JP7322399B2 - インストルメントパネルの収納部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、インストルメントパネルの収納部構造に関する。
車両室の前部に位置するインストルメントパネルには、小物等を収納するための収納部が設けられているものがある。当該収納部には、例えば特許文献1に開示されているように、インストルメントパネルに設けられたリッドの意匠面(車両後方を臨む面)に、物品等が差し込まれる差込み口と、該差込み口に差し込まれた物品等を保持するホルダ部が設けられている構造が知られている。
当該リッドは、上方に開口する箱状であり、他の物品を収納することができる。リッドの下部は、インストルメントパネルに回動可能に取り付けられている。上記した差込み口は、リッドの意匠面に設けられ、乗員が物品等を仮置きする、または収納することができるように構成されている。
特開2010-030556号公報
とろこが、上記例では、収納可能な物品の形状が制約される可能性がある。また、上記例では、物品が差込み口に差し込まれているとき、車両走行時に発生する振動等により、物品の固定が不安定になる可能性があり、当該収納構造には、改善の余地があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、インストルメントパネルに設けられた収納部の収納状態を安定させることにより、収納性能を向上させることが可能なインストルメントパネルの収納部構造を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係るインストルメントパネルの収納部構造は、車両室内の前部に配置されたインストルメントパネルに収納部が設けられている、インストルメントパネルの収納部構造において、前記収納部には、車両後方を臨み、収納物を収納する収納面が設けられ、前記収納面の上方側には、前記収納面に対して車両後方側に突出し、車幅方向に延びる上側取付部が設けられ、前記収納面の下方側には、前記収納面に対して車両後方側に突出し、車幅方向に延びる下側取付部が設けられ、前記上側取付部及び前記下側取付部には、前記収納面に収納された前記収納物を、車両後方側から保持する保持部材が着脱可能に取り付けられ、前記保持部材は、前記上側取付部と前記下側取付部とに架け渡された状態で、前記収納物を保持するように構成され、前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれの後壁面には、車両前後方向に貫通する第1の開孔部が設けられ、前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれの内側壁面には、車両上下方向に貫通する第2の開孔部が設けられ、前記保持部材は、前記第1の開孔部及び前記第2の開孔部を貫通して配置され、前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれには、前記第1の開孔部の側部と、前記第2の開孔部を側部とを、繋ぐように延びている縦壁が設けられている。
本発明によれば、インストルメントパネルに設けられた収納部の収納状態を安定させることにより、収納性能を向上させることができる。
本発明に係るインストルメントパネルの収納部構造を、車両室内側から見た斜視図である。 図1の蓋部材が開放された状態を示す斜視図である。 図1の蓋部材及びその周辺を拡大して示す拡大斜視図である。 図1の蓋部材の正面図で、ロープが取り外された状態を示す。 図4の蓋部材の上側取付部及び下側取付部が取り外された状態を示す正面図である。 図4のA-A矢視側断面図である。 図4のB-B矢視側断面図である。 図4のC-C矢視平断面図である。 図5の蓋部材の斜視図である。
以下、本発明に係るインストルメントパネルの収納部構造の一実施形態について、図面(図1~図9)を参照しながら説明する。
なお、図において、矢印Fr方向は車両前後方向における前方を示す。実施形態の説明における「前部(前端)及び後部(後端)」は、車両前後方向における前部及び後部に対応する。また、矢印O方向は、車幅方向の外側を示している。また、実施形態の説明で、左右とは、車幅方向を示している。
本実施形態の収納部は、図1及び図3に示すように、車両室内の前部に配置されたインストルメントパネル1に設けられている。インストルメントパネル1は、車両上方を臨む上面2と、該上面2の後端から車両下方に延び、車両後方を臨む意匠面3を有している。この例の意匠面3の車幅方向外側部には、小物入れ5が設けられている。この例の収納部は、当該小物入れ5に設けられている。先ず、小物入れ5の構造について説明する。
小物入れ5は、図1~図3に示すように、箱状部材6と蓋部材10とを有している。箱状部材6は、車両後方側に開口する開口部を有し、全体で略直方体状の箱型の部材である。箱状部材6の内側が小物を収容できる収容空間8となる。当該箱状部材6は、インストルメントパネル1の意匠面3に設けられた開口部に取り付けられている。箱状部材6の開口部の縁部は、インストルメントパネル1の開口部に取り付けられている。
