JP2000229016A - 簡易テーブル - Google Patents

簡易テーブル

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JP2000229016A
JP2000229016A JP11033928A JP3392899A JP2000229016A JP 2000229016 A JP2000229016 A JP 2000229016A JP 11033928 A JP11033928 A JP 11033928A JP 3392899 A JP3392899 A JP 3392899A JP 2000229016 A JP2000229016 A JP 2000229016A
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hook
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Hideo Suzuki
英雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペースにおいても場所をとらずに容易
に設置することができるとともに、持ち運びが容易で、
安定性に優れた簡易テーブルを提供する。 【解決手段】 長方形状の板である載置部1を、長方形
状の背面板3における表側の面に対して、蝶番12によ
って直交する方向に取り付ける。載置部1の底面に、直
角三角形状の支持板13を、蝶番14によって左右に二
つ設ける。背面板3における支持板2に対応する位置
に、支持板2の端部が嵌め合される嵌合溝31を形成す
る。背面板3の裏側の面に、金属パイプを枠状に加工
し、ベランダの手摺り5に合うコの字状に屈曲した引掛
部2を取り付ける。引掛部2の水平部分は、大径のパイ
プ内に、これよりも小径のパイプを、スライド移動可能
に挿通し伸縮自在とする。引掛部2の水平部分に、滑り
止め部材として、ゴム製のチューブ22を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、持ち運び可能な簡
易テーブルに係り、特に、例えばベランダ等の狭いスペ
ースでの使用に適した簡易テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】マンションやアパートなどのベランダに
おいて、外の景色を楽しんだり、日光浴をしたりするこ
とは、広く一般的に行われている。そして、ベランダに
は、椅子を常時設置しておくか、若しくは部屋の中から
持ち出して設置すれば、椅子に座ってくつろぐことがで
きるので、より快適となる。さらに、ベランダにテーブ
ルを設置することができれば、お茶やコーヒー、喫煙等
を楽しむ際にも大変便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テーブ
ルを使用しようとする度に、部屋の中から持ち出して設
置するのは、特に大きなテーブルの場合には、非常に面
倒である。このため、小形のテーブルを常時設置してお
くことも考えられるが、通常のマンションやアパートの
ベランダは、テーブルや椅子を常時設置しておくために
十分なスペースを有しているとは限らず、設置されたテ
ーブルや椅子が、日常のベランダ使用の邪魔になること
が多い。特にテーブルは、小形であっても安定した設置
のためにはある程度の床面積を占有する必要があるの
で、この問題は大きい。
【0004】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
狭いスペースにおいても場所をとらずに設置することが
できる簡易テーブルを提供することある。また、本発明
の第2の目的は、容易に設置でき、安定性に優れた簡易
テーブルを提供することにある。また、本発明の第3の
目的は、持ち運びや収納が容易な簡易テーブルを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明である簡易テーブルは、平面
を有する載置部に、手摺に引っ掛ける引掛部が設けられ
ていることを特徴とする。以上のような請求項1記載の
発明では、引掛部をベランダの手摺等に引掛けて、載置
部上にコーヒーカップ等を置くことによって、設置床面
積を不要としつつ、椅子に座ったユーザにとって適切な
高さで使用することができる。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の簡
易テーブルにおいて、前記引掛部は、前記手摺の厚さに
応じて伸縮自在に設けられていることを特徴とする。以
上のような請求項2記載の発明では、ベランダの手摺等
の厚さに合わせて引掛部を伸縮させることによって、異
