JP2011116190A - ラゲッジボードの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラゲッジボードの側縁部の上方への浮き上がりを防止するとともに、ラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止する。
【解決手段】車両後部の荷室10の床部14には、ラゲッジボード16が取り付けられている。荷室10の側壁にはサイドトリム12が取り付けられている。サイドトリム12には、ラゲッジボード16の側縁部28の上方への浮き上がりを防止するガイド溝20が設けられている。また、サイドトリム12には、ラゲッジボード16の車両前後方向への移動を防止する突起部26が設けられている。ラゲッジボード16の側縁部28には、突起部26に係合可能な凹部30が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】車両後部の荷室10の床部14には、ラゲッジボード16が取り付けられている。荷室10の側壁にはサイドトリム12が取り付けられている。サイドトリム12には、ラゲッジボード16の側縁部28の上方への浮き上がりを防止するガイド溝20が設けられている。また、サイドトリム12には、ラゲッジボード16の車両前後方向への移動を防止する突起部26が設けられている。ラゲッジボード16の側縁部28には、突起部26に係合可能な凹部30が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両後部の荷室の床部に取り付けられるラゲッジボードの取付構造に関する。
車両後部の荷室の床部には、合成樹脂などによって板状に形成されたラゲッジボードが取り付けられる場合がある。このラゲッジボードは、荷室の床部の下方に設けられているスペアタイヤや工具などを収納するための物品収納ボックスの上蓋としても用いられる。
ところで、従来のラゲッジボードでは、ラゲッジボードの上面の中央部付近に重い荷物などを載せたときに、ラゲッジボードの周縁部が上方に浮き上がってしまうという問題があった。このような問題は、合成樹脂によって形成された板状部材の上面に長期的に荷重を作用させたときに生ずる現象として一般的に知られており、「クリープ現象」と呼ばれている。
また、従来のラゲッジボードでは、車両の走行中などに車両の振動によってラゲッジボードが車両前後方向に移動してしまい、物品収納ボックスの上方がラゲッジボードによって覆われていない状態となってしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、従来、特許文献1、2に記載されたラゲッジボードが提案されている。
特許文献1に記載のラゲッジボードは、ラゲッジボードの後端部が、車両のバックドアによって上方から押さえつけられている。これにより、ラゲッジボードの後端部が上方へ浮き上がることが防止されている。
特許文献2に記載のラゲッジボードは、ラゲッジボードの前端部が、クオータートリムに形成された被係合部に対して差し込まれている。これにより、ラゲッジボードの前端部が上方へ浮き上がることが防止されている。
しかしながら、上記した従来技術では、ラゲッジボードの左右の両側縁部の上方への浮き上がりを防止することができない。また、ラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止することもできない。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであって、ラゲッジボードの側縁部の上方への浮き上がりを防止するとともに、ラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止することを目的とする。
本発明は、車両後部の荷室の床部に取り付けられるラゲッジボードの取付構造であって、前記荷室の側壁にはサイドトリムが取り付けられており、前記サイドトリムには、前記ラゲッジボードの側縁部の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部、及び、前記ラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止する移動防止部が設けられていることを特徴とするラゲッジボードの取付構造である。
本発明によれば、浮き上がり防止部によってラゲッジボードの側縁部の上方への浮き上がりを防止することができる。また、移動防止部によってラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止することができる。
本発明において、前記浮き上がり防止部は、車両前後方向に延びるガイド溝であることが好ましい。
このような構成によれば、ラゲッジボードの側縁部の浮き上がりを、ガイド溝によって防止することができるだけでなく、ラゲッジボードをガイド溝によって車両前後方向にガイドすることが可能であるために、ラゲッジボードを車両の荷室の床部に簡単に取り付けることが可能となる。
このような構成によれば、ラゲッジボードの側縁部の浮き上がりを、ガイド溝によって防止することができるだけでなく、ラゲッジボードをガイド溝によって車両前後方向にガイドすることが可能であるために、ラゲッジボードを車両の荷室の床部に簡単に取り付けることが可能となる。
本発明において、前記移動防止部は、前記ガイド溝の内側に設けられた突起部であり、前記ラゲッジボードの側縁部には、前記突起部に係合可能な凹部が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、ラゲッジボードの側縁部に設けられた凹部をガイド溝の内側に形成された突起部に係合させることによって、ラゲッジボードの車両前後方向への移動をより確実に防止することが可能となる。
このような構成によれば、ラゲッジボードの側縁部に設けられた凹部をガイド溝の内側に形成された突起部に係合させることによって、ラゲッジボードの車両前後方向への移動をより確実に防止することが可能となる。
