JP7025708B2 - デッキボードの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、デッキボードの支持構造に関する。
従来、デッキボードの支持構造として、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のデッキボードの支持構造では、第1ボード部の車両前後方向における前方一端に第3ヒンジによって接続されるとともに前記第1ボード部に対して傾斜して配置された第4ボード部を有することが開示されている。そしてこのような構成により、荷室に付加的な支持構造を設ける必要がなく、また、デッキボードが山形を構成する折り曲げ状態の安定性が増す、と記載されている。
特許第4625832号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、デッキボードが山形となる折り曲げ状態を安定させるために、ヒンジとは反対側にあるボード部の2つの反対側端部からの車両前後方向の距離が均等な位置にヒンジを設けなければならない。また、デッキボードの折り曲げ状態において、ボード部の2つの反対側端部はヒンジを頂点とする十分な展開幅が必要となる。更に、ボード部の2つの反対側端部からの車両前後方向の距離が不均等な位置にヒンジを設けた場合は、折り曲げたデッキボードを保持するための凸部を荷室側面に設けたり、フックのような追加部品を利用したりしなければならないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、荷室の意匠性を損なうことなく、デッキボードを安定して自立させることができるデッキボードの支持構造を提供することを目的とする。
本発明は、車両後部の荷室の底を構成するデッキボードの支持構造であって、デッキボードは、第1ボード部と、第1ボード部よりも車両前後方向に長く、かつ第1ボード部の前後のいずれか一端にヒンジによって接続された第2ボード部と、を有し、第1ボード部と第2ボード部とが略水平となるように展開されて荷室の底を構成する展開状態と、ヒンジを頂点として第1ボード部を車両後方側、第2ボード部を車両前方側とした山形を構成する折り曲げ状態との間で状態変更可能に構成されており、荷室は、デッキボードが折り曲げ状態にある場合に、第1ボード部のヒンジとは反対側にある端部を下方から支持しつつ車両後方への移動を規制する、荷室の側面に設けられた第1受け面と、デッキボードが折り曲げ状態にある場合に、第2ボード部のヒンジとは反対側にある端部を下方から支持しつつ車両前方への移動を規制する、第1受け面より車両前方且つ下方に設けられた第2受け面と、を有することに特徴を有する。
このようなデッキボードの支持構造によると、第1受け面より車両前方且つ下方に第2受け面が位置しているので、ヒンジとは反対側にあるデッキボードの2つの反対側端部からの車両前後方向の距離が不均等な位置にヒンジを設けたとしても、デッキボードの折り曲げ状態が安定した自立構造をとることができる。この結果、デッキボードを自立させるためのフックのような追加の部品を設定することも不要となる。また、第2受け面は第1受け面よりも車両前方に設けられているため、第2受け面が第1受け面よりも車両後方に設けられている場合に比して、デッキボードの折り曲げ状態において荷室の床の下層に位置する収納凹部へのアクセスが良好となり、また収納凹部のデッドスペースも少なくなる。更に、第2受け面は第1受け面よりも下方に設けられているため、操作性に優れ、デッキボードの開閉作業を行う者の体格に拘わらずデッキボードの開閉の作業性が向上する。
上記構成において、第2ボード部は、ヒンジとは反対側にある反対側端部が、当該第2ボード部を平面視した場合に、当該反対側端部の端から中央に向かって膨らむ形で膨出しており、第2受け面は、第2ボード部の反対側端部の形状に倣ってラウンド状に凹む溝を有し、溝は、車両前方に位置する前方壁面と、車両後方から前方壁面の下部へ落ち込むスロープ状のスロープ面によって構成されるものとすることができる。このようなデッキボードの支持構造によると、デッキボードの折り曲げ状態において、第2ボード部の反対側端部が、車両前方の壁面であって荷室の床面に対し垂直な前方壁面にぶつかることにより、第2ボード部の反対側端部の車両前後方向への移動を規制することができる。