JP4695178B2 - ルーズリーフバインダー - Google Patents

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本発明はルーズリーフバインダーに関する。
従来、ルーズリーフバインダーを用いて左ページのリング寄りに文字を書く際にリングに右手が当たり書きづらいという問題を解決するとともに、ルーズリーフの取り付け取り外しを可能にするために、「ベースプレートに一体的に接合されたカバープレートと、このカバープレートの両側辺端部に形成された複数個の係合切欠部を介してそれぞれ取り外し可能に係合し、かつ、少なくとも起立状態から傾倒状態に倒れる複数個の係合リングから成るリング式バインダー」(特許文献1参照)がある。また、特許文献1と同様に、リングを取り外し可能にするとともに、リングを起立状態から傾倒状態に倒すことができるバインダー(特許文献2、特許文献3参照)がある。また、「リングを形状記憶合金にして手の当たるリング部分を押しつぶし、リング寄りでも文字を書きやすくしたもの」(特許文献4参照)もある。さらに、「リングの一部分を開口し、その一方の先端部分を直軸の形状にし、一方、ベースプレートに複数個の穴を開け、それらの穴に前記リングの直軸の部分を挿入し、リングを起立状態から傾倒状態に倒すことができるようにすると同時に、リングを取り付けたベースプレートをリングの周方向に回転させ、リングの開口部を利用してルーズリーフの取り付け取り外しをできるようにした」(特許文献5参照)ものもある。また、従来、ルーズリーフの取り付け取り外しを可能にするにはいろいろな方法があり、本発明に係る方法として、「簡単な構成により片手によるワンタッチ操作を可能としたリングとじ具」(特許文献6参照)がある。
特開2003−80878号 実願昭60−152787 実願昭61−027019 特開平11−334268号 特開2006−327057号 特開平9−48194号
特許文献1、2、及び3における、リングを取り外し可能にすると同時に、リングを起立状態から傾倒状態に倒すことができるようにしたリング式バインダーは、ルーズリーフを取り付け取り外しする際に、リングを一つずつ取り付け取り外ししなければならず、一般に多用されている26穴のルーズリーフバインダーのように、リングの数が多くなると操作が面倒で時間がかかり実用的ではないという問題があった。また、特許文献4におけるリングを形状記憶合金にしたものは製作コストが高く、ルーズリーフバインダーに用いるには適さないという問題があった。さらに、特許文献5におけるものは、リングを開口し、その開口部を利用してルーズリーフの取り付け取り外しを可能にしようとしたために、その開口部から不用意にルーズリーフが外れてしまうという懸念があった。また、特許文献6における片手によるワンタッチ操作を可能としたものは、リングの開閉を片手によりワンタッチ操作で行うがために、リングが閉まった状態においてリングがしっかりと固定されず、やはりリングが不用意に開いてルーズリーフが外れてしまうという懸念があった。
本発明は、ルーズリーフバインダーを用いて左ページのリング寄りに文字を書く際にリングが右手に当たり書きづらいという問題を解決すると共に、複数の穴を持つルーズリーフの取り付け取り外しを容易にし、かつ、不用意にルーズリーフが外れてしまうという懸念もなく、使い勝手がよく、また、安価に製作できるようなルーズリーフバインダーを実現することが課題である。
本発明は上記課題を解決するために、円弧部と直軸部と起立部とからなる開口した複数のリングと、前記リングの直軸部が挿入される凹部を備える2個のベースプレートと、前記2個のベースプレート蝶番を介して連結される固定基盤とから構成され、
前記複数のリングの円弧部がルーズリーフに開けられた複数の穴に一つおきに通る間隔で各リングの直軸部が前記各ベースプレートの凹部に挿入され、前記2個のベースプレートは向かい合わされて各リングの円弧部が交互にルーズリーフの穴に通るようにされ、それぞれ蝶番を介して前記固定基盤に連結され、
これら2個のベースプレートを観音開きのように開閉し、開いたときにはルーズリーフを取り付け取り外しすることができ、閉じたときにはルーズリーフが脱落しないように一方のベースプレートの各リングの円弧部の先端と他方のベースプレートの各リングの円弧部の先端とが互いに正面から見て一部重なりあうようにし、
