JP2008119212A - 組立家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル板を組み立て直したり、継ぎ足したりする作業を容易に行うことができる組立家具を提供する。
【解決手段】組立棚は、上下左右の壁板を構成する複数の矩形板状のパネル板12を連結部品16で連結することにより構成される矩形筒状の収納部14を1ないし複数個有する。前記パネル板12は、四辺部に45度の角度で傾斜する一対の傾斜面20と、各傾斜面20に設けられ前記連結部品16が挿入される係合孔22とを有している。前記連結部品16は、全て同一形状に構成されており、前記L字状に隣接する2枚のパネル板12の当接する傾斜面20に設けられた各係合孔22に挿入されることにより前記2枚のパネル板12を連結する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数枚のパネル板を連結することにより構成される組立家具に関する。
複数枚のパネル板を連結することにより組み立てられる組立式の棚は、設置場所や利用目的に応じて任意の高さ寸法や幅寸法に構成することができることから、家庭用、業務用等に広く用いられている。
例えば、特許文献1に記載されている組立式の棚は、パネル板の両端部に開口する挿入穴を有しており、前記挿入穴に連結部品を挿入することにより、パネル板同士が連結されるようになっている。前記連結部品は、連結部位に応じた3種類の部品、つまり、棚の外周側角部に配置される2枚のパネル板をL字状に連結する部品、棚の外周側中間部に配置される3枚のパネル板をT字状に連結する部品、棚の内側に配置される4枚のパネル板を十字状に連結する部品から構成されている。
実用新案登録第3097992号公報
ところが、連結部位によって連結部品の形状が異なっていると、いったん組み立てられた棚を構成するパネル板を解体して異なる形状の棚に組み直すときに、別の形状の連結部品が新たに必要になる場合がある。また、棚の左右部或いは上部に新たなパネル板を継ぎ足して棚を幅方向或いは高さ方向に大きくする場合、L字状或いはT字状に連結されていたパネル板がT字状、十字状に連結されることになるが、これに伴い連結部品を交換する必要があり、面倒であった。
本発明が解決しようとする課題は、パネル板を組み立て直したり、継ぎ足したりする作業を容易に行うことができる組立家具を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明は、上下左右の壁板を構成する複数の矩形板状のパネル板を連結部品で連結することにより構成される矩形筒状の収納部を1ないし複数個有する組立家具において、
前記パネル板は、四辺部のうち少なくとも前記収納部の前部及び後部に位置する辺部以外の二辺部に設けられ当該パネル板の内外両側面に向かって45度の角度で傾斜する一対の傾斜面と、各傾斜面に設けられ前記連結部品が挿入される係合孔とを有し、L字状に隣接するパネル板と、前記収納部の内側に位置する傾斜面同士が当接した状態で連結されるように構成され、
前記連結部品は、全て同一形状に構成されていると共に、前記L字状に隣接する2枚の前記パネル板の当接する傾斜面に設けられた各係合孔に挿入されることにより前記2枚のパネル板を連結するように構成されていることを特徴とする。
本発明の組立家具は、パネル板がL字状、T字状、十字状のいずれの状態で連結される場合であっても、L字状に隣接する任意の2枚のパネル板を同一形状の連結部品で連結することにより構成される。このように、連結形状に関係なく同一形状の連結部品でパネル板を連結するように構成したため、収納部の配置を変更したり、収納部の個数を増やしたりするためにパネル板を連結し直す作業を容易に行うことができる。また、L字状に隣接する2枚のパネル板は、傾斜面同士が当接した状態で連結されるように構成したため、当該2枚のパネル板を直角状態で連結することができる。しかも、隣接する2枚のパネル板の当接面である傾斜面に係合孔を設け、前記係合孔に連結部品が挿入されるように構成したため、パネル板を連結したときに、連結部品が外部から視認されない。従って、外観性の向上を図ることができる。