また、第2受け面の溝は、第2ボード部の反対側端部の形状に倣いラウンド状に凹んでいるため、デッキボードの折り曲げ状態において、第2受け面の溝と第2ボード部の反対側端部が嵌合されることにより、第2ボード部の車両左右方向への移動が規制され、デッキボードの自立構造の安定性が一層向上する。更に、第2受け面は、車両左右方向にラウンド状に凹む溝と、車両後方から前方壁面の下部へスロープ状に落ち込むスロープ面を有するので、第2ボード部のラウンド状の反対側端部を溝の中央に完全に配置しなかったとしても、第2ボード部の反対側端部が溝の最も安定した位置に徐々に滑って保持される。
上記構成において、荷室は、デッキボードが展開状態にある場合に、デッキボードを下方から支持する展開状態支持面を備え、第1受け面は、展開状態支持面に形成されているものとすることができる。このようなデッキボードの支持構造によると、展開状態支持面と第1受け面が形成されている位置の高さがほぼ同じであるため、デッキボードの展開状態と折り曲げ状態との間で状態変更をする際に、必要以上にデッキボードを持ち上げて状態変更を行う必要がなく、スムーズにデッキボードの状態変更を行うことができる。
上記構成において、第1受け面は、デッキボードが折り曲げ状態にある場合に、第1ボード部のヒンジとは反対側にある反対側端部を保持するための逆台形状の窪みとすることができる。このようなデッキボードの支持構造によると、展開状態支持面に形成される窪みを逆台形状にすることにより、第1ボード部の反対側端部と逆台形状の窪みが嵌合するので、デッキボードの折り曲げ状態において、デッキボードの自立構造の安定性が一層向上する。
本発明によれば、荷室の意匠性を損なうことなく、デッキボードを安定して自立させることができるデッキボードの支持構造を提供することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る車両の荷室を車両後方かつ左上から視た斜視図(デッキボードが展開された状態を示す) 第2ボード部が第1ボード部の上面へ折り畳まれた状態を示す斜視図 デッキボードの折り曲げ状態を示す斜視図 デッキボードを取り外した状態を示す斜視図 デッキボードの折り曲げ状態を示す拡大断面図(図3のIII-III線で切断した図に対応) 実施形態2に係るデッキボードの展開状態を示す拡大断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。なお図1における左側を車両前方とするとともに、右側を車両後方とし、上側を車両上方とするとともに下側を車両下方として説明する。
図1に示すように、本実施形態1の車両後部には荷物等を収容する空間である荷室5が形成されている。荷室5は、底を構成するデッキボード2と、側壁(側面)を構成するデッキサイドボード6と、前方の車室との境界を構成するセパレータ4及びシート7によって囲まれた空間とされている。本実施形態では、デッキボード2が折り曲げ可能とされており、デッキボード2が水平に展開された状態(展開状態)において、デッキボード2の上方に荷物等を収納可能な荷室5が形成される。なお、荷室5の床面は、デッキボード2に加え、デッキボード2の両側部に配されるサブデッキボード8により少なくとも構成されている。
デッキボード2は、第1ボード部10と、第1ボード部10よりも車両前後方向に長く、かつ第1ボード部10の後方の一端にヒンジ30によって接続された第2ボード部20とにより構成されている。これにより、デッキボード2は、ヒンジ30を折り曲げラインとして第1ボード部10と第2ボード部20とを折り曲げ可能とされている。また、デッキボード2は、サブデッキボード8により支持されている。具体的には、サブデッキボード8は、デッキボード2の下面側に延出し、デッキボード2を下面から支持するフランジ部(展開状態支持面)40を備えており、フランジ部(展開状態支持面)40は本発明に係るデッキボードの支持構造1を構成している。また、デッキボード2の下方には、図1及び図2に示すように、収納凹部(アンダーツールボックス)3が配されており、デッキボード2を折り畳んだり取り外したりすることで、収納凹部3にアクセス可能となっている。
