JP5235218B2 - 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造 - Google Patents

巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5235218B2
JP5235218B2 JP2010545643A JP2010545643A JP5235218B2 JP 5235218 B2 JP5235218 B2 JP 5235218B2 JP 2010545643 A JP2010545643 A JP 2010545643A JP 2010545643 A JP2010545643 A JP 2010545643A JP 5235218 B2 JP5235218 B2 JP 5235218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tonneau cover
recess
outer cylinder
cover assembly
free end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010545643A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010079576A1 (ja
Inventor
博文 菊地
光史 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010545643A priority Critical patent/JP5235218B2/ja
Publication of JPWO2010079576A1 publication Critical patent/JPWO2010079576A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5235218B2 publication Critical patent/JP5235218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • B60R5/044Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
    • B60R5/045Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves collapsible or transformable
    • B60R5/047Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves collapsible or transformable collapsible by rolling-up

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

本発明は、自動車の荷室構造に関し、特に、ハッチバック車やワゴン車等の自動車の車体後部に設けられる荷室構造に関する。
ハッチバック車やワゴン車等の自動車は、後部座席の後方に、荷室として、車室と連続した空間によるラゲッジスペースを設けられる。このようなラゲッジスペースには、ラゲッジスペースの上方を覆い、ラゲッジスペースの収納物が外部より見えなくするトノカバーシートが設けられることがある。
通常、トノカバーシートは外筒内で巻取り軸に巻取られ、可撓性カバーシートを、外筒に設けられた軸線方向スロットから送り出し或いは引き込み得るようにしている。可撓性カバーの先端即ち外端には遊端部材が設けられ、前記可撓性カバーの最大巻取り状態でも、操作部分が外筒のスロットより外方に突出した状態となる(例えば、特許文献1)。
このような巻取り式トノカバー・アセンブリは、使用時には、外筒を後部座席後方において、シートバックの上端高さ位置近傍にラゲッジスペースの車幅方向及び前後方向一杯に水平方向に引き出される。後部座席のシートバックを前倒してラゲッジスペースを車体前部に拡張使用する場合には、外筒が、そのような後部座席のシートバックの運動に干渉する。
このため、後部座席のシートバックを前倒してラゲッジスペースを拡張使用する場合には、巻取り式トノカバー・アセンブリ全体を上述の使用位置より取り外し、取り外した巻取り式トノカバー・アセンブリを邪魔にならないラゲッジスペースの床下等に収納することが考えられている(例えば、特許文献2)。
特開2006−264627号公報 特開2000−280826号公報
巻取り式トノカバー・アセンブリをラゲッジスペースの床下に収納する場合、その外筒を可及的に小さな凹部内に収納する必要がある。また。車体が衝撃或いは振動を受けた場合でも、凹部によって外筒が損傷を受けてはならず、また外筒を容易に取り出し、或いは収納できるものでなければならない。しかるに、可撓性カバーシートの先端即ち遊端には、或る程度の幅を有し、かつテールゲートの内面輪郭と同形をなし、可撓性カバーシートの遊端と対向するテールゲートの内面との間に空隙が生じないようにするための剛体をなす遊端部材が設けられている。従って、巻取り式トノカバー・アセンブリを収納する凹部は、外筒ばかりでなく、それから延出する遊端部材をも受容し得る大きさのものでなければならない。そのため、凹部の車体前後方向幅が過大となり、工具、その他の荷物を収納するために使用し得るようなラゲッジスペースの床下のスペースが制限される。
