JP2004524480A - 組み立て自在モジュラー収納 - Google Patents

Abstract

スナップ接合パネルによって形成されるモジュラー収納ラック、ディスプレイまたは立方体であって（１１）アラインメントガイドが付いており（３０）車輪や（５３０）棚（５１１）引き出しやドア（５２０）を支持することもできる。組み立てが自在のシステムで、平坦に梱包して出荷したり販売用に陳列したりできる。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は新規な組み立て自在収納システムに関する。より具体的には、それによって様々な自立収納ユニット、ラック、ディスプレイセンター及びキャビネットを構成できる連結エッジを有するパネルのスナップ接合方法とシステムとに関する。
【０００２】
モジュラー収納システムは、ユーザーが特定のニーズに合わせてコンポーネントシステムをカスタマイズできるようにするために役立つ。同等のパネルをエッジ部材により接続するパネルタイプの収納は、デューイー他の発行された米国特許番号５，６３８，９７３及びチャンの発行された米国特許番号５，４６６，０５８に開示されている。デューイーの特許とチャンの特許との双方においても、コンテナーはあるパーツの底のエッジにあるタブ状の突起を別のパーツの上部にある溝状のへこみに入れることにより積み重ねることができる。
【０００３】
スロカム他の発行された米国特許番号５，８８８，１１４は、自立エッジ要素を有するモジュラー収納システムまたは玩具の組み立てを教示している。スロカムの収納システムは、一連の同等のパネルであり、一のエッジの周辺を止めるキャッチを有しかつ、反対側のエッジを止めるラッチを有し、スライドして組み合わせる突起接合エッジにより立方体を形成する。ひとたび２枚のパネルがスライド接合式にラッチされると、パネルのエッジはスライドして離さない限り分解できない。スロカムは、スライドインキャッチと対応するスライドインラッチとの構成について過剰なほどに描写しているが、全ては突起ラッチと突起キャッチとに頼るもので、接続されたパネルの垂直の位置合せを維持するための位置合せガイドや位置合せ止め具については何も教示していない。スロコムのスライド式接合システムでは４枚のパネルを接続して４つの壁を持つ箱を形成する。
【０００４】
モジュラー収納システムの分野で残された課題はエッジでスナップできる同様のパネルを提供することである。更なる課題は５面から６面のスナップ接合構造を形成することである。本発明は、スナップインラッチとスナップインキャッチのパネルアッタチメントを作り出すことによりそのような課題や従来の限界を克服する。
【０００５】
本発明はパネルによって構築されるモジュラー収納システムである。各パネルには表面と、裏面と、４つのエッジと、４つのコーナーと、がある。各コーナーの表面または裏面から見て少なくとも片面にラッチ／キャッチ対が付いている。隣接する各コーナーに別のラッチ／キャッチ対が付いており、ラッチとキャッチとの順序は各辺で交互になり、反対側の面とは左右が逆になる。キャッチは伸長し半硬質で、対応した伸長するラッチに挿入されたり除去されたりしたときに変形しスナップバックするのに十分な弾力性、記憶力及び／または潤滑性を有する。従って、反対に向けられた一対のパネルは、２枚のパネル間で９０度を形成するエッジでスナップ接合する。更にパネルを追加してラックやカート、机や立方体のような構造を形成することもできる。各キャッチにはラッチが伸長したキャッチの中でスライドして位置がずれることを防止する止め具も設けられている。各パネルの隣接するエッジ対の間に位置するコーナーに、支え壁を形成することができる。２つの隣接するコーナーの支え壁（図１Ｄ）は互いに支持しあい、パネルによって構築される構造を更に安定させるより大きなコーナー支持として機能する（図４及び図５Ａ）。
【０００６】
