JP2006143037A - 車両後部荷室構造 - Google Patents

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Yoshibumi Taoka
義文 田岡
Junichi Kurashige
順一 藏重
Akira Takeori
明 竹折
Eiji Ono
栄二 小野
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Meiwa Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 積載した荷物を剛性のある仕切部材にて安定して保持でき、かつその仕切部材を不要時には簡単に邪魔にならないように収納できる車両後部荷室構造を提供する。
【解決手段】 リヤシート2とバックドアとの間に設定された後部荷室4において、複数の平たい棒状部材12の長手方向の側辺同士を相互に屈曲可能に連接して構成され、一方向に可撓性を有しそれと直交する方向に剛性を有する仕切部材11を設け、後部荷室4の床面を構成するデッキボード6の下面など、荷室壁構成部材内に後部荷室4内に対する出入開口10を有するとともに仕切部材11を出し入れ自在に収納する仕切部材収納部9を形成し、仕切部材収納部9から仕切部材11を引き出して剛性のある仕切14を形成できるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は車両後部荷室構造に関し、特に後部荷室に積載した荷物を安定保持できる車両後部荷室構造に関するものである。
ワゴン、バン、ハッチバック等の車両においては、図5に示すように、車両21のリヤシート22とバックドア開口部23との間に後部荷室24が設定されているが、通常、後部荷室24の床面はフラットに構成され、また後部荷室24内を仕切るための剛性のある仕切部材も特に設けられていない。
一方、後部荷室スペース(トノー部)に収納した荷物の上方を柔軟なシート材から成るトノーカバーで覆って遮蔽するようにしたものにおいて、リヤシートの後方に荷物を上に載置可能な板状のパーセルシェルフを配設し、このパーセルシェルフにトノーカバーの巻取装置を設け、トノーカバーを引き出し可能にパーセルシェルフに内蔵させたものは知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、略矩形状を成しかつ折り畳むことで伸縮自在に形成された細かい網目状の布体から成るシート本体の縁部に係止部材を設け、車室の左右幅方向に係止部材にてシート本体を張設し、車室内を仕切るようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−44871号公報 特開2004−17877号公報
ところが、従来の後部荷室構造においては、後部荷室24内を仕切る剛性のある仕切部材は配設されていないため、後部荷室24内に積載した荷物を安定して保持することができず、図5に示すように、後部荷室24に荷物25を積載した状態でバックドアを閉じて走行した場合、走行中に作用する加速度によって荷物25の積載状態が崩れ、目的地でバックドアを開いた時に、バックドア開口部23から荷物25が転落する恐れがあるという問題があった。また、このような問題を解消するため、剛性のある仕切部材を配設した場合、不要な場合に取り外して片づけるのに手間がかかるとともに、仕切部材の収納部が無いために邪魔になるという問題がある。
一方、特許文献1や特許文献2に開示された構成では、柔軟なシート材からなるトノーカバーやシート本体を用いているので、コンパクトに収納でき、また取り外しも容易であるが、単純に荷室を遮蔽したり、区画したりすることができるだけであり、積載した荷物を保持するように荷室を仕切ることはできず、上記問題を解消することはできないものである。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、積載した荷物を剛性のある仕切部材にて安定して保持でき、かつその仕切部材を不要時には簡単に邪魔にならないように収納できる車両後部荷室構造を提供することを課題とする。
本発明の車両後部荷室構造は、リヤシートバックとバックドアとの間に設定された車両後部荷室に、少なくともその下部空間を仕切る仕切部材を配設した車両後部荷室構造であって、複数の平たい棒状部材の長手方向の側辺同士を相互に屈曲可能に連接して構成され、一方向に可撓性を有しそれと直交する方向に剛性を有する仕切部材を設け、後部荷室を区画形成する荷室壁構成部材内に荷室内に対する出入開口を有するとともに仕切部材を出し入れ自在に収納する仕切部材収納部を形成したものである。
この構成によれば、仕切部材が一方向に可撓性を有して変形自在であるため、仕切部材収納部に対して容易に出し入れ自在とすることができるとともに、引き出してその両側部を支持することで剛性のある仕切を構成でき、従って車両の後部荷室に荷物を積載する際に、その荷物が転倒したり、転落したりする恐れがある場合に、仕切部材収納部から仕切部材を引き出し、その両側縁部を荷室壁構成部材などに係合させて支持することで後部荷室に剛性のある仕切を形成することができ、重量のある荷物であっても、転倒したり、転落したりしないように安定して保持することができる。また、不要時には仕切部材を仕切部材収納部に収納することで、邪魔にならず、見栄えも良い。
また、仕切部材収納部を荷室床面の下部に配設し、その出入開口をバックドア開口部近傍に配設すると、後部荷室を広く使うことができ、かつバックドア開口部を仕切部材で仕切ることができるので、バックドア開口部から荷物が転落するのを確実に防止でき、多量の荷物であっても後部荷室に安定して積載することができ、また車両後方より操作できるので、大変便利である。
本発明によれば、車両の後部荷室に荷物を積載する際に、仕切部材収納部から仕切部材を引き出し、その両側縁部を荷室壁構成部材などに係合させることで後部荷室に剛性のある仕切を形成することができ、重量のある荷物であっても、転倒したり、転落したりしないように安定して保持することができる。
以下、本発明の車両後部荷室構造の一実施形態について、図1、図2を参照して詳細に説明する。
