JP5995446B2 - 組み立て式展示台 - Google Patents
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本願発明は上記従来の欠点を解消するとともに連結による拡張性に優れた組み立て式展示台の提供を課題とするものである。
平坦な矩形の床面を形成する上面部と当該上面部の外周囲から垂下する外周面を有したパレットと、
前記外周面から出没するように設けられた連結具と、
矩形の板状側壁を有し
前記連結具の上面側に、前記板状側壁の下端縁と係合可能な係合部を形成したことを特徴とする組み立て式展示台。
当該パレットの外周面に、他のパレットが備える前記連結具と係合して互いを結合する被連結部が設けられていることを特徴とする。
また、水平面内における組み立て式展示台同士の結合は、剛性のあるパレット同士を部材同士の摩擦力ではなく構造的な係合によって連結する構造となっているので安定的であり強固であるという効果を有している。
図1は本発明に係る人形や模型等を展示する組み立て式展示台(以下「展示台」という)1の説明図であり、図1(a)は分解斜視図、図1(b)は組立斜視図を表している。
展示台1は、展示台としての床面を構成する矩形のパレット2と、当該パレット2に装着可能な左右の側壁3、4と、背面壁5を有している。左右の側壁3、4および背面壁5は合成樹脂により略均一の肉厚に形成した矩形の板状体として形成されている。側壁3と側壁4は同一の形状を成し、背面壁5は側壁3を2つ繋げたものと同じ長方形状を成している。
また、各側面には内部と連通する複数の開口6を設けており、その内部には当該開口6を介して出退する連結具7が設けられている。開口6の内縁は、連結具7が有するアーム8の外縁に対して当接するようになっており出退する連結具7をガイドするようになっている。
また、アーム8の先端部の裏面にも、図2(b)に示すように溝状の嵌合凹部11を設けている。当該嵌合凹部11は、側壁3、4および背面壁5の上端縁に形成した凹凸と係合する形状に形成されており、上端縁の幅方向のみならず幅方向の移動も制限する係合部(第二の係合部)となっている。
また、パレット2は他のパレットと水平面上において互いに結合することができるようになっている。例えば、一方のパレットの長手方向の側面に、他のパレットの長手方向の側面を一致させるように対向させると、一方のパレットの連結具7と当該連結具7と係合可能な被連結部12が対向する位置関係となり、連結具7の溝9と被連結部12の係合によって両パレットを密着した状態で連結することができるようになっている。
なお、一例としてパレットが有する平面視の外形形状を短手方向と長手方向の比が1:2となる場合を説明しているが、長手方向(長辺)の長さを短手方向(短辺)の長さの整数倍となるように形成したものであっても差し支えが無いものである。
正方形パレット13は、上面部に床面となる約10cm四方の正方形の平坦面を設けたものである。高さhは約1cmであり、上面部の外周囲から垂下する外周面として4つの側面14(14a、14b、14c、14d)が設けられている。各側面14には、それぞれ開口15(15a、15b、15c、15d)が2個一対として設けられており、当該開口15を介して前記連結具7のアーム8の先端部を出没させるようになっている。正方形パレット13に対する当該開口15を介した連結具7の取付け構造は、前記図3に示したものと同様である。
図4(b)は、アーム8(溝9)と開口(被連結部)16b’との結合状態を表した部分断面図を示している。開口16b’の縁部には下向きの縁部が設けられており、上に向かって開口したアーム8の溝9と嵌合することで両者は互いに連結可能となっている。したがって、一旦係合すると水平方向に引き離そうとしても、縁部と溝9がかみ合っているので両者は外れることがないようになっている。
他方の正方形パレット13’に形成した開口16b’は、一方の正方形パレット13の側面14bに形成した開口16bと、その配置および形状が同じである。すなわち、側面14dと側面14bに平行な中心線Y−Y’を軸として、側面14dに設けた開口15d(一対のアーム8の出退位置)と対象位置となる側面14b上に開口16bが配置されるようになっている。
上記のように形成した正方形パレット13は、各側面がアーム8と被連結部を備えた同一の仕様に形成されることになり、各正方形パレットの側面同士を自在に結合させることができるようになっている。
また、上記構成のパレット2の周囲には、それぞれの長さに対応した側壁3,4、背面壁5が取り付けられる。これら側壁3,4、背面壁5の下縁には、凹部が設けられており、当該凹部がアーム8先端の溝9に嵌合する被係合部19となっている。