以下、本発明を具体化したいくつかの実施例について図面を参照しながら説明する。
図1ないし図10は本発明の組立家具を組立棚に適用した第1の実施例を示している。図1に示すように、本実施例に係る組立棚10は、複数枚のパネル板12を連結することにより構成されており、複数の矩形筒状の収納部14を有している。複数枚のパネル板12のうちL字状に隣接する任意の2枚のパネル板12は、いずれも連結部品16(図2及び図5等参照)によって連結されており、左右方向及び上下方向に連結するパネル板12の数に応じて適宜の大きさ、形状の組立棚10を構成することができる。
図2ないし図4に示すように、パネル板12は平面視ほぼ正方形状をなす例えばABS樹脂製の板状部材から構成されている。パネル板12は、2枚のパネル板部材を貼り合わせて構成されており、内部がほぼ中空状になっている。このような構成により、パネル板12の軽量化が図られている。
前記パネル板12の四辺部はいずれも断面形状が台形状に構成されている。即ち、パネル板12の四辺部は、当該パネル板12の両面と垂直な面18、及びこの垂直面18から45度の角度で傾斜する一対の傾斜面20とから構成されている。前記パネル板12の四辺部の各傾斜面20には、それぞれ2個の係合孔22が設けられている。従って、各パネル板12は、各辺部に4個ずつ、合計16個の係合孔22を有している。前記係合孔22は、パネル板12の両面に沿って延びる扁平な矩形筒状の孔で、内部に係合凹部24が形成されている。各係合孔22とパネル板12の角部までの距離は、いずれも同じに設定されている。
図2及び図5に示すように、連結部品16は例えばPP(ポリプロピレン)製のL字状の部品で、折り曲げ部分の両側がそれぞれ前記係合孔22に挿入される挿入部28となっている。前記挿入部28は、先端部に凸部32が形成された弾性変形可能な舌状部30を有している。図6に示すように、係合孔22に挿入部28が挿入された連結部品16は、前記凸部32が係合凹部24に係合することによりその挿入状態が保持される。一方、係合孔22に挿入部28が挿入された連結部品16は、強く引っ張ることにより舌状部30が弾性変形して凸部32と係合凹部24との係合が外れ、前記係合孔22から引き抜くことができる。
次に、パネル板12を連結して組立棚10を組み立てる手順について説明する。ここでは、図2に示す4枚のパネル板12を矩形筒状に連結したものを基本単位として説明する。基本単位は1個の収納部に相当し、基本単位単独でも組立棚を構成することができる。
まず、4枚のパネル板12を順にL字状に連結していくことにより基本単位を構成する。例えば、隣接する2枚のパネル板12を選び、これら2枚のパネル板12の連結部分に位置する辺部(連結辺部)のうち基本単位の内側に位置する傾斜面20に設けられた係合孔22に連結部品16の挿入部28をそれぞれ挿入する。このとき、連結部品16が挿入される係合孔22を有する傾斜面20同士を当接させる。これにより、各連結部品16の挿入部28の凸部32はいずれも係合孔22の係合凹部24に係合し、2枚のパネル板12は強固に連結される。
次に、基本単位の上下部或いは左右部にパネル板12を連結し、このパネル板12に更別のパネル板12をL字状に連結する。例えば図7は、基本単位の左部及び上部にそれぞれ3枚のパネル板12を連結する様子を示している。基本単位の左壁板を構成するパネル板12の上辺部及び下辺部に連結される2枚のパネル板12は、連結辺部のうち下側及び上側に位置する傾斜面20に設けられた係合孔22に連結部品16の一方の挿入部28が挿入される。また、前記連結部品16の他方の挿入部28は、基本単位の左壁部を構成するパネル板12の上辺部及び下辺部の外側の傾斜面20に設けられた係合孔22に挿入される。そして、これら2枚のパネル板12の左辺部に残りの1枚のパネル板12を連結部品16を介して連結することにより、基本単位の左部に新たな収納部14が形成される。
この場合、基本単位の左壁板を構成するパネル板12が、新たに形成される収納部14の右壁部となる。このように、いずれの収納部14を構成する4枚のパネル板12も、当該収納部14の内側に位置する傾斜面20同士が当接した状態で且つ当該傾斜面20に設けられた係合孔22に連結部品16が挿入されることにより連結される。
