JP2975226B2 - 自動車のボディ構造 - Google Patents

自動車のボディ構造

Info

Publication number
JP2975226B2
JP2975226B2 JP4347676A JP34767692A JP2975226B2 JP 2975226 B2 JP2975226 B2 JP 2975226B2 JP 4347676 A JP4347676 A JP 4347676A JP 34767692 A JP34767692 A JP 34767692A JP 2975226 B2 JP2975226 B2 JP 2975226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
luggage room
window glass
vehicle
luggage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4347676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06191436A (ja
Inventor
純 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Kogyo KK filed Critical Daihatsu Kogyo KK
Priority to JP4347676A priority Critical patent/JP2975226B2/ja
Publication of JPH06191436A publication Critical patent/JPH06191436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2975226B2 publication Critical patent/JP2975226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者の用途、目的に
応じて種々の使い方が可能な自動車のボディ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車は、エンジンスペースと居
住スペースとラゲージスペースが一体となった所謂1ボ
ックスタイプ(実開昭60ー20943号公報参照)
や、居住スペースとラゲージスペースとが一体化した所
謂2ボックスタイプ(実開昭59ー81673号公報参
照)、あるいはエンジンスペース、居住スペース、ラゲ
ージスペースが各々独立して構成された所謂3ボックス
タイプ(実開昭2ー63282号公報参照)等に分類す
ることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のこれら
各タイプの自動車にあっては、室内及び荷室の空間並び
にボディの外観意匠が固定されていることから、例えば
荷物の積載運搬機能等に制約があり、そのため使用者
は、状況に応じて多目的に活用するには不便である。
【0004】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とする所は、用途、目的に応じて種々の
使い方が可能な自動車のボディ構造に関し、さらには、
自動車のデザインを改善することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、車室
1内の後方にラゲージルーム2を設けて、このラゲージ
ルーム2上方のリヤルーフ7を開閉自由に設けると共
に、前記ラゲージルーム2の後部にバックウインドガラ
ス30を備えたバックドア3またはバックボディを設け
て、前記バックウインドガラス30を開閉自由に設け
ルーフ5の車幅方向両端部後端から後方に延びて、リヤ
ルーフ7の車幅方向両端部をガイドするルーフガイド部
61と、このルーフガイド部61の後端部から下方に湾
曲して、ボディのリヤクォータ部4後端に結合されるク
ォータピラー部62とから成る左右一対のリヤフレーム
6a・6bを設ける一方、前記ラゲージルーム2を車室
1に対して仕切可能な仕切部材8を備えていることを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、前記リヤルーフ7、バックウ
インドガラス30をいずれも閉鎖した状態では、外観意
匠及び使用のいずれにあっても所謂2ボックスタイプの
ワゴン車として利用することが出来、かかる状態から前
記仕切壁8により、車室1内とラゲージルーム2とを仕
切って、前記ラゲージルーム2全体を車室1とは隔離し
た空間とすることにより、外観意匠的には所謂2ボック
スタイプでありながら、車両の使用形態では、車室1と
ラゲージスペースとが独立した所謂3ボックスタイプと
して使用することが出来、一方、前記仕切壁8で車室1
内とラゲージルーム2とを仕切って、前記リヤルーフ
7、バックウインドガラス30を開放することにより、
車室1の後方に屋根のないラゲージスペースを備えた所
謂ピックアップとして使用することが出来る。
【0007】