なる手摺に対して常に安定した設置が可能となる。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の簡易テーブルにおいて、前記引掛部における
前記手摺側の面には、滑り止め部材が設けられているこ
とを特徴とする。以上のような請求項3記載の発明で
は、滑り止め部材によって、引掛部の滑りが防止される
ので、さらに安定した係留が可能となる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の簡易テーブルにおいて、前記載置部
は、水平位置と折り畳み位置との間で角度変更可能に設
けられていることを特徴とする。以上のような請求項4
記載の発明では、載置部を折り畳むことによって、持ち
運び時には嵩張らず、狭いスペースに収納できる。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の簡易テーブルにおいて、前記載置部
及び前記引掛部は、前記手摺の高さ方向に平行な背面板
に取り付けられていることを特徴とする。以上のような
請求項5記載の発明では、背面板によって引掛部を隠し
たり、背面板にデザインを施すことによって、見栄えを
向上させることができる。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の簡易テーブルにおいて、前記手摺の
高さ方向における前記載置部と前記引掛部との相対的な
位置が、可変に構成されていることを特徴とする。以上
のような請求項6記載の発明では、載置部と引掛部との
相対位置を変えることによって、引掛部に手摺を引掛け
た際の載置部の高さを調節することができるので、各ユ
ーザにとって最適の高さで使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(1)実施の形態の構成 請求項1〜5記載の発明に対応する一つの実施の形態
を、図1〜6を参照して以下に説明する。すなわち、本
実施の形態の簡易テーブルは、載置部1、引掛部2及び
背面板3によって構成されている。載置部1は略長方形
状であり、その上面には、カップA、グラスB等を載置
可能な平坦面1aが形成されている。この載置部1は、
図2に示すように、略長方形状の背面板3の表側の面
に、蝶番4によって取り付けられ、平坦面1aが水平方
向となる水平位置と、平坦面1aが背面板3に接する折
り畳み位置との間を回動可能に設けられている。載置部
1の横幅は、図1に示すように、背面板3よりも長く、
左右にはみ出しているが、このはみ出し部分には、後方
に突出した突出部1bが形成されている。
【0012】また、図2に示すように、載置部1の底面
には、直角三角形状の支持板5が設けられている。この
支持板5は、図3に示すように左右に2つ設けられ、蝶
番6によって載置部1に回動可能に取り付けられてい
る。そして、背面板3には、下方に回動した支持板5の
後端面が嵌め合される嵌合溝3aが形成されている。
【0013】一方、図1に示すように、背面板3の裏側
の面には、引掛部2が取り付けられている。この引掛部
2は、図4に示すように、金属パイプを枠状に加工した
部材であり、ベランダの囲いCの上部に設けられた手摺
Dに合うように、側面側から見てコの字状に屈曲されて
いる。そして、引掛部2の水平部分は、図5に示すよう
に、大径のパイプ2a内に、これよりも小径のパイプ2
bがスライド移動可能に挿通され、手摺Dの厚さに応じ
て伸縮自在な構造となっている。なお、大径のパイプ2
aには、ねじ穴2cが形成され、このねじ穴2cにビス
7をねじ込むことにより、小径のパイプ2bを固定でき
る構造となっている。さらに、大径のパイプ2aには、
図5に示すように、滑り止め部材としてのゴム製のチュ
ーブ24が装着されている。
【0014】また、背面板3における裏側の面の下部に
は、囲いC側に突出したスペーサ9が設けられている。
このスペーサ9は、囲いCの表面に当接するゴム製のス
トッパ部9aと、背面板3にねじ込まれたねじ付のシャ
フト部9bとを有し、シャフト部9bのねじ込み量の調
節によって、ストッパ部6aの突出量を変更可能に構成
されている。
【0015】(2)実施の形態の作用 以上のような本実施の形態を使用する際の手順を、以下
に説明する。すなわち、本実施の形態の簡易テーブル
は、収納時には、図6に示すように、載置部1及び支持
板5が折り畳まれた状態で収納されている。ユーザは、
図2及び図3に示すように、載置部1を下方に回動させ
て水平方向とする。そして、支持板5を左右に開き、そ
の後端部を背面板3の嵌合溝3aに嵌め合わせる。
【0016】次に、ユーザは、図2に示すように、引掛
部2のコの字状の部分を囲いCの手摺Dに引掛けること
により、簡易テーブルを係止する。このとき、引掛部2
