JP2021024451A - 車両用トノカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化軽量化を図った上で、使い勝手に優れた車両用トノカバーを提供する。【解決手段】車両用トノカバー10は、車両の後部に画成された荷室の開口部を開閉するテールゲート5に設けられ、折り畳み可能なカバー本体20を備えている。カバー本体20は、展開状態にあり、かつテールゲート5の閉位置にあるとき、荷室に設けられた支持部8に支持されることで、荷室を上下方向に仕切る。【選択図】図7
Description
本発明は、車両用トノカバーに関する。
車両には、荷室を上下に仕切り、荷室の下方空間を目隠しすることを目的としてトノカバー(車両用トノカバー)が設けられる場合がある。トノカバーとしては、例えば下記特許文献1に示されるように、リヤシートの後方において、荷室を車幅方向に横断するように設けられているものがある。
下記特許文献1に記載のトノカバーは、シート部材と、シート部材の基端部が接続された軸部を有し、シート部材を巻き取り可能なケース部材と、を備えている。この種のトノカバーによれば、不使用時において、シート部材は、ケース部材に内蔵された巻き取り機構の付勢力によって軸部に巻き取られた状態で収納される。一方、使用時においては、シート部材の先端部を掴んでシート部材を巻取機構の付勢力に抗して引きだす。そして、引き出したシート部材を荷室内面に係止する。これにより、荷室の下方空間がトノカバーによって上方から覆われる。
しかしながら、上述した従来技術にあっては、荷室にアクセスする際に、テールゲートの開動作と、シート部材の収納動作と、を別々に行う必要が生じる。
また、例えばシート配置をバリエーション展開させる際(いわゆるシートアレンジ)等には、トノカバーを取り外すことが考えられる。この際、取り外されたトノカバーを収容する空間を車両に設ける必要等が生じる。特に、従来のトノカバーは、巻取機構が内蔵されている関係で、小型化軽量化を図ることが難しく、トノカバーの着脱作業が煩雑である。
また、例えばシート配置をバリエーション展開させる際(いわゆるシートアレンジ)等には、トノカバーを取り外すことが考えられる。この際、取り外されたトノカバーを収容する空間を車両に設ける必要等が生じる。特に、従来のトノカバーは、巻取機構が内蔵されている関係で、小型化軽量化を図ることが難しく、トノカバーの着脱作業が煩雑である。
本発明は、小型化軽量化を図った上で、使い勝手に優れた車両用トノカバーを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の一態様は、車両(例えば、実施形態における車両1)の後部に画成された荷室(例えば、実施形態における荷室4)の開口部(例えば、実施形態における開口部7)を開閉するテールゲート(例えば、実施形態におけるテールゲート5)に設けられ、折り畳み可能なカバー本体(例えば、実施形態におけるカバー本体20)を備え、前記カバー本体は、展開状態にあり、かつ前記テールゲートの閉位置にあるとき、前記荷室に設けられた支持部(例えば、実施形態における支持部8)に支持されることで、前記荷室を上下方向に仕切る。
(2)上記(1)の態様に係る車両用トノカバーにおいて、前記カバー本体は、ヒンジ(例えば、実施形態における第1ヒンジ55)を介して互いに回動可能に構成された複数の分割カバー(例えば、実施形態における分割カバー31〜33)を備え、前記カバー本体は、前記ヒンジ回りに回動することで折り畳み状態と展開状態との間を移行し、前記折り畳み状態と前記展開状態との中間位置から、前記カバー本体が折り畳み方向及び展開方向の何れかの方向へ移行するのに伴い、前記何れかの方向に向けて前記カバー本体を付勢する付勢機構を備えていてもよい。
(3)上記(2)の態様に係る車両用トノカバーにおいて、前記ヒンジを介して隣り合う前記分割カバーのうち、少なくとも一方の前記分割カバーには、前記展開状態において他方の前記分割カバーに当接するストッパ(例えば、実施形態におけるストッパ24,25)が設けられていてもよい。
(4)上記(3)の態様に係る車両用トノカバーにおいて、前記カバー本体は、折り畳み状態にあり、かつ前記テールゲートの閉位置にあるとき、前記支持部と干渉しない長さに設定されていてもよい。
上記(1)の態様によれば、車両用トノカバーがテールゲートに設けられているため、テールゲートの開閉動作に伴い、車両用トノカバーが移動する。そのため、車両用トノカバーが展開状態にあったとしても、テールゲートの開位置への移動に伴い、車両用トノカバーが支持部から退避することで、荷室の下方空間が開放される。すなわち、テールゲートの開動作と、荷室の開放動作と、を一体で行うことができる。その結果、操作性を向上させることができる。
また、車両用トノカバーをテールゲートに取り付けることにより、例えば車両のシート配置をバリエーション展開させる際等であっても、車両用トノカバーを荷室から外す必要がない。これにより、荷室から外した車両用トノカバーを収容するための空間を荷室等から不要にでき、例えば荷室を最大限に確保できる。