蓋部材10は、図2に示すように、箱状部材6の開口部を開閉可能に構成された板状の部材である。当該蓋部材10は、箱状部材6の開口部の開口縁の下部に回動可能に取り付けられている。本実施形態の収納部構造の収納部は、蓋部材10に設けられている。図1及び図3に示すように、蓋部材10において、箱状部材6の開口部を閉じている状態の車両室内側(車両後方側)を臨む面は、小物等を収納可能な収納面11であり、且つ意匠面である。
ここで、蓋部材10が回動するための回動機構について簡単に説明する。図6及び図7に示すように、箱状部材6の下部には、軸部材46が設けられており、該軸部材46には、箱状部材6に固定される軸固定部材49と、蓋部材10の下部に連結される連結部材47,48が、取り付けられている。蓋部材10は、軸部材46の周りを回動するように構成されている。蓋部材10が開いた状態で、蓋部材10は、連結部材47,48によって水平状態に支持されている(図2)。また、閉じた状態は、蓋部材10の上部に設けられた係合部51と、箱状部材6の上部に設けられた被係合部52が係合することにより保持される。
続いて、収納部構造について説明する、当該収納部構造は、図1及び図3に示すように、収納部に収納される収納物45を車両後方側から保持するロープ(保持部材)40を備えている。なお、収納物45は、図1及び図3で、仮想的に示している。蓋部材10は、収納面11が当接可能な収納面11を有する表側部材10Aと、該表側部材10Aの裏側に位置する裏側部材10Bと、環状縁部材(環状縁部)15と、上側取付部材(上側取付部)20と、下側取付部材(下側取付部)30と、を備えている。ロープ40は、上側取付部材20及び下側取付部材30に着脱可能に取り付けられている。
先ず、表側部材10A及び裏側部材10Bについて説明する。表側部材10A及び裏側部材10Bは、図1~図3に示すように、共に円板の上部及び下部が切り欠かれている部分円板状であり、表側部材10A及び裏側部材10Bのそれぞれの上端は、車幅方向に延び、それぞれの下端も、車幅方向に延びている。蓋部材10が閉じている状態で、表側部材10Aは、裏側部材10Bの車両後方側に間隔を空けて配置されている。
環状縁部材15は、図3~図5に示すように、表側部材10Aの外周縁及び裏側部材10Bの外周縁に取り付けられている。環状縁部材15を設けることにより、表側部材10A及び裏側部材10Bとの間隔が保たれる。環状縁部材15と、表側部材10A及び裏側部材10Bとの関係等については後で説明する。
上側取付部材20は、図3~図8に示すように、蓋部材10の表側部材10Aの上部に取り付けられている。上側取付部材20は、表側部材10Aの車両後方側を臨む収納面11から、車両後方側に突出し、表側部材10Aの上端に沿って、車幅方向に延びている。下側取付部材30は、蓋部材10の表側部材10Aの下部に取り付けられている。下側取付部材30は、表側部材10Aの収納面11から、車両後方側に突出し、表側部材10Aの下端に沿って、車幅方向に延びている。
また、図6及び図7に示すように、表側部材10Aの収納面11の下部には、車両後方側に突出する下側壁部13が設けられている。下側壁部13の車両後方側には、下側取付部材30の車両上方を臨む内側壁面30bが配置されている。当該内側壁面30bは、下側壁部13に対して車両下方側に段差を形成するように配置されている。
ロープ40は、図1及び図3に示すように、上側取付部材20と下側取付部材30とに架け渡された状態で、上側取付部材20及び下側取付部材30に取り付けられている。この例では、ロープ40は、上側取付部材20及び下側取付部材30の車両後方を臨む後壁面20a,30aに取り付けられており、ロープ40がたすき掛けになるように上側取付部材20及び下側取付部材30に掛けられている。
表側部材10Aの収納面11、上側取付部材20の車両下方を臨む内側壁面20b、下側壁部13及び下側取付部材30の内側壁面30bによって、車幅方向視で、車両前方に凹むように、凹形状が形成される。当該凹形状が形成された部分に、収納物45を収納することができる。表側部材10Aと下側壁部13により構成される角部が形成され、当該角部に収納物45を置くことにより、収納物45を安定して保持することができる。
さらに、ロープ40が、凹形状の部分を車両後方側から保持するように構成されているため、収納物45を安定して固定することが可能となる。その結果、インストルメントパネル1の車両後方側(意匠面3)に、収納物45を収納することができるようになり、収納ペースを多く確保することができ、乗員の利便性を向上することができる。
続いて、環状縁部材15について説明する。環状縁部材15は、表側部材10Aの外周端及び裏側部材10Bの外周端に取り付けられている。環状縁部材15は、外周端を取り囲む環状であり、上部及び下部は、車幅方向に延び、左右は弧状に形成されている。上側取付部材20及び下側取付部材30は、環状縁部材15の後端に対応する位置または該後端よりも車両前方側に配置されている。
