JP2000280828A - 自動車の後部車体構造 - Google Patents

自動車の後部車体構造

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JP2000280828A
JP2000280828A JP11089183A JP8918399A JP2000280828A JP 2000280828 A JP2000280828 A JP 2000280828A JP 11089183 A JP11089183 A JP 11089183A JP 8918399 A JP8918399 A JP 8918399A JP 2000280828 A JP2000280828 A JP 2000280828A
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lid
pocket
body structure
rear floor
vehicle
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Hiroyuki Kameoka
宏行 亀岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺物を収納すると共に、車室内の換気及び
ドア閉鎖時の操作性を確保し、かつ室内の静粛性が得ら
れる自動車の車体後部構造を提供する。 【解決手段】リヤフロア10の後部に略全幅に亘ってポ
ケット11を凹設し、ポケット11を車体側面に開口す
るダクト開口部に連通すると共に、ポケット11を閉蓋
する第1蓋部15及び第2蓋部16を設け、かつ第1蓋
部15にスリット15aを穿設する。リヤフロア10の
後部に略全幅に亘るポケット11が凹設されて長尺物の
収納が可能になり、更に第1蓋部15に穿設されたスリ
ット15a及びポケット11を介して車室内から車体側
面に至る空気流通経路Lが形成されて車室内の換気及び
ドア閉鎖時の操作性が確保され、かつ十分な空気流通経
路Lの長が得られて外部から侵入する騒音の減衰が得ら
れて車室内の静粛性がもたらされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の後部車体
構造に関し、特にリヤフロアに凹設されたポケット、及
び該ポケットを開閉する蓋部を備えた自動車の後部構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ワゴンタイプ自動車にあって
は、リヤシートの後方に形成される荷室内を上下に仕切
るトノカバーが設けられている。
【0003】このトノカバーは、荷室内の荷物を覆うこ
とによって美観の向上を図り、かつ太陽光線等から荷物
を保護すると共に、トノカバーを取り外すことによって
高さの嵩張る荷物の搭載を可能にしている。
【0004】また、荷室の後方には、一般に図8に斜視
図を示すようにリヤフロア101に隣接するリヤクォー
タトリム105の後部近傍にダクト(図示せず)によっ
て車体後部側面に開口するエアベントグリルに接続され
て車室内の換気及びドア閉鎖に伴う車室内の気圧上昇を
抑制してドア閉鎖時の操作性向上を図るためのエアアウ
トレットグリル103が設けられている。
【0005】更に、例えば実開昭55−87839号公
報に開示され、かつ図9に要部断面図、図10に図9の
IV−IV線断面図及び図11に要部平面図を示すよう
に、リヤシート111の後方において、リヤフロア11
2の後縁に沿って車幅方向に延在する凹陥部を設けてポ
ケット113を形成し、かつ該ポケット113の略中央
部を閉蓋する第1蓋部材114と、第1蓋部材114に
隣接して開口部の残部を閉蓋する第2蓋部材116をと
を設けた車体後部構造がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、トノカバーによって荷物を覆うことにより美観が確
保され、かつ太陽光線等から荷物を保護することができ
る。しかし、荷室内に上記取り外されたトノカバーを保
管する適切な場所がなく、取り外されたトノカバーは、
リヤフロア上に横臥されることから、荷室内が煩雑にな
ることがある。
【0007】一方、上記リヤクォータトリムの後部近傍
にエアアウトレットグリルを配設する後部車体構造にあ
っては、該エアアウトレットグリルと車体外側に取り付
けられるエアベントグリルとが比較的近接して配設され
ることから、エアアウトレットグリルと車体外側に取り
付けられるエアベントグリルとを連結するダクトが短
く、エアアウトレットグリルとエアベントグリルとの間
に形成される空気流通経路を十分な長さに確保すること
が困難であり、車外からダクトを介して進入する騒音を
十分に低減せしめる消音機能が達成できず、またリヤク
ォータトリムの後部近傍に専用のエアアウトレットグリ
ルを取り付けることから車体設計の自由度が制限され、
かつ製造コストの増加が懸念される。
【0008】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、リヤフロアに設けられるポケットに着目し、該
ポケットを有効活用することによって、トノカバー等の
長尺物の保管場所を確保すると共に、車室内の換気性
能、ドア閉鎖時の操作性及び、室内の静粛性が得られ、