しかも、車両用トノカバーが折り畳み可能に構成されているため、例えば巻取機構を備えた車両用トノカバー等に比べて小型化及び軽量化を図ることができる。よって、車両用トノカバーをテールゲートに取り付ける場合であっても、取付強度を確保し易くなる。
その結果、小型化軽量化を図った上で、使い勝手に優れた車両用トノカバーを提供することができる。
また、車両用トノカバーをテールゲートに取り付けることにより、例えば車両のシート配置をバリエーション展開させる際等であっても、車両用トノカバーを荷室から外す必要がない。これにより、荷室から外した車両用トノカバーを収容するための空間を荷室等から不要にでき、例えば荷室を最大限に確保できる。
しかも、車両用トノカバーが折り畳み可能に構成されているため、例えば巻取機構を備えた車両用トノカバー等に比べて小型化及び軽量化を図ることができる。よって、車両用トノカバーをテールゲートに取り付ける場合であっても、取付強度を確保し易くなる。
その結果、小型化軽量化を図った上で、使い勝手に優れた車両用トノカバーを提供することができる。
上記(2)の態様によれば、カバー本体を折り畳み状態及び展開状態の双方に移行させ易くなる。この場合、例えば片手操作等によって折り畳み状態及び展開状態を切り替えることができる。
上記(3)の態様によれば、展開状態において各分割カバーを所望の位置に保持し易くなる。
上記(4)の態様によれば、カバー本体の折り畳み状態において、テールゲートを閉位置まで閉じた際に、車両用トノカバーを荷室の後部に配置できる。よって、車両用トノカバーを取り外さなくても、荷室の前部を車両用トノカバーで遮らないようにできる。これにより、荷室の少なくとも前部において、下方空間を超える高さの荷物を荷室に積み込むこと等ができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態の図面において、矢印FRは車両1の前方を示し、矢印UPは車両1の上方を示し、矢印LHは車両1の左方を示す。
[車体後部]
図1は、車両用トノカバー10(以下、トノカバー10という。)を備えた車両1を示す斜視図である。
図1に示すように、車両1の車体後部2は、荷室4と、テールゲート5と、トノカバー10と、を備えている。なお、車体後部2は、概ね左右対称の構成であり、以下、左右両側の構成部材に同じ符号を付して説明する。
図1は、車両用トノカバー10(以下、トノカバー10という。)を備えた車両1を示す斜視図である。
図1に示すように、車両1の車体後部2は、荷室4と、テールゲート5と、トノカバー10と、を備えている。なお、車体後部2は、概ね左右対称の構成であり、以下、左右両側の構成部材に同じ符号を付して説明する。
荷室4は、車室内においてリヤシート6(図12も参照)の後方に形成されている。すなわち、荷室4は、前壁を構成するリヤシート6と、側壁を構成するリヤサイドライニング13と、底壁を構成する荷室パネル14と、天壁を構成するルーフ9と、により画成されている。また、荷室4は、開口部7と、支持部8と、を備えている。開口部7は、荷室4に対して上方かつ後方に開口している。
図1に示すように、支持部8は、例えばリヤサイドライニング13に設けられている。支持部8は、リヤサイドライニング13の上端部が段差状に窪んで形成されている。支持部8は、例えば上方を向く平坦面に形成されている。支持部8は、テールゲート5が閉位置で、かつトノカバー10が後述する展開状態にあるときに、トノカバー10を下方から支持する。なお、支持部8は、トノカバー10を支持可能な構成であれば、適宜変更が可能である。例えば支持部8は、リヤサイドライニング13から車幅方向内側に突出する等の構成であってもよい。
テールゲート5は、開口部7の上端開口縁(すなわち、ルーフ9の後端縁)に、ゲートヒンジ11(図7参照)を介して回転自在に支持されている。テールゲート5は、車幅方向に沿う軸線回りに回転することで開口部7を上下方向に開閉する。なお、テールゲート5は、リヤウインドガラスを備えている。したがって、テールゲート5が閉位置にあるとき、リヤウインドガラスを通じて車室内を視認可能とされている。
図2は、トノカバー10をテールゲート5に取り付けた状態を示す断面図である。図3は、トノカバー10の展開途中を示す斜視図である。
図2、図3に示すように、テールゲート5には、トノカバー10の取付部12が設けられている。取付部12は、テールゲート5の後端部(テールゲート5が閉位置にある状態でリヤシート6の肩部分と同等の高さに位置する部分(図12参照))から車室内に突出している。本実施形態において、取付部12は、車幅方向に間隔をあけて複数設けられている。なお、複数の取付部12を取り付ける箇所は任意に選択してもよい。
図2、図3に示すように、テールゲート5には、トノカバー10の取付部12が設けられている。取付部12は、テールゲート5の後端部(テールゲート5が閉位置にある状態でリヤシート6の肩部分と同等の高さに位置する部分(図12参照))から車室内に突出している。本実施形態において、取付部12は、車幅方向に間隔をあけて複数設けられている。なお、複数の取付部12を取り付ける箇所は任意に選択してもよい。