また、図8に示すように、環状縁部材15は、裏側部材10Bの外周端から車両後方側に延び、表側部材10Aの外周端よりも車両後方側に超えた位置で車両前方側に湾曲して折り返されている。すなわち、湾曲している部分の頂上部(後端)は、表側部材10Aよりも車両後方側に突出している。環状縁部材15の外側面は、蓋部材10が閉じているときに、インストルメントパネル1の開口部の開口縁に近接している。
一方、ロープ40が収納物45を保持している状態で、環状縁部材15の後端は、ロープ40よりも車両後方側に配置されている。このようにロープ40が配置されることにより、収納部に保持されている収納物45が、横方向(車幅方向)への荷重により、収納部から飛び出すことが抑制される。さらに、収納物45を、環状縁部材15よりも車両室内側に突出しない状態で収納することが可能となる。
また、前突等が発生したときに、乗員が車両前方へ急激に移動してしまうような場合に、環状縁部材15の頂上部が、収納物45よりも先に乗員に接触することになる。その結果、環状に形成された広い範囲で衝撃を受けることができるため、乗員の安全性を高めることができる。
図3及び図4に示すように、上側取付部材20及び下側取付部材30の車両後方を臨む後壁面20a,30aには、車両前後方向に貫通する2つの第1の開孔部21,22,31,32が設けられ、内側壁面20b,30bには、車両上下方向に貫通する2つの第2の開孔部23,24,33,34が設けられている。ロープ40は、第1の開孔部21,22,31,32及び第2の開孔部23,24,33,34を貫通して配置されている。また、上側取付部材20及び下側取付部材30には、第1の開孔部21,22,31,32の車幅方向側部と、第2の開孔部23,24,33,34を車幅方向側部とを、繋ぐように延びる縦壁が設けられている。上記構造について、以下、詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、上側取付部材20の後壁面20aには、ロープ40を引っ掛けるための2つの開孔部(第1の左上側開孔部21及び第1の右上側開孔部22)が設けられている。第1の左上側開孔部21及び第1の右上側開孔部22は、蓋部材10が閉じているときに、後壁面20aを車両前後方向に貫通し、車両上下方向に延びている長孔で、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。
また、図3及び図4に示すように、上側取付部材20の車両下方を臨む内側壁面20bには、第2の左上側開孔部23及び第2の右上側開孔部24が、第1の左上側開孔部21及び第1の右上側開孔部22のそれぞれに対応する位置に設けられている。第2の左上側開孔部23及び第2の右上側開孔部24は、蓋部材10が閉じている状態で、内側壁面20bを、車両上下方向に貫通し、車両後方に向かうに従い穴幅が狭くなる略三角形状の孔で、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。この例では、内側壁面20bの前端を三角状に切り欠いて、収納面11と切欠きによって、第2の左上側開孔部23及び第2の右上側開孔部24を構成している。
後壁面20aの裏側で、裏側部材10Bの後面には、図5及び図9に示すように、第1の左上側開孔部21の外側(図5の左側)の縁部と、第2の左上側開孔部23の外側の縁部とを繋ぐように延びる外縦壁25aが設けられ、第1の左上側開孔部21の内側(図5の右側)の縁部と、第2の左上側開孔部23の内側の縁部とを繋ぐように延びる内縦壁25bが設けられている。また、第1の右上側開孔部22の外側及び内側の縁部と、第2の右上側開孔部24の外側及び内側の縁部とをそれぞれ繋ぐように延びる外縦壁26a及び内縦壁25bが設けられている。
また、下側取付部材30の後壁面30aには、図3及び図4に示すように、上側取付部材20と同様に、第1の左下側開孔部31及び第1の右下側開孔部32が設けられている。また、下側取付部材30の車両上方を臨む内側壁面30bには、第2の左下側開孔部33及び第2の右下側開孔部34が、第1の左下側開孔部31及び第1の右下側開孔部32のそれぞれに対応する位置に設けられている。第2の左下側開孔部33及び第2の右下側開孔部34は、第2の左上側開孔部23及び第2の右上側開孔部24と同様に形成されている。
後壁面30aの裏側で、裏側部材10Bの後面には、図5及び図9に示すように、上側取付部材20と同様に、第1の左下側開孔部31の外側(図5の右側)の縁部と、第2の左下側開孔部33の外側の縁部とを繋ぐように延びる外縦壁35aが設けられ、第1の左下側開孔部31の内側(図5の左側)の縁部と、第2の左下側開孔部33の内側の縁部とを繋ぐように延びる内縦壁35bが設けられている。また、第1の右下側開孔部32の外側及び内側の縁部と、第2の右下側開孔部34の外側及び内側の縁部とをそれぞれ繋ぐように延びる外縦壁36a及び内縦壁36bが設けられている。