かつ車体設計の自由度及び製造コストの低減が得られる
自動車の車体後部構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車の後部車体構造の発明は、リヤフロ
ア後部に凹設されたポケット及び、該ポケットの開口部
を閉蓋する蓋部を備えた自動車の後部車体構造におい
て、上記ポケットは、上記リヤフロア後部に、該リヤフ
ロアの略全幅に亘って凹設されると共に、車体側面に開
口するダクト開口部に連通し、上記蓋部は、上記リヤフ
ロアに揺動自在にヒンジ結合されると共に、閉蓋状態に
おいて車室内と上記ポケット内とを連通する空気流通孔
が穿設されたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、リヤフロア後部
に略全幅に亘るポケットが凹設されて長尺物の収納が可
能になり、更にポケットが車体側面に開口するダクト開
口部に連通すると共に、蓋部に空気流通孔を穿設するこ
とから、該空気流通孔及びポケットを介して車室内から
車体側面に至る空気流通経路が形成されて車室内の換気
及びドア閉鎖時の操作性が確保され、かつ十分な長さの
空気流通経路が確保されて外部から侵入する騒音等の減
衰がもたらされて車室内の静粛性が得られる。更に車室
内に配設されるエアアウトレットグリルの廃止が可能に
なり製造コストの削減及び設計の自由度が拡大される。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1の自動
車の後部車体構造において、上記ポケットは、上記リヤ
フロア後部に凹設されたメインポケット部と、該メイン
ポケット部の車幅方向両側に各々連続してリヤフロア後
部に凹設された2つのサブポケット部を備え、上記蓋部
は、上記リヤフロアに揺動自在にヒンジ結合されて上記
メインポケット部を閉蓋すると共に、上記空気流通孔が
穿設された第1蓋部と、上記各サブポケットを各々閉蓋
する2つの第2蓋部とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、ポケットをメイ
ンポケット部と、2つのサブポケット部によって形成す
ることから、上記請求項1に加え、各メインポケット部
及びサブポケット部を荷物の大きさ等に応じて適宜選択
して使用することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2の自動
車の後部車体構造において、上記第1蓋部及び各第2蓋
部は、各々独立して揺動自在に上記リヤフロアにヒンジ
結合されたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、メインポケット
部及び各サブポケット部を閉蓋する第1蓋部及び第2蓋
部が独立してリヤフロアにヒンジ結合されることから、
第1蓋部及び各第2蓋部を選択的、或いは共に開閉する
ことによって荷物等の大きさ等に応じて適宜メインポケ
ット部及びサブポケット部を選択的に、或いは同時に使
用することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3の自動
車の後部車体構造において、上記第1蓋部と第2蓋部と
の間に第1蓋部と第2蓋部との揺動を連動せしめる連結
部を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、連結部によって
第1蓋部と第2蓋部が連結部を介して連動せしめられ、
第1蓋部の開閉操作に伴って第2蓋部も開閉されて蓋部
の開閉操作性が向上する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項2の自動
車の後部車体構造において、上記各第2蓋部は、各々第
1蓋部と一体形成されたことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によると、第1蓋部と第2
蓋部が一体に形成され、構成の簡素化が得られる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
自動車の後部車体構造において、上記ポケットは、車体
から取り外されたトノカバーが収納可能であることを特
徴とする。
【0020】請求項6の発明によると、トノカバー装着
車において、取り外したトノカバーをポケット内に収納
することが可能になり、リヤフロア上等が煩雑になるこ
とを未然に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施の形態)以下、本発明
による自動車の後部車体構造の第1実施の形態を図1乃
至図5によって説明する。
【0022】図1は、本実施の形態における後部車体構
造の概要を示す要部斜視図であり、図2は要部を示す図
1のI−I線断面図、図3は図1のII−II線断面
図、図4は後部車体構造の要部を模型的に示す斜視図で
あり、図5は図4のIII−III線断面図である。
【0023】図中符号10はリヤフロアであり、リヤフ
ロア10にはリヤシート2の後方にスペアタイヤTを収
納するメインポケット部12が凹設されると共に、メイ
ンポケット部12の後端両側部に各々延設サブポケット
部13が延設され、これらメインポケット部12と両サ
ブポケット部13によって平面視略T字状のポケット1
