JPH0355384Y2 - - Google Patents

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JPH0355384Y2
JPH0355384Y2 JP1985180259U JP18025985U JPH0355384Y2 JP H0355384 Y2 JPH0355384 Y2 JP H0355384Y2 JP 1985180259 U JP1985180259 U JP 1985180259U JP 18025985 U JP18025985 U JP 18025985U JP H0355384 Y2 JPH0355384 Y2 JP H0355384Y2
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JP
Japan
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saucer
auxiliary case
opening
space
tapered surface
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JP1985180259U
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JPS6290011U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧用のコンパクトに係り、特に補
助ケース付のコンパクトに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のコンパクトとしては実開昭58−
185114号公報に記載されたものが知られている。
これは、第4図に示してあるように、受皿1の下
面に、前面から側面に連なる部分を開放した収納
部21を形成し、その開放部22から収納部21
内に補助ケース11を出入自在に設けたもので、
補助ケース11は扇形をなし、その要部分を収納
部21の前側部分に回動自在に軸支してあり、ま
た、その前面に収納部21の開放部22に係脱す
る係止突起を突設して形成してある。そして、補
助ケース11を引き出すためには、収納部21の
開放部22から外部に露出している補助ケース1
1の一部を持つて引き出す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、収納部21内に
補助ケース11を収容した状態においても補助ケ
ース11が露出しているため、見映えが悪いばか
りでなく、補助ケース11が不用意に引き出され
るおそれがある。
本考案の技術的課題は、このような点を改良し
て、補助ケースが収納時に露出せず、しかも、そ
の引き出し操作も容易にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、受
皿1の後側にヒンジ2で蓋体3を回動開閉自在に
取り付けたコンパクトにおいて、次のような技術
的手段をとつた。
すなわち、前記受皿1内に中皿6を嵌合して受
皿1の底面と中皿6の底面との間に空所7を形成
する。そして、この空所7に対応する受皿1の左
右いずれかの側壁に開口部8を形成して、この開
口部8から前記空所7内に出入自在の補助ケース
11を設ける。この補助ケース11は扇形に形成
して、その扇形の要部分を前記空所7内において
受皿1の後側部分に回動自在に軸支する。また、
空所7内に収納された時に開口部8に臨むことと
なる補助ケース11の角部に受皿1側に係止する
係止部14を形成するとともに、その角部前面に
受皿1の前側面に臨むテーパー面15を形成す
る。さらに、このテーパー面15に対応した受皿
1の前側面には押圧時にテーパー面15に当接す
る押ボタン17を設け、前記補助ケース11の前
記空所内側に、補助ケース11を前記開口部8側
に付勢する板ばね片16を一体に設けてコンパク
トとする。
〔作用〕
補助ケース11を空所7内に押し込んで収納し
た時、係止部14が受皿1側に係止して収納状態
を保持する。この時、補助ケース11は空所7内
に完全に収納され、開口部8に臨む側面以外は露
出しない。
そして、押ボタン17を押すとそれがテーパー
面15に当接して補助ケース11を回動させ、係
止部14を受皿1側から外すので、補助ケース1
1の一部が開口部8から外部に露出する。
そこで、その露出部分を持つて補助ケース11
を引き出す。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
受皿1の後側にヒンジ2で蓋体3が回動開閉自
在に取り付けられている。蓋体3の内面には鏡4
が貼り着けられ、また、その内面前端縁には受皿
1側に係止する係止爪5が突設されている。
前記受皿1は内部に中皿6が嵌合され、この中
皿6の深さは受皿1の深さの略半分で、これによ
り中皿6の底面と受皿1の底面との間に空所7が
形成されている。また、中皿6内には化粧料が充
填されている。
そして、この空所7に対応する受皿1の右側壁
に開口部8が形成されているとともに、前側壁右
側にボタン穴9が穿設されている。また、受皿1
の前側壁中央には前記蓋体3の係止爪5を係脱す
る係止装置10が設けられている。
さらに、前記開口部8から空所7内に出入自在
となる補助ケース11が設けられている。この補
助ケース11は扇形に形成され、その扇形の要部
分が前記空所7内において受皿1の後側部分に回
動自在に軸支されているとともに、上面に円形凹
所12が形成され、この円形凹所12内に化粧用
