JP4273304B2 - 車両の後部荷室構造 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、車両の後部荷室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、乗用車等の車両では、多くの場合、車体後部に後方に向かって開放した開口部を有する荷室を備え、この荷室開口部を開閉するために、リヤハッチ或いはトランクリッドなどと称される開閉体が設けられている。そして、荷物の出し入れ(収納あるいは取り出し)を行う際には、かかる開閉体を上方に変位(多くの場合、上方に回動)させて荷室開口部を開放した後に、荷物を出し入れするようになっている。
【0003】
車体後部の荷室から荷物を出し人れする場合、荷室開口部が極力広く確保され、その下端位置ができるだけ低くなっていることが望ましい。特に、荷室開口部の下端位置が荷室フロアと面一であれば、荷物の出し入れを非常に楽に行える。
【0004】
また、荷室フロアに、車輪に適合した輪郭の円形凹所を形成し、この円形凹所にスペアタイヤを収容する車両が知られているが、スペアタイヤを荷室から取り出すには、一旦、スペアタイヤを円形凹所から持ち上る必要がある。このことに関して、円形凹所の後端が後方に開放していれば、ユーザは、スペアタイヤを後方に引っ張るだけで荷室から取り出すことができる。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第2,767,896号
【0006】
この米国特許は、後部荷室の開閉体を、上方に開く上側開閉体と下方に開く下側開閉体との2つに分割して設け、下側開閉体を略水平にまで開くことができるようにした構成を開示する。
【0007】
【特許文献2】
特開平8−175184号公報
【0008】
この特開平8−175184号公報は、リヤバンパ全体を後部荷室の開閉体の下端側に対して実質的に一体的に取り付け、開閉体を開いた際にはリヤバンパ全体も同時に持ち上げることを提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
米国特許第2,767,896号に開示の手法を採用したときには、荷室の下側開閉体を開放して荷物の出し入れをする際には、下側開閉体が略水平にまで開かれるので、車体後方にその回動スペースを確保する必要があることから、設計上、荷室開口を下方に大きく拡大することは事実上不可能である。
【0010】
また、荷室開口を下方に拡大するためには、車体の後端に配置されるエンドパネルを切欠くことが必要となり、車体後端の剛性が低下することは否めない。これに対処するために、例えば特開平8−175184号公報に開示のように、リヤハッチに車幅方向に延びる補強部材を配置させて、リヤハッチを閉じたときに、リヤハッチに内蔵した補強部材で車体後端の剛性を確保することも考えられるが、補強部材が車体フレームに固定されていないため、車体後部の剛性の確保に一定の限界がある。
【0011】
発明の主なる目的は、車体後部の剛性を保ちつつ荷室開口部を通じた荷物の出し入れに都合の良い車両の後部荷室構造を提供することにある。
【0012】
本発明の更なる目的は、上記主なる目的に加えて、後方からの衝突による荷室への影響を抑えることのできる車両の後部荷室構造を提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、荷室フロアに収容したスペアタイヤの出し入れを容易にすることのできる車両の後部荷室構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題は、本発明によれば、
車体後部に設けられた荷室を有し、該荷室が後方に向けて開放した荷室開口部を有する車両の後部荷室構造であって、
車幅方向に延び且つ左右のリヤサイドフレームに接合された補強部材を上端に含むリヤエンドパネルと、
後席から後方に延びて前記リヤエンドパネルで終端する上段フロアと、
前記補強部材と同じ高さレベルに配設され且つ該補強部材の直後方に配置されたバンパレインフォースメントと、
該バンパレインフォースメントと前記補強部材との間に介装されたクラッシュカンと、
前記上段フロアに形成され、該上段フロアに対する下段フロアを構成すると共に後方に向けて開放された凹所とを有し、
前記荷室開口部が、前記リヤエンドパネルの上方の第1荷室開口部と、前記バンパレインフォースメントの下方の第2荷室開口部とで構成されていることを特徴とする車両の後部荷室構造を提供することにより達成される。
【0016】
すなわち、本発明によれば、車体部材に固定した補強部材により、又は、バンパレインフォースメントにより上下に分割した第1、第2の2つの荷室開口部によって荷物の出し入れができるだけでなく、上記の補強部材又はバンパレインフォースメントによって車体後部の剛性を保つことができる。また、上下に分割された荷室開口部のうち、下方の荷室開口部の下端縁を開放することができるため、この下方の荷室開口から荷物を取り出すときに、単に荷物を引っ張り出すだけでよい。
