JP3063569U - ファイルブック及びファイリング用綴具 - Google Patents

ファイルブック及びファイリング用綴具

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JP3063569U
JP3063569U JP1999002979U JP297999U JP3063569U JP 3063569 U JP3063569 U JP 3063569U JP 1999002979 U JP1999002979 U JP 1999002979U JP 297999 U JP297999 U JP 297999U JP 3063569 U JP3063569 U JP 3063569U
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JP1999002979U
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Inventor
政幸 土屋
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井沢工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済みのファイルブックを廃棄する時に、
その表紙と綴具とを容易に分離できるようにする。 【構成】 綴具6の座板8にリベットの軸部7Bに対応
する円形の締結用孔17のほか、この締結用孔17から
所定方向に延びるスリット18と、このスリットの先端
に交わるスリット19とを形成する。そして、そのよう
な綴具6を表紙1にリベット止めして成るファイルブッ
クによれば、その廃棄時に座板8の周縁やスリット1
8,19の部分をバールなどで抉ることにより、リベッ
トが位置する締結用孔17を広げて表紙1と綴具6とを
分離することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、帳簿類その他の書類を綴じ込んで保存するのに用いられるファイル ブックとその綴具に係わり、特に廃棄処分するに際して表紙と綴具とを容易に分 離できるようにしたファイルブック、及びファイリング用綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、使用済みのファイルブックはそのまま廃棄されてきたが、廃棄物を分別 収集して資源を有効利用しようとするリサイクル化の流れが進行する中、ファイ ルブックも厚紙や合成樹脂から成る表紙と金属を主とする綴具とを分けて処分す ることが望まれている。ところが、ファイルブックは表紙と綴具とがリベットに より堅固に結合されているため、これを分離することは容易でない。
【0003】 そこで、例えば特開平9−240185号のように、表紙に形成されるリベッ トの通し孔(丸孔)に連続して切り込みを形成するという提案がされている。
【0004】 そして、このようなファイルブックによれば、その切り込みをマイナスドライ バで抉ってリベットの通し孔を広げることにより、表紙と綴具とを容易に分離す ることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、厚紙や合成樹脂などの軟性材料から成る表紙に以上のような切 り込みを形成した場合、表紙と綴具との結合を堅固に保つことが難しく、多数の 書類が綴じられた状態では書類の重量で綴具ががたついてしまう虞れがあり、特 にこれを過って落下させたとき、切り込みの部分に強い衝撃力が作用して綴具が 外れてしまう危険性があった。
【0006】 本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的とする処は ファイルブックの使用時に表紙と綴具との結合を堅固に保ちつつ、廃棄時にはそ の両者を比較的容易に分離できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、表紙の背部に沿って綴具をリベット止して 成るファイルブックであって、前記綴具が表紙の背部の内面に固定される座板を 有し、この座板に一端がリベットの頭部より幅広の横孔として各々同方向に開口 される複数の隆起部と、この各隆起部に対応して各々その横孔に通じる切欠部と が形成され、その各切欠部はリベットの軸部に対応する締結用孔と、この締結用 孔から前記横孔に向けて延びる直線状のスリットとから成り、更に前記座板には 締結用孔から隆起部に向かうスリットに逆行して表紙の背部側に垂れる突片が一 体に形成されると共に、前記表紙の背部にはその突片に対応して受口が穿設され て成ることを特徴とするファイルブックを提供するものである。