好ましい実施例ではラッチエッジとキャッチエッジとは各パネルの一部として形成されると示されているが、ラッチエッジとキャッチエッジとをパネルの上から適切なコーナー位置に取り付けることも意図し、述べている。ラッチエッジとキャッチエッジとを取り付けることの利点は、金属シート、木材または金属格子パネル（図８）など共通に成形することが不可能または困難な異なる素材をプラスチックのラッチやキャッチと組み合わせられることなどがある。ドアと車輪（図５）とを立方体、パネルまたは構造に加えてもよい。パネルには、格子状のパネル（図２Ａ、図１１４、図１１７及び図１１８）のために支持骨格を形成したり、棚及び／または引き出し用の経路やガイドを設けるために用いる、表面が突出したりへこんだりしている特徴があってもよい。
【０００７】
新規なものであると思われる本発明の特徴は、ここに記載の請求項の範囲に詳細に記載する。ただし本発明自体は構成についても方法についても、そしてそれによる利点についても、ここに記述する説明と図面によって最も良く理解することができる。
【実施例】
【０００８】
図１Ａに示したものは、一般に１０と呼ばれる好ましい実施例の前面斜視図である。
【０００９】
この立方体は５枚の４辺のパネル１１によって形成される。各パネルは前面１２と背面１３と各辺にエッジ１４とを有する。各パネル１１のコーナー１６の近くにある各エッジ１４の端部１５の各々には、ラッチ／キャッチ対２０が形成されている。エッジ１４から見ると、ラッチ２１とキャッチ２２とはコーナー１６近くに形成されている。ラッチ／キャッチ対２０は交互に反対になっていて、パネル１１のどのエッジ１５においても、ラッチ２１が一端に出ており、キャッチ２２が他端に出ているようになっている。この構成により全体の構造を構成するために、使うパネルを交互にすることができる。
【００１０】
図１Ｂ、図１Ｃ、図１Ｄ及び図１Ｅに示したものは、取り付けられていない１枚のパネルのコーナーの前面斜視図及び後面斜視図と、並びに取り付けられた前面コーナーの斜視図と、図１Ｄの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図と、である。
【００１１】
図１Ｂと図１Ｃにおいて、ラッチ２１の形を示し、ラッチを形成するタブ突起は、その遠端にあり対応する伸長したキャッチ２２スロット２４に可逆的にはめ込まれる拡大ヘッド２３を有して伸長している。パネルは、好ましくはアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン「ＡＢＳ」、アセタール、アクリルまたはナイロンから構成された射出成形されたパーツである。ただし、意図された用途によってはポリカーボネート、ポリプロピレンまたはポリウレタンなどの素材で代用できる。位置合せ止め具３０が各エッジ１４の接合部分に形成されている。位置合せ止め具３０は、滑り込ませる機能により一緒に取り付けられた突出したラッチまたはキャッチを用いて接続されているラッチ／キャッチパネルによくあるタイプの動きを防ぐ。更に、図１Ｄに示すように、位置合せ止め具３０は、パネルとの間に支え壁を形成し構造の構造的完全性を強化している。
【００１２】
図１Ｅに、ラッチを形成している拡大ヘッド２３がキャッチ２２のスロット２４にしっかりと接合されているところを示している。キャッチ２２を十分な潤滑性、柔軟性及び／または記憶力を備えた素材から構成することで、スナップバックできるスロットウォール２５を変位させることにより引き抜くときに損傷することなくスロット２４から拡大ヘッド２３を引き抜く、つまりスナップアウトすることができる。十分に柔軟なスロット壁２５はまた、ラッチ２１のネック２６に加える応力が少ないので、パネルの取り付けあるいは取り外しの間にネックに損傷を受ける危険を最小にする。
【００１３】
次に図２Ａを参照すると、一般に１１０と呼ばれるモジュラー収納システムの第一の代替実施例の前面斜視図が示されている。
【００１４】
