JP2003265289A - 書籍用の立体額装 - Google Patents

書籍用の立体額装

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JP2003265289A JP2002075043A JP2002075043A JP2003265289A JP 2003265289 A JP2003265289 A JP 2003265289A JP 2002075043 A JP2002075043 A JP 2002075043A JP 2002075043 A JP2002075043 A JP 2002075043A JP 2003265289 A JP2003265289 A JP 2003265289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書籍を開いた状態で額装する書籍用の立体額
装において、開いたページが有する独特の曲線美を最も
良好な状態で鑑賞しうる立体額装を提供する。 【解決手段】 書籍を開いて収容するのに十分な広さを
有する外枠本体(11)と、外枠蓋部(12)を具える
書籍用の立体額装において、書籍全体を台座(15)の
上に載置し、その表紙部分を表紙支持部(16)と背板
(11b)との間に延在させ、ページ部分を表紙支持部
の間から一旦前方に出し、開いてからページ支持部材
(17)で押さえる。ページ支持部材は竹材で構成し、
先端側の幅を狭く、かつ背板側に湾曲させて形成する。
ユーザはこの立体額装に好みのページを開いてセット
し、壁に掛ける等して楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書籍用の立体額装に
関し、特に、雑誌や美術書等を額装内に装填して鑑賞で
きるようにした書籍用の立体額装に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の書籍用の立体額装としては、例え
ば実開平2−116861号公報に記載されたものがあ
る。この公報に開示されたブックフレームは、絵本や画
集等を挟みうる厚みを有する。このブックフレームは、
額縁と、該額縁と一体となったガラス面と、本の滑り止
めに用いるゴムシートと、中板と、充填用のスポンジ
と、額縁の裏板とを具える。ガラス面の中央に本を開い
て下向きに置き、その上にゴムシートを載せ、中板を載
せ、スポンジを載せ、裏板でこのスポンジを押圧し、こ
の裏板を止め金で額縁に固定する。ガラス面へ本を押圧
することにより、ブックフレームを壁に掛けたときに本
がずり落ちないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブックフレームはガラス面に書籍を開いた状態で置
き裏側から押圧する構成であるため、開いたページが潰
れた状態となる。開いたページが呈する自然な曲線が潰
れると、額装を正面から見たときに外観品質に欠けると
いう問題を有する。また、ページを開いて裏側から押圧
すると書籍が痛んでしまうというという問題があり、特
に貴重な書籍などをブックフレームに入れる場合に好ま
しくない。また、書籍を裏側から押圧して固定するのみ
であり、壁に掛ける際などブックフレームに大きな振動
が加わったときに書籍がずれてしまう可能性がある。何
らかの衝撃で書籍がずれると、ブックフレームを正面か
ら見たときに書籍が斜めに見えてしまい好ましくない。
【0004】本発明はこのような問題に鑑み、書籍を開
いた状態で額装する書籍用の立体額装において、開いた
ページが有する独特の曲線美を最も良好な状態で鑑賞し
うる立体額装を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、額装内に書籍を開いた状態で配置し鑑賞
できるようにする書籍用の立体額装において、前記書籍
を開いた状態で収容するのに十分な広さの内部空間を有
する外枠本体と、該外枠本体に開閉可能に取り付けら
れ、大部分が透明に構成された外枠蓋部と、前記書籍を
支持すべく前記外枠本体に固定された台座と、前記書籍
の少なくとも表紙部分を開いた状態で保持すべく前記台
座から垂直方向に延在する一対の表紙保持部材と、前記
書籍の開いたページを両側から付勢する一対の板状また
は棒状のページ付勢部材であって、その一方の端部にお
いて前記外枠本体に回動可能に取り付けられたページ付
勢部材と、を具えることを特徴とする。
【0006】本発明の立体額装では、書籍のページを板
状または棒状のページ付勢部材で付勢してページを開い
た状態に保持するため、ページが押しつぶされることな
く自然な曲線美が発現される。また、台座で書籍を支持
するとともに、表紙保持部材で書籍の表紙部分を保持す
るため、何らかの衝撃が加わっても書籍が斜めにずれる
ことがない。この立体額装のユーザは、ページを開いた
書籍が有する独特の曲線美を最も良好な状態で鑑賞する
ことができる。
【0007】本発明の立体額装において、前記ページ付
勢部材は可撓性素材でなり、その自由端部側が前記外枠
本体の背板側に湾曲していることが望ましい。ページ付
勢部材を湾曲させると、その先端部のみをページに接触
させてページを開いた状態に付勢することができる。開
