JP4264260B2 - 組み立て自在モジュラー収納 - Google Patents

Description

本発明は新規な組み立て自在収納システムに関する。より具体的には、それによって様々な自立収納ユニット、ラック、ディスプレイセンター及びキャビネットを構成できる連結エッジを有するパネルのスナップ接合方法とシステムとに関する。

モジュラー収納システムは、ユーザーが特定のニーズに合わせてコンポーネントシステムをカスタマイズできるようにするために役立つ。同等のパネルをエッジ部材により接続するパネルタイプの収納は、デューイー他の発行された米国特許番号５，６３８，９７３及びチャンの発行された米国特許番号５，４６６，０５８に開示されている。デューイーの特許とチャンの特許との双方においても、コンテナーはあるパーツの底のエッジにあるタブ状の突起を別のパーツの上部にある溝状のへこみに入れることにより積み重ねることができる。

スロカム他の発行された米国特許番号５，８８８，１１４は、自立エッジ要素を有するモジュラー収納システムまたは玩具の組み立てを教示している。スロカムの収納システムは、一連の同等のパネルであり、一のエッジの周辺を止めるキャッチを有しかつ、反対側のエッジを止めるラッチを有し、スライドして組み合わせる突起接合エッジにより立方体を形成する。ひとたび２枚のパネルがスライド接合式にラッチされると、パネルのエッジはスライドして離さない限り分解できない。スロカムは、スライドインキャッチと対応するスライドインラッチとの構成について過剰なほどに描写しているが、全ては突起ラッチと突起キャッチとに頼るもので、接続されたパネルの垂直の位置合せを維持するための位置合せガイドや位置合せ止め具については何も教示していない。スロコムのスライド式接合システムでは４枚のパネルを接続して４つの壁を持つ箱を形成する。

モジュラー収納システムの分野で残された課題はエッジでスナップできる同様のパネルを提供することである。更なる課題は５面から６面のスナップ接合構造を形成することである。本発明は、スナップインラッチとスナップインキャッチのパネルアッタチメントを作り出すことによりそのような課題や従来の限界を克服する。

本発明はパネルによって構築されるモジュラー収納システムである。各パネルには表面と、裏面と、４つのエッジと、４つのコーナーと、がある。各コーナーの表面または裏面から見て少なくとも片面にラッチ／キャッチ対が付いている。隣接する各コーナーに別のラッチ／キャッチ対が付いており、ラッチとキャッチとの順序は各辺で交互になり、反対側の面とは左右が逆になる。キャッチは伸長し半硬質で、対応した伸長するラッチに挿入されたり除去されたりしたときに変形しスナップバックするのに十分な弾力性、記憶力及び／または潤滑性を有する。従って、反対に向けられた一対のパネルは、２枚のパネル間で９０度を形成するエッジでスナップ接合する。更にパネルを追加してラックやカート、机や立方体のような構造を形成することもできる。各キャッチにはラッチが伸長したキャッチの中でスライドして位置がずれることを防止する止め具も設けられている。各パネルの隣接するエッジ対の間に位置するコーナーに、支え壁を形成することができる。２つの隣接するコーナーの支え壁（図１Ｄ）は互いに支持しあい、パネルによって構築される構造を更に安定させるより強固なコーナー支持として機能する（図４及び図５Ａ）。

好ましい実施例ではラッチエッジとキャッチエッジとは各パネルの一部として形成されると示されているが、ラッチエッジとキャッチエッジとをパネルの上から適切なコーナー位置に取り付けることも意図し、述べている。ラッチエッジとキャッチエッジとを取り付けることの利点は、金属シート、木材または金属格子パネル（図８）など共通に成形することが不可能または困難な異なる素材をプラスチックのラッチやキャッチと組み合わせられることなどがある。ドアと車輪（図５）とを立方体、パネルまたは構造に加えてもよい。パネルには、格子状のパネル（図２Ａ、図１１４、図１１７及び図１１８）のために支持骨格を形成したり、棚及び／または引き出し用の経路やガイドを設けるために用いる、表面が突出したりへこんだりしている特徴があってもよい。