【0017】
また、補強部材又はバンパレインフォースメントにより荷室開口部を上下に分割したことから、ユーザの荷物の出し入れに都合が良いように荷室開口部を下方に拡大して、高さレベルが比較的低い荷室開口部を設計することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態にあっては、荷室フロアが、補強部材の上端と実質的に同じ高さレベルの上段フロアと、上段フロアよりも低い高さレベルの下段フロアとを含む。これによれば上段フロアに搭載した荷物は上方の荷室開口部から引っ張り出し、下段フロアに搭載した荷物は下方の荷室開口部から引っ張り出すことで、荷物を持ち上げることなく上下の各々の荷室から取り出すことができる。
【0019】
上方及び下方の開口部を有する荷室開口部の開閉は、例えばトランクリッドだけで行うようにしてもよいが、例えば、荷室開口部の下部つまり少なくとも下方の荷室開口部をバンパフェイスを上下動させることにより開閉させるようにしてもよい。このようにバンパフェイスを使って荷室開口部の一部を開閉するようにすれば、荷室開口部を拡大するためにバンパフェイスの一部を切欠く必要が無く、したがって、バンパフェイスにパーティングラインが現れることがなく、車両の後部の外観を向上することができる。
【0020】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0021】
図1、図2を参照して、実施例の後部荷室構造の主要な部材を説明する。図1は、後部荷室構造を構成する主要な部材の一部を分解して示す分解斜視図であり、荷室フロアからフロアボードを取り除いた状態で示してある。図2は、図1と同様の分解斜視図であり、荷室フロアにフロアボードを装着した状態で示してある。
【0022】
図1から理解できるように、実施例の自動車1は、荷室2を後方に大きく開放する第1の荷室開口部3を有し、第1の荷室開口部3は、その下端縁が、車幅方向に延びる閉断面構造の補強部材4aを上端に含むリヤエンドパネル4によって規定されている。自動車1は、また、第1の荷室開口部3の下方に、第2の荷室開口部5を有し、この第2の荷室開口部5の上端縁は補強部材4aによって規定されている。すなわち、自動車の荷室開口部は、車幅方向に延びる補強部材4aによって上下に2分割されており、補強部材4の上方に位置する第1開口部3と、下方に位置する第2の荷室開口部5とで構成されている。
【0023】
以下に、自動車1の後部荷室2の構造を詳しく説明すると、先ず、荷室2のフロア10は上段フロア11を含む。上段フロア11は、後席12から後方に延び、リヤエンドパネル4の上端で終端している。上段フロア12の両側部には、ホイールハウス14からリヤエンドパネル4まで車体前後方向に延びる断面矩形の第1の凹所15が形成されており、この第1の凹所15によってサイドサブトランクが構成されている。
【0024】
上段フロア12の車幅方向中央部分には、その後部に、下段フロアを構成する第2の凹所17が形成され、この第2の凹所17によってスペアタイヤパンが構成されている。第2の凹所17は後方に向けて開放され、これにより上述した第2の荷室開口部5が構成されている。第2の荷室開口部5は、下端をヒンジ結合することにより設けられたスペアタイヤパンリッド18(図3)によって開閉される。
【0025】
車体後端に位置するリヤエンドパネル4は、上述したように、その上端に車幅方向に延びる閉断面構造の補強部材4aを有し、この補強部材4aは左右のリヤサイドフレーム20に接合されている。リヤエンドパネル4は、その下端縁の車幅方向中央部分つまり第2の荷室開口部5に対応する部分を切り欠いた形状を有し、この第2の荷室開口部5に対応する部分は補強部材4aだけを残した形状を有する。
【0026】
補強部材4aの直後方には、実質的に同じ高さレベルに、車幅方向に延びるバンパレインフォースメント21が配設されており、バンパレインフォースメント21と補強部材4aとの間には、従来から知られているクラッシュカン22が介装されている。なお、図1、図2では、線図の錯綜を避けるためにクラッシュカン22を図示していない。また、図1、図2ではバンパレインフォースメント21の途中部分を一点鎖線で示してあるが、これは線図の錯綜を避けるための作図上の理由による。
【0027】
第1、第2の開口部3、5からなる荷室開口部は、リヤハッチ30を上方に持ち上げると共にバンパフェイス31を傾倒させることで大きく開放することができる。バンパフェイス31を傾倒させたときに、バンパフェイス31の上端が第2の荷室開口部5の下端と実質的に同じ高さレベルになる位置まで傾倒できるのが都合がよい。バンパフェイス31は既知のようにバンパレインフォースメント21と共にリヤバンパ32を構成する主要な要素である。
【0028】