[トノカバー]
トノカバー10は、テールゲート5に設けられている。トノカバー10は、カバー本体20と、折り畳み機構22と、第1ストッパ24と、第2ストッパ25と、ロック機構26と、係止部27と、を備えている。なお、以下の説明において、トノカバー10における前後上下左右の向きは、特に記載がない限り、テールゲート5が閉位置にあり、かつトノカバー10が展開状態のときを基準に説明する。
トノカバー10は、テールゲート5に設けられている。トノカバー10は、カバー本体20と、折り畳み機構22と、第1ストッパ24と、第2ストッパ25と、ロック機構26と、係止部27と、を備えている。なお、以下の説明において、トノカバー10における前後上下左右の向きは、特に記載がない限り、テールゲート5が閉位置にあり、かつトノカバー10が展開状態のときを基準に説明する。
カバー本体20は、例えば複数に分割された分割カバー(第1分割カバー31、第2分割カバー32及び第3分割カバー33)を備えている。カバー本体20は、各分割カバー31〜33が互いに重ね合わされた折り畳み状態と、各分割カバー31〜33が展開された展開状態と、の間を移行する。実施形態では、3枚の分割カバー31〜33を備える構成について説明するが、分割カバーの個数は、例えば、荷室4の開口部7(図1参照)の形状に対応させて適宜選択が可能である。
第1分割カバー31は、例えば第1枠体35と、第1シート36と、第1補強バー37と、を備えている。第1枠体35は、例えば、樹脂材で車幅方向を長手方向とする矩形枠状に形成されている。第1枠体35の内部に第1シート36の全周が取り付けられることにより、第1枠体35の内部空間が第1シート36で塞がれている。
第1補強バー37は、第1枠体35のうち、後端部35aの車幅方向中央と前端部35bの車幅方向中央との間を架け渡している。第1補強バー37は、平坦な帯状に形成されている。
第1補強バー37は、第1枠体35のうち、後端部35aの車幅方向中央と前端部35bの車幅方向中央との間を架け渡している。第1補強バー37は、平坦な帯状に形成されている。
係止部27は、第1枠体35の後端部35aにおける車幅方向両端部、及び第1枠体35の両側部35cに、第1枠体35と一体で設けられている。
各々の係止部27は、取付部12の凹部12aに嵌め込まれている。よって、トノカバー10は、第1枠体35の後端部35a及び両側部35cを介してテールゲート5に固定されている。
各々の係止部27は、取付部12の凹部12aに嵌め込まれている。よって、トノカバー10は、第1枠体35の後端部35a及び両側部35cを介してテールゲート5に固定されている。
図4は、カバー本体20の展開状態を示す平面図である。
図3、図4に示すように、第1分割カバー31の下面には、第1枠体35の前端部35bのうち車幅方向中央に連続する部位35dに、ロック機構26が設けられている。ロック機構26は、部位35dから下方に突出する軸部26aと、軸部26aの下端部において上下方向に沿う軸線回りに回転可能に支持された把手26bと、を備えている。
把手26bは、軸部26aの下端部において、上下方向に直交する方向に張り出している。本実施形態において、把手26bは、車幅方向に延びるロック解除位置と、前後方向に延びるロック位置(図10参照)と、の間を回転する。
図3、図4に示すように、第1分割カバー31の下面には、第1枠体35の前端部35bのうち車幅方向中央に連続する部位35dに、ロック機構26が設けられている。ロック機構26は、部位35dから下方に突出する軸部26aと、軸部26aの下端部において上下方向に沿う軸線回りに回転可能に支持された把手26bと、を備えている。
把手26bは、軸部26aの下端部において、上下方向に直交する方向に張り出している。本実施形態において、把手26bは、車幅方向に延びるロック解除位置と、前後方向に延びるロック位置(図10参照)と、の間を回転する。
第1枠体35の前端部35bに第2分割カバー32が連結されている。第2分割カバー32は、例えば、第2枠体41と、第2シート42と、第2補強バー43と、を備えている。第2枠体41は、例えば、樹脂材で車幅方向を長手方向とする矩形枠状に形成されている。第2枠体41に第2シート42の全周が取り付けられることにより、第2枠体41の内部空間が第2シート42で塞がれている。
第2補強バー43は、第2枠体41のうち、後端部41aにおける車幅方向中央と前端部41bにおける車幅方向中央とを架け渡している。第2補強バー43は、平坦な帯状に形成されている。
第2分割カバー32には、後端部41aの車幅方向中央に連続して第1挿入部45が形成されている。第1挿入部45は、ロック機構26の把手26bが挿通可能な長孔である。
第2補強バー43は、第2枠体41のうち、後端部41aにおける車幅方向中央と前端部41bにおける車幅方向中央とを架け渡している。第2補強バー43は、平坦な帯状に形成されている。
第2分割カバー32には、後端部41aの車幅方向中央に連続して第1挿入部45が形成されている。第1挿入部45は、ロック機構26の把手26bが挿通可能な長孔である。