尚、基本単位の上部に3枚のパネル板12を連結する作業も上記作業と同様である。また、図示しないが、基本単位の右部及び下部にパネル板12を連結する作業も上記作業と同様である。そして、上記作業を繰り返すことにより、任意の数の収納部14を備える組立棚10を構成することができる。
更に、上記組立棚10の各収納部14の全て或いはいくつかの後部には後壁板としてのパネル板12が連結されている。図8は基本単位の後部にパネル板12を連結する様子を示している。後壁板を構成するパネル板12は、その四辺部のうち基本単位と連結される側、つまり、収納部14の内側に位置する傾斜面20に設けられた8個の係合孔22に連結部品16の一方の挿入部28が挿入される。また、当該連結部品16の他方の挿入部28は、基本単位を構成する4枚のパネル板12の後辺部のうち収納部14の内側に位置する傾斜面20に設けられた係合孔22に挿入される。このとき、後壁板を構成するパネル板12の傾斜面20を、基本単位を構成する4枚のパネル板12の後辺部の傾斜面20に当接させる。これにより、8個の連結部品16の挿入部28はいずれも係合孔22に押し込まれ係合凹部24と凸部32とが係合する。
後壁板を構成するパネル板12が連結された収納部14は、連結されていない収納部14に比べて上下左右方向の力が加わったときの強度が向上する。従って、前記組立棚10は、各収納部14の収納物の重さ等に応じた適宜の収納部14に後壁板としてのパネル板12が連結されている。
このように、本実施例では、1枚のパネル板12の各辺部に1枚或いは2枚のパネル板12が連結される。そして、図9及び図10に示すように、1枚のパネル板12の辺部に1枚のパネル板12が連結される場合、2枚のパネル板12が連結される場合のいずれであっても、同一の連結部品16が用いられる。つまり、パネル板12がL字状、T字状、十字状のいずれの状態で組み合わされている場合であっても、全て同一の連結部品16でパネル板12を連結することができる。従って、収納部14の配置を変更したり個数を増やしたりして組立棚10を作り直すためにパネル板12を連結し直す作業を容易に行うことができる。
1枚のパネル板12に連結される2枚のパネル板12は、それぞれ別の連結部品16を介して連結される。また、既に組み立てられた状態にある組立棚10の左右部或いは上下部に新たなパネル板12を連結するための係合孔22が組立棚10の外側に位置する。従って、組立棚10を上下方向或いは左右方向に大きくして収納部14を増設する場合に、新たなパネル板12を容易に継ぎ足すことができる。
パネル板12の各辺に45度の角度で傾斜する傾斜面20を設けると共に、この傾斜面20に係合孔22を設けた。そして、2枚のパネル板12をL字状に連結したときに前記傾斜面20が当接するように構成した。従って、2枚のパネル板12を容易に直角状態に連結することができる。また、このような構成により、係合孔22に挿入された連結部品16が外部から視認されないようにすることができ、外観性の向上を図ることができる。
本実施例では、全てのパネル板12を同一の正方形板状に構成すると共に、全ての辺部に傾斜面20及び係合孔22を設けた。従って、パネル板12を収納部14の上下左右及び後部の壁板のいずれとしても用いることができる。このため、パネル板12を自由に連結して種々の形状の組立棚10を形成することができる。また、前記組立棚10を別の形状に作り直す際に、パネル板12の配置についての制約がなく、作業性が良い。
更に、パネル板12及び連結部材16をそれぞれ単一形状に構成し、部品の共通化を図ったため、製造コストの削減を図ることができる。
図11ないし図16は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例に係る組立棚10は、基本単位の後部に後壁板としてのパネル板(図示せず)を取り付けてなる1個の収納部14と、この収納部14の前面に取り付けられ、当該収納部14の前面開口を開閉する扉40とから構成されている。
