JP2005247238A - 車両の収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱可能な棚板を収納部の内にガタツキなく安定に設置すること。
【解決手段】車室の壁面1の車室へ向けて開口する凹状の収納部2には、入口開口部2aの左右両縦側縁の上下方向の全長にわたり、入口開口部2aの横幅を収納部2の内奥部よりも狭幅とするフランジ23を突設するとともに、両側壁20には収納部2内へ突出する段差22を設ける。上記内奥部の横幅とほぼ同幅の棚板3には両側縁の前端に両フランジ23と係合して棚板3の前方への飛び出しを規制する係合手段33を設ける。棚板3の両側縁とこれと対向する収納部2の両側壁20には互いに係合して棚板3の跳ね上がりを規制する係合手段24,36を設ける。棚板3を、横幅方向に傾けて収納部2内へ挿入し、その後、水平に戻して左右両側縁を両側壁20の段差22に載置するとともに、係合手段33とフランジ23とを係合し、係合手段24,36を相互に係合してガタツキなく安定に設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車室の壁面に、車室へ向けて開口する凹状の収納部を形成し、かつ該収納部の内部には相対向する左右両側壁間に着脱可能な棚板を架けわたすようになした車両の収納装置に関する。
一般に、ワゴン車やバン型車の車室内には、図10に示すように、車室側壁を構成する内装材1に車室へ向けて開口する凹状の収納部8を形成し、ティッシュボックスや地図等の小物類を収納する収納装置を設けることが行われている。また、この種の収納装置は、収納部8が縦長に形成され、収納部8内に収納スペースを上下に分割する棚板9を着脱可能に設置するようにしている。
従来の収納部8内に棚板9を設置する構造は、図10および図11に示すように、収納部8の左右の両側壁80にそれぞれ、収納部2内へ向けて突出する左右一対の凸状の突起81を形成し、両突起81に棚板9の左右の側縁を載置して、棚板9を左右の両側壁80間に架けわたすように設置している。突起81は所定の間隔をおいて上下方向に複数段設けられ、棚板9の設置位置を変えることができるようにしている。
また従来の他の棚板の設置構造として、図12に示すように、収納部8の左右の両側壁80に(図は一方の側壁のみを示す)、上記突起81に代えて嵌合穴82を形成し、これにピン83を嵌入して該ピン83の先端を収納部内へ突出せしめている。尚、ピン83は収納部の左右の両側壁80に複数突設してある。そして、収納部内へ突出する各ピン83の先端に、棚板9の左右の側縁を載置するようにしている。
ところで、収納部8の側壁80に突起81やピン83を突設しこれらに棚板9の側縁を載置する構造ではいずれも、車両の走行振動により棚板9が跳ね上がり上下方向にガタツキが発生するといった問題があった。そこで棚板9の跳ね上がりを抑える他の従来構造として、図13に示すように、収納部の側壁80に収納部内へ向けて開口する凹状の嵌合溝84を設け、嵌合溝84に棚板9の側縁を嵌合せしめるようになしたものがある。
また、下記特許文献1には、図14に示すように、収納部の側壁80に開口部85と、側壁80から突出して開口部85に対向する断面ほぼL字状の取付座部86を設ける一方、棚板9aの側縁に、棚板9a本体の側縁から下方へ屈折した脚片部91と、該脚片部91から突出する爪部92を設け、棚板9a本体を取付座部86上に載置するとともに、脚片部91を側壁80と取付座部86との間に挿入し、爪部92を開口部85の上縁に嵌合係止せしめて棚板3を保持する構造が提案されている。
これらのように、収納部の側壁80に設けた嵌合溝84や、開口部85と取付座部86とからなる係合部に棚板9,9aの側縁を嵌合係止することで、棚板9,9aの上方への跳ね上がりを抑えて上下方向のガタツキを防止できるものの、車両の走行振動により棚板9,9aが収納部8の開口前側へ飛び出して前後方向にガタツキが発生するおそれがある。また、側壁80に突起81や嵌合溝84、取付座部86等を設けた場合、これら棚板設置用の構成部の端末が収納部8の開口縁から露見して目立つため見栄えを損ねていた。