この立方体は５枚の正方形パネル１１１で形成されている。各パネル１１１は、その中に開放型の格子構造を有する正方形のフレームである。各パネルは前面１１２と背面１１３と各辺にエッジ１１４とを有する。各パネル１１１のコーナー１１６の近くにあるエッジ１１４の端部１１５の各々には、ラッチ／キャッチ対２００が形成されている。パネル格子１１７はエッジ１１４の境界に形成され、隆起した格子支持１１８はパネル格子から延長してパネル格子１１７とパネル１１１とに更に安定性を与えることもできる。エッジ１１４から見ると、ラッチ２０１とキャッチ２０２とはコーナー近くに形成されている。ラッチ／キャッチ対２００は交互に反対になっていて、パネル１１１のどのエッジ１１４にも一のラッチ２０１が一の面に出ており、一のキャッチ２０２が別の面に出ているようになっている。この構成により同等のパネルを交互にして、対応するラッチ／キャッチ対２００を利用して全体の構造を構築することができる。
【００１５】
サイドパネルの変更を予想し、ここで検討する。本発明が意図する範囲を逸脱せずに、サイドパネルを、異なる表面の特徴、カットアウト、骨格構造、突起などを備えた幅広い種類の形で構成することができる。
【００１６】
図２Ｂ、図２Ｃ、図２Ｄ及び図２Ｅに示すものは、取り付けられていない１枚のパネルのコーナーの前面斜視図及び後面斜視図と、取り付けられた前面コーナーの斜視図と、図２Ｄの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図と、４つの立方体の交点の断面側図である。
【００１７】
図２Ｂと図２Ｃには、ラッチ２０１の形を図示し、ラッチを形成するタブ突起は、対応するキャッチ２０２スロット２０４に可逆的にはめ込まれる拡大ヘッド２０３を有する。パネルは、好ましくはポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、またはナイロンから構成された射出成形されたパーツで、柔軟性と耐久性を備える。各エッジ１１４の接合部分に位置合せ止め具２３０が形成されている。角のあるコーナー支え壁２３５に隣接している位置合せ止め具２３０は、ラッチ２０１がキャッチ２０２内で前後に動くことを防ぐ。更に、隣接する２つ以上のコーナー支え壁２３５を組み合わせることで（図２Ｄ）より大きなコーナー支持を形成し、構造の構造的完全性を更に強化する。
【００１８】
図２Ｄでは、ラッチを形成している拡大ヘッド２０３がキャッチ２０２を形成しているスロット２０４にしっかりと接合されているところを示している。パネルを十分な柔軟性、記憶力及び／または潤滑性を備えた素材から構成することにより、ラッチ２０１のスロット壁２０５やネック２０６に損傷を与えることなく拡大ヘッド２０３を引き抜く、つまりスナップアウトすることができる。ラッチ２０１とキャッチ２０２との間に支持ガイド２５０が形成されている。図２Ｆは、支持ガイド２５０に大きさと形の支持ロッド２５６を示している。支持ロッドは、幼児がいたり、商業や学校やビジネスの場で、パネルの除去が制限されなければないらない場合にそれを防止するために利用される。
【００１９】
図３Ａは、一般に３００と呼ばれるモジュラー収納システムの第二の代替実施例の前面斜視図が示されている。
【００２０】
この立方体は５枚の正方形パネル３０１で形成されている。各パネル３０１は同じようなサイズである。パネルの各辺はエッジ３０４を有する。各パネル３０１のコーナー３０６の近くにある各エッジ３０４の端部３０５の各々には、ラッチ／キャッチ対３２０が取り付けられている。エッジ３０４から見ると、ラッチ３２１とキャッチ３２２とはコーナー３０６の近くに取り付けられている。ラッチ／キャッチ対３２０は交互に反対になっていて、パネル３０１のどのエッジ３０４にも一のラッチ３２１が１つのある面に出ており、一のキャッチ３２２が別の面に出ているようになっている。この構成により全体の構造を構築するのに使うパネルを交互にすることができる。
【００２１】