本発明において、前記突起部に対して、車両前後方向に延びる細線状の溝部あるいは切り込みが形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、ガイド溝の内側にラゲッジボードの側縁部を挿入したときに、細線状の溝部を起点として突起部を容易に変形させることが可能であり、突起部を荷室の室外側に向かって退避させることが可能となる。したがって、ラゲッジボードの側縁部をガイド溝の内側に容易に挿入することが可能となる。
このような構成によれば、ガイド溝の内側にラゲッジボードの側縁部を挿入したときに、細線状の溝部を起点として突起部を容易に変形させることが可能であり、突起部を荷室の室外側に向かって退避させることが可能となる。したがって、ラゲッジボードの側縁部をガイド溝の内側に容易に挿入することが可能となる。
本発明によれば、ラゲッジボードの側縁部の上方への浮き上がりを防止することが可能になるとともに、ラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止することが可能になる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、車両の後部に設けられた荷室10の内部を示す斜視図である。図1に示すように、車両の後部には、大きめの荷物などを収容することのできる荷室10が設けられている。荷室10の形状は、車両のホイールベースに相当する部分が荷室10の室内側に向かってせり出しているために、車両前方側の幅が小さくなっており、車両後方側の幅が大きくなっている。また、車両の後部には、この荷室10の上方を覆うための図示しないバックドアが設けられている。車両の乗員はこのバックドアを開閉することによって、荷室10の内部に収容されている荷物を取り出すことが可能となっている。
以下、本発明の実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、車両の後部に設けられた荷室10の内部を示す斜視図である。図1に示すように、車両の後部には、大きめの荷物などを収容することのできる荷室10が設けられている。荷室10の形状は、車両のホイールベースに相当する部分が荷室10の室内側に向かってせり出しているために、車両前方側の幅が小さくなっており、車両後方側の幅が大きくなっている。また、車両の後部には、この荷室10の上方を覆うための図示しないバックドアが設けられている。車両の乗員はこのバックドアを開閉することによって、荷室10の内部に収容されている荷物を取り出すことが可能となっている。
荷室10の左右の側壁には、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂材料によって形成されたサイドトリム12が取り付けられている。サイドトリム12は、荷室10の側壁を構成している金属製のパネルの内面に対して、合成樹脂製のクリップなどによって取り付けられている。サイドトリム12は、荷室10の内壁面を保護したり、荷室10に収容されている荷物などを保護したり、荷室10の内部の意匠性を高めるために取り付けられている。
図2は、荷室10の床部14の平面図である。図2において、左側が車両前方側となっており、右側が車両後方側となっている。なお、以下の説明において、車両の前後方向とは、図2における左右方向のことを意味している。
図2に示すように、荷室10の床部14には、ラゲッジボード16が取り付けられている。ラゲッジボード16は、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂材料によって板状に形成されている。ラゲッジボード16の上面には、例えば不織布などの表皮材(図示せず)が貼着されている。
ラゲッジボード16は、荷室10の床部14に対応する形状に形成されている。すなわち、ラゲッジボード16の形状は、車両前方側においてその幅が小さくなっており、車両後方側においてその幅が大きくなっている。ラゲッジボード16の車両後方側における幅が大きくなっている部分は、左右一対の羽根部18a、18bとなっており、この羽根部18a、18bは折り曲げ線19に沿って上方に折り曲げ可能となっている。一対の羽根部18a、18bを上方に折り曲げることによって、ラゲッジボード16の全体の幅を小さくすることが可能であり、ラゲッジボード16を荷室10の内部に容易に挿入することが可能となっている。
図3は、サイドトリム12及びラゲッジボード16の拡大斜視図である。図3に示すように、サイドトリム12の表面には、車両前後方向に延びるガイド溝20が設けられている。ガイド溝20は、サイドトリム12の表面から荷室10の室内側に向かって突出するように形成された上壁部22と、同じくサイドトリム12の表面から荷室10の室内側に向かって突出するように形成された下壁部24との間に形成されている。ガイド溝20の上下方向の幅の大きさは、ラゲッジボード16の厚みよりもやや大きく形成されている。ガイド溝20が、本発明の「浮き上がり防止部」に対応している。
ガイド溝20の内側には、突起部26が一体的に設けられている。突起部26は、サイドトリム12の表面から荷室10の室内側に向かって突出するように形成されている。突起部26の突出量は、上壁部22及び下壁部24の突出量よりも小さくなっている。突起部26が、本発明の「移動防止部」に対応している。
ラゲッジボード16の車両前方側の側縁部28には、突起部26に係合することが可能な凹部30が形成されている。凹部30は、突起部26に対応したほぼ台形状に形成されている。凹部30の車両前後方向の長さは、突起部26の車両前後方向の長さとほぼ同じとなっている。
以下、図4〜図9を参照しながら、荷室10の床部14に対してラゲッジボード16を取り付ける際の態様について説明する。
図4、図5は、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入する前の状態を示している。図5に示すように、サイドトリム12に設けられた突起部26の裏面側には、車両前後方向に沿って延びる細線状の溝部32が形成されている。
図4に示すように、ラゲッジボード16の側縁部28の先端部28aは丸みを帯びた形状を有しており、突起部26の車両後方側の角部26aも丸みを帯びた形状を有している。したがって、ラゲッジボード16を図4に示す状態から車両前方側に向かって移動させた場合には、丸みを帯びた先端部28aが丸みを帯びた角部26aを容易に乗り越えることが可能であるために、ガイド溝20の内側にラゲッジボード16の側縁部28を容易に挿入することが可能となっている。
