JP4782014B2

JP4782014B2 - スナップ結合コネクタに対するパネルカバーアタッチメント

Info

Publication number: JP4782014B2
Application number: JP2006535447A
Authority: JP
Inventors: サラヴィスダレン
Original assignee: キューブコンセプツエルエルシー
Priority date: 2003-10-17
Filing date: 2004-10-18
Publication date: 2011-09-28
Anticipated expiration: 2024-10-18
Also published as: WO2005037661A3; CN1882786A; EP1692403A4; US7472969B2; WO2005037661A2; CA2541956C; CN100540921C; JP2007509005A; EP1692403A2; US20040140739A1; AU2004281289A1; CA2541956A1; AU2004281289B2

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、新規な組立体装置およびシステムに関する。さらに、とくに、互いに相互ロックするラッチおよびキャッチを有するパネルまたは他の素子を連結するスナップ結合方法および装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
特許文献１［スロカム(Slocum)氏らの米国特許第５，８８８，１１４号］は、自己支持端縁素子を有するおもちゃ組立体もしくはモジュール式収納システムを開示している。このスロカム氏らの収納システムは、類似した一連のパネルであり、これらパネルは、一方の端縁から延びるキャッチおよび他方の側辺から延びるラッチを有するよう互いに押し出し成形したスライドの嵌め合い端縁を介して立方体を形成する。２個のパネルを摺動嵌合してラッチすると、パネル端縁は、摺動分離することによってのみ解離できる。スロカム氏らの米国特許は、摺動キャッチおよびこれに対応する摺動ラッチのための種々の形態を例示しており、これらはすべて押し出し成形したラッチおよびキャッチに基づくものであり、連結したパネルの垂直方向の整列を維持する整列案内または止め部については記載はない。スロカム氏らのスライド嵌合システムは、４個のパネルを連結して４壁面ボックスを形成する。
【特許文献１】
米国特許第５，８８８，１１４号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
スナップ結合素子もしくはパネルの分野における残された課題は、パネルおよび非パネルに、スナップ結合アタッチメントを取り付けることである。他の課題としては、互いにスナップ結合して５もしくは６個の側面を有する構造素子および構体を形成することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、複数の４コーナーフレーム（１１１）を備えるスナップ結合装置であって、各フレームは、各コーナーにおける直角の角度をなす形状のパネルカバー（８４５）と、２つの隣接する各コーナー間に延在する細長部材（１２１０）とを備え、各パネルカバーは、少なくとも１対のラッチおよびキャッチを前記パネルカバー上で支持し、前記キャッチは、細長い変形可能な溝孔壁を有し、前記細長い変形可能な溝孔壁は、長さを有し、ほぼ剛性であり、適正な形状記憶と変形および復元する弾性とを有し、前記ラッチは、細長い拡大ヘッドを有し、前記細長い拡大ヘッドは、前記溝孔壁の長さにほぼ等しい長さを有し、前記キャッチおよびラッチは、互いに一定の角度をなして延在し、組み合わせた状態では、前記キャッチは、隣接するパネルカバーのラッチに対して、前記キャッチの前記細長い変形可能な溝孔壁に交差する方向にスナップ嵌合して、前記ラッチおよびキャッチの組み合わせによって互いに強固に合体され、各パネルカバーは、さらに、細長部材の端部を収容する少なくとも１つの細長部材用キャビティを有する取付案内を備え、前記複数の４コーナーフレームのうちの第１フレームの少なくとも１つのパネルカバーが、前記複数の４コーナーフレームのうちの第２フレームの少なくとも１つのそれぞれのパネルカバーと連結されて、前記第１フレームと前記第２フレームとの間にほぼ直角の角度を形成し、前記複数の４コーナーフレームのうちの第３フレームの少なくとも１つのパネルカバーが、前記第２フレームの少なくとも１つのそれぞれのパネルカバーと連結されて、前記第２フレームと前記第３フレームとの間にほぼ直角の角度を形成する、スナップ結合装置。前記複数の４コーナーフレームのうちの第４フレームの少なくとも１つのパネルカバーが、前記第３フレームの少なくとも１つのそれぞれのパネルカバーと連結されて、前記第３フレームと前記第４フレームとの間にほぼ直角の角度を形成する、請求項１に記載のスナップ結合装置を提供し、これにより、課題および従来の制限を解決する。
一実施形態では、前記パネルカバーのうちの少なくとも１つのパネルカバーは、前記溝孔壁の長さに沿う取付フレームの移動を制限して前記ラッチおよびキャッチの組み合わせを維持する止め部を備える。
一実施形態では、前記フレームは、金属フレーム、木製フレーム、籐製フレーム、小枝細工グリッド、小枝細工フレーム、および金属製グリッドパネルよりなるグループから選択される。