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的は、最小限のスペースで済むような、巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための車両用荷室構造を提供することにある。
本発明の第2の目的は、巻取り式トノカバー・アセンブリを好適に収納し、或いは取り出し得るような荷室構造を提供することにある。
このような本発明の目的は、巻取り式トノカバー・アセンブリを収納する自動車の荷室構造であって、前記巻取り式トノカバー・アセンブリが、軸線方向に延在するスロットを有する外筒と、前記外筒内に受容された巻取芯と、前記巻取芯に巻取られる可撓性カバーと、前記可撓性カバーシートを巻き取る向きに前記巻取芯を弾発的に付勢するばね部材と、前記可撓性カバーシートの遊端に結合された剛体をなし、かつ前記スロットから延出する遊端部材とを有し、車体の幅方向に延在し、かつ前記巻取り式トノカバー・アセンブリを受容するべき寸法を備えるように、前記荷室の床部材に凹部が設けられ、前記凹部が、両端部に設けられた浅い部分と、中央部に設けられた深い部分とを有し、前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、剛体をなす前記遊端部材が、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下することを特徴とする荷室構造を提供することにより、少なくとも部分的に達成される。
このようにすることにより、遊端部材がかなりの幅を有するものであっても、巻取り式トノカバー・アセンブリ全体を、その外筒の外形輪郭に比して格別大きくない凹部内に収納することができる。
本発明の好適実施例によれば、前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、前記外筒の前記スロットが上方を向き、剛体をなす前記遊端部材が、前記外筒の側面に沿って、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下する。
本発明の別の好適実施例によれば、記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、前記外筒の前記スロットが側方を向き、剛体をなす前記遊端部材が、前記外筒の側面に沿って、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下する。
通常は、外筒のスロット
本発明の更に別の好適実施例によれば、前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、前記外筒の前記スロットが下方を向き、剛体をなす前記遊端部材が、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下する。
通常、スロットには、可撓性カバーシートのためのガイド部が設けられていることから、外筒の断面は、前記スロットに整合する方向に、それに直交する方向に比して、やや長い。可撓性カバーシートの収納を容易かつ安定に行い得るようにするために、外筒の断面は長方形であると良い。
荷室へのアクセスは、通常車体の後端からなされる。そこで、前記凹部が、前記荷室後部にて、横方向に延在するように設けられていると良い。また、凹部の開口を選択的に閉じるための蓋部材を更に有するものとし、巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための凹部が設けられていても平坦な床面が得られるようにすると良い。特に好適な実施例によれば、前記蓋部材が、その前縁に沿って設けられたヒンジを有し、かつ前記凹部の前方に設けられた別の荷物用凹部をも閉じるように構成された主蓋部材と、前記荷室に突出するホイールハウスの後方に設けられたヒンジを有する1対の側部蓋部材とを有する。
巻取り式トノカバー・アセンブリを使用中の本発明に基づく自動車の後部を示す透視斜視図である。 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納したときの図1と同様の図である。 図1に示された状態にある巻取り式トノカバーの斜視図である。 図2に示された状態にある巻取り式トノカバーの斜視図である。 図1に示された状態にある巻取り式トノカバーを単純化して示す横断図である。 本発明の第2実施例を示す図5と同様の図である。 本発明の第3実施例を示す図5と同様の図である。
図1に示すように、ハッチバック車やワゴン車は、車体後部の荷室としてラゲッジスペース10を有する。図示されたラゲッジスペース10は、後部座席12の車体後方側にあって、床と、左右のリアサイドトリム14と、ルーフパネルと、テールゲートとにより画定される。各リアサイドトリム14の前部は、床面から突出するホイールハウスを覆う。床は、固定された前部ラゲッジフロアパネル16と、左右の側部ラゲッジフロアパネル18と、ラゲッジフロアリッド20とにより画定される。
ラゲッジフロアリッド20は、ラゲッジスペース10の床面の大部分を占める板部材により構成され、後述する床下収納部材30(図2)を開閉可能に覆蓋する床部蓋体である。前部ラゲッジフロアパネル16は車体幅方向に延在し、その後縁が、ラゲッジフロアリッド20の前縁に隣接する。側部ラゲッジフロアパネル18は、閉じられた状態のラゲッジフロアリッド20の側縁に隣接する側縁を有する。