の水平方向の長さが手摺Dの厚さよりも長過ぎたり短か
過ぎたりする場合には、ビス7を緩めた後に小径パイプ
2bをスライド移動させて適当な長さに調節し、再びビ
ス7を閉めて固定する。
【0017】また、図2に示すように、手摺Dが囲いC
の表面よりも内側へ出っ張っているために、手摺Dと背
面板3との間に一定の隙間ができる場合がある。かかる
場合には、スペーサ9のストッパ部9aが囲いCの表面
に当接するので、背面板3がふらつくことはない。な
お、ストッパ部9aの突出量が多すぎたり十分でないた
めに、載置部1が水平方向に保持されない場合には、シ
ャフト部9bのねじ込み量を変えることによって、スト
ッパ部9aの突出量を適切な量に調節する。
【0018】このような状態で、図1に示すように、ユ
ーザは載置部1の平坦面1aの上に、カップAやグラス
B等を乗せることによって、テーブルとして使用するこ
とができる。なお、使用後に再び収納する際には、引掛
部2を手摺Dから外し、支持板5を左右から閉じ、載置
部1を上方に回動させることによって、図6に示すよう
な折り畳み状態とする。
【0019】(3)実施の形態の効果 以上のような本実施の形態の効果は以下の通りである。
すなわち、ベランダの床に設置スペースを確保しなくと
も、テーブル利用が可能となる。従って、狭いスペース
であっても、場所をとらずに喫茶等を楽しむことができ
る。そして、手摺Dに引っ掛けるだけで設置できるの
で、床置き型のテーブルに比べて設置が容易となる。さ
らに、引掛部2を手摺Dに引っ掛けた場合に、水平方向
の載置部1の位置は、椅子に座ったユーザの手元付近と
なるので、ユーザが利用しやすい。
【0020】また、引掛部2は、手摺Dの厚さに応じて
長さを調節することができるので、異なるタイプのベラ
ンダであっても、常に安定した設置が可能となる。そし
て、引掛部2と手摺Dとの間には、滑り止め部材である
チューブ8が介在しているので、引掛部2の滑りが防止
されて載置部1がさらに安定する。さらに、囲いCと背
面板3との間に隙間があっても、スペーサ9によって背
面板3のふらつきを防止することができる。従って、ユ
ーザは載置部1上に安心して物を置き、くつろぐことが
できる。
【0021】また、載置部1及び支持板5が折り畳み可
能に設けられているので、持ち運び時にはコンパクトと
なって嵩張らず、収納スペースも節約できる。そして、
載置部1における背面板3からはみ出した部分には、突
出部1bが設けられているので、使用時には広い平坦面
1aを使用することができる。
【0022】また、背面板1によって、引掛部2が隠れ
るので、見栄えがよくなる。特に、載置部3の露出面3
bに、絵や彫刻を施すことによって、視覚的な楽しみを
向上させることができる。
【0023】(4)その他の実施の形態 本発明は、上記のような実施の形態に限定されるもので
はなく、各構成部材の大きさ、形状、数、材質、種類等
は適宜変更可能である。例えば、図7に示すように載置
部1の縁部1cを高くしたり、図8に示すように載置部
1の縁にフェンス10を設ける等によって、平坦面1a
に載った物の落下を防止することもできる。
【0024】また、図9に示すように、載置部1上にカ
ップAやグラスB等の載置物の底面に合わせた窪み1d
や突起1eを設けたり、図10に示すように、溝1fを
形成したりすることによって、平坦面1a上に載った物
の滑り落ちを防止することもできる。さらに、平坦面1
aの一部若しくは全部にゴムやスポンジ等の滑り止め用
のシートを張ることによって、載置物の滑り落ちを防止
することもできる。
【0025】また、図11に示すように、載置部1に引
き出し11を設ければ、小物を入れておくことができて
便利である。そして、平坦面1a上に灰皿を置いて喫煙
を楽しむことも可能であるが、載置部1に開閉式の灰皿
12を設ければ、灰や灰皿が風で飛ぶことが防止でき安
全である。
【0026】また、載置部1を水平に支持する構造とし
ては、上記の構造には限定されない。例えば、図12に
示すように、支持板5を背面板3側に開閉可能に設け、
載置部1の底面に、支持板5の上端面が嵌め合される嵌
合溝1gを形成することも可能である。かかる場合に
は、背面板3の内側に、畳まれた支持板5が収容される
収容部3cを形成すれば、支持板5が邪魔にならず、図
13に示すように、畳まれた載置部1によって支持板5
が隠されるので、きれいに収納できる。
【0027】また、載置部1を支持する構造として、2
本の直線状部材13a,13bによって構成された支持
アーム13を適用することもできる。この支持アームの
直線状部材13a,13bは、互いに回動可能に連結さ
れるとともに、その端部がそれぞれ載置部1と背面板3
に回動可能に取り付けられている。そして、一方の直線
状部材13bには、支持アーム9を伸張した時に、他方
