JPH0340758Y2 - - Google Patents

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JPH0340758Y2
JPH0340758Y2 JP1983177838U JP17783883U JPH0340758Y2 JP H0340758 Y2 JPH0340758 Y2 JP H0340758Y2 JP 1983177838 U JP1983177838 U JP 1983177838U JP 17783883 U JP17783883 U JP 17783883U JP H0340758 Y2 JPH0340758 Y2 JP H0340758Y2
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JP
Japan
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lid
locking button
cap
groove
shaft
Prior art date
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JP1983177838U
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JPS6084542U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、化粧用クリーム等を収容する容器に
係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、この種の容器に、広口びんの口部にキヤ
ツプを螺合して成るものがある。
しかし、この場合、少量の内容物を取り出すと
きにも、その都度、一方の手で広口びんを支えて
他方の手でキヤツプを螺脱・螺着しなければなら
ず、甚だ不便である。
そこで、本考案は、キヤツプに蓋付き取出口を
設けて、少量の内容物を取り出すときにはその取
出口から容易に取り出すことができるようにし、
多量の内容物を取り出すときにはキヤツプを取り
外して従来通り取り出せるようにし、更に、その
取り扱いに支障を生じないようにしようとするも
のである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、広口びん1の口部11にキヤツプ2
を着脱自在に装着し、該キヤツプの頂壁21の上
面に前後方向に貫けかつ中央部が円形に広がつた
凹溝25を形成し、該凹溝の中央に直立短筒の取
出口22を設け、更に、凹溝25の前部左右両溝
壁に一対の方形の受穴26,26を、後部左右両
溝壁に一対の軸穴27,27を穿設し、また、そ
の凹溝25の中央部及至後部に嵌り上記取出口2
2を塞ぐ板状の蓋体3を設け、該蓋体の後端部内
面に上記軸穴27,27と対応するボス31,3
1を設けて、該ボス乃至軸穴27,27に軸5を
通してキヤツプ2に枢着し、該軸のボス間に蓋体
3を開蓋方向に付勢するトーシヨンスプリング6
を装着し、更に、蓋体3の前端部下面に先端が前
方へ向う鈎片32を垂設し、該鈎片の先端前縁を
傾斜面33に形成し、上記凹溝25の前部に係止
釦4を前後摺動自在に嵌合し、該係止釦の後端に
上記鈎片32と係合する係合部41を突設すると
共に、該係合部の上縁を傾斜面42に形成し、更
に、係止釦4の両側面から板ばね43,43を突
設して、該板ばねの端部を上記受穴26,26へ
可動に挿入係合させて係止釦全体を後方へ付勢し
たことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、閉じた蓋体3は、係止
釦4で係止保持されており、この状態で係止釦4
を前方へと板ばね43,43に抗して作動させる
と、該係止釦の係合部41が蓋体3の鈎片32か
ら抜けて、蓋体3がトーシヨンスプリング5の弾
力により自動的に開蓋する。この開蓋で広口びん
1円の内容物を取出口22から取り出すことがで
きる。
次に、その蓋体3を押し下げると、まず鈎片3
2先端の傾斜面33が係止釦4の係合部41上縁
にある傾斜面42に突き当たり、該傾斜面でスリ
ツプを生じて係止釦4が板ばね43,43に抗し
て前方へ押し動かされ、鈎片32先端が通過した
ところで復帰して該鈎片に係合し、よつて、係止
釦4は、閉じた蓋体3を再び係止保持する。
また、キヤツプ2は、広口びん1の口部11に
対し任意に着脱でき、内容物を従来通り取り出す
ことができる。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図において、1は、広口びん、2は、該広口び
んの口部に着脱自在に螺合した取出口付きキヤツ
プ、3は、該キヤツプの取出口に装着した蓋体、
4は、該蓋体を係止すべくキヤツプに装着した係
止釦であり、これらは適宜合成樹脂から成る。
広口びん1は、上端の口部11の外周に螺条1
2を周設している。
キヤツプ2は、頂壁21の周縁から垂下する周
壁23の内周に螺条24を周設して、該周壁23
を以て上記口部11に螺合し、頂壁21の上面に
前後直径方向に貫けかつ中央部が円形に広がつた
凹溝25を形成し、該凹溝の中央従がつて頂壁2
1の中央に直立短筒の取出口22を設け、また、
凹溝25の前部左右両溝壁に一対の方形の受穴2
6,26を、後部左右両溝壁に一対の軸穴27,
27を穿設している。
蓋体3は、上記凹溝25の中央部及至後部に嵌
りかつ上記取出口22を塞ぐ板状に形成し、後端
部内面に上記軸穴27,27を対応するボス3
1,31を設けて、該ボス乃至軸穴27,27に
軸5を通してキヤツプ2に枢着し、ボス間で該軸
にトーシヨンスプリング6を支持して、蓋体6を
開く方向に付勢し、また、前端部下面に先端が前
方へ向う鈎片32を垂設し、該鈎片の先端前端縁
を傾斜面33に形成している。
係止釦4は、上記凹溝25の前部に対応するブ
ロツクに形成して、その凹溝前部に前後摺動自在
に嵌合し、後端に上記鈎片32と係合する係合部
41を突設すると共に、該係合部の上縁を傾斜面
42に形成し、両側面から板ばね43,43を突
設して、該板ばねの端部を上記受穴26,26へ
可動に挿入係合させて全体を後方へ付勢し、上面
に指掛け凹部44を形成している。なお、板ばね