【実施例】図に示す自動車は、外観意匠が所謂3ボック
スタイプのボディをベースとしたものであり、車室1の
後部にリヤシート10を配設して、該リヤシート10の
後方にラゲージルーム2を設けると共に、該ラゲージル
ーム2の後部に、バックウインドガラス30を備えたバ
ックドア3を設けている。
【0008】前記バックドア3は、内部にバックウイン
ドガラス30の格納空間30aを設けたドア本体31の
車幅方向一端側をボディのリヤクォータ部4に枢着し
て、水平方向に回動自由に支持する一方、前記ラゲージ
ルーム2の底部には、ボックスリッド21により該ラゲ
ージルーム2とは仕切られた収納ボックス20を設けて
いる。
【0009】また、前記ラゲージルーム2の車幅方向両
側には、前記車室1の上方を覆うルーフ5の車幅方向両
端部後端から後方に延びて、後記するリヤルーフ7の車
幅方向両端部をガイドするルーフガイド部61と、該ル
ーフガイド部61の後端部から下方に湾曲して、ボディ
のリヤクォータ部4後端に結合されるクォータピラー部
62とから成る左右一対のリヤフレーム6a・6bを設
けると共に、これら両リヤフレーム6a・6bにおける
前記ルーフガイド部61の後端部間にルーフエンドバー
60を取り外し可能に架設して、該ルーフエンドバー6
0でリヤルーフ7の後端を受け止めるようにしている。
【0010】前記リヤフレーム6a・6bにおけるルー
フガイド部61の前端は、前記ルーフ5の車幅方向両側
部に配設した前後方向に延びるキャリアバー50の後端
に連続させている。
【0011】また前記リヤフレーム6とボディのリヤク
ォータ部4とにより、リヤサイドウインド40を画成し
て、前記リヤクォータ部4内に格納可能としたリヤサイ
ドウインドガラス41により前記リヤサイドウインド4
0を開閉するようにしている。
【0012】また前記リヤフレーム6における左右ルー
フガイド部61間に、前記ラゲージルーム2の上方を覆
うリヤルーフ7を前後方向移動自由に架設する一方、前
記ルーフ5をルーフアッパパネル51とルーフロアパネ
ル52とにより上下二重構造として、これら両パネル5
1・52間に、前記リヤルーフ7を格納する格納室53
を設けている。
【0013】一方、前記ラゲージルーム2内のフロア前
部に、前記ラゲージルーム2を車室1に対して仕切可能
な仕切部材8の一端を枢着して、該仕切部材8を、前記
収納ボックス20内に格納される位置から前記リヤシー
ト10の後方で立設して前記ラゲージルーム2と車室1
とを仕切る位置に展開自由としている。
【0014】尚、前記仕切部材8の遊端側は、該仕切部
材8の前記仕切位置への展開時、車両後方の視野が確認
出来るようにウインドガラスとするのが好ましい。
【0015】また前記仕切部材8の裏面と前記バックド
ア3におけるドア本体31の上端部に、受け止め段部9
1・92を設けて、該受け止め段部91・92にトラン
クリッド9の両端部を載せることで、前記ラゲージルー
ム2の下部に隔離されたトランクルームが画成されるよ
うにしている。
【0016】前記トランクリッド9は二つ折り可能と
し、不使用時には、前記収納ボックス20内に格納する
ようにしている。
【0017】尚、前記リヤルーフ7、バックウインドガ
ラス30及びリヤサイドウインドガラス41の開閉操作
は、自動もしくは手動のいずれでもよい。
【0018】しかして図1及び図2は、前記リヤルーフ
7、バックウインドガラス30及びリヤサイドウインド
ガラス41をいずれも閉鎖した状態を示し、 かかる状
態では、車両は外観意匠及び使用のいずれにあっても所
謂2ボックスタイプのワゴン車として利用することが出
来る。
【0019】また図1に示す状態から図3に示すよう
に、前記仕切壁8を立設して、該仕切壁8により車室1
内とラゲージルーム2とを仕切ると、前記ラゲージルー
ム2全体を車室1とは隔離した空間とすることが出来、
従って外観意匠的には所謂2ボックスタイプでありなが
ら、車両の使用形態では、車室1とラゲージスペースと
が独立した所謂3ボックスタイプとして使用することが
出来る。
【0020】次に図4及び図5に示すように、前記仕切
壁8で車室1内とラゲージルーム2とを仕切って、前記
リヤルーフ7、バックウインドガラス30及びリヤサイ
ドウインドガラス41を開放すると共に、前記ルーフエ
ンドバー80を、前記リヤフレーム6a・6bから取り
外して前記収納ボックス20内に格納すれば、車室1の
後方に屋根のないラゲージスペースを備えた所謂ピック
アップとして使用することが出来る。
【0021】一方、図4、図5に示す状態から図6及び
図7で示すように、前記収納ボックス20内に2つ折り
にして格納している前記トランクリッド9を取り出して
平板状に展開した上で、該トランクリッド9を前記仕切
部材8の裏面と前記バックドア3のドア本体31に設け
た受け止め段部91・92に載置して、前記ラゲージル
ーム2の下部に隔離されたトランクルームを画成する
と、外観意匠及び車両の使用形態のいずれにおいても所
謂3ボックスタイプの車両として使用することが出来
る。
【0022】尚、以上の車両において、前記リヤフレー