第2枠体41の前端部41bに第3分割カバー33が連結されている。第3分割カバー33は、例えば、第3枠体47と、第3シート48と、第3補強バー49と、を備えている。第3枠体47は、例えば、樹脂材で車幅方向を長手方向とする矩形枠状に形成されている。第3枠体47に第3シート48の全周が取り付けられることにより、第3枠体47の内部空間が第3シート48で塞がれている。
第3補強バー49は、第3枠体47のうち、後端部47aにおける車幅方向中央と前端部47bにおける車幅方向中央との間を架け渡している。第2補強バー43は、平坦な帯状に形成されている。
第3補強バー49は、第3枠体47のうち、後端部47aにおける車幅方向中央と前端部47bにおける車幅方向中央との間を架け渡している。第2補強バー43は、平坦な帯状に形成されている。
第3分割カバー33には、前端部47bの車幅方向中央に連続して第2挿入部51が形成されている。第2嵌合部51は、ロック機構26の把手26bが挿通可能な長孔である。また、第3分割カバー33には、例えば前端部47bの車幅方向中央にストラップ52が取り付けられている。ストラップ52は、例えば、トノカバー10を展開する際に、第3分割カバー33を引き下げるためのものである。実施形態においては、ストラップ52を例示するが、その他の例として、取手等を設けてもよい。
図5は、図4のV矢視図である。図6は、図4のVI矢視図である。
図4〜図6に示すように、折り畳み機構22は、隣り合う分割カバー31〜33同士を回動可能に連結している。折り畳み機構22は、第1ヒンジ(ヒンジ)55と、第2ヒンジ(ヒンジ)56と、付勢機構57と、を備えている。
図4〜図6に示すように、折り畳み機構22は、隣り合う分割カバー31〜33同士を回動可能に連結している。折り畳み機構22は、第1ヒンジ(ヒンジ)55と、第2ヒンジ(ヒンジ)56と、付勢機構57と、を備えている。
図4、図5に示すように、第1ヒンジ55は、第1分割カバー31の前端部35bと、第2分割カバー32の後端部41aと、をカバー本体20の下面において連結している。第1ヒンジ55は、車幅方向に沿う軸線回りに第1分割カバー31と第2分割カバー32とを回動可能に支持している。すなわち、第1分割カバー31及び第2分割カバー32は、第1ヒンジ55により下面同士が向かい合うように折り畳み可能に連結されている。
図5に示すように、付勢機構57は、第1分割カバー31と第2分割カバー32とにおける車幅方向両側部に各々設けられている。付勢機構57は、支持突起61と、第1係止ピン62と、第2係止ピン63と、バネ部材64と、を備えている。
支持突起61は、第1分割カバー31の上面のうち第1枠体35の前端部35bの両端部において、上方(第1分割カバー31から離れる方向)に突出している。
支持突起61は、第1分割カバー31の上面のうち第1枠体35の前端部35bの両端部において、上方(第1分割カバー31から離れる方向)に突出している。
第1係止ピン62は、支持突起61の頂部61aに設けられている。第1係止ピン62は、支持突起61の頂部61aから車幅方向外側に向けて突出している。第1係止ピン62は、例えばテールゲート5の内面5b(図2参照)に固定されていてもよい。
第2係止ピン63は、第2分割カバー32の第2枠体41において両側部41cの後端部41a寄りの部位に設けられている。第2係止ピン63は、車幅方向外側に向けて突出している。
第2係止ピン63は、第2分割カバー32の第2枠体41において両側部41cの後端部41a寄りの部位に設けられている。第2係止ピン63は、車幅方向外側に向けて突出している。
バネ部材64は、第1係止ピン62と第2係止ピン63とを架け渡している。バネ部材64は、例えば圧縮コイルバネである。
ここで、バネ部材64は、折り畳み状態と展開状態との中間位置から、第1分割カバー31に対して第2分割カバー32が折り畳み方向及び展開方向の何れかの方向へ移行するのに伴い、何れかの方向に向けて第2分割カバー32を付勢する。すなわち、バネ部材64は、折り畳み状態と展開状態との中間位置において、最大長さとなる。
ここで、バネ部材64は、折り畳み状態と展開状態との中間位置から、第1分割カバー31に対して第2分割カバー32が折り畳み方向及び展開方向の何れかの方向へ移行するのに伴い、何れかの方向に向けて第2分割カバー32を付勢する。すなわち、バネ部材64は、折り畳み状態と展開状態との中間位置において、最大長さとなる。
第1ストッパ24は、第1枠体35の前端部35bから前方に突出している。第1ストッパ24は、カバー本体20が展開状態にあるとき、第2枠体41の後端部41aに突き当たり、カバー本体20の展開状態を保持する。バネ部材64は、カバー本体20が展開状態にあるときであっても、自然長から伸長した状態であることが好ましい。これにより、第1ストッパ24と第2枠体41の後端部41aとが互いに押し付け合い、展開状態が安定する。なお、展開状態において、第1分割カバー31及び第2分割カバー32は、直線状に広がっている。また、実施形態では、第1ストッパ24は、第1枠体35及び第2枠体41のうち、少なくとも一方に設けられていればよい。また、第1ストッパ24の形状は任意に選択できる。