第1ボード部10は、図1に示すように、第1ボード部10のヒンジ30とは反対側にある端部(反対側端部)11を有する。第2ボード部20は、第2ボード部20のヒンジ30とは反対側にある端部(反対側端部)21と、反対側端部21の中央付近に設けられた把手31を有する。第2ボード部20の反対側端部21は、当該第2ボード部20を平面視した場合に、当該反対側端部21の端から中央に向かって膨らむ形(ラウンド状)で膨出している。
続いて、デッキボード2が展開状態から折り曲げ状態へ状態変更される態様について説明する。
デッキボード2は、展開状態では、図1に示すように、ヒンジ30によって折り曲げられることなく展開され、第1ボード部10と第2ボード部20が同一平面状(略水平)に位置した状態となっている。このとき、デッキボード2は、デッキボード2を下方から支持する展開状態支持面40とセパレータ4によって支持されている。このように、デッキボード2を展開状態にすれば、デッキボード2の上部の空間に荷物を収納することができる。
第2ボード部20は、デッキボード2が図1に示すような展開状態にあるときに把手31を掴めば、持ち上げることができるものとなっている。把手31を掴んで第2ボード部20を持ち上げつつ、ヒンジ30を支点として、第2ボード部20を第1ボード部10の上面へ折り曲げていくと、デッキボード2は、図2に示すような、第1ボード部10の上面に第2ボード部20が密着した折り畳み状態となる。このとき、展開状態で収納凹部3の方向へ向いていた第2ボード部20の下面は、上方を向くこととなる。また、折り畳み状態において、第2ボード部20の反対側端部21は、第1ボード部10から車両前方へはみ出して、セパレータ4と当接した状態をとる。
図2に示すような折り畳み状態のデッキボード2に対し、第2ボード部20の反対側端部21をセパレータ4に支持させつつ、デッキボード2のヒンジ30側を持ち上げて起こすことで、第1ボード部10を後方へ開いていく(展開していく)ことが可能となる。このように開いた状態(折り曲げ状態)において、本実施形態に係るデッキボードの支持構造1は、デッキボード2の第1ボード部10を支持するための第1受け面41と、第2ボード部20を支持するための第2受け面50を少なくとも有する。具体的には、第1ボード部10の反対側端部11を第1受け面41で、第2ボード部20の反対側端部21を第2受け面50で、それぞれ下方から支持することで、デッキボード2は、図3及び図5に示すような、ヒンジ30を頂点に第1ボード部10を車両後方側、第2ボード部20を車両前方側とした山形を構成する折り曲げ状態をとることとなる。
第1受け面41は、デッキボード2を下面から支持するフランジ部(展開状態支持面)40に設けられ、フランジ部40の上面から逆台形状に窪んで構成され、この逆台形状に凹んだ部分に第1ボード部10の反対側端部11が当接されている。一方、第2受け面50は、セパレータ4に設けられ、第2ボード部20の反対側端部21の形状に倣ってラウンド状に凹む溝51を有し、この溝部分に第2ボード部20の反対側端部21が当接されている。溝51は、車両前方に位置する前方壁面52と、車両後方から前方壁面52の下部へ落ち込むスロープ状のスロープ面53によって構成されている。また、第2受け面50は、第1受け面41より車両前方且つ下方に設けられている。このような構成により、デッキボード2は、展開状態から折り畳み状態を経て、折り曲げ状態に状態変更可能であり、各状態においてデッキボードの支持構造1により支持される。デッキボード2を折り曲げ状態から元の展開状態へ戻したい場合は、上述したデッキボード2の状態変更の手順を逆に行えばよい。なお、本実施形態では、デッキボード2の展開状態において、第2受け面50はデッキボード2の先端部分(第1ボード部10)で隠されており視認されないため、第2受け面50が露出することによって荷室5の意匠性が損なわれることがないものとなっている。