ム6a・6bのルーフガイド部61を、荷物等の搭載の
ためのキャリアバーとして使用することが出来る。
【0023】以上の実施例では、ラゲージルーム2の後
部に、バックウインドガラス30を備えたバックドア3
を開閉自由に支持したが、該ラゲージルーム2の後部
を、開閉不能なバックボディから形成してもよい。
【0024】また以上の実施例では、前記仕切部材8を
ラゲージルーム2内のフロア前部に枢着して、該仕切部
材8を、前記収納ボックス20内に格納される位置から
前記リヤシート10の後方で立設して前記ラゲージルー
ム2と車室1とを仕切る位置に展開自由としたが、該仕
切部材8を前記トランクリッド9と同様、デタッチャブ
ル式としてもよい。
【0025】以上のごとく本発明は、車室1内の後方に
ラゲージルーム2を設けて、このラゲージルーム2上方
のリヤルーフ7を開閉自由に設けると共に、前記ラゲー
ジルーム2の後部にバックウインドガラス30を備えた
バックドア3またはバックボディを設けて、前記バック
ウインドガラス30を開閉自由に設け、ルーフ5の車幅
方向両端部後端から後方に延びて、リヤルーフ7の車幅
方向両端部をガイドするルーフガイド部61と、このル
ーフガイド部61の後端部から下方に湾曲して、ボディ
のリヤクォータ部4後端に結合されるクォータピラー部
62とから成る左右一対のリヤフレーム6a・6bを設
ける一方、前記ラゲージルーム2を車室1に対して仕切
可能な仕切部材8を備えたことにより、前記ルヤルーフ
7、バックウオンドガラス30をいずれも閉鎖した状態
では、外観意匠及び使用のいずれにあっても所謂2ボッ
クスタイプのワゴン車として利用することが出来、かか
る状態から前記仕切壁8により、車室1内とラゲージル
ーム2全体を車室1とは離隔した空間とすることによ
り、外観意匠的には所謂2ボックスタイプでありなが
ら、車両の使用形態では、車室1とラゲージスペースと
が独立した所謂3ボックスタイプとして使用することが
出来、一方、前記仕切壁8で車室8で車室1内とラゲー
ジルーム2とを仕切って、前記リヤルーフ7、バックウ
インドガラス30を開放することにより、車室1の後方
に屋根のないラゲージスペースを備えた所謂ピックアッ
プとして使用することが出来るのであり、従って使用者
は、使用目的に応じて、前記リヤルーフ7及びバックウ
インドガラス30の開閉操作と、仕切部材8による仕切
りとを任意選択的に行うだけで、車両を直ちに目的に応
じた使用態様とすることが出来る。さらに、ルーフガイ
ド61の後端部から下方に滑らかに湾曲しながらクォー
タピラー62へと変形してゆく形状であり、このような
状態で左右一対のリヤフレーム6a・6bを設けること
により、リヤフレーム自体が自動車全体の意匠を個性的
なものとし、したがって、デザイン状の改善に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤルーフ、バックウインドガラスを閉鎖した
状態の車両の概略断面図。
【図2】リヤルーフ、バックウインドガラスを閉鎖した
状態の車両の概略斜視図。
【図3】リヤルーフ、バックウインドガラスを閉鎖した
状態において、仕切部材でラゲージルームを仕切った場
合の車両の概略断面図。
【図4】仕切部材でラゲージルームを仕切る一方、リヤ
ルーフ、バックウインドガラスを開放した状態の車両の
概略断面図。
【図5】仕切部材でラゲージルームを仕切る一方、リヤ
ルーフ、バックウインドガラスを開放した状態の車両の
概略斜視図。
【図6】リヤルーフ、バックウインドガラスを開放した
状態において、仕切部材で仕切られたラゲージルームの
下部をトランクリッドにより更に仕切った車両の概略断
面図。
【図7】リヤルーフ、バックウインドガラスを開放した
状態において、仕切部材で仕切られたラゲージルームの
下部をトランクリッドにより更に仕切った車両の概略斜
視図。
【符号の説明】
1 車室 2 ラゲージルーム 3 バックドア 30 バックウインドガラス 7 リヤルーフ 8 仕切部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室(1)内の後方にラゲージルーム
    (2)を設けて、このラゲージルーム(2)上方のリヤ
    ルーフ(7)を開閉自由に設けると共に、前記ラゲージ
    ルーム(2)の後部にバックウインドガラス(30)を
    備えたバックドア(3)またはバックボディを設けて、
    前記バックウインドガラス(30)を開閉自由に設け
    ルーフ(5)の車幅方向両端部後端から後方に延びて、
    リヤルーフ(7)の車幅方向両端部をガイドするルーフ
    ガイド部(61)と、このルーフガイド部(61)の後
    端部から下方に湾曲して、ボディのリヤクォータ部
    (4)後端に結合されるクォータピラー部(62)とか
    ら成る左右一対のリヤフレーム(6a)・(6b)を設
    ける一方、前記ラゲージルーム(2)を車室(1)に対
    して仕切可能な仕切部材(8)を備えていることを特徴
    とする自動車のボディ構造。