新規なものであると思われる本発明の特徴は、ここに記載の請求項の範囲に詳細に記載する。ただし本発明自体は構成についても方法についても、そしてそれによる利点についても、ここに記述する説明と図面によって最も良く理解することができる。

図１Ａに示したものは、一般に１０と呼ばれる好ましい実施例の前面斜視図である。

この立方体は５枚の４辺のパネル１１によって形成される。各パネルは前面１２と背面１３と各辺にエッジ１４とを有する。各パネル１１のコーナー１６の近くにある各エッジ１４の端部１５の各々には、ラッチ／キャッチ対２０が形成されている。エッジ１４から見ると、ラッチ２１とキャッチ２２とはコーナー１６近くに形成されている。ラッチ／キャッチ対２０は交互に反対になっていて、パネル１１のどのエッジ１５においても、ラッチ２１が一端に出ており、キャッチ２２が他端に出ているようになっている。この構成により全体の構造を構成するために、使うパネルを交互にすることができる。

図１Ｂ、図１Ｃ、図１Ｄ及び図１Ｅに示したものは、取り付けられていない１枚のパネルのコーナーの前面斜視図及び後面斜視図と、並びに取り付けられた前面コーナーの斜視図と、図１Ｄの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図と、である。

図１Ｂと図１Ｃにおいて、ラッチ２１の形を示し、ラッチを形成するタブ突起は、その遠端にあり対応する伸長したキャッチ２２スロット２４に可逆的にはめ込まれる拡大ヘッド２３を有して伸長している。パネルは、好ましくはアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン「ＡＢＳ」、アセタール、アクリルまたはナイロンから構成された射出成形されたパーツである。ただし、意図された用途によってはポリカーボネート、ポリプロピレンまたはポリウレタンなどの素材で代用できる。各パネル１１のコーナー１６の近くにある各エッジ１４の端部１５に、ラッチ／キャッチ対２０が形成され、位置合せ止め具３０が各エッジ１４の接合部分に形成されている。従って、位置合せ止め具３０は、キャッチ２２内に挿入されたラッチ２１が、キャッチ２２内で前後に動くことを防ぐことができる。更に、図１Ｄに示すように、位置合せ止め具３０は、パネルとの間に支え壁を形成し、パネルによって構築される構造を更に安定させるより強固なコーナー支持として機能する。

図１Ｅに、ラッチを形成している拡大ヘッド２３がキャッチ２２のスロット２４にしっかりと接合されているところを示している。キャッチ２２を十分な潤滑性、柔軟性及び／または記憶力を備えた素材から構成することで、スナップバックできるスロットウォール２５を変位させることにより引き抜くときに損傷することなくスロット２４から拡大ヘッド２３を引き抜く、つまりスナップアウトすることができる。十分に柔軟なスロット壁２５はまた、ラッチ２１のネック２６に加える応力が少ないので、パネルの取り付けあるいは取り外しの間にネックに損傷を受ける危険を最小にする。

次に図２Ａを参照すると、一般に１１０と呼ばれるモジュラー収納システムの第一の代替実施例の前面斜視図が示されている。

この立方体は５枚の正方形パネル１１１で形成されている。各パネル１１１は、その中に開放型の格子構造を有する正方形のフレームである。各パネルは前面１１２と背面１１３と各辺にエッジ１１４とを有する。各パネル１１１のコーナー１１６の近くにあるエッジ１１４の端部１１５の各々には、ラッチ／キャッチ対２００が形成されている。パネル格子１１７はエッジ１１４の境界に形成され、隆起した格子支持１１８はパネル格子から延長してパネル格子１１７とパネル１１１とに更に安定性を与えることもできる。エッジ１１４から見ると、ラッチ２０１とキャッチ２０２とはコーナー近くに形成されている。ラッチ／キャッチ対２００は交互に反対になっていて、パネル１１１のどのエッジ１１４にも一のラッチ２０１が一の面に出ており、一のキャッチ２０２が別の面に出ているようになっている。この構成により同等のパネルを交互にして、対応するラッチ／キャッチ対２００を利用して全体の構造を構築することができる。