また、側壁3,4、背面壁5の上縁にもアーム8先端の溝9の裏面側に形成した嵌合凹部11に嵌合する凹凸によって形状した被係合部20が設けられている。
また、図1(b)に示すように、装着された側壁3,4および背面壁5の上縁に被せる装飾バー21,22およびコーナー部材23を設けてもよい。装飾バー21,22は側壁3,4および背面壁の縁部と嵌合する溝を有した棒状体である。コーナー部材23は、直角に屈曲した溝を有しており、互いに当接した側壁3と背面壁5、側壁4と背面壁5で形成される直角のコーナー部分の上縁に装着されることで、装飾と両壁の結合を行うようになっている。なお、コーナー部材23を設けたほうが望ましいものであるが、装飾バー21,22は構造体としての強度の観点からは省いても差し支えの無いものである。
展示台1のパレット2の周囲に側壁3、側壁4、背面壁5を配置すると、側壁3、側壁4、背面壁5によってコ字状の上縁が形成される。各壁面の上縁には前述したように被係合部20が設けられているので、当該被係合部20に展示台1’下部のアーム8(嵌合凹部11)を係合させることで両者を結合することができるようになっている。
支柱部材24は、柱となる軸部の上下両端に、パレット2およびパレット2’に設けた孔25,25’と嵌合する円柱突起26をフランジ27とともに設けたものとなっている。支柱部材24は、パレット2’を下方から支えることにより、パレット2’の下方への撓みを防止するようになっているものである。
また、上記支柱部材24に代えて、支柱作用を兼ねた隔壁体28を設けてもよい。当該隔壁体28は上縁の両端および下縁の両端に、パレット2およびパレット2’に設けた孔25,25’と嵌合する円柱突起29を設けたものとなっている。
孔25は、パレット2の表裏に貫通する孔であり、前述した正方形パレット13上面の四隅にも同様の孔30が設けられている。
正方形パレット13を用いた展示台31は、横方向の長さが異なるだけで、主な構造は前述した展示台1と同じである。若干異なるのは、背面壁3’に前記側壁3、4と同じものを用いることができ、装飾バー21’に前記装飾バー21と同じものを用いることができることである。その他は同じ部品を使用することができる。
2 のパレット
3、4 側壁背
5 壁
6 開口
7 連結具
8 アーム
9 溝
10 突出体
11 嵌合凹部
12 被連結部
13 正方形パレット
14(14a、14b、14c、14d) 側面
15(15a、15b、15c、15d) 開口
16 被連結部
17 ガイド
18 はめ込み部材
19 被係合部
20 被係合部
21,22 装飾バー
23 コーナー部材
24 支柱部材
25 孔
26 円柱突起
27 フランジ
28 隔壁体
29 円柱突起
30 孔
Claims (4)
- 平坦な矩形の床面を形成する上面部と当該上面部の外周囲から垂下する外周面を有したパレットと、
前記外周面から出没するように設けられた連結具と、
矩形の板状側壁を有し、
前記連結具の上面側に、前記板状側壁の下端縁と係合可能な溝を形成するとともに、当該溝の幅を前記パレットの外周面を構成する側壁の肉厚と同一幅に形成し、
前記パレットの外周面に、前記連結部を出没させる開口と、他のパレットに設けた連結部との被連結部を構成する開口を設けるとともに、突出時に前記溝の内側面が前記パレットの外周面と略同一面となるように前記連結具を取り付け、
前記パレットの外周面に他のパレット若しくは前記板状側壁を連結した場合に、当該外周面に密着するように構成したことを特徴とする組み立て式展示台。 - 前記パレットの外形を正方形状に形成するとともに、
当該パレットの外周面に、2個一対の連結具を出没させる開口と他のパレットが備える前記連結具と係合して互いを結合する被連結部を構成する開口が、交互に等間隔で設けられていることを特徴とする請求項1記載の組み立て式展示台。 - 前記パレットの外形を長辺の長さが短辺の長さの整数倍となるように形成するとともに、
当該パレットの外周面に、2個一対の連結具を出没させる開口と他のパレットが備える前記連結具と係合して互いを結合する被連結部を構成する開口が、交互に等間隔で設けられていることを特徴とする請求項1記載の組み立て式展示台。 - 平坦な矩形の床面を形成する上面部と当該上面部の外周囲から垂下する外周面を有したパレットと、
前記外周面から出没するように設けられた連結具と、
矩形の板状側壁を有し、
前記連結具の上面側に、前記板状側壁の下端縁と係合可能な係合部を形成し、
前記連結具の下面側に、前記板状側壁の上端縁と係合可能な第二の係合部を形成したことを特徴とする組み立て式展示台。
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