JP2010162925A - 車両用デッキボード - Google Patents

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Abstract

【課題】棚部として使用しているときに棚部からの物品の落下を防止することのできる車両用デッキボードを提供する。また、棚部として使用する際の組立作業が簡単になる車両用デッキボードを提供する。
【解決手段】本発明は、車両30の荷室32の床部に設置される車両用デッキボード10であって、第1ボード12aと、一方の端部が第1ボード12aの端部に対して連結部14を介して連結されている第2ボード12bとを備え、第2ボード12bは、連結部14よりも第1ボード12a側に向けて突出する突出部16を有しており、一方の端部を上側として第2ボード12bを略垂直に立ち上げたときに、第1ボード12aが略水平に配置されるとともに、突出部16が第1ボード12aの上面から上方に突出することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードに関する。
従来、車両の荷室の床部に設置されるデッキボードに関する技術として、下記特許文献1、2に記載された技術が知られている。
特許文献1には、荷室床面に設置されたトランクボードを前部ボードと後部ボードに分割構成するとともに、後席シートバックの背面と前部ボードと後部ボードとで前後下面を囲われた棚部を形成できるように構成した自動車の後部荷室構造が記載されている。この構造によれば、棚部に載置された物品の落下を後部ボードによって阻止することが可能である。
しかしながら、トランクボードを棚部として使用するときには、前部ボードと後部ボードを狭い荷室内で組み立てなければならないために、組立作業が極めて面倒であるという問題があった。
特許文献2には、前側の分割ボードを立ち上げつつ後側の分割ボードを棚状に水平配置可能とした自動車用フロアボード構造において、後側の分割ボードに下方に凹む凹部を形成するとともに、その凹部の底部をネット材によって構成した自動車用フロアボード構造が記載されている。この構造によれば、棚部には下方に凹む凹部(ネット材)が形成されているために、この凹部によって棚部に載置された物品の落下を防止することが可能である。
しかしながら、フロアボードを荷室の床面に敷設して使用するときには、ネット材は重い物品を載せるためには不向きであり、そのネット材を覆うための別体のボード材が必要になるという問題があった。また、フロアボードを棚部として使用するためには複数回の操作が必要であり、組立作業が極めて面倒であるという問題があった。
特許第3861732号公報 特開2008−87503号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであって、棚部として使用しているときに棚部からの物品の落下を防止することのできる車両用デッキボードを提供することを目的とする。また、棚部として使用する際の組立作業が簡単になる車両用デッキボードを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段は、以下の発明である。
本発明は、車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードであって、第1ボードと、一方の端部が前記第1ボードの端部に対して連結部を介して連結されている第2ボードとを備え、前記第2ボードは、前記連結部よりも前記第1ボード側に向けて突出する突出部を有しており、前記一方の端部を上側として前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードが略水平に配置されるとともに、前記突出部が前記第1ボードの上面から上方に突出することを特徴とする車両用デッキボードである。
本発明によれば、第2ボードを略垂直に立ち上げることによって、第1ボードを略水平な棚部として使用することが可能であり、第1ボードを棚部として使用する際の組立作業が極めて簡単になる。また、第1ボードを棚部として使用する際には、第1ボードの上面から上方に突出する突出部によって物品の落下を防止することが可能となる。
本発明において、前記突出部は、前記第2ボードに一体に形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、第1ボードからの物品の落下を防止するための別体の落下防止部材を準備する必要がなくなるために、部品点数を削減することが可能となる。
本発明において、前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードの下面が、前記第2ボードに裏面に一体に形成された支持部によって支持される構成とするのが好ましい。
このような構成によれば、第1ボードの下面を支持するための別体の支持部材を準備する必要がなくなるために、部品点数を削減することが可能となる。
本発明において、前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記突出部が存在していた部分に形成された孔部が、前記第2ボードの裏面に設けられた孔塞ぎ部によって塞がれる構成とするのが好ましい。
