JPH0637719Y2 - スライドフアスナ−の開離嵌插具 - Google Patents

スライドフアスナ−の開離嵌插具

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JPH0637719Y2
JPH0637719Y2 JP16856086U JP16856086U JPH0637719Y2 JP H0637719 Y2 JPH0637719 Y2 JP H0637719Y2 JP 16856086 U JP16856086 U JP 16856086U JP 16856086 U JP16856086 U JP 16856086U JP H0637719 Y2 JPH0637719 Y2 JP H0637719Y2
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JP
Japan
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box body
insert pin
box
slider
hand
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JP16856086U
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JPS6373013U (ja
Inventor
昌洋 草山
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スライドファスナーの開離嵌挿具であっ
て、特に使用者が片手で操作できる開離嵌挿具に関す
る。
〔従来の技術〕 従来一般に使用されている開離嵌挿具は、両手で操作し
なければ、差し込んだ蝶棒が外れてしまうものである。
しかし一般に小さな子供は右手で蝶棒を操作した後、蝶
棒から手を離し、右手でスライダーを引き上げようとす
る傾向にあるため、操作がうまくいかない場合がよく見
られる。また、身障者の人達のなかには片手しか使用で
きない場合があり、従来のものでは殆んど他人に頼らな
ければならない。これを解決するためには、箱体内に差
し込んだ蝶棒をその差し込んだ状態に保持すればよい。
その一つの考案として実開昭55-93308号公報の技術が開
示されている。当該公報のものは、蝶部(差込片5)に
突起6を設け、箱体(固定体3)内に突起6が嵌まる係
止部8(具体的には凹部)を設けたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術によれば、蝶棒に突起を設けたものであ
るから、蝶棒をスライダーより箱体内に挿入する時、ス
ライダーの肩口縁に蝶棒の突起が引っかかり易く、特に
片手操作では挿入しにくいものである。また、箱体には
弾力的に突起が係止部に嵌まるものであるが、スライダ
ーは弾力的に開閉されないものであり、従って突起を含
めた蝶棒の厚さをスライダーにスムーズに差し通せるよ
うに薄く形成する必要があるが、蝶棒の肉厚が薄くなる
ため耐久性に問題があった。更に、蝶棒が箱体にその挿
入した状態が保持されたとしても、片手でスライダーを
引く際に、箱体を固定しておく必要があり、片手しか使
用できない場合には、その片手で箱体を押えつつスライ
ダーを引くことになるが、箱体の外表面は平坦なもので
あり、滑り易く結局スライダーの摺動が甚だ困難であっ
た。
この考案は以上の問題を解決して、片手でも円滑かつ確
実に操作することが出来、しかも耐久性に優れたスライ
ドファスナーの開離嵌挿具を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は箱体、箱棒及び蝶棒で構成される開離嵌挿具
において、蝶棒の上下面の何れか一面又は両面の先端部
に凹部を設け、箱体の蝶棒が嵌まる係合孔の内面に上記
凹部に突入する凸子を設け、箱体の上面となる壁に隆起
部を突設することによる。
〔実施例〕
この考案を具体的に説明する。第4図に示している如
く、開離嵌挿具はスライドファスナー1を構成する一方
のファスナーストリンガー1aの末端に止着した箱体4
と、箱体4と一体化されファスナーエレメント2aに連続
して止着する箱棒5、及び他方のファスナーストリンガ
ー1bの末端にファスナーエレメント2bに連続して止着し
た蝶棒6とで構成され、また箱体4には蝶棒6が箱棒5
とほぼ平行状に挿入し得る係合孔7を有し、蝶棒6はス
ライダー3内を通じて係合孔7に挿入されるものであ
る。
上記開離嵌挿具において第1図から第3図に示す如く、
蝶棒6の裏側となる面の先端部に凹部8を設け、箱体4
の前記係合孔7の内面に上記凹部8に係止する凸子9を
設け、更に箱体4の上面となる壁4aの末端部に隆起部10
を突設したものである。尚、前記凹部8は蝶棒6の上面
となる面の先端部に設けても良いし、又上下両面に設け
てもよい。また、第11図に示す如く、隆起部10を箱体4