JP4347676A 1992-12-28 1992-12-28 自動車のボディ構造 Expired - Lifetime JP2975226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4347676A JP2975226B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 自動車のボディ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4347676A JP2975226B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 自動車のボディ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06191436A JPH06191436A (ja) 1994-07-12
JP2975226B2 true JP2975226B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=18391827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4347676A Expired - Lifetime JP2975226B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 自動車のボディ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2975226B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10106644B4 (de) * 2000-02-18 2005-03-24 Webasto Ag Öffnungsfähiges Fahrzeugdach
EP1129880B1 (de) * 2000-02-29 2006-04-12 Webasto Vehicle Systems International GmbH Öffnungsfähiges Fahrzeugdach
US6860549B2 (en) 2000-11-20 2005-03-01 Arvin Meritor Technology, Llc. Retractable roof panel
JP4665307B2 (ja) * 2000-11-27 2011-04-06 マツダ株式会社 車両の後部開閉体構造
KR100412349B1 (ko) * 2001-07-20 2003-12-31 현대자동차주식회사 스포츠 유틸리티 트럭 차량의 적재함 구조
US6733060B1 (en) * 2003-02-26 2004-05-11 Ford Motor Company Cargo storage device for a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06191436A (ja) 1994-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4630858A (en) Multi-purpose passenger motor vehicle, especially station wagon
CA2455272C (en) Under-seat storage bin for extended cab pickup trucks
US7118150B2 (en) Storage compartment and step for pick-up trucks
CN105459768B (zh) 车辆的后部车身结构
CA2247869A1 (en) Floor structure of an automobile
JP2007269086A (ja) 車両用乗降ステップ構造
JP2975226B2 (ja) 自動車のボディ構造
US7125065B2 (en) Top for a convertible vehicle
US4337976A (en) Rear of an automobile, preferably a passenger car
JP2000255323A (ja) コンソールボックス
US4123099A (en) Closure for truck bed
JPS646364Y2 (ja)
JP2504338Y2 (ja) 自動車の車体側部構造
JPH09328039A (ja) 自動車用ラック
JPH0732208Y2 (ja) 格納式サンシエード
JP4622190B2 (ja) 車両の上部開閉体構造
KR200351369Y1 (ko) 차량 트렁크 수납장치
JPS6225394Y2 (ja)
JPH0214983Y2 (ja)
JPH0453292Y2 (ja)
JPH0420808B2 (ja)
JPH043873Y2 (ja)
JPH0738000Y2 (ja) 自動車
JPH043856Y2 (ja)
JPH0249125Y2 (ja)