サイドパネルの変更を予想し、ここで検討する。本発明が意図する範囲を逸脱せずに、サイドパネルを、異なる表面の特徴、カットアウト、骨格構造、突起などを備えた幅広い種類の形で構成することができる。

図２Ｂ、図２Ｃ、図２Ｄ及び図２Ｅに示すものは、取り付けられていない１枚のパネルのコーナーの前面斜視図及び後面斜視図と、取り付けられた前面コーナーの斜視図と、図２Ｄの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図と、４つの立方体の交点の断面側図である。

図２Ｂと図２Ｃには、ラッチ２０１の形を図示し、ラッチを形成するタブ突起は、対応するキャッチ２０２スロット２０４に可逆的にはめ込まれる拡大ヘッド２０３を有する。パネルは、好ましくはポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、またはナイロンから構成された射出成形されたパーツで、柔軟性と耐久性を備える。各エッジ１１４の接合部分に位置合せ止め具２３０が形成されている。角のあるコーナー支え壁２３５に隣接している位置合せ止め具２３０は、ラッチ２０１がキャッチ２０２内で前後に動くことを防ぐ。更に、隣接する２つ以上のコーナー支え壁２３５を組み合わせることで（図２Ｄ）より強固なコーナー支持を形成し、パネルによって構築される構造を更に安定させることができる。

図２Ｄでは、ラッチを形成している拡大ヘッド２０３がキャッチ２０２を形成しているスロット２０４にしっかりと接合されているところを示している。パネルを十分な柔軟性、記憶力及び／または潤滑性を備えた素材から構成することにより、ラッチ２０１のスロット壁２０５やネック２０６に損傷を与えることなく拡大ヘッド２０３を引き抜く、つまりスナップアウトすることができる。ラッチ２０１とキャッチ２０２との間に支持ガイド２５０が形成されている。図２Ｆは、支持ガイド２５０に大きさと形の支持ロッド２５６を示している。支持ロッドは、幼児がいたり、商業や学校やビジネスの場で、パネルの除去が制限されなければないらない場合にそれを防止するために利用される。

図３Ａは、一般に３００と呼ばれるモジュラー収納システムの第二の代替実施例の前面斜視図が示されている。

この立方体は５枚の正方形パネル３０１で形成されている。各パネル３０１は同じようなサイズである。パネルの各辺はエッジ３０４を有する。各パネル３０１のコーナー３０６の近くにある各エッジ３０４の端部３０５の各々には、ラッチ／キャッチ対３２０が取り付けられている。エッジ３０４から見ると、ラッチ３２１とキャッチ３２２とはコーナー３０６の近くに取り付けられている。ラッチ／キャッチ対３２０は交互に反対になっていて、パネル３０１のどのエッジ３０４にも一のラッチ３２１が１つのある面に出ており、一のキャッチ３２２が別の面に出ているようになっている。この構成により全体の構造を構築するのに使うパネルを交互にすることができる。

図３Ｂ、図３Ｃ、図３Ｄ、図３Ｅ及び図３Ｆに示すものは、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの前面斜視図、裏面斜視図及び裏面斜視図と、取り付けられた前面コーナーの斜視図と、図３Ｅの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図と、４つの立方体の交点の断面側図とである。

図３Ｂと図３Ｃと図３Ｄとはラッチ３２１の形を図示しており、ラッチを形成するタブ突起は伸長し、対応するキャッチ３２２スロット３２４に可逆的に嵌め込まれる拡大ヘッド３２３を有する。ラッチ／キャッチ対３２０は、好ましくはポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高ジュロメーターゴムまたはナイロンから構成された射出成形されたパーツで、柔軟性と耐久性を与える。位置合せ止め具３３０は、各ラッチ／キャッチ対３２０のコーナー接合部に形成されている。