一実施形態では、前記フレームは、金属フレーム、木製フレーム、籐製フレーム、小枝細工グリッド、小枝細工フレーム、および金属製グリッドパネルよりなるグループから選択される。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
また、本発明は、パネル、非パネル、他の素子のうち少なくとも一つに使用するため、スナップ連結するラッチおよびキャッチコネクタアタッチメントを設けることにより、このような課題および従来の制限を解決する。
本発明は、スナップ結合組立体装置およびシステムである。構造素子、デザイン（意匠的）素子、スティックのような非パネル素子、ロッド、および細長部材、ならびにパネルを、構造素子、デザイン素子、非パネル素子に支持もしくは固着したラッチおよびキャッチを使用して互いにスナップ結合する。
本発明の実施の形態においては、各パネルは、前側および裏側の側面、端縁、ならびにコーナーを有する。前側もしくは裏側の側面から見た少なくとも１個の端縁にラッチ／キャッチ対を設ける。ラッチからキャッチへの順次配列を、各側辺ごとに交互に変更する。この順序は、交互変更しないものとすることもできる。キャッチは、適正な弾性、形状記憶、および潤滑性のうち少なくとも一つの特性を有する細長いものとし、対応のラッチに対する挿入および取り外しの際に、変形し、また所定状態に弾発的復帰ができるようにする。他の実施の形態においては、ラッチを変形可能にし、ほぼ剛性のもしくは変形可能なキャッチ内にスナップ嵌合するものとすることができる。
【０００７】
パネル、構造素子、デザイン素子のうち少なくとも一つは、端縁でほぼ直角の角度をなすようにスナップ結合する。他のパネル、構造素子、デザイン素子、または他の連結可能素子を付加して他の構体を形成することもできる。整列止め部を付加し、誤整列をおこしそうなラッチおよびキャッチ間の摺動を阻止できるようにする。コーナーもしくはコーナーの近傍、またはパネルもしくは他の素子における端縁の近傍にバットレスを形成することができる。２個の互いに隣接するバットレスは、相互に支持し合い、構体を一層安定させることができるより大きい支持体として作用する。
【０００８】
幾つかの実施の形態では、多種多様な物体、素子、パネル、非パネル、構造素子、デザイン素子の少なくとも一つに取り付けるパネルカバーアタッチメントとする。幾つかの実施の形態においては、ラッチおよびキャッチのうち少なくとも一つを有するパネルカバーは、ロッド、スティック、平坦スティック、または他の細長部材に取り付けることができる。ラッチ／キャッチを有するパネルカバーの例は、これに限定するものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、パネルカバーは、１個のみもしくはそれ以上の個数のラッチ、または１個のみもしくはそれ以上の個数のキャッチを有するものとすることができる。パネルカバーは、ラッチおよびキャッチのうち少なくとも一方を形成した造形素子とする。パネルカバーを支持体に取り付けるとき、このパネルカバーに形成したラッチまたはキャッチは、連結を生ずる対応形状のラッチまたはキャッチとなるように形成することができる。
【０００９】
ラッチおよびキャッチは、各構造素子、デザイン素子、またはパネルの一部として一方の側面側もしくは両側側面に形成することができる。ラッチおよび／またはキャッチ（すなわち、ラッチおよびキャッチの少なくとも一方）は、摺動嵌合、スナップ嵌合、接着剤取付、または貫通取付によって、構造素子、デザイン素子、またはパネルの適正な箇所に取り付けることができる。ラッチおよび／またはキャッチを互いに対向させて取り付け、一つの部品として形成することの利点としては、一緒に冷間形成することができない、もしくは困難な非類似材料を組み合わせることができる点がある。このような材料としては、これに限定するものではないが、金属フレーム、木製フレーム、籐製フレーム、籐製グリッド、小枝細工グリッド、小枝細工フレーム、金属シート、段ボール、発泡体、ファイバボード、ラミネート、木製もしくは金属製グリッドパネルがある。ヒンジドア、ラッチ式ヒンジドアおよびホイールを、立方体、パネルまたは構体に付加することもできる。ヒンジはパネルカバーおよび閉止ラッチを収容する閉止キャッチに支持し、ラッチおよびキャッチとして組み合わせることができる。パネルは、グリッド状パネルのための支持骨組みを形成する突出するもしくは窪み付きの表面造作を有するものとすることができ、また、棚または引き出しのための経路もしくは案内を設けるために使用することができる。グリッドフレームには、キャンバス、ビニール、キルティング布地、メッシュ、裏地付き布地、裏地なしの布地、または他の柔軟材料を支持することができる。
【００１０】
長方形の側面パネルを有する非立方体構体も形成することができる。互いに対向する相互交換できる側面パネルを使用し、異なる寸法の多様な対向壁対を有するボックス状構体を形成することができる。
【００１１】
新規な本発明の特徴は、特許請求の範囲に記載する。しかし、形態および使用方法、ならびに利点に関して、本発明を添付図面に関連する以下の説明から明瞭に理解できるであろう。
説明が簡明となるようにするため、図示の素子は、かならずしも縮尺通りに描いてはいない。例えば、若干の素子の寸法を、分かり易くするため、他の素子に対して誇張している場合がある。さらに、妥当である場合には、対応の素子を示す参照符号を繰り返して使用する。
【実施例】