続いて、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態では、第1受け面41より車両前方且つ下方に第2受け面50が位置しているので、ヒンジ30とは反対側にあるデッキボード2の2つの反対側端部からの車両前後方向の距離が不均等な位置にヒンジ30を設けたとしても、デッキボード2の折り曲げ状態が安定した自立構造をとることができる。この結果、デッキボード2を自立させるためのフックのような追加の部品を設定することも不要となる。また、第2受け面50は第1受け面41よりも車両前方に設けられているため、第2受け面50が第1受け面41よりも車両後方に設けられている場合に比して、デッキボード2の折り曲げ状態において荷室5の床の下層に位置する収納凹部3へのアクセスが良好となり、また収納凹部3のデッドスペースも少なくなる。更に、第2受け面50は第1受け面41よりも下方に設けられているため、操作性に優れ、デッキボード2の開閉作業を行う者の体格に拘わらずデッキボード2の開閉の作業性が向上する。
また、本実施形態では、第2ボード部20は、ヒンジ30とは反対側にある反対側端部21が、当該第2ボード部20を平面視した場合に、当該反対側端部21の端から中央に向かって膨らむ形で膨出しており、第2受け面50は、第2ボード部20の反対側端部21の形状に倣ってラウンド状に凹む溝51を有し、溝51は、車両前方に位置する前方壁面52と、車両後方から前方壁面52の下部へ落ち込むスロープ状のスロープ面53によって構成されるものとすることができる。このようなデッキボードの支持構造1によると、デッキボード2の折り曲げ状態において、第2ボード部20の反対側端部21が、車両前方の壁面であって荷室5の床面に対し垂直な前方壁面52にぶつかることにより、第2ボード部20の反対側端部21の車両前後方向への移動を規制することができる。また、第2受け面50の溝51は、第2ボード部20の反対側端部21の形状に倣いラウンド状に凹んでいるため、デッキボード2の折り曲げ状態において、第2受け面50の溝51と第2ボード部20の反対側端部21が嵌合されることにより、第2ボード部20の車両左右方向への移動が規制され、デッキボード2の自立構造の安定性が一層向上する。更に、第2受け面50は、車両左右方向にラウンド状に凹む溝51と、車両後方から前方壁面52の下部へスロープ状に落ち込むスロープ面53を有するので、第2ボード部20のラウンド状の反対側端部21を溝51の中央に完全に配置しなかったとしても、第2ボード部20の反対側端部21が溝51の最も安定した位置に徐々に滑って保持される。
また、本実施形態では、荷室5は、デッキボード2が展開状態にある場合に、デッキボード2を下方から支持する展開状態支持面40を備え、第1受け面41は、展開状態支持面40に形成されているものとすることができる。このようなデッキボードの支持構造1によると、展開状態支持面40と第1受け面41が形成されている位置の高さがほぼ同じであるため、デッキボード2の展開状態と折り曲げ状態との間で状態変更をする際に、必要以上にデッキボード2を持ち上げて状態変更を行う必要がなく、スムーズにデッキボード2の状態変更を行うことができる。
また、本実施形態では、第1受け面41は、デッキボード2が折り曲げ状態にある場合に、第1ボード部10のヒンジ30とは反対側にある反対側端部11を保持するための逆台形状の窪みとすることができる。このようなデッキボードの支持構造1によると、展開状態支持面40に形成される窪みを逆台形状にすることにより、第1ボード部10の反対側端部11と逆台形状の窪みが嵌合するので、デッキボード2の折り曲げ状態において、デッキボード2の自立構造の安定性が一層向上する。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。本実施形態では、実施形態1とはデッキボードの展開状態と折り曲げ状態との間の状態変更の機構が異なるデッキボードの支持構造101を例示する。なお、本実施形態では、上記実施形態と同じ名称の部位には、同一の符号を用い、構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
デッキボード102は、第1ボード部110と、第1ボード部110よりも車両前後方向に長く、かつ第1ボード部110の前方の一端にヒンジ30によって接続された第2ボード部120で構成されている。第1ボード部110は、第1ボード部110のヒンジ30とは反対側にある端部(反対側端部)111と、ヒンジ30の中央付近に設けられた把手131を有する。第2ボード部120は、第2ボード部120のヒンジ30とは反対側にある端部(反対側端部)121を有する。