図３Ｅは位置合せ止め具３３０の位置を示し、位置合せ止め具３３０はラッチ３２１がキャッチ３２２内で前後に動くことを防ぐことにより、構造を更に安定させることができる。各コーナー支え壁３３０を囲んでいるものは、隣接して取り付けられたパネルの隣接する支持エッジ３３１に係合してより強固なコーナー支持３３２を形成する支持エッジ３３１である。パネル接合ガイド３４０は各ラッチ／キャッチ対３２０の反対側に形成されている。このパネル接合ガイド３４０によって各パネル３０１はラッチ／キャッチ対３２０に嵌められている。各パネル３０１がパネル接合ガイド３４０にしっかりと取り付けられているものと想定している。取り付けの性質は、パネルが構成されている素材、また使用できる接着剤、固定タブ、音波溶接、糊、リベット、圧着などによる。

サイドパネルの変更を予想し、ここで検討する。サイドパネルにできる素材の非限定的な例としては、フレーム付きのワイヤーメッシュ、被覆されたワイヤー、プラスチックの格子、木材、金属、複合体、鋼板、（ステンレス、熱延炭素鋼または冷延炭素鋼あるいは合金）、真鍮、型打ちされた銅または成形された銅、金網またはプラスチックに挿入成形されたプラスチックまたは金属のフレームなどである。

図３Ｆは、ラッチを形成している拡大ヘッド３２３が、キャッチ３２２を形成しているスロット３２４にしっかりと接合されているところを示している。ラッチ／キャッチ対３２０を十分な潤滑性を備えた素材から構成することにより、ラッチ３２１のスロット壁３２５やネック３２６に損傷を与えることなく、拡大ヘッド３２３を引き抜く、つまりスナップアウトできる。

図４は一般に４００と呼ばれる、接続されたパネルの配置の一例の斜視図である。

一連の立方体４０１は一のパネル４１０に加えて取り付けられ、パネル４１０は立方体４０１間で共有する共通パネルとして機能する。各パネル４１０の反対側には、ラッチ／キャッチ対（図１−３に記載の通り）があり、立方体４０１をスナップ接合するようになっている。

図５Ａ、図５Ｂ及び図５Ｃに示すものは、一般に５００と呼ばれる接続されたパネルの配置の第二の斜視図で、車輪付きの縦型の収納ケース（図５Ｃ）とスイングドア付きのもの（図５Ｂ）を示している。

一連の立方体５０１は、同一の複数のパネル５１０によって構成され組み合わされて（図１−４に記載の通り）タワーを形成している。棚部材５１１はパネル５１０の表面の特徴の一部として形成されたガイド５１２内に保持されている。

開閉できる戸５２０は、ラッチ５２１とキャッチ５２２（図１−３に記載の通り）に付いている蝶番によって立方体５０１の１つに取り付けられている。一群の取り外し可能なキャスタータイプの車輪モジュール５３０が底のコーナー１つにつき１つずつ、タワー５００に取り付けられている。各車輪モジュール５３０は、底パネル５１０のコーナーの各々に形成されているボス５３３に接合する車輪５３１とロッド５３２とを有している。各ロッド５３２は車輪止め５３４から延出してボース５３３と接合する。

図６に示すものは、一般に６００と呼ばれる接続されたパネルの配置の第三の斜視図である。

一連の立方体６０１は複数のパネル６１０によって構築され組み合わされて（図１−４に記載の通り）タワーを形成している。この構成においては、立方体６０１は机の上でメモ帳、紙、ペン、クリップ、コンピューターディスク、ＣＤまたはその他のメディアストレージデバイスを収納するのに用いる机上の大きさになっている。一連のゴムパッド６２０を下方の立方体６０１の底面に取り付けて机の上で滑るのを防止してもよい。

図７と図８に示すものは、一般にそれぞれ７００と８００と呼ばれる第一と第二の代替パネル実施例の正面図である。

図７では、好ましくは透明または半透明のプラスチック構造７０２の中に埋め込まれたワイヤーインサート７０１を有する金属またはプラスチックのパネルが、4辺の正方形のフレーム７０３にある。正方形のフレーム７０３の各辺の反対側の端部にはラッチ７０４とキャッチ７０５と（図１−３に記載の通り）が取り付けられるか、そこに一部として形成されている。パネル７００の背面（図示せず）には、各ラッチ７０４の反対側にキャッチ７０５があり、各キャッチ７０５の反対側にラッチ７０４がある。