図6、図7は、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入している途中の状態を示している。図6、図7に示すように、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入する途中においては、ラゲッジボード16の側縁部28によって突起部26が押圧される。これにより、細線状の溝部32を起点として突起部26が変形するために、突起部26を荷室10の室外側(図6、図7において右側)に向かって退避させることができる。したがって、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に容易に挿入することが可能となっている。
図8、図9は、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入した後の状態を示している。図8、図9に示すように、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入した後の状態においては、細線状の溝部32を起点として変形していた突起部26が、元の形状に弾性的に復元する。これにより、ガイド溝20の内側に形成された突起部26が、ラゲッジボード16の側縁部28に形成された凹部30に係合する。
図8に示すように、凹部30の車両前方側の縁部30aは丸みを帯びた形状を有しており、突起部26の車両前方側の角部26bも丸みを帯びた形状を有している。したがって、ラゲッジボード16を図8に示す状態から車両後方側に向かって移動させた場合には、丸みを帯びた縁部30aが丸みを帯びた角部26bを容易に乗り越えることが可能であるために、ラゲッジボード16を車両後方側に引き出して容易に荷室10から取り出すことが可能となっている。
上述のように構成されたラゲッジボード16の取付構造の作用効果について説明する。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、サイドトリム12に設けられたガイド溝20によって、ラゲッジボード16の側縁部28の上方への浮き上がりを防止することができる。これにより、ラゲッジボード16の上面に重い荷物などを長期間にわたって載せた場合であっても、クリープ現象によってラゲッジボード16の側縁部28が上方に浮き上がることを防止することが可能となる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、サイドトリム12に設けられたガイド溝20によって、ラゲッジボード16の側縁部28の上方への浮き上がりを防止することができる。これにより、ラゲッジボード16の上面に重い荷物などを長期間にわたって載せた場合であっても、クリープ現象によってラゲッジボード16の側縁部28が上方に浮き上がることを防止することが可能となる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、ガイド溝20の内側に形成された突起部26が凹部30に係合することによって、ラゲッジボード16の車両前後方向への移動を防止することができる。したがって、車両の走行中などに車両の振動によってラゲッジボード16が車両前後方向に移動してしまい、タイヤや工具などを収納する物品収納ボックスの上方がラゲッジボード16によって覆われていない状態となってしまうことを未然に防止することができる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20によってガイドすることが可能であるために、ラゲッジボード16を車両の後方側から荷室10の内部に差し入れる作業が容易になるとともに、ラゲッジボード16を荷室10の床部14に対して簡単に取り付けることが可能となる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、突起部26の裏面には細線状の溝部32が形成されており、この溝部32を起点として突起部26を容易に変形させることができる。したがって、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に容易に挿入することが可能となる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、ラゲッジボード16 の左右の側縁部28を、サイドトリム12に設けられたガイド溝20によって左右両側から保持することが可能である。これにより、ラゲッジボード16の剛性を向上させることが可能であり、従来のラゲッジボードに取り付けられていた金属製のリインホースなどを廃止することが可能となる。その結果、金属製のリインホースを廃止した分だけ、ラゲッジボード16の軽量化を実現することが可能となる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、ラゲッジボード16 の左右の側縁部28を、サイドトリム12に設けられたガイド溝20によって左右両側から保持することが可能である。したがって、ラゲッジボード16の左右方向の位置決めが可能であり、車両の走行中に車両の振動などによってラゲッジボード16が左右方向に移動してしまうことを未然に防止することができる。
本実施形態のラゲッジボード16の取付構造によれば、ラゲッジボード16 の左右の側縁部28を、サイドトリム12に設けられたガイド溝20によって荷室10の室内側から隠すことが可能である。したがって、荷室10の室内の見栄えを向上させることができる。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施形態2は、突起部26に対して細線状の溝部32ではなく、細線状の切り込み40が形成されている点が、上記実施形態1と異なる。その他の構成は上記実施形態1と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
