JP2005001270A - 綴じ具 - Google Patents

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Katsumi Kaneda
克己 金田
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Abstract

【課題】プラスチック材料の使用量が少なく、従って材料コストが低く、尚且つ充分な綴じ込み性を有する綴じ具を提供することである。
【解決手段】自由端26が、支柱部分22の孔36の横断面形状と同一の横断面形状を有する柱状の第1端部30と、該第1端部から先端までの円錐状の第2端部32とを含み、前記第2係合手段が第1端部30に形成され、支柱部分22の、第2係合手段38と対向する位置の上端部分42を、該第2係合手段より高く且つその他の上端部分よりも低く位置決めした綴じ具。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はルーズリーフ等の紙片その他を閉じ込むための綴じ具に関し、詳しくは、そうした綴じ具の新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ルーズリーフ等の紙片その他を閉じ込むためのプラスチック製の綴じ具が種々知られている。
これらの綴じ具の中には、本件出願人による特開平08−224984号において開示され、本願明細書に添付する図面の図5に全体を番号1で示したようなものがある。
【0003】
この綴じ具1には、例えば、図示されない綴じ込み用紙にパンチ加工などによって予め設けた穴に挿通する位置に支柱部分3を一体形成したプレート状の支持部材5と、支柱部分3の頭部7を弾発的に係入させるための穴9を形成した、やはりプレート状の可動部材11と、これら可動部材9及び支持部材5を相互に可動状態に連結するプレート状の連結部材13とから成り立っている。
【0004】
この綴じ具1は構造的に簡素で使い勝手も良いものであるが、プレート状の部材が複数使用されることからプラスチック材料の使用量が比較的多いものとなっている。従って、プラスチック材料の使用量のもっと少ない、しかもその利便性に於いて従来品と同等かあるいはそれ以上である綴じ具の開発製造が望まれている。
また、綴じ具1では、例えば、綴じ込んだ紙片等をめくる際に可動部材11が邪魔となって大きく開くことができないという問題もある。
【0005】
【特許文献1】
特開平08−224984号公報
【特許文献2】
特開平06−171287号公報
【特許文献3】
特開平10−138679号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、プラスチック材料の使用量が少なく、従って材料コストが低く、尚且つ従来の同等品に劣らないあるいはそれ以上の充分な綴じ込み性を有する綴じ具を提供することである。
他の課題は、綴じ込んだ紙片などを大きくめくることのできる綴じ具を提供することである。
他の課題は、円滑に操作することができ、しかも充分な係合力の得られる綴じ具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ルーズリーフ等の用紙類を取り外し自在に綴じ込むための開閉自在の綴じ具であって、一方の側部に接近して支柱部分を一体形成した細長い支持部材と、該支持部材の他方の側部に可動連結した可動部材とを含み、該可動部材が、前記支柱部分の先端に形成した孔に嵌入自在であり且つ孔の内部に形成した第1係合手段と弾発的に係脱自在の第2係合手段を設けた自由端を有する細長の開閉部材を有し、
前記自由端が、支柱部分の孔の横断面形状と同一の横断面形状を有する柱状の第1端部と、該第1端部から先端までの円錐状の第2端部とを含み、前記第2係合手段が第1端部に形成され、
支柱部分の、第2係合手段と対向する上端部分を、該第2係合手段より高く且つその他の上端部分よりも低くした綴じ具が提供される。
【0008】
本発明の1実施例においては、支柱部分の孔及び自由端の第1端部の横断面形状が、円形、楕円形、多角形、不定形あるいはそれらの組み合わせの何れかである。
【0009】
また別の実施例では第1係合手段が、半径方向凹部あるいは半径方向凸部の一方であり、自由端の円筒部の第2係合手段が、第1係合手段に弾発的に係脱自在の半径方向凸部あるいは半径方向凹部の他方である。
【0010】
更に他の実施例では、本発明の綴じ具は単独で、あるいはバインダ等と組み合わせた状態で使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、図1〜図4を参照して本発明の綴じ具を詳しく説明する。
図1には、本発明に従う綴じ具10の部分拡大側面図が一部分を破除した状態で示されている。
綴じ具10は、特に図3を参照して説明すると、長手方向の各端部位置に近接して形成した取り付け穴12に金属あるいはプラスチック材料から作製した図示しない鋲部材等を挿通し、この綴じ具10を例えばバインダなどの文具の内側に固定するための支持部材14と、支持部材14の一方の側部16に沿って可動状態に連結した可動部材18とを含んでいる。
【0012】
支持部材14は全体的に平坦に形成され、その長手方向の、可動部材18を連結した側部16とは反対側の側部20に接近する位置に、図3及び図4に最も良く示されるような支柱部分22が一体的に形成される。