図3を参照してリヤハッチ30を説明すると、リヤハッチ30は、車体ルーフ33の後端にヒンジ結合されており、その下端を上方に持ち上げることにより開けることができる。閉じ状態のリヤハッチ30の下端縁に隣接してバンパフェイス31が配設されている。
【0029】
すなわち、バンパフェイス31の下端は第2の荷室開口部5の下端に位置しているが、その上端は第2の荷室開口部5の上端を超えて第1の荷室開口3の下部まで延びており、リヤハッチ40とバンパフェイス31とを共に開くことにより第1の荷室開口部3を全面開放することができ、例えばリヤハッチ40だけ開いたときには、第1開口部3の下部はバンパフェイス31の上部分によって閉じられた状態にある。
【0030】
バンパフェイス31は、合成樹脂からなる一体成型品であり、荷室開口部5に沿って車幅方向に延びる中央部31aと、車体後部のキャブサイドアウタパネル34に沿って車体前後方向に延びる端部31bとを有している。すなわち、バンパフェイス31は比較的大型であり、車体の後正面のみならず車体後部の側面まで覆う形状を有し、バンパフェイス端部31bは、後輪のホイールハウス14まで延びている。
【0031】
バンパフェイス31は、図3、図4から理解できるように、上方位置と下方位置との間で上下動するようになっており、特にこの実施例では、車両が走行するときの正規位置(上方位置)と、これよりも下方に変位した傾倒位置(下方位置)との間で揺動することができるようになっているが、単に上下に変位動するようにしてもよく、また、揺動支点の上下の変位を伴いながら、上方位置と下方位置とをとるようにしてもよい。
【0032】
バンパフェイス31の揺動機構を説明すると、バンパフェイス端部31bの前端部分には、図5に示すように、バンパフェイス端部31bと一体的に形成されたボス部40が設けられ、このボス部40には、図6に詳しく図示するように、両端にネジが螺設された取付シャフト41の外端が締結されている。
【0033】
また、リヤサイドフレーム20には、正面視でU字状に形成されたブラケット45が溶接され、このブラケット45の内部には、筒状ブッシング46が配設されている。ブッシング46は、具体的には図示しなかったが、ブラケット45に固定された外筒と、この外筒と同軸に回動自在に配設された内筒とで構成されている。この種のブッシング46は従来から既知であるので、その詳しい説明は省略する。
【0034】
上述したシャフト41の内端は、ブラケット45の貫通穴およびブッシング46の中を貫通して延びており、ブッシング内筒と一体の鍔部47をブラケット45と協働して挟むナット48を用いて固定されている。以上の構成により、シャフト41はブッシング46を介してブラケット45に回動自在に支持され、これにより、バンパフェイス31はシャフト41の軸線を中心にして揺動することできる。
【0035】
ブラケット45には、図8に見られるように、前方に向かって開口する切欠部45aが形成されており、車両が後方からの衝突を受けてリヤバンパ32に衝突荷重が入力された場合には、このブラケット45の切欠部45aが優先的に破損し、リヤサイドフレーム20等の車体側部材に大きな衝撃荷重が入力されて被害が及ぶことを抑制するようになっている。すなわち、このブラケット45の切欠部45aが、リヤバンパ32への衝突荷重入力時に優先的に破損する脆弱部を成している。
【0036】
図4を参照して、リヤハッチ30の下端中央にはラッチ50が設けられており、このラッチ50と係合可能なストライカ51は、バンパフェイス31の上端中央に設けられている。このようなラッチ及びストライカとの組み合わせによるロック構造は、従来から既知であるのでその詳しい説明は省略する。
【0037】
リヤハッチ30のラッチ50は操作ワイヤ(図示せず)を介して、運転席に設けられた操作手段(図示せず)に連結され、この操作手段をドライバが操作することによりラッチ50を解除してリヤハッチ30をバンパフェイス31から解放することができ、これによりリヤハッチ30を開けることができる。
【0038】
また、バンパフェイス31の両側と、車体側の対応箇所には、バンパフェイス31を正規位置(図1)でロックするためのストライカ及びラッチからなるロック手段(図示せず)が取り付けられており、このロック手段のラッチは、荷室2の側壁に設けられた操作手段に操作ワイヤを介して連結されており、荷室2の操作手段を操作することにより、ロック手段を解除してバンパフェイス31を傾倒させることができる。
【0039】
バンパフェイス31の傾倒動作を適度に緩衝するために、バンパフェイス31の端部31bとキャブサイドアウタパネル34との間にダンバ装置55(図4)を介装するのが好ましい。
【0040】
図1を参照して、荷室2には、荷室フロア10の床下収納部である第1の凹所(サイドサブトランク)15には、ジャッキ、工具などが収容される。また、同じく荷室フロア10の床下収納部である第2の凹所17にはスペアタイヤが格納される。荷室2のフロアには、図2に示すように、フロアボード56で覆われ、このフロアボード56は、第1、第2の凹所15、17に対応する部分に設けられた紐57を持ち上げることにより部分的に開くことができるようになっている。
