JP4471530B2 - ファイル用綴じ具の固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ファイル用綴じ具の固定装置に係り、特に表紙と綴じ具を安全かつ迅速に分離することができる着脱式の固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ファイル装置は、厚紙やプラスチックからなる表紙にプラスチック製や金属製の綴じ具を取り付けた構造を有する。綴じ具を表紙に取り付けるには、表紙と綴じ具に貫通孔を設け、そこにリベットやネジを挿通し、先端をカシメあるいはネジ止めするものが一般的である。
【0003】
従来から、この種のファイル装置が不要になって廃棄する際に、部品の再利用が可能なように綴じ具と表紙とを分離することが可能なような表紙と綴じ具の間の固定装置が使用されている。
【0004】
この種の分離可能な綴じ具として、例えば表紙と綴じ具を仮固定するリベットと最終固定するためのピンとから構成したものが知られている。リベットは中心に穴の空いた円盤形の頭部と穴を囲むように配置された脚部とこの脚部の先端に形成されたかぎ状の突起から構成し、表紙と綴じ具とを取り付ける際には表紙と綴じ具の貫通孔を合わせてこの貫通孔にリベットの脚部を差し込むと脚部に形成されたかぎ状の突起が綴じ具の貫通孔の縁部に引っ掛かって表紙と綴じ具とが仮固定される。さらに、リベットの円盤形の頭部に設けられた穴からピンを差し込むと、前記かぎ状の突起が押し広げられて表紙と綴じ具が最終的に固定される。
【0005】
さらに、表紙から綴じ具を取り外すには、ボールペンの先等の先端の尖ったものを使用して前記のピンを綴じ具側から押し出してかぎ状の突起を収縮可能な仮固定の状態に戻し、さらに綴じ具からリベットを引き抜くことによって表紙と綴じ具とを分離する。
【0006】
この種の固定機構において、表紙とリベット、綴じ具とを固定する作業が複雑であるとともにリベットが破損しやすく、部品の損失や差し込みの不具合が発生することが多かった。リベットが破損したり差し込みの不具合が生じると、綴じ具が充分に固定されずにがたついたり脱落してしまう危険性がある。また、ピンをリベットから押し出すためにボールペン等の先端が尖った道具を使用した作業があり危険を伴った。さらに、このピン部品は極めて小さいため分離した後紛失してしまい本来の目的である再利用を達成できないこともしばしばあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、前述した問題点を克服し、危険な作業を伴わずに迅速かつ確実に表紙と綴じ具とを分離することができる、ファイル用綴じ具の固定装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明に係るファイル用綴じ具の固定装置は、ファイルの表紙とこれに取り付ける綴じ具の整合する個所に取り付け貫通孔をそれぞれ設け、この貫通孔に対して表紙の外側から表紙と綴じ具とを固定するためのリベットを挿通させてリベット先端部を前記綴じ具の取り付け貫通孔から突出させ、前記リベット先端部に対してこの先端部を挟み込むための開口部分を備えたスライド締止部材を側方から押圧して嵌合させ、リベット先端部とスライド締止部材とを取り外し可能に取り付けることによって表紙に綴じ具を固定するファイル用綴じ具の固定装置であって、前記リベットは、先端部の最前部に形成された首部とその後方に形成され首部よりも小さな直径を有する括れ部と前記括れ部の下側の台脚部とからなり、前記台脚部の円周から僅かに突出する複数の爪部材を備えており、前記リベットを表紙および綴じ具の取り付け貫通孔に挿通させた際に前記爪部が貫通孔の内壁に圧接されて前記リベットを仮固定する。ここで綴じ具は金属製または樹脂製とすることができる。
【0009】
リベット先端部は最前部に形成された首部とその後方に形成され首部よりも小さな直径を有する括れ部からなり、リベットを表紙および綴じ具に挿通させた際には括れ部の下側境界までが綴じ具の取り付け貫通孔から突出し、突出した括れ部に対してスライド締止部材の開口部を嵌合させることができる。括れ部の下側境界は中心部に向かって上昇するよう斜めに延在させることが好適である。
【0011】
スライド締止部材はリベットへの挟み付け方向に見て先端側に前記リベットの括れ部の直径よりも大きな幅を有する開口部とこの開口部から後方に向かって徐々に狭くなるよう延在する空間と前記リベットの括れ部の直径よりも小さな幅をもってこの空間に接続するとともに括れ部の直径に略相当する直径を有する円形空間とを備え、リベットの括れ部にスライド締止部材を挟み付ける際にはスライド締止部材を先端側の開口部からリベットの括れ部に対して一定の力をもって押圧し前記円形空間内に前記括れ部を嵌合させることができる。
【0012】