このような構成によれば、第1ボードの後端側における突出部が存在していた部分に形成された孔部を孔塞ぎ部によって塞ぐことが可能であり、第1ボードの上面を見たときの見た目を良くすることが可能となる。
本発明において、前記第1ボードには、前記突出部に手を引っかけるための凹部が形成されることが好ましい。
このような構成によれば、突出部に手を引っかけることで第2ボードを略垂直に立ち上げるための取っ手として使用することが可能となる。
本発明によれば、棚部として使用しているときに棚部からの物品の落下を防止することが可能な車両用デッキボードを提供することができる。また、棚部として使用する際の組立作業が簡単になる車両用デッキボードを提供することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、前方側というのは車両前方側のことであり、後方側というのは車両後方側のことである。
図1は、本実施形態のデッキボード10の斜視図であり、デッキボード10が車両30の荷室32の床部に設置された状態を示している。図2は、同じくデッキボード10の斜視図であり、後方側に配置した第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態を示している。図3及び図4は、図1に示すデッキボード10のA−A線に対応する断面図であり、デッキボード10が荷室32の床部に設置された状態及び第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態をそれぞれ示している。図5及び図6は、図1に示すデッキボード10のB−B線に対応する断面図であり、デッキボード10が荷室32の床部に設置された状態及び第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態をそれぞれ示している。
図1〜図6に示すように、車両30のリアシート34の後方側は荷室32となっており、その荷室32の床部にはアンダートレイ40が埋め込み状に設置されている。アンダートレイ40は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料によって形成された深底の箱状部材であり、このアンダートレイ40の内部には、例えば車載工具などの各種物品を収納することが可能となっている。本実施形態のデッキボード10は、車両30の荷室32の床部に設置されることで当該荷室の床面として使用することが可能である。また、本実施形態のデッキボード10は、アンダートレイ40の上部を覆うための蓋としても使用することが可能である。
デッキボード10は、前方側に配置された第1ボード12aと、後方側に配置された第2ボード12bを備えている。第1ボード12a及び第2ボード12bは、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂材料によって板状に形成されており、リアシート34とほぼ同幅の略長方形状をなしている。第2ボード12bの前端部(本発明の「一方の端部」の一例)は、第1ボード12aの後端部に対して連結部14を介して連結されている。連結部14は、第1ボード12a及び第2ボード12bと一体に形成された薄肉のインテグラルヒンジによって構成されている。このため、デッキボード10は折り曲げ可能に構成されており、第1ボード12a及び第2ボード12bの上面がほぼ平坦になるように配置した図1の状態(フラット状態)と、第1ボード12a及び第2ボード12bが略直角をなすように配置した図2の状態(折り曲げ状態)をとることができるようになっている。
図1に示すように、第2ボード12bは、連結部14よりも第1ボード12a側に向けて突出した2つの突出部16を有している。突出部16は、第2ボード12bの前端部に対して一体に形成された板状部材からなり、第1ボード12a側に向けて平面視略コの字型に突出した形状を有している。2つの突出部16は、第2ボード12bの前端部に対して車幅方向に離れた位置に形成されている。
図2に示すように、第2ボード12bの裏面には、第2ボード12bを略垂直に立ち上げたときに前述した突出部16が存在していた部分に形成される孔部18を塞ぐことのできる孔塞ぎ部20が設けられている。孔塞ぎ部20は、第2ボード12bの裏面に一体に形成された板状部材からなり、前述した突出部16と略直角をなすように形成されている(図3参照)。孔塞ぎ部20は、第2ボード12bの前端部に沿って形成されており、車幅方向における2つの突出部16に対応する位置にそれぞれ形成されている。
また、第2ボード12bの裏面には、第2ボード12bを略垂直に立ち上げたときに第1ボード12aの下面を支持することのできる支持部22が設けられている。支持部22は、第2ボード12bの裏面に一体に形成された板状部材からなり、第2ボード12bと略直角をなすように形成されている(図5参照)。支持部22は、第2ボード12bの前端部における突出部16が存在していない範囲に亘って形成されている。