43,43は、別部材でもよい。
「考案の効果」 本考案によれば、広口びん1内に化粧用クリー
ム等を収容して使用でき、係止釦4のわずかな作
動で蓋体3を自動的に開蓋させることができ、ま
た、開蓋した蓋体3を押し下げるだけで再び係止
釦4により係止保持できて、操作がワンタツチで
極めて容易に行え、従つて、少量の内容物を取り
出すときは片手操作で蓋体3を開閉させ、かつ、
開いた取出口22に指等を挿入して広口びん内の
内容物をその指等に付着させることにより、少量
の内容物を頗る容易に取り出すことができ、更に
は、その指等を直立短筒から成る取出口22の口
縁に摺り付けることにより、余分の内容物を都合
よく掻き落すことができる。
而して、キヤツプ2は、広口びん1の口部11
に着脱自在に装着されているので、多量の内容物
を取り出すときは従来通りキヤツプ2を取り外
し、広口びん内に指等を挿入して多量の内容物を
掻き出せばよく、また、蓋体3及び係止釦4がキ
ヤツプ2上の凹溝25内にあるので、蓋体3や係
止釦4はキヤツプ2の着脱に邪魔とならず、しか
も、係止釦4には押込み方向に力が加わつても蓋
体3が開かないから、キヤツプ2の着脱操作に支
障を来することはない。化粧用クリーム等の収
容、使用に甚だ便利重宝である。
更に、構造が簡単で、製作も容易であり、安価
に提供でき、外観を美麗にでき、心地よく使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本実施例で、第1図は、斜視図、第2
図は、要部の縦断側面図、第3図は、分解斜視図
である。 1……広口びん、2……キヤツプ、3……蓋
体、4……係止釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 広口びん1の口部11にキヤツプ2を着脱自在
    に装着し、該キヤツプの頂壁21の上面に前後方
    向に貫けかつ中央部が円形に広がつた凹溝25を
    形成し、該凹溝の中央に直立短筒の取出口22を
    設け、更に、凹溝25の前部左右両溝壁に一対の
    方形の受穴26,26を、後部左右両溝壁に一対
    の軸穴27,27を穿設し、また、その凹溝25
    の中央部乃至後部に嵌り上記取出口22を塞ぐ板
    状の蓋体3を設け、該蓋体の後端部内面に上記軸
    穴27,27と対応するボス31,31を設け
    て、該ボス乃至軸穴27,27に軸5を通してキ
    ヤツプ2に枢着し、該軸のボス間に蓋体3を開蓋
    方向に付勢するトーシヨンスプリング6を装着
    し、更に、蓋体3の前端部下面に先端が前方へ向
    う鈎片32を垂設し、該鈎片の先端前縁を傾斜面
    33に形成し、上記凹溝25の前部に係止釦4を
    前後摺動自在に嵌合し、該係止釦の後端に上記鈎
    片32と係合する係合部41を突設すると共に、
    該係合部の上縁を傾斜面42に形成し、更に、係
    止釦4の両側面から板ばね43,43を突設し
    て、該板ばねの端部を上記受穴26,26へ可動
    に挿入係合させて係止釦全体を後方へ付勢したこ
    とを特徴とする化粧用クリーム等を収容する容
    器。
JP17783883U 1983-11-16 1983-11-16 容器 Granted JPS6084542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17783883U JPS6084542U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17783883U JPS6084542U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6084542U JPS6084542U (ja) 1985-06-11
JPH0340758Y2 true JPH0340758Y2 (ja) 1991-08-27

Family

ID=30386262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17783883U Granted JPS6084542U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 容器

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Families Citing this family (2)

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WO2007084055A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Astrazeneca Ab A child resistant locking arrangement for a container
JP6089559B2 (ja) * 2012-10-10 2017-03-08 凸版印刷株式会社 押し釦付容器

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JPS5645404B2 (ja) * 1976-03-01 1981-10-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577368Y2 (ja) * 1979-09-17 1982-02-12
JPS5922035Y2 (ja) * 1981-06-16 1984-07-02 株式会社ト−ヨ−工芸工業 注出栓

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JPS5645404B2 (ja) * 1976-03-01 1981-10-26

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Publication number Publication date
JPS6084542U (ja) 1985-06-11

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