JPS62500763A - 計器盤に取付けた自動車用ラジオのような装置に用いるハンドル及びロックの組合せ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 計器盤に取付けた自動車用ラジオのような装置に用いるハンドル及びロックの組 合せ機構本発明は計器盤に取付けた自動車用ラジオのような装置に用いるハンド ル及びロックの組合せ機構に係シ、これは計器盤に固定した協力ブロック手段と の保合及び悦保合のため動かしうるラッチ部材よシ成るものである。

自動車用ラジオの複雑さ及び費用が増加するにつれて、ラジオを計器盤における 窃盗防止カセット中に取付けることが一般の慣例になってきた。従ってドライバ ーは自動車から離れる時にラジオを一所に携行することができる。かようなカセ ット装置に対する安水は、第１に装置′ｔ−振動及びガタがないようにカセット 中にしっかシ保持すべきこと、及び第２に装置を極めて簡単な操作によって挿入 及びロックすることができ、またカセットから脱ロック及び取外しができること である。

ドイツ国の公開公報２９０３１７６中に記載のカセット装置においては、装置の ハウジング自体が反対側にはね舌片を備え、計器盤中に恒久的に取付けられたカ セット（フレーム部分）は、該舌片に適合するための凹所を備え、該装置をカセ ット中に挿入する時に該舌片が該凹所中にパチンとはまる。装置を取去るにはば ね舌片をカセットの凹所から外へ動かさねばならぬ。このことは１対の別個のＵ 形ロッドの助けで行われ、該ロッドは装置の前板中の開口部を通って挿入され、 それによってロッドが舌片上に７ツクすると同時に舌片を凹所から外へ押出し、 そこでハンドルとして用いられて装ｆをカセットから外へ引出す。しかしこの配 置の欠点の１つは、１対の弛い部品の進路を常に保たねばならぬことであって、 それが無ければ装置を取シ去ることができない。

本発明の目的は、取扱いが簡単で、装置をレフかシ、且つガタがなく計器盤中の 適所に保持し、ゆるい又は突出する部分のない上記型式の機構を得ることである 。

この目的は、本発明によって、装置に固着すべき滑シ片案内部と、この案内部に 変位可能に取付けられ且つハンドル状の端部を有する滑シ片と、該案内部に関し て変位可能に取付けられたラッチ部材と、滑シ片及びラッチ部材が相互に作用す る部分とを有する機構によって達成されるが、前記部分は滑シ片の予定挿入位置 において、ラッチ部材をロックされた位置に保持し、且つ滑り片が押し出される のをブロックし、しかも滑シ片が前記予定位置からさらに進んで挿入されるのを 許してラッチ部材を説保合し、そして滑υ片が前記予定位置を過ぎて外端位ｆ′ ！！で押し出されるのを許すのである。

本発明は添付図面に示された例に関してさらに詳細に記述されるが、この際図面 は本発明による部分的に切断したハンドル及びロック機構を備えた自動車用ラジ オの側面図を示すものである。

図において、１は装置のケースを示し、２は前面板を示し、この板は慣用様式に おいては装置の前面を形成し、且つ周囲の計器盤への移行部を構成する。本発明 による機構（一般的４で示す）は装置のいずれかの側３にねじ留められている。

機構４は底板５及び蓋板６よシ成シ、これらの仮は相互にねじで固着されている 。底板５はプレスされた盛シ上げ部分７を有し、従って両板の間には空間が形成 されている。この空間中には低傘擦材料、望しくはプラスチック材料、の１対の 案内部８及び９が固定され、またそれらの間に滑９片１ｏが案内されている。幾 分弾力がちシ且つ案内部８及び９と同じ材料から適当に構成された滑シ片１０は 、下部案内部８上で案内面１２に対して滑動する下部案内面１１と、上部案内部 ９上でそれぞれ案内面１５．１６に対して滑動する上部案内面１３．１４とを有 する。滑シ片１ｏは僅かのクリアランス（図示せず）ｔ−有して案内部８と９と の間で案内され、またその最も内側の端部に湾曲した弾性アーム１７が作られ、 このアームは下部案内面８上の表面１８に対して滑動する。

アーム１７は、滑シ片がその取付は状態にある時に幾分予張力を受け、従って該 アームは滑シ片を上方に押し。

まず第１に滑シ片の案内面１４と上部案内部９０案内面１６との間の遊びを処理 するものでちる。

滑シ片１０は、板５と６との間の空間中に揺動可能に取付けられたラッチ部材２ ０と協力する。ラッチ部材２０はＬ状の板よシ成り、計器盤中のカセットなどに おける適当なブロック手段（図示せず）と係合するために作られたラッチ部分２ １ｔ−有する。ラッチ部材２０は凹所２３を有する部分２２を有し、この凹所中 に滑シ片２０上の突出部２４が図に英綴で示された位置で係合する。