図4、図6に示すように、第2ヒンジ56は、第2分割カバー32の前端部41bと、第3分割カバー33の後端部47aと、の間をカバー本体20の上面において連結している。第2ヒンジ56は、車幅方向に沿う軸線回りに第2分割カバー32と第3分割カバー33とを回動可能に支持している。すなわち、第2分割カバー32及び第3分割カバー33は、第2ヒンジ56により上面同士が向かい合うように折り畳み可能に連結されている。本実施形態において、第3分割カバー33は、第1分割カバー31に対する第2分割カバー32の回動に伴い、第2分割カバー32に対して自重によって回動する。
第2ストッパ25は、第2枠体41の前端部41bから前方に突出している。これにより、第2ストッパ25は、カバー本体20が展開状態にあるとき、第3枠体47の後端部47aに突き当たり、カバー本体20の展開状態を保持する。なお、展開状態において、第2分割カバー32及び第3分割カバー33は、直線状に広がっている。また、実施形態では、第2ストッパ25は、第2枠体41及び第3枠体47のうち、少なくとも一方に設けられていればよい。また、第2ストッパ25の形状は任意に選択できる。
図7は、カバー本体20の展開状態における動作を説明する概略図である。
図1、図7に示すように、本実施形態のトノカバー10は、テールゲート5に取り付けられているため、テールゲート5の開閉動作に伴いテールゲート5とともに移動する。図示の例では、テールゲート5が開位置P1に配置された状態において、カバー本体20(第1〜第3分割カバー31〜33)が展開状態に保たれている。この状態において、カバー本体20が開口部7に対して上方に位置しているため、荷室4の開口部7を十分に大きく確保できる。これにより、開口部7から荷室4への荷物の積み下ろしの際に、テールゲート5にトノカバー10を取り付けていない場合と同等の作業性で荷室4への積み下ろし作業を行うことができる。
図1、図7に示すように、本実施形態のトノカバー10は、テールゲート5に取り付けられているため、テールゲート5の開閉動作に伴いテールゲート5とともに移動する。図示の例では、テールゲート5が開位置P1に配置された状態において、カバー本体20(第1〜第3分割カバー31〜33)が展開状態に保たれている。この状態において、カバー本体20が開口部7に対して上方に位置しているため、荷室4の開口部7を十分に大きく確保できる。これにより、開口部7から荷室4への荷物の積み下ろしの際に、テールゲート5にトノカバー10を取り付けていない場合と同等の作業性で荷室4への積み下ろし作業を行うことができる。
図4、図7に示すように、テールゲート5が開位置P1に配置された状態から、テールゲート5を閉位置P2まで移動させる。テールゲート5が閉位置P2に配置された状態において、展開されたカバー本体20の第2分割カバー32及び第3分割カバー33(すなわち、カバー本体の一部)が、荷室4(図1参照)の支持部8の上面に支持される。具体的には、第2枠体41の両側部41c、及び第3枠体47の両側部47cが、荷室4の支持部8に支持される。カバー本体20が支持部8に支持された状態において、カバー本体20は、水平方向に沿って配置される。これにより、トノカバー10は、荷室4を上下で仕切り、荷室4の下方空間を上方から覆っている。その結果、荷室4の下方空間に積み込んだ荷物をカバー本体20で覆い、車外から荷物が視認し難いように隠すことができる。
図8は、折り畳み状態における第1分割カバー31及び第2分割カバー32の側面図である。図9、図10は、カバー本体20の折り畳み状態を示す部分斜視図である。
図3、図8、図9に示すように、トノカバー10は、第1ヒンジ55がトノカバー10の上面側に設けられ、第2ヒンジ56がトノカバー10の下面側に設けられる。そのため、第1分割カバー31に対する第2分割カバー32の回動方向、及び第2分割カバー32に対する第3分割カバー33の回動方向が反対向きに設定されている。したがって、トノカバー10は、折り畳み状態において、分割カバー31〜33がつづら折り状に折り畳まれる。
図3、図8、図9に示すように、トノカバー10は、第1ヒンジ55がトノカバー10の上面側に設けられ、第2ヒンジ56がトノカバー10の下面側に設けられる。そのため、第1分割カバー31に対する第2分割カバー32の回動方向、及び第2分割カバー32に対する第3分割カバー33の回動方向が反対向きに設定されている。したがって、トノカバー10は、折り畳み状態において、分割カバー31〜33がつづら折り状に折り畳まれる。
ここで、上述したロック機構26は、把手26bがロック解除位置にあるとき、トノカバー10が展開状態から折り畳み状態に移行する際に、各挿入部45,51内に挿通される。この場合、把手26bは、挿入部45,51を通過して第3分割カバー33から突出する。
図10に示すように、把手26bが第3分割カバー33から突出した状態で、把手26bを軸部26a回りに回転させる。すると、把手26bが挿入部45,51の開口縁からはみ出した状態となり、カバー本体20の展開方向への移動が規制される。すなわち、把手26bをロック位置とすることで、カバー本体20が折り畳み状態に保持(ロック)される。