扉40は、収納部14の上下左右の壁板及び後壁板を構成するパネル板12と同一のパネル板から構成されている。扉40は、収納部14の左壁板を構成するパネル板12の前辺部にPP製或いはPE(ポリエチレン)製のヒンジ部品42を介して取り付けられている。
図12及び図13に示すように、ヒンジ部品42はやや縦長の矩形板状の部品で、長さ方向中央に断面三角形状の凹部44を有している。ヒンジ部品42は、この凹部44でほぼ直角に折り曲げ可能に構成されている。ヒンジ部品42の凹部44の両側には挿入部28が設けられている。この挿入部28は、連結部品16の挿入部28よりもやや長さ寸法が大きく構成されている。このような構成により、係合孔22に挿入されたときに挿入部28の先端部は係合孔22の奥まで入り込み、係合孔22から抜け難くなっている。
前記ヒンジ部品42の一方の挿入部28は、扉40を構成するパネル板12の左辺のうち後部の傾斜面20の係合孔22に挿入される。また、ヒンジ部品42の他方の挿入部28は、収納部14の左壁板を構成するパネル板12の前辺部のうち内側に位置する傾斜面20の係合孔22に挿入される。これにより、扉40は、収納部14に対して回動可能に連結される。
また、前記扉40の右辺部の前側の傾斜面20に設けられた係合孔22のうち上部の係合孔22には、把手部品48が挿入されるようになっている。図14に示すように、把手部品48はL字状の部品で、折り曲げ部分の一方側は係合孔22に挿入される挿入部28となっており、折り曲げ部分の他方側は半円状の把持部50となっている。係合孔22に挿入部28が挿入された把手部品48は、把持部50が扉40の前方に突出するため、使用者は、この把持部50を把持して扉40を回動させることができる。
更に、前記扉40の右辺部の後側の傾斜面20に設けられた2個の係合孔22には、それぞれストッパ部品54が挿入されるようになっている。図15及び図16に示すように、ストッパ部品54はL字状の部品で、折り曲げ部分の一方側は挿入部28となっており、他方側は凸部56を有するストッパ部58となっている。
前記ストッパ部品54の挿入部28は扉40を構成するパネル板12の右辺部の前側の傾斜面20に設けられた係合孔22に挿入される。一方、ストッパ部品54のストッパ部58は、扉40が閉鎖されたときに収納部14の右壁板を構成するパネル板12の前辺部のうち内側の傾斜面20に設けられた係合孔22に挿入される。このとき、ストッパ部58の凸部56は係合凹部24に係合し、これにより、扉40の閉鎖状態が保持される。
ストッパ部58は、挿入部28と類似の形状を有しているが、挿入部28よりも長さ寸法が短く、且つ、凸部56が挿入部28の凸部32よりも丸みを帯びた形状になっている。このような構成により、収納部14の係合孔22に挿入されたストッパ部58の凸部56は、係合凹部24に緩く係合する。このため、係合凹部24との係合を比較的容易に解除することができ、扉40を開放させる際に係合孔22からストッパ部58をスムーズに引き抜くことができる。
図17ないし図19は本発明の第3の実施例を示すものであり、第2の実施例と異なるところを説明する。この第3の実施例では、ストッパ部品54に代えて磁石部品60及び鉄部品62によって扉40の閉鎖状態が保持されるようになっている。
磁石部品60は、扉40を構成するパネル板12の右辺の前側の傾斜面20に設けられた係合孔22に挿入されるもので、連結部品16の挿入部28に相当する部分から構成されている。従って、係合凹部24に係合する凸部32を有する舌状部30を備えている。また、係合孔22に挿入されたときに磁石部品60の一部は係合孔22から突出するようになっており、その突出部分には棒状の磁石64が嵌め込まれている。
鉄部品62は、収納部14の右壁板を構成するパネル板12の前辺のうち内側の傾斜面20に設けられた係合孔22に挿入されるもので、鉄片66が嵌め込まれている。また、鉄部品62の側面には3個の小突起68が設けられており、これら小突起68によって鉄部品62の係合孔22に対する挿入状態が保持される。鉄部品62は、鉄片66が前方に位置するように係合孔22に挿入されるようになっており、このとき、鉄部品62のほぼ全体が係合孔22内に入り込む。