図８では4辺の正方形のフレーム８０１が中央のメッシュ８０２を支え、正方形のフレーム８０１の各辺の反対の端部にはラッチ８０３とキャッチ８０４と（図１−３に記載の通り）が取り付けられている。パネル８００の背面（図示せず）には各ラッチ８０３の反対側にキャッチ８０４があり、各キャッチ８０４の反対側にラッチ８０３がある。正方形のフレーム８０１及び／またはメッシュ８０２をプラスチック、金属またはゴム状の素材で被覆した金属で構成しても、ラッカーを塗ったり、塗装したり、金属メッキしたりしてもよい。

本明細書で本発明に含まれる範囲を逸脱せずに、上記の装置に変更を加えることができるので、上記の説明に含まれる事項は全て添付する図面に示されるように、例示として解釈されるべきものであって、限定するものではない。

モジュラー収納システムの好ましい実施例の正面斜視図である。 好ましい実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの正面図である。 好ましい実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの背面図である。 好ましい実施例の取り付けられた前面コーナーの斜視図である。 図１Ｄの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図である。 モジュラー収納システムの第一の代替実施例の正面斜視図である。 図２Ａの実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの正面図である。 図２Ａの実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの背面図である。 図２Ａの実施例の取り付けられた前面コーナー接続の拡大図である。 図２Ｃの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図である。 ４つの立方体の交点の断面側図である。 モジュラー収納システムの第二の代替実施例の正面斜視図である。 図３Ａの実施例の、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの拡大裏面斜視図である。 図３Ａの実施例の、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの拡大正面斜視図である。 図３Ａの実施例の、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの拡大背面斜視図である。 図３Ａの実施例の前面コーナー接続の拡大図である。 図３Ｅの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図である。 接続されたパネルの配置の一例の斜視図である。 接続されたパネルの配置の第二の例の斜視図である。 ドアと図５Ａへの取り付けとを示す構成図である。 車輪と図５Ａへの取り付けとを示す構成図である。 接続されたパネルの配置の第三の例の斜視図である。 第一の代替パネル実施例の正面図である。 第二の代替パネル実施例の正面図である。

Claims (34)