特開平8−258627号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑み、収納部の内部に着脱可能に設置した棚板をガタツキなく安定に保持することができ、かつ棚板設置用の構成部が目立たず見栄えのよい車両の収納装置を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は車室の壁面に、車室へ向けて開口する凹状の収納部を形成し、該収納部の内部に、その相対向する左右両側壁間に着脱可能に棚板を架けわたす車両の収納装置であって、上記収納部には、その入口開口部の左右の両縦側縁に、これらの上下方向の全長にわたって上記両側壁よりも開口内側へ突出して入口開口部の横幅を収納部の内奥部よりも狭幅とするフランジを形成するとともに、上記両側壁にはそれぞれ収納部内へ突出して上記棚板の側縁を支持する段差を設け、上記内奥部の横幅とほぼ同幅の上記棚板に、その左右両側縁の前端に上記フランジと係合して上記棚板の前方への飛び出しを規制する係合手段を設け、上記棚板の両側縁とこれと対向する上記両側壁に、互いに係合して上記棚板の跳ね上がりを規制する係合手段を設けるようになした(請求項1)。棚板の左右両側縁の前端と収納部の入口開口部内へ突出するフランジとを係合して棚板の前方への飛び出しを規制し、かつ棚板の両側縁と収納部の両側壁とを係合して棚板の跳ね上がりを規制したので、棚板を上下前後にガタツキなく安定に設置できる。またフランジが段差の開口側の端末を覆うので、従来構造のように棚板設置用の構成部の端末が収納部の入口開口部から露見せず収納部の見栄えを損ねない。
上記棚板の前方への飛び出しを規制する係合手段として、上記棚板の左右両側縁の前端に係合凹部を形成し、該係合凹部に上記フランジを嵌合係止せしめる(請求項2)。棚板の係合凹部と収納部の縦方向に設けたフランジとを凹凸嵌合させるようにしたので棚板の前方への飛び出しを確実に規制できる。
上記棚板の跳ね上がりを規制する係合手段として、上記棚板の左右両側縁には棚板の横幅方向に突出する係合爪を突設する一方、上記収納部の左右両側壁には上記係合爪の上面と係脱可能に係合する突起状または溝状の係合部を形成する(請求項3)。棚板の係合爪と収納部の係合部とを上下に係合せしめたので棚板の跳ね上がりを確実に規制できる。
上記両側壁の段差を上記側壁の壁面からほぼ直角に収納部内へ突出する水平部と、該水平部の端縁から下方へなだらかな湾曲傾斜面をなして上記側壁へ連らなる傾斜部とで構成する(請求項4)。段差が目立たず収納部の側壁の意匠性を向上する。
上記棚板の左右両側縁には下方へ突出する突起を突設する一方、上記段差には上記突起を嵌入可能な嵌合穴を設ける(請求項5)。棚板の両側縁の突起を両段差の嵌合穴に嵌入することで収納部の横方向への開き変形を規制し、棚板の両側縁の前端と両フランジとの係合部および棚板の両側縁と収納部の両側壁との係合部の係合はずれを防ぐ。
上記収納部の内奥壁には、上記左右両側壁の段差に対応する水平位置に段差を設け、該段差に上記棚板の奥縁を載置せしめるようになす(請求項6)。棚板をより安定に設置できる。
本発明によれば、棚板をガタツキなく安定に設置でき、かつ棚板設置用の構成部が目立たず見栄えのよい車両の収納装置を実現することができる。
ワゴン車やバン型車の車室側壁に設けられる収納装置に本発明を適用した第1の実施形態を説明する。図1ないし図4に示すように、収納装置は、車室の側壁を構成する合成樹脂製のサイドトリム1と車体外板7との空間を利用して設けてあり、サイドトリム1に入口たる開口部2aを形成するとともに、サイドトリム1の背面側に、開口部2aを囲む合成樹脂からなる箱型容器状の収納部2が取付けてある。収納部2はその外周縁21をサイドトリム1背面の開口部2a周辺に突設した複数の取付ボス12に締結固定してある。
開口部2aは縦方向に長い長方形状で、開口周縁はサイドトリム1のパネル端縁を背面側へ断面ほぼL字状に突出せしめ、開口部2aを周方向に囲む枠状に形成してある。開口部2aは縦寸法が、収納部2の縦寸法より小さくしてあり、開口上縁を収納部2の上縁とほぼ同一高さ位置に合わせる一方、開口部2aの下縁を収納部2の下縁よりも高い位置としてあり、収納部2の下端部に、これと開口部2a下側のサイドトリム1のパネル面とで袋状の収納空間が構成してある。