上記構成においては、磁石部品60の磁石64と鉄部品62の鉄辺66との間の磁気吸引力により扉40の閉鎖状態が保持される。
図20ないし図27は本発明を組立家具としての机に適用した第4ないし第7の実施例を示すものである。これら第4ないし第7の実施例に係る机70は、いずれも組立棚10の上に天板72を載せた構成となっている。
具体的には、図20及び図21に示す第4の実施例では、離間して配置された2個の組立棚10の上に天板72を載置して机70を構成している。各組立棚10は、上下2段の収納部14が前後に1個ずつ形成されている。前後の収納部14は、それぞれ前部及び後部に開口しており、その境界部分がパネル板12で仕切られている。パネル板12を介して組立棚10の前後部は連結されている。組立棚10の上面に位置する各パネル板12の四隅には、それぞれゴム製のクッション部材74が取り付けられている。天板72は、前記クッション部材74の上に載置されることにより前後左右に動かないようになっている。
図22及び図23に示す第5の実施例では、机70を構成する組立棚10は、横4列、上下2段に並んだ8個の収納部14を前後に並べて構成されている。第4の実施例と同様に、前後の収納部14は、その境界部分がパネル板12で仕切られており、それぞれ前部及び後部に開口を有している。その他の構成は第4の実施例とほぼ同じである。
図24及び図25に示す第6の実施例では、離間して配置された2個の組立棚10の上に天板72が載置されて机70が構成されている。各組立棚10は、上下2段の収納部14が形成されるようにパネル板12を連結したもので、各収納部14の後部は、いずれも後壁板を構成するパネル板14で塞がれている。その他の構成は第4の実施例とほぼ同じである。
図26及び図27に示す第7の実施例では、机70は、横4列、上下2段に並んだ8個の収納部14を有する組立棚10と天板72とから構成されている。各収納部14の後部は、いずれも後壁板を構成するパネル板12で覆われている。その他の構成は第4の実施例とほぼ同じである。
尚、本発明は上記した実施例に限定される物ではなく、例えば次のような変形が可能である。
図28に示すように、パネル板12は四辺部のうちの三辺部にのみ係合孔22を設けても良い。このように構成すれば、前方から組立棚10を見たときに係合孔22が見えないようにすることができる。これについて、図29を参照して説明する。図29は、三辺部にのみ係合孔22を有する4枚のパネル板12を連結して矩形筒状の基本単位を構成した例を示している。4枚のパネル板12は、係合孔22の無い辺部が前部に位置するように矩形筒状に連結されている。このとき、矩形筒状に連結されたパネル板12の後辺部には、いずれも係合孔22が存在する。
一方、前記基本単位に後壁部としてのパネル板12を連結する場合、当該パネル板12は三辺部にしか係合孔22を有しておらず、一辺部には係合孔22が存在しない。従って、後壁部を構成するパネル板12は、4枚のパネル板12のうちの3枚の後辺部に連結部品16を介して連結される。
このような構成であっても、後壁部としてのパネル板を、4枚のパネル板12の後辺部に対して十分な強度で連結することができる。しかも、組立棚10の前部に位置する辺部には係合孔22が存在しないため、外観性に優れるという効果が得られる。
また、上記した基本単位の前後に後壁板としてのパネル板12及び扉としてのパネル板12を取り付ける場合は図30及び図31に示すようになる。即ち、左右の壁板を構成するパネル板12は、後辺部に係合孔22が存在しない辺部が位置するように配置し、上下の壁板を構成するパネル板12は、前辺部に係合孔が存在しない辺部が位置するように配置する。
そして、後壁板を構成するパネル板12は、上下の壁板を構成するパネル板12の後辺部に連結部品16を介して連結される。扉を構成するパネル板12は、左壁板或いは右壁板を構成するパネル板12の前辺部に取り付けられる。