さらに、ファイルの表紙とこれに取り付ける綴じ具の整合する個所に取り付け貫通孔をそれぞれ設け、この貫通孔に対して表紙の外側から表紙と綴じ具とを固定するためのリベットを挿通させてリベット先端部を前記綴じ具の取り付け貫通孔から突出させ、前記リベット先端部に対してこの先端部を挟み込むための開口部分を備えたスライド締止部材を側方から押圧して嵌合させ、リベット先端部とスライド締止部材とを取り外し可能に取り付けることによって表紙に綴じ具を固定するファイル用綴じ具の固定装置であって、スライド締止部材はリベットへの挟み付け部分の反対側の後端部に挟み付け方向に対して直角な方向に延在する水平溝部を備え、スライド締止部材をリベットから取り外す際に前記溝部に板状の部材を差し込んで引っ張ることができるよう構成することができる。
【0014】
本発明に係るファイル綴じ具の固定装置は、さらにファイルの表紙とこれに取り付ける綴じ具の整合する個所に取り付け貫通孔をそれぞれ設け、この貫通孔に対して表紙の外側から表紙と綴じ具とを固定するためのリベットを挿通させてリベット先端部を前記綴じ具の取り付け貫通孔から突出させ、前記リベット先端部に対してこの先端部を挟み込むための開口部分を備えたスライド締止部材を側方から押圧して嵌合させ、リベット先端部とスライド締止部材とを取り外し可能に取り付けることによって表紙に綴じ具を固定するファイル用綴じ具の固定装置であって、紙綴じリング部材を貫通させるとともにこれを挟み込んで係止することによってファイル用紙を押え付ける紙押え部材を設け、この紙押え部材の少なくとも一部、好適には中央部分の側壁を形成する板部材の厚さをスライド締止部材の後端の溝部内に嵌合する大きさとし、前記スライド締止部材をリベットから取り外す際にこの紙押え部材の中央部側壁の板部材を前記溝部内に嵌合させて引っ張るよう構成することができる。
【0015】
【実施例】
次に、本発明に係るファイル用綴じ具の固定装置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0016】
図1には、本発明に係る固定装置を使用して固定することができるように構成されたファイル綴じ具を上から見た平面図である。この綴じ具は長板形状の基台10からなり、基台10および図示されていないファイル表紙は、これらを固定する際にリベット16および18が貫通する位置にそれぞれ貫通孔を備えている。さらに、基台10は、両端からそれぞれ約1/4程度の位置に2つの紙綴じリング部材12および14を備えている。この紙綴じリング部材12および14、ならびにその開閉機構は従来から知られているものであり、その詳細な説明は省略する。基台10の上面は全体的に中心に向かって厚みが増すような曲面からなっているが、両端の固定部分近くの斜線で示した面24および26は綴じ具の固定部に向かって下降する斜面になっており、従って貫通孔の周囲部28および30は平らな薄板状に形成されている。
【0017】
このように構成されたファイル綴じ具の固定装置において、綴じ具を図示されていない表紙に固定する際には、綴じ具の両端の貫通孔をそれぞれ対応する表紙側の取り付け穴に位置合わせした後、表紙の外側から内側に向かってリベット16および18を挿通させ、綴じ具の貫通孔から上に突出した首部分に対して側方からスライド締止部材20および22をそれぞれ差し込んで固定する。
【0018】
図2には、図1のリベット16および18の側面図が示されている。リベットはヘッド32を後にして先端34から表紙の取り付け穴に挿入される。リベットの先端部には角を面取りした形状を有する首部36が形成され、それよりヘッド側に括れ部38が形成されている。括れ部38の下側の台脚部40の直径は、表紙および綴じ具の取り付け貫通孔の直径より僅かに小さいものであり、従ってリベットを挿入した際はこの台脚部40の高さaより上の部分が綴じ具の取り付け貫通孔から突出した形状となる。括れ部38の下側境界は中心に向かって上昇するよう斜めに延在している。
【0019】
さらに、図3にはリベット16および18を先端側から見た平面図が示されている。図3に示されているように、リベットの台脚部40からはその周囲に沿って4個所の爪部材42,44,46,48が突出している。従って、リベット16および18を取り付け貫通孔内に完全に挿入した際にこれらの爪部材42,44,46,48の先端が貫通孔の内壁に圧接してリベットを仮固定することができる。さらに、このようにリベットを表紙ならびに綴じ具に仮固定した後、図1のスライド締止部材20および22をそれぞれリベット16および18の括れ部38に挟み付けて完全に固定する。
【0020】