【0008】 又、本考案は、表紙の背部に沿ってリベット止めされるファイリング用綴具で あって、前記表紙の背部の内面に固定される座板に、リベットの軸部を通す複数 の締結用孔のほか、その各締結用孔から所定方向に延びるスリットが穿設されて 成ることを特徴とするファイリング用綴具を提供する。
【0009】 特に、本考案はより好適な態様として、表紙の背部に沿ってリベット止めされ るファイリング用綴具であって、前記表紙の背部の内面に固定される座板に複数 の切欠部が形成され、その各切欠部がリベットの軸部に対応する締結用孔と、こ の締結用孔より所定方向に延びる第一のスリットと、このスリットの先端に交わ る第二のスリットとから成ることを特徴とするファイリング用綴具を提供する。
【0010】 又、本考案は、表紙の背部に沿ってリベット止めされるファイリング用綴具で あって、前記表紙の背部の内面に固定される座板に複数の切欠部が形成され、そ の切欠部がリベットの軸部に対応する円形状の締結用孔と、この締結用孔より所 定方向に延びる直線状の第一のスリットと、このスリットの先端に直交する直線 状の第二のスリットとから成り、このうち第一のスリットが座板の長手方向に沿 って形成されると共に、その座板の長手方向両端には切欠部を変形させるための 工具差込口が形成されて成ることを特徴とするファイリング用綴具を提供する。 ここで、第一、第二のスリットが互いにT字形を成し、このうち第二のスリット の全長が締結用孔の直径より長くされることが好ましい。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の適用例を図面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1にファイ ルブックを展開した状態を示す。図1において、1は厚紙や合成樹脂から形成さ れる表紙、2はその中央に形成される背部、3,4は折線5により背部2と区分 される表表紙と裏表紙であり、このうち背部の内面にはその長手方向に沿って綴 具6が固定される。
【0012】 図2は、同ファイルブックを部分的に破断して示した斜視図である。この図で 明らかなように、綴具6はパイプバインダと呼ばれるものであり、これは例えば 背部2の内面にリベット7で固定される座板8と、この座板の一方の側縁を直角 に折り曲げて形成される側壁板9と、この側壁板に揺動可能にして取り付けられ る操作板10と、座板の他方の側縁に揺動可能にして取り付けられる可動板11 とから構成される。このうち、可動板11はヒンジ部12を介して座板8に接続 され、その内側面には書類を保持する一対のガイドピン13が一定の間隔をあけ て垂設される。尚、書類には公知の如くガイドピン13と同じ間隔でパンチ穴が 開口され、そのパンチ穴にガイドピン13を通して多数の書類を綴じ込むことが できる。特に、この可動板11はヒンジ部12に装着されるトーションコイルバ ネ14により開放側に向けて付勢され、これをトーションコイルバネ14の弾力 に抗して座板8と直交させたときにはガイドピン13の先端が操作板10にて係 止されるようにしてある。
【0013】 一方、その操作板10も後述するようにヒンジ部を介して側壁板9に接続され 、無負荷時にはそのヒンジ部に装着される図示せぬトーションコイルバネの作用 により側壁板9の外側面に密着するようにしてある。特に、この操作板10はそ の上部にガイドピン13の先端を係止するためのロック孔15をもち、これをト ーションコイルバネの弾力に抗して外側に開放させたときにはロック孔15によ るガイドピン13の係止が解除されるようになっている。