図３Ｂ、図３Ｃ、図３Ｄ、図３Ｅ及び図３Ｆに示すものは、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの前面斜視図、裏面斜視図及び裏面斜視図と、取り付けられた前面コーナーの斜視図と、図３Ｅの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図と、４つの立方体の交点の断面側図とである。
【００２２】
図３Ｂと図３Ｃと図３Ｄとはラッチ３２１の形を図示しており、ラッチを形成するタブ突起は伸長し、対応するキャッチ３２２スロット３２４に可逆的に嵌め込まれる拡大ヘッド３２３を有する。ラッチ／キャッチ対３２０は、好ましくはポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高ジュロメーターゴムまたはナイロンから構成された射出成形されたパーツで、柔軟性と耐久性を与える。位置合せ止め具３３０は、各ラッチ／キャッチ対３２０のコーナー接合部に形成されている。
【００２３】
図３Ｅは位置合せ止め具３３０の位置を示し、位置合せ止め具３３０はラッチ３２１がキャッチ３２２内で前後に動くことを防ぐことにより構造の構造的完全性を強化する。各コーナー支え壁３３０を囲んでいるものは、隣接して取り付けられたパネルの隣接する支持エッジ３３１に係合してより大きなコーナー支持３３２を形成する支持エッジ３３１である。パネル接合ガイド３４０は各ラッチ／キャッチ対３２０の反対側に形成されている。このパネル接合ガイド３４０によって各パネル３０１はラッチ／キャッチ対３２０に嵌められている。各パネル３０１がパネル接合ガイド３４０にしっかりと取り付けられているものと想定している。取り付けの性質は、パネルが構成されている素材、また使用できる接着剤、固定タブ、音波溶接、糊、リベット、圧着などによる。
【００２４】
サイドパネルの変更を予想し、ここで検討する。サイドパネルにできる素材の非限定的な例としては、フレーム付きのワイヤーメッシュ、被覆されたワイヤー、プラスチックの格子、木材、金属、複合体、鋼板、（ステンレス、熱延炭素鋼または冷延炭素鋼あるいは合金）、真鍮、型打ちされた銅または成形された銅、金網またはプラスチックに挿入成形されたプラスチックまたは金属のフレームなどである。
【００２５】
図３Ｆは、ラッチを形成している拡大ヘッド３２３が、キャッチ３２２を形成しているスロット３２４にしっかりと接合されているところを示している。ラッチ／キャッチ対３２０を十分な潤滑性を備えた素材から構成することにより、ラッチ３２１のスロット壁３２５やネック３２６に損傷を与えることなく、拡大ヘッド３２３を引き抜く、つまりスナップアウトできる。
【００２６】
図４は一般に４００と呼ばれる、接続されたパネルの配置の一例の斜視図である。
【００２７】
一連の立方体４０１は一のパネル４１０に加えて取り付けられ、パネル４１０は立方体４０１間で共有する共通パネルとして機能する。各パネル４１０の反対側には、ラッチ／キャッチ対（図１−３に記載の通り）があり、立方体４０１をスナップ接合するようになっている。
【００２８】
図５Ａ、図５Ｂ及び図５Ｃに示すものは、一般に５００と呼ばれる接続されたパネルの配置の第二の斜視図で、車輪付きの縦型の収納ケース（図５Ｃ）とスイングドア付きのもの（図５Ｂ）を示している。
【００２９】
一連の立方体５０１は、同一の複数のパネル５１０によって構成され組み合わされて（図１−４に記載の通り）タワーを形成している。棚部材５１１はパネル５１０の表面の特徴の一部として形成されたガイド５１２内に保持されている。
【００３０】
開閉できる戸５２０は、ラッチ５２１とキャッチ５２２（図１−３に記載の通り）に付いている蝶番によって立方体５０１の１つに取り付けられている。一群の取り外し可能なキャスタータイプの車輪モジュール５３０が底のコーナー１つにつき１つずつ、タワー５００に取り付けられている。各車輪モジュール５３０は、底パネル５１０のコーナーの各々に形成されているボス５３３に接合する車輪５３１とロッド５３２とを有している。各ロッド５３２は車輪止め５３４から延出してボース５３３と接合する。
【００３１】
図６に示すものは、一般に６００と呼ばれる接続されたパネルの配置の第三の斜視図である。