の上面となる壁4aと下面となる壁4bにそれぞれ突設して
も良い。
上述の蝶棒6を箱体4の係合孔7内に挿入するには、第
5図と第6図にスライダーを省いて示しているが、蝶棒
6を係合孔7に挿入していくと、二点鎖線で示す如く、
蝶棒6の先端部で凸子9を押すため、これに応じて箱体
4の下面となる壁4bが反り返り、凸子9が凹部8に対向
した時には下壁4bの反発力で互いに係合するものであ
る。この時若干上面となる壁4aもたわむ。
しかし箱体下壁4bの反発力が強過ぎると、蝶棒6を抜き
取る力が大きくなり、取扱いが不便になるため、反発力
を適度に保つ手段として、第7図から第9図に示す如
く、箱体下壁4bに、内面の凸子9の両側と対向する位置
にスリット11,11を設けるか、あるいスリット11をコ字
状に設け、そのスリット11で区切られた内部に凸子9を
設けても良い。
上記構造をもつ開離嵌挿具を取付けたスライドファスナ
ー1を閉鎖する時には、第10図図示の如く、蝶棒6をス
ライダー3より箱体4内に挿入すれば、凹部8に凸子9
が嵌って蝶棒6と箱体4が互いに仮り止めされ、続いて
片手の中指cで箱体4を押圧し、親指aと人差し指bと
でスライダー3の引手3aを摘んでスライダー3を引くこ
とにより、箱体4内に蝶棒6を正常に組合した状態でス
ライドファスナー1を閉鎖することが出来るものであ
る。一方開放する時には、スライダー3を箱体4に接す
るまで後退した後、片手で箱体4を押えながら同じ手で
蝶棒6を有するファスナーストリンガー1bを引き抜けば
良い。
〔考案の効果〕
この考案によるスライドファスナーの開離嵌挿具は、蝶
棒に凹部を設け、箱体内に凹部と係合する凸子を設け、
更に箱体に隆起部を突設したものであり、蝶棒には突出
部がなく平坦なものであるから、スライダーは勿論箱体
の係合孔への挿入操作が円滑になり、片手でも挿入操作
が甚だ容易になるものである。また蝶棒に突出部がない
ため、箱体の係合孔への挿入に適した厚みで形成され、
その厚みは充分な強度を保持し得るものである。更に、
箱体に隆起部を突設したものであるから、片手操作時に
箱体を確実に押え続けることが出来、片手の不自由な身
障者にも他人の手を借りることなく、難なく処理できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるスライドファスナーの開離嵌挿
具を一部切欠して示す正面図、第2図は第1図のII-II
線矢視の断面図、第3図は同じく縦断面図、第4図はこ
の考案の開離嵌挿具を備えたスライドファスナーの要部
を示す正面図、第5図は蝶棒を箱体に挿入する時の状態
を示す斜視図、第6図は同じく縦断面図、第7図は箱体
の類例を示す斜視図、第8図と第9図は箱体の類例を示
す正面図、第10図はスライドファスナーを閉鎖する時の
指の所作を示す側面図、第11図は箱体の更に他の類例を
示す側面図である。 4……箱体、5……箱棒、6……蝶棒、7……係合孔、
8……凹部、9……凸子、10……隆起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体4内に箱体より突出する箱棒5とほぼ
    平行状に蝶棒6を嵌脱自在に嵌装するスライドファスナ
    ーの開離嵌挿具において、前記蝶棒6の上下面の何れか
    一面又は両面の先端部に凹部8を設け、箱体4の蝶棒6
    が嵌まる係合孔7の内面に上記凹部8に突入する凸子9
    を設け、且つ箱体4の上面となる壁に隆起部10を突設し
    ていることを特徴とするスライドファスナーの開離嵌挿
    具。
JP16856086U 1986-10-31 1986-10-31 スライドフアスナ−の開離嵌插具 Expired - Lifetime JPH0637719Y2 (ja)

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JP16856086U JPH0637719Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31 スライドフアスナ−の開離嵌插具

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JP16856086U JPH0637719Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31 スライドフアスナ−の開離嵌插具

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JPS6373013U JPS6373013U (ja) 1988-05-16
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JPS6373013U (ja) 1988-05-16

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