ラゲッジフロアリッド20の前縁は、ヒンジ部22によって車体側(本実施形態ではラゲッジフロアパネル16)に接続され、図1に示されているように、ラゲッジフロアパネル16、18と面一の水平状態で床下収納凹部材30を覆蓋する閉じ位置と、図2に示されているように、床下収納部材30を暴露し、外部からアクセス可能とする、跳ね上げられた開き位置との間で移動可能になっている。左右の側部ラゲッジフロアパネル18は、ホイールハウス後方に設けられたヒンジ部24によって開閉可能な後部延長部18Aを有する。ヒンジ部24は、後部延長部18Aを側部ラゲッジフロアパネル18の本体部分に接続する。
ラゲッジスペース10の車体前側の左右両側部分(例えば、リアサイドトリム14)には1対のトノカバー取付部材26が取り付けられている。ばね付勢式のロールスクリーンと同様の構造を有する巻取り式トノカバー・アセンブリ50は、トノカバー取付部材26によって、ラゲッジスペース10の車幅方向一杯に水平に着脱可能に取り付けられている。
次に、巻取り式トノカバー・アセンブリ50及びトノカバー取付部材26の構造について以下に説明する。巻取り式トノカバー・アセンブリ50は、ラゲッジスペース10の車幅方向内寸にほぼ等しい軸線方向長さを有する軸線方向に細長い外筒52と、外筒52内にて回転可能に支持された巻取り芯53と、巻取り芯53に巻きつけられ、外筒52の軸線方向長さより少し短い幅寸法を有するビニールシート等により構成された可撓性カバーシート56とを有する。
可撓性カバーシート56は、外筒52に形成されたスロット54より繰り出し得るようにされ、スロット54から延出する可撓性カバーシート56の遊端には、比較的高剛性の板部材からなる遊端部材58が備えられている。遊端部材58には、可撓性カバーシート56を図示されないばね部材の付勢力に抗して外筒52から引き出すためのハンドルノブ60が設けられている。遊端部材58の先端は、テールゲートの内面輪郭と同形をなすように円弧状をなしている。それにより、遊端部材58の先端と、対向するテールゲートの内面との間の空隙が最小化されるようになっている。
巻取り外筒52の左右両端部には、図示されないばね部材の付勢力に抗して弾発的に没入可能に構成されたキャップ形状の装着部材66が取り付けられている。装着部材66の先端面には、横方向に延在する突条部68が形成され、トノカバー取付部材26の側には、それに対して補完的に形成された凹溝部28が設けられている。そこで、突条部68を凹溝部28に嵌め込むことにより、外筒52をトノカバー取付部材26に着脱可能に固定することができる。このように保持されると、巻取り式トノカバー・アセンブリ50は、図1に示されているように、ラゲッジスペース10の前部に於いて、ラゲッジスペース10の車幅方向一杯に水平に延在することになる。
遊端部材58の、可撓性カバーシート56の本体部に隣接する両側部には1対のストッパ部材64が取り付けられている。ストッパ部材64は、可撓性カバーシート56(スロット54)の両側縁を越えて延出しており、図3に示されているように、外筒52の外壁に衝突することにより、可撓性カバーシート56の最大巻取り位置を規定している。このような巻取り式トノカバー・アセンブリ50の詳細については、特許文献1を参照されたい。
トノカバー取付部材26に取り付けられた状態の巻取り式トノカバー・アセンブリ50を使用するときには、遊端部材58のハンドルノブ60をもって、可撓性カバーシート56を、図1に仮想線によって示されているように、車体後方へ水平に引き出し、ストッパ部材64を図示されていないテールゲート開口の左右両側に形成された係止部に引っ掛け係合させる。これにより、可撓性カバーシート56は、後部座席12のシートバックの上端高さ位置近傍において、ラゲッジスペース10の車体前後方向及び幅方向に一杯に水平に張られ、ラゲッジスペース10の積載物を外部より見えなくする目隠しのカバーとして機能する。遊端部材58は、ストッパ部材64よりも更に後方に延出し、可撓性カバーシート56の遊端と、閉じられた状態にあるテールゲートの対向面との間に画定され得る空隙を塞ぐ。
床下収納部材30は、ラゲッジスペース10の床面下方に設けられている。床下収納部材30の上面には、複数の工具収納凹部32、上方開口の荷物床下収納凹部34及びトノカバー床下収納凹部36が形成されている。トノカバー床下収納凹部36は、非使用時に巻取り式トノカバー・アセンブリ50を出し入れ自在に収納する収納凹部であり、ラゲッジスペース床下の最も車体後方側にある。荷物床下収納凹部34は、巻取り式トノカバー・アセンブリ50以外の各種荷物を収納する比較的大きな箱状の収納凹部であり、トノカバー床下収納凹部36より車体前方側に形成されている。
トノカバー床下収納凹部36は、車体幅方向に延在する上方開口の溝状をなし、左右端部分に、外筒52の左右端部を受け持つ浅底凹部36Aを有し、中間部分に、外筒52の中間部及び外筒52より下方に垂れ下がった遊端部材58を受け入れる深底凹部36Bを有する。通常、浅底凹部36Aは、左右のリッド部18Aによって閉じられ、深底凹部36Bは、ラゲッジフロアリッド20によって閉じられる。
巻取り式トノカバー・アセンブリ50の収納時には、最大巻取り状態の巻取り式トノカバー・アセンブリ50をトノカバー取付部材26より取り外し、図2に示されているように、ラゲッジフロアリッド20を、ヒンジ部22を枢軸とした回動によって跳ね上げた開き位置に位置させる。この開き位置状態は、ラゲッジフロアリッド20の裏面に設けられたワイヤ38を引き出し、ワイヤ38の先端に取り付けられたフック40を、開扉状態のテールゲートのフランジ部42に引っ掛けることにより、維持される。また、左右のリッド部18Aもヒンジ部24周りに回動させて図2に示されている開き位置に位置させる。