図11は、折り畳み状態におけるカバー本体20の動作を説明する概略図である。
図11に示す例では、テールゲート5が開位置P1に配置された状態において、カバー本体20の第1〜第3分割カバー33が折り畳まれた状態に保たれている。この状態から、テールゲート5を閉位置P2まで移動させる。テールゲート5が閉位置P2まで移動した状態において、折り畳まれたカバー本体20が荷室4の支持部8より後方に配置される。すなわち、本実施形態の分割カバー31〜33は、テールゲート5の後端部からの前後方向における長さが、支持部8に接触しない長さに設定されている。これにより、テールゲート5の閉動作及び閉位置において、トノカバー10が支持部8に干渉することを抑制できる。
図11に示す例では、テールゲート5が開位置P1に配置された状態において、カバー本体20の第1〜第3分割カバー33が折り畳まれた状態に保たれている。この状態から、テールゲート5を閉位置P2まで移動させる。テールゲート5が閉位置P2まで移動した状態において、折り畳まれたカバー本体20が荷室4の支持部8より後方に配置される。すなわち、本実施形態の分割カバー31〜33は、テールゲート5の後端部からの前後方向における長さが、支持部8に接触しない長さに設定されている。これにより、テールゲート5の閉動作及び閉位置において、トノカバー10が支持部8に干渉することを抑制できる。
ここで、図2、図5に示すように、第1分割カバー31は、テールゲート5の取付部12に係止部27が固定されている。加えて、第1係止ピン62は、例えば、テールゲート5の内面5bにおいて車幅方向両側部の後部寄りの固定されている。これにより、折り畳まれたカバー本体20(すなわち、トノカバー10)をテールゲート5で良好に支持できる。
図12は、折り畳み状態におけるカバー本体20を示す側面図である。
図12に示すように、トノカバー10の折り畳み状態において、テールゲート5を開位置P1にした際に、トノカバー10を荷室4の開口部7に対して十分に高い位置H1に配置できる。これにより、テールゲート5にトノカバー10を取り付けていない場合と同様に、荷室4への積み下ろし作業を行うことができる。
また、カバー本体20は、折り畳み状態にあり、かつテールゲート5の閉位置P2にあるとき、テールゲート5からの長さが支持部8に接触しない長さに設定されている。すなわち、カバー本体20を折り畳んだ状態において、テールゲート5を閉位置P2にした際に、トノカバー10を荷室4の後部に配置できる。よって、トノカバー10を取り外さなくても、荷室4の前部をトノカバー10で遮らないようにできる。これにより、荷室4の少なくとも前部において、下方空間を超える高さの荷物70を荷室4に積み込むこと等ができる。
図12に示すように、トノカバー10の折り畳み状態において、テールゲート5を開位置P1にした際に、トノカバー10を荷室4の開口部7に対して十分に高い位置H1に配置できる。これにより、テールゲート5にトノカバー10を取り付けていない場合と同様に、荷室4への積み下ろし作業を行うことができる。
また、カバー本体20は、折り畳み状態にあり、かつテールゲート5の閉位置P2にあるとき、テールゲート5からの長さが支持部8に接触しない長さに設定されている。すなわち、カバー本体20を折り畳んだ状態において、テールゲート5を閉位置P2にした際に、トノカバー10を荷室4の後部に配置できる。よって、トノカバー10を取り外さなくても、荷室4の前部をトノカバー10で遮らないようにできる。これにより、荷室4の少なくとも前部において、下方空間を超える高さの荷物70を荷室4に積み込むこと等ができる。
以上、説明したように、本実施形態のトノカバー10によれば、テールゲート5に取り付けられている構成とした。
この構成によれば、テールゲート5の開閉動作に伴い、トノカバー10が移動する。そのため、トノカバー10が展開状態にあったとしても、テールゲート5の開位置P1への移動に伴い、トノカバー10が荷室4から退避することで、荷室4の下方空間が開放される。これにより、テールゲート5の開動作と、荷室4の開放動作と、を一体で行うことができる。その結果、操作性を向上させることができる。
また、トノカバー10をテールゲート5に取り付けることにより、例えば車両1のシート配置をバリエーション展開させる際等であっても、トノカバー10を荷室4から外す必要がない。これにより、荷室4から外したトノカバーを収容するための空間を荷室4等から不要にでき、例えば荷室を最大限に確保できる。
この構成によれば、テールゲート5の開閉動作に伴い、トノカバー10が移動する。そのため、トノカバー10が展開状態にあったとしても、テールゲート5の開位置P1への移動に伴い、トノカバー10が荷室4から退避することで、荷室4の下方空間が開放される。これにより、テールゲート5の開動作と、荷室4の開放動作と、を一体で行うことができる。その結果、操作性を向上させることができる。