図4には、図1のスライド締止部材20および22を上から見た平面図が示されている。このスライド締止部材は先端部が鍵穴形状の先割れ形状になっており、その先端の開口部50は図2のリベットの括れ部38の直径よりも大きな幅を有し、そこから円形空間52の方向に向かって徐々に狭くなった空間が形成されている。円形空間52の入り口は前記リベットの括れ部38の直径より小さな幅を有するとともに円形空間の直径は括れ部38の直径に略相当するものである。従って、スライド締止部材をリベットに挟み付ける際には、開口部50を先頭にしてリベットの括れ部38に対して一定の力で押圧すると、円形空間52の入り口が押し広げられて括れ部38が円形空間52内に嵌合して係止される。この際括れ部38の下側の境界面が斜面となっていることによりスライド締止部材が括れ部38内の適正な位置に自動的に誘導され、容易に取り付けることができる。
【0021】
さらに、このスライド締止部材の後端部には前記先割れ部分の縦軸に対して垂直な方向に延在するとともにこのスライド締止部材の上面から垂直に掘り下げられた溝部54が設けられている。図5にはこのスライド締止部材の側面図が示されており、溝部54はスライド締止部材の高さの約半分まで掘り下げられている。スライド締止部材をリベットから外す際にはファイルシステムに付属している紙押えの所定部分またはコイン等のその他の板材を溝部54に挿入して引っ張ることによってスライド締止部材をリベットから容易に取り外すことができる。
【0022】
図6には、本発明に係るファイル綴じ具において綴じられた書類を押えるために使用する紙押え部材を下から見た平面図が示されている。この紙押え部材は長板形状のプラスチック部材からなり、両端部付近から長手方向に縦長に延在し、いずれも同じ側の端部付近が幅広に開口して他端の方向に向かって徐々に幅が狭くなっている貫通開口部56および58を備えている。このように構成された紙押えによって綴じられたファイル用紙を押える際には、まず開口部56および58の幅広部分にファイル綴じ具の紙綴じリング部材を通した後、紙を押え付けた状態で開口部56および58の幅広端部の方向に紙押え部材を移動させ、すなわち紙綴じリング部材を開口部56および58内の幅が狭い部分に移動させてこれで挟み付けることによって固定させる。
【0023】
紙押え部材の中央部は他の部分に比べて僅かに幅が狭くなった括れ形状を有しており、すなわちこの部分の壁板60および62が僅かに窪んだ形状を有している。この壁板60および62の内側領域は紙押え部材の上面に向かって掘り下げられた中空部となっている。壁板60および62の厚さは図4および図5に示されたスライド締止部材の溝部54の幅に略相当するよう形成されている。本発明に係るファイル綴じ具の固定装置において、リベットからスライド締止部材を取り外す際には、紙押え部材の中央壁板60または62を前記スライド締止部材の溝部54内に嵌合させて紙押え部材を引っ張ることによって、別個に道具を用意することなく簡便に取り外しを行うことができ、また壁板60および62の厚さがスライド締止部材の溝部54に嵌合して緩く固定されるため取り外した際にスライド締止部材を紛失する危険性も低減することができる。
【0024】
本発明に係るファイル綴じ具の固定装置において、リベットおよびスライド締止部材は射出成形によって製造することにより寸法精度を高めることができる。リベットは例えば衝撃強度に優れているポリカーボネート(PC)によって、スライド締止部材は例えばクリープ特性弾性が優れているポリアセタール(POM)を原料として形成することができる。これによってがたつきの少ない綴じ具の固定を可能にするとともに、繰り返し綴じ具を着脱してもリベットが破損しにくい構造を達成することができる。
【0025】
本発明に係るファイル綴じ具の固定装置において、表紙と綴じ具を固定する際にリベットに形成された爪部によってリベットを表紙および綴じ具の取り付け穴に通すだけで仮固定することができ、これによって取り付け作業が容易なものとなる。その後綴じ具を完全に固定する際にも、綴じ具の取り付け穴から大きく突出したリベットの首部を挟み込むようにスライド締止部材を差し込む方式としたため、慣れていない使用者でも簡便かつ安全に取り付けおよび取り外しを行うことができ、この際部品の破損や取り付け不良が生じる危険性も低減することができる。ファイルシステムに付属している紙押え部材やコイン等の簡単な道具を使用して簡単に取り外しができるため、廃棄処分の際にも一般ユーザが容易に表紙と綴じ具とを分離することができ、分別回収率を高めることができる。さらに、分別した後の部品にも極端に小さいものは含まれていないため紛失する危険を低減し、効果的に再利用することができる。
【0026】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【0027】
例えば、綴じ具としては金属製に代えて樹脂製またはその他の素材から形成したものを使用することができる。また、実施例においては、二穴式の綴じ具に関して説明したが、本発明には二穴式綴じ具に限ることなく、その他各種の綴じ具を表紙に固定するために適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイル綴じ具の固定装置の一実施例を示す概略平面図である。