巻取り式トノカバー・アセンブリ50の使用時には、図3に示されているように、外筒52のスロット54は後方を向いている。巻取り式トノカバー・アセンブリ50をトノカバー取付部材26から取り外した後に、図3に示されている使用時姿勢より、外筒52を軸線A周りに、図3にて反時計廻り方向へ90度回動させて、図4に示されているように、スロット54が上向きになる姿勢に変更する。可撓性カバーシート56を少し引き出して遊端部材58の上端側を外筒52の背面に沿わせた状態で、遊端部材58を外筒52より垂下させる。
この巻取り式トノカバー・アセンブリ50の外筒52が水平に車体幅方向に延在する姿勢で、巻取り式トノカバー・アセンブリ50を、図2、図4に示されているように、トノカバー床下収納凹部36に入れる。これにより、外筒52の左右両端は、トノカバー床下収納凹部36の左右の浅底部36Aより支持され、遊端部材58は巻取り外筒52より垂下した状態で、外力を加えられることなくトノカバー床下収納凹部36の深底部36Bに落とし込み式に収容される。
巻取り式トノカバー・アセンブリ50をトノカバー床下収納凹部36に収納した後は、フック40の引っ掛けを解除して、ラゲッジフロアリッド20を元の閉じ位置に戻し、併せて左右のリッド部18Aも元の閉じ位置に戻す。これにより、巻取り式トノカバー・アセンブリ50の床下収納が完了する。
図示された実施例では、外筒52は長方形の横断面形状を有し、軸線方向スロット54に整合する方向の高さ(h)が、軸線方向スロット54に整合する方向に対して直交する方向の幅(w)よりも僅かに大きい。図示された実施例では、トノカバー床下収納凹部36は、外筒52の幅(w)よりも僅かに大きいものであれば良い。トノカバー床下収納凹部36の深底部36Bは、遊端部材58の最大幅よりも僅かに深いものであれば良い。
可撓性カバーシート56の遊端部材58が、外力を受けることなく外筒52から垂下し、トノカバー床下収納凹部36の深底部36Bに落とし込まれるものであるため、走行中の車両の振動により引起され得るような損傷から、巻取り式トノカバー・アセンブリ50を保護することができる。また、巻取り外筒52の左右両端がトノカバー床下収納凹部36の左右の浅底部36Aにきっちり嵌っていることにより、収納状態の巻取り式トノカバー・アセンブリ50が走行振動によってがた付き動きすることもない。
トノカバー床下収納凹部36はラゲッジスペース床下の最も車体後方側にあり、荷物床下収納凹部34はトノカバー床下収納凹部36より車体前方側に形成されていることから、車両後方よりのトノカバー床下収納凹部36に対する巻取り式トノカバー・アセンブリ50の出し入れ作業を、作業性よく行える。また、荷物床下収納凹部34に対する巻取り式トノカバー・アセンブリ50以外の各種荷物を出し入れ作業も、収納状態の巻取り式トノカバー・アセンブリ50に邪魔されることなく、作業性よく行える。
図示された実施例では、ラゲッジフロアリッド20が、図1に示されているように、閉じ状態にあっても、荷物床下収納凹部34に対する荷物の出し入れを行えるよう、ラゲッジフロアリッド20に小リッド部材44によって開閉される小窓46が明けられている。
また、ラゲッジフロアリッド20は、車体前方側の縁部をヒンジ部22によって車体側に接続されているから、車両後方よりのラゲッジフロアリッド20の開閉操作も、操作性よく行える。
図示された実施例では、遊端部材58の幅は、トノカバー床下収納凹部36に収納されたときの外筒52の高さ(h)よりも大きく、トノカバー床下収納凹部36(即ち、その深底部36B)は、少なくとも遊端部材58の幅よりも深いものであることを要する。しかしながら、本発明の概念から逸脱することなく、遊端部材58の幅を、トノカバー床下収納凹部36に収納されたときの外筒52の高さ(h)よりも小さいものとすることもできる。その場合、深底部36Bは、少なくとも外筒52の高さ(h)に等しい深さを有するものであれば良い。
図6は本発明の第2実施例を示す。巻取り式トノカバー・アセンブリ50は、スロット54が後方を向く状態で、トノカバー床下収納凹部36に収納され、遊端部材58はスロット54から垂下し、外筒52の背面に沿って延出する。この実施例の場合、トノカバー床下収納凹部36の幅は、少なくとも外筒52の高さ(h)と遊端部材58の厚さの和に等しいものであることを要する。遊端部材58が、外筒52の下面を越えて落とし込まれるまで、可撓性カバーシート56が引き出された場合には、トノカバー床下収納凹部36の幅は、少なくとも外筒52の高さ(h)に等しいものであれば良い。但し、トノカバー床下収納凹部36の深底部36Bは、遊端部材58の幅よりもやや大きいことを要する。
図7は本発明の第3実施例を示す。巻取り式トノカバー・アセンブリ50は、スロット54が下方を向く状態で、トノカバー床下収納凹部36に収納され、遊端部材58はスロット54から垂下し、直接深底部36B内に落とし込まれている。この実施例の場合、トノカバー床下収納凹部36の幅は、少なくとも外筒52の幅(w)に等しいものであれば良いが、トノカバー床下収納凹部36の深底部36Bは、少なくとも外筒52の高さ(h)と遊端部材58の幅の和に等しいことを要する。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明は上記実施形態や変形例に限定されることなく幅広く変形実施することができる。
本出願のパリ条約に基づく優先権主張の基礎出願の全内容及び本出願中で引用された従来技術の全内容は、それに言及したことをもって本願明細書の一部とする。
10 ラゲッジスペース
20 ラゲッジフロアリッド
26 トノカバー取付部材
30 床下収納凹部材
34 荷物床下収納凹部