また、トノカバー10をテールゲート5に取り付けることにより、例えば車両1のシート配置をバリエーション展開させる際等であっても、トノカバー10を荷室4から外す必要がない。これにより、荷室4から外したトノカバーを収容するための空間を荷室4等から不要にでき、例えば荷室を最大限に確保できる。
本実施形態では、カバー本体20を第1〜第3分割カバー33に分割して、分割した第1〜第3分割カバー33を折り畳み機構22で折り畳み可能に構成した。
この構成によれば、例えば巻取機構を備えたトノカバー等に比べて小型化及び軽量化を図ることができる。よって、トノカバー10をテールゲート5に取り付ける場合であっても、取付強度を確保し易くなる。
その結果、小型化軽量化を図った上で、使い勝手に優れたトノカバー10を提供することができる。
この構成によれば、例えば巻取機構を備えたトノカバー等に比べて小型化及び軽量化を図ることができる。よって、トノカバー10をテールゲート5に取り付ける場合であっても、取付強度を確保し易くなる。
その結果、小型化軽量化を図った上で、使い勝手に優れたトノカバー10を提供することができる。
本実施形態では、折り畳み方向及び展開方向の双方に第2分割カバー32を付勢可能な付勢機構57を備える構成とした。
この構成によれば、カバー本体20を折り畳み状態及び展開状態の双方に移行させ易くなる。この場合、テールゲート5を開位置P1にした状態で、例えば片手操作等によって折り畳み状態及び展開状態を切り替えることができる。
この構成によれば、カバー本体20を折り畳み状態及び展開状態の双方に移行させ易くなる。この場合、テールゲート5を開位置P1にした状態で、例えば片手操作等によって折り畳み状態及び展開状態を切り替えることができる。
[トノカバーの展開動作]
次に、トノカバーの展開動作を図5、図10、図13(a)〜(c)に基づいて説明する。図13(a)〜(c)は、カバー本体20を展開する動作例を説明する概略図である。
図10、図13(a)に示すように、折り畳み状態にあるトノカバー10に対し、把手26bをロック位置からロック解除位置に回転させる。これにより、ロック機構26によるロックが解除される。この状態で、ストラップ52を介してカバー本体20を引き下げる。すると、主に第2分割カバー32が第1分割カバー31に対して第1ヒンジ55回りの展開方向に回転する。この際、第2分割カバー32は、折り畳み位置と展開位置との中間位置まではバネ部材64(図8参照)の付勢力に抗して回転する(矢印A方向)。
次に、トノカバーの展開動作を図5、図10、図13(a)〜(c)に基づいて説明する。図13(a)〜(c)は、カバー本体20を展開する動作例を説明する概略図である。
図10、図13(a)に示すように、折り畳み状態にあるトノカバー10に対し、把手26bをロック位置からロック解除位置に回転させる。これにより、ロック機構26によるロックが解除される。この状態で、ストラップ52を介してカバー本体20を引き下げる。すると、主に第2分割カバー32が第1分割カバー31に対して第1ヒンジ55回りの展開方向に回転する。この際、第2分割カバー32は、折り畳み位置と展開位置との中間位置まではバネ部材64(図8参照)の付勢力に抗して回転する(矢印A方向)。
図5、図13(b)に示すように、第2分割カバー32は、折り畳み位置と展開位置との中間位置を通過すると、バネ部材64の付勢力によってさらに展開方向に回転する。その後、第2分割カバー32は、第1ストッパ24に突き当たることで、展開方向への回転が規制される。なお、第2分割カバー32が第1ストッパ24に突き当たった状態においては、第2分割カバー32はバネ部材64によって展開方向に付勢されている。
一方、第3分割カバー33は、第1分割カバー31に対する第2分割カバー32の展開方向への回転に伴い、自重によって第2分割カバー32に対して第2ヒンジ56回りに回転する(矢印B方向)。その後、第3分割カバー33が第2ストッパ25に突き当たることで、展開方向への回転が規制される。
これにより、図5、図13(c)に示すように、トノカバー10は、各分割カバー31〜33が直線状に配置された展開状態となる。
本実施形態では、カバー本体20が展開状態において、隣り合う分割カバー31〜33の少なくとも一方にストッパ24,25が設けられた構成とした。
この構成によれば、展開状態において各分割カバー31〜33を所望の位置に保持し易くなる。
この構成によれば、展開状態において各分割カバー31〜33を所望の位置に保持し易くなる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、前記実施形態では、テールゲート5を閉じた状態において、展開したカバー本体20を支持部8で支持する例について説明したが、加えて、折り畳んだカバー本体20を支持部8で支持してもよい。
上述した実施形態では、ヒンジ55,56を介して複数の分割カバー31〜33が連結された構成について説明したが、この構成に限られない。一枚のカバーを折り曲げ可能に構成してもよい。
上述した実施形態では、3枚の分割カバー31〜33によりカバー本体20が形成された構成について説明したが、2枚や4枚以上の分割カバーによりカバー本体20を構成してもよい。