1. ４つのエッジと４つのコーナーと前面と背面とを、各々が有する交換可能な複数のパネルと、
   各パネルの各コーナーの近くに形成されたプラスチックの交互のラッチ及びキャッチであって、各キャッチは変形可能なスロット壁を有し、かつ、各ラッチは突出した拡大ヘッドを有して、各パネルの前面のコーナー近くで延出し、交換可能なパネルの対応するラッチと係合して、それにより、スロット壁を変位させて、一つのパネルの拡大ヘッドを別のパネルのキャッチに嵌め込んで複数のパネルを取り付けるプラスチックの交互のラッチ及びキャッチと、
   取り付けられた一つのパネルがスロット壁の長さ方向に沿ってスライドする動きを防止してパネルの位置合せをする、各パネルの各コーナーに形成された少なくとも１つの位置合せ止め具と、
   を含み、
   ２枚以上のパネルを接続することにより、隣接する位置合せ止め具が互いに接触し支持しあって、パネルによって構築される構造を更に安定させるコーナー支持として機能する、
   スナップ接合構造システム。
2. 各ラッチと各キャッチとが各パネルから約４５度の角度で延出している、請求項１に記載のシステム。
3. パネルはプラスチック製で、かつ、パネル内にウインドウが形成されてパネルに格子の外観を作り出し、それによって１群のパネルで形成された立方体の内側をパネルを通して見ることができる、請求項１に記載のシステム。
4. パネル上に１つ以上のガイドを形成し、それにより棚又は引き出しを支持できる、請求項１に記載のシステム。
5. 位置合せ止め具によって、取り付けられたパネルがスロット壁の長さ方向に沿って動くことを防止する、請求項１に記載のシステム。
6. 位置合せ止め具が支持エッジを有し、それにより２枚以上のパネルを接続する際に、隣接する位置合せ止め具の支持エッジが互いに接触してより強固なコーナー支持を形成する、請求項１に記載のシステム。
7. 取付け支柱に各々が接続された複数の車輪と、
   パネルの各コーナーに形成されて取付け支柱と係合するように適合された車輪ボスと、
   各ポストから延出し、それによって支柱の車輪ボスへの挿入を制限する止め具と、
   を更に含む、請求項１に記載のシステム。
8. 各位置合せ止め具は略凹んだ菱形である、請求項６に記載のシステム。
9. ドアと、
   前記ドアの一の辺に取り付けられた少なくとも２つの蝶番と、
   各蝶番から延出し、パネルの背面の対応するラッチまたはキャッチと係合する交互のラッチまたはキャッチと、
   を更に含む、請求項１に記載のシステム。
10. パネルが、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン「ＡＢＳ」、アセタール、アクリル、ナイロン、ポリカーボネート、ポリプロピレンまたはポリウレタンからなる群から選択されたプラスチック様の素材で形成された、請求項１に記載のシステム。
11. 格子に沿って形成された隆起した格子支持を更に含む、請求項３に記載のシステム。
12. ４つのエッジと４つのコーナーと前面と背面とを、各々が有する交換可能な複数のパネルと、
    ２組の交互のラッチ及びキャッチが略Ｌ字型に一体成形され、ラッチ及びキャッチが各パネルの前面に向かって延出するように各パネルの各コーナーに取り付けられたプラスチックのコーナーラッチ／キャッチ対であって、
    各キャッチは変形可能なスロット壁を有しかつ各ラッチは突出した拡大ヘッドを有し、それによりスロット壁を変位させてラッチの拡大ヘッドを別のパネルのキャッチに嵌め込んでパネルを取り付けるプラスチックのコーナーラッチ／キャッチ対と、
    スロット壁の長さ方向に沿ってスライドする動きを防止してパネルの位置合せをするように各コーナーラッチ／キャッチ対の一部として形成された少なくとも１つの位置合せ止め具と、
    を含み、
    ２枚以上のパネルを接続することにより、隣接する位置合せ止め具が互いに接触して支持しあって、パネルによって構築される構造を更に安定させるコーナー支持として機能する、
    スナップ接合構造システム。
13. 各コーナーラッチ／キャッチ対が前記パネルのコーナーに固定されている、請求項１２に記載のシステム。
14. コーナーラッチ／キャッチ対とパネルとが、異なる素材から構成されている、請求項１２に記載のシステム。
15. ４つのエッジと４つのコーナーと前面と背面とを、各々が有する、実質的に四角形の交換可能な複数のパネルと、
    各パネルの前面のコーナーの近くに形成されたプラスチックの交互のラッチ及びキャッチであって、各キャッチは変形可能なスロット壁を有しかつ各ラッチは突出した拡大ヘッドを有し、それによりスロット壁を変位させて、一のパネルの拡大ヘッドを別のパネルのキャッチに嵌め込むことができるプラスチックの交互のラッチ及びキャッチと、