図32ないし図37は、組立棚10の下面にキャスター80或いはアジャスター82を取付けた変形例を示している。前記キャスター80及びアジャスター82はボルト84を介してパネル板12に固定されている。キャスター80及びアジャスター82は、パネル板12の四隅に取り付けられる。この場合、図34及び図37に示すように、組立棚10が前後或いは左右に複数の収納部14を有する構成では、一部のキャスター80及びアジャスター82は、2枚のパネル板12に跨るように取り付けられる。このような構成することにより、キャスター80及びアジャスター82によってもパネル板12を連結することができ、強度が増す。
尚、パネル板、連結部品等の材質は上記したものに限らない。例えば、パネル板はアルミ製でも良く、連結部品はアルミ製、ABS樹脂製でも良い。
組立棚は、後壁板及び扉の両方を備える構成、後壁板を備える構成、扉のみを備える構成、後壁板、扉の両方を備えない構成のいずれでも良い。
第1の実施例では、後壁板を構成するパネル板は、その四辺部を8個の連結部品を用いて取り付けるようにしたが、四辺部を各1個、合計4個の連結部品を用いて取り付けるようにしても良く、四辺部のうち対向する二辺部を各2個、合計4個の連結部品を用いて取り付けるようにしても良い。また、三辺部を各2個、合計6個の連結部品を用いて取り付けるようにしても良い。
扉の閉鎖状態を保持する部品は、ストッパ部品、磁石部品及び鉄部品の他、面ファスナー(マジックテープ)でも良い。この場合、マジックテープは組立棚の前面や扉に貼り付けるようにしても良く、面ファスナーを有する部品を係合孔に挿入するようにしても良い。
机を構成する組立棚の上面に配置されたパネル板に取り付けるクッション部材は、全てのパネル板の四隅に取り付けなくても良く、例えば組立棚の上面のうち天板の四隅に対応する4箇所、或いは、天板の四隅及び中心に対応する5箇所に取り付けるようにしても良い。また、机を構成する組立棚の開口に扉を取付けても良い。
上記実施例では、組立棚の各収納部は前部或いは後部が開口するように構成したが、左部或いは右部が開口するようにしても良い。例えば、図22及び図23に示す机70の例では、組立棚10の右端及び左端に位置する収納部はそれぞれ右部、左部が開口し、それ以外の収納部は前後が開口するようにしても良い。また、開口に扉を取付けても良い。
パネル板は、上下及び左右方向に連結する他、前後にも連結することが可能である。従って、例えば前後に並んだ複数個の収納部を備える組立棚を構成することができる。
例えば、左右の壁板を構成するパネル板は正方形状とし、上下及び後の壁板並びに扉を構成するパネル板は長方形状にしても良い。また、左右の壁板用、上下の壁板用、後壁板用及び扉用のパネル板を異なる矩形状に構成しても良い。
組立棚を構成する一部のパネル板は三辺部に傾斜面及び係合孔を有し、残りのパネル板は四辺部に傾斜面及び係合孔を有する構成でも良い。
更に、上記した他、本発明の組立家具は、椅子やベッド等の様々な種類の家具に適用可能である。
本発明の第1の実施例を示す組立棚の一部の斜視図 組立棚の基本単位の分解斜視図 パネル板の平面図(a)、側面図(b) パネル板の内部構造を示す図 連結部品の構成を示す図 係合孔に連結部品の挿入部が挿入された状態を示す図 基本単位の左部及び上部にパネル板を連結していく様子を示す分解斜視図 基本単位の後部にパネル板を連結する様子を説明する分解斜視図 パネル板がL字状に連結される部位を示す図 パネル板がT字状に連結される部位を示す図 本発明の第2の実施例を示すものであり、扉を取り外した状態で示す組立棚の斜視図 ヒンジ部品を示す図 係合孔にヒンジ部品の挿入部が挿入された状態を示す図 把手部品を示す図 ストッパ部品を示す図 係合孔にストッパ部品のストッパ部が挿入された状態を示す図 本発明の第3の実施例を示す図11相当図 磁石部品を示す図 鉄部品を示す図 本発明の第4の実施例を示す机の分解斜視図 机の全体構成を示す斜視図 本発明の第5の実施例を示す机の分解斜視図 机の全体構成を示す斜視図 本発明の第6の実施例を示す机の分解斜視図 机の全体構成を示す斜視図 本発明の第7の実施例を示す机の分解斜視図 机の全体構成を示す斜視図 本発明の変形例を示すものであり、三辺部にのみ係合孔を有するパネル板を示す図 