JP3049235U - 綴 具 - Google Patents

綴 具

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JP3049235U JP1997011014U JP1101497U JP3049235U JP 3049235 U JP3049235 U JP 3049235U JP 1997011014 U JP1997011014 U JP 1997011014U JP 1101497 U JP1101497 U JP 1101497U JP 3049235 U JP3049235 U JP 3049235U
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元 英 雄 原
将 光 久保上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる材質の部材ごとに分別して廃棄するこ
とが容易でしかも使用時に頑丈で書類等を確実に綴じ込
むことができる綴具を提供する。 【解決手段】 綴具10は、ケース12を含む。ケース
12には開口部14が形成され、背面はファイル表紙H
の内側面に当接される。開口部14の内縁部の四隅近傍
には、係止突部20が一体に形成される。ケース12の
内底面には、台座部22が形成される。綴込部材40
は、台座部22と係止突部20との間に挟持される。開
口部14の長手方向の両端部の内側縁部を矩形状に切り
欠いて、差し込み孔38が形成される。差し込み孔38
は、たとえばコインやマイナスドライバなどの物を差し
込んで、こじ開けるようにして綴込部材40を取り外す
ためのものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は綴具に関し、特にたとえば、リングバインダないしリングファイルと して用いられる金属製の綴込部材を有する綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の背景となる従来の綴具の一例は、たとえば特開平7−89285号に 開示されている。この綴具は、金属製の綴込部材を含む。綴込部材は、開閉可能 に設けられた一対の鉤爪部材からなる略環状の綴杆を含む。綴杆の一端部は、可 動片に固着される。可動片は、弾性を有する保持部材によって幅方向に付勢され て、略V字形状と略逆V字形状とのいずれかの形状で安定的に保持されるもので ある。そして、保持部材がバインダやファイルの表紙(以下、単にファイル表紙 Hという。)にたとえば鳩目などの固着具によって固着される。ファイル表紙H は、通常、たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂や紙で形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、今日、資源のリサイクル等を図るため、異なる材質ごとに分別 して廃棄することが社会的に要請されている。ところが、従来の綴具は、一旦フ ァイル表紙に固着された後はファイル表紙から分離することを考慮されていなか ったため、異なる材質からなるファイル表紙と綴具との分離が困難であり、分別 廃棄に対応しにくいものであった。その一方、分別廃棄の際の異種部材の分離の 容易さを考慮すると綴具としての強度が若干低下するおそれがあった。また、分 別廃棄の必要性を無くするため、全部品を単一の材質で形成することも考えられ るが、全てを合成樹脂で形成した場合には強度等に問題が生じ、すべてを金属で 形成した場合には重量が重くなるなどの不都合が生じた。
【0004】 それゆえに、本考案の主たる目的は、異なる材質の部材ごとに分別して廃棄す ることが容易でしかも使用時に頑丈で書類等を確実に綴じ込むことができる綴具 を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる綴具は、厚み方向の一方に開口部を有するケースと、ケースの 開口部に取り付けられる綴込部材と、開口部の内縁部に形成され綴込部材の厚み 方向の一方を支持する係止突部と、ケース内において係止突部に対向して形成さ れ、綴込部材の厚み方向の他方を支持することにより、係止突部と協働して綴込 部材を挟持するための台座部と、綴込部材をケースから取り外す際に物を差し込 んでこじ開けるための差し込み孔が綴込部材の外縁部と開口部の内縁部との間に 形成された、綴具である。 この綴具は、ケースの係止突部と台座部との間に綴込部材を嵌め込んで挟持さ せた状態で使用される。その後、綴具を廃棄等する際には、差し込み孔に物を差 し込んでこじ開けるようにすることにより綴込部材をケースから比較的容易に取 り外すことができる。したがって、本考案によれば、綴込部材とケースとを従来 の同種のものよりも強固に取り付けてもケースと綴込部材との分別廃棄が容易で あり、ひいてはリサイクル等をすることが容易になる。 さらに、本考案にかかる綴具においては、ケースの長手方向の両端部から両外 側へ延び出すようにして取付用片が一体に形成され、取付用片をファイル表紙に 固着することにより、ケースがファイル表紙に取り付けられてもよい。 この場合には、ケースをファイル表紙に取り付ける際に取付用片をファイル表 紙に固着すればよいので、ファイル表紙とは別に綴具のみを単体で完成させるこ とができる。そのため、ファイルの生産時には、ファイル表紙に綴具を後から取 り付けることができるので、この綴具を用いたファイルの生産を行いやすい。