    各コーナーに実質的に少なくとも１つ形成され、それによって取り付けられたパネルがスロット壁の長さ方向に沿ってスライドする動きを防止する位置合せ止め具と、を含み、
    位置合せ止め具が支持エッジを有し、２枚以上のパネルを接続することにより、隣接する位置合せ止め具の支持エッジが互いに接触してパネルによって構築される構造を更に安定させるコーナー支持として機能する、
    スナップ接合収納システム。
16. パネル上に１つ以上のガイドが形成され、それにより棚又は引き出しを支持できる、請求項１５に記載の収納システム。
17. 取付け支柱に各々が接続された複数の車輪と、
    パネルの各コーナーに形成され、取付け支柱と係合するように適合された車輪ボスと、
    各支柱から延出し、支柱の車輪ボスへの挿入を制限する止め具と、
    を更に含む、請求項１５に記載の収納システム。
18. ドアと、
    前記ドアの一の辺に取り付けられた少なくとも２つの蝶番と、
    各蝶番から延出してパネルの背面の対応するラッチ及び／またはキャッチと係合する交互のラッチまたはキャッチと、
    を更に含む、請求項１５に記載の収納システム。
19. 前面側のキャッチの各々に向かい合って少なくとも２枚のパネルの背面に形成されたプラスチックのラッチと、前面側のラッチの各々に向かい合って各パネルの背面に形成されたプラスチックのキャッチと、を更に含む、請求項１に記載のシステム。
20. 各キャッチに向かい合って背面に向いたラッチと、各ラッチに向かい合って背面に向いたキャッチとを更に含む、請求項１２に記載のシステム。
21. 各パネルの背面のコーナーの近くに形成された交互のプラスチックのラッチ及びキャッチであって、各々が前記背面から延出し、各ラッチが前面のキャッチに向かい合って位置づけられかつ各キャッチが前面のラッチに向かい合って位置づけられた、交互のプラスチックのラッチ及びキャッチを更に含む、請求項１５に記載の収納システム。
22. 位置合せ止め具が支持エッジを有し、それにより、二枚のパネルの接続の際に隣接する位置合せ止め具の支持エッジが互いに接触して強固なコーナー支持を形成する、請求項１２に記載のシステム。
23. 少なくとも１枚のパネルの背面に、各ラッチとは反対に形成されたプラスチックのキャッチと、各キャッチとは反対に形成されたプラスチックのラッチと、を更に含む、請求項１に記載のシステム。
24. 少なくとも１枚のパネルの背面のラッチとキャッチとが約４５度の角度でパネルの背面から延出している、請求項２３に記載のシステム。
25. 突出した拡大ヘッドとキャッチとが、約４５度の角度でそれらが向けられたパネルの面から各々延出している、請求項１２に記載のシステム。
26. 突出した拡大ヘッドとキャッチとが、約４５度の角度でそれらが向けられたパネルの面から各々延出している、請求項１５に記載の収納システム。
27. 突出した拡大ヘッドとキャッチとが、約４５度の角度でそれらが向けられたパネルの面から各々延出している、請求項１９に記載のシステム。
28. 背面側で向き合っている突出した拡大ヘッドとキャッチとが、約４５度の角度でそれらが向けられたパネルの面から延出している、請求項２０に記載のシステム。
29. 各キャッチが、次の特徴、弾力性、形状記憶効果及び潤滑性のうち少なくとも１つを有する素材から構成され、対応するラッチが挿入または除去された際に変形し、その後実質的に元の位置に戻ることができる、請求項１に記載のシステム。
30. 少なくとも１つのコーナーラッチ／キャッチ対とパネルとが同じ素材から構成されている、請求項１２に記載のシステム。
31. 少なくとも１つのコーナーラッチ／キャッチ対とパネルとが異なる素材から構成されている、請求項１２に記載のシステム。
32. コーナーラッチ／キャッチ対と取り付けられたパネルとのうち少なくとも１つを構成する素材が、フレーム付きのワイヤーメッシュ、被覆されたワイヤー、プラスチックの格子、木材、金属、プラスチック、複合体、鋼板、ステンレス、熱延されたもの、冷延ステンレス、炭素鋼、合金、真鍮、または型打ちされた銅、成形された銅、金網、プラスチックの網及びプラスチックに挿入成形された金属のフレームからなる群の１つ以上から選択された、請求項３０に記載のシステム。
33. コーナーラッチ／キャッチ対と取り付けられたパネルとのうち少なくとも１つを構成する素材が、フレーム付きのワイヤーメッシュ、被覆されたワイヤー、プラスチックの格子、木材、金属、プラスチック、複合体、鋼板、ステンレス、熱延されたもの、冷延ステンレス、炭素鋼、合金、真鍮、または型打ちされた銅、成形された銅、金網、プラスチックの網及びプラスチックに挿入成形された金属のフレームからなる群の異なる１つから各々選択された、請求項３１に記載のシステム。
34. コーナーラッチ／キャッチ対の取付け機構が、接着剤、固定タブ、音波溶接、糊、リベット及び圧着からなる群から選択される、請求項１２に記載のシステム。

Images