例えば、前記実施形態では、テールゲート5を閉じた状態において、展開したカバー本体20を支持部8で支持する例について説明したが、加えて、折り畳んだカバー本体20を支持部8で支持してもよい。
上述した実施形態では、ヒンジ55,56を介して複数の分割カバー31〜33が連結された構成について説明したが、この構成に限られない。一枚のカバーを折り曲げ可能に構成してもよい。
上述した実施形態では、3枚の分割カバー31〜33によりカバー本体20が形成された構成について説明したが、2枚や4枚以上の分割カバーによりカバー本体20を構成してもよい。
上述した実施形態では、ロック機構26が把手26bによりカバー本体20を折り畳み状態に保持する構成について説明したが、この構成に限られない。ロック機構は、磁石や面ファスナー、凹凸嵌合、ベルト締結等によってカバー本体20を折り畳み状態に保持してもよい。
上述した実施形態では、付勢機構57が展開方向及び折り畳み方向の双方に付勢可能な構成について説明したが、この構成に限られない。付勢機構57は、展開方向及び折り畳み方向の何れか一方のみに付勢する構成であってもよい。また、付勢機構57は設けない構成であってもよい。
上述した実施形態では、付勢機構57が展開方向及び折り畳み方向の双方に付勢可能な構成について説明したが、この構成に限られない。付勢機構57は、展開方向及び折り畳み方向の何れか一方のみに付勢する構成であってもよい。また、付勢機構57は設けない構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 車両
4 荷室
5 テールゲート
7 開口部
8 支持部
10 トノカバー(車両用トノカバー)
20 カバー本体
31〜33 第1〜第3分割カバー(複数の分割カバー)
55 第1ヒンジ(ヒンジ)
56 第2ヒンジ(ヒンジ)
57 付勢機構
4 荷室
5 テールゲート
7 開口部
8 支持部
10 トノカバー(車両用トノカバー)
20 カバー本体
31〜33 第1〜第3分割カバー(複数の分割カバー)
55 第1ヒンジ(ヒンジ)
56 第2ヒンジ(ヒンジ)
57 付勢機構
Claims (4)
- 車両の後部に画成された荷室の開口部を開閉するテールゲートに設けられ、折り畳み可能なカバー本体を備え、
前記カバー本体は、展開状態にあり、かつ前記テールゲートの閉位置にあるとき、前記荷室に設けられた支持部に支持されることで、前記荷室を上下方向に仕切る車両用トノカバー。 - 前記カバー本体は、ヒンジを介して互いに回動可能に構成された複数の分割カバーを備え、
前記カバー本体は、前記ヒンジ回りに回動することで折り畳み状態と前記展開状態との間を移行し、
前記折り畳み状態と前記展開状態との中間位置から、前記カバー本体が折り畳み方向及び展開方向の何れかの方向へ移行するのに伴い、前記何れかの方向に向けて前記カバー本体を付勢する付勢機構を備えている請求項1に記載の車両用トノカバー。 - 前記ヒンジを介して隣り合う前記分割カバーのうち、少なくとも一方の前記分割カバーには、前記展開状態において他方の前記分割カバーに当接するストッパが設けられている請求項2に記載の車両用トノカバー。
- 前記カバー本体は、折り畳み状態にあり、かつ前記テールゲートの閉位置にあるとき、前記支持部と干渉しない長さに設定されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両用トノカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019144512A JP2021024451A (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | 車両用トノカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019144512A JP2021024451A (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | 車両用トノカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021024451A true JP2021024451A (ja) | 2021-02-22 |
Family
ID=74662728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019144512A Pending JP2021024451A (ja) | 2019-08-06 | 2019-08-06 | 車両用トノカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021024451A (ja) |
-
2019
- 2019-08-06 JP JP2019144512A patent/JP2021024451A/ja active Pending
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