JPH0429666Y2 - - Google Patents

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JPH0429666Y2
JPH0429666Y2 JP1986100205U JP10020586U JPH0429666Y2 JP H0429666 Y2 JPH0429666 Y2 JP H0429666Y2 JP 1986100205 U JP1986100205 U JP 1986100205U JP 10020586 U JP10020586 U JP 10020586U JP H0429666 Y2 JPH0429666 Y2 JP H0429666Y2
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JP1986100205U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車軸を有する走行玩具を、展示の
ため、及び又は使用後保管のために、収納保持す
る走行玩具用保持ケースに関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来、走行玩具を展示販売のために、収納保持
するケースは、厚紙等で形成された台紙の上に、
走行玩具を単に載置し、その上からセロフアンな
どの透明樹脂カバーを真空パツクして、走行玩具
が中で勝手に移動しないように固定してなるもの
である。
従つて、低コストで包装しうる利点がある反
面、ケースが走行玩具の外形に必ずしも忠実に密
着しないため、却つて走行玩具の優美な外形・外
観が表現されない。また、購買者が走行玩具をケ
ースから取出すには、台紙と、カバーのいずれ
か、又は双方を破らなければならないから、一
度、走行玩具を取出すと、遊戯後、再び同一のケ
ースをその走行玩具の収容保管に供することがで
きなくなり、とくに、高級なイメージを有する走
行玩具をホコリをかぶらせずに飾り置く場合に
は、適当なケースを入手することが困難である。
[技術的課題] この考案は、上記の点に鑑み、中の走行玩具の
外観・外形が良く見えるように包装し得、高級イ
メージを有する走行玩具に対する展示効果が向上
し、また、購買者は、透明カバーの着脱可能性に
より、遊戯後も、走行玩具を収納して飾り置くこ
とができるようにした走行玩具用保持ケースを提
供することを目的とする。
[課題解決手段] 上記目的を達成するため、この考案に係る走行
玩具用保持ケースは、基台と透明カバーとストツ
パーとで構成され、基台の上面に走行玩具の前輪
と後輪の一方の車軸を嵌合して上方に対して固定
する突片と、他方の車軸を嵌合して前後左右方向
に対して固定する突片とを有し、また、基台上面
の外周に前記透明カバーの下端縁を嵌入しうる溝
を有し、その溝を形成する土手部の後部部分には
その溝の底部から後方に延びる係止孔が形成さ
れ、前記土手部の前部は切除されて前面から前記
上面部の底面に連通する孔が形成され、前記上面
部の底面には前記ストツパーを挿入しうるカイド
と、そのガイドの後方において突設されたテーパ
付き突起とが設けられ、前記基台の各突片に固定
された走行玩具を被覆する蓋体である前記透明カ
バーは、その下端縁の後部に後方に突出して前記
基台の係止孔に嵌合される係止片が、前記下端縁
の前部に前方に突出して前記基体の土手部の切除
部に臨む係止片がそれぞれ設けてあり、さらに、
前記ストツパーは、前記基台の前面の連通孔に挿
入され、かつ、前記ガイドに挿入される平板部
と、その平板部の後端に接続された前縁部とを有
し、前記平板部には前記前縁部が前記基台の前面
に当接するまで挿入されたときに前記テーパ付き
突起が嵌合する孔が設けてあり、かつ、前記前縁
部には前記透明カバーの前部係止片を係合させる
係止孔が設けてあることを特徴としている。
[作用] 基台上面の一方の突片は、走行玩具の一方の車
軸を上方に対して固定し、他方の突片は他方の車
軸を前後左右方向に対して固定する。
透明カバーは、下端縁を基台の溝に嵌入し、後
方に移動すると、カバーの後部係止片が基台の土
手部の係止孔に嵌合し、前部係止片は基台の前部
の切除部に臨む。
ストツパーの平板部を基台前部の連通孔に挿入
し、ガイドに挿入して前縁部を基台前面に当接さ
れるまで押すと、平板部の孔に突起が嵌合して固
定される。
[この考案の実施例] 次に、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
基台Aは、外観向上のため、上げ底に形成さ
れ、上面の前後に、収容する走行玩具Dを、その
前輪及び後輪の車軸rにおいて固定するための左
右の突片1,2が設けてある。一方の突片1は鈎