例えば、第1の左上側開孔部21にロープ40が貫通して配置されるとき、ロープ40は、上側取付部材20の後壁面20aの車両後方側から、第1の左上側開孔部21に挿入され、左縦壁25a及び右縦壁25bによって第2の左上側開孔部23に案内されて、第2の左上側開孔部23を車両下方に貫通する。このように、左縦壁25a及び右縦壁25bが、ロープ40のガイドとして機能するため、ロープ40の設置が容易になり、ロープ45の設置の作業性が向上する。なお、左縦壁25a及び右縦壁25bは、後壁面20aの裏面に立設するように設けてもよい。また、左右の縦壁25a,25bの間の底面は、平面状の傾斜面でもよいし曲面でもよい。他の第1の開孔部22,31,32及び第2の開孔部24,33,34を繋ぐ左縦壁26a,35a,36a及び右縦壁26b,35b,36bについても同様である。
また、図8に示すように、第表側部材10Aの車両後方側には、車両前方側に凹む凹形状部12が設けられている。凹形状部12は、表面部材の収納面11と、左右の傾斜面(左傾斜面12a及び右傾斜面12b)によって構成されている。すなわち、収納面11は、凹形状部12の底を構成している。左傾斜面12aは、左方に向かうに従い車両後方側に傾斜し、右傾斜面12bは、右方に向かうに従い車両後方側に傾斜している。左傾斜面12a及び右傾斜面12bの頂上部には、車両後方側に突出するフランジ12cが設けられ、該フランジ12cには、環状縁部材15が係合する。
左傾斜面12a及び右傾斜面12bを設けることにより、左傾斜面12a及び右傾斜面12bがロープ40の間に収納物45を収納するときのガイドとして機能する。このため、収納を容易に行えるようになる。
また、本実施形態の上側取付部材20の内側壁面20bは、左右両側において、左方又は右方に向かに従い車両上方側に傾斜している。また、下側取付部材30の内側壁面309bは、左右両側において、左方又は右方に向かに従い車両下方側に傾斜している。
蓋部材10が閉じている状態で、車両上下方向で、上側取付部材20と下側取付部材30との間隔は、左方または右方に向かいに従い広くなるように構成されている。これにより、当該傾斜構造が、収納物45を収納するときのガイドとして機能するため、収納を容易に行うことができる。
また、表側部材10Aの収納面11、すなわち、凹形状部12の底となる面には、凹凸11aが形成されている。この例では、ハニカム形状で凹凸11aが設けられている。当該凹凸11aにより、収納物45が滑り動くことを抑制することが可能となる。
また、図5及び図9に示すように、上側取付部材20と表側部材10Aとの接合部28は、第1の左上開孔部21の左下側と、上側に設けられ、さらに、第1の右上開孔部22の右下側と、上側に設けられている。また、下側取付部材30と表側部材10Aとの接合部38は、第1の左下側開孔部31の右側の上下にそれぞれ設けられ、さらに、第1の右下側開孔部32の左側の上下にそれぞれ設けられている。上側取付部材20及び表側部材10Aは、クリップ等の接合部材によって、第1の開孔部21,22,31,32の周辺に設けられた接合部28,38で接合されている。このように接合部28,38を設けることにより、ロープ40によって第1の開孔部21,22,31,32に荷重が作用したときに、より効果的に第1の開孔部21,22,31,32の周辺の強度を確保することができ、ロープ40の脱落を防止することができる。
また、小物入れ5の蓋部材10に収納部を設けることにより、インストルメントパネル1の構造を有効活用することが可能となり、その結果、収納スペースが拡大し、利便性が向上する。
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
上記実施形態では、保持部材について、ロープ40を例示して説明しているがこれに限らない。例えば、収納物45を被覆するネット状の部材や、シート状の部材でもよい。この場合、第1の開孔部21,22,31,32等に係合するフック等を設けてもよい。また、弾性を有するロープ40で、収納物45を押圧するように保持してもよい。
また、収納部を蓋部材10に設けているが、これに限らない。インストルメントパネル1の意匠面3に直接的に収納部を設けてもよい。この場合、意匠面3の一部に収納面を設ければよい。
1 インストルメントパネル
2 上面
3 意匠面
5 小物入れ
6 箱状部材
8 収容空間
10 蓋部材(収納部)
10A 表側部材
10B 裏側部材
11 収納面
11a 凹凸
12 凹形状部
12a 左傾斜面
12b 右傾斜面
12c フランジ
15 環状縁部材(環状縁部)
20 上側取付部材(上側取付部)
20a 後壁面
20b 内側壁面
21 第1の左上側開孔部
22 第1の右上側開孔部
23 第2の左上側開孔部
24 第2の右上側開孔部
25a 内縦壁
25b 外縦壁
26a 内縦壁
26b 外縦壁
28 接合部
30 下側取付部材(下側取付部)
30a 後壁面
30b 内側壁面
31 第1の左下側開孔部
32 第1の右下側開孔部
33 第2の左下側開孔部
