JPH0618498Y2 - 書見台 - Google Patents
書見台Info
- Publication number
- JPH0618498Y2 JPH0618498Y2 JP1988028838U JP2883888U JPH0618498Y2 JP H0618498 Y2 JPH0618498 Y2 JP H0618498Y2 JP 1988028838 U JP1988028838 U JP 1988028838U JP 2883888 U JP2883888 U JP 2883888U JP H0618498 Y2 JPH0618498 Y2 JP H0618498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- book
- connecting member
- opening
- protrusion
- projection
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 この考案は略々100cm2の底面積から成る基台と書籍下端
の支持具すなわち書籍斜立用の滑り止め具を合理的に組
合わせることにより一定長の連結部材を用いながら文庫
形の小型書籍からB5倍版(B4版)程度の超大型書籍
に至るあらゆる大きさの書籍類をも極めて安定よく斜立
可能にすることを目的として工夫されたものである。
の支持具すなわち書籍斜立用の滑り止め具を合理的に組
合わせることにより一定長の連結部材を用いながら文庫
形の小型書籍からB5倍版(B4版)程度の超大型書籍
に至るあらゆる大きさの書籍類をも極めて安定よく斜立
可能にすることを目的として工夫されたものである。
(産業上の利用分野) 本考案は家庭用等の据置式書見台すなわち文房具に関す
るものである。
るものである。
(従来の技術) 書籍を机の水平面上に斜立させるための書見台は多数工
夫され公知ではあるが、いずれも最大B5版程度の頁幅
でその厚みも精々20mm程度までの書籍類が停立可能な範
囲のものであり、B5倍版(B4版)乃至それ以上の紙
型のものや厚さに無関係で、如何なる大冊のものにも適
応使用し得るような書見台は未だ知られるに至っていな
い。本考案品は底面積精々100cm2(10cm×10cm)、最大
さ185〜200mmの支承突体を使用するに過ぎないものであ
るにも拘らず如何に大判、大冊、且つ大重量の書籍をも
至極安全に斜立させることを可能とするもの、すなわち
従来技術のものには全く期待できなかった極めて有用至
便な書見台であり、従来技術と比較すべくもない卓越し
た技術に関するものである。
夫され公知ではあるが、いずれも最大B5版程度の頁幅
でその厚みも精々20mm程度までの書籍類が停立可能な範
囲のものであり、B5倍版(B4版)乃至それ以上の紙
型のものや厚さに無関係で、如何なる大冊のものにも適
応使用し得るような書見台は未だ知られるに至っていな
い。本考案品は底面積精々100cm2(10cm×10cm)、最大
さ185〜200mmの支承突体を使用するに過ぎないものであ
るにも拘らず如何に大判、大冊、且つ大重量の書籍をも
至極安全に斜立させることを可能とするもの、すなわち
従来技術のものには全く期待できなかった極めて有用至
便な書見台であり、従来技術と比較すべくもない卓越し
た技術に関するものである。
(この考案が解決しようとする問題点) 従来公知の書見台においては、予想できなかった大判、
大冊の書籍類でも安定よく斜立させることができ、しか
もその斜立角度の変更に当っても、一定長さの連結部材
を用いながら、略々35度の緩傾斜から60度程度の急勾配
傾斜までの所望角度における書籍類の掛架停立を可能に
することにある。
大冊の書籍類でも安定よく斜立させることができ、しか
もその斜立角度の変更に当っても、一定長さの連結部材
を用いながら、略々35度の緩傾斜から60度程度の急勾配
傾斜までの所望角度における書籍類の掛架停立を可能に
することにある。
(問題点を解決するための手段) 書籍Cを斜立させるための立壁に相当する突体として10
0cm2程度の底面積を有する略々正方形の基台8上に適当
間隔例えば適度の抜き勾配のある広い底部(構成基底部
3)を基準として略々3cmさの張出し突壁7,7が形
成する挟幅部で1.5cm位の間隔で対向的に立設させた側
面長短2本の柱状体を形成する逆立双胴体から成る一対
の支承突体Aの両突体(1,2)を基本体として構成す
るが、これは適宜の樹脂材料例えばABS樹脂の射出成
形品又は各種陶土による鋳込み成形品等、適材による一