一方、可動部材18は、図示された実施例では支持部材14の側部16に沿って連結した細長いプレート19と、このプレート19の長手方向の各端部付近に接近する位置に一体的に形成した、略U字形の開閉部材24とを含んでいる。
しかしながら、可動部材18はプレート19を含まないような形状のものであって良く、開閉部材24を略U字形以外の形状のものとすることもできる。
【0013】
開閉部材24は自由端26を有し、この自由端26は、開閉部材24を閉じた場合に支持部材14の支柱部分22の先端28(図5参照)と合致するように位置決めされる。
また、自由端26は本実施例では円形の横断面形状を有する円筒状の第1端部30と、この第1端部30の下端から先端部まで先細形状に延びる略円錐形状の第2端部32とを含み、第1端部30の周囲位置には以下に説明する支柱部分22の第2係合手段と弾発的に係脱自在の第1係合手段34が一体形成される。第1係合手段34は本実施例では部分円弧状の断面を有する半径方向凸部として形成されている。
【0014】
支柱部分22の先端28には、開閉部材24を閉じた場合にこの開閉部材の自由端26を嵌入させるための孔36が形成される。孔36は必要に応じて、図示される実施例のように支持部材14を貫通するあるいは貫通しないようなものとすることができる。
【0015】
孔36の内部(図1及び図4参照)には、開閉部材24の自由端26の前記第1係合手段34と弾発的に係合するための第2係合手段38(図1及び図3参照)が一体的に形成される。第2係合手段38は本実施例では、第1係合手段34を係入させることのできる部分円弧状断面を有する半径方向凹部として形成されている。
【0016】
支柱部分22に形成した第2係合手段38と係合する第1係合手段34は、図2に明瞭に示されるように、本実施例では開閉部材24の自由端26の第1端部30の周囲方向部分のある長さ範囲に沿って形成され、一方、支柱部分22に形成した第2係合手段38は、前記第1係合手段34に相当する長さ範囲に渡り、支柱部分22の内側周囲方向部分に沿って形成される。
【0017】
支柱部分22の先端28の開口部40の、第2係合手段38と対向する側の上端部分42(図1参照)が、この第2係合手段38よりも高く且つ開口部40のその他の上端部分よりも低くなるように位置決めされる。
【0018】
開閉部材24の第1係合手段34と上端部分42とをこうした高さ関係に位置付けすることにより、以下に説明するように本発明の綴じ具10の操作性及び綴じ込み性を従来と同等あるいはそれ以上のものとすることが可能となる。
【0019】
即ち、前記高さ関係によれば、開閉部材24の略円錐状の第2端部32が上端部分42によって妨害されることなくスムーズに孔36に入り込み、次いで孔36の横断面形状と同一の横断面形状を有する柱状の第1端部30に形成した第2係合手段38が支柱部分22の第1係合手段34と係合するようになる。
【0020】
その際に孔36と同一の横断面形状を有する第1端部30が、第2係合手段38が孔36に入るに先立って孔36内にぴったりと充填されることで孔36は既に変形する余裕が無くなり、結局、第2係合手段38が第1係合手段34にきつく無理嵌めされるようになって、前記第1係合手段34と第2係合手段38との係合力が増強されることとなる。
従って、前述の高さ関係とすることにより、係合を円滑に行なうことができると共に、第1係合手段34と第2係合手段38との係合力が増強されて、従来と同様あるいはそれ以上の充分な係合力を得ることができるようになる。
【0021】
開閉部材24には、その開閉動作を容易化するための指掛け凹所44を形成することができる。更に、本発明の綴じ具10は、例えば、支持部材14を充分な大きさに形成することで単独使用することが可能であり、あるいは従来通り、バインダ等の文具と組み合わせた状態で使用することもできる。
【0022】
また、本発明の更に他の実施例では、上述した綴じ具における支柱部分の先端と開閉部材の自由端との構成を逆にし、支持部材の支柱部分にではなくむしろ開閉部材の自由端側に上述した係合手段を有する孔を設け、この孔の開口部を介して開閉部材の自由端を支柱部材の先端に設けた対応する係合手段と弾発的に係脱自在の構成とすることもできる。
【0023】
更には、支柱部分22の孔36及び自由端26の第1端部の横断面形状を本実施例の円形とする以外に、本発明が必要とする強度、変形性などの条件が満たされる限りに於いて、楕円形、多角形、不定形、あるいはそれらを組み合わせた形状のものとすることも可能である。
【0024】
【発明の効果】
プラスチック材料の使用量が少なく、しかも充分な綴じ込み性を有する綴じ具が提供される他、綴じ込んだ紙片などを大きくめくることのできる綴じ具が提供され、更には、円滑でしかも充分な係合力の得られる綴じ具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の綴じ具の、閉じた状態で表わす部分破除した部分側面図である。
【図2】図1を線A−Aで切断した断面図である。
【図3】本発明の綴じ具の、開いた状態での断面側面図である。
【図4】図4の綴じ具を図2の記号Bの方向から見た側面図である。
【図5】従来の綴じ具の斜視図である。
【符号の説明】
10 綴じ具
12 取り付け穴
14 支持部材
16、20 側部
18 可動部材
22 支柱部分
24 開閉部材
26 自由端
28 先端
30 第1端部
32 第2端部
34 第1係合手段
36 孔
38 第2係合手段
40 開口部
42 上端部分
44 指掛け凹所