【0006】 また、本考案にかかる綴具においては、差し込み孔は、ケースの開口部の長手 方向両端の内縁部をそれぞれ切り欠いて形成されることが好ましい。 長手方向と幅方向を有する綴具は、当然幅方向の方が短い。そのため、長手方 向の両端部において形成された差し込み孔に物を差し込んでこじ開けるようにす れば、その力が綴込部材の幅方向の両端側の係止部材と台座部との間に挟持され ている部分に挟持がはずれる向きに効率的に働く。したがって、綴込部材を取り 外すことがより容易になる。
【0007】 また、本考案にかかる綴具においては、差し込み孔は、物を挿入しやすくする ためにケース内から外側へ向かって拡がるように形成されてもよい。 この場合には、ケースと綴込部材との分別の際に物を差し込み孔に挿入しやす くなるので、さらに使いやすさが向上する。
【0008】 本考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う 以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案にかかる綴具の一例を示す斜視図であり、図2は、その正面図で あり、図3は、その要部拡大図解図である。さらに、図4は、図1に示す綴具の ケースの正面図であり、図5はその背面図である。そして、図6は、図4に示す 線VI−VIにおける断面図である。また、図7(A)は、差し込み孔に物を差 し込んだ状態を示す断面図解図であり、図7(B)は、ケースと綴込部材とをこ じ開けて分別した状態を示す断面図解図である。さらに、図8(A)は、図2に 示す線VIIIA−VIIIAにおける断面図であり、図8(B)は、ケースと 綴込部材とを分別した状態を示す断面図である。
【0010】 図1に示す綴具10は、2穴用のものであり、ファイル表紙Hおよび綴じられ る用紙Pの端辺Peの長さよりも短く形成される。図1に示す綴具10は、たと えばポリプロピレンなどの合成樹脂でなる略矩形のケース12を含む。ケース1 2は、ファイル表紙Hおよび綴じられる用紙Pの端辺Peの延びる方向と平行に 配置されるものである。この明細書では、この方向を長さ方向といい、この長さ 方向と直交する方向を幅方向という。ケース12の正面には矩形の開口部14が 形成され、背面はファイルないしバインダのファイル表紙Hの内側面に当接され る。ケース12の内底部には長さ方向に所定の間隔をおいて、厚み方向に貫通し て作業孔18がたとえば2つ形成される。作業孔18は、製造・組立工程の自動 化に対応して、ケース12の外側から内側の後述する可動片30を突き動かして 綴杆32を開動させるための孔である。製造・組立時には、組立ラインにおいて 作業孔18を通じて図示しない作業棒を挿入して内部の可動片30を突き動かす ことにより後述する綴杆32を開動させることができ、こうして開動させた綴杆 32には、いわゆるロータリカードRが取り付けられる。なお、綴具10を取り 付ける位置は、図1に示すように背表紙部の内側でもよく、図9に示すように表 (裏)表紙部の内側でもよい。
【0011】 また、ケース12の長手方向の両端部には、両外側へ突き出すようにして一体 に取付用片34が形成される。取付用片34は、ケース12の厚み方向背面側に 連続して形成され、その背面をもってファイル表紙Hに当接されるものである。 そして、この取付用片34を厚み方向に貫通して取付孔36が形成される。取付 孔36は、たとえば鳩目などの固着具Fを挿通させて、取付用片34とファイル 表紙Hとを一体にカシメて固着するためのものである。したがって、この綴具1 0は、綴具10を単体で完成させてからファイル表紙Hに取り付けることができ るので、製造・組立等に便利であり、この綴具10を用いたファイルの生産を行 いやすい。 なお、ここでは固着具Fとして、鳩目を用いたが、これに限ることはなく、た とえば、ビス、ボルトナット、リベットなどでもよい。また、ケース12をファ イル表紙Hに対してたとえば高周波溶着することにより固着してもよい。さらに 、ケース12とファイル表紙Hとを同じ材料で成形により一体に形成してもよい 。 なお、この明細書において用紙とは、紙に限らず、フィルム、シート、ケース 等、バインダやファイルで綴じられるものすべてを含む。
【0012】 ケース12の開口部14の内縁部の四隅近傍には、図3および図6に示すよう に、内縁部から内側へ突き出すようにして断面略三角形状の係止突部20が一体 に形成される。この実施形態の係止部材としての係止突部20は、後述する綴込 部材40の保持部材28のカバー部28aの四隅近傍を図8図示上方から下方へ 向けて押さえて、勝手に抜けないようにするものである。この実施形態では、係 止突部20はケース12の射出成形時にケース12本体と同時に一体的に形成さ れる。そのため、ケース12の背面側の四隅近傍には、図5に示すように、係止 突部20を形成するための金型を通すための貫通孔20aが形成される。また、 この実施形態では、係止突部20は綴込部材40の綴杆32よりも外側のより端 部に近い部分を係止するよう形成される。