34 第2の右下側開孔部
35a 内縦壁
35b 外縦壁
36a 内縦壁
36b 外縦壁
38 接合部
40 ロープ(保持部材)
45 収納物
46 軸部材
47 連結部材
48 連結部材
49 軸固定部材
51 係合部
52 被係合部


Claims (8)

  1. 車両室内の前部に配置されたインストルメントパネルに収納部が設けられている、インストルメントパネルの収納部構造において、
    前記収納部には、車両後方を臨み、収納物を収納する収納面が設けられ、
    前記収納面の上方側には、前記収納面に対して車両後方側に突出し、車幅方向に延びる上側取付部が設けられ、前記収納面の下方側には、前記収納面に対して車両後方側に突出し、車幅方向に延びる下側取付部が設けられ、
    前記上側取付部及び前記下側取付部には、前記収納面に収納された前記収納物を、車両後方側から保持する保持部材が着脱可能に取り付けられ、
    前記保持部材は、前記上側取付部と前記下側取付部とに架け渡された状態で、前記収納物を保持するように構成され、
    前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれの後壁面には、車両前後方向に貫通する第1の開孔部が設けられ、前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれの内側壁面には、車両上下方向に貫通する第2の開孔部が設けられ、
    前記保持部材は、前記第1の開孔部及び前記第2の開孔部を貫通して配置され、
    前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれには、前記第1の開孔部の側部と、前記第2の開孔部を側部とを、繋ぐように延びている縦壁が設けられていることを特徴とする、インストルメントパネルの収納部構造。
  2. 車両室内の前部に配置されたインストルメントパネルに収納部が設けられている、インストルメントパネルの収納部構造において、
    前記収納部には、車両後方を臨み、収納物を収納する収納面が設けられ、
    前記収納面の上方側には、前記収納面に対して車両後方側に突出し、車幅方向に延びる上側取付部が設けられ、前記収納面の下方側には、前記収納面に対して車両後方側に突出し、車幅方向に延びる下側取付部が設けられ、
    前記上側取付部及び前記下側取付部には、前記収納面に収納された前記収納物を、車両後方側から保持する保持部材が着脱可能に取り付けられ、
    前記保持部材は、前記上側取付部と前記下側取付部とに架け渡された状態で、前記収納物を保持するように構成され、
    前記上側取付部と前記下側取付部との間隔は、前記収納部の左方または右方に向かうに従い広くなるように構成されていることを特徴とする、インストルメントパネルの収納部構造。
  3. 前記収納面の左右の両側部には、傾斜面が設けられ、該傾斜面は、前記収納面から左方または右方に向かうに従い車両後方に傾斜し、
    前記収納面と、左右の前記傾斜面によって凹形状部が構成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のインストルメントパネルの収納部構造。
  4. 前記収納面には、凹凸が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のインストルメントパネルの収納部構造。
  5. 前記上側取付部及び前記下側取付部は、前記収納面を有する部材とは、別の部材で構成されており、
    前記上側取付部及び前記下側取付部のそれぞれには、前記収納面が接合される複数の接合部が、前記第1の開孔部の周囲に隣接するように設けられ、
    前記接合部は、前記第1の開孔部の上方側及び下方側のそれぞれに配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のインストルメントパネルの収納部構造。
  6. 前記収納部は、前記収納面を取り囲み前記収納面に対して車両後方側に突出する環状縁部を有し、
    前記上側取付部及び前記下側取付部は、前記環状縁部の後端に対応する位置または該後端よりも車両前方側に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のインストルメントパネルの収納部構造。
  7. 前記収納部は、前記インストルメントパネルの意匠面に設けられた小物入れの蓋部材に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のインストルメントパネルの収納部構造。
  8. 前記上側取付部と前記下側取付部との間隔は、前記収納部の左方または右方に向かうに従い広くなるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のインストルメントパネルの収納部構造。
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