JP3199900U - 組立式整理棚 - Google Patents

Abstract

【課題】棚板及び左右一対の側板は凹状に一体成形され、棚板及び左右一対の側板を一体に成形してなる凹状の棚枠体の左右一対の側板の上部間に天板を架設してなるから、購入後の組み立てに際しては、凹状の棚枠体の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設することで、組み立てが完了することになり、上記棚板と左右一対の側板とを組み立てる必要がなくなり、購入後の組み立て作業を容易に行うことができ、老人や要介護者にとっても容易に組み立てることができ、それだけ、使用の利便性を向上することができる。【解決手段】棚板１、左右一対の側板２・２及び天板３からなる合成樹脂製の組立棚体Ｓであって、上記棚板及び左右一対の側板は凹状に一体成形され、棚板及び左右一対の側板を一体に成形してなる凹状の棚枠体４の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設してなる。【選択図】図２

Description

本考案は、例えば、一般家庭に設置され、雑誌、単行本、書籍、衣類、キッチン用品、工具類、日用品、各種の小物類等の収納物を整理収納する際に用いられる組立式整理棚に関するものである。

従来、この種の組立式整理棚として、合成樹脂製にして、相互に組立自在な棚板、左右一対の側板及び天板、あるいは、複数個の上下の棚板、複数組の左右一対の側板及び天板からなる構造のものが知られている。

実用新案登録第３１０７４８５号

しかしながらこれら従来構造の場合、上記棚板、左右一対の側板及び天板はそれぞれ分離して形成されて分離状態において運搬し販売され、購入後、組み立てに際しては、上記棚板と左右一対の側板、左右一対の側板と天板とを順次組み立てることになり、購入後の組み立て作業にあっては、老人や要介護者にとっては大変な作業となり、それだけ、使用の利便性に欠けることがあるという不都合を有している。

本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうち、請求項１記載の考案は、棚板、左右一対の側板及び天板からなる合成樹脂製の組立棚体であって、上記棚板及び左右一対の側板は凹状に一体成形され、該棚板及び左右一対の側板を一体に成形してなる凹状の棚枠体の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設してなることを特徴とする組立式整理棚にある。

又、請求項２記載の考案は、上記複数個の棚枠体を各棚枠体の左右一対の側板の上部間に順次積重形成し、最上層の棚枠体の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設してなることを特徴とするものである。

本考案は上述の如く、請求項１記載の考案にあっては、棚板及び左右一対の側板は凹状に一体成形され、棚板及び左右一対の側板を一体に成形してなる凹状の棚枠体の左右一対の側板の上部間に天板を架設してなるから、購入後の組み立てに際しては、凹状の棚枠体の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設することで、組み立てが完了することになり、上記棚板と左右一対の側板とを組み立てる必要がなくなり、購入後の組み立て作業を容易に行うことができ、老人や要介護者にとっても容易に組み立てることができ、それだけ、使用の利便性を向上することができる。

又、請求項２記載の考案にあっては、購入後の組み立てに際しては、複数個の凹状の棚枠体を各棚枠体の左右一対の側板の上部間に順次積重形成し、最上層の棚枠体の左右一対の側板の上部間に天板を架設することで、組み立てが完了することになり、上記各棚板と左右一対の側板とを組み立てる必要がなくなり、購入後の組み立て作業を容易に行うことができ、老人や要介護者にとっても容易に組み立てることができ、それだけ、使用の利便性を向上することができる。

本考案の実施の第一形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の全体分解斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の部分正断面図である。 本考案の実施の第一形態例の側断面図である。 本考案の実施の第二形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第二形態例の部分斜視図である。 本考案の実施の第二形態例の分解斜視図である。 本考案の実施の第二形態例の部分正断面図である。 本考案の実施の第三形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第三形態例の全体分解斜視図である。

図１乃至図１０は本考案の実施の形態例を示し、図１乃至図４は請求項１の考案に対応する第一形態例、図５乃至図８は請求項１の考案に対応する第二形態例、図９、図１０は請求項２の考案に対応する第三形態例である。

図１乃至図４は請求項１の考案に対応する第一形態例を示し、図１の如く、Ｓは組立棚体であって、合成樹脂製の棚板１、合成樹脂製の左右一対の側板２・２及び合成樹脂製の天板３からなり、この棚板１及び左右一対の側板２・２は凹状に一体成形され、この棚板１及び左右一対の側板２・２を一体に成形してなる凹状の棚枠体４の左右一対の側板２・２の上部間に上記天板３を架設して構成している。