36 トノカバー床下収納凹部
50 巻取り式トノカバー
52 外筒
54 スロット
56 可撓性カバーシート
58 遊端部材
64 係止・ストッパ部材
66 装着部材

Claims (9)

  1. 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納する自動車の荷室構造であって、
    前記巻取り式トノカバー・アセンブリが、軸線方向に延在するスロットを有する外筒と、前記外筒内に受容された巻取芯と、前記巻取芯に巻取られる可撓性カバーシートと、前記可撓性カバーシートを巻き取る向きに前記巻取芯を弾発的に付勢するばね部材と、前記可撓性カバーシートの遊端に結合された剛体をなし、かつ前記スロットから延出する遊端部材とを有し、
    車体の幅方向に延在し、かつ前記巻取り式トノカバー・アセンブリを受容するべき寸法を備えるように、前記荷室の床部材に凹部が設けられ、
    前記凹部が、両端部に設けられた浅い部分と、中央部に設けられた深い部分とを有し、前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、剛体をなす前記遊端部材が、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下することを特徴とする荷室構造。
  2. 前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、前記外筒の前記スロットが上方を向き、剛体をなす前記遊端部材が、前記外筒の側面に沿って、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下することを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
  3. 前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、前記外筒の前記スロットが側方を向き、剛体をなす前記遊端部材が、前記外筒の側面に沿って、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下することを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
  4. 前記巻取り式トノカバー・アセンブリが前記凹部に収納されたとき、前記外筒の前記スロットが下方を向き、剛体をなす前記遊端部材が、前記凹部の前記深い部分内に向けて垂下することを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
  5. 前記外筒の断面は、前記スロットに整合する方向に、それに直交する方向に比して、やや長いものであることを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
  6. 前記外筒の断面が、概ね長方形をなすことを特徴とする請求項5に記載の荷室構造。
  7. 前記凹部が、前記荷室後部にて、横方向に延在するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
  8. 前記凹部の開口を選択的に閉じるための蓋部材を更に有することを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
  9. 前記蓋部材が、その前縁に沿って設けられたヒンジを有し、かつ前記凹部の前方に設けられた別の荷物用凹部をも閉じるように構成された主蓋部材と、前記荷室に突出するホイールハウスの後方に設けられたヒンジを有する1対の側部蓋部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の荷室構造。
JP2010545643A 2009-01-09 2009-12-25 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造 Active JP5235218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010545643A JP5235218B2 (ja) 2009-01-09 2009-12-25 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003054 2009-01-09
JP2009003054 2009-01-09
PCT/JP2009/007277 WO2010079576A1 (ja) 2009-01-09 2009-12-25 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造
JP2010545643A JP5235218B2 (ja) 2009-01-09 2009-12-25 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010079576A1 JPWO2010079576A1 (ja) 2012-06-21
JP5235218B2 true JP5235218B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=42316354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010545643A Active JP5235218B2 (ja) 2009-01-09 2009-12-25 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8523268B2 (ja)