の直線状部材13aの端部に当接するストッパ13cが
形成されている。これらの直線状部材9a,9bは、載
置板1を下方に回動して畳んだ時には、載置部1と背面
板3とにそれぞれ設けられた溝(図示せず)に収容され
て隠されている。そして、使用時には、ストッパ13c
に直線状部材13aの端部が当接するまで載置部1を起
こして支持アーム13を伸張させ、載置部1を水平位置
で保持する。収納時には、直線状部材13a,13bの
連結部分を手前に引いて軽く屈曲させた後、載置部1を
倒す。かかる実施の形態によれば、載置部1を支持する
ための構造が単純で折り畳み作業に手間がかからないの
で、使用開始や収納を素早く行うことができる。
【0028】また、図15に示すように、背面板3若し
くは載置部1に、長方形状の支持板5の一端を回動可能
に取り付け、載置部1若しくは背面板3に、支持板5の
他端が係止する係止部1h(溝若しくは突起)を設ける
ことによって、載置部1の支持構造を構成することも可
能である。かかる構成とすれば、載置部1の立ち上げ作
業や折り畳み作業を容易にすることができる。この場合
に、背面板3と支持板5の一端とを一体に且つ折り曲げ
可能に形成し、支持板5の他端を、載置部1側に設けた
係止部1hに係止させる構成としてもよい。また、支持
板5に持手となる突出部分や穴を設けたり、支持板5を
方形のフレーム形状とすれば、支持板5の開閉が容易と
なり、載置部1の立ち上げ作業や折り畳み作業をさらに
容易にすることができる。なお、図15と同様の支持構
造を実現するために、支持板5の代わりに、角柱形状の
部材、円柱形状の部材、棒状の部材等のどのような形状
のものを用いてもよいし、その数や材質も後述の通り自
由である。
【0029】また、載置部1を下方から支持するのでは
なく、図16及び図17に示すように、チェーン15、
支持アーム13、その他、紐、布、ワイヤ等によって、
載置部1を吊り下げ支持する構成とすることも可能であ
る。
【0030】また、背面板3の露出面3cに、写真や絵
を貼付したり、はめ込んだりできるパネルを設ければ、
写真や絵を楽しむことができる。この場合に、時々写真
や絵を変えることによって、飽きの来ないデザインのテ
ーブルとすることができる。さらに、露出面3cに、テ
レビやコンピュータ用のディスプレイを取り付ければ、
画像情報を楽しむことができる。
【0031】また、引掛部2の形状は、上記の実施の形
態に限定されるものではない。例えば、図18に示すよ
うに、引掛部2を断面がL字状の係止部2d及び支持部
2eによって構成することも可能である。この実施の形
態では、支持部2e内に係止部2dがスライド移動可能
に挿通されるとともに、支持部2eと係止部2dとの間
に設けられたスプリング16によって、支持部2eが背
面板3側に付勢されている。そして、ユーザが引掛部2
を手摺Dに引っ掛ける際には、係止部2dの先端を手摺
Dの角に掛けて、スプリング16の付勢力に抗して手前
に引き延ばしながら、図19に示すような状態とする。
かかる実施の形態によれば、ユーザが引掛部2の長さを
調節することなく、自動的に手摺Dに適合させることが
できるので、さらに容易に安定した設置が可能となる。
【0032】また、図20に示すように、引掛部2をフ
レキシブルパイプや自由に屈曲可能な針金等によって構
成すれば、手摺部分の形状に合わせて最適の係留形状と
することができて安定するとともに、収納時や持ち運び
時に便利となる。図21に示すように、引掛部2を折り
畳み式としても、収納や持ち運びに便利となる。そし
て、図22に示すように、引掛部2を、手摺Dに引掛け
るフック2gとこれを背面板3若しくは載置部1に連結
する紐2hや鎖等によって構成すれば、さらに持ち運び
や収納に便利である。なお、引掛部2の形状は、図23
に示すように、L字状であってもよい。
【0033】また、引掛部2に設けられた滑り止め用の
部材は、チューブ8には限定されず、手摺Dに当接する
側に設けたゴム片やスポンジ片であってもよい。滑り止
め用の部材の取り付け位置も、引掛部2の水平部分には
限定されず、垂直部分に設けても、引掛部2の全長に亘
る長さに設けてもよい。
【0034】また、請求項6記載の発明に対応する実施
の形態として、引掛部2と載置部1との相対的な位置を
変更可能に構成することも可能である。例えば、図24
に示すように、引掛部2を背面板3に固定ねじ17によ
り固定可能に設け、ねじ穴3dを複数設けることによっ
て、引掛部2の背面板3に対する固定位置を変更できる
ように構成すれば、ユーザの好みに応じて載置部1の高
さを変えることができて便利である。なお、載置部1を
背面板3に対して上下に移動可能に設けることによって
も同様の効果が得られる。
【0035】また、載置部1の形状は、上面にカップ等