状に形成されて、走行玩具を横方向に、つまり前
方又は後方に移動して前後いずれか一方の車軸を
嵌合して、上方及び後方又は前方に移動しないよ
うに固定する。また、他方の突片2は、前後に隔
てた一対の突起又はU字形もしくはY字形に形成
されて、走行玩具の他方の車軸を上方から嵌合し
て、前後方向に移動しないように固定する。基台
Aも透明合成樹脂材料で成形することにより、固
定された走行玩具の底面を透視できるようにする
ことが好ましい。なお、各突片1,2は、走行玩
具の前輪及び後輪と、ボデイとの間のわずかな間
〓において、車軸を捕促させるから、走行玩具を
この保持ケースに収容している状態では、突片
1,2が車輪の内側に隠れて見えず、走行玩具の
外観を損うことがない。
透明カバーBは、走行玩具の外形と無関係の任
意の形状に形成され、基台Aに結合されたとき
に、中に収容されている走行玩具の外観・外形が
歪められずに正確に透視し易い形状、あるいは内
容物を高級視させるような形状とすることが良
い。
また、透明カバーBはこれを基台Aに係止した
ときに、走行玩具の突片2に嵌合されている軸側
の浮動を阻止する大きさに形成させてある。
基台Aに透明カバーBを係止するための構造に
は、種々のものを採用することができる。透明カ
バーの下端周縁に複数個の孔を形成し、基台Aの
外周に複数個の突起を設けて、透明カバーの下端
周縁を基台の外周に嵌合して、前記孔に突起を係
合させるようにしてもよい。
図示の実施例について説明すると、基台Aの上
面部11の外周に、上方に開口して透明カバーB
の下端縁3を嵌入しうる溝4を形成してあり、透
明カバーの下端縁3の後部左右及び前部に、それ
ぞれ後方と前方に突出する係止片5,6が設けて
ある。また、基台の溝4の後部部分は透明カバー
の下端縁の肉厚と突止片5と突出量とほぼ等しい
溝幅を有し、その溝の後部部分を形成する土手部
7の左右両端部において、溝4の底部から後方に
延びる係止孔8が形成されている。さらに、溝4
を形成する土手部7,9は前部において切除され
ており、透明カバーの下端縁3の後部を基台の溝
4の後部に嵌合し、カバーを後方に移動すると、
後部係止片5が係止孔8に嵌合するため、カバー
が後部を基台の後部から離間できなくなる。
また、カバーBの下端縁3の前部を基台A上面
に当接すると、カバーの前部係止片6が、基台の
切除部10において前方に突出する。
基台Aの前部には、上面部11と立上壁12の
上端との間に、基台の下方に開口する底部空間と
前方外部とを連通させる孔13が設けてあり、ま
た、突片2の下側の前方部分にはガイド14が、
後部部分には下面に後方下りテーパを有する突起
15がそれぞれ設けられている。
Cは透明カバーBの前端を基台Aの前部に係止
するストツパーであり、平板部16と、その平板
部の一端に垂直に接続された、立上壁12と同様
の前縁部17とからなり、平板部16は基台の孔
13から基台底部空間に挿入することができ、挿
入するとガイド14内を通り、これによつて、突
起15に向けて案内される。そして、前縁部17
が基台Aの前面に当接するまで挿入したときは、
平板部16の先端が突起15のテーパを越えて、
弾性復帰するため、突起15が平板部16に設け
てある孔18に嵌合し、従つて、前縁部17の下
部に前方向の力を加えても、ストツパーCは基台
Aから抜き出すことはできない。また、前縁部1
7は基台Aの立上壁12に見掛上一体に連続す
る。
そして、前縁部17の上部には後方に突出する
係止片19を有する。従つて、基台A上面に走行
玩具を前記突片1,2により固定した後、透明カ
バーBの下端縁の後半部を基台Aの上面の溝の後
半部に嵌合し、透明カバーを少し後方に移動し
て、透明カバーの後部係止片5を基台の係止孔8
に係合するとともに、カバーの下端縁3の全部を
基台の溝4に嵌合する。このとき、カバーの前部
係止片6は基台Aに一部挿入されたストツパーC
の係止片19と平板部16の基端との間の係止溝
20に対向する。従つて、ストツパーCを基台A
方向に前縁部17が基台前面に止められるまで押
すと、透明カバーの前部係止片6が係止溝20に
係合して係止片19により上方への移動を阻止さ
れる。また、ストツパーCは突起15により抜け
止めされる。
こうして、透明カバーBは基台Aに結合され、
中に走行玩具を固定した状態に保持する。透明カ
バーは走行玩具と異なる形状を有して、中を良く
透視できるので、走行玩具の展示効果は、真空パ
ツクされる場合よりも格段に大きい。
そして、購買者が保持ケースから走行玩具を取
出したいときは、基台Aの底部空間において、ス
トツパーCの平板部16の先端16aを爪先で、
突起15より外れるように引き下げた状態でスト
ツパーの前縁部17を少し前方に引き、ストツパ
