JP2005046317A - 収納枠体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一つの基本形体を組み合わせて様々な外観形態を実現することができるようにすることにある。
【解決手段】 四角板形状の一対の端板3と、この端板3の二倍の長さを有する一対の側板4とで一体構成した長方形四角枠5を、両側板4間の中間に隔板6を配して一対の正方形四角枠7に形成した枠材2とし、一対のこの枠材2を、夫々の一方の正方形四角枠7同士を重ねて相互に直交する姿勢で一体組付けした枠体単体1を構成し、更に複数のこの枠体単体1を前後左右に組み合わせることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 四角板形状の一対の端板3と、この端板3の二倍の長さを有する一対の側板4とで一体構成した長方形四角枠5を、両側板4間の中間に隔板6を配して一対の正方形四角枠7に形成した枠材2とし、一対のこの枠材2を、夫々の一方の正方形四角枠7同士を重ねて相互に直交する姿勢で一体組付けした枠体単体1を構成し、更に複数のこの枠体単体1を前後左右に組み合わせることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、様々な組み合わせ形態が可能な収納枠体に関するものである。
室内に設置される家具としての収納体には様々な形態があり、設置環境、収納物等に対応して取捨選択されている。
例えば下記文献にかかる考案「CDラックの改良構造」の如きものである。
実用新案登録第3093509号公報
しかしながら上記文献で開示された考案を含むこれ等の家具は、所謂キャビネット、ラックと称されるもので、製品によっては、室内のスペース、用途に応じて例えば折り畳み形式にし、その外観形態を変化させることもあるが、形状も使用形態も極めて画一的であった。
即ち従来の製品は、単純に収納家具として機能性だけに着目すれば充分に満足させられるものではあるが、室内インテリアの観点から機能美を追求し、更には使用勝手に応じた変化を求めようとすると、画一的な家具は魅力の乏しいものといわなければならない。
よって本発明は、上述した従来技術の欠点、不都合、不満を解消するべく開発された収納枠体で、一つの基本形体を組み合わせて様々な外観形態を実現することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の収納枠体は、四角板形状の一対の端板と、この端板の二倍の長さを有する一対の側板とで一体構成した長方形四角枠を、前記した両側板間の中間に隔板を配して一対の正方形四角枠に形成した枠材とし、一対のこの枠材を、夫々の一方の正方形四角枠同士を重ねて相互に直交する姿勢で一体組付けした枠体単体を構成し、更に複数のこの枠体単体を組み合わせることを特徴とする構成である。
この場合、一対の枠体単体にあって、一方の枠体単体の垂直姿勢となった長方形四角枠の側板下位面に、他方の枠体単体の水平姿勢となった長方形四角枠の端板を、夫々対向して組み合わせることを特徴とする。
または、同一方向に向け、且つ一方を倒立させた一対の枠体単体にあって、一方の枠体単体の水平姿勢となった長方形四角枠を、他方の枠体単体の水平姿勢となった長方形四角枠に乗載して組み合わせることを特徴とする。
或いは、一対の枠体単体を、夫々同一方向に向け且つ約45度の傾斜姿勢にして、一方の枠体単体の長方形四角枠の上部を、他方の枠体単体の長方形四角枠の下部に乗載して組み合わせることを特徴とする。
本発明の収納枠体は、枠体単体を一単位とし、その複数組みを正立姿勢、倒立姿勢、正対・反対姿勢、或いは傾斜姿勢にして組み合わせることにより、全く異なる外観形態に選択することが可能で、室内インテリアのバリエーションを多く選択することができ、しかも実質的な機能としても、無駄なく対象物を収納することができる等、多くの優れた作用効果を奏する。
以下、本発明の収納枠体を実現するための最良の形態を図1に従って説明するならば、本発明の収納枠体は、枠体単体1を基本的形態とし、この枠体単体1の複数を組み合わせるものである。
枠体単体1は一対の枠材2を相互に直交する姿勢で一体組付けして構成され、更に枠材2は、木製、合成樹脂製の板材を一体組付けしたもので、四角板形状の一対の端板3と、この端板3の二倍の長さを有する一対の側板4とで長方形四角枠5を構成し、更に双方の側板4間の中間に隔板6を配して内部に一対の正方形四角枠7を形成する形状である。
即ち枠体単体1は、一対の枠材2(図1(a))を、夫々の一方の正方形四角枠7同士を重ねて相互に直交する姿勢で一体組付けした(図1(b))構成で、略L字形状の枠体単体1をもって一単位とする。
図2に於いては、一対の枠体単体1にあって、一方の枠体単体1は垂直姿勢となった長方形四角枠5の下半部後面に水平姿勢となった長方形四角枠5を位置する姿勢とし、他方の枠体単体1は垂直姿勢となった長方形四角枠5の下半部前面に水平姿勢となった長方形四角枠5を位置する姿勢とし(図2(a))、一方の枠体単体1の垂直姿勢となった長方形四角枠5の側板4下位面に、他方の枠体単体1の水平姿勢となった長方形四角枠5の端板3を、夫々面接して組み合わせる(図2(b))。
ここでは、夫々の水平姿勢となった長方形四角枠5が安定して設定されるので、一対の枠体単体1間に相互の連結手段を特段設ける必要はない。また、一方の枠体単体1の長方形四角枠5の側板4下位面に、他方の枠体単体1の長方形四角枠5の端板3を図示実施例の如く面接させる必要はなく、両者間を所望間隔だけ離らかせても良い。