体成形の空胴体とすることが望ましい。この基台8の下
部開口(図示省略)には開閉板を附設した穿孔蓋その他
の蓋体を取付け可能とし、い側の突体1(以下「い
突体1」という)の上端縁に設けた横長の開口部4はそ
のままとし、後記書籍下端支持具Bの連結部材10を掛け
止めるか又は前記開口部周縁の適所の穿設孔に嵌着させ
た開閉リングYに該連結部材10を係合するほか更には該
開口部に対し任意幅の平定規状の板状材又は杆状体等を
一種の掛合具(結合具)として挿合保持させ、これらを
囲繞するようにして連結部材10を取付けるか、一対の開
股状脚(開股状の弾性脚5′)を挟持させるようにし且
つ、必要に応じ横の摺動を可能にした1個若くは2個
の、例えば第3図の(I)に示す如き結合具X又はこれ
らに保持させるか又は前記横長の開口部4に架設した横
長杆に摺動自在に取付けた結合用開閉リングYを用いて
これに連結部材10を係合すること、すなわち、結合具X
の状間隙又は上部のリング状をなす結合用開閉リング
Y、その他鈎状等適宜の掛合具(図示省略)に対し断面
任意形状から成る横長形の滑り止め部材9の両端部に紐
条、鎖等の連結部材10を係接するようにした書籍下端の
支持具Bの前記連結部材10を着脱自在に結合させること
により、この連結部材10の支承突体Aに対する取付け方
法を任意変更させ、支承突体Aの基台8先端部と書籍下
端の支持具B間の間隔を調節することにより、容易に書
籍類Cの斜立角度を変更可能にすることを主要な手段と
するものである。
0cm2程度の底面積を有する略々正方形の基台8上に適当
間隔例えば適度の抜き勾配のある広い底部(構成基底部
3)を基準として略々3cmさの張出し突壁7,7が形
成する挟幅部で1.5cm位の間隔で対向的に立設させた側
面長短2本の柱状体を形成する逆立双胴体から成る一対
の支承突体Aの両突体(1,2)を基本体として構成す
るが、これは適宜の樹脂材料例えばABS樹脂の射出成
形品又は各種陶土による鋳込み成形品等、適材による一
体成形の空胴体とすることが望ましい。この基台8の下
部開口(図示省略)には開閉板を附設した穿孔蓋その他
の蓋体を取付け可能とし、い側の突体1(以下「い
突体1」という)の上端縁に設けた横長の開口部4はそ
のままとし、後記書籍下端支持具Bの連結部材10を掛け
止めるか又は前記開口部周縁の適所の穿設孔に嵌着させ
た開閉リングYに該連結部材10を係合するほか更には該
開口部に対し任意幅の平定規状の板状材又は杆状体等を
一種の掛合具(結合具)として挿合保持させ、これらを
囲繞するようにして連結部材10を取付けるか、一対の開
股状脚(開股状の弾性脚5′)を挟持させるようにし且
つ、必要に応じ横の摺動を可能にした1個若くは2個
の、例えば第3図の(I)に示す如き結合具X又はこれ
らに保持させるか又は前記横長の開口部4に架設した横
長杆に摺動自在に取付けた結合用開閉リングYを用いて
これに連結部材10を係合すること、すなわち、結合具X
の状間隙又は上部のリング状をなす結合用開閉リング
Y、その他鈎状等適宜の掛合具(図示省略)に対し断面
任意形状から成る横長形の滑り止め部材9の両端部に紐
条、鎖等の連結部材10を係接するようにした書籍下端の
支持具Bの前記連結部材10を着脱自在に結合させること
により、この連結部材10の支承突体Aに対する取付け方
法を任意変更させ、支承突体Aの基台8先端部と書籍下
端の支持具B間の間隔を調節することにより、容易に書
籍類Cの斜立角度を変更可能にすることを主要な手段と
するものである。
(実施例) 上記の手段に供する基本的構成において、支承突体Aの
い突体1上端縁に設けた横長の開口部4に嵌合させる
摺動可能な掛合具5(X)は第3図に示す如く開股状の
弾性脚5′を具えて上部から、無理嵌めする前に両脚
5′,5′間に紐条等の連結部材10を臨ませるか又は上
方に突出させた鈎状突起(図示省略)に掛架可能に構成
するのを便とするが、前記開口部4の周縁適所の穿設孔
に嵌着した開閉リング(第3図の(II)Y参照)又は横
長の開口部に並行に架設した横長杆に対し摺動自在に嵌
着した開閉リング等に連結部材10を係合するのも簡便で
ある。上記いずれの場合にも、これらの掛合具(5=
X,Y)が開口部4内を左右に摺動すること又は任意の
結合用開閉リングに掛け変えられることにより当該の掛
合具(X,Y)等から連結部材10が垂下する長さを調節
可能にするものとする。これを例えば、横長の開口部の
長さが8cmとすれば約6cm位の間で、摺動間隔又は選択
位置に応じ、連結部材10の長短を調節し得るから、従っ