【図2】図1の実施例において使用されるリベットを示す側面図である。
【図3】図2に示されたリベットの上面図である。
【図4】図2の実施例において使用されるスライド締止部材の上面図である。
【図5】図4のスライド締止部材の側面図である。
【図6】本発明に係るファイル綴じ具の固定装置を適用するファイルシステムに付属することができる紙押え部材の一実施例を示す上面図である。
【符号の説明】
10 基台
12,14 紙綴じリング部材
16,18 リベット
20,22 スライド締止部材
24,26 斜面
28,30 周囲部
32 ヘッド
34 先端部
36 首部
38 括れ部
40 台脚部
42,44,46,48 爪部材
50 開口部
52 円形空間
54 溝部
56,58 貫通開口部
60,62 壁板

Claims (6)

  1. ファイルの表紙とこれに取り付ける綴じ具の整合する個所に取り付け貫通孔をそれぞれ設け、この貫通孔に対して表紙の外側から表紙と綴じ具とを固定するためのリベットを挿通させてリベット先端部を前記綴じ具の取り付け貫通孔から突出させ、前記リベット先端部に対してこの先端部を挟み込むための開口部分を備えたスライド締止部材を側方から押圧して嵌合させ、リベット先端部とスライド締止部材とを取り外し可能に取り付けることによって表紙に綴じ具を固定するファイル用綴じ具の固定装置であって、
    前記リベットは、先端部の最前部に形成された首部とその後方に形成され首部よりも小さな直径を有する括れ部と前記括れ部の下側の台脚部とからなり、
    前記台脚部の円周から僅かに突出する複数の爪部材を備えており、前記リベットを表紙および綴じ具の取り付け貫通孔に挿通させた際に前記爪部が貫通孔の内壁に圧接されて前記リベットを仮固定する固定装置。
  2. 前記リベット先端部は最前部に形成された首部とその後方に形成され首部よりも小さな直径を有する括れ部からなり、前記リベットを表紙および綴じ具に挿通させた際には括れ部の下側境界までが綴じ具の取り付け貫通孔から突出し、突出した括れ部に対してスライド締止部材の開口部を嵌合させる請求項1に記載の固定装置。
  3. 括れ部の下側境界は中心部に向かって上昇するよう斜めに延在する請求項1に記載の固定装置。
  4. スライド締止部材はリベットへの挟み付け方向に見て先端側に前記リベットの括れ部の直径よりも大きな幅を有する開口部とこの開口部から後方に向かって徐々に狭くなるよう延在する空間と前記リベットの括れ部の直径よりも小さな幅をもってこの空間に接続するとともに括れ部の直径に略相当する直径を有する円形空間とを備え、リベットの括れ部にスライド締止部材を挟み付ける際にはスライド締止部材を先端側の開口部からリベットの括れ部に対して一定の力をもって押圧し前記円形空間内に前記括れ部を嵌合させる請求項1に記載の固定装置。
  5. ファイルの表紙とこれに取り付ける綴じ具の整合する個所に取り付け貫通孔をそれぞれ設け、この貫通孔に対して表紙の外側から表紙と綴じ具とを固定するためのリベットを挿通させてリベット先端部を前記綴じ具の取り付け貫通孔から突出させ、前記リベット先端部に対してこの先端部を挟み込むための開口部分を備えたスライド締止部材を側方から押圧して嵌合させ、リベット先端部とスライド締止部材とを取り外し可能に取り付けることによって表紙に綴じ具を固定するファイル用綴じ具の固定装置であって、
    スライド締止部材はリベットへの挟み付け部分の反対側の後端部に挟み付け方向に対して直角な方向に延在する水平溝部を備え、スライド締止部材をリベットから取り外す際に前記溝部に板状の部材を差し込んで引っ張ることができるよう構成される固定装置。
  6. ファイルの表紙とこれに取り付ける綴じ具の整合する個所に取り付け貫通孔をそれぞれ設け、この貫通孔に対して表紙の外側から表紙と綴じ具とを固定するためのリベットを挿通させてリベット先端部を前記綴じ具の取り付け貫通孔から突出させ、前記リベット先端部に対してこの先端部を挟み込むための開口部分を備えたスライド締止部材を側方から押圧して嵌合させ、リベット先端部とスライド締止部材とを取り外し可能に取り付けることによって表紙に綴じ具を固定するファイル用綴じ具の固定装置であって、
    紙綴じリング部材を貫通させるとともにこれを挟み込んで係止することによってファイル用紙を押え付ける紙押え部材を設け、この紙押え部材の少なくとも一部、好適には中央部分の側壁を形成する板部材の厚さをスライド締止部材の後端の溝部内に嵌合する大きさとし、前記スライド締止部材をリベットから取り外す際にこの紙押え部材の中央部側壁の板部材を前記溝部内に嵌合させて引っ張るよう構成される固定装置。
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