図1に示すように、第2ボード12bの上面には略U字型の取っ手24が取り付けられており、車両30の荷室32の後方に立ったユーザーはこの取っ手24を手でつかむことによって第2ボード12bの前端部を上方に持ち上げることが可能となっている。
第2ボード12bを略垂直に立ち上げるためには、まず、第2ボード12bの上面に取り付けられた取っ手24を手でつかむことによって、第2ボード12bの前端部(本発明でいう一方の端部)を上方に持ち上げる。つぎに、第2ボード12bの後端側の左右両縁部を、アンダートレイ40の左右両側壁部の内壁面に形成されている縦溝部42(図2参照)に上方から差し込む。これにより、第2ボード12bを略垂直に立ち上げた状態で保持することができる。
第2ボード12bを略垂直に立ち上げたときには、第1ボード12aは略水平となって棚状に配置されている一方、第2ボード12bは第1ボード12aの後端部を下方から支持する脚部となっている。このため、第1ボード12aの上面に物品を載置することが可能となり、第1ボード12aの上面を略水平な棚部として使用することが可能となる。
第1ボード12aの上面に物品を載置したときには、第1ボード12aの上面から突出部16が上方に突出しているために、この突出部16によって物品が車両後方側へ落下することを防止することができる。特に、突出部16は、第1ボード12aの後端部から上方に向かって突出しているために、第1ボード12aの上面に載置された物品が車両発進時の慣性力を受けることで車両後方側へ落下することを効果的に防止できるようになっている。
第2ボード12bを略垂直に立ち上げたときには、突出部16が第1ボード12aの上面から上方に突出するため、第1ボード12aの後端側における突出部16が存在していた部分には孔部18が形成される。この孔部18は、第2ボード12bの裏面に形成された孔塞ぎ部20によって塞がれる。このため、第1ボード12aの上面に孔部18が露出することによって第1ボード12aの見栄えが悪化することを防止することができる。また、第1ボード12aの上面に小さい物品を載せたときなどに、その物品が孔部18から落下することを防止することができる。
なお、第1ボード12aの上面には、前方側、後方側いずれからも物品を載置することが可能である。すなわち、リアシート34側から第1ボード12aの上面に物品を載置することもできるし、荷室32の後方側から第1ボード12aの上面に物品を載置することもできる。
また、図7に示すように、リアシート34側から第1ボード12aの前端部を上方に持ち上げることによって、リアシート34の背面及び第2ボード12bの前面によって仕切られた空間Sを、いわゆるシークレットボックス(車室外から見えにくい収納ボックス)として使用することも可能である。
また、第2ボード12bを略垂直に立ち上げた状態において、第1ボード12aの後端部から上方に向かって突出している突出部16にレジ袋などの取っ手を引っかけてぶら下げておくことも可能である。つまり、突出部16を、いわゆるコンビニフックとして使用することも可能である。
以上説明したように、本実施形態のデッキボード10によれば、第2ボード12bを略垂直に立ち上げるだけで、第1ボード12aを略水平な棚部として使用することが可能となる。このため、第1ボード12a及び第2ボード12bが別体で構成されている従来のデッキボードと比較すると、第1ボード12aを棚部として使用する際の組立作業が極めて簡単になる。
また、本実施形態のデッキボード10によれば、突出部16によって第1ボード12aの上面に載置された物品の落下を防止することができる。突出部16は、第2ボード12bに対して一体に形成されているために、部品点数を増加させることなく第1ボード12aからの物品の落下を防止することが可能となる。
また、本実施形態のデッキボード10によれば、第2ボード12bを略垂直に立ち上げたときに、第1ボード12aの下面を、支持部22によって下方から支持することができる。支持部22は、第2ボード12bの裏面に対して一体に形成されているために、部品点数を増加させることなく第1ボード12aを支持することが可能となる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について図8、図9を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、第2実施形態のデッキボード50の斜視図であり、デッキボード50が車両30の荷室32の床部に設置された状態を示している。図9は、同じくデッキボード50の斜視図であり、後方側に配置した第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態を示している。
図8、図9に示すように、第2実施形態のデッキボード50においては、第1実施形態のデッキボード10とは異なり、第2ボード12bの前端部に対して3つの突出部52a〜52cが一体に形成されている。すなわち、第2ボード12bの前端部には、左側に突出部52aが形成されており、中央に突出部52bが形成されており、右側に突出部52cが形成されている。また、第1ボード12aの上面には、中央の突出部52bの前端部に対して手を引っかけるための凹部54が形成されている。