て基台8と滑り止め部材9の間隔を略々3cm間程度に移
動させ得るものである。またこれと同様に、鉛筆の太さ
程度の杆状材を掛合具としてこれに引掛けるか3〜6cm
幅の平定規状の掛合具の外側を囲繞させるかにより、連
結部材10の長短を変更してい突体1の上端と滑り止め
部材9との距離を所望の状態に変更することができる。
また更には連結部材10を掛合具5(X,Y)から離脱し
て、これをい突体1の背面に適数個穿設した透孔6又
はこれに相当する摺動用縦空隙に嵌着させる鈎部材(例
えば第3図の(III)Z参照)に対し連結部材10を掛持
させてこれを囲繞緊張させるときは、基台8と滑り止め
部材9の位置を最大限度又はそれに近い程度にまで所望
の位置に調節することが容易である。また書籍下端の支
持具Bを構成する一方の部材である滑り止め部材9は、
開嘴形突部9aのみ若くはその後部に台座部9bを形成させ
たもの又は任意断面形状で中空部9cを有するもの若くは
その後部に台座部9bを一体的に構成させたもの(第4図
参照)或は任意断面の杆材を用い、中空体又は開嘴状の
ものにおいてはその中空部又は間隙部内に紐条、鎖等の
連結部材10を内在させ、これを両端開口部から延設状に
して取付けたものを、また単なる杆状材のものにあって
はその横長体の外側全長面に亘り配接させるか又は少な
くともその両端に取付けられた同様の連結部材10を用い
るものとするがその構成は例えば、滑り止め部材9の長
さを20cmとした場合その端縁から延出される紐条10の長
さは、該滑り止め部材9内の、又は外側配接部間等の長
さ20cmを含めて略々80cmに固定されている。すなわち滑
り止め部材9の各端縁から夫々30cmの長さが折曲がる中
央部となり、その中央部から夫々30cmの合計60cmを、実
施例とされる横長20cmの滑り止め部材9の端縁部に係接
される連結部材10の両端縁間の所定長さとし、これを掛
架させる支承突体における両低突体A,Bのさ比は
理想のものとしては、約10:6であることが望ましく、
例えばい突体1のさ約185mmに対する低い突体2の
さ約110mmのものにおいては第1図に例示する如く、
い突体1上端の開口部4に対する連結部材10の掛合態
様の相違乃至基台8等外側部の鈎Zに対する囲繞保持等
の方法を適宜用いる各連結態様により、斜立角度を任意
選択実現できるものである。
い突体1上端縁に設けた横長の開口部4に嵌合させる
摺動可能な掛合具5(X)は第3図に示す如く開股状の
弾性脚5′を具えて上部から、無理嵌めする前に両脚
5′,5′間に紐条等の連結部材10を臨ませるか又は上
方に突出させた鈎状突起(図示省略)に掛架可能に構成
するのを便とするが、前記開口部4の周縁適所の穿設孔
に嵌着した開閉リング(第3図の(II)Y参照)又は横
長の開口部に並行に架設した横長杆に対し摺動自在に嵌
着した開閉リング等に連結部材10を係合するのも簡便で
ある。上記いずれの場合にも、これらの掛合具(5=
X,Y)が開口部4内を左右に摺動すること又は任意の
結合用開閉リングに掛け変えられることにより当該の掛
合具(X,Y)等から連結部材10が垂下する長さを調節
可能にするものとする。これを例えば、横長の開口部の
長さが8cmとすれば約6cm位の間で、摺動間隔又は選択
位置に応じ、連結部材10の長短を調節し得るから、従っ
て基台8と滑り止め部材9の間隔を略々3cm間程度に移
動させ得るものである。またこれと同様に、鉛筆の太さ
程度の杆状材を掛合具としてこれに引掛けるか3〜6cm
幅の平定規状の掛合具の外側を囲繞させるかにより、連
結部材10の長短を変更してい突体1の上端と滑り止め
部材9との距離を所望の状態に変更することができる。
また更には連結部材10を掛合具5(X,Y)から離脱し
て、これをい突体1の背面に適数個穿設した透孔6又
はこれに相当する摺動用縦空隙に嵌着させる鈎部材(例
えば第3図の(III)Z参照)に対し連結部材10を掛持
させてこれを囲繞緊張させるときは、基台8と滑り止め
部材9の位置を最大限度又はそれに近い程度にまで所望
の位置に調節することが容易である。また書籍下端の支
持具Bを構成する一方の部材である滑り止め部材9は、
開嘴形突部9aのみ若くはその後部に台座部9bを形成させ
たもの又は任意断面形状で中空部9cを有するもの若くは
その後部に台座部9bを一体的に構成させたもの(第4図
参照)或は任意断面の杆材を用い、中空体又は開嘴状の
ものにおいてはその中空部又は間隙部内に紐条、鎖等の
連結部材10を内在させ、これを両端開口部から延設状に