EP (1) EP2377727B1 (ja)
JP (1) JP5235218B2 (ja)
CN (1) CN102271965B (ja)
CA (1) CA2748696C (ja)
WO (1) WO2010079576A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11752944B2 (en) 2021-04-07 2023-09-12 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle cargo compartment structure

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206675A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Tokai Rika Co Ltd トノカバー装置
FR2986480B1 (fr) * 2012-02-03 2015-04-17 Renault Sa Espace de chargement pour vehicule, vehicule, et procede de compartimentage
GB2513562A (en) 2013-04-29 2014-11-05 Ford Global Tech Llc A folding seat assembly for a motor vehicle
FR3013649B1 (fr) * 2013-11-26 2016-01-01 Cera Systeme de recouvrement d’un compartiment a bagages de vehicule automobile
US9016758B1 (en) * 2013-12-09 2015-04-28 Ford Global Technologies, Llc Tonneau cover gap hider for adjustable rear seats
FR3025761B1 (fr) * 2014-09-12 2018-08-31 Renault Sas Tapis de coffre comportant des moyens de maintien en configuration ouverte
US9302627B1 (en) 2014-11-18 2016-04-05 Ford Global Technologies, Llc Two-sided flexible tonneau cover having a planar forward extending cover member
JP6363481B2 (ja) * 2014-11-26 2018-07-25 林テレンプ株式会社 カバー装置
US9725043B2 (en) * 2015-09-28 2017-08-08 Ford Global Technologies, Llc Cargo cover assembly with gap-hiding panels
DE102015220192B3 (de) * 2015-10-16 2017-03-09 Bos Gmbh & Co. Kg Schutzvorrichtung für einen Laderaum eines Kraftfahrzeugs
TWM524272U (zh) * 2016-01-28 2016-06-21 Macauto Ind Co Ltd 具有滾輪輔助收回機構之遮物簾
US9758022B1 (en) 2016-03-14 2017-09-12 Macauto Industrial Co., Ltd. Vehicle curtain assembly
TR201603584A2 (tr) 2016-03-21 2017-10-23 Tofas Tuerk Otomobil Fabrikasi Anonim Sirketi Bagaj ara bölmesi̇ kapak durdurucu
US10576869B2 (en) * 2017-01-26 2020-03-03 Ford Global Technologies, Llc Self-retractable cargo net
JP2022175344A (ja) 2021-05-13 2022-11-25 マツダ株式会社 車両の荷室構造

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282254U (ja) * 1985-11-13 1987-05-26
US5632520A (en) * 1994-11-03 1997-05-27 Peter Butz Gmbh & Co. Verwaltungs-Kg Cargo-restraining apparatus for motor vehicle
JPH10166949A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動車用トノーカバー装置
JP2000280828A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車の後部車体構造
EP1484221A2 (de) * 2003-06-02 2004-12-08 BOS GmbH & Co. KG Halterung für eine Funktionseinrichtung in einem Fahrzeuginnenraum