ーCの係止片19を透明カバーBの前部係止片6
から離間する。これにより、カバーは前部を上方
に持ち上げて後部係止片5を中心として回転する
ようにして、開放することができるので、中の走
行玩具Dを基台Aの突片1,2から取外すことが
できる。
透明カバーBの基台Aに対する係止構造は、他
に任意のものを採用することができ、カバーは反
覆して開閉可能である。
[この考案の効果] 上述のように、この考案によれば、保持ケース
は基台と透明カバーとで構成され、基台は走行玩
具を車軸において固定し、透明カバーは走行玩具
より大きく形成されているから、中の走行玩具の
外形・外観が良く見え展示効果が向上する。ま
た、透明カバーは基台に対して着脱自在であるか
ら、保持ケースを走行玩具の遊戯後も反覆して、
収納保管、飾り置きに使用できる。そして、基台
の上面に、前輪と後輪の一方の車軸を嵌合して上
方に対して固定する突片と、他方の車軸を嵌合し
て前後左右方向に対して固定する突片とを設けた
ので、基台のみで走行玩具を安定的に固定するこ
とができる。
また、基台の上面部の外周に前記透明カバーの
下端縁を嵌入しうる溝を設け、その溝を形成する
土手部の後部部分にはその溝の底部から後方に延
びる係止孔を形成し、前記土手部の前部を切除し
て前面から前記上面部の底面に連通する孔を形成
し、前記上面部の底面には前記ストツパーを挿入
しうるカイドと、そのガイドの後方において突設
されたテーパ付き突起とを設け、透明カバーの後
部係止片を基台の後部の係止孔に挿入し、透明カ
バーの前部係止片を基台前面に臨ませ、ストツパ
ーを基台前部に挿入して突起により固定するとと
もに、そのストツパーの係止溝に前記前部係止片
を係合させるようにしたので、カバーの装着固定
及び取り外しが容易にでき、しかも、カバーと基
体の結合状態が堅固であるから、誤つて落下させ
ても、カバーが基台から外れることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は、中に走行玩具を収容した状態を示
す側面図、第2図は分解斜視図、第3図は分解断
面図、第4図は基台に透明カバーを係止した状態
における断面図である。 A……基台、1,2……突片、B……透明カバ
ー、C……ストツパー、D……走行玩具、r……
車軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 基台と、透明カバーと、ストツパーとからな
    り、 (ロ) 前記基台は、上面部と、その上面部の上面に
    走行玩具の前輪と後輪の一方の車軸を嵌合して
    上方に対して固定する突片と、他方の車軸を嵌
    合して前後左右方向に対して固定する突片とを
    有し、前記上面部の外周に前記透明カバーの下
    端縁を嵌入しうる溝を有し、その溝を形成する
    土手部の後部部分にはその溝の底部から後方に
    延びる係止孔が形成され、前記土手部の前部は
    切除されて前面から前記上面部の底面に連通す
    る孔が形成され、前記上面部の底面には前記ス
    トツパーを挿入しうるカイドと、そのガイドの
    後方において突設されたテーパ付き突起とが設
    けてあり、 (ハ) 前記透明カバーは、前記基台の各突片に固定
    された走行玩具を被覆する蓋体であつて、下端
    縁の後部に後方に突出して前記基台の係止孔に
    嵌合される係止片が、前記下端縁の前部に前方
    に突出して前記基体の土手部の切除部に臨む係
    止片がそれぞれ設けてあり、 (ニ) 前記ストツパーは、前記基台の前面の連通孔
    に挿入され、かつ、前記ガイドに挿入される平
    板部と、その平板部の後端に接続された前縁部
    とを有し、前記平板部には前記前縁部が前記基
    台の前面に当接するまで挿入されたときに前記
    テーパ付き突起が嵌合する孔が設けてあり、か
    つ、前記前縁部には前記透明カバーの前部係止
    片を係合させる係止孔が設けてある、 ことを特徴とする走行玩具用保持ケース。
JP1986100205U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0429666Y2 (ja)

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JP2009219714A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Tomy Co Ltd 形態変化玩具とその形態変化玩具を収容する収容ケース

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