JP4766533B2 - ステージボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパー、百貨店、専門店、コンビニエンスストアー等の店内で商品を陳列するのに用いられるステージボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパー等の店内での商品陳列方法は、それにより商品の売れ行きが左右されることが多いため、種々の工夫を凝らした方法が採られ、その模様替えも頻繁に行われている。特に、その日の特売品などは店の入口、あるいはエレベーターの乗換付近に大面積を採り、四方から顧客がアクセスできるよう、大きなステージ状の陳列台を設置して行われる。
【0003】
このような大きなステージ状の陳列台は、運搬や保管等を考慮して、ボックス状の台、すなわち、ステージボックスを幾つも用意し、これを縦横に並べて基礎部を形成させ、その上に必要であれば、陳列台を置きセットされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のステージボックスは強度を保つ必要から、木製のものが多い。このようなステージボックスは重くなると共に、保管スペースを採る。また、分解可能なものであっても、組立ての際、組立て工具が必要であったり、組立てが複雑なものであった。このため、組立て専門の作業者や技術者に設営を依頼する必要があり、経費が嵩む原因となっていた。また、店内の従業員で行うにしても面倒な作業であった。
【0005】
従って、本発明の目的は、組立て工具が不要で、組立て作業が極めて簡単であり、且つ軽量で十分な強度を有する樹脂製ステージボックスを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、周面の側板4枚、天板1枚及び底板1枚の各部材を嵌め込みにより組立てられる構造であって、更に側板の左右端部には、柱状係合突部と該柱状係合突部と緊密に係合可能な柱状係合穴をそれぞれ設け、嵌め込み後は、前記柱状係合突部と前記柱状係合穴で四隅の柱を形成するようにすれば、例え、側板や底板の面部が可撓性を示すような薄板で構成しても、十分な強度なものが得られることなどを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、請求項1記載の発明は、周面の側板4枚、天板1枚及び底板1枚の各部材を嵌め込みにより組立てられる箱状の樹脂製ボックスであって、前記側板は可撓性を示す薄板の一側に1以上の横溝で区画された複数の柱状係合突部を有し、該可撓性を示す薄板の他側に板状の横リブにより区画された前記柱状係合突部と緊密に係合可能な柱状係合穴を有し、該柱状係合穴を構成する内側の壁は、板状の縦リブであり、前記横溝に前記横リブが入り、該柱状係合突部と該柱状係合穴が緊密に係合してなることを特徴とするステージボックスを提供するものである。かかる構成を採ることにより、組立て工具が不要で、組立て作業が極めて簡単である。また、嵌合後、ひとつの柱状係合突部は、柱状の周面と上下面が柱状係合穴と緊密に当接しているため十分な強度を有する。また、側板や底板の面部は可撓性を示すような薄板で構成できるためボックス全体が軽量である。従って、該ステージボックスを数十個使用するような大がかりな陳列台の設営も楽に行える。また、分解後は、6個の平板状部材となるから、運搬や保管が容易である。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記側板の薄板の上端部には、天板と嵌する側壁部を有し、前記天板は、周面が側壁部であり、該側板の側壁部の外側及び両側に形成された段差に、該天板の側壁部の内側に形成された係合鉤部が係止してなるステージボックスを提供するものである。かかる構成を採ることにより、前記発明と同様の効果を奏する他、一層の強度が高まる。
【0009】