以下、本発明の実施形態2について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施形態2は、突起部26に対して細線状の溝部32ではなく、細線状の切り込み40が形成されている点が、上記実施形態1と異なる。その他の構成は上記実施形態1と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図10、図11は、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入する前の状態を示している。図11に示すように、サイドトリム12に設けられた突起部26には、車両前後方向に沿って延びる細線状の切り込み40が形成されている。
図12、図13は、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入している途中の状態を示している。図12、図13に示すように、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入する途中においては、ラゲッジボード16の側縁部28によって突起部26が押圧される。これにより、細線状の切り込み40が上下方向に開くようにして突起部26が変形するために、突起部26を荷室10の室外側(図12、図13において右側)に向かって退避させることができる。したがって、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に容易に挿入することが可能となっている。
図14、図15は、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入した後の状態を示している。図14、図15に示すように、ラゲッジボード16の側縁部28をガイド溝20の内側に挿入した後の状態においては、細線状の切り込み40が開くようにして変形していた突起部26が、元の形状に弾性的に復元する。これにより、ガイド溝20の内側に形成された突起部26が、ラゲッジボード16の側縁部28に形成された凹部30に係合する。
実施形態2のラゲッジボード16の取付構造によれば、上記実施形態1と同様に、ガイド溝20の内側に形成された突起部26が凹部30に係合することによって、ラゲッジボード16の車両前後方向への移動を防止することができる。したがって、車両の走行中などに車両の振動によってラゲッジボード16が車両前後方向に移動してしまい、タイヤや工具などを収納する物品収納ボックスの上方がラゲッジボード16によって覆われていない状態となってしまうことを未然に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、突起部26に対して細線状の溝部32あるいは切り込み40が形成されている例を示したが、溝部32あるいは切り込み40が形成されていない場合であっても本発明を適用することができる。
(2)上記実施形態では、ラゲッジボード16の形状が、車両前方側において幅が小さくなっており、車両後方側において幅が大きくなっている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。ラゲッジボード16の形状は、車両の前後方向にわたってその幅が均一な略長方形の形状であってもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、突起部26に対して細線状の溝部32あるいは切り込み40が形成されている例を示したが、溝部32あるいは切り込み40が形成されていない場合であっても本発明を適用することができる。
(2)上記実施形態では、ラゲッジボード16の形状が、車両前方側において幅が小さくなっており、車両後方側において幅が大きくなっている例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。ラゲッジボード16の形状は、車両の前後方向にわたってその幅が均一な略長方形の形状であってもよい。
10・・・荷室
12・・・サイドトリム
14・・・床部
16・・・ラゲッジボード
20・・・ガイド溝(浮き上がり防止部)
26・・・突起部(移動防止部)
28・・・側縁部
30・・・凹部
32・・・溝部
40・・・切り込み
12・・・サイドトリム
14・・・床部
16・・・ラゲッジボード
20・・・ガイド溝(浮き上がり防止部)
26・・・突起部(移動防止部)
28・・・側縁部
30・・・凹部
32・・・溝部
40・・・切り込み
Claims (4)
- 車両後部の荷室の床部に取り付けられるラゲッジボードの取付構造であって、
前記荷室の側壁にはサイドトリムが取り付けられており、
前記サイドトリムには、前記ラゲッジボードの側縁部の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部、及び、前記ラゲッジボードの車両前後方向への移動を防止する移動防止部が設けられていることを特徴とするラゲッジボードの取付構造。 - 請求項1に記載のラゲッジボードの取付構造であって、
前記浮き上がり防止部は、車両前後方向に延びるガイド溝であることを特徴とするラゲッジボードの取付構造。 - 請求項2に記載のラゲッジボードの取付構造であって、
前記移動防止部は、前記ガイド溝の内側に設けられた突起部であり、
前記ラゲッジボードの側縁部には、前記突起部に係合可能な凹部が設けられていることを特徴とするラゲッジボードの取付構造。 - 請求項3に記載のラゲッジボードの取付構造であって、
前記突起部に対して、車両前後方向に延びる細線状の溝部あるいは切り込みが形成されていることを特徴とするラゲッジボードの取付構造。
Priority Applications (1)
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Country Status (1)
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2009
- 2009-12-01 JP JP2009273806A patent/JP2011116190A/ja active Pending
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