JP5101199B2 - コンソールボックス - Google Patents

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Description

本発明は、コンソールボックスに関するものである。
例えば、3列シートのワンボックスカー等では、2列目シートの中央部に図5に示す如きアームレストを兼ねたコンソールボックス1を装備したものがあり、この種のコンソールボックス1においては、図6に示す如く、リッド2をヒンジ3を中心に車両前方へ展開してコンソール本体4を開放した際に、該コンソール本体4の開放上面と前記リッド2の裏面とが略水平な連続面を成すようにしたものがある。
即ち、3列シートのワンボックスカー等では、車両後方から大型荷物を積み込む必要が生じた際に、2列目と3列目のシートを倒して荷積み用のフラットスペースをつくる場合があるが、この際に、2列目と3列目のシートの倒伏により出来上がるフラットスペースの荷積み面よりもコンソールボックス1が上方に突き出して荷積みの邪魔になってしまうため、コンソール本体4を開放した際に、該コンソール本体4の開放上面4aとリッド2の裏面2aとが略水平な連続面を成すようにし、この連続面が前記フラットスペースの荷積み面と面一の状態となるようにしている。
尚、既存のコンソールボックスに関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開平7−164972号公報
しかしながら、斯かる従来構造においては、リッド2が反転して裏面2aが上向きの状態となった時に、リッド2のコンソール本体4に対する閉じ状態を保持するためのロック5が局部的に張り出すことになり、このロック5に対しコンソール本体4の開放上面4aとリッド2の裏面2aとが成す略水平な連続面に沿い押し込まれた積荷が直撃して前記ロック5を破損する虞れがあった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、リッドを展開してコンソール本体を開放した時に前記リッドの裏面に局部的に張り出すロックに対し積荷が直撃する虞れを未然に回避し得るようにしたコンソールボックスを提供することを目的としている。
本発明は、リッドをヒンジを中心に車両前方へ向け展開してコンソール本体を開放した際に、該コンソール本体の開放上面と前記リッドの裏面とが略水平な連続面を成すように構成され且つリッドの開放端側の裏面には前記連続面から張り出したロックを有するコンソールボックスであって、前記リッドの裏面におけるロックの近傍で且つ前記ヒンジと対峙する側にロックよりも高く張り出した隆起部を設けたことを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、コンソール本体の開放上面とリッドの裏面とが成す略水平な連続面に沿い積荷が押し込まれても、リッドの裏面におけるロックの近傍で且つヒンジと対峙する側には隆起部が設けられているので、該隆起部に積荷が先行して当たることでロックへの直撃が回避される。
また、本発明においては、リッドが車両前方へ向け展開し且つその展開時に隆起部が上向きに反る緩やかなカーブを描いて車両前方へ上り勾配を成すように構成されていることが好ましく、このようにすれば、車両後方から大型荷物を積み込むような場合でも、その大型荷物が隆起部に対し滑らかに乗り上げてロックの上方に被さることになるため、隆起部が大型荷物の積み込みの邪魔にならなくなって該大型荷物の搭載性が向上される。
上記した本発明のコンソールボックスによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、リッドを展開してコンソール本体を開放した時に前記リッドの裏面に局部的に張り出すロックに対し積荷が直撃する虞れを未然に回避することができるので、積荷の直撃による前記ロックの破損を確実に防止することができる。
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、車両後方から大型荷物を積み込むような場合でも、その大型荷物を隆起部に対し滑らかに乗り上げさせることができ、該隆起部が大型荷物の積み込みの邪魔にならないようにすることができるので、大型荷物の搭載性の大幅な向上を図ることができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図5及び図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1及び図2に示す如く、本形態例においては、先に図5及び図6で説明した従来のコンソールボックス1と略同様に、リッド2をヒンジ3を中心に車両前方へ向け展開してコンソール本体4を開放した際に、該コンソール本体4の開放上面4aと前記リッド2の裏面2aとが略水平な連続面を成すように構成してあるが、前記リッド2の裏面2aにおけるロック5の近傍で且つ前記ヒンジ3と対峙する側に隆起部6を設けた点を特徴としている。
