JP6727696B2 - 自動車内の物入れ構造 - Google Patents
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Description
本発明の他の目的は、さらに、既存の凹部の本来的機能の障害になることなく収納物を容易に出し入れできる収納スペースを備えた自動車の物入れ構造を提供することにある。
上記物入れ構造において、上記メイン凹部はドアのプルハンドル部で、上記サブ凹部はメイン凹部の車外側に偏在していることが好ましい。
・全体構成
実施形態1に係る物入れ構造は、図1〜図4に示すように、メイン凹部10とサブ凹部20とを備え、サブ凹部20をスマートフォンといった携帯端末等の収納スペースとして利用するものである。この物入れ構造は、本例では、自動車のサイドドアの車内側に設けられている。サイドドアの内側にはドアトリム30が設けられ、その一部が車内側に突出してアームレストを構成している。メイン凹部10とサブ凹部20は、アームレストの上面に開口を有し、下方に向かって窪んだ凹部である。この実施形態に係る物入れ構造の特徴の一つは、メイン凹部10に対して特定寸法のサブ凹部20を有することにある。各凹部の構成について、以下に詳細に説明する。
メイン凹部10は、車内の内装部材に設けられ、後述するサブ凹部20に収納された収納物100を取り出す際、手先を挿入するためのスペースとして利用する凹部で、その本来的な機能は問わない。例えば、ドアのプルハンドル部や、ペットボトルホルダ等が挙げられる。車内の内装パネルに設けられた凹部をメイン凹部10として好適に利用できる。内装パネルには、ドアインナートリムやダッシュパネルが挙げられる。このメイン凹部10は、手先を挿入できる開口を有する。この開口は上方に開口することが好ましい。メイン凹部10の内容積は、少なくとも手先を挿入できる程度の大きさがあればよい。また、メイン凹部10は、有底であるものは勿論、無底で上下に貫通するものでもよい。メイン凹部10の設置個所は、車内であれば、車室でも荷室でも構わない。
サブ凹部20は、メイン凹部10の開口と連通する開口を有する凹部で、収納物100の収納スペースとして利用される。
上述したメイン凹部10とサブ凹部20の各部の寸法は、以下の関係にある。
・・サブ凹部20の特定方向の開口寸法>メイン凹部10の特定方向の開口寸法
サブ凹部20(メイン凹部10)の特定方向とは、サブ凹部20(メイン凹部10)における厚み方向、幅方向など、水平面での一方向のことである。この特定方向におけるサブ凹部20の開口寸法がメイン凹部10の開口寸法よりも広い。この寸法関係であれば、サブ凹部20の特定方向の両側に、サブ凹部20の底面20bを容易に形成することができ、収納物100の特定方向の両端をバランスよく支持することができる。本例では、サブ凹部20の幅がメイン凹部10の幅よりも広い。そのため、メイン凹部10とサブ凹部20を合わせた開口は、ほぼT字状となっている。
サブ凹部20の底面20bの深さdは、メイン凹部10の深さDよりも浅いものとする(図1)。この寸法関係により、サブ凹部20に収納した収納物100の下方に空間を形成できる。つまり、メイン凹部10に挿入した手先をサブ凹部20側の底面20bのない箇所に回し込めば、下方から収納物100をすくい上げるように取り出すことができる。サブ凹部20の底面20bの深さdとメイン凹部10の深さDの差は、サブ凹部20に収納した収納物100の下方に手先の指が入る程度の空間が形成できる程度の大きさであることが好ましい。なお、メイン凹部10が無底の場合、その深さDはサブ凹部20の底面20bの深さdよりも深いものとみなす。
上述した物入れ構造は、次のように利用でき、以下の作用効果を奏する。
図1に示すように、サブ凹部20に収納物100(ここではスマートフォン)を差し込むように収納する。サブ凹部20の開口は厚みが薄いスロット状であり、殆どがたつくことなく収納物100を支持できる。差し込まれた収納物100は、両端部が底面20bに支持されて(図3)、安定した支持ができる。収納物100の一部はサブ凹部20に収納され、残部はサブ凹部20の開口から露出される(図1)。収納物100の露出箇所とドアトリム30の表面との間に十分な間隔があれば、次述の取出方法に加え、露出箇所を掴むことで収納物100を容易に取り出すことができる。
実施形態1の変形例として、サブ凹部20をメイン凹部10の車内側の端部に偏在させた実施形態2を図5に基づいて説明する。実施形態2はメイン凹部10に対するサブ凹部20の配置箇所が異なるだけで、他の構成は実施形態1と同様であるため、相違点を中心に説明する。
次に、インストルメントパネル40に設けたペットボトルホルダをメイン凹部10とした物入れ構造を図6に基づいて説明する。本例は、インストルメントパネル40に段部を設け、その段部の上面に開口する円筒状の凹部をメイン凹部10とする。このメイン凹部10にはペットボトルなどの円筒状の収納物100を収納できる。このメイン凹部10の開口の中央にサブ凹部20が設けられている。サブ凹部20は、メイン凹部10の開口の径方向に沿って伸びる長孔状の開口を有し、深さ方向に一様な断面を有する薄いスロット状の空間である。つまり、メイン凹部10の開口に重なるようにサブ凹部20の開口が設けられ、両開口を合わせた形状はほぼφ状である。このサブ凹部20の幅はメイン凹部10の幅(直径)よりも大きく、サブ凹部20のうちメイン凹部10の開口から突出した領域は底面20bを備えている。サブ凹部20の底面20bの深さはメイン凹部10の深さよりも浅い。
次に、実施形態3の変形例として、サブ凹部20をメイン凹部10の車内側に設けた実施形態4を図7に基づいて説明する。本例もインストルメントパネル40に設けたペットボトルホルダをメイン凹部10とし、メイン凹部10に併設したサブ凹部20を携帯端末の収納スペースとして利用する。
20 サブ凹部
20b 底面
30 ドアトリム
40 インストルメントパネル
100 収納物
Claims (2)
- 車内の内装部材に設けられる凹部で、乗員が手先を挿入できる開口を有するメイン凹部と、
前記メイン凹部の端部に偏在して設けられ、前記メイン凹部の開口と連通した開口を有するサブ凹部とを備え、
前記サブ凹部は、
特定方向の両端部に設けられて、収納物を支持する底面と、
前記底面間に位置し、前記サブ凹部に前記収納物が収納された状態で前記メイン凹部につながり、前記収納物の下方に前記手先が挿入できる空間を形成可能な中央部とを備え、
特定方向の開口寸法が、前記メイン凹部の特定方向の開口寸法よりも広く、
前記底面の深さが、前記メイン凹部の深さよりも浅い自動車内の物入れ構造。 - 前記メイン凹部はドアのプルハンドル部で、
前記サブ凹部はメイン凹部の車外側に偏在している請求項1に記載の自動車内の物入れ構造。
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- 2015-12-24 JP JP2015252143A patent/JP6727696B2/ja active Active
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