【００１２】
図１Ａには、本発明の好適な実施例であるモジュール式収納システム１０の前方からの斜視図を示す。
【００１３】
５個の４辺パネル１１により立方体を形成する。各パネルは、前側面１２および裏側側面１３、ならびに各側辺における端縁１４を有する。各端縁１４の各端部１５に、各パネル１１のコーナー１６の近傍で、ラッチ／キャッチの対２０を形成する。端縁１４から見て、ラッチ２１およびキャッチ２２の対をコーナー１６の近傍に形成する。ラッチ／キャッチの対２０は、パネル１１の端部１５において一方のラッチ２１が一方の側面側に露出し、他方のキャッチ２２が他方の側面側に露出するよう、互いに逆向きにする。この構成によれば、パネル毎に適用して全構体を組み立てることができる。
【００１４】
図１Ｂ、図１Ｃ、図１Ｄおよび図１Ｅには、それぞれ、未取り付け状態のパネルにおけるコーナーの、前方から見た斜視図、後方から見た斜視図、取り付けを行ったコーナーの斜視図、および図１ＤにおけるＡ‐Ａ線上の断面図を示す。
【００１５】
図１Ｂおよび図１Ｃにラッチ２１の形状を示し、このラッチを形成する耳状（タブ）突起は細長く形成し、突起の末端に拡大したヘッド２３を設け、この拡大ヘッド２３は、対応する細長キャッチ２２の溝孔２４に着脱自在にスナップ嵌合し、また、パネルから約４５°の角度で突出する。パネルは、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン（ＡＢＳ）、アセタール、アシリック、またはナイロンによる射出成形部分とするとよい。しかし、意図する用途に基づいて、ポリカーボネート、ポリプロピレン、またはポリウレタンのような材料を使用することもできる。整列止め部３０を各端縁１４の合流部に形成する。整列止め部３０は、ラッチ／キャッチパネルに共通するタイプの移動を阻止し、このようなラッチ／キャッチパネルは、押し出し成形したラッチまたはキャッチを介して連結し、ラッチおよびキャッチは摺動嵌合摩擦で互いに組み付ける。さらに、図１Ｄに示すように、整列止め部３０は、パネル間のバットレスをなし、構体の構造的一体性を向上する。
【００１６】
図１Ｅには、ラッチを形成する拡大ヘッド２３がキャッチ２２の溝孔２４内にしっかりとかみ合った状態を示し、キャッチ２２は、十分な潤滑性、可撓性、形状記憶性のうち少なくとも一つの性質を有する材料で形成し、拡大ヘッド２３は、溝孔の壁２５がズレることにより溝孔２４から抜き出す、もしくはスナップ解離でき、この壁２５は、抜き出しの際に損傷せずに弾発復帰できる。
【００１７】
つぎに、図２Ａにつき説明すると、この図２Ａは、本発明の他の実施例であるモジュール式収納システム１１０の前方からの斜視図を示す。
【００１８】
この立方体は５個の正方形パネル１１１により形成する。各パネル１１１は、開口付きグリッド構体をなす正方形フレームとする。各パネルは前側面１１２および裏側側面１１３、ならびに各側辺における端縁１１４を有する。各端縁１１４の各端部１１５には、各パネル１１１のコーナー１１６の近傍で、ラッチ／キャッチの対２００を形成する。パネルグリッド１１７は端縁１１４の範囲内に形成し、隆起したグリッド支持体１１８をパネルグリッドから突出させ、パネルグリッド１１７およびパネル１１１により高い安定性を与える。端縁１１４から見て、ラッチ２０１およびキャッチ２０２をコーナーの近傍に形成する。ラッチ／キャッチ対２００は、パネル１１１の端縁１１４において一方のラッチ２０１が一方の側面側に露出し、一方のキャッチ２０２が他方の側面側に露出するよう、互いに逆向きにする。この構成によれば、パネル毎に適用して全構体を組み立てることができる。
【００１９】
サイドパネルの変更例も想定でき、これについて説明する。サイドパネルは、表面造作、カットアウト、骨格構造、突起等を有する多様な形態に構成することができ、これらも本発明の意図する請求の範囲から逸脱するものではない。
【００２０】
図２Ｂ、図２Ｃ、図２Ｄ、図２Ｅ、および図２Ｆには、それぞれ、未取り付け状態のパネルにおけるコーナーの、前方から見た斜視図、後方から見た斜視図、取り付けを行ったコーナーの斜視図、図２ＤにおけるＡ‐Ａ線上の断面図、および４個の立方体を合体させた状況の断面図を示す。
【００２１】
図２Ｂおよび図２Ｃにラッチ２０１の形状を示し、このラッチを形成する耳状（タブ）突起は拡大ヘッド２０３を有し、この拡大ヘッド２０３は、対応する細長キャッチ２０２の溝孔２０４に着脱自在にスナップ嵌合する。パネルは、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネートまたはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部２３０を各端縁１１４の合流部に形成する。整列止め部２３０は、ラッチ／キャッチパネルに共通するタイプの移動を阻止し、このようなラッチ／キャッチパネルは、押し出し成形したラッチまたはキャッチを介して連結し、ラッチおよびキャッチは摺動嵌合摩擦で互いに組み付ける。さらに、図１Ｄに示すように、整列止め部２３０は、角度付きバットレス２３５に隣接して、キャッチ２０２内でラッチ２０１が前後移動するのを阻止する。さらに、２個またはそれ以上の隣接バットレス２３５（図２Ｄ参照）の組み合わせにより、一層大きなパネル支持体を形成し、構体の構造的一体性を向上する。
【００２２】