この場合、図２、図３の如く、上記棚枠体４の各側板２・２の上部に前後一対の嵌着凸部２ａ・２ａ・・が形成され、棚枠体４の各側板２・２の下部に嵌着凸部２ａ・２ａ・・に嵌着可能な前後一対の嵌着凹部２ｂ・２ｂ・・が形成され、上記天板３の左右辺部に左右一対の嵌着凹部３ａ・３ａ・・が形成され、嵌着凸部２ａ・２ａ・・を嵌着凹部３ａ・３ａに嵌着することにより棚枠体４の各側板２・２の上部間に上記天板３を組立架設するように構成している。

５は取手凹部であって、上記側板２・２の上部中央部に凹状に形成され、取手凹部５に指を挿入して組立棚体Ｓを容易に移動可能に構成している。

この場合、図４の如く、上記棚板１及び上記天板３の周辺部に対向一対の係脱穴部Ｋ・Ｋを形成し、係脱穴部Ｋ・Ｋに閉塞部材６の閉塞凸部Ｅ・Ｅを挿脱自在に構成している。

この実施の第一形態例は上記構成であるから、棚板１及び左右一対の側板２・２は凹状に一体成形され、棚板１及び左右一対の側板２・２を一体に成形してなる凹状の棚枠体４の左右一対の側板２・２の上部間に上記天板３を架設してなるから、購入後の組み立てに際しては、凹状の棚枠体４の左右一対の側板２・２の上部間に上記天板３を架設することで、組み立てが完了することになり、上記棚板１と左右一対の側板２・２、左右一対の側板２・２と天板３とを順次組み立てる必要がなくなり、購入後の組み立て作業を容易に行うことができ、老人や要介護者にとっても容易に組み立てることができ、それだけ、使用の利便性を向上することができる。

図５乃至図８は請求項１の考案に対応する第二形態例を示し、この場合、上記組立棚体Ｓを左右方向に二個配置し、二個の組立棚体Ｓ・Ｓの隣接する上記係脱穴部Ｋ・Ｋ及び係脱穴部Ｋ・Ｋ間に連結部材７の四個の連結凸部Ｔ・Ｔ・Ｔ・Ｔを挿入し、二個の組立棚体Ｓ・Ｓを連結するように構成している。

この実施の第二形態例にあっては、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができると共に複数個の組立棚体Ｓ・Ｓ・・を左右方向に容易に連結することができ、設置及び使用の融通性を高めることができる。

図９、図１０は請求項２の考案に対応する第三形態例を示し、上記第一形態例と同構造の複数個、この場合、上記図４の想像線に示す如く、棚枠体４の各側板２・２の下部の前後一対の嵌着凹部２ｂ・２ｂと棚枠体４の各側板２・２の上部の前後一対の嵌着凸部２ａ・２ａとの嵌着により、上下二個の棚枠体４・４を各棚枠体４の左右一対の側板２・２の上部間に順次積重形成し、嵌着凸部２ａ・２ａ・・を嵌着凹部３ａ・３ａに嵌着することにより最上層の棚枠体４の各側板２・２の上部間に上記天板３を組立架設するように構成している。

この実施の第三形態例にあっても、購入後の組み立てに際しては、複数個、この場合、二個の凹状の棚枠体４・４を各棚枠体４・４の左右一対の側板２・２の上部間に順次積重形成し、最上層の棚枠体４の左右一対の側板２・２の上部間に上記天板３を架設することで、組み立てが完了することになり、上記各棚板１と左右一対の側板２・２とを順次組み立てる必要がなくなり、購入後の組み立て作業を容易に行うことができ、老人や要介護者にとっても容易に組み立てることができ、それだけ、使用の利便性を向上することができる。

尚、本考案は上記実施の形態例のものに限られず、例えば、棚板１の段数や形態、組立棚体Ｓ・Ｐの構造、側板２、天板３、棚枠体４の形態等は適宜選択して設計される。

以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。

Ｓ 組立棚体
Ｐ 組立棚体
１ 棚板
２ 側板
３ 天板
４ 棚枠体

Claims (2)

1. 棚板、左右一対の側板及び天板からなる合成樹脂製の組立棚体であって、上記棚板及び左右一対の側板は凹状に一体成形され、該棚板及び左右一対の側板を一体に成形してなる凹状の棚枠体の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設してなることを特徴とする組立式整理棚。
2. 上記複数個の棚枠体を各棚枠体の左右一対の側板の上部間に順次積重形成し、最上層の棚枠体の左右一対の側板の上部間に上記天板を架設してなることを特徴とする請求項１記載の組立式整理棚。