開口部2aの横幅寸法は収納部2の横幅よりも若干狭く形成してある。そして、開口部2aと収納部2とは、左右方向に中心位置が同一線上に合わせ設けてあり、開口部2aの左右両側の開口縦縁でそれぞれ、上下方向全長にわたり、収納部2の左右両側壁20よりも若干開口内側へ突出するフランジ23を形成している。
収納部2の内部には収納空間を上下に仕切る棚板3が着脱可能に設置してある。該棚板3を保持するため、収納部2の互いに対面する左右の側壁20にそれぞれ、棚板3の左右の側縁を支持する段差22が形成してある。段差22は棚板3の設置位置を上下複数位置に変更できるように上下方向に所定の間隔をおいて複数段(図例では上下3段)設けてある。
各段差22は側壁20の奥行き方向ほぼ全長にわたって側壁20と一体成形してあり、側壁20からほぼ直角に収納部2内へ突出する水平部221と、水平部221の突出端縁から下方へ向けてなだらかな湾曲傾斜面をなす傾斜部222とで断面ほぼて字形に形成してあり、傾斜部222の下端を側壁20に連ねている。各段差22の収納部2内への突出量は、上記フランジ23の側壁20からの突出量と同一または若干小さめに設けてあり、段差22の開口側の端末がフランジ23で覆い隠される。
各段差22の上方位置には、棚板3の跳ね上がりを抑えるため、側壁20の奥行き方向中間位置に、収納部2内へ突出する係合部24が設けてある。係合部24は段差22の水平部221と対面する係止面241、および側壁20と係止面241の突出端縁とをゆるやかな傾斜状につなぐテーパー面242を備えている(図6)。
収納部2の内奥壁26には横幅方向中間位置に、両側壁20の各段差22に対応して棚板3の内奥縁を支持する段差27が一体成形してある。各段差27は内奥壁26からほぼ直角に収納部2内へ突出する半月形の水平部271と、その突出端縁と内奥壁26とをつなぐ円弧状の傾斜部272とで構成してある(図4)。
図1ないし図5に示すように、棚板3は合成樹脂製の板体で、矩形状の本体板部30と、その前縁から上方へ突設した前壁部31と、本体板部30の左右両側縁および奥縁から下方へ突設した外枠部32とが一体成形してある。棚板3の横幅寸法は、本体板部30が収納部2内に水平に設置可能なように収納部2内の横幅寸法に合わせてあり、奥行き寸法は前壁部31が収納部2よりも車室側に位置するように、前壁部31の厚み分、収納部2の奥行き寸法よりも大きくしてある。前壁部31は、棚板3を収納部2内に設置したとき、開口部2aの左右のフランジ23よりも車室側の位置で両フランジ23間を架けわたすように配置され、本体板部30に載置した小物類の車室側への落下を防止するものである。前壁部31は、本体板部30の前縁から上方へ突出する背面部と、該背面部の上縁から下方へ延設した前面部とで2層構造としてあり、前壁部31の左右両端は上記前面部と上記背面部との側縁をつないで閉じてある。
本体板部30の左右両側縁の前端には、前壁部31の直後で開口部2aの左右のフランジ23と対応する位置にそれぞれ、横方向外側へ向けて開口する凹状をなし、フランジ23と係合可能な係合凹部33が形成してある。これにより、前壁部31直後の本体板部30の横幅寸法は開口部2aの横幅寸法に応じて狭くなり、棚板3の平面形状は、入口開口の横幅を狭くし、これよりも内奥部の横幅を広くした収納部2の水平断面形状と合致する。
図1ないし図6に示すように、本体板部30の左右の両側縁には、奥行き方向中間位置に、収納部2の両側壁20の係合部24に対応して凹部34が形成してあり、凹部34内には、本体板部30の端縁から下方へ突出し、かつ両側の外枠部32から分離された係合片35が設けてあり、係合片35の下縁には本体板部30の横幅方向に突出して上記係合部24と係脱可能な断面ほぼ山形テーパー状の係合爪36が突設してある。