前記複数のリングが前記ベースプレートの凹部において前記直軸部を中心に回転可能にし、前記ベースプレートが前記複数のリングの起立部の左右両側面を拘束するためのストッパを有し、かつ、前記複数のリングが前記凹部を中心に回転する場合には、前記起立部が前記ストッパを乗り越えることを特徴とするルーズリーフバインダーとした。また、前記ベースプレートにフックとフックを引っ掛けて固定する突起部とを備え、相互に固定できるようにした。
すなわち、従来技術の特許文献3と同様に、リングを開口し、円弧部の一部分を直軸の形状にし、ベースプレートに回転可能に組み込み、リングを起立状態から傾倒状態に倒すことができるようにした。そのうえで、リングを起立状態及び傾倒状態で固定できるようにベースプレートにストッパを設けた。ストッパは凸型形状でリングを起立状態から倒そうとしたり、傾倒状態から起こそうとしたりしたときにはリングの弾力によりストッパを乗り越えられるようにした。次に、リングを回転可能に組み込んだベースプレートを二つ用意し、リングを向かい合わせるように組み合わせ、それぞれのベースプレートに蝶番を取り付け、固定基盤と連結し、観音開きで開閉できるようにし、リングの間隔を相互に離したり閉じたりすることによって、ルーズリーフの取り付け取り外しができるようにした。
そのうえで、リングを組み込んだ二つのベースプレートを閉じたときに、一方のベースプレートに備えたフックを他方のベースプレートに備えた突起部に引っ掛けて、相互にしっかりと固定し、二つのベースプレートが不用意に開かないようにした。また、この固定したフックを解除するときにはフックの先端を指で押し上げることで簡単に解除できるようにした。
複数のリングを回転可能に組み込んだ2個のベースプレートを相互に観音開きで開閉することにより、リングを起立状態から傾倒状態に倒すことができると同時に、ルーズリーフの取り付け取り外しが容易に出来るようになった。また、ストッパを備えたことにより、リングを起立状態及び傾倒状態で固定できるようになった。さらにまた、ベースプレートにフックを備えたことにより、2個のベースプレートが相互にしっかりと固定され、リングからルーズリーフが不用意に外れることがなくなった。以上によって、使い勝手がよく、また、プラスチック等の安価な材料で容易に製作できるルーズリーフバインダーが実現出来た。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき図1から図9を参照して説明する。図1はリング1が起立した状態の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)である。なお、リング1が組み込まれた左右二つのベースプレート2はそれぞれ全く同じ形状である。
図2はリング1を倒した状態の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)である。リング1は矢印で表したように前後に倒すことができる。
図3はリング1の正面図(a)及び側面図(b)である。直軸部1aと起立部1bとを備えていることが特徴である。直軸部1aはベースプレート2に備えた凹部2aに回転可能に組み込む部分であり、起立部1bはベースプレート2に備えたストッパ2bによって起立状態及び傾倒状態で固定される部分である。リング1をベースプレート2に組み込んだ状態は図5で示す。
図4はベースプレート2の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)である。凹部2aは図3で示したリング1の直軸部1aを組み込む部分である。ストッパ2bは半球の凸型形状になっており、リング1を回転させ、起立状態から倒そうとしたり、傾倒状態から起こそうとしたりしたときには、リング1の起立部1bがその弾力によりこれを乗り越えるが、リング1を回転させようとしない場合には、このストッパ2bにより、リング1が起立状態及び傾倒状態で固定できるようになっている。また、フック6は二つのベースプレートを相互に固定するものであり、これについては図8で説明する。
図5は図3で示したリング1の直軸部1aを図4で示したベースプレート2の凹部2aに組み込んだ状態を表した平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)である。想像線で表したようにリング1を回転させ、倒そうとしたときにはリング1の起立部1bの弾力によりストッパ2bを乗り越えるため、起立状態から傾倒状態に倒すことができる。しかし、回転させようとしない場合にはストッパ2bに阻まれ、起立状態及び傾倒状態で固定できるようになる。
図6は図5を拡大した斜視図であり、ストッパ2bの部分を拡大して表した図である。