【0014】 又、図3は同綴具の平面図であり、図4には図3におけるA−A線断面が示さ れる。図3から明らかなように、座板8の長手方向両側には所定形状の切欠部1 6が2つずつ相対して形成される。それら切欠部16はリベット7に対応する円 形状の締結用孔17と、その各締結用孔17から座板8の長手方向と直交する方 向に延びる直線状のスリット18(第一のスリット)と、その各スリット18の 先端に直交する直線状のスリット19(第二のスリット)とで形成される。この うち締結用孔17はその直径がリベット7の軸部に略等しく且つリベットの頭部 7Aより稍小さい丸孔であり、又スリット18,19はリベットの軸部より幅狭 にして図示する如く互いにT字形を成するよう形成される。特に、スリット19 はその全長を締結用孔17の直径より長くして座板8の長手方向に沿って延ばさ れる。尚、切欠部16は以上のような形態が好ましいが、スリット18,19を L字形にしたり、これらを各々非直線状にしてもよく、更に締結用孔17を丸孔 でなくリベットの軸部に外接する四角形その他の多角形にしてもよい。更に、図 には隣り合う切欠部16のスリット18を座板8の内側に対向させて形成した状 態を示しているが、これを互いに座板8の外側に向けて形成しても良い。
【0015】 ここで、図4において、20は操作板10の揺動中心を成す上述のヒンジ部で あり、操作板10はそのヒンジ部20を支点として実線の位置から想像線に示す 位置まで揺動可能とされている。
【0016】 次に、図5は以上のように構成される綴具6を表紙1に固定する状態を示す。 ここで、表紙の背部2には綴具の各締結用孔17に対応して該締結用孔と同径の 丸孔21が穿設されるのであり、そして其の丸孔21には背部2の外面側からリ ベット7が通される。尚、リベット7は頭部7Aと軸部7Bとをもつ公知のもの であり、その軸部7Bは表紙の丸孔21を通じて綴具6の締結用孔17にも通さ れる。そして、その後その軸部7Bの先端をかしめて綴具6側にも締結用孔17 より径の大きな頭部7Aを形成するのであり、このため表紙1と綴具6とはその リベット7を介して堅固に固定されることになる。そして、このように構成され るファイルブックによれば、使用中に綴具6ががたつかず、多数の書類をその綴 具6で保持したまま適正に保存することができる。特に、以上のように構成され るファイルブックは廃棄時に表紙1と綴具6とを容易に分離することができる。
【0017】 つまり、使用済みのファイルブックを廃棄する場合、バールその他の工具で座 板8の両側縁を抉ったり、又はスリット18,19の部分を直接抉るなどして当 該部分を捲り上げるよう変形させ、これにより切欠部16の口を広げてリベット の頭部7Aをここから外し得ることになる。特に、本例ではスリット19の全長 を締結用孔17の直径より大きくしていることから、切欠部16の変形領域を大 きくして表紙1と綴具6との分離を一層容易にすることができる。
【0018】 以上、本考案の好適な一例を説明したが、本願は上記例のほか綴具の座板に形 成される切欠部を以下のような形態としてもよい。図6は切欠部16の形成位置 を上記例と同じにして、スリット18を座板8の長手方向に沿って形成した例で あり、特に本例では座板8の長手方向でスリット18をその内側に対向させて形 成した状態を示す。ここで、その切欠部16はリベットの軸部に対応する円形状 の締結用孔17、この締結用孔より延びる直線状のスリット18(第一のスリッ ト)、及びそのスリットの先端に直交する直線状のスリット19(第二のスリッ ト)とから成り、このうちスリット19の全長が締結用孔17の直径より長くさ れる点で上記例と同様であるが、本例において座板8の長手方向両端にはその部 位を隆起させて工具差込口22を形成する。
【0019】 つまり、本例のような切欠部16によれば、その口を広げて表紙1と綴具6と を分離する場合、座板8の長手方向両端をバールなどの工具で抉ることが最適で あるが、この部分はヒンジ部12,20のような丸みが無く工具による梃作用を 及ぼし難い。そこで、本例では当該部位に工具差込口22を形成する。
【0020】 図7はその部分を拡大して示した断面図であり、この図から工具差込口22は その一端側が開放するようにして座板8の両端を部分的に隆起させたものである ことが判る。そして、本例によれば、工具差込口22にバールなど工具の先端を 導入し、その工具で当該部位を抉ることにより切欠部16を変形させてその口を 広げることができる。
【0021】 又、図8には他の実施形態を示す。ここで、23は座板に形成した隆起部であ り、これら隆起部23は座板8の四隅にあって各々その一端が横孔24として開 口される。特に、各隆起部23の横孔24は座板8の長手方向に沿って各々同方 向に開口されると共に、座板8にはその各隆起部23に対応して各々その横孔2 4に通じる切欠部16が形成される。尚、横孔24はリベットの頭部より幅広に して、表紙1と綴具6とを分離するときに該横孔24を通じて隆起部23の中に リベットの頭部を滑り込め得るようにしている。一方、本例において、切欠部1 6は各隆起部23の横孔24側にあって、リベットの軸部に対応する円形状の締 結用孔17と、この締結用孔から横孔24に向けて延びる直線状のスリット18 とで形成される。又、図8から明らかなように、本例において、座板8には締結 用孔17から隆起部23に向けて延びるスリット18に逆行して舌状の突片25 が形成される。この突片25は例えば座板8の一部をU字形に切り欠いて、その 先端を下方に向けて折り曲げることにより座板8に一体に形成されるものであり 、これは必要に応じてその下部を押し込むことにより座板8の上方に向けて弾性 変形、又は塑性変形させることができる。