棚板3を収納部2に設置するには、棚板3の本体板部30の横幅が開口部2aの横幅よりも大きいため、一方の側縁を高くして横方向に傾けた傾斜姿勢(図3の仮想線)で開口部2aから収納部2内へ挿入する。そして、下側の他方の側縁の係合凹部33をこれと対向する開口部2aの他方の側縁のフランジ23に仮嵌合せしめるとともに、一方の側縁の係合凹部33を一方のフランジ23と位置決め対向せしめる。その後、棚板3を水平姿勢に戻しつつ、両係合凹部33を両フランジ23と嵌合させるとともに、本体板部30の左右両側の外枠部32下縁をそれぞれ、左右両側の段差22の水平部221上面に当接載置せしめる。このとき、棚板3の両側の係合爪36が上方より両側壁20の係合部24のテーパー面242に当接し、かつ突出端縁を乗り越えてその下側へ入り込んで係合爪36の上面が係止面241と当接し、係合部24と係合爪36とが上下方向に係合する。更に本体板部30の後縁をなす外枠部32下縁が収納部2の内奥壁26の段差27上面に当接する。
このように棚板3を収納部2内に設置した本実施形態によれば、棚板3の左右両側縁に設けた係合凹部33と、収納部2内の横幅よりも開口部2aの横幅を狭くするように突設した左右の両フランジ23との嵌合係止により、棚板3が車室側へ飛び出すことがない。また、左右両側縁の係合爪36を収納部2の左右両壁20の係合部24に係止せしめたので棚板3の上方への跳ね上がりを抑えることができる。従って棚板3はガタツキなく安定に設置される。更に、棚板3は左右両側縁に加え、後縁を収納部2の段差27上面に当接載置せしめたのでより安定度が向上する。
また、開口部2aの左右両側のフランジ23により、左右両側壁20の段差22の車室側の端末を覆い隠したことと、段差22を水平部221とその突出端縁から下方へ向けてなだらかに側壁20へ連なる傾斜部222とで断面ほぼて字形としたことにより、車室側より段差22が目立たず見栄えが良好である。更に段差22の下方を湾曲傾斜面状の傾斜部222としたので、棚板3を上記傾斜姿勢から水平に戻すときに、上段側の段差22が棚板3の側縁移動の邪魔にならず、スムーズに棚板3を水平にでき、設置作業が良好にできる。
次に図7ないし図9に基づいて本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の基本構造は上述の第1の実施形態のそれとほぼ同一で、相違点を中心に説明し、図において同一部材は同一符号で表しそれらの説明を省略する。図7、図9に示すように、棚板3Aの左右両側縁には、左右の係合凹部33の直後位置に、外枠部32下縁より下方へ突出する突起37が一体成形してある。
棚板3Aの突起37に対応して、図8、図9に示すように、収納部2の各段差22の水平部221には、開口部2aのフランジ23寄りの位置に水平部22を上下に貫通する嵌合穴25が形成してある。
そして、第1の実施形態と同様、棚板3Aを収納部2内に設置し、棚板3Aの左右両側の外枠部32下縁をそれぞれ、左右両側の段差22の水平部221上面に当接載置せしめるとともに、左右の両突起37をそれぞれ両段差22の各嵌合穴25に挿入嵌合せしめる。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果が得られるうえ、棚板3Aの両側の突起37をそれぞれ収納部2の両側の各嵌合穴25に挿入嵌合せしめたので、例えば車両走行時の車体のねじれ等によりサイドトリム1が撓み、その影響で収納部2が横方向へ開き変形しようとしても、これを阻止して収納部2の横幅を規制する。従って、棚板3Aの両側縁の係合凹部33と開口部2aの両フランジ23との嵌合はずれ、および棚板3Aの両側縁の係合爪36と収納部2の両側壁20の係合部24との係合はずれが発生せず、棚板3の脱落を防止することができる。
尚、上述の第1および第2の実施形態は本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には第1および第2の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。両実施形態では、車室のサイドトリム1と収納部2とを別部材で構成したがこれに限らず、例えば収納部をサイドトリムと一体に成形してもよい。この場合、入口開口縁の左右両側縁に開口内へ突出し、収納部内奥部の横幅寸法よりも入口開口横幅寸法を狭幅とするフランジを一体に成形する。