【００３２】
一連の立方体６０１は複数のパネル６１０によって構築され組み合わされて（図１−４に記載の通り）タワーを形成している。この構成においては、立方体６０１は机の上でメモ帳、紙、ペン、クリップ、コンピューターディスク、ＣＤまたはその他のメディアストレージデバイスを収納するのに用いる机上の大きさになっている。一連のゴムパッド６２０を下方の立方体６０１の底面に取り付けて机の上で滑るのを防止してもよい。
【００３３】
図７と図８に示すものは、一般にそれぞれ７００と８００と呼ばれる第一と第二の代替パネル実施例の正面図である。
【００３４】
図７では、好ましくは透明または半透明のプラスチック構造７０２の中に埋め込まれたワイヤーインサート７０１を有する金属またはプラスチックのパネルが、4辺の正方形のフレーム７０３にある。正方形のフレーム７０３の各辺の反対側の端部にはラッチ７０４とキャッチ７０５と（図１−３に記載の通り）が取り付けられるか、そこに一部として形成されている。パネル７００の背面（図示せず）には、各ラッチ７０４の反対側にキャッチ７０５があり、各キャッチ７０５の反対側にラッチ７０４がある。
【００３５】
図８では4辺の正方形のフレーム８０１が中央のメッシュ８０２を支え、正方形のフレーム８０１の各辺の反対の端部にはラッチ８０３とキャッチ８０４と（図１−３に記載の通り）が取り付けられている。パネル８００の背面（図示せず）には各ラッチ８０３の反対側にキャッチ８０４があり、各キャッチ８０４の反対側にラッチ８０３がある。正方形のフレーム８０１及び／またはメッシュ８０２をプラスチック、金属またはゴム状の素材で被覆した金属で構成しても、ラッカーを塗ったり、塗装したり、金属メッキしたりしてもよい。
【００３６】
本明細書で本発明に含まれる範囲を逸脱せずに、上記の装置に変更を加えることができるので、上記の説明に含まれる事項は全て添付する図面に示されるように、例示として解釈されるべきものであって、限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【００３７】
【図１Ａ】モジュラー収納システムの好ましい実施例の正面斜視図である。
【図１Ｂ】好ましい実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの正面図である。
【図１Ｃ】好ましい実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの背面図である。
【図１Ｄ】好ましい実施例の取り付けられた前面コーナーの斜視図である。
【図１Ｅ】図１Ｄの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図である。
【図２Ａ】モジュラー収納システムの第一の代替実施例の正面斜視図である。
【図２Ｂ】図２Ａの実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの正面図である。
【図２Ｃ】図２Ａの実施例の１枚のパネルの、取り付けられていないコーナーの背面図である。
【図２Ｄ】図２Ａの実施例の取り付けられた前面コーナー接続の拡大図である。
【図２Ｅ】図２Ｃの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図である。
【図２Ｆ】４つの立方体の交点の断面側図である。
【図３Ａ】モジュラー収納システムの第二の代替実施例の正面斜視図である。
【図３Ｂ】図３Ａの実施例の、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの拡大裏面斜視図である。
【図３Ｃ】図３Ａの実施例の、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの拡大正面斜視図である。
【図３Ｄ】図３Ａの実施例の、スライドオンのコーナーラッチ／キャッチの拡大背面斜視図である。
【図３Ｅ】図３Ａの実施例の前面コーナー接続の拡大図である。
