JP2007168464A - 長物荷物収納車両 - Google Patents

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Masaki Kawakazu
正貴 川和
Yasunari Kuwano
泰成 桑野
Makoto Iwasa
誠 岩佐
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Abstract

【課題】長物荷物を車両に容易に積み込むことが可能な長物荷物収納車両を提供する。
【解決手段】ダッシュパネル21のうち助手席前方の部分に貫通孔21Aを設けるとともに、ダッシュパネル21前方のフロントコンパートメント10内の一部に空間を形成して、車室13内に置かれた長さのある荷物Nの一部を貫通孔21Aを挿通させてフロントコンパートメント10内の前記空間内に載置可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、長さのある荷物を車室内に収納することが可能な長物荷物収納車両に関する。
従来より、スキー等など長さのある荷物(以下、長物荷物という)は車室内に収納できないため、車両のルーフ上にラックを設置し、このラックの上に長物荷物を載せる方法が採られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなラックにおいては、車幅方向に設けられたクロスレールを長物荷物の長さに対応させて車両前後方向に移動させることができ、長物荷物を車両のルーフ上にしっかりと固定することが可能となっている。
特開2004−161170号公報
しかしながら、上記従来の技術では、車両のルーフ上に長物荷物を載せているため、長物荷物がスキー等の軽い物であれば問題ないが、長物荷物が重量物であると長物荷物を車両のルーフ上まで持ち上げるのが大変である。
また、長物荷物を車両のルーフ上に載せた状態で走行すると、長物荷物が汚れたり落下したり、さらには風切り音が発生したり空気抵抗の増加により燃費が悪化したりして、種々の問題を生じる。
本発明の課題は、長物荷物を車両に容易に積み込むことができる長物荷物収納車両を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の特徴は、長物荷物の積載空間として、ダッシュパネル前方のフロントコンパートメント内の一部も利用するようにした点にある。すなわち、本発明は、ダッシュパネルのうち助手席前方の部分に貫通孔を設けるとともに、前記ダッシュパネル前方のフロントコンパートメント内の一部に空間を形成して、車室内に置かれた長さのある荷物の一部を前記貫通孔を挿通させて前記空間内に載置可能としたことを特徴としている。
上記構成によれば、長物荷物を車両に積み込む場合、例えばバックドアを開け、このバックドアから車室内に長物荷物を搬入するとともに、長物荷物の先端側を、ダッシュパネルの貫通孔を介してフロントコンパートメント内の空間に挿入させる。これにより、重量のある長物荷物でも、車両に容易に積み込むことができる。
本発明によれば、重量のある長物荷物でも、車両に容易に積み込むことができる。
また、長物荷物は全体が車室内に収納されるため、長物荷物が汚れたり落下したり、さらには風切り音が発生したり空気抵抗の増加により燃費が悪化したりといった種々の問題が生じることはなく、快適な運転をすることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1及び図2は実施例1による長物荷物収納車両を示しており、図1はその長物荷物収納車両を側方から見たときの要部構成図、図2はその長物荷物収納車両を上方から見たときの要部構成図である。
図1に示すように、本実施例による長物荷物収納車両1には、車両前部から後部に亘ってサイドメンバ2が設けられている。サイドメンバ2は車両の左右にそれぞれ1本ずつ設けられ、これらサイドメンバ2はクロスメンバ(図示省略)で互いに連結されている。そして、サイドメンバ2の前部にはフロントタイヤ3が、後部にはリアタイヤ4がそれぞれ配置されている。また、サイドメンバ2には、その中央部分が凹状に折り曲げられ、シート収納空間5が形成されている。
車両1の後部床下、つまりサイドメンバ2の後部にはエンジン6が設けられている。また、サイドメンバ2の後部には、エンジン6に接続されたエキゾーストパイプ7と、エキゾーストパイプ7に接続されたマフラ8と、マフラ8に接続されたテールパイプ9とが配設されている。
車両1前部のフロントコンパートメント10内には、エアコンユニット11が設けられている。このエアコンユニット11は、図2に示すように、フロントコンパートメント10内の右側に配置されている。フロントコンパートメント10内の左側には空間10A(図の二点鎖線で囲んだ部分)が形成されている。また、車両1後部には、図1に示すように、バックドア12が設けられている。なお、図示してないが、車両1の左右側部には、人が乗り降りするためのサイドドアが設けられている。