して取付けたものを、また単なる杆状材のものにあって
はその横長体の外側全長面に亘り配接させるか又は少な
くともその両端に取付けられた同様の連結部材10を用い
るものとするがその構成は例えば、滑り止め部材9の長
さを20cmとした場合その端縁から延出される紐条10の長
さは、該滑り止め部材9内の、又は外側配接部間等の長
さ20cmを含めて略々80cmに固定されている。すなわち滑
り止め部材9の各端縁から夫々30cmの長さが折曲がる中
央部となり、その中央部から夫々30cmの合計60cmを、実
施例とされる横長20cmの滑り止め部材9の端縁部に係接
される連結部材10の両端縁間の所定長さとし、これを掛
架させる支承突体における両低突体A,Bのさ比は
理想のものとしては、約10:6であることが望ましく、
例えばい突体1のさ約185mmに対する低い突体2の
さ約110mmのものにおいては第1図に例示する如く、
い突体1上端の開口部4に対する連結部材10の掛合態
様の相違乃至基台8等外側部の鈎Zに対する囲繞保持等
の方法を適宜用いる各連結態様により、斜立角度を任意
選択実現できるものである。
(作用) 第1図に示す如き支承突体Aのい突体1に対する書籍
Cの凭せ架け態様は、該突体上端の開口部4に嵌着させ
た掛合具5に対し掛架乃至係着させるようにした書籍下
端の支持具Bにおける連結部材10端部の滑り止め部材9
間の位置が基台8の前部から約10cmの距離にある場合に
おけるものである。しかしてこのような書籍Cの凭せか
け態様は前記連結部材10を構成する紐条等の緊張線に相
当する書籍表紙11の傾斜が机の水平面上約45度の理想の
角度に斜立された状態であって、この場合連結部材10の
上端接合部が掛合具5(X又はY等)の一個又はこれに
相当する小径杆材としての掛合具によって支持されてい
る場合を示し、掛架された書籍CはB4版のものである
場合を例示するものとする。而してこれよりも小型であ
るが、いわゆる菊版程度の普通型の書籍は、これを低い
突体2に凭せかければ約43度の斜立状態となるが、掛合
具2個に係着させた場合、その間隔を多少開かせること
又は約2cmの平定規又は平板類に掛架されることにより
その傾斜状態を約45度に容易に修正することができる。
Cの凭せ架け態様は、該突体上端の開口部4に嵌着させ
た掛合具5に対し掛架乃至係着させるようにした書籍下
端の支持具Bにおける連結部材10端部の滑り止め部材9
間の位置が基台8の前部から約10cmの距離にある場合に
おけるものである。しかしてこのような書籍Cの凭せか
け態様は前記連結部材10を構成する紐条等の緊張線に相
当する書籍表紙11の傾斜が机の水平面上約45度の理想の
角度に斜立された状態であって、この場合連結部材10の
上端接合部が掛合具5(X又はY等)の一個又はこれに
相当する小径杆材としての掛合具によって支持されてい
る場合を示し、掛架された書籍CはB4版のものである
場合を例示するものとする。而してこれよりも小型であ
るが、いわゆる菊版程度の普通型の書籍は、これを低い
突体2に凭せかければ約43度の斜立状態となるが、掛合
具2個に係着させた場合、その間隔を多少開かせること
又は約2cmの平定規又は平板類に掛架されることにより
その傾斜状態を約45度に容易に修正することができる。
また両突体1,2の構成基底部3の上方又は張出突壁
7,7間に各相当する幅の書籍C等を載置するときは、
載置時におけるその上端面が低い突体2よりもい場合
は当該書籍の載置態様での上端縁に読もうとする書籍C
を凭せかけられるから、これとの関係位置における適宜
の斜立角度において書籍Cを傾斜々立させることができ
て便利であり、この場合、支承突体A自体の重量をも増
大させることができその安定上も好都合である。なお第
1図において上部の一点鎖線10aで示す連結部材10では
前記の低い突体2に対する書籍Cの約43度の斜立状態
を、同10bでは低い突体2に対する書籍C(B4版のも
の)の約35度の斜立状態を可能とすることを各示すもの
であり、特に図示はしないがい突体1の開口部両側部
にまで連結部材10を広幅に掛架した場合は斜立書籍の角
度を既述の状態で約52度、また前記の1/2幅で掛架した
場合は同斜立角度を約48度に、而した支承突体Aの構成
基底部3にい突体1と同程度又はそれ以上のさを現
し得る書籍又はこれに相当する板状材を嵌挿停立させた
ときは、い突体1と同程度のさのものにあっては、
斜度約57度、それ以上は相応して更に大なる斜立角度例
えば幅20cmの書籍等を基台Aにおける両突体の構成基底