図7はリング1を組み込んだ左右二つのベースプレート2を観音開きで開いた状態の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)であり、ルーズリーフを取り付け取り外す時の状態を表した図である。ベースプレート2に蝶番3を取り付け、その連結部4を介して固定基盤5と連結している。リング1はベースプレート2の凹部2aに組み込まれ、その上で蝶番3によって挟まれることにより回転可能に保持される。左右二つのベースプレート2を蝶番3とともに観音開きで開閉させることにより左右のリング1の間隔が開いたり閉じたりするようになる。
図8は図7を部分拡大した平面図(a)、正面図(b)、側面図(c)である。この図は左右二つのベースプレート2を蝶番3とともに観音開きで開いた状態の図であるが、閉じたときにはフック6の先端部6aを突起部2cに引っ掛け、はめ込むことにより閉じた状態で固定されベースプレートが相互に不用意に開かないようになる。先端部6aは凹型になっており、突起部2cは凸型になっており、フック6で他方のベースプレートを上からくるむようにして先端部6aを突起部2cに引っ掛け、さらにフック6の弾力により先端部6aの凹部が突起部2cの凸部にぴたりとはめ込まれて固定されるようになっている。また、先端部6aを指先に引っ掛けて引き上げれば固定された状態を解除することができる。
図9は固定基盤5の平面図(a)と正面図(b)である。穴7はネジあるいはリベット等でルーズリーフバインダーの背枠に固定基盤を締結する穴である。
リング1が起立した状態の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c) リング1を倒した状態の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c) リング1の正面図(a)及び側面図(b) ベースプレート2の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c) リング1をベースプレート2に組み込んだ状態を表した平面図(a)、正面図(b)、側面図(c) 図5を拡大した斜視図 リング1を組み込んだベースプレート2を観音開きで開いた状態の平面図(a)、正面図(b)、側面図(c) 図6を部分拡大した平面図(a)、正面図(b)、側面図(c) 固定基盤5の平面図(a)と正面図(b)
符号の説明
1 リング
1a リングの直軸部
1b リングの起立部
2 ベースプレート
2a ベースプレートに備えたリングを組み込む凹部
2b ベースプレートに備えたストッパ
2c ベースプレートに備えた突起部
3 蝶番
4 蝶番の連結部
5 固定基盤
6 ベースプレートを相互に固定するフック
6a フックの先端部
7 固定基盤をルーズリーフの背枠に固定する穴

Claims (4)

  1. 複数のリングを備え、ルーズリーフの取り付け取り外しを可能にしたルーズリーフバインダーにおいて、
    円弧部と直軸部と起立部とからなる開口した複数のリングと、前記リングの直軸部が挿入される凹部を備える2個のベースプレートと、前記2個のベースプレート蝶番を介して連結される固定基盤とから構成され、
    前記複数のリングの円弧部がルーズリーフに開けられた複数の穴に一つおきに通る間隔で各リングの直軸部が前記各ベースプレートの凹部に挿入され、前記2個のベースプレートは向かい合わされて各リングの円弧部が交互にルーズリーフの穴に通るようにされ、それぞれ蝶番を介して前記固定基盤に連結され、
    これら2個のベースプレートを観音開きのように開閉し、開いたときにはルーズリーフを取り付け取り外しすることができ、閉じたときにはルーズリーフが脱落しないように一方のベースプレートの各リングの円弧部の先端と他方のベースプレートの各リングの円弧部の先端とが互いに正面から見て一部重なりあうようにし、
    前記複数のリングが前記ベースプレートの凹部において前記直軸部を中心に回転可能であることを特徴とするルーズリーフバインダー。
  2. ベースプレートが複数のリングの起立部の左右両側面を拘束するためのストッパを備え、かつ、前記複数のリングが前記ベースプレートの凹部において前記リングの直軸部を中心に回転する場合には、前記起立部がストッパを乗り越えることを特徴とする請求項1記載のルーズリーフバインダー。
  3. ストッパを半球の凸型形状にし、リングを弾性体とした請求項2記載のルーズリーフバインダー。
  4. ベースプレートにフックとフックを引っ掛け固定する突起部とを備えた請求項1、2、又は3記載のルーズリーフバインダー。
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