第2実施形態のデッキボード50によれば、第1ボード12aの上面には凹部54が形成されているために、中央の突出部52bに手を引っかけることが容易である。このため、中央の突出部52bに手を引っかけることで取っ手として使用することが可能であり、第2ボード12bの前端部を容易に上方に持ち上げることが可能である。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態について図10〜図12を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図10は、第3実施形態のデッキボード60の斜視図であり、デッキボード60が車両30の荷室32の床部に設置された状態を示している。図11は、同じくデッキボード60の斜視図であり、後方側に配置した第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態を示している。図12は、デッキボード60の断面図であり、第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態を示している。
図10〜図12に示すように、第3実施形態のデッキボード60においては、第1実施形態のデッキボード10とは異なり、突出部62が第2ボード12bと一体に形成されておらず、突出部62が第2ボード12bとは別体の部材で構成されている。具体的には、突出部62は、鉄やアルミニウム等の金属材料やポリプロピレン等の合成樹脂材料などによって形成されており、略U字型の薄板状の部材で構成されている。
図10に示すように、突出部62は、第2ボード12bの上面に対してビス留めや溶着、リベット留め等によって固定されている。突出部62は、第1ボード12aの上面に凹状に形成された溝部64に嵌り込んだ状態となっている。また、第1ボード12aの上面には、突出部62に手を引っかけるための凹部66が形成されている。
第3実施形態のデッキボード60によれば、突出部62が略U字型の部材で構成されているために、突出部62を取っ手として使用することが可能である。また、デッキボード60を荷室32の床部に設置した状態において、突出部62は第1ボード12aの上面に形成された溝部64に嵌り込んでいるために、デッキボード60の上面を平坦な状態にすることが可能である。また、第1ボード12aの上面には凹部66が形成されているために、突出部62に手を引っかけることで第2ボード12bの前端部を容易に上方に持ち上げることが可能である。
<第4実施形態>
以下、本発明の第4実施形態について図13、図14を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
第4実施形態は、第1実施形態とは異なり、第1ボード12aと第2ボード12bを車幅方向に配置したものである。図13は、デッキボード70の斜視図であり、車幅方向略中央において第2ボード12bが略垂直に立ち上げられた状態(折り曲げ状態)を示している。図14は、同じくデッキボード70の斜視図であり、デッキボード70が車両30の荷室32の床部に設置された状態(フラット状態)を示している。
デッキボード70がフラット状態にあるときには、図14に示すように、第2ボード12bの左端部(本発明の「一方の端部」の一例)は、第1ボード12aの右端部に対して連結部14を介して連結されている。一方、デッキボード70が折り曲げ状態にあるときには、図13に示すように、第2ボード12bは、車幅方向略中央において略垂直に立ち上げられた状態となる。このとき、第1ボード12aは車幅方向左側において略水平となって棚状に配置されている。なお、取っ手24は、第1実施形態とは異なり、第1ボード12aの上面に取り付けられている。
本実施形態のデッキボード70によれば、第2ボード12bを略垂直に立ち上げるだけで、荷室32を車幅方向に区画することができ、さらに第1ボード12aを略水平な棚部として使用することが可能となる。このため、荷室32において第1ボード12aが設置されていない空間には、丈の高い物品を積載することができる。一方、比較的丈の低い物品については、第1ボード12aの上面に載置したり、第1ボード12aの下側に形成されるシークレットボックス(車室外から見えにくい収納ボックス)内に収容したりすることもできる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1ボード12aと第2ボード12bがインテグラルヒンジ(連結部14)によって折り曲げ可能に連結されている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、第1ボード12aと第2ボード12bをヒンジ金具によって折り曲げ可能に連結してもよい。あるいは、第1ボード12a及び第2ボード12bを表皮によって被覆するとともに、この表皮によって第1ボード12aと第2ボード12aを折り曲げ可能に連結してもよい。
(2)上記実施形態では、突出部16の形状が平面視略コの字型である例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、突出部16が第1ボード12a側に向けて半円形状に突出する形状であってもよい。