図２Ｅには、ラッチを形成する拡大ヘッド２０３がキャッチ２０２を形成する溝孔２０４内にしっかりとかみ合った状態を示し、キャッチ２０２は、十分な潤滑性、可撓性、形状記憶性のうち少なくとも一つの性質を有する材料で形成し、拡大ヘッド２０３は、溝孔の壁２０５もしくはラッチ２０１のネック２０６が破損することなく、溝孔２０４から抜き出す、もしくはスナップ解離できる。支持案内２５０をラッチ２０１とキャッチ２０２との間に形成する。図２Ｆには、支持案内２５０に整合する寸法および形状の支持ロッド２０６を示す。この支持ロッドは、パネルを解離しようとする行為を禁止しようとするとき、パネルの解離を阻止するのに使用することができ、このような行為は幼い子供のいる環境、商業、学校、もしくはビジネス環境で起こり得る。
【００２３】
図３Ａは、本発明による他の実施例のモジュール式収納システム３００を前方から見た斜視図である。
【００２４】
立方体は５個のパネル３０１により形成する。各パネル３０１は同一寸法とする。各パネルの側辺は端縁３０４を有する。各端縁３０４の各端部３０５には、各パネル３０１のコーナー３０６の近傍で、ラッチ／キャッチ対３２１／３２２を支持する摺動嵌合コーナーパネルカバー３２０を固着する。端縁３０４から見て、摺動嵌合コーナーパネルカバー３２０をコーナー３０６の近傍に取り付ける。ラッチ／キャッチ対３２１／３２２は、パネル３０１の端縁３０４において一方のラッチ３２１が一方の側面側に露出し、一方のキャッチ３２２が他方の側面側に露出するよう、互いに逆向きにする。この構成によれば、パネル毎に適用して全構体を組み立てることができる。
【００２５】
図３Ｂ、図３Ｃ、図３Ｄ、図３Ｅ、および図３Ｆには、それぞれ、未取り付け状態のパネルにおけるコーナーの、前方から見た斜視図、後方から見た斜視図、取り付けを行ったコーナーの斜視図、図３ＥにおけるＡ‐Ａ線上の断面図、および４個の立方体を合体させた状況の断面図を示す。
【００２６】
図３Ｂ、図３Ｃ、および図３Ｄにラッチ３２１の形状を示し、このラッチを形成する耳状（タブ）突起は細長い形状にし、また拡大ヘッド３２３を有し、この拡大ヘッド３２３は、対応する細長キャッチ３２２の溝孔３２４に着脱自在にスナップ嵌合する。摺動嵌合コーナーパネルカバー３２０は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高い硬度を有するゴム、またはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部３２９を各ラッチ／キャッチ対３２１／３２２の合流部に形成する。
【００２７】
図３Ｅには、整列止め部３２９がキャッチ３２２内でのラッチ３２１の移動を阻止する状態を示し、これにより、構体の構造的一体性を向上する。各バットレス３３０を包囲する支持端縁３３１を設け、各支持端縁３３１は隣接して固着したパネルの支持端縁３３１に掛合し、コーナーにより大きい支持体３３２を形成する。パネル嵌め込み溝３４０を各ラッチ／キャッチ対３２１／３２２の反対側に形成する。このパネル嵌め込み案内３４０を介して、各パネル３０１を摺動嵌合コーナーパネルカバー３２０に嵌合する。各パネル３０１は、パネル嵌め込み案内３４０にしっかり固着する。この固着は、パネルを構成する材料に依存し、粘着剤、ロックタブ、超音波溶接、接着剤、リベット、かしめ等を使用できる。
【００２８】
サイドパネルの変更例も想定でき、これについて説明する。想定可能なサイドパネルの材料としては、これに限定するものではないが、フレーム付きワイヤメッシュ、被覆ワイヤ、プラスチックグリッド、木材、金属、プラスチック、複合材、シートスチール（ステンレス、熱間もしくは冷間転造カーボンスチール、または任意の合金）、真鍮、銅の打ち抜きもしくは成形体、織成金属、プラスチック内に挿入成形したプラスチック‐金属フレームとすることができる。
【００２９】
図３Ｆには、ラッチを形成する拡大ヘッド３２３がキャッチ３２２を形成する溝孔３２４内にしっかりとかみ合った状態を示す。摺動嵌合コーナーパネルカバー３２０は、十分な潤滑性、可撓性、形状記憶性のうち少なくとも一つの性質を有する材料で形成し、拡大ヘッド３２３は、溝孔の壁３２５もしくはラッチ３２１のネック３２６が破損することなく、溝孔３２４から抜き出す、もしくはスナップ解離できる。
【００３０】
図４に、本発明による連結した第１構成例であるパネル構成４００の斜視図を示す。
【００３１】
一連の立方体４０１を順次互いに連結し、１個のパネル４１０は、立方体４０１間で共有する共通パネルとして作用する。ラッチ／キャッチ対（図１〜図３につき説明したような）は、各パネル４１０の両側の端部に設け、立方体４０１を互いにスナップ連結で組み付けるのを容易にする。
【００３２】
図５Ａ、図５Ｂ、および図５Ｃには、本発明による連結した第２構成例であるパネル構成５００の斜視図を示し、このパネル構成５００は、ホイール（図５Ｃ参照）およびスイング扉（図５Ｂ参照）を有する縦型収納ケースを形成する。
【００３３】
一連の立方体５０１は順次互いに連結し（図１〜図４につき説明したように）、同一パネル５１０によりタワーをなすよう構成する。棚部材５１１を、パネル５１０の表面造作の一部として形成した案内５１２内に保持する。
【００３４】
ドア５２０を立方体５０１のうちの１個にヒンジ連結し、このヒンジとして、（図１〜図３につき説明したような）１個のラッチ５２１および１個のキャッチ５２２を有する。着脱可能なキャスタタイプのホイールモジュール５３０をタワー５００の各底部コーナーに固着する。各ホイールモジュール５３０は、１個のホイール５３１およびロッド５３２を有し、このロッド５３２は、底部パネル５１０の各コーナーに形成したボス５３３にはめ込む。各ロッド５３２はホイール止め５３４から突出させ、ボス５３３に嵌め込む。