【0041】
上述した実施例の後部荷室構造によれば、荷室開口部を上下に分割させるように、車幅方向に延びる補強部材4aを設け、この補強部材4aを左右のサイドフレーム20に固定したことから、車体後部の剛性を確保することができるだけでなく、補強部材4aの下方に位置する第2荷室開口部5をその下縁を含めて後方に開放することができるため、荷室フロア10に収容した荷物などを単に引っ張り出すだけで荷室2から取り出すことができる。
【0042】
特に、実施例では、荷室フロア10に凹所を設け、補強部材4aの上端と実質的に同じ高さレベルの上段フロア11と床下収納部としての第2の凹所17とを用意してあるため、荷物を区分して荷室2に収容することができる。例えば、実施例のように、床下収納部である第2の凹所17にスペアタイヤを格納するようにしたときには、床下収納凹所17からスペアタイヤを取り出すときに、これを持ち上げることなく、単に引っ張り出すだけでスペアタイヤを床下収納凹所17から車外に取り出すことができ、タイヤの出し入れを楽に行うことができる。このことは上段フロア11についても同様である。
【0043】
また、補強部材4aよりも下の床下収納凹所17の開閉をバンパフェイス21を上下に変位させることにより行うことにしたため、この床下収納凹所17を開放するために、バンパフェイス21の一部を切り欠いた形状に作って、この切り欠いた部分をリヤハッチの下端部分で埋めるように車体設計する必要が無くなると共に、このような手法を採用したときに外観上現れるパーティングラインがバンパフェイス21に表れることがないため、車両後部の外観を向上することができる。
【0044】
また、車幅方向に延び且つサイドフレーム20に固定された補強部材4aと同じ高さレベル且つその直後方にバンパレインフォースメント21を配置するのが好ましい。これにより、後方からの追突事故などでバンパレインフォースメント21に加わる衝撃力は、補強部材4aをも含めてリヤサイドフレーム20に逃がすことができるため荷室2を含めた車室への影響を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷室フロアボードを取り外した状態の実施例の後部荷室構造を斜め後方から見た分解斜視図である。
【図2】荷室フロアボードを装着した状態の実施例の後部荷室構造を斜め後方から見た分解斜視図である。
【図3】車体中心線に沿って実施例の後部荷室構造を画いた説明図である。
【図4】後部荷室構造を側方から見た説明図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】バンパフェイスの揺動軸を構成するシャフトの取付構造を抽出した拡大図である。
【図7】図4のVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】バンパフェイスの揺動軸を構成するシャフトを支持するブラケットの脆弱部を構成する切欠部を説明するための図である。
【符号の説明】
2 荷室
3 第1荷室開口部
4 リヤエンドパネル
4a リヤエンドパネルの上端の補強部材
5 第2荷室開口部(スペアタイヤ用)
6 リヤバンパ
10 荷室フロア
17 第2の凹所(スペアタイヤパン)
20 リヤサイドフレーム
21 パンパレインフォースメント
30 リヤハッチ
31 バンパフェイス
41 バンパフェイスの揺動軸を構成するシャフト
Claims (2)
- 車体後部に設けられた荷室を有し、該荷室が後方に向けて開放した荷室開口部を有する車両の後部荷室構造であって、
車幅方向に延び且つ左右のリヤサイドフレームに接合された補強部材を上端に含むリヤエンドパネルと、
後席から後方に延びて前記リヤエンドパネルで終端する上段フロアと、
前記補強部材と同じ高さレベルに配設され且つ該補強部材の直後方に配置されたバンパレインフォースメントと、
該バンパレインフォースメントと前記補強部材との間に介装されたクラッシュカンと、
前記上段フロアに形成され、該上段フロアに対する下段フロアを構成すると共に後方に向けて開放された凹所とを有し、
前記荷室開口部が、前記リヤエンドパネルの上方の第1荷室開口部と、前記バンパレインフォースメントの下方の第2荷室開口部とで構成されていることを特徴とする車両の後部荷室構造。 - リヤバンパのバンパフェイスを更に有し、
該バンパフェイスが、車両が走行するときの正規位置と、該正規位置よりも下方に位置する下方位置との間で上下動可能に設けられ、
前記バンパフェイスが正規位置をとったときに前記第2荷室開口部を閉じ、前記バンパフェイスが下方位置をとったときに前記第2荷室開口部を開放する、請求項1に記載の車両の後部荷室構造。
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