パフ13が収納されるようになつている。また、
空所7内に収納された時に開口部8に臨むことと
なる補助ケース11の角部には受皿1側の開口縁
部に係止する突起状の係止部14が突設されてい
るとともに、その角部前面に受皿1の前側面たる
前記ボタン穴9に臨むテーパー面15が形成され
ている。また、第1図、第2図のように、空所7
内側となる補助ケース11の一辺に沿うように板
ばね片16が補助ケース11と一体となつて並設
されている。
そして、前記テーパー面15に対応して、前記
ボタン穴9内に押ボタン17が出入自在に設けら
れ、この押ボタン17は一端部が回動自在に軸支
され、他端部が補助ケース11のテーパー面15
に当接するようになつている。
また、補助ケース11の板ばね片16に対応し
て空所7内の受皿1後側部分にリブ18が突設さ
れ、補助ケース11が空所7内に収容された時、
板ばね片16がこのリブ18に当接して撓み、補
助ケース11全体を開口部8から突出する方向へ
と付勢している。
そして、この状態で押ボタン17を押すと、こ
の押ボタン17がテーパー面15に当接して補助
ケース11を開口部8から外部に押し出すので、
係止部14の受皿1側への係止が解除される。す
ると、補助ケース11は板ばね片16の付勢力に
より開口部8から飛び出し、露出するので、露出
した部分をつかんで引き出し、化粧用パフ13を
使用する。
なお、押ボタン17を押すと、補助ケース11
は板ばね片16で付勢されるので、開口部8から
確実に突出する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、補助ケース11は受皿1の空
所7内に完全に収容されるので、見映えがよく、
また、押ボタン17を押さない限り補助ケース1
1を引き出すことはできないため、補助ケース1
1が不用意に引き出されることがない。
これを逆に見ると、押ボタン17を押すだけで
補助ケース11を板ばね片で確実に引き出せる状
態となるので、使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその受皿部分の横断面図、第3図はその縦断
面図、第4図は従来例を示す斜視図である。 1……受皿、2……ヒンジ、3……蓋体、6…
…中皿、7……空所、8……開口部、11……補
助ケース、15……テーパー面、17……押ボタ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受皿1の後側にヒンジ2で蓋体3を回動開閉自
    在に取り付けたコンパクトにおいて、 前記受皿1内に中皿6を嵌合するとともに、受
    皿1の底面と中皿6の底面との間に空所7を形成
    し、この空所7に対応する受皿1の左右いずれか
    の側壁に開口部8を形成して、この開口部8から
    前記空所7内に出入自在の補助ケース11を設
    け、この補助ケース11は扇形に形成して、その
    扇形の要部分を前記空所7内において受皿1の後
    側部分に回動自在に軸支するとともに、空所7内
    に収納された時に開口部8に臨むこととなる角部
    に受皿1側に係止する係止部14を形成し、さら
    に、その角部前面に受皿1の前側面に臨むテーパ
    ー面15を形成し、このテーパー面15に対応し
    た受皿1の前側面に押圧時にテーパー面15に当
    接する押ボタン17を設け、 前記補助ケース11の前記空所内側に、補助ケ
    ース11を前記開口部8側に付勢する板ばね片1
    6を一体に設けたことを特徴とするコンパクト。
JP1985180259U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH0355384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985180259U JPH0355384Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP1985180259U JPH0355384Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6290011U JPS6290011U (ja) 1987-06-09
JPH0355384Y2 true JPH0355384Y2 (ja) 1991-12-10

Family

ID=31124055

Family Applications (1)

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JP1985180259U Expired JPH0355384Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP (1) JPH0355384Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585610B2 (ja) * 1978-10-14 1983-02-01 松下電工株式会社 ソリッドステ−トリレ−の入力回路
JPS5843307B2 (ja) * 1976-02-09 1983-09-26 株式会社吉野工業所 二軸延伸した多角形容器

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6290011U (ja) 1987-06-09

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