いたページを線ではなく点で押さえるので、書籍の開い
たページを最も美しい状態に保つことができる。
【0008】本発明の立体額装は、前記ページ付勢部材
が竹材で構成されていることが望ましい。一般に立体額
装の外枠部分は木材が用いられるので、竹材の有する素
材感が木材の素材感と相まって立体額装の外観品質が向
上する。また、竹材は適度な強度を有するため、細くて
丈夫なページ付勢部材を得ることができる。また、竹材
の有する可撓性は開いたページを押さえるのに好適であ
る。
【0009】本発明の立体額装では、前記ページ付勢部
材が、前記外枠本体に固定された台材にリベット結合さ
れていることが望ましい。ページ付勢部材は回動可能に
外枠本体に取り付けられるのであれば、ネジや釘などの
手段を用いて止め付けてもよいが、リベット結合を用い
ると、頻繁にページ付勢部材を回動しても結合が緩んだ
り外れたりすることがない。また、リベットはネジ等に
比して表面側に露出する頭部の外観がスマートであるた
め、立体額装の外観品質が向上する。
【0010】本発明の立体額装では、前記ページ付勢部
材が、前記書籍の開いた個々のページの横方向外側1/
2の範囲であって、縦方向中央1/3の範囲の部分を付
勢する寸法形状であることが望ましい。本願発明者の試
行錯誤により、ページ付勢部材の先端でこの部分を押さ
えるようにすると、書籍の開いたページが呈する曲線美
を最も良好な状態で書籍を展示することができることが
判明している。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本発
明に係る立体額装の外枠蓋部を開いた状態を示す斜視図
である。図1に示すように、本発明の立体額装1は、外
枠本体11と、外枠蓋部12とを具え、外枠本体11内
に内部機構(15〜17)を具える。外枠本体11は、
展示する書籍を開いた状態で収容するのに十分な大きさ
を有し、例えば縦40cm、横50cm、幅4cm程度
の寸法の箱体として構成される。外枠蓋部12は、例え
ば蝶番機構13を用いて外枠本体11に開閉可能に取り
付けられている。この外枠蓋部12は外枠本体11の縦
横寸法より若干大きめに(縦横それぞれ2cm程度大き
く)形成されている。外枠蓋部12は、その大部分に亘
って延在するアクリル等の透明板12aと、この透明板
12aの外周部を縁取る額縁12bとを具える。
【0012】立体額装1の蝶番13と反対側の側部に
は、外枠本体11側にフック14aが、外枠蓋部12側
にリング14bが設けられている。また、外枠本体11
はその背面上端部に立体額装1を壁に掛けるための懸垂
手段11bを具える。外枠蓋部12を閉じてからフック
14aをリング14bに引っかけると、外枠蓋部12が
勝手に開くことがない。この状態で懸垂手段11bを壁
面に設けたフック(図示せず)に係止させる等して立体
額装1を壁に掛けると、ユーザは外枠蓋部12の透明板
12aを通して外枠本体11内のものを鑑賞することが
できる。
【0013】本実施例では、外枠本体11および額縁1
2bの素材として木材が用いられており、その表面には
ランダムな木目模様が表出している。しかしながら外枠
本体11および額縁12bの素材は木材に限るものでは
なく、樹脂素材や金属素材を用いてもよい。また、外枠
本体11や額縁12bの表面に塗料などで模様や色彩を
施してもよい。外枠蓋部12の透明板12aは軽くて丈
夫なアクリルを用いるようにしたが、これは外枠蓋部1
2を閉じた状態で外部から外枠本体11内に展示された
書籍を眺められるものであれば、ガラスなど他の透明素
材を用いてもよい。
【0014】外枠本体11の内部には、書籍自体を支持
する台座15と、書籍の表紙を開いた状態で留め置くた
めの一対の表紙支持部16、16と、任意のページを開
いた状態で留め置くための一対のページ付勢部材17、
17とが配設されている。台座15は長さ約30cm、
幅約3.5cmの板材からなり、外枠本体11の長さ方
向中央部の下から3〜5cmの高さに水平に取り付けら
れている。一対の表紙支持部16、16は互いに4cm
程度の間隔を空けて、台座15の幅方向ほぼ中央から垂
直方向に延在する。この表紙支持部16、16はそれぞ
れ縦5cm、横10cm、幅約1cm程度の板材が用い
られ、立体額装1の延在方向と平行に台座15に固定さ
れる。したがって、表紙支持部16、16は立体額装1
において左右対称に表れ、各々外枠本体11の背板11
bから1〜2cm程の間隔を空けて一直線上に延在す
る。
【0015】一対のページ付勢部材17、17はそれぞ
れ外枠本体11の左右両端部の下側から延在している。
図2は、ページ付勢部材17の取り付け機構の構成を示
す図である。図3(a)は正面図、(b)は断面図、
(c)は分解組立図である。ページ付勢部材17は竹材
を細く薄い板状に形成してなり、一方の端部において台
材18に取り付けられている。このページ付勢部材17
は長さ15cm、厚さ2mm程度に形成され、中央部分
より自由端部側にかけて幅が狭く形成されている。台材
18に取り付けられた側の幅は約1.5mmであり、自
由端部側の幅は約5mmである。
【0016】ページ付勢部材17と台材18との結合に
はリベット17aが用いられる。すなわち、図3(c)
に示すように、台材18を構成する比較的薄い第1の板