を載置可能であれば、必ずしも長方形状である必要はな
い。支持板5の形状も、載置部1と背面板3の支持がで
きれば、三角形には限定されない。背面板3の形状も、
長方形状には限定されない。従って、載置部1、支持板
5及び背面板3は、正方形、円形、楕円形、扇形、その
他の動物、植物、キャラクター、マーク等を象った特殊
な形状であってもよい。さらに、載置部1は板状には限
定されない。
【0036】また、上記の実施の形態を、より単純な構
成とすることも可能である。例えば、載置部1を折り畳
み式とすることなく、背面板3に対して直交する方向に
固定する形式にすれば、折り畳み式の支持構造を省略で
きる。引掛部2を伸縮自在の構成としないことも可能で
ある。また、図25に示すように、背面板3を省略し
て、引掛部2が載置部1に直接取り付けられた構成とし
てもよい。その他、突出部1b、スペーサ9、チューブ
8等を省略することもできる。
【0037】また、引掛部2、載置部1、支持板5や支
持アーム9は、複数設けることもできる。例えば、載置
部1を多数他段に設けることによって、載置面積を増加
させることができる。また、引掛部2、支持板5、支持
アーム9等を多数設けることによって、支持をより安定
させることができる。さらに、図25及び図26に示す
ように、載置部1、引掛部2及び背面板3の少なくとも
一つに、把持用穴18を形成したり、ハンドル19を設
けたりすれば、持ち運びに便利となる。
【0038】また、上記の各構成部材の材質は、木製、
金属製、人工樹脂、ガラス、セラミック製等のどのよう
なものであってもよい。例えば、図27に示すように、
載置部1をフレーム20に布、キャンバス、ビニール、
藤製等のシート21を張ったものによって構成してもよ
い。そして、各構成部材の取り付けは、ねじ止めには限
定されず、釘や接着剤等によって固定してもよく、一体
成形で構成することも可能である。
【0039】また、各構成部材を互いに着脱自在に構成
することも可能である。例えば、図29に示すように、
止め具や多段の穴(一段でもよい)等によって引掛部2
を背面板3に対して着脱自在に、且つ差し込む穴を変え
ることによって高さを変更可能に設けたり、図30に示
すように、引掛部2を囲い形状の保持具にに対して抜き
差し自在に、且つ高さを変更可能に設けたりすることも
可能である。なお、図30における引掛部2の固定は、
保持具若しくは引掛部2に滑り止め用のゴムを張った
り、互いに係合する溝を形成したり、ネジ止めしたりす
ること等によって行うことが考えられる。
【0040】また、本発明の引掛部2を引っ掛ける箇所
は、ベランダの手摺には限定されない。例えば、屋上の
手摺、壁面の上縁、金網、窓枠など、手摺と近似した箇
所であれば、どのような箇所であっても引っ掛けて使用
することができる。また、図31に示すように、手摺D
の構造が、囲いCの壁状部分の上面とこれに沿って設け
られた棒状部材とによって形成されているものである場
合には、引掛部2を棒状の部分に直接引掛けて使用して
もよいが、壁状部分の上部に引掛けて使用してもよい。
【0041】なお、幼児が載置部1を踏み台として登る
ことを防止するために、載置部1の支持構造や引掛部2
の取付構造の強度を調節して、幼児の体重程度のものが
載置部1上に乗った場合に、載置部1が水平方向に倒れ
たり、引掛部2が外れたりする構造とすれば、安全性を
確保することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、狭いスペ
ースにおいても場所をとらずに容易に設置することがで
きるとともに、安定性に優れ、持ち運びや収納が容易な
簡易テーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の実施の形態の右側面図である。
【図3】図1の実施の形態の部分正面図である。
【図4】図1の実施の形態の引掛部を示す斜視図であ
る。
【図5】図1の実施の形態の引掛部の水平部分を示す拡
大図である。
【図6】図1の実施の形態を折り畳んだ状態を示す斜視
図である。
【図7】本発明の他の実施の形態における縁部を高くし
た載置部を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施の形態における縁にフェンス
を設けた載置部を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の実施の形態における水平面に窪み
や突起を設けた載置部を示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施の形態における水平面に溝
を形成した載置部を示す斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態における引き出し及