【図３Ｆ】図３Ｅの線Ａ−Ａに沿って切断した断面側図である。
【図４】接続されたパネルの配置の一例の斜視図である。
【図５Ａ】接続されたパネルの配置の第二の例の斜視図である。
【図５Ｂ】ドアと図５Ａへの取り付けとを示す構成図である。
【図５Ｃ】車輪と図５Ａへの取り付けとを示す構成図である。
【図６】接続されたパネルの配置の第三の例の斜視図である。
【図７】第一の代替パネル実施例の正面図である。
【図８】第二の代替パネル実施例の正面図である。

Claims (24)

1. ４つのエッジと４つのコーナーと前面と背面とを、各々が有する複数の同等のパネルと、
   各パネルの前面のコーナーの近くに交互に形成されたラッチ及びキャッチであって、同等のパネルの対応するキャッチまたはラッチと係合するように適合されたプラスチックのラッチ及びキャッチと、
   を含む組み立て自在収納システム。
2. 各ラッチと各キャッチとが、前記前面または背面から約４５度の角度で延出している、請求項１に記載の収納システム。
3. パネルはプラスチック製で、かつ、パネル内にウインドウが形成されてパネルに格子の外観を作り出し、それによって１群のパネルで形成された立方体の内側をパネルを通して見ることができる、請求項１に記載の収納システム。
4. パネル上に１つ以上の長く伸長したガイドが形成され、それによって棚又は引き出しを支持できる、請求項１に記載の収納システム。
5. 前記各ラッチの一部として形成された位置合せ止め具を更に含み、それによってラッチに係合した対応するキャッチが前記キャッチの長さ方向に沿って横に動かないようにした、請求項１に記載の収納システム。
6. コーナーで隣接する辺のラッチとキャッチとの接合部に形成された支持エッジを有するコーナー支え壁を更に含み、それによって２枚以上のパネルを接続する際に、隣接するコーナー支え壁の各々の支持エッジが互いに接触して、より大きなコーナー支持を形成する、請求項１に記載の収納システム。
7. 取付け支柱に各々が接続された複数の車輪と、
   パネルの各コーナーに形成されて取付け支柱と係合するように適合された車輪ボスと、
   各ポストから延出し、それによって支柱の車輪ボスへの挿入を制限する止め具と、
   を更に含む、請求項１に記載の収納システム。
8. 各コーナー支え壁は略凹んだ菱形である、請求項６に記載の収納システム。
9. ドアと、
   前記ドアの一の辺に取り付けられ自由端を有する少なくとも２つの蝶番と、
   前記自由端から延出し、前記パネルの対応するラッチ及びキャッチと係合するように適合された少なくとも１つのラッチまたはキャッチと、
   を更に含む、請求項１に記載の収納システム。
10. パネルが、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン「ＡＢＳ」、アセタール、アクリル、ナイロン、ポリカーボネート、ポリプロピレンまたはポリウレタンからなる群から選択されたプラスチック様の素材で形成された、請求項１に記載の収納システム。
11. 前記パネル格子に沿って形成された隆起した格子支持を更に含む、請求項３に記載の収納システム。
12. ４つのエッジと４つのコーナーと前面と背面とを、各々が有する複数の同等のパネルと、
    各パネルのコーナーの上に取付けられ、交互のラッチ及びキャッチが前記パネルの前面に向いてパネル上に支持されて、別のパネルの同等のラッチまたはキャッチに嵌め込むように適合されたプラスチックのラッチ及びキャッチコーナーカバーと、
    前記各ラッチの一部として形成された位置合せ止め具であって、それによって、ラッチに係合した対応するキャッチが、前記キャッチの長さ方向に沿って横に動かないようにする位置合せ止め具と、
    コーナーで隣接する辺のラッチとキャッチとの接合部に形成され、支持エッジを有するコーナー支え壁であって、それによって、２枚以上のパネルを接続する際に、隣接するコーナー支え壁の各々の支持エッジが互いに接触してより大きなコーナー支持を形成する支え壁と、