図1(a)、(b)において、1は車両で、そのリヤシート2とバックドア開口部3を開閉自在に閉鎖するバックドア(図示せず)との間に後部荷室4が設定されている。5は、工具類やスペアタイヤなどを収容する収納ボックスで、後部荷室4のフロアパネル上に設置されている。収納ボックス5の上面には、後部荷室4の床壁を構成する荷室壁構成部材としてのデッキボード6が配置されている。デッキボード6上には、リヤシート2の前後位置調整に追従して前後に移動する可動デッキボード7が設置されている。この可動デッキボード7の前端は、連結部材7aを介してリヤシート2のフレームに連結され、また可動デッキボード7の前端部には、左右一対の各リヤシート2に対応して、そのシートバック2aの背面に先端部8aが常時接した状態でシートバック2aの起立・倒伏回動に従動して回動するように前方に向けて揺動付勢された揺動接続板8が配設されている。
デッキボード6の下面には、平板状の収納空間を形成するとともにその後端部にバックドア開口部3の内側に隣接して後部荷室4内に臨む出入開口10を有する仕切部材収納部9が配設されている。この仕切部材収納部9内に、複数の平たい棒状部材12をその長手方向の側辺同士を相互に屈曲可能に連接して構成して成り、棒状部材12の連接方向に可撓性を有し、それと直交する棒状部材12の長手方向には剛性を有する仕切部材11が出し入れ自在に収納されている。
仕切部材11の後端側の一端11aは、その左右両側に突設した係止部材(図示せず)を、デッキボード6の後端両側縁若しくはデッキサイドトリムなどに係合させることで出入開口10に臨んだ位置で係止されている。仕切部材11の前端側の他端11bと仕切部材収納部9の内奥端との間には引張ばねなどの弾性部材13が介装され、仕切部材11を常時仕切部材収納部9内に収納した状態に向けて付勢している。また、図2に示すように、弾性部材13の付勢力に抗して仕切部材11を出入開口10から上方に引き出した状態で、その一端11aの左右両側に突設した前記係止部材(図示せず)をデッキサイドトリムなどに係止させることで、バックドア開口部3の下部に剛性のある仕切14が形成される。また、仕切14を形成している仕切部材11の両側部は、バックドア開口部3の両側部内側に係合して支持されている。
以上の構成によれば、仕切部材11を仕切部材収納部9から引き出した状態でその一端11a両側の係止部材(図示せず)をデッキサイドトリムなどに係止することで、図2(a)に示すように、バックドア開口部3の内側下部に剛性のある仕切14を構成することができ、後部荷室4に荷崩れし易い荷物15を積載する場合でも、図2(b)に示すように、荷物15を仕切14で保持して荷崩れを防止できる。従って、後部荷室4に多量の荷物15を積載する場合であっても、バックドアを開いたときにバックドア開口部3から荷物15が転落するのを確実に防止できる。
また、仕切部材収納部9を後部荷室4床面を構成するデッキボード6の下部に配設し、その出入開口10をバックドア開口部3の内側に隣接して配設しているので、後部荷室4を広く使うことができるとともに、車両1の後方より操作できるので大変便利である。
また、不要時には仕切部材11を仕切部材収納部9内に収納することができるため、仕切部材11が邪魔になるようなこともなく、また見栄えも良い。
以上の説明では、後部荷室4の床壁を構成するデッキボード6の後端に形成した出入開口10から仕切部材11を上方に引き出して仕切14を形成する例を示したが、図3に示すように、後部荷室4の床壁を構成するデッキボード6の前後方向中間位置に出入開口10を配設し、後部荷室4の前後方向中間部に仕切14を形成することもできる。また、後部荷室4を車幅方向に横断する仕切14に限らず、図3に仮想線で示すように、前後方向の仕切14を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、仕切部材11を後部荷室4の床壁を構成するデッキボード6の下部に配設した仕切部材収納部9に収納し、出入開口10から上方に引き出して仕切14を形成する例を示したが、他の実施形態として、図4に示すように、後部荷室4の両側壁の内部に形成した仕切部材収納部(図示せず)に仕切部材11を収納し、バックドア開口部3の左右両側に形成した出入開口(図示せず)から車幅方向内側に引き出し、その先端に設けた結合部材16にて相互に結合することで、バックドア開口部3の下部に仕切14を形成する構成としても良い。
本発明の車両後部荷室構造は、仕切部材収納部から仕切部材を引き出し、その両側縁部を荷室壁構成部材に係合させることで後部荷室に剛性のある仕切を形成することができ、重量のある荷物であっても、転倒したり、転落したりしないように安定して保持することができるので、後部荷室を有する各種自動車に有用である。
本発明の車両後部荷室構造の一実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は縦断側面図である。 同実施形態で、仕切部材を引き出して仕切を形成した状態を示し、(a)は斜視図、(b)は縦断側面図である。 同実施形態の変形例を示す斜視図である。 本発明の車両後部荷室構造の他の実施形態を示す外観斜視図である。 従来例の車両後部荷室構造の外観斜視図である。
符号の説明
1 車両
2 リヤシート
3 バックドア開口部
4 後部荷室
6 デッキボード(荷室壁構成部材)
9 仕切部材収納部
10 出入開口
11 仕切部材
12 棒状部材
14 仕切
15 荷物

Claims (2)

  1. リヤシートバックとバックドアとの間に設定された車両後部荷室に、少なくともその下部空間を仕切る仕切部材を配設した車両後部荷室構造であって、複数の平たい棒状部材の長手方向の側辺同士を相互に屈曲可能に連接して構成され、一方向に可撓性を有しそれと直交する方向に剛性を有する仕切部材を設け、後部荷室を区画形成する荷室壁構成部材内に荷室内に対する出入開口を有するとともに仕切部材を出し入れ自在に収納する仕切部材収納部を形成したことを特徴とする車両後部荷室構造。
  2. 仕切部材収納部を荷室床面の下部に配設し、その出入開口をバックドア開口部近傍に配設したことを特徴とする請求項1記載の車両後部荷室構造。
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