1が凹設形成されると共に、メインポケット部12を隔
てて両サブポケット部12内に横臥するようにして、巻
き取られて取り外されたトノカバー50が収納可能なよ
うに形成されている。
【0024】メインポケット部12の開口部は、前縁が
メインポケット部12の開口部前縁にヒンジ或いはセル
フヒンジによってヒンジ結合された第1蓋部15によっ
て開閉可能でかつ、サブポケット部13の開口部は該サ
ブポケット部13の前縁にヒンジ結合された第2蓋部1
6によって開閉可能に形成されている。
【0025】メインポケット部12を閉蓋する第1蓋部
15には、第1蓋部15及び第2蓋部16によって閉蓋
した状態で荷室とメインポケット部12内とを連通する
空気流通孔、例えば複数のスリット15aが穿設されて
いる。
【0026】更に、第1蓋部15と第2蓋部16とは連
結部によって連動可能に連結されている。この連結部
は、例えば図4に示すように第1蓋部15の先端部と第
2蓋部16の先端部を連結するワイヤ17によって形成
され、第1蓋部15を所定以上揺動して開蓋した際に、
ワイヤ17を介して第2蓋部16の先端部が牽引されて
第2蓋部16が開蓋するように形成され、第1蓋部15
を閉蓋することによってワイヤ17によって連結された
第2蓋部第16が閉蓋するように連動せしめられてい
る。この結果、第1蓋部15の開閉操作で第2蓋部16
も第1蓋部15に連動して開閉されて蓋部の操作性が向
上する。
【0027】ポケット11内には、図2に示すようにス
ペアタイヤT等を収納する下部と、他の荷物を収容する
上部とに区画する仕切部材22が取り外し可能に設けら
れている。
【0028】次に、サブポケット部13の両側端を車体
側面に連通する連通部の構造を図3によって説明する。
【0029】サブポケット部13の底部を形成するリヤ
フロア10の側端は、車体前後方向に延在する断面略L
字状に折曲形成されたリヤフロアサイド31に結合さ
れ、リヤフロアサイド31の下端縁は、リヤクォータパ
ネル33の下端に延設されたロアパネル32の下端縁に
結合されている。なお、符号30はポケット11内に敷
設されたマットである。
【0030】ロアパネル32は、車体後部に装着される
リヤバンパの側部、即ちリヤバンパの側部に車体側面を
回り込むように形成されたバンパサイド34によって被
覆されると共に、ダクト開口部32aが開口している。
【0031】リヤクォータパネル33及びロアパネル3
2の車室内側には、例えば発泡ウレタン或いはフェルト
等の吸音材36及びこの吸音材36に張設されたゴム等
の遮音材37を成形した遮音材35が張設され、その車
室内側にリヤクォータトリム5が設けられている。
【0032】遮音材35には、ロアパネル32に開口す
るダクト開口部32aの周縁上に当接可能な筒状のグリ
ル取付部39及び、このグリル取付部39と上記サイド
ポケット部16とを連通するダクト40が一体に形成さ
れている。
【0033】更に、ロアパネル32のダクト開口部32
a及びグリル取付部39に嵌入する嵌合部41a、ダク
ト開口部32aの周縁上に外方から当接する取付部41
b及びグリル部41cを備えたエアベントグリル41を
有し、嵌合部41aをグリル開口部32a及びグリル取
付部39内に嵌合すると共に、グリル開口部32aの周
縁上に取付部41bを重合した状態でビス42によりエ
アベントグリル41がロアパネル32及びグリル取付部
39に取り付けられる。
【0034】このように形成された後部車体構造による
と、第1蓋部15及び両第2蓋部16を適宜選択的に、
或いは第1蓋部15と両第2蓋部16を共に開放するこ
とにより荷物等に最適なポケット11の開口面積が得ら
れ、特に第1蓋部15及び両第2蓋部16を共に開放す
るすることによって、メインポケット部12を介して両
サブポケット部13が車幅方向に連続する長大なポケッ
ト部11の開口部がもたらされ、取り外されて巻き取ら
れたトノカバー50を横臥せしめた状態でポケット11
内に収納することができる。
【0035】更に、第1蓋部15及び両第2蓋部16に
よりメインポケット部12及び両サブポケット部13の
開口部を閉鎖した状態において、車室内が第1蓋部15
に開口したスリット15aからメインポケット部12、
サブポケット部13、ダクト40及びエアベントグリル
41を介して車体側面に至る空気流通経路Lが形成され
る。
【0036】この結果、この空気流通経路Lを介して車
室内の換気及びドア閉鎖時の操作性が確保されると共
に、スリット15aからエアベントグリル41に至る十
分な長さの空気流通経路Lが得られ、エアベンチグリル
41から空気流通経路Lを介して車室内に侵入する外部
からの騒音の減衰が得られて、車室内の静粛性がもたら
される。
【0037】更に、車室内のリヤクォータトリム等に配
設されるエアアウトレットグリルの廃止に伴って、製造
コストの削減が得られると共に、エアアウトレットグリ
ルの取付による束縛から開放されて車体設計の自由度が
拡大される。
【0038】(第2実施の形態)次に、図6によって本
発明による後部車体構造の第2実施の形態を説明する。
この第2実施の形態は、上記第1実施の形態におけるダ
クト40を遮音材35と別体に形成することで遮音材3
5の形状の簡素化及び安定化を得るものであって、他の
構成は上記第1実施の形態と同様であるので、図6に上