車両1の車室13内には、車両右側に運転席14、車両左側に助手席15がそれぞれ配置され、また、運転席14の後側には右後部席16が、助手席15の後側には左後部席17がそれぞれ配置されている。サイドメンバ2の上方にはフロアパネル18が設けられ、運転席14、助手席15、右後部席16及び左後部席17は各々フロアパネル18に取り付けられている。なお、図1においては、助手席15と左後部席17は折り畳まれて、サイドメンバ2中央部のシート収納空間5に収納された状態であるが、この点については後述する。
さらに、車室13内には、運転席14及び助手席15の前方にインストルメントパネル19が設置され、またステアリングホイール20はインストルメントパネル19の下部に取り付けられている。
なお、図示してないが、助手席15は、折り畳まれてないとき、座面の高さが運転席14に等しくなり、また、左後部席17は、折り畳まれてないとき、座面の高さが右後部席16に等しくなるように構成されている。このような構成については、特開平11−334421号公報や特開2002−336069号公報に詳しく記載されている。
本実施例では、フロントコンパートメント10と車室13とを仕切るダッシュパネル21に矩形状の貫通孔21Aが形成されている。貫通孔21Aはフロントコンパートメント10内の空間10Aに合わせて形成されており、空間10Aと車室13内とは貫通孔21Aを介して互いに連通されている。通常、貫通孔21Aには、図3に示すように、矩形状の蓋体22が嵌め込まれ、助手席15に座った人からは貫通孔21Aが目視できないようになっている。
蓋体22には、上部にロック機構22Aが設けられている。また蓋体22には、下部に一対のヒンジ22Bが設けられ、これら一対のヒンジ22Bは、ダッシュパネル21の貫通孔21Aの下部内周縁に結合されている。また本実施例では、グローブボックス23はインストルメントパネル19から着脱できるようになっている。
また、フロントコンパートメント10内には、図4に示すように、空間10Aの底部に隔壁10Bが設けられ、空間10A内は外気と遮断されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
車両1に長物荷物Nを積み込む際には、バックドア12を開ける一方、図1に示すように、助手席15及び左後部席17を折り畳んでシート収納空間5に収納する。このとき、助手席15の背もたれ及び左後部席17の背もたれの背面側は略水平状態となる。
そして、グローブボックス23をインストルメントパネル19から取り外す(図3において矢印A)。さらに、ダッシュパネル21の貫通孔21Aに嵌め込まれていた蓋体22を外す。つまり、蓋体22上部のロック機構22Aを操作してロック状態を外し、蓋体22をそのヒンジ22Bを中心にして車室13側に倒して(つまり、図4において矢印B方向に回動させて)、蓋体22の先端部を助手席15の背もたれの背面側上部に載せる。
助手席15の背もたれ背面側上部(背もたれを立てたとき左後部席17に近い側の上部)には、図4に示すように、段部15Aが形成されており、蓋体22の先端部を助手席15の背もたれ背面側上部に載せると、蓋体22の先端部は前記段部15Aの所に入り込む。その結果、蓋体22表面と助手席15の背もたれ背面側とが面一となる。
そして、長物荷物Nをバックドア12の開口部から車室13内に搬入する。このとき、長物荷物Nの先端側を、左後部席17の背もたれ背面上、助手席15の背もたれ背面上、蓋体22表面上の順に滑らせていき、引き続いてダッシュパネル21の貫通孔21Aを介してフロントコンパートメント10内に挿入する。さらに、長物荷物Nの先端部をフロントコンパートメント10内の隔壁10B上に載せて、長物荷物N全体を車室13内に搬入し終わったら、バックドア12を閉める。
なお、車室13内に長物荷物Nを載せないときは、助手席15及び左後部席17を元の位置に戻しておき、さらに、ダッシュパネル21の貫通孔21Aに蓋体22を嵌め込んでおく。
本実施例によれば、左後部席17の背もたれ背面、助手席15の背もたれ背面、及び蓋体22表面が面一となるので、長物でかつ重量のある荷物でも、車室13内に容易に積み込むことができる。
また、長物荷物N全体が車室13内に収納されるため、長物荷物Nが汚れたり落下したり、さらには風切り音が発生したり空気抵抗の増加により燃費が悪化したりといった問題が生じることはなく、快適な運転をすることができる。
さらに、本実施例では、図2に示すように、右後部席16を運転席15の下に収納することにより、運転席の後方にも荷物N’を収納することができる。
図5は実施例2を示しており、車室内からインストルメントパネル側を見たときの図である。
