JP2010030563A - 車両のスペアタイヤ配置構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リヤシート11の後方の後部荷室12に物品を収容する収容凹部19を設け、リヤシート11の下方にスペアタイヤ22と燃料タンク21を上下方向で重なるように配置する。スペアタイヤ22と燃料タンク21は、一部のみが重なるように、燃料タンク21に対してスペアタイヤ22を車両前後方向の後方側にオフセットさせる。燃料タンク21の上方、かつ、スペアタイヤ22の前方の空間をシート収納スペース23とする。
【選択図】図1
Description
このため、これに対処するスペアタイヤ配置構造として、リヤシートの下方に燃料タンクとスペアタイヤを車幅方向に併設したものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、この発明にかかるスペアタイヤ配置構造を採用した車両1を側方側から見た概略構成図であり、図2,図3は、車両1を上方側と後方側からそれぞれ見た概略構成図、図4は、車両1の後部側の主要な構成部材を後部斜め上方側から見た斜視図である。
この実施形態の車両1は、車体後部に跳ね上げ式のテールゲート10を備えたハッチバック式の車両であり、車室内のリヤシート11の後方側に後部荷室12が設けられている。なお、図2,図3においては、リヤシート11の一部のみを仮想線で示している。また、図1中50は、フロントシートである。
したがって、燃料タンク21の上方で、かつ、スペアタイヤ22の前方側の領域と、スペアタイヤ22の下方で、かつ、燃料タンク22の後方側の領域には、それぞれ大きなスペースが確保されている。このうちのスペアタイヤ22の前方側のスペースは、リヤシート11を前述のダイブダウン方式で収納するシート収納スペース23とされ、スペアタイヤ22の下方側のスペースには、プロペラシャフト24に伝達された駆動力を後輪に分配伝達するリヤデファレンシャルギヤ25が配置されるようになっている。
第1クロスメンバ14は、リヤデファレンシャルギヤ25の後方(燃料タンク21の後方)かつ収容凹部19の前方に配置され、リヤフロアパネル18を挟んでスペアタイヤ22の後部側下面を下方側から支持するようになっている。
また、第2クロスメンバ16は、スペアタイヤ22の上方を跨ぎ、かつ、車両前後方向の中心位置C2よりも前方側位置に配置されている。そして、この第2クロスメンバ16は、スペアタイヤ22の前部を上方側から押さえ込むように支持するとともに、基準設置位置にあるリヤシート11の後部を支持するようになっている。
第3クロスメンバ17は、スペアタイヤ22の前方側のリヤシート11と燃料タンク21の間に配置され、スペアタイヤ22の前端部と当接して同タイヤ22を位置決めするとともに、リヤシート11のシートクッション11bの前部(第2クロスメンバ17による支持位置よりも前部)を支持するようになっている。
以上のようにスペアタイヤ22は、リヤフロアパネル18を介して第1クロスメンバ15によって後部側下面を支持され、前部側上面を第2クロスメンバ16によって押さえ込まれて支持されるとともに、第3クロスメンバ17によって前端部を位置決めされている。これらのクロスメンバ15〜17によって囲まれた空間部はスペアタイヤ22を格納するスペアタイヤ格納部26とされている。
11…リヤシート
12…後部荷室
14…リヤサイドフレーム
15…第1クロスメンバ
16…第2クロスメンバ
17…第3クロスメンバ
19…収容凹部
21,121…燃料タンク
22…スペアタイヤ
23…シート収納スペース
25…リヤデファレンシャルギヤ
26…スペアタイヤ格納部
28…開閉蓋
Claims (15)
- リヤシートの後方の後部荷室に物品を収容する収容凹部が設けられるとともに、前記リヤシートの下方に燃料タンクが設けられている車両のスペアタイヤ配置構造であって、
前記収容凹部の車両前後方向の前方側に、スペアタイヤと前記燃料タンクとを上下方向で重なるように配置したことを特徴とする車両のスペアタイヤ配置構造。 - 前記燃料タンクを、前記スペアタイヤの下方側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤと燃料タンクとを、車幅方向中央に位置するように配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤの車両前後方向の中心と、前記燃料タンクの車両前後方向の中心とが、車両前後方向でオフセットするように配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記燃料タンクに対するスペアタイヤのオーバーラップ領域を、前記燃料タンクの車両前後方向の中心に対してオフセットさせたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤに対する燃料タンクのオーバーラップ領域を、前記スペアタイヤの車両前後方向の中心に対してオフセットさせたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記燃料タンクを、前記スペアタイヤの下方側でかつ車両前後方向の前方側に配置するとともに、前記燃料タンクの上方、かつ、前記スペアタイヤの車両前後方向の前方側に、前記リヤシートが収納可能なシート収納スペースを設けたことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤの下方、かつ、前記燃料タンクの車両前後方向の後方側に、リヤデファレンシャルギヤを配置したことを特徴とする請求項7に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤの下方、かつ、前記燃料タンクの車両前後方向の後方で、車幅方向両側に配置されたリヤサイドフレームに掛け渡され、前記スペアタイヤの後部を下方から支持する第1クロスメンバを設けたことを特徴とする請求項7または8に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- リヤデファレンシャルギヤを、前記スペアタイヤの下方、かつ、前記燃料タンクの車両前後方向の後方側に配置し、前記第1クロスメンバを、前記リヤデファレンシャルギヤよりも後方に配置したことを特徴とする請求項9に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤの上方で車幅方向両側に配置されたリヤサイドフレームに掛け渡され、前記リヤシートの後部を支持するとともに、前記スペアタイヤの前部を上方から支持する第2クロスメンバを設けたことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤの車両前後方向の前方、かつ、前記リヤシートと前記燃料タンクの間で、車幅方向両側に配置されたリヤサイドフレームに掛け渡され、前記リヤシートの前部を支持するとともに、前記スペアタイヤの前端部を位置決めする第3クロスメンバを設けたことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記スペアタイヤの下方、かつ、前記燃料タンクの車両前後方向の後方で、車幅方向両側に配置されたリヤサイドフレームに掛け渡され、前記スペアタイヤの後部を下方から支持する第1クロスメンバを設け、
前記スペアタイヤの上方で前記リヤサイドフレームに掛け渡され、前記リヤシートの後部を支持するとともに、前記スペアタイヤの前部を上方から支持する第2クロスメンバを設け、
前記スペアタイヤの車両前後方向の前方、かつ、前記リヤシートと前記燃料タンクの間で、前記リヤサイドフレームに掛け渡され、前記リヤシートの前部を支持するとともに、前記スペアタイヤの前端部を位置決めする第3クロスメンバを設け、
前記第1,第2および第3クロスメンバにより、前記スペアタイヤが格納されるスペアタイヤ格納部を形成したことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。 - 前記スペアタイヤと燃料タンクは、車幅方向両側に配置されたリヤサイドフレームよりも車幅方向中央側で、かつ、少なくとも一部が前記リヤサイドフレームと上下方向でラップする高さに配置されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
- 前記収納凹部は、前記スペアタイヤの厚みと略同等またはそれ以上の高さに形成されるとともに、車両前方側の壁部に、前記スペアタイヤを引き出し可能とする開閉蓋を備えていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の車両のスペアタイヤ配置構造。
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