材18aにページ付勢部材17をリベット17aで止め
付け、この第1の板材18aを所望高さ(例えば、約2
cm)の第2の板材18bに接着剤等で固定する。板材
18には、例えばバルサ材などを用いる。
【0017】こうして、ページ付勢部材17は台材18
に対し回動可能に構成される。すなわち、竹材と木材の
有する適度な弾力性および摩擦度合いにより、リベット
結合した後に手で操作してページ付勢部材17の延在角
度を変えることができる。また、ユーザが手でページ付
勢部材17を所望の角度にセットしたら、ページ付勢部
材17はその角度に保持され、回動方向に強い力が加わ
らない限り延在角は変化しない。なお、付勢部材17と
台材18との結合はネジや釘などを用いてもよいが、リ
ベットを用いると結合が緩みにくく、露出したリベット
頭部の外観もスマートである。
【0018】さらに、ページ付勢部材17の幅が狭くな
っている自由端部は、図3(b)における下方向、すな
わち外枠本体11の背板11a側に湾曲している。これ
により、ページ付勢部材17は書籍の開いたページをそ
の先端で付勢する構成となっている。なお、立体額装1
においてページ付勢部材17はそれぞれ左右対称に取り
付けられており、立体額装1の両側から開いたページを
それぞれ個別に付勢する構成となっている。
【0019】図3は、この立体額装1に書籍をセットし
た状態を示す斜視図である。立体額装1に書籍をセット
するには、フック14aを外して外枠蓋部12を開き、
外枠本体11の台座15の上に書籍を開いた状態で載置
する。この際、書籍の表紙を開いて表紙支持部16と外
枠11の背板11aとの間に挿入する。次に、所望のペ
ージを開いて、両側のページ付勢部材17、17を回動
操作して開いたページ23a、23bの表面を押さえる
ようにする。この場合、図3に明確に示すように、ペー
ジ付勢部材17が、書籍の開いた個々のページの横方向
外側1/2の範囲であって、縦方向中央1/3の範囲の
部分を付勢するように延在角を調整するのが好ましい。
その後、外枠蓋部12を閉じてフック14aをリング1
4bに引っかけ、懸垂手段11aを用いて立体額装1を
壁に掛ける。
【0020】図4にこの状態を上から見た断面図を示
す。図4に示すように、書籍の表紙21と裏表紙22と
が表紙支持部16と外枠本体11の背板11bとの間に
配置され、書籍の内容ページ部分23が対の表紙支持部
16の間から前方に延在している。このページ部分23
は左右に開かれて、各々ページ付勢部材17で押さえら
れる。
【0021】本発明の立体額装1では、書籍全体が台座
15に垂直に載置される。また、書籍において比較的硬
くて丈夫な部分である表紙21、22を表紙支持部16
と背板11bとの間に配置される。さらに、書籍のペー
ジ部分23を対の表紙支持部16、16の間から一旦前
に出してから開き、これを両側のページ付勢部材17、
17で押さえるようにしている。この構成により、立体
額装1に装填した書籍が傾いたり倒れたりするのが確実
に防止される。また、ページ付勢部材17の先端側の幅
を狭く構成しているので、書籍を見る際の邪魔になるこ
とがない。
【0022】さらに、図4に明確に示すように、書籍の
ページ部分23を表紙支持部16、16の間から一旦前
方に出してから両側に開く構成としているので、書籍の
ページが過度に拡がって書籍が痛むことがない。また、
ページ付勢部材17に竹材を用い、その自由端部の幅を
狭く形成するとともに湾曲させて、開いたページを付勢
部材17の先端(点)で押さえる構成としている。この
ページ付勢部材17の先端は、書籍の開いた個々のペー
ジの横方向外側1/2の範囲であって、縦方向中央1/
3の範囲の部分を付勢する。この位置を可撓性のある竹
材でなる付勢部材17で押さえると、ページが潰れるこ
となく開いた書籍が有する曲線美を最も良好な状態で展
示することができる。
【0023】なお、立体額装1に装填する書籍は、例え
ば居間や台所など立体額装1が適用される場所、ユーザ
の好み、その他展示の目的などによって任意のものを適
用することができ、例えば美術書や料理レシピ集などを
セットする。また、個人の写真を配列したアルバムや、
学術文献、小説などを展示するようにしてもよい。立体
額装1を構成する外枠本体11や外枠蓋部12、および
内部機構(15〜17)の寸法形状は収容する書籍の大
きさや立体額装1を取り付ける場所の広さなどの実施条
件に応じて適宜選択し、決定するものとする。なお、本
発明の立体額装は懸垂手段11bを用いて壁に掛ける
他、例えば外枠本体11に支持プレート等を取り付けて
テーブルの上で自立するように構成したり、例えば台所
に設けた壁のくぼみに填め込むような用い方をしたりす
ることができる。
【0024】本発明の実施の形態について詳細に説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態のものに限定
されることなく、他の様々な実施例として実現すること
ができる。例えば、上記実施例ではページ付勢部材17
に竹材を用いているが、これは他の有機/無機素材、例
えば木材、透明な樹脂素材、金属素材などを用いるよう
にしてもよい。また、ページ付勢部材17の形状および
寸法も上記の例に限るものではなく、開いたページを適