デッキボード102は、展開状態では、ヒンジ30によって折り曲げられることなく、第1ボード部110と第2ボード部120が同一平面状に位置した状態となっている。これを折り曲げ状態に変更する場合、把手131を使ってデッキボード102を持ち上げ、ヒンジ30を頂点として第1ボード部110と第2ボード部120を閉じていく(折り曲げていく)。そして、第1ボード部110の反対側端部111を第1受け面41で、第2ボード部120の反対側端部121を第2受け面50で、それぞれ下方から支持すると、デッキボード102は、ヒンジ30を頂点として第1ボード部110を車両後方側、第2ボード部120を車両前方側とした山形を構成する折り曲げ状態をとることとなる。こうすることで、デッキボード102は、展開状態から、折り曲げ状態にスムーズに状態変更することが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態以外にも、ヒンジの位置は適宜変更可能である。ヒンジの位置は、第1ボード部と第2ボード部の車両前後方向の長さによって決定されるものであるが、デッキボードを折り曲げ状態にしたときに、デッキボードの山形形状が安定する位置にヒンジが存在していればよい。
(2)上記実施形態以外にも、デッキボードのボード部の数とヒンジの数は適宜変更可能である。上記実施例では、2つのボード部と、1つのヒンジで構成されるデッキボードを例示したが、例えば、4つのボード部と、3つのヒンジで構成されるデッキボードによって、デッキボードの展開状態と折り曲げ状態の状態変更を可能とするものであってもよい。
(3)上記実施形態では、展開状態支持面をサブデッキボードから延出するフランジ部によって構成しているが、例えばデッキサイドボードの下端から水平方向に突出して床面の一部を構成する延出部にフランジ部を設け、このフランジ部を展開状態支持面としても良い。
(4)上記実施形態以外にも、第1受け面の位置、形状、材質は適宜変更可能である。上記実施例では、デッキボードの展開状態支持面に窪みを設けることで第1受け面が構成されているが、デッキボードの展開状態支持面から離れて独立した位置に第1受け面を設けてもよい。また、上記実施例では第1受け面の材質については言及していないが、例えば展開状態支持面に滑り止めのゴムを付加し、ゴムの摩擦力によって第1ボード部の反対側端部を係止することによりデッキボードの折り曲げ状態を支持する第1受け面としてもよい。
(5)上記実施形態以外にも、第2受け面の溝の位置、形状は適宜変更可能である。上記実施例では、第2ボード部の反対側端部の形状に倣ってラウンド状に凹む溝としたが、ラウンド状でなくとも、デッキボードの折り曲げ状態を支持することができる溝の形状であればよい。また、例えば、溝の代わりに突起を設けて、第2ボード部の反対側端部を係止することによりデッキボードの折り曲げ状態を支持してもよい。
(6)上記実施形態以外にも、把手の位置、数は適宜変更可能である。例えば、デッキボードの折り畳み状態では、把手は荷室の車両前方に位置することとなるが、続く折り曲げ状態への状態変更をスムーズに行うために、ヒンジ付近に別の把手を設けてもよい。
(7)上記実施形態以外にも、デッキボードの展開状態と折り畳み状態の状態変更の手順はその他の適当な方法で構わない。上記実施形態では、デッキボードの展開状態から折り畳み状態を経て、折り曲げ状態に状態変更を行ったが、第1ボード部と第2ボード部を完全に密着させる折り畳み状態を必ずしも経る必要はなく、ある程度デッキボードを展開したままデッキボードを折り曲げ状態へ状態変更させてもよい。
(8)上記各実施形態で例示したデッキボードの支持構造は、車両用に限定されず、デッキボードを備える種々の乗物に適用することが可能である。
1,101…デッキボードの支持構造、2,102…デッキボード、3…収納凹部、4…セパレータ、5…荷室、6…デッキサイドボード、7…シート、8…サブデッキボード、10,110…第1ボード部、11,111…第1ボード部の反対側端部、20,120…第2ボード部、21,121…第2ボード部の反対側端部、30…ヒンジ、31,131…把手、40…展開状態支持面、41…第1受け面、50…第2受け面、51…溝、52…前方壁面、53…スロープ面。