また、この隆起部6には、リッド2の展開時に上向きに反る緩やかなカーブを描いて車両前方へ上り勾配を成すようにしたガイドスロープ7が形成されており、車両後方から車両後方から大型荷物A(図2参照)を積み込むような場合でも、その大型荷物Aが隆起部6に対し滑らかに乗り上げてロック5の上方に被さるようにしてある。
しかも、図3に示す如く、ここに図示している隆起部6は、前記リッド2の全幅に亘り形成されているが、その中央部を除いた両側に車両前方に向けて窪む凹部8が形成されており、該各凹部8がリッド2を開閉操作する時に指先を挿し入れて把持するための取手を成すようになっている。
ここで、隆起部6の幅方向の中央部を凹部8を形成せずに残しておく理由は、積荷が棒状である場合に、その棒状の積荷が凹部8に挿し込まれてしまう不具合を極力回避すると共に、特にロック5の配置範囲に対して確実にガイドスロープ7で積荷を乗り上げさせるようにすることを意図しているからであり、更には、隆起部6に対し取手を成す凹部8を形成してもなお良好な剛性を確保できるように前記中央部を補強用リブとして機能させることを意図しているからである。
尚、図4に示す如く、隆起部6の高さ寸法は、リッド2の展開時に該リッド2の裏面2aで凸部を成す例えばヒンジ3等の上端と前記隆起部6の上端とを結ぶラインxより下にロック5が隠れるように設定されており、隆起部6に乗り上げてロック5の上方に被される積荷が確実に前記ロック5と干渉しないように配慮してある。
而して、このようにコンソールボックス1を構成した場合に、例えば、3列シートのワンボックスカー等で2列目と3列目のシートを倒して荷積み用のフラットスペースをつくり、コンソール本体4を開放して該コンソール本体4の開放上面4aとリッド2の裏面2aとにより前記フラットスペースの荷積み面と面一の連続面をつくって車両後方から大型荷物Aを積み込んだとしても、前記コンソール本体4の開放上面4aとリッド2の裏面2aとが成す略水平な連続面に沿い押し込まれた大型荷物Aが前記隆起部6に先行して当たることになるので、大型荷物Aのロック5への直撃が回避される。
しかも、特に本形態例の場合には、隆起部6にガイドスロープ7が形成されているため、大型荷物Aが隆起部6に対し滑らかに乗り上げてロック5の上方に被さることになり、隆起部6が大型荷物Aの積み込みの邪魔にならなくなって該大型荷物Aの搭載性が向上される。
従って、上記形態例によれば、リッド2を展開してコンソール本体4を開放した時に前記リッド2の裏面2aに局部的に張り出すロック5に対し積荷(図示例では大型荷物A)が直撃する虞れを未然に回避することができるので、積荷の直撃による前記ロック5の破損を確実に防止することができ、しかも、車両後方から大型荷物Aを積み込むような場合でも、その大型荷物Aを隆起部6に対し滑らかに乗り上げさせることができるので、該隆起部6が大型荷物Aの積み込みの邪魔にならないようにすることができて、該大型荷物Aの搭載性の大幅な向上を図ることもできる。
また、ここに図示している隆起部6では、その中央部を除いた両側に凹部8が形成されているので、この凹部8を取手として利用することでリッド2の開閉操作を容易に行うことができ、しかも、中央部を残すことで該中央部を補強用リブとして機能させて凹部8の形成による剛性低下を防止することもできる。
尚、本発明のコンソールボックスは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、隆起部の形状は図示する例に限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す側面図である。 図1の要部に関する拡大図である。 図1の要部を斜め上方から見た斜視図である。 図1の隆起部の高さ寸法の設定についての説明図である。 従来のコンソールボックスの一例を示す斜視図である。 図5のコンソールボックスのリッドを展開した状態を示す側面図である。
符号の説明
1 コンソールボックス
2 リッド
2a 裏面
3 ヒンジ
4 コンソール本体
4a 開放上面
5 ロック
6 隆起部
7 ガイドスロープ
8 凹部

Claims (2)

  1. リッドをヒンジを中心に車両前方へ向け展開してコンソール本体を開放した際に、該コンソール本体の開放上面と前記リッドの裏面とが略水平な連続面を成すように構成され且つリッドの開放端側の裏面には前記連続面から張り出したロックを有するコンソールボックスであって、前記リッドの裏面におけるロックの近傍で且つ前記ヒンジと対峙する側にロックよりも高く張り出した隆起部を設けたことを特徴とするコンソールボックス。
  2. リッドが車両前方へ向け展開し且つその展開時に隆起部が上向きに反る緩やかなカーブを描いて車両前方へ上り勾配を成すように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンソールボックス。
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