度な力で押さえられるものであれば、幅が変化しない板
状、断面円柱形状、断面三角形状などに構成することが
できる。さらに、ページ付勢部材17の取り付け位置
は、立体額装1の両サイド下端部に限られず、両側のペ
ージの適切な場所を押さえられる任意の場所に取り付け
ることができる。その例としては、立体額装1における
両サイド中間部、両サイド上端部、開いたページの真下
部分、開いたページの真上部分などが考えられる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
立体額装によれば、書籍をガラス面に押しつけて固定す
る構成をとらないため、開いたページがつぶれることが
ない。したがって、セットする書籍が傷むことがなく、
開いたページの有する自然な曲線美を良好な状態で展示
することができる。また、台座で書籍を支持するととも
に、表紙保持部材で書籍の表紙部分を保持するため、何
らかの衝撃が加わっても書籍が斜めにずれたりすること
がない。
【0026】また、ページ付勢部材を湾曲させているの
で、その先端部のみをページに接触させてページを押さ
えることができ、書籍の開いたページを最も美しい状態
に保つことができる。また、ページ付勢部材を竹材で構
成することにより、竹材の有する素材感が外枠の素材感
と相まって外観品質が向上するとともに、適度な可撓性
を有する細くて丈夫なページ付勢部材を得ることができ
る。
【0027】また、ページ付勢部材をリベット結合によ
り回動可能に外枠本体に取り付けたので、頻繁にページ
付勢部材を回動しても結合が緩んだり外れたりすること
がない。また、リベットはネジ等に比して表面側に露出
する頭部の外観がスマートであるため、立体額装の外観
品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の立体額装の外枠蓋部を開いた状態を
示す斜視図である。
【図2】 図1に示すページ付勢部材17の取り付け構
造を示す図である。
【図3】 本発明の立体額装に書籍を装填した状態を示
す斜視図である。
【図4】 図3に示す立体額装を上から見た断面図であ
る。
【符号の説明】
1 立体額装 11 外枠本体 11a 懸垂手段 12 外枠蓋部 12a 透明板 15 台座 16 表紙支持部 17 ページ付勢部材 17a リベット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 額装内に書籍を開いた状態で配置し鑑賞
    できるようにする書籍用の立体額装において、前記書籍
    を開いた状態で収容するのに十分な広さの内部空間を有
    する外枠本体と、該外枠本体に開閉可能に取り付けら
    れ、大部分が透明に構成された外枠蓋部と、前記書籍を
    支持すべく前記外枠本体に固定された台座と、前記書籍
    の少なくとも表紙部分を開いた状態で支持すべく前記台
    座から垂直方向に延在する一対の表紙支持部と、前記書
    籍の開いたページを両側から付勢する一対の板状または
    棒状のページ付勢部材であって、その一方の端部におい
    て前記外枠本体に回動可能に取り付けられたページ付勢
    部材と、を具えることを特徴とする書籍用の立体額装。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の立体額装において、前
    記ページ付勢部材が可撓性素材でなり、その自由端部側
    が前記外枠本体の背板側に湾曲していることを特徴とす
    る書籍用の立体額装。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の立体額装にお
    いて、前記ページ付勢部材が竹材で構成されていること
    を特徴とする書籍用の立体額装。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の立体
    額装において、前記ページ付勢部材が、前記外枠本体に
    固定された台材にリベット結合されていることを特徴と
    する書籍用の立体額装。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の立体
    額装において、前記ページ付勢部材が、前記書籍の開い
    た個々のページの横方向外側1/2の範囲であって、縦
    方向中央1/3の範囲の部分を付勢する寸法形状である
    ことを特徴とする書籍用の立体額装。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2451269A (en) * 2007-07-25 2009-01-28 Ricardo Pulido Garzon Wall mountable display case for book
CN104622116A (zh) * 2013-11-15 2015-05-20 郑永如 竹面画框及其制作方法
JP7435086B2 (ja) 2020-03-17 2024-02-21 大日本印刷株式会社 ディスプレイスタンド

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