(3)上記実施形態では、第2ボード12bの前端部に対して2つの突出部16が形成されている例を示したが、突出部16は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
(4)第1実施形態では、第1ボード12aの下面を支持する手段が支持部22のみである例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、図13に示すように、荷室32の側壁に第1ボード12aの下面を支持する支持部35を設けてもよいし、あるいはリアシート34の背面に支持部を設けてもよい。
第1実施形態のデッキボードの斜視図であり、デッキボードが車両の荷室の床部に設置された状態を示している。 第1実施形態のデッキボードの斜視図であり、後方側に配置した第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 図1に示すデッキボードのA−A線に対応する断面図であり、デッキボードが荷室の床部に設置された状態を示している。 図1に示すデッキボードのA−A線に対応する断面図であり、第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 図1に示すデッキボードのB−B線に対応する断面図であり、デッキボードが荷室の床部に設置された状態を示している。 図1に示すデッキボードのB−B線に対応する断面図であり、第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 リアシート側から第1ボードの前端部を上方に持ち上げた状態を示す断面図である。 第2実施形態のデッキボードの斜視図であり、デッキボードが車両の荷室の床部に設置された状態を示している。 第2実施形態のデッキボードの斜視図であり、後方側に配置した第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 第3実施形態のデッキボードの斜視図であり、デッキボードが車両の荷室の床部に設置された状態を示している。 第3実施形態のデッキボードの斜視図であり、後方側に配置した第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 第3実施形態のデッキボードの断面図であり、第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 第4実施形態のデッキボードの斜視図であり、車幅方向略中央において第2ボードが略垂直に立ち上げられた状態を示している。 第4実施形態のデッキボードの斜視図であり、第1ボードと第2ボードが車幅方向に配置された状態で、かつ、デッキボードが車両の荷室の床部に設置された状態を示している。
10、50、60、70…デッキボード
12b…第1ボード
12b…第2ボード
14…連結部
16、52a、52b、52c、62…突出部
18…孔部
20…孔塞ぎ部
22…支持部
30…車両
32…荷室
54、66…凹部

Claims (5)

  1. 車両の荷室の床部に設置される車両用デッキボードであって、
    第1ボードと、
    一方の端部が前記第1ボードの端部に対して連結部を介して連結されている第2ボードとを備え、
    前記第2ボードは、前記連結部よりも前記第1ボード側に向けて突出する突出部を有しており、
    前記一方の端部を上側として前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードが略水平に配置されるとともに、前記突出部が前記第1ボードの上面から上方に突出することを特徴とする車両用デッキボード。
  2. 請求項1に記載の車両用デッキボードであって、
    前記突出部は、前記第2ボードに一体に形成されていることを特徴とする車両用デッキボード。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用デッキボードであって、
    前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記第1ボードの下面が、前記第2ボードの裏面に一体に形成された支持部によって支持されることを特徴とする車両用デッキボード。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の車両用デッキボードであって、
    前記第2ボードを略垂直に立ち上げたときに、前記突出部が存在していた部分に形成された孔部が、前記第2ボードの裏面に設けられた孔塞ぎ部によって塞がれることを特徴とする車両用デッキボード。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の車両用デッキボードであって、
    前記第1ボードには、前記突出部に手を引っかけるための凹部が形成されていることを特徴とする車両用デッキボード。
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