【００３５】
図６に、本発明の第３構成例として、連結したパネル構成６００の斜視図を示す。
【００３６】
一連の立方体６０１は順次互いに連結し（図１〜図４につき説明したように）、同一パネル６１０によりタワーをなすよう構成する。この構成において、立方体６０１は、デスクトップで使用する大きさとし、パッド、ペーパー、ペン、クリップ、コンピュータディスク、ＣＤ、または他の記憶媒体装置を保持する。一連のゴムパッド６２０を下側立方体６０１の底面に固着し、デスクトップ面上での滑り防止とする。
【００３７】
図７および図８には、それぞれ本発明による第１および第２の実施例であるパネル構成７００，８００を示す。
【００３８】
図７は、ワイヤインサート７０１を有する金属およびプラスチック構成のパネル７００を示し、ワイヤインサート７０１は、好適には、四辺を有する正方形フレーム７０３内で透明もしくは半透明のプラスチック構体７０２に埋設する。正方形フレーム７０３の各側辺の両側端部に、（図１〜図３につき説明したような）ラッチ７０４および１個のキャッチ７０５を固着もしくは一体に形成する。パネル７００の裏側側面（図示せず）においては、各ラッチ７０４に対向してキャッチ７０５を、各キャッチ７０５に対向してラッチ７０４を設ける。
【００３９】
図８には、中央メッシュ８０２を支持する四辺を有する正方形のフレームパネル８０１を示し、正方形のフレームパネル８０１の各側辺の両側端部に、（図１〜図３につき説明したような）ラッチ８０３および１個のキャッチ８０４を固着する。パネル８００の裏側側面（図示せず）においては、各ラッチ８０３に対向してキャッチ８０４を、各キャッチ８０４に対向してラッチ８０３を設ける。正方形のフレームパネル８０１および中央メッシュ８０２のうち少なくとも一方は、プラスチック、金属、またはゴム状材料被覆、ラッカー被覆、もしくは金属メッキした金属により構成する。
【００４０】
図９Ａおよび図９Ｂには、他のパネルカバー８２０を示す。ラッチ８２１は拡大ヘッド８２２を有する耳状（タブ）突起として形成し、この拡大ヘッド８２２は、対応する細長キャッチ８２３の溝孔８２４に着脱自在にスナップ嵌合する。パネルカバー８２０は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高硬度なゴム、またはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部８２５をパネルカバー８２０に形成する。
【００４１】
スナップ嵌合パネル嵌め込み案内８３０を、各ラッチ／キャッチ対８２１／８２３の反対側に形成する。このパネル嵌め込み案内８３０を介して、正方形フレームパネル８０１、または図９Ｃに示すような他のパネル、または中実パネル８３１を摺動嵌合パネルカバー８２０に嵌合することができる。正方形フレームパネル８０１は、スナップ嵌合パネル嵌め込み案内８３０内にスナップ嵌合できる寸法のフレームに対応する円形断面とする。中実パネル８３１は、スナップ嵌合パネル嵌め込み案内８３０内にスナップ嵌合できる寸法の取付ヘッド８３２を介してパネルカバーに取り付けることができる。
【００４２】
図９Ａ〜図９Ｄには、各ラッチ／キャッチ対８２１／８２３の反対側に形成したスナップ嵌合パネル嵌め込み案内８４０またはナップ嵌合パネル嵌め込み案内８３０を示す。パネル嵌め込み案内８４０／８３０を使用してパネルカバー８２０をパネルもしくは非パネル素子に取り付ける。
【００４３】
図９Ｅに、スナップ嵌合嵌め込み案内８４１を有する他のコーナーパネル８２０の斜視図を示す。
【００４４】
図１０に、他のパネルカバー８３５を示す。パネルカバーは、図９に示すパネルカバーの変更例である。ラッチ８２１は拡大ヘッド８２２を有する耳状（タブ）突起として形成し、この拡大ヘッド８２２は、対応する細長キャッチ８２３の溝孔８２４に着脱自在にスナップ嵌合する。コーナーカバー８３５は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高硬度なゴム、またはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部８２５をパネルカバー８３５に形成する。
【００４５】
図１１Ａに他のパネルカバー８４０を示す。パネルカバーは、１個のラッチ８２１および１個のキャッチ８２３を有し、また貫通取付アタッチメントを有する。ラッチ８２１は拡大ヘッドを有する耳状（タブ）突起として形成し、この拡大ヘッドは、対応する細長キャッチ８２３の溝孔に着脱自在にスナップ嵌合する。コーナーカバー８３５は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高硬度なゴム、またはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部８２５を、各ラッチ／キャッチ対８２１／８２３のコーナー合流部に形成する。
【００４６】
取付案内８４１を取付プレート８４２に形成することにより、パネルカバー８４０をパネル（図１２Ａに全体を示す）に、取付固定具で取り付けることができる。この取付固定具としては、これに限定するものではないが、くぎ、リベット、ねじ、ボルト‐ナット、ピン、変形したコネクタ、逆とげコネクタがある。プレート８４２を有するコーナーカバー８４０を使用し、ラッチ閉止部のための収容キャッチ８４３を形成することもできる。突出リップ８４４を収容キャッチ８４３に付加し、ラッチ閉止部を保持する端縁を設けることができる。