Claims (6)

  1. 車両後部の荷室の底を構成するデッキボードの支持構造であって、
    前記デッキボードは、
    第1ボード部と、前記第1ボード部よりも車両前後方向に長く、かつ前記第1ボード部の一端に車両前後方向に連なるようにヒンジによって接続された第2ボード部と、を有し、
    前記第1ボード部を車両前方側、前記第2ボード部を車両後方側とした略水平となるように展開されて前記荷室の底を構成する展開状態と、略水平とされた前記第1ボード部の上面に前記第2ボード部が重ね合わされた折り畳み状態と、前記ヒンジを頂点として前記第1ボード部を車両後方側、前記第2ボード部を車両前方側とした山形を構成する折り曲げ状態との間で状態変更可能に構成されており、
    前記荷室は、
    前記デッキボードが前記折り曲げ状態にある場合に、前記第1ボード部の前記ヒンジとは反対側にある端部を下方から支持しつつ車両後方への移動を規制する、前記荷室の側面に設けられた第1受け面と、
    前記デッキボードが前記折り曲げ状態にある場合に、前記第2ボード部の前記ヒンジとは反対側にある端部を下方から支持しつつ車両前方への移動を規制する、前記第1受け面より車両前方且つ下方に設けられた第2受け面と、を有することを特徴とするデッキボードの支持構造。
  2. 車両後部の荷室の底を構成するデッキボードの支持構造であって、
    前記デッキボードは、
    第1ボード部と、前記第1ボード部よりも車両前後方向に長く、かつ前記第1ボード部の前後のいずれか一端にヒンジによって接続された第2ボード部と、を有し、
    前記第1ボード部と前記第2ボード部とが略水平となるように展開されて前記荷室の底を構成する展開状態と、前記ヒンジを頂点として前記第1ボード部を車両後方側、前記第2ボード部を車両前方側とした山形を構成する折り曲げ状態との間で状態変更可能に構成されており、
    前記荷室は、
    前記デッキボードが前記折り曲げ状態にある場合に、前記第1ボード部の前記ヒンジとは反対側にある端部を下方から支持しつつ車両後方への移動を規制する、前記荷室の側面に設けられた第1受け面と、
    前記デッキボードが前記折り曲げ状態にある場合に、前記第2ボード部の前記ヒンジとは反対側にある端部を下方から支持しつつ車両前方への移動を規制する、前記第1受け面より車両前方且つ下方に設けられた第2受け面と、を有し、
    前記第2ボード部は、前記ヒンジとは反対側にある反対側端部が、当該第2ボード部を平面視した場合に、当該反対側端部の端から中央に向かって膨らむ形で膨出していることを特徴とするデッキボードの支持構造。
  3. 前記第2ボード部は、前記ヒンジとは反対側にある反対側端部が、当該第2ボード部を平面視した場合に、当該反対側端部の端から中央に向かって膨らむ形で膨出しており、
    前記第2受け面は、前記第2ボード部の前記反対側端部の形状に倣ってラウンド状に凹む溝を有し、前記溝は、車両前方に位置する前方壁面と、車両後方から前記前方壁面の下部へ落ち込むスロープ状のスロープ面によって構成されることを特徴とする請求項1に記載のデッキボードの支持構造。
  4. 前記第2受け面は、前記第2ボード部の前記反対側端部の形状に倣ってラウンド状に凹む溝を有し、前記溝は、車両前方に位置する前方壁面と、車両後方から前記前方壁面の下部へ落ち込むスロープ状のスロープ面によって構成されることを特徴とする請求項2に記載のデッキボードの支持構造。
  5. 前記荷室は、前記デッキボードが前記展開状態にある場合に、前記デッキボードを下方から支持する展開状態支持面を備え、
    前記第1受け面は、前記展開状態支持面に形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデッキボードの支持構造。
  6. 前記第1受け面は、前記デッキボードが前記折り曲げ状態にある場合に、前記第1ボード部の前記ヒンジとは反対側にある反対側端部を保持するための逆台形状の窪みとすることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のデッキボードの支持構造。
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