Claims (5)

  1. ルーズリーフ等の用紙類を取り外し自在に綴じ込むための開閉自在の綴じ具10であって、
    一方の側部20に接近して支柱部分22を一体形成した細長い支持部材14と、該支持部材の他方の側部16に可動連結した可動部材18とを含み、該可動部材が、前記支柱部分22の先端28に形成した孔36に嵌入自在であり且つ孔36の内部に形成した第1係合手段と弾発的に係脱自在の第2係合手段を設けた自由端26を有する細長の開閉部材24を有し、
    前記自由端26が、支柱部分22の孔36の横断面形状と同一の横断面形状を有する柱状の第1端部30と、該第1端部から先端までの円錐状の第2端部32とを含み、前記第2係合手段が第1端部30に形成され、
    支柱部分22の、第2係合手段38と対向する位置の上端部分42を、該第2係合手段より高く且つその他の上端部分よりも低く位置決めした綴じ具。
  2. 支柱部分22の孔36及び自由端26の第1端部30の横断面形状が、円形、楕円形、多角形、不定形あるいはそれらの組み合わせの何れかである請求項1の綴じ具。
  3. 第1係合手段34が半径方向凹部あるいは半径方向凸部の一方であり、自由端26の円筒部の第2係合手段38が第1係合手段に弾発的に係脱自在の半径方向凸部あるいは半径方向凹部の他方である請求項1あるいは2の綴じ具。
  4. 開閉部材24に指掛け凹所44を形成した請求項1〜3の何れかの綴じ具。
  5. 単独で、あるいはバインダ等と組み合わせた状態で使用される請求項1〜4の何れかの綴じ具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011121772A1 (de) * 2011-12-21 2013-06-27 Esselte Leitz Gmbh & Co. Kg Ordnermechanik
JP2014000708A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Kaneda Giken:Kk ルーズリーフ綴具

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