【００４７】
４個の取付案内８４１を示したが、これに限定するものではない。取付案内８４１の個数、寸法、位置は、種々の要因に依存し、例えば、これに限定するものではないが、パネル材料、貫通取付すべきパネルカバー８４０のタイプ、コーナーカバーがヒンジ（図１２参照）を支持するか、取付プレート８４２を閉止キャッチ（図１２参照）として使用するか、または、デスクトップ（図１３参照）を支持するのに取付プレート８４２を使用するかに依存する。
【００４８】
図１１Ｂに他のパネルカバー８４５を示す。このパネルカバーは、１個のラッチ８２１および１個のキャッチ８２３を有し、また貫通取付アタッチメントを有する。ラッチ８２１は拡大ヘッドを有する耳状（タブ）突起として形成し、この拡大ヘッドは、対応する細長キャッチ８２３の溝孔に着脱自在にスナップ嵌合する。パネルカバー８４５は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高硬度なゴム、またはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部８２５を、各ラッチ／キャッチ対８２１／８２３のコーナー合流部に形成する。
【００４９】
取付プレート８４６に貫通形成した取付案内８４１を使用し、パネル１００２のコーナーにおける支持溝孔１０００内に配置した取付プレート８４６を保持する。単独の取付案内８４１を示したが、これに限定するものではなく、もしくは必須要件でもない。パネルカバー８４５は、取付固定具により支持溝孔１０００内に保持する。図示の実施例では、取付固定具１１００は、パネル１００２に設けた固定具案内１００４に挿入する２ピースコネクタ１１０２，１１０４により構成する。取付固定具としては、これに限定するものではないが、くぎ、リベット、ねじ、ボルト‐ナット、ピン、変形したコネクタ、逆とげコネクタがある。場合によっては、接着剤、粘着剤、溶接およびテープを使用してパネルカバー８４５を取り付けることもできる。
【００５０】
図１１Ｃに他のパネルカバー８４７を示す。このパネルカバーは、１個のラッチ８２１および１個のキャッチ８２３を有し、また貫通取付アタッチメントを有する。ラッチ８２１は拡大ヘッドを有する耳状（タブ）突起として形成し、この拡大ヘッドは、対応する細長キャッチ８２３の溝孔に着脱自在にスナップ嵌合する。パネルカバー８４７は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高硬度なゴム、またはナイロンのような材料による射出成形部分とするとよい。整列止め部８２５を、各ラッチ／キャッチ対８２１／８２３のコーナー合流部に形成する。
【００５１】
取付プレート８４９に貫通形成し、硬化しない前の接着剤もしくは粘着剤を注入できる接着剤取付アタッチメント案内８４８を使用し、パネルカバー８４７をパネル１００２に付着もしくは固着する。取付プレート８４９は、パネル１００２のコーナーにおける支持溝孔１０００内に収容する。接着剤取付アタッチメント案内８４８の寸法および形状は、限定もしくは必須要件ではない。
【００５２】
パネルカバー８４７は、支持溝孔および取付プレート８４９のうち少なくとも一方、および接着剤取付アタッチメント案内８４８に接着剤もしくは粘着剤（図示せず）を加えることにより支持案内１０００内に保持する。
【００５３】
図１２Ａおよび図１２Ｂには、それぞれ、組み立てたパネル８５０の実施例の斜視図およびその断面図を示す。
【００５４】
非立方体のボックスを、パネルカバー８５５を介して、長方形パネル８５１を連結し、また正方形パネル１２を使用してヒンジドア８５２を形成する。１対のヒンジ８５３は、ヒンジドア８５２に取り付けた貫通取付案内（図１１参照）に、固定具８５４を介してパネルカバー８４０に取り付けることができる。ヒンジ８５３を取り付けるパネルカバー８４０の取付プレート８４２により、収容キャッチ８４３（図１１参照）に、閉止ラッチ８５５のための突出リップ８４４を設ける。閉止ラッチ８５５は、収容キャッチ８４３内に嵌合するよう変形し、これにより、ヒンジドアを閉鎖状態に保持する１個またはそれ以上の可撓性領域８５６を設ける。図１２Ｂは、収容キャッチ８４３内に閉止ラッチ８５５が嵌合し、突出リップ８４４が閉止ラッチ８５５を保持した状態を示す。
【００５５】
図１３Ａおよび図１３Ｂは、構造素子から形成したデスク支持体８６０により支持したデスクトップの分解斜視図および組立斜視図を示す。
【００５６】
一連の立方体３００およびパネル１２を互いに連結し、選択した高さの構造素子８６１を形成する。デスクトップ８６２の一方の端部をこの構造素子８６１の頂部に、他方の端部を支持脚８６３によって支持する。デスクトップの移動を阻止するため、貫通取付カバープレート８４０をデスクトップの下面に取り付け、また、対応のラッチ／キャッチ対８２１／８２３の位置に対応するよう位置決めする。ドア閉止ラッチ８５５を、貫通取付パネルカバー８４０のうちの１個またはそれ以上の代わりに設け、収容キャッチ８４３を有するコーナーカバーに整列させることもできる。
【００５７】