上述した構成では、各正方形四角枠7内にCDディスクや本を収納し、各枠体単体1の上面にはこれ等に加え、花瓶や人形、その他の装飾品を載置することができる。
図3に於いては、一対の枠体単体1にあって、夫々を同一方向に向け、且つ一方を倒立させた姿勢にし(図3(a))、倒立姿勢の一方の枠体単体1の水平姿勢となった長方形四角枠5を、他方の枠体単体1の水平姿勢となった長方形四角枠5の上に乗載して組み合わせる(図3(b))。
図示実施例では、水平姿勢の長方形四角枠5同士の乗載比率は相互に3/4程度であるが、1/2程度でも良く、或いは全面的な乗載形態(即ち垂直姿勢の長方形四角枠5同士が面接状態となる)であっても良い。そしてこの実施例でも両枠体単体1は安定姿勢にあるので、相互間に連結手段を設ける必要はない。
図4に於いては、一対の枠体単体1にあって、夫々を同一方向に向け且つV字形状の約45度の傾斜姿勢にし(図4(a))、一方の枠体単体1の傾斜姿勢となった長方形四角枠5の上部を、他方の枠体単体1の傾斜姿勢となった長方形四角枠5の下部に乗載して組み合わせる(図4(b))。
図4(b)の組み合わせ形態では略W字形状となり、相互に寄り掛かった形状であるため不安定であり、従って両枠体単体1の相互間に例えば両面テープや面ファスナー、接着剤等の連結手段を設けると良い。また図示実施例を倒立形態とし、一対の枠体単体1を逆V字形状とすると共に組み合わせ形態を略M字形状としても良い。
上述した各実施例は、一対の枠体単体1を左右に配置した形態であるが、一対の枠体単体1を前後に配置しても良く、更には枠体単体1の三体以上を左右前後に配置しても良い。また、隔板6を端板3や側板4の肉厚の二倍にして、枠体単体1を前後に重ねた際に正方形四角枠7の内面を相互に面一になるようにする。
1 枠体単体
2 枠材
3 端板
4 側板
5 長方形四角枠
6 隔板
7 正方形四角枠
2 枠材
3 端板
4 側板
5 長方形四角枠
6 隔板
7 正方形四角枠
Claims (4)
- 四角板形状の一対の端板(3)と、該端板(3)の二倍の長さを有する一対の側板(4)とで一体構成した長方形四角枠(5)を、前記両側板(4)間の中間に隔板(6)を配して一対の正方形四角枠(7)に形成した枠材(2)とし、一対の該枠材(2)を、夫々の一方の正方形四角枠(7)同士を重ねて相互に直交する姿勢で一体組付けした枠体単体(1)を構成し、更に複数の該枠体単体(1)を組み合わせることを特徴とする収納枠体。
- 一対の枠体単体(1)にあって、一方の枠体単体(1)の垂直姿勢となった長方形四角枠(5)の側板(4)下位面に、他方の枠体単体(1)の水平姿勢となった長方形四角枠(5)の端板(3)を、夫々対向して組み合わせることを特徴とする請求項1に記載の収納枠体。
- 同一方向に向け、且つ一方を倒立させた一対の枠体単体(1)にあって、一方の枠体単体(1)の水平姿勢となった長方形四角枠(5)を、他方の枠体単体(1)の水平姿勢となった長方形四角枠(5)に乗載して組み合わせることを特徴とする請求項1に記載の収納枠体。
- 一対の枠体単体(1)を、夫々同一方向に向け且つ約45度の傾斜姿勢にして、一方の枠体単体(1)の長方形四角枠(5)の上部を、他方の枠体単体(1)の長方形四角枠(5)の下部に乗載して組み合わせることを特徴とする請求項1に記載の収納枠体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003281123A JP2005046317A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 収納枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003281123A JP2005046317A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 収納枠体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005046317A true JP2005046317A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34266731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003281123A Ceased JP2005046317A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 収納枠体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005046317A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006035742A1 (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-06 | Hic Co., Ltd. | 組合せ収納家具 |
-
2003
- 2003-07-28 JP JP2003281123A patent/JP2005046317A/ja not_active Ceased
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006035742A1 (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-06 | Hic Co., Ltd. | 組合せ収納家具 |
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