JP2003052479A - 折りたたみ三脚式携帯簡易椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、コンサートやイベント会場の入場待ち
等で使い易い椅子がなく、苦痛に感じることが多かっ
た。そこで、場所をとらず、立ち姿勢に近い状態で座
れ、移動時にも体にかかる負担が少なく、椅子自体も容
易に動かせる携帯型の椅子を提供する。 【解決手段】折りたたみができる三脚に、高さを自由に
調節できる軸棒を取り付け、椅子を後付けする（取り付
け、取り外しができる）ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

この発明は、三脚に高さ調節ができる軸棒と椅子を取り
付けた、携帯簡易椅子である。従来、携帯ができる椅子
は、折りたたみ式の椅子

【図面１１】

【図面１２】であった。これらはスポーツ観戦やアウト
ドアスポーツ（キャンプや釣りなど）、屋外でのスケッ
チや読書等には便利であるが、コンサートやイベントの
チケット購入の行列待ち、コンサートやイベントの入場
行列待ちなどでは、椅子として使いづらい。行列待ちの
場合

【図面１１】は場所を取りすぎて周囲に迷惑であり、

【図面１２】は座面の高さが低いために、行列が移動す
るたびに大きく立ち上がらなくてはならず疲れてしま
う。人気のあるコンサートやイベントほど、チケット購
入や入場のために、行列で並び待つ時間は長くなる。高
齢者や体の不自由な人、幼児を伴った人などは特にこの
行列が苦痛である。本発明は、その欠点を除くためにな
されたもので、場所をとらず、立ち姿勢に近い状態で椅
子に座れ、移動時にも体にかかる負担が少なく、椅子自
体も容易に動かせる携帯型のものである。それを図面で
説明すれば、折りたたみができる三脚（１）に、高さを
自由に調節できる軸棒（２）を取り付け、背もたれが折
りたためる椅子（４）を後付けした（取り付け、取り外
しができる）ものである。使い方は、軸棒の雄ねじ
（９）に、椅子の底にある雌ねじを巻き込んで固定させ
る。次に三脚を広げ、最後に座面の高さを調節ハンドル
（７）で調整して完了する。尚、椅子が下がらないよう
に、軸棒に等間隔の穴（５）を開けてあり、好みの高さ
の穴（５）に留め金（６）を差し込んで留める。また、
止めねじ（８）で締め込んで椅子が下がらないように補
強することもできる。本発明は、このような構造である
から、携帯性が高く簡単に組立ができ、使用時は場所を
とらず、立ち姿勢に近い状態で使用できる。コンサート
やイベントのチケット購入・入場の行列待ち等に特に効
果が高い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】椅子を取り外し、軸棒を下げ、三脚を折りたた
んだ斜視図である。

【図３】椅子の平面図である。

【図４】椅子の側面図である。

【図５】背もたれを折り畳んだときの側面図である。

【図６】軸棒の雄ねじ斜視図である。

【図７】椅子裏面の雌ねじ斜視図である。

【図８】カメラ・ビデオ用三脚の接続部品斜視図であ
る。

【図９】カメラ・ビデオ用三脚の接続部品断面図であ
る。

【図１０】カメラ・ビデオ用三脚に接続部品取り付け時
の連想図である。

【図１１】従来の折りたたみ椅子（その１）斜視図であ
る。

【図１２】従来の折りたたみ椅子（その２）斜視図であ
る。

【符号の説明】

１三脚 ２軸棒 ３背もたれ ４椅子 ５軸棒の穴 ６留め金 ７軸棒の高さ調節ハンドル ８止めねじ ９軸棒の雄ねじ １０椅子の雌ねじ １１接続部品

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ４７Ｃ 7/46 Ａ４７Ｃ 7/46 7/48 7/48

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】折りたたみができる三脚（１）に、高さを
   自由に調節できる軸棒（２）を取り付け、背もたれ
   （３）が折りたためる椅子（４）を後付けする（取り付
   け、取り外しができる）折りたたみ三脚式携帯簡易椅
   子。
2. 【請求項２】背もたれや椅子がスポンジ付である請求項
   １の、折りたたみ三脚式携帯簡易椅子。
3. 【請求項３】背もたれや椅子がポリエステル・綿張りで
   ある請求項１の、折りたたみ三脚式携帯簡易椅子。
4. 【請求項４】市販のカメラ・ビデオ用三脚に、接続部品
   （１１）を取り付け、背もたれが折りたためる椅子
   （４）を後付けできる請求項１の、折りたたみ三脚式携
   帯簡易椅子。