三辺部にのみ係合孔を有するパネル板を用いて構成された基本単位の斜視図 三辺部にのみ係合孔を有するパネル板を用いて構成された基本単位の後部にパネル板を連結する様子を示す分解斜視図 三辺部にのみ係合孔を有するパネル板を用いて構成された基本単位の前部に扉としてのパネル板を連結する様子を示す分解斜視図 本発明の他の変形例を示すものであり、下面にキャスターが取り付けられた組立棚を下方から見た斜視図 分解斜視図 下面にキャスターが取り付けられた別の組立棚を下方から見た斜視図 本発明の別の変形例を示すものであり、下面にアジャスターが取り付けられた組立棚を下方から見た斜視図 分解斜視図 下面にアジャスターが取り付けられた別の組立棚を下方から見た斜視図
符号の説明
10…組立棚(組立家具)
12…パネル板
14…収納部
16…連結部品
20…傾斜面
22…係合孔
70…机(組立家具)

Claims (6)

  1. 上下左右の壁板を構成する複数の矩形板状のパネル板を連結部品で連結することにより構成される矩形筒状の収納部を1ないし複数個有する組立家具において、
    前記パネル板は、四辺部のうち少なくとも前記収納部の前部及び後部に位置する辺部以外の二辺部に設けられ当該パネル板の内外両側面に向かって45度の角度で傾斜する一対の傾斜面と、各傾斜面に設けられ前記連結部品が挿入される係合孔とを有し、L字状に隣接するパネル板と、前記収納部の内側に位置する傾斜面同士が当接した状態で連結されるように構成され、
    前記連結部品は、全て同一形状に構成されていると共に、前記L字状に隣接する2枚のパネル板の当接する傾斜面に設けられた各係合孔に挿入されることにより前記2枚のパネル板を連結するように構成されていることを特徴とする組立家具。
  2. 前記収納部の後部開口を塞ぐ後壁板を構成するパネル板を備えると共に、上下左右の壁板及び後壁板を構成するパネル板は、四辺部のうち少なくとも三辺部に前記傾斜面及び前記係合孔が設けられ、
    前記収納部の上下左右の壁板を構成する4枚のパネル板のうち少なくとも対向する2枚のパネル板は、前記傾斜面及び前記係合孔を有する辺部が後部に位置するように配置され、前記後壁板を構成するパネル板は、前記収納部の後部に位置する係合孔に連結部品を介して連結されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の組立家具。
  3. 前記収納部の前部開口を開閉する扉を構成するパネル板を備えると共に、上下左右の壁板及び前記扉を構成するパネル板は、四辺部のうち少なくとも三辺部に前記傾斜面及び前記係合孔を設けられ、
    前記収納部の上下左右の壁板を構成する4枚のパネル板のうち少なくとも対向する2枚のパネル板は、前記傾斜面及び前記係合孔を有する辺部が前部に位置するように配置され、
    前記扉を構成するパネル板を、前記収納部の前部に位置する前記係合孔に回動可能に連結するヒンジ部品を備えることを特徴とする請求項1に記載の組立家具。
  4. 前記パネル板は、四辺部の全てに前記傾斜面及び前記係合孔が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の組立家具。
  5. 上下左右の壁板を連結部品で連結することにより構成される矩形筒状の収納部を1ないし複数個有する組立家具の前記壁板に用いられるパネル板において、
    矩形板状のパネル板本体と、
    前記パネル板本体の四辺部のうち少なくとも前記収納部の前部及び後部に位置する辺部以外の二辺部に設けられ当該パネル板の内外両側面に向かって45度の角度で傾斜する一対の傾斜面と、
    各傾斜面に設けられ前記連結部品が挿入される係合孔とを有し、
    前記パネル板本体は、L字状に隣接するパネル板本体と、前記収納部の内側に位置する傾斜面同士が当接した状態で連結されるように構成されていることを特徴とするパネル板。
  6. 前記パネル板本体は、全て同一の正方形板状に構成されていることを特徴とする請求項5に記載のパネル板。
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