JP5321884B2 - 車両用デッキボード - Google Patents
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Description
しかしながら、トランクボードを棚部として使用するときには、前部ボードと後部ボードを狭い荷室内で組み立てなければならないために、組立作業が極めて面倒であるという問題があった。
しかしながら、フロアボードを荷室の床面に敷設して使用するときには、ネット材は重い物品を載せるためには不向きであり、そのネット材を覆うための別体のボード材が必要になるという問題があった。また、フロアボードを棚部として使用するためには複数回の操作が必要であり、組立作業が極めて面倒であるという問題があった。
このような構成によれば、第1ボードからの物品の落下を防止するための別体の落下防止部材を準備する必要がなくなるために、部品点数を削減することが可能となる。
このような構成によれば、第1ボードの下面を支持するための別体の支持部材を準備する必要がなくなるために、部品点数を削減することが可能となる。
このような構成によれば、第1ボードの後端側における突出部が存在していた部分に形成された孔部を孔塞ぎ部によって塞ぐことが可能であり、第1ボードの上面を見たときの見た目を良くすることが可能となる。
このような構成によれば、突出部に手を引っかけることで第2ボードを略垂直に立ち上げるための取っ手として使用することが可能となる。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、前方側というのは車両前方側のことであり、後方側というのは車両後方側のことである。
以下、本発明の第2実施形態について図8、図9を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
以下、本発明の第3実施形態について図10〜図12を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
以下、本発明の第4実施形態について図13、図14を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1ボード12aと第2ボード12bがインテグラルヒンジ(連結部14)によって折り曲げ可能に連結されている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、第1ボード12aと第2ボード12bをヒンジ金具によって折り曲げ可能に連結してもよい。あるいは、第1ボード12a及び第2ボード12bを表皮によって被覆するとともに、この表皮によって第1ボード12aと第2ボード12aを折り曲げ可能に連結してもよい。
(2)上記実施形態では、突出部16の形状が平面視略コの字型である例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、突出部16が第1ボード12a側に向けて半円形状に突出する形状であってもよい。
(3)上記実施形態では、第2ボード12bの前端部に対して2つの突出部16が形成されている例を示したが、突出部16は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
(4)第1実施形態では、第1ボード12aの下面を支持する手段が支持部22のみである例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、図13に示すように、荷室32の側壁に第1ボード12aの下面を支持する支持部35を設けてもよいし、あるいはリアシート34の背面に支持部を設けてもよい。
12b…第1ボード
12b…第2ボード
14…連結部
16、52a、52b、52c、62…突出部
18…孔部
20…孔塞ぎ部
22…支持部
30…車両
32…荷室
54、66…凹部
Claims (4)
- 車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードであって、
第1ボードと、
一方の端部が前記第1ボードの端部に対して連結部を介して連結されている第2ボードとを備え、
前記第2ボードは、前記連結部よりも前記第1ボード側に向けて突出する突出部を有しており、
前記一方の端部を上側として前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードが略水平に配置されるとともに、前記突出部が前記第1ボードの上面から上方に突出するものとされ、
前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記突出部が存在していた部分に形成された孔部が、前記第2ボードの裏面に設けられた孔塞ぎ部によって塞がれることを特徴とする車両用デッキボード。 - 車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードであって、
第1ボードと、
一方の端部が前記第1ボードの端部に対して連結部を介して連結されている第2ボードとを備え、
前記第2ボードは、前記連結部よりも前記第1ボード側に向けて突出する突出部を有しており、
前記一方の端部を上側として前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードが略水平に配置されるとともに、前記突出部が前記第1ボードの上面から上方に突出するものとされ、
前記第1ボードには、前記突出部に手を引っかけるための凹部が形成されていることを特徴とする車両用デッキボード。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用デッキボードであって、
前記突出部は、前記第2ボードに一体に形成されていることを特徴とする車両用デッキボード。 - 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の車両用デッキボードであって、
前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードの下面が、前記第2ボードの裏面に一体に形成された支持部によって支持されることを特徴とする車両用デッキボード。
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JP2009004469A JP5321884B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 車両用デッキボード |
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JP2009004469A JP5321884B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 車両用デッキボード |
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2009
- 2009-01-13 JP JP2009004469A patent/JP5321884B2/ja not_active Expired - Fee Related
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