【0013】 また、ケース12の内底面の少なくとも係止突部20と厚み方向に対向する位 置には、台座部22が形成される。台座部22は、後述する保持部材28を載置 して係止突部20との間に挟持するためのものである。この実施形態のケース1 2の内底面は全面的に肉厚に形成され、しかも図6に示すように、中央部を断面 凸字状に突出させて形成されている。そして、この台座部22は、図4に示すよ うに、ケース12内部の幅方向両側において、それぞれ長さ方向一端から他端に わたって連続的に形成されている。
【0014】 さらに、この実施形態の綴具10は、ケース12の開口部14の長手方向の両 端部の内側縁部を矩形状に切り欠いて、差し込み孔38が形成される。差し込み 孔38は、たとえばマイナスドライバなどの工具やコインなどの物Mを差し込ん で、こじ開けるようにすることにより後述する綴込部材40を取り外すためのも のである。つまり、図7(A)に示すように、差し込み孔38に物Mを差し込ん で、図7(B)に示すようにこじ開けるようにすることにより、開口部14の内 縁部が支点となり、後述する綴込部材40の外縁部ないし内面が作用点となって 、綴込部材を比較的強固にケース12に取り付けた場合にも、てこの原理で比較 的容易に綴込部材をケース12から取り外すことができる。なお、差し込み孔3 8に差し込む物Mとしては、コインやマイナスドライバなどに限定されず、ケー スと綴込部材との間をこじ開けることができるものであれば何でもよい。ただし 、差し込み孔38の大きさは、少なくとも差し込まれる物Mの厚みよりも大きな 間隔が開口部14の内縁部と後述する綴込部材40の外縁部との間に開くような 大きさに形成されなければならない。 また、この実施形態の綴具10においては、差し込み孔38にこじ開け用の物 Mを挿入し易くするためのテーパー部38aが、図3および図6に示すように形 成される。このテーパー部38aは、図6図示上方側において、ケース12の内 部から外側へ向かって差し込み孔38が拡がるように形成されている。
【0015】 この実施形態の綴具10は、主として保持部材28、可動片30および綴杆3 2から構成される金属製の綴込部材40を含む。次に図8を参照しながらこの綴 込部材40について説明する。 この綴込部材40は、いわゆるリングファイルのリング金具であり、平面略矩 形の保持部材28を含む。保持部材28は、図2に示すように、ケース12の開 口部14に取り付けられる。保持部材28は、弾性を有する金属で形成され、そ の断面形状は、図8に示すように、円弧状の曲面を有するカバー部28aと、そ の幅方向両側を折り曲げて下方へ突き出し形成された折返部28bとからなり、 全体として断面略コの字形状を有する。保持部材28は、後述する可動片を幅方 向両側から内側へ常時付勢しつつ保持するためのものである。この保持部材28 は、その長さ方向の両端部や4隅の角部に尖った部分を有するが、それらの部分 は、すべて図2、および図8(A)に示すように、合成樹脂製のケース12によ って覆われる。
【0016】 この保持部材28は、図8(A)に示すように、ケース12内部の幅方向両側 の台座部22上に折返部28bの下端縁を当接させて載置される。そして、カバ ー部28a上面の四隅近傍は、係止突部20により押さえられ、折返部28bが 、カバー部28aの内面との間の角度がより鋭角になるように押し縮められる。 すると、弾性力によりカバー部28aと折返部28bとの間に元に戻ろうとする 力が働くため、その弾性力により保持部材28は付勢され、係止突部20と台座 部22との間にしっかりと挟持される。このとき、綴込部材40を構成する保持 部材28の外縁部とケース12の内縁部とは両端部の差し込み孔38の存在する 部分を除いて略密着するが、差し込み孔38の形成されている部分においては、 保持部材28の両端縁部とケース12の内縁部との間にこじ開け用の物Mを差し 込むための所定の間隔が開くことになる。
【0017】 保持部材28の内部には、図8に示すように、断面略Vの字形状の可動片30 が収納される。この可動片30は、保持部材28と略同じ長さのたとえば2枚の 金属板31を幅方向に並列に配置して、図8図示中央部で突き合わし、その中央 部で曲折するように形成されたものであり、従来からリングバインダないしリン グファイルに用いられているものと同様のものである。この可動片30は、後述 する綴杆32を固着して、一体に開閉動作させるためのものであり、曲折して断 面略Vの字形状か、断面略逆Vの字形状かのいずれかの状態で安定的に保持され る。
【0018】 可動片30の長さ方向の両端近傍には、それぞれ略円環状の金属製の綴杆32 が固着される。綴杆32は、用紙Pにあらかじめ穿設された綴じ穴に挿通してを 綴じ合わせるためのものであり、従来から用いられているものと同様のものであ る。綴杆32は、それぞれ略半円形状の一対の鉤爪32a,32bを含む。一対 の鉤爪32a,32bは、それぞれ一端部が可動片30に固着され、他端部が保 持材28を厚み方向に貫通して外側へ延び出して、中央部で両者が噛み合うよう に形成されている。可動片30が略逆V字状態にあるときに、一対の鉤爪32a ,32bのそれぞれの他端部が離間して綴杆32は開環し、可動片30が略V字 状態にあるときに、一対の鉤爪32a,32bのそれぞれの他端部が噛み合って 綴杆32が閉環する。ここでは閉環した状態のみを図示した。なお、この綴具1 0では、綴杆32の開閉は使用者が一対の鉤爪32a,32bを抓まみ持って行 うものである。