ラッチ部材２０及び突出部２４は金属で作られ、突出部分２４は滑シ片１０中の Ｔ−形みぞ中に適合したＴ−形部分２５ｔ−有する。図示の位置においてラッチ 部材２０はそのロックされた位置に存在し、滑シ片１ｏは左方への運動に抗して ロックされている。折シ重ねられた板ばね２６及びばね舌片２７は遊びからの自 由状０１−確保する。前面板２は各々の滑シ片１０に対するスロットを有し、ロ ックされた位置において各滑シ片は、その外端が前面板の表面と面一になるまで 押される。ラッチ部材２゜のラッチ部分２１は、この位置において、計器盤中に 恒久的に取付けられた窃盗防止カセット中の固定ブロック手段（図示せず）と係 合する。上記の配置はラッチ手段の保合中に酸量の弾性エネルギーを備える、と いうのは滑シ片の内端が、ラッチ２０の右回シ回転に際してアーム１７のばね力 に抗して幾分変位できるからである。このことは、ラッチがそのロックされた位 置においてはねアーム１７の刀のために或量のはね張力を受け、それが遊ヒヲな くし、すべてのガタを除くことを意味する。装置を取去るべき時は、滑シ片１０ ｔ−１突出部２４が凹所２３から外へ滑動するために必要な限度だけ押込む。笑 顔問題として滑シ片を数ミリメートル押すだけでよい。

滑シ片の端部は前面８２′２と面一であるから、硬貨などのようなものが滑シ片 を押すために必要である。突出部２４が凹所２３から外へ滑動する時に、滑シ片 がブロック手段と説保合するようにラッチ中で揺動すると同時に。

折シ宣ねられたばね２６は、滑シ片１０を図中で鎖線にて示された位置へ外方に 押すことができる。滑シ片はその外端に凹所２８を備えてハンドル２９を形成し 、これは装置を容易に取去ることができるように、この位置において前面板の外 側に突出する。

装置を再び挿入する時に、各滑シ片１０は端部が前面板２と面一に横わるまで押 入れるだけであシ、突出部２４は凹所２３中にパチンとはまる。このことは何の 助けもなく行なうことができる。本発明による設計は、単に２つの移動部分のみ を有する簡単で信頼できる機構を提供するものである。この機構は非常に薄く、 実地では単に数ミリメートルの厚さに作ることができる。

ｋｌ＠ｍａｌ１ｍａｌ＾ｅａｕｃａｂｏ−ｓｃＰＣＴ／ＳＥ８５１００４３４

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．計器盤に関して固定された協力ブロック手段と係合及び脱係合するために動 きうるラッチ部材より成る、計器盤に取付けた自動車用ラジオのような装置に用 いるハンドル及びロックの組合せ機構において、装置（１）に固着すべき滑り片 案内部（５−９）と、該滑り片案内部中に変位可能に取付けられ且つハンドル状 の端部（２９）を有する滑り片（１０）と、該滑り片条内部に関して変位可能に 取付けられたラッチ部材（２０）と、該滑り片及び該ラッチ部材が相互に作用す る部分（２４，２３）とを有し、該部分はそれぞれ滑り片の予定挿入位置におい てラッチ部材をロックされた位置に保持し、且つ滑り片が押出されるのをブロッ クし、しかも滑り片が前記予定位置からさらに進んで挿入されるのを許して、ラ ッチ部材を脱係合し、滑り片は前記予定位置を過ぎて、ハンドルが滑り片案内部 の外に突出する外端位置まで押し出されることを特徴とする機構。
2. ２．ばね手段（１７）が配置され、そのばね力に抗して可動なラッチ部材（２０ ）がそのロックされた位置において限定的に可動であって、可動なラッチ部材と 固定されたブロック手段との間の係合にばねパイアスを供給することを特徴とす る請求の範囲第１項に記載の機構。
3. ３．滑り片案内部（５−９）が、小さい空間を間に有して互に結合した１対の板 （５，６）より成り、これらの板が装置に定着可能であると共に前記滑り片（１ ０）が前記空間中で変位可能であること、及びラッチ部材（２０）が該空間中に 揺動可能に取付けられ、且つ前記ロック位置において前記空間から突出するラッ チ部分（２１）を有することを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の 機構。
4. ４．滑り片（１０）は、小さい横方向の遊びを有して滑り片案内部中て案内され 、且つ案内表面（１８）に対して滑動するばね部材（１７）を有して作られ、遊 びをなくすことを特徴とする請求の範囲第３項に記載の機構。
5. ５．滑り片（１０）は外方へばねて負荷され、且つ突出部（２４）を有して作ら れ、該突出部はラッチ部材（２０）のロックされた位置において、ラッチ部材に おける凹所（２３）中に延び且つ外方へ向けられたばね力の影響下に前記位置に 保持されること、及び前記ばね部材（１７）は前記遊びと共に、ロックされた位 置におけるラッチ部材の多少の弾性運動を許すことを特徴とする請求の範囲第４ 項に記載の機構。
6. ６．滑り片（１０）は弾性材料の薄板で形成されること、及びばね部材（１７） は該薄板と一体に作られることを特徴とする請求の範囲第５項に記載の機構。