請求項3記載の発明は、前記天板の上面には、格子状の嵌合溝が形成され、該嵌合溝の巾寸法は、底板の側壁部の厚みの2倍程度であるステージボックスを提供するものである。かかる構成を採ることにより、前記発明と同様の効果を奏する他、ステージボックスの上に更に他のステージボックスを設置できるため、ボリュー感を与える陳列の演出が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態におけるステージボックスを図1〜図5を参照して説明する。図1は本実施の形態におけるステージボックスの斜視図、図2は図1の分解図、図3は側板同士の係合状態を説明する図、図4(A)は図1の端部近傍で切断して見た一部の断面図、図4(B)は(A)中、記号Xの拡大図、図4(C)は(A)中、記号Yの拡大図、図5はステージボックスの使用状態図である。但し、図4中、柱状係合突部の記載は省略した。
【0011】
ステージボックス10は、周面の側板4枚、天板1枚及び底板1枚の各部材を嵌め込みにより組立てられるポリプロピレン樹脂製箱体である。本実施の形態例では側板4枚は全て同一形状である。側板1は周面が側壁部12a、側板天板12bを有し、底面が開口する蓋状であって、左右両側の一側には3個の横溝14で区画された4個の柱状係合突部13を有する。柱状係合突部13は断面が扇状であり、内側部となる底面は同様に開口している。左右両側の他側は柱状係合突部13と緊密に係合可能な形状であって、3個の補強用横リブ17により区画される4個の柱状係合穴16を有している。補強用横リブ17は柱状係合突部13と柱状係合穴16の係合の際、横溝14に入り込むようになっている。
【0012】
側板の上端部及び下端部には、天板2及び底板3とそれぞれ嵌合し、且つ補強を兼ねた上面突状部18a及び下面突状部18bを形成している。天板2と嵌合する上面突状部18aは、内側面が開口し、高さは天板の側壁部23の高さより低く、外側と両側には、係合突起を設けて段差19aを付け、天板2の押し込みの嵌合により天板2の側壁部の係合鉤部22が係止めされるようにしている。底板3と嵌合する下面突状部18bは、内側面が開口し、高さは底板の側壁部33の高さより低く、外側と両側には、係合突起を設けて段差19bを付け、底板3の押し込みの嵌合により底板3の側壁部の係合鉤部32が係止めされるようにしている。
【0013】
天板2は、周面が側壁部23、天板部22bを有し、底面が開口する蓋状であって、天板部22bの周面のヘリにL溝25と、側壁部23の先端部に係合鉤部22を形成している。また、天板部22bの上面には、格子状の嵌合溝21が形成され、嵌合溝21の巾寸法は、底板の側壁部33の厚みよりやや大きめ、具体的には2倍程度、特に1.3〜2.5倍として、同形状の他のステージボックスの安定した載置を確保している。
【0014】
底板2は、周面が側壁部33、底板部32bを有し、上方が開口すると共に、側壁部33は底板部32bより下方へ僅かに突出して、天板の格子状の嵌合溝21に積み重ね可能に突状片32cを形成した蓋状である。また、側壁部33の上方先端部の一部に係合鉤部32を形成している。
【0015】
周面の側板4枚、天板1枚及び底板1枚の各部材を嵌め込みによりステージボックス10を組立てるには、先ず、側板4枚を互いに係合せしめて周面を形成する。すなわち、図3に示すように、一方の側板1の柱状係合突部13と、他方の側板1の柱状係合穴16を、双方の側板1が互いに直角となるように対向させる。次いで、一方の側板1の柱状係合突部13を他方の側板1の柱状係合穴16に嵌め込む。この時、他方の側板1の補強横リブ17は一方の側板1の横溝14に入り込む。これにより、一方の側板1の柱状係合突部13と他方の側板1の柱状係合穴16は緊密状態で係合し、補強横リブ17を途中に介しているため、柱状係合突部13と柱状係合穴16でボックスの柱11を形成できると共に、十分な強度が得られる。次いで、この組付けを他の2個の側板1についても同様に行う。嵌め込み後は、前記柱状係合部と前記柱状係合穴で四隅の柱を形成することができる。更に、上方端の上面突状部18aは面を同一とする連続した四角状を形成でき、下方端の下面突状部18bは面を同一とする連続した四角状を形成できる。次いで、底板3を開口を上方にして置き、上記周面体を底板3に嵌め込む。この時、底板3の側壁部33の係合鉤部32が上記周面体の係合突起を乗り越えて段差19bに係合するように行う(図4(C))。一方、天板2を上記周面体に嵌め込む。この時、天板2の側壁部23の係合鉤部22が上記周面体の係合突起を乗り越えて段差19aに係合するように行う(図4(B))。これにより、ステージボックス10が出来上がる。