【0022】 そして、そのように構成される綴具6を表紙1に取り付けるには、図9に示す ように、表紙の背部2に穿設される丸孔21に背部2の外面側からリベット7を 通し、更にその軸部7Bを表紙の背部2を介して綴具6の締結用孔17に導入す る。而して、その軸部7Bの先端をかしめることにより綴具6を表紙の背部2に 沿ってその内面に堅固に固定することができる。
【0023】 図10はその綴具を固定した背部の部分断面を示しており、この図から背部2 には突片25に対応して受口26が穿設されることが判る。特に、背部2側に向 けて垂れる突片25は受口26の中に収まってその先端が受口26の周壁に臨め られる。ここで、リベット7により堅固に固定された綴具6を表紙1から外すに は、先ず突片25を表紙1の外面側から押してこれを受口26から退避させる。 そして、その状態で図10の矢印方向すなわち各隆起部23における横孔24の 開口方向に沿って、綴具6の側壁板9や可動板11をハンマなどにて叩くのであ る。すると、その綴具6はリベットの軸部7Bによりスリット18を押し広げら れつつ叩き方向へと移動し、やがて隆起部23がリベット7の位置まで進行する ことになる。このため、リベット7の頭部7Aが横孔24を通じて隆起部23の 中に導入されることにより座板8の切欠部16より外れ、斯くて綴具6が表紙1 から分離されることになる。尚、このような綴具6を備えたファイルブックを使 用中に保管棚などから落としてしまい、その衝撃力が図10の矢印方向に作用し た場合、突片25が受口26の周壁に当たることにより切欠部16の変形に伴う 綴具6のがたつき又はその離脱が阻止されることになる。尚、その衝撃力が逆向 きに作用した場合には、締結用孔17により表紙1に対する綴具6の移動を防止 することができる。
【0024】 以上、本考案のファイルブックとその綴具に係る適用例を説明したが、綴具と してガイドピンが筒状であって、そのガイドピンに挿入される軸をもつ着脱自在 な綴込板を備え、その綴込板が操作板にて係止されるようにしたものも含む。
【0025】 又、上記各例において、表紙と綴具との結合に用いるリベットは4つに限らず 2つを下限としてその数を増減することができ、これに対応して切欠部や隆起部 の形成数も可変とされること勿論である。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば綴具の座板にリベットの軸部を 通す締結用孔のほか、その締結用孔から所定方向に延びるスリットを形成したた め、リベットにより表紙と綴具とを堅固に結合できる上、廃棄時には座板を工具 で抉るなどしてスリットの部分を変形させることにより、リベットの頭部を締結 用孔の位置から外して表紙と綴具とを容易に分離することができる。
【0027】 特に、締結用孔から延びるスリットに連続して、その先端に交わる第二のスリ ットを形成したことから、それらの交差部分を変形させることにより締結用孔に 連続する大きな孔を比較的容易に作ることができ、しかも第二のスリットの全長 を締結用孔の直径より長くしていることから座板の変形領域を大きくすることが できる。
【0028】 又、締結用孔から延びるスリットを座板の長手方向に沿って形成すると共に、 座板の長手方向両端に工具差込口を形成したことから、リベットの周囲における 座板の変形を容易かつ確実に行うことができ、その作業も円滑となる。
【0029】 更に、本考案では座板に一端がリベットの頭部より幅広の横孔として開口する 隆起部を形成し、その横孔と締結用孔とを直線状のスリットで連通させたため、 そのスリットに沿って横孔から締結用孔に向かう衝撃力を綴具に作用させること により、表紙との分離を容易に行え得る上、座板には締結用孔から横孔に向けて 延びるスリットに逆行して表紙の背部側に垂れる突片を形成していることから、 その突片とこれに対応する表紙の受口との係合によりファイルブックの使用中に おける綴具のがたつき又はその離脱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の適用例としてファイルブックを展開し