部3に横位に載置し、その全を22cmとするときは書籍
Cを62度に傾架させることができ、叙上のいずれかの斜
立態様を選択することにより、如何様にも変化する所望
の斜立角度で何如に大冊の書籍等をも確実に斜立させる
ことが可能である。
7,7間に各相当する幅の書籍C等を載置するときは、
載置時におけるその上端面が低い突体2よりもい場合
は当該書籍の載置態様での上端縁に読もうとする書籍C
を凭せかけられるから、これとの関係位置における適宜
の斜立角度において書籍Cを傾斜々立させることができ
て便利であり、この場合、支承突体A自体の重量をも増
大させることができその安定上も好都合である。なお第
1図において上部の一点鎖線10aで示す連結部材10では
前記の低い突体2に対する書籍Cの約43度の斜立状態
を、同10bでは低い突体2に対する書籍C(B4版のも
の)の約35度の斜立状態を可能とすることを各示すもの
であり、特に図示はしないがい突体1の開口部両側部
にまで連結部材10を広幅に掛架した場合は斜立書籍の角
度を既述の状態で約52度、また前記の1/2幅で掛架した
場合は同斜立角度を約48度に、而した支承突体Aの構成
基底部3にい突体1と同程度又はそれ以上のさを現
し得る書籍又はこれに相当する板状材を嵌挿停立させた
ときは、い突体1と同程度のさのものにあっては、
斜度約57度、それ以上は相応して更に大なる斜立角度例
えば幅20cmの書籍等を基台Aにおける両突体の構成基底
部3に横位に載置し、その全を22cmとするときは書籍
Cを62度に傾架させることができ、叙上のいずれかの斜
立態様を選択することにより、如何様にも変化する所望
の斜立角度で何如に大冊の書籍等をも確実に斜立させる
ことが可能である。
(効果) 上記構成と作用を有する本案品は、書籍下端の支持具B
を構成する滑り止め部材9と連結部材10の長さを一定と
し、その長さを調節することなく、また支承突体Aの
い突体1及び低い突体2のさをも何等調節することな
く、ただ書籍下端の支持具Bにおける連結部材10のい
突体1に対する係合位置又は係合態様を任意選択変更す
るという簡便な方法によって、書籍類の支承突体Aに対
する斜立角度を最小略々35度から最大62度程度の範囲内
で所望の角度に容易に調整することができて便利である
ことは勿論、支承突体Aにおけるい突体1に大版且つ
大重量の書籍の上端部が凭せられたときでも、書籍下端
の支持具Bの連結部材10が、該い突体1の上端部に係
合緊張されているため、支承突体Aは後方に倒れる虞が
なく、また比較的小形又は普通の大きさの書籍の上端が
低い突体2の前壁又は上端縁に凭せられ、これらの部分
に荷重を受ける場合はもとより、連結部材10が支承突体
Aの基台部分に囲繞状に取付けられたときでも、支承突
体Aはその構造上、書籍の荷重により前倒又は後倒する
ことがなく、更には両突体の構成基底部3に適当な書籍
を載架してその重量を大とした場合は、ブックエンドと
しての使用にも共用できるのみならずい突体1上縁の
開口部4には該突体とさ(長さ)の略々等しい、書籍
下端の支持具Bを、掛合具5等に係合させたままでも、
まとまりよく好体裁に収納することができる等幾多の実
用的効果がある。
を構成する滑り止め部材9と連結部材10の長さを一定と
し、その長さを調節することなく、また支承突体Aの
い突体1及び低い突体2のさをも何等調節することな
く、ただ書籍下端の支持具Bにおける連結部材10のい
突体1に対する係合位置又は係合態様を任意選択変更す
るという簡便な方法によって、書籍類の支承突体Aに対
する斜立角度を最小略々35度から最大62度程度の範囲内
で所望の角度に容易に調整することができて便利である
ことは勿論、支承突体Aにおけるい突体1に大版且つ
大重量の書籍の上端部が凭せられたときでも、書籍下端
の支持具Bの連結部材10が、該い突体1の上端部に係
合緊張されているため、支承突体Aは後方に倒れる虞が
なく、また比較的小形又は普通の大きさの書籍の上端が
低い突体2の前壁又は上端縁に凭せられ、これらの部分
に荷重を受ける場合はもとより、連結部材10が支承突体
Aの基台部分に囲繞状に取付けられたときでも、支承突
体Aはその構造上、書籍の荷重により前倒又は後倒する
ことがなく、更には両突体の構成基底部3に適当な書籍
を載架してその重量を大とした場合は、ブックエンドと
しての使用にも共用できるのみならずい突体1上縁の
開口部4には該突体とさ(長さ)の略々等しい、書籍
下端の支持具Bを、掛合具5等に係合させたままでも、
まとまりよく好体裁に収納することができる等幾多の実