【0016】
ステージボックス10は、図5に示すように、通常、複数個を前後方向、左右方向に適宜選択して並べて使用される。必要であれば、その上に商品50を載置する商品載置台30を設置して陳列台20を形成する。また、必要に応じて、複数のステージボックス10の上に、更にステージボックス10を載置してもよい。この場合、下のステージボックス10の天板に形成された格子状の嵌合溝21に上方のステージボックス10の側壁部33を嵌め込めばよい。
【0017】
ステージボックス10は、6枚の部材の嵌め込みで組立てられるから組立て工具が不要で、組立て作業が極めて簡単である。側板や底板の面部は可撓性を示すような薄板で構成したとしても、十分な強度を有すると共に、軽量である。また、分解後は、6個の平板状部材となるから、運搬や保管が容易である。また、ステージボックスを数十個使用するような大がかりな陳列台の設営も楽に行える。
【0018】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、組立て工具が不要で、組立て作業が極めて簡単である。また、嵌合後、ひとつの柱状係合突部は、柱状の周面と上下面が柱状係合穴と緊密に当接しているため十分な強度を有する。また、側板や底板の面部は可撓性を示すような薄板で構成できるためボックス全体が軽量である。従って、該ステージボックスを数十個使用するような大がかりな陳列台の設営も楽に行える。また、分解後は、6個の平板状部材となるから、運搬や保管が容易である。
【0019】
請求項2記載の発明によれば、前記発明と同様の効果を奏する他、一層の強度が高まる。請求項3記載の発明によれば、ステージボックスの上に更に他のステージボックスを設置できるため、ボリュー感を与える陳列の演出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるステージボックスの斜視図である。
【図2】図1の分解図である。
【図3】側板同士の係合状態を説明する図である。
【図4】(A)は図1の端部近傍で切断して見た一部の断面図、(B)は(A)中、記号Xの拡大図、(C)は(A)中、記号Yの拡大図である。
【図5】本実施の形態におけるステージボックスの使用状態図である。
【符号の説明】
1 側板
2 天板
3 底板
10 ステージボックス
11 柱
12a 側板側壁部
12b 側板天板
13 柱状係合突部
14 横溝
15 切り欠き部
16 柱状係合穴
17 補強用横リブ
18a 上面突状部
18b 下面突状部
19a、19b 段差
21 嵌合溝
22b 天板の天板部
23 天板側壁部
25 L溝
32 係合鉤部
32b 底板の底板部
33 底板側壁部

Claims (3)

  1. 周面の側板4枚、天板1枚及び底板1枚の各部材を嵌め込みにより組立てられる箱状の樹脂製ボックスであって、前記側板は可撓性を示す薄板の一側に1以上の横溝で区画された複数の柱状係合突部を有し、該可撓性を示す薄板の他側に板状の横リブにより区画された前記柱状係合突部と緊密に係合可能な柱状係合穴を有し、該柱状係合穴を構成する内側の壁は、板状の縦リブであり、前記横溝に前記横リブが入り、該柱状係合突部と該柱状係合穴が緊密に係合してなることを特徴とするステージボックス。
  2. 前記側板の薄板の上端部には、天板と嵌する側壁部を有し、前記天板は、周面が側壁部であり、該側板の側壁部の外側及び両側に形成された段差に、該天板の側壁部の内側に形成された係合鉤部が係止してなることを特徴とする請求項1記載のステージボックス。
  3. 前記天板の上面には、格子状の嵌合溝が形成され、該嵌合溝の巾寸法は、底板の側壁部の厚みの2倍程度であることを特徴とする請求項1又は2記載のステージボックス。
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