また、収納部の両側壁の係合部を凹状に形成し、該凹状係合部の上縁に棚板の側縁の係合爪を当接係合せしめてもよい。また、棚板の奥行き寸法を収納部の奥行き寸法とほぼ同寸法とし、収納部の入口開口部のフランジに対応して、棚板の前縁と側縁との隅角に前方かつ側方へ向けて開口する断面ほぼL字形の係合凹部を形成し、上記フランジと嵌合させるようにしてもよい。これによれば入口開口縁と棚板前縁とを面一にできる。
本発明の第1の実施形態の収納装置を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う位置での断面図である。 図2のIII −III 線に沿う位置での断面図である。 図1のIV−IV線に沿う位置での断面図である。 上記第1の実施形態に用いる棚板の後方斜視図である。 収納部の側壁と棚板の側縁との係合状態を示す拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に用いる棚板の後方斜視図である。 上記第2の実施形態に用いる収納部を示すもので、図2に対応する断面図である。 上記第2の実施形態の収納部の段差と棚板の突起との係合状態を示す拡大断面図である。 従来の車両の収納装置を示す斜視図である。 従来の収納部の側壁と棚板の側縁との係合構造を示す拡大断面図である。 従来の他の収納部の側壁と棚板の側縁との係合構造を示す拡大断面図である。 従来の更に他の収納部の側壁と棚板の側縁との係合構造を示す拡大断面図である。 従来の特許文献1に記載された収納部の側壁と棚板の側縁との係合構造を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 サイドトリム(車室の側面)
2 収納部
2a 開口部(入口開口部)
20 側壁
22 段差
221 水平部
222 傾斜部
23 フランジ
24 係合部(棚板の跳ね上がりを規制する係合手段)
27 内奥壁の段差
28 嵌合穴
3,3A 棚板
33 係合凹部(棚板の飛び出しを規制する係合手段)
36 係合爪(棚板の跳ね上がりを規制する係合手段)
37 突起

Claims (6)

  1. 車室の壁面に、車室へ向けて開口する凹状の収納部を形成し、該収納部の内部に、その相対向する左右両側壁間に着脱可能に棚板を架けわたす車両の収納装置であって、
    上記収納部には、その入口開口部の左右の両縦側縁に、これらの上下方向の全長にわたって上記両側壁よりも開口内側へ突出して入口開口部の横幅を収納部の内奥部よりも狭幅とするフランジを形成するとともに、上記両側壁にはそれぞれ収納部内へ突出して上記棚板の側縁を支持する段差を設け、
    上記内奥部の横幅とほぼ同幅の上記棚板に、その左右両側縁の前端に上記フランジと係合して上記棚板の前方への飛び出しを規制する係合手段を設け、
    上記棚板の両側縁とこれと対向する上記両側壁に、互いに係合して上記棚板の跳ね上がりを規制する係合手段を設けたことを特徴とする車両の収納装置。
  2. 上記棚板の前方への飛び出しを規制する係合手段として、上記棚板の左右両側縁の前端に係合凹部を形成し、該係合凹部に上記フランジを嵌合係止せしめた請求項1に記載の車両の収納装置。
  3. 上記棚板の跳ね上がりを規制する係合手段として、上記棚板の左右両側縁には棚板の横幅方向に突出する係合爪を突設する一方、上記収納部の左右両側壁には上記係合爪の上面と係脱可能に係合する突起状または溝状の係合部を設けた請求項1に記載の車両の収納装置。
  4. 上記両側壁の段差を上記側壁の壁面からほぼ直角に収納部内へ突出する水平部と、該水平部の端縁から下方へなだらかな湾曲傾斜面をなして上記側壁へ連らなる傾斜部とで構成した請求項1に記載の車両の収納装置。
  5. 上記棚板の左右両側縁には下方へ突出する突起を突設する一方、上記段差には上記突起を嵌入可能な嵌合穴を設けた請求項1に記載の車両の収納装置。
  6. 上記収納部の内奥壁には、上記左右両側壁の段差に対応する水平位置に段差を設け、該段差に上記棚板の奥縁を載置せしめるようになした請求項1に記載の車両の収納装置。
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