図１４には、変形可能ラッチ８７１を有するパネルカバー８７０の断面図を示す。この実施例において、ラッチを形成する耳（タブ）状突起８７２は、細長く形成し、また、２個のヘッドハーフ８７４，８７４′により構成した拡大分割ヘッド８７３を有する。ヘッドハーフ８７４，８７４′は、対応キャッチ８７５の溝孔の壁８７６に着脱自在にスナップ嵌合する。拡大分割ヘッド８７３は、キャッチ８７５内に進入するために変形する。キャッチ溝孔の壁８７６は変形不能、もしくは変形可能にすることができる。
【００５８】
ラッチ／キャッチ対８７１／８７５は、可撓性を有しかつスナップ嵌合およびスナップ解離に耐久性を示す、ポリプロピレン、ＡＢＳ、ポリカーボネート、高硬度なゴム、またはナイロンのような材料により形成しかつ十分な自己潤滑性を有する射出成形部分とし、固定したラッチ／キャッチ対８７１／８７５が、取り付けおよび取り外しに干渉なく、少なくとも数回のスナップ嵌合（取り付け）およびスナップ解離（取り外し）できるようにするとよい。
【００５９】
図１５には、パネル１２の他のスナップ結合構体を示す。真っ直ぐなパネルカバー９０１は、それぞれラッチ／キャッチ対９０２／９０３を支持し、またパネル１２に固定した状態を示す。
【００６０】
アタッチメントは、摺動嵌合取付として示したが、他の取付方法、例えば、スナップ嵌合もしくは貫通取付方法を使用することもできる。さらに、図示の実施例はパネルカバー９０１を示したが、ラッチ／キャッチ対９０２／９０３をパネルの一部として一体形成することもできる。
【００６１】
図１６Ａおよび図１６Ｂに、スティック、ロッド、だぼ、または他の細長部材１２１０をパネルカバー８４５に取り付けた状態を示す。この細長部材は、木材、金属、被覆金属、籐、小枝細工、プラスチック、紙、または他の材料により構成することができる。図１６Ａおよび図１６Ｂの実施例においては、木材が好適である。用語「パネルカバー」は、限定要件ではない。パネルカバーは、パネルをカバーする素子に限定するものではない。パネルカバーは、非パネル素子にも連結することができる（図９Ａおよび図９Ｃ参照）。パネルカバーは、広範囲の物体および素子に連結することができ、これに限定するものではないが、パネル、フレーム、グリッド、細長部材、構造素子、および意匠的素子のうち少なくとも１個を含むものであり得る。
【００６２】
細長部材１２１０を、パネルカバー８４５に対して取付プレート８４６で、２個の固定具１１００により取り付ける。各固定具は、２ピースコネクタ１１０２，１１０４により構成し、取付プレートの取付案内８４１に圧入する。固定具としては、これに限定するものではないが、くぎ、リベット、ねじ、ボルト‐ナット、ピン、変形したコネクタ、逆とげコネクタがある。
【００６３】
図１７には、細長部材１２１０をパネルカバー８４５に取り付けた状態を示す。この細長部材１２１０は、木材、金属、被覆金属、籐、小枝細工、プラスチック、紙、または他の材料により構成することができる。材料の選択は、意図する用途に依存する。図１７の実施例においては、木材が好適である。細長部材１２１０は、パネルカバー８４５に対して取付プレート８４６において、取付プレート８４６の取付案内８４１に挿入するねじ固定具（図示せず）により取り付ける。
【００６４】
図１８は、長方形の細長部材１２２０を、パネルカバー８４５の取付プレート８４６に固定具１１００により取り付けた状態を示す。長方形の細長部材１２２０は、木材、金属、被覆金属、籐、小枝細工、プラスチック、紙、または他の材料により構成することができる。材料の選択は、意図する用途に依存する。図１８の実施例においては、木材が好適である。
【００６５】
細長部材１２１０は、パネルカバー８４５に対して取付プレート８４６において、取付プレート８４６に２個の固定具１１００により取り付ける。各固定具は、２ピースコネクタ１１０２，１１０４により構成し、取付プレートの取付案内８４１に圧入する。固定具としては、これに限定するものではないが、くぎ、リベット、ねじ、ボルト‐ナット、ピン、変形したコネクタ、逆とげコネクタがある。場合によっては、接着剤、粘着剤、溶接またはテープを使用してパネルカバー８４５を細長部材１２１０に取り付けることもできる。
【００６６】
図１９Ａおよび図１９Ｂには、取付案内１３１０の対をパネルカバー８４５に取り付けた状態を示す。この取付案内１３１０は、それぞれ対応の細長部材（図示せず）の端部を受け入れる寸法および形状の細長部材用キャビティ１３１５を有する。細長部材は、細長部材用キャビティ１３１５内に永久的もしくは着脱自在に取り付けることができる。この取付手段としては、これに限定するものではないが、接着剤、粘着剤、摩擦、超音波溶接、逆とげコネクタ、金属ロック、およびキャッチがある。
【００６７】
上述の装置に対して本発明の範囲を逸脱することなく、何らかの変更を加えることができるので、添付図面につき説明した上述のすべてのことは、単に例示的なものであり、これらに限定するものではないと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【００６８】
【図１Ａ】モジュール式収納システムの前方から見た斜視図である。
【図１Ｂ】図１Ａに示す実施例における１個のパネルの未取り付け状態を示すコーナーの前方から見た斜視図である。
【図１Ｃ】図１Ａに示す実施例における１個のパネルの未取り付け状態を示すコーナーの後方から見た斜視図である。
【図１Ｄ】図１Ａに示す実施例における１個の取り付けを行ったコーナーの斜視図である。
【図１Ｅ】図１ＤにおけるＡ‐Ａ線上の断面図である。
【図２Ａ】他のモジュール式収納システムの前方からの斜視図である。