記図3と同一符号を付することで詳細な説明を省略する
が、この場合、ダクト40はリヤクォータトリム5と同
様の比較的形状保持性の高い樹脂等で成形され、端部に
シール材、例えばOリング43を嵌装する段部40aを
形成し、ダクト40とエアベントグリル41との間にO
リング43を介装して接合部のシール性を確保すること
が好ましい。
【0039】また、上記各実施の形態では、メインポケ
ット部12を閉蓋する第1蓋部15と各サブポケット部
13を閉蓋する各第2蓋部16とを各々別体に形成した
が、図7に図4に対応する斜視図を示し、図4と対応す
る部分に同一符号を付することで詳細な説明を省略する
が、第1蓋部15の側部に第2蓋部16を一体に連続形
成することにより、構造の簡素化を図ることも可能であ
り、本発明は、上記各実施の形態に限定されることな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明による自動車の後部
車体構造によると、リヤフロア後部に略全幅に亘るポケ
ットを凹設することにより長尺物の収納が可能になり、
更に、このポケットが車体側面に開口するダクト開口部
に連通すると共に、ポケットを閉蓋する蓋部に空気流通
孔を穿設して、該空気流通孔及びポケットを介して車室
内から車体側面に至る空気流通経路を形成することによ
って、車室内の換気及びドア閉鎖時の操作性が確保さ
れ、かつ十分な長さの空気流通経路長が得られて外部か
ら侵入する騒音の減衰がもたらされて車室内の静粛性が
確保され、更に車室内に配設されるエアアウトレットグ
リルの廃止が可能になり製造コストの削減及び車体設計
の自由度が拡大され等、高品質の自動車を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動車の後部車体構造の第1実
施の形態の概要を示す要部斜視図である。
【図2】同じく、本実施の形態の概要を示す図1のI−
I線断面図である。
【図3】同じく、図1のII−II線断面図である。
【図4】同じく、本実施の形態の要部を模型的に示す斜
視図である。
【図5】同じく、図4のIII−III線断面図であ
る。
【図6】本発明における自動車の後部車体構造の第2実
施の形態の概要を示す図3に対応する断面図である。
【図7】他の実施の形態を示す図4に対応する要部斜視
図である。
【図8】従来の後部車体構造の概要を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の後部車体構造を示す要部断面図である。
【図10】図9のIV−IV線断面図である。
【図11】同じく、平面図である。
【符号の説明】
5 リヤクォータトリム 10 リヤフロア 11 ポケット 12 メインポケット部 13 サブポケット部 15 第1蓋部 15a スリット(空気流通孔) 16 第2蓋部 17 ワイヤ(連結部) 32 ロアパネル 32a ダクト開口部 35 遮音材 40 ダクト 41 エアベントグリル 50 トノカバー L 空気流通経路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤフロア後部に凹設されたポケット及
    び、該ポケットの開口部を閉蓋する蓋部を備えた自動車
    の後部車体構造において、 上記ポケットは、 上記リヤフロア後部に、該リヤフロアの略全幅に亘って
    凹設されると共に、車体側面に開口するダクト開口部に
    連通し、 上記蓋部は、 上記リヤフロアに揺動自在にヒンジ結合されると共に、
    閉蓋状態において車室内と上記ポケット内とを連通する
    空気流通孔が穿設されたことを特徴とする自動車の後部
    車体構造。
  2. 【請求項2】 上記ポケットは、 上記リヤフロア後部に凹設されたメインポケット部と、 該メインポケット部の車幅方向両側に各々連続してリヤ
    フロア後部に凹設された2つのサブポケット部を備え、 上記蓋部は、 上記リヤフロアに揺動自在にヒンジ結合されて上記メイ
    ンポケット部を閉蓋すると共に、上記空気流通孔が穿設
    された第1蓋部と、 上記各サブポケットを各々閉蓋する2つの第2蓋部とを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の後部
    車体構造。
  3. 【請求項3】 上記第1蓋部及び各第2蓋部は、 各々独立して揺動自在に上記リヤフロアにヒンジ結合さ
    れたことを特徴とする請求項2に記載の自動車の後部車
    体構造。
  4. 【請求項4】 上記第1蓋部と第2蓋部との間に第1蓋
    部と第2蓋部との揺動を連動せしめる連結部を備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の自動車の後部車体構
    造。
  5. 【請求項5】 上記各第2蓋部は、 各々第1蓋部と一体形成されたことを特徴とする請求項
    2に記載の自動車の後部車体構造。
  6. 【請求項6】 上記ポケットは、車体から取り外された
    トノカバーが収納可能であることを特徴とする請求項1
    〜5に記載の自動車の後部車体構造。
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