用的効果がある。
図面は本考案の実施例を示すものであって、その第1図
は本案実施の態様を示す一部切截側面図、第2図は同上
の平面図、第3図の(I)(II)(III)は略示にかか
る各種の掛合具、第4図の(I)(II)は滑り止め部材
9に対する連結部材10の取付状態を例示する側面図であ
る。 図面符号 A……支承突体、B……書籍下端の支持具 1……い突体、9……滑り止め部材 2……低い突体、9a……開嘴形突部 3……両突体の構成基底部、9b……台座部 4……開口部、9c……中空部 5……掛合具、10……連結部材 6……穿設孔、C……書籍 7……張出し突壁、11……書籍の表紙 8……基台、10a,10b……連結部材 X……結合具、Y……結合用開閉リング Z……鈎
は本案実施の態様を示す一部切截側面図、第2図は同上
の平面図、第3図の(I)(II)(III)は略示にかか
る各種の掛合具、第4図の(I)(II)は滑り止め部材
9に対する連結部材10の取付状態を例示する側面図であ
る。 図面符号 A……支承突体、B……書籍下端の支持具 1……い突体、9……滑り止め部材 2……低い突体、9a……開嘴形突部 3……両突体の構成基底部、9b……台座部 4……開口部、9c……中空部 5……掛合具、10……連結部材 6……穿設孔、C……書籍 7……張出し突壁、11……書籍の表紙 8……基台、10a,10b……連結部材 X……結合具、Y……結合用開閉リング Z……鈎
Claims (1)
- 【請求項1】紐付きの杆状材を滑り止めとして利用する
書見台において、書籍、板状材等を差し込み挟持させる
のに適当な間隔を開けて基台上に一体的に立設させた側
面高低差のある長短柱状の双胴体から成る一対の支承突
体における後方位置の高い支承突体上端の開口部又は該
突体背部の穿設孔等に係合するようにした掛合具に対
し、滑り止め部材の紐を調節自在に止め付け、超大型の
書籍をも所望の角度に斜立保持させることを可能にした
書見台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028838U JPH0618498Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 書見台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028838U JPH0618498Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 書見台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133429U JPH01133429U (ja) | 1989-09-11 |
JPH0618498Y2 true JPH0618498Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31252528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988028838U Expired - Lifetime JPH0618498Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 書見台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618498Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5249446B1 (ja) * | 2012-04-23 | 2013-07-31 | 政雄 荻原 | 書見台 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293403A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | 武智 ツヤ | 多目的物立兼標示装置及びその構成用の単位体並びに包被折曲げ板 |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP1988028838U patent/JPH0618498Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01133429U (ja) | 1989-09-11 |
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