【0019】 この綴具10は、差し込み孔38にコインやマイナスドライバなどの物Mを差 し込んでこじ開けることにより、保持部材28をケース12から取り外すことが できる。しかも、この綴具10では、差し込み孔38が長手方向の両端部におい て形成されているので、こじ開けようとする力が綴込部材40の幅方向の両端側 の係止突部20と台座部22との間に挟持されている部分に挟持がはずれる向き に効率的に働く。したがって、綴込部材40をケース12に従来品より強固に取 り付けている場合にも、綴込部材40を取り外すことがより容易になる。このた め、この綴具10は、分別廃棄が可能であるにもかかわらず、従来品よりも綴込 部材40とケース12とが強固に取り付けられており、比較的大部数の書類等を 確実に保持することができ、頑丈で耐久性にも優れている。
【0020】 また、この綴具10は、差し込み孔38にコインやマイナスドライバなどを差 し込んでこじ開けるようにすることにより、合成樹脂からなるケース12と金属 からなる綴込部材40とを分別することが容易にできるので、合成樹脂製部品は 、同じく合成樹脂などで形成される表紙とともに廃棄等することができ、金属製 部品はそれらとは分別して廃棄等することができる。したがって、今日社会的に 要請されている分別廃棄やリサイクル等に適応しやすい。 また、この綴具10は、使用時には、上述した金属製の各部材が合成樹脂製の ケース12内に収納され、保持部材28の尖った角部や端面がケース12によっ て覆われているので、使用者が指を傷つけたりするおそれがない。 さらに、この綴具10は、綴込部材40が金属で形成されているので、合成樹 脂で形成した場合に比べて頑丈で耐久性にも優れている。一方、この綴具10は 、ケース12が合成樹脂で形成されているのでケースを金属で形成した場合に比 べて軽量である。
【0021】 なお、上述の綴具10では、綴杆32を2つ有するものについて説明したが、 これに限らず、上述と同様の構成で綴杆32を2つ以上設けてもよい。また、綴 込部材40は、リング金具に限るものでないことはもちろんのことである。
【0022】
【考案の効果】
上述のように、本考案の綴具によれば、使用時には書類等を確実に綴じ込むこ とができ、しかも異なる材質の部材ごとに分別して廃棄することが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる綴具の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す綴具の正面図である。
【図3】図1に示す綴具の要部を拡大した正面図解図で
ある。
【図4】図1に示す綴具のケースの正面図である。
【図5】図1に示す綴具のケースの背面図である。
【図6】図4に示す線VI−VIにおける断面図であ
る。
【図7】(A)は、差し込み孔に物を差し込んだ状態を
示す断面図解図であり、(B)は、ケースと綴込部材と
をこじ開けて分別した状態を示す断面図解図である。
【図8】(A)は、図2に示す線VIIIA−VIII
Aにおける断面図であり、(B)は、ケースと綴込部材
とを分別した状態を示す断面図である。
【図9】本考案にかかる綴具を用いたファイルの別の例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 綴具 12 ケース 14 開口部 20 係止突部 22 台座部 28 保持部材 30 可動片 32 綴杆 34 取付用片 36 取付孔 38 差し込み孔 38a テーパー部 40 綴込部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み方向の一方に開口部を有するケー
    ス、 前記ケースの開口部に取り付けられる綴込部材、 前記開口部の内縁部に形成され前記綴込部材の厚み方向
    の一方を支持する係止突部、 前記ケース内において前記係止突部に対向して形成さ
    れ、前記綴込部材の厚み方向の他方を支持することによ
    り、前記係止突部と協働して前記綴込部材を挟持するた
    めの台座部、および前記綴込部材を前記ケースから取り
    外す際に物を差し込んでこじ開けるための差し込み孔が
    前記綴込部材の外縁部と前記開口部の内縁部との間に形
    成された、綴具。
  2. 【請求項2】 前記差し込み孔は、前記ケースの開口部
    の長手方向両端の内縁部をそれぞれ切り欠いて形成され
    る、請求項1に記載の綴具。
  3. 【請求項3】 前記差し込み孔は、前記物を挿入しやす
    くするために前記ケース内から外側へ向かって拡がるよ
    うに形成された、請求項1または請求項2に記載の綴
    具。
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