び灰皿を設けた載置部を示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施の形態における収納型の載
置部支持構造を示す斜視図である。
【図13】図12の実施の形態における折り畳み状態を
示す斜視図である。
【図14】本発明の他の実施の形態における支持アーム
を示す側面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態における支持板によ
る支持例を示す側面図である。
【図16】本発明の他の実施の形態におけるチェーン吊
り下げ型の載置部を示す側面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態における支持アーム
による吊り下げ型の載置部を示す側面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態におけるスプリング
内蔵型の引掛部を示す側面図である。
【図19】図18の側面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態におけるフレキシブ
ルな引掛部を示す斜視図である。
【図21】本発明の他の実施の形態における折り畳み式
の引掛部を示す斜視図である。
【図22】本発明の他の実施の形態における紐釣り式の
引掛部を示す斜視図である。
【図23】本発明の他の実施の形態におけるL字形の引
掛部を示す側面図である。
【図24】本発明の他の実施の形態における引掛部の取
り付け構造を示す斜視図である。
【図25】本発明の他の実施の形態における背面板を省
略したものを示す斜視図である。
【図26】本発明の他の実施の形態における把持用穴付
の背面板を示す斜視図である。
【図27】本発明の他の実施の形態におけるハンドル付
の背面板を示す斜視図である。
【図28】本発明の他の実施の形態におけるシート張り
の載置部を示す斜視図である。
【図29】本発明の他の実施の形態における引掛部の着
脱構造を示す斜視図である。
【図30】本発明の他の実施の形態における引掛部の着
脱構造を示す斜視図である。
【図31】本発明の実施の形態における引掛部の引っ掛
け位置の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1…載置部 1a…平坦面 1b…突出部 1c…縁部 1d…窪み 1e…突起 1f…溝 1h…係止部 2…引掛部 2a…大径パイプ 2b…小径パイプ 2c,3c…ねじ穴 2d…係止部 2e…支持部 3…背面板 3a,1g…嵌合溝 3b…露出面 4,6…蝶番 5,14…支持板 7…ビス 8…チューブ 9…スペーサ 9a…ストッパ部 9b…シャフト部 10…フェンス 11…引き出し 12…灰皿 13…支持アーム 13a,13b…直線状部材 13c…ストッパ 15…チェーン 16…スプリング 17…固定ねじ 18…把持用穴 19… A…カップ B…グラス C…囲い D…手摺

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面を有する載置部に、手摺に引っ掛け
    る引掛部が設けられていることを特徴とする簡易テーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記引掛部は、前記手摺の厚さに応じて
    伸縮自在に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の簡易テーブル。
  3. 【請求項3】 前記引掛部における前記手摺側の面に
    は、滑り止め部材が設けられていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の簡易テーブル。
  4. 【請求項4】 前記載置部は、水平位置と折り畳み位置
    との間で角度変更可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の簡易テーブル。
  5. 【請求項5】 前記載置部及び前記引掛部は、前記手摺
    の高さ方向に平行な背面板に取り付けられていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の簡易テ
    ーブル。
  6. 【請求項6】 前記手摺の高さ方向における前記載置部
    と前記引掛部との相対的な位置が、可変に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の簡易テーブル。
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