    を含む組み立て自在収納システム。
13. 各ラッチ及び各キャッチコーナーカバーが、前記パネルのコーナーに固設されている、請求項１２に記載の収納システム。
14. コーナーカバーとパネルとが、異なる素材から構成されている、請求項１２に記載の収納システム。
15. ４つのエッジと４つのコーナーと前面と背面とを、各々が有する実質的に四角形の複数のプラスチックパネルと、
    各パネルの前面のコーナー近くに形成され、前記前面から約４５度の角度で各々が延出し、別の同等のパネルのラッチまたはキャッチに嵌め込むことができる交互のラッチ及びキャッチと、
    前記ラッチの各々の一部として形成された位置合せ止め具であって、それによってラッチに係合した対応するキャッチが前記キャッチの長さ方向に沿って横に動かないようにする位置合せ止め具と、
    コーナーで隣接する辺のラッチとキャッチとの接合部に形成され、支持エッジを有して角のある菱形コーナー支え壁であって、それによって、２枚以上のパネルを接続する際に、隣接するコーナー支え壁の各々の支持エッジが互いに接触してより大きなコーナーサポートを形成する、角のある菱形コーナー支え壁と、
    を含む組み立て自在収納システム。
16. パネル上に１つ以上の長く伸長したガイドを形成して、それによって棚又は引き出しを支持できる、請求項１５に記載の収納システム。
17. 取付け支柱に各々が接続された複数の車輪と、
    パネルの各コーナーに形成され、取付け支柱と係合するように適合された車輪ボスと、
    各支柱から延出し、支柱の車輪ボスへの挿入を制限する止め具と、
    を更に含む、請求項１５に記載の収納システム。
18. ドアと、
    前記ドアの一の辺に取り付けられ自由端を有する少なくとも２つの蝶番と、
    前記自由端から延出し、前記パネルの対応するラッチ及びキャッチと係合するように適合された少なくとも１つのラッチまたはキャッチと、
    を更に含む、請求項１５に記載の収納システム。
19. 交互のラッチとキャッチとが少なくとも前面の４つのコーナーの周りに延出している第一のサイドパネルのラッチとキャッチとを、第二の同等のサイドパネルの対応するラッチとキャッチとにスナップ接合するステップと、
    交互のラッチとキャッチとが少なくとも前面の４つのコーナーの周りに延出している第三のサイドパネルのラッチとキャッチとを、前記第一のサイドパネルの反対側の第二の同等のサイドパネルの対応するラッチとキャッチとにスナップ接合するステップと、
    交互のラッチとキャッチとが少なくとも前面の４つのコーナーの周りに延出している第四のサイドパネルのラッチとキャッチとを、前記第三のサイドパネルと第一のサイドパネルの対応するラッチまたはキャッチにスナップ接合して、上部と底部とが開いている立方体を形成するステップと、
    を含む組み立て自在収納システムを構築する方法。
20. 交互のラッチとキャッチとが少なくとも前面の４つのコーナーの周りに延出している底パネルのラッチとキャッチとを、前記第一、第二、第三及び第四のサイドパネルの対応するラッチとキャッチとにスナップ接合することにより底部が閉じた立方体を形成するステップを更に含む、請求項１９に記載の方法。
21. 各パネルの背面のコーナーの近くに形成され、同等のパネルのキャッチまたはラッチと係合するように適合されたプラスチックの交互のラッチ及びキャッチを更に含む、請求項１に記載の収納システム。
22. コーナーカバーに支えられている背面に向き合っている交互のラッチとキャッチとを更に含む、請求項１２に記載の収納システム。
23. 各パネルの背面のコーナー近くに形成され、前記裏面から約４５度の角度で各々が延出し、別の同等のパネルのラッチまたはキャッチに嵌め込むことができる、プラスチックの８つの交互のラッチ及びキャッチを更に含む、請求項１５に記載の組み立て自在の収納システム。
24. 各コーナーの前面と背面との両方に設けられている交互のラッチ及びキャッチを更に含む、請求項１９に記載の方法。