上記歯車の一方向の
    回動を阻止するラッチストッパとにより構成され、上記
    ストライクは上記歯車と噛合するラックであることを特
    徴とする請求項1記載のシャッタ錠。
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