本実施例では、蓋体22がダッシュパネル21の貫通孔21Aから取り外し可能となっている。すなわち、本実施例においては、蓋体22下部の2カ所に係合片22Cが設けられている。これら係合片22Cは、蓋体22を貫通孔21Aに嵌め込んだときに、貫通孔21Aの下部内周縁に係合し、これにより蓋体22を貫通孔21Aに固定する。そして、長物荷物Nを車室内に載せるときは、図5の矢印Cのように、蓋体22をダッシュパネル21の開口部21Aから取り外す。
本実施例によれば、蓋体22が貫通孔21Aから予め外されているので、長物荷物Nを搬入する際に当該荷物が蓋体22にぶつかって蓋体22を壊してしまうといった事態を回避することができる。
図6は実施例3を示しており、長物荷物収納車両を側方から見たときの要部構成図である。
本実施例では、フロントコンパートメント10内の空間10Aに袋体30が設けられ、その袋体30の開口部がダッシュパネル21の貫通孔21Aの周囲に接続されている。袋体30は有底の矩形筒状をなし、また、側面周囲が蛇腹状に形成されて車両前後方向に伸縮自在となっている。なお、袋体30は、自分自身が有する弾性力によって、普段は貫通孔21Aに近い側に縮んでいる。
上記構成において、車室13内に長い荷物Nを積み込んだとき、長い荷物Nの先端部をダッシュパネル21の貫通孔21Aを介して袋体30内に挿入する。この場合、普段、袋体30は貫通孔21A側に縮んでいるが、長い荷物Nの先端部を袋体30内に挿入すると、長い荷物Nの先端部によって底部分30Aが押圧されて、フロントコンパートメント10内で大きく伸びる。
本実施例によれば、袋体30を設けたので、フロントコンパートメント10内と車室13内とを袋体30で完全に遮断することができ、フロントコンパートメント10内の塵埃等が車室13内に流入するのを防ぐことができる。
また、袋体30を断熱材で構成すれば、エアコンによってコントロールされた車室内温度が大きく変動してしまうのを防止できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記各実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記各実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
例えば、上記各実施例ではエンジン6がサイドメンバ2の後部に設けられていたが、エンジン6をサイドメンバ2の前部(図1及び図6においてD部分)に設けるようにしてもよい。
また、サイドメンバ2の後部または前部に、エンジン6の代わりに車両駆動用のモータを設けてもよい。
実施例1による長物荷物収納車両を側方から見たときの要部構成図である。 図1の長物荷物収納車両を上方から見たときの要部構成図である。 車室内からインストルメントパネル側を見たときの図である。 蓋体の動作を説明した図である。 実施例2を示しており、車室内からインストルメントパネル側を見たときの図である。 実施例3による長物荷物収納車両を側方から見たときの要部構成図である。
符号の説明
1 長物荷物収納車両
2 サイドレール
5 シート収納空間
6 エンジン
10 フロントコンパートメント
11 エアコンユニット
12 バックドア
13 車室
14 運転席
15 助手席
16 右後部席
17 左後部席
21 ダッシュパネル
21A 貫通孔
22 蓋体
30 袋体
N 長物荷物

Claims (6)

  1. ダッシュパネルのうち助手席前方の部分に貫通孔を設けるとともに、前記ダッシュパネル前方のフロントコンパートメント内の一部に空間を形成して、車室内に置かれた長さのある荷物の一部を前記貫通孔を挿通させて前記空間内に載置可能としたことを特徴とする長物荷物収納車両。
  2. 車両後部にバックドアを有することを特徴とする請求項1に記載の長物荷物収納車両。
  3. エンジンまたはモータ、及び前記エンジンやモータの補機類を、車両前部の床下または車両後部の床下に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の長物荷物収納車両。
  4. 前記貫通孔には、該貫通孔を開閉する蓋体が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の長物荷物収納車両。
  5. 前記フロントコンパートメント内の空間には袋体が設けられ、その袋体の開口部は前記貫通孔に接続されていることを特徴とする請求項1,2又は4に記載の長物荷物収納車両。
  6. 前記袋体は周囲側部が蛇腹状に形成され、車両前後方向に伸縮自在であることを特徴とする請求項5に記載の長物荷物収納車両。

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