【図２Ｂ】図２Ａに示す実施例における１個のパネルの未取り付け状態を示すコーナーの前方から見た斜視図である。
【図２Ｃ】図２Ａに示す実施例における１個のパネルの未取り付け状態を示すコーナーの後方から見た斜視図である。
【図２Ｄ】図２Ａの実施例における前方コーナー連結状態を示す拡大斜視図である。
【図２Ｅ】図２ＣのＡ‐Ａ線上の断面図である。
【図２Ｆ】４個の立方体を合体させた状況の断面図である。
【図３Ａ】モジュール式収納システムの他の実施例の前方から見た斜視図である。
【図３Ｂ】図３Ａの実施例のスライド嵌合式コーナーパネルカバーの裏側面から見た拡大斜視図である。
【図３Ｃ】図３Ａの実施例のスライド嵌合式コーナーパネルカバーの前方から見た拡大斜視図である。
【図３Ｄ】図３Ａの実施例のスライド嵌合式コーナーパネルカバーの後方から見た拡大斜視図である。
【図３Ｅ】図３Ａの実施例の前方のコーナー連結状態を示す拡大斜視図である。
【図３Ｆ】図３ＥのＡ‐Ａ線上の断面図である。
【図４】連結したパネルの第１構成例を示す斜視図である。
【図５Ａ】連結したパネルの第２構成例を示す斜視図である。
【図５Ｂ】図５Ａの扉およびアタッチメントを示す部材説明図である。
【図５Ｃ】図５Ａのホイールおよびアタッチメントを示す部材説明図である。
【図６】連結したパネルの第３構成例を示す斜視図である。
【図７】他のパネル実施例の正面図である。
【図８】さらに他のパネル実施例の正面図である。
【図９Ａ】スナップオンパネルカバーの端面図である。
【図９Ｂ】グリッドパネルにスナップ連結するパネルカバーの部分斜視図である。
【図９Ｃ】図９Ａのパネルカバーに取り付けるソリッドパネルの断面図である。
【図９Ｄ】他のコーナーパネルの斜視図である。
【図９Ｅ】他のコーナーパネルの斜視図である。
【図１０】スライド嵌合式コーナーパネルカバーの他の実施例の平面図である。
【図１１Ａ】溝マウント式パネルカバーの平面図である。
【図１１Ｂ】他の溝マウント式パネルカバーの斜視図である。
【図１１Ｃ】他の接着式パネルカバーの斜視図である。
【図１２Ａ】パネルの実施例の組立斜視図である。
【図１２Ｂ】図１２Ａの実施例のドアラッチを受け止めラッチに掛合させた状態の断面図である。
【図１３Ａ】構造素子から形成したデスク支持体の分解斜視図である。
【図１３Ｂ】構造素子から形成したデスク支持体の組立斜視図である。
【図１４】ラッチ内に固定した変形可能ラッチの断面図である。
【図１５】他のスナップ結合構体の斜視図である。
【図１６Ａ】スティックを有するパネルカバーの平面図である。
【図１６Ｂ】図１６Ａに示す実施例の断面図である。
【図１７】スティックを有する他のパネルカバーの平面図である。
【図１８】スティックを有するさらに他のパネルカバーの平面図である。
【図１９Ａ】スティック取付キャビティを有する他のパネルカバーの平面図である。
【図１９Ｂ】図１９Ａに示す実施例の側面図である。

Claims

複数の４コーナーフレーム（１１１）を備えるスナップ結合装置であって、
各フレームは、各コーナーにおける直角の角度をなす形状のパネルカバー（８４５）と、２つの隣接する各コーナー間に延在する細長部材（１２１０）とを備え、
各パネルカバーは、少なくとも１対のラッチおよびキャッチを前記パネルカバー上で支持し、前記キャッチは、細長い変形可能な溝孔壁を有し、前記細長い変形可能な溝孔壁は、長さを有し、ほぼ剛性であり、適正な形状記憶と変形および復元する弾性とを有し、前記ラッチは、細長い拡大ヘッドを有し、前記細長い拡大ヘッドは、前記溝孔壁の長さにほぼ等しい長さを有し、前記キャッチおよびラッチは、互いに一定の角度をなして延在し、組み合わせた状態では、前記キャッチは、隣接するパネルカバーのラッチに対して、前記キャッチの前記細長い変形可能な溝孔壁に交差する方向にスナップ嵌合して、前記ラッチおよびキャッチの組み合わせによって互いに強固に合体され、
各パネルカバーは、さらに、細長部材の端部を収容する少なくとも１つの細長部材用キャビティを有する取付案内を備え、
前記複数の４コーナーフレームのうちの第１フレームの少なくとも１つのパネルカバーが、前記複数の４コーナーフレームのうちの第２フレームの少なくとも１つのそれぞれのパネルカバーと連結されて、前記第１フレームと前記第２フレームとの間にほぼ直角の角度を形成し、
前記複数の４コーナーフレームのうちの第３フレームの少なくとも１つのパネルカバーが、前記第２フレームの少なくとも１つのそれぞれのパネルカバーと連結されて、前記第２フレームと前記第３フレームとの間にほぼ直角の角度を形成する、スナップ結合装置。
前記複数の４コーナーフレームのうちの第４フレームの少なくとも１つのパネルカバーが、前記第３フレームの少なくとも１つのそれぞれのパネルカバーと連結されて、前記第３フレームと前記第４フレームとの間にほぼ直角の角度を形成する、請求項１に記載のスナップ結合装置。
前記パネルカバーのうちの少なくとも１つのパネルカバーは、前記溝孔壁の長さに沿う取付フレームの移動を制限して前記ラッチおよびキャッチの組み合わせを維持する止め部を備える、請求項１に記載のスナップ結合装置。
前記フレームは、金属フレーム、木製フレーム、籐製フレーム、小枝細工グリッド、小枝細工フレーム、および金属製グリッドパネルよりなるグループから選択される、請求項１に記載のスナップ結合装置。
前記フレームは、金属フレーム、木製フレーム、籐製フレーム、小枝細工グリッド、小枝細工フレーム、および金属製グリッドパネルよりなるグループから選択される、請求項３に記載のスナップ結合装置。