た状態を示す概略図
【図2】同ファイルブックを部分的に破断して示した斜
視図
【図3】図2に示した綴具の平面図
【図4】図3におけるA−A線断面図
【図5】その綴具と表紙とを結合する状態を示した斜視
分解図
【図6】本考案に係る綴具の第2例を示した平面図
【図7】図6の綴具を部分的に破断して示した拡大断面
【図8】本考案に係る綴具の第3例を示した平面図
【図9】図8の綴具と表紙とを結合する状態を示した斜
視分解図
【図10】図8の綴具を固定した表紙の背部を部分的に
破断して示した拡大断面図
【符号の説明】
1 表紙 2 背部 6 綴具 7 リベット 7A 頭部 7B 軸部 8 座板 16 切欠部 17 締結用孔 18 スリット(第一のスリット) 19 スリット(第二のスリット) 22 工具差込口 23 隆起部 24 横孔 25 突片 26 受口

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表紙の背部に沿って綴具をリベット止し
    て成るファイルブックであって、前記綴具が表紙の背部
    の内面に固定される座板を有し、この座板に一端がリベ
    ットの頭部より幅広の横孔として各々同方向に開口され
    る複数の隆起部と、この各隆起部に対応して各々その横
    孔に通じる切欠部とが形成され、その各切欠部はリベッ
    トの軸部に対応する締結用孔と、この締結用孔から前記
    横孔に向けて延びる直線状のスリットとから成り、更に
    前記座板には締結用孔から隆起部に向かうスリットに逆
    行して表紙の背部側に垂れる突片が一体に形成されると
    共に、前記表紙の背部にはその突片に対応して受口が穿
    設されて成ることを特徴とするファイルブック。
  2. 【請求項2】 表紙の背部に沿ってリベット止めされる
    ファイリング用綴具であって、前記表紙の背部の内面に
    固定される座板に、リベットの軸部を通す複数の締結用
    孔のほか、その各締結用孔から所定方向に延びるスリッ
    トが穿設されて成ることを特徴とするファイリング用綴
    具。
  3. 【請求項3】 表紙の背部に沿ってリベット止めされる
    ファイリング用綴具であって、前記表紙の背部の内面に
    固定される座板に複数の切欠部が形成され、その各切欠
    部がリベットの軸部に対応する締結用孔と、この締結用
    孔より所定方向に延びる第一のスリットと、このスリッ
    トの先端に交わる第二のスリットとから成ることを特徴
    とするファイリング用綴具。
  4. 【請求項4】 表紙の背部に沿ってリベット止めされる
    ファイリング用綴具であって、前記表紙の背部の内面に
    固定される座板に複数の切欠部が形成され、その切欠部
    がリベットの軸部に対応する円形状の締結用孔と、この
    締結用孔より所定方向に延びる直線状の第一のスリット
    と、このスリットの先端に直交する直線状の第二のスリ
    ットとから成り、このうち第一のスリットが座板の長手
    方向に沿って形成されると共に、その座板の長手方向両
    端には切欠部を変形させるための工具差込口が形成され
    て成ることを特徴とするファイリング用綴具。
  5. 【請求項5】 第一、第二のスリットが互いにT字形を
    成し、このうち第二のスリットの全長が締結用孔の直径
    より長くされて成る請求項4に記載したファイリング用
    綴具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011031491A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 King Jim Co Ltd 綴じ具

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JP2011031491A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 King Jim Co Ltd 綴じ具

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