JP2006264627A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Ashimori Ind Co Ltd 車両用トノカバー装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004060747B4 (de) 2004-12-15 2010-09-16 Webasto Ag Fahrzeug mit einer auf- und abrollbar gelagerten Laderaum-Abdeckung
FR2900611B1 (fr) * 2006-05-05 2008-08-08 Renault Sas Dispositif cache bagages de longueur reglable pour coffre de vehicule automobile, et vehicule correspondant
US7661742B2 (en) * 2007-01-30 2010-02-16 Honda Motor Co., Ltd. Multi-function cargo lid/floor

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282254U (ja) * 1985-11-13 1987-05-26
US5632520A (en) * 1994-11-03 1997-05-27 Peter Butz Gmbh & Co. Verwaltungs-Kg Cargo-restraining apparatus for motor vehicle
JPH10166949A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動車用トノーカバー装置
JP2000280828A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車の後部車体構造
EP1484221A2 (de) * 2003-06-02 2004-12-08 BOS GmbH & Co. KG Halterung für eine Funktionseinrichtung in einem Fahrzeuginnenraum
JP2006264627A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Ashimori Ind Co Ltd 車両用トノカバー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11752944B2 (en) 2021-04-07 2023-09-12 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle cargo compartment structure

Also Published As

Publication number Publication date
EP2377727A1 (en) 2011-10-19
US8523268B2 (en) 2013-09-03
EP2377727B1 (en) 2013-04-03
CA2748696A1 (en) 2010-07-15
JPWO2010079576A1 (ja) 2012-06-21
US20110266828A1 (en) 2011-11-03
WO2010079576A1 (ja) 2010-07-15
CN102271965A (zh) 2011-12-07
CN102271965B (zh) 2014-09-03
CA2748696C (en) 2013-10-01
EP2377727A4 (en) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5235218B2 (ja) 巻取り式トノカバー・アセンブリを収納するための荷室構造
JP5993136B2 (ja) 車両用収納装置
JP6681858B2 (ja) 車両荷室構造
JP6348527B2 (ja) 車体後部構造
JP4694977B2 (ja) デッキボード
JP5760645B2 (ja) 車両の後部荷室構造
JP5760790B2 (ja) 車両の後部荷室構造
JP5340888B2 (ja) 車両用カバー装置
JP2009149218A (ja) 車両の荷室仕切装置
JP2008087752A (ja) 車両の補助テールゲート構造
JP2007168464A (ja) 長物荷物収納車両
JP7347261B2 (ja) トノカバーの係止構造
JP2005186848A (ja) デッキフロア構造
JP2006069325A (ja) 自動車用ラゲージルーム構造
JP2011161979A (ja) 車両のトノカバー装置
JP5386469B2 (ja) トラック用収納構造
JP5342994B2 (ja) 車両の後部荷室構造
JP2006143037A (ja) 車両後部荷室構造
JP2017035919A (ja) 車両の荷室装置
KR100916207B1 (ko) 카고 스크린
JP2021024451A (ja) 車両用トノカバー
JP5358044B2 (ja) トノカバー装置の固定構造
JP5625803B2 (ja) 車両用トノカバー
JP2005145117A (ja) 自動車のラゲッジルーム構造
JP2012121376A (ja) 車両の後部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3