JP6424658B2 - 車両用内装材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用内装材に関する。
従来、車両のラゲージルームの内側を構成する車両用内装材として下記特許文献1に記載のものが知られている。具体的には、車両駆動等に用いられるバッテリーを車両のフロア上に搭載する車両に関し、車両後方に位置するラゲージ内の車両前方に(リアシートの背後に)該バッテリーが収容され、このバッテリーを保護し遮蔽するように車両前方からはケースフロントが配され、車両上方かつ後方からはケースリア(本発明の「ラゲージトリム」に相当)が配されているものが開示されている。
特開平10−255746公報
上述のラゲージトリムにおいて、搭載されたバッテリー及びその他のバッテリー関連機器のメンテナンスや、バッテリーそのものの交換等のために、搭載されたバッテリーへアクセスする際には、リアシートの背もたれ部分を車両前方に倒すか、或いはリアシートそのものを取り外したうえでケースフロントを取り外し、内部のバッテリーへアクセスしメンテナンス等の作業を行っている。
そこで、自車もしくは他車のバッテリー上がりでジャンプスタートする際等のことも考慮に入れて、リアシートの取り外し等をせずとも、車両後方のケースリア側、つまりラゲージ側からバッテリーへのアクセスを可能にすべく、該バッテリーを車両後方から覆うように配されているケースリア(ラゲージトリム)を開閉可能にしたものが考えられる。この場合、ラゲージトリムのうち、アクセスするバッテリーが配される位置に対応する箇所のみを開閉可能とすることができるが、通常ラゲージトリムの下端には、ラゲージルームの床面を覆うラゲージマットを上方から配して端末を遮蔽するためのフランジ状の棚面が設けられることが多い。また、ラゲージマットは、ラゲージルーム内の美観を整えつつ、その上に荷物等を積載できるようラゲージルームの床面全体に敷設されるものであるため、ラゲージトリムの下端の棚面は、該下端の左右方向全域に亘って設けられ、開閉可能とされている箇所(本発明の「サービスカバー」に相当)の下端にも設けられることとなる。
しかし、このようなラゲージトリムを用いると、サービスカバーを開こうとする際、その下端に設けられた棚面の上に配されているラゲージマットを一旦取り外す必要があり、さらには、該ラゲージマットの上に積載されている荷物等も取り除く手間がかかるため、バッテリーへのアクセス作業性が効率的ではない。また、ラゲージマットを取り外した状態においても、サービスカバーを含むラゲージトリムの下端の左右方向全域に亘ってフランジ状の棚面が設けられているため、サービスカバーを開く際には、該サービスカバーの棚面と、それ以外の箇所(本発明の「一般面」に相当)の棚面とが干渉し合って、サービスカバーを略90度しか開くことができず、限られた作業スペースしか確保できない。そして当然に、バッテリーへのアクセス作業後サービスカバーを閉じた後には、ラゲージマット及び荷物等をラゲージ内へと戻す作業が必要となり、一連の作業が煩雑となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、サービスカバー単体での開閉が自由にでき、かつ、その開閉領域を最大限確保することが可能な車両用内装材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両のラゲージルームの内側を構成する車両用内装材であって、前記ラゲージルームの外側周囲に配された搭載物をラゲージルーム内側から覆うラゲージトリムと、前記ラゲージルームの床面に敷設されるラゲージマットとを少なくとも有し、前記ラゲージトリムの一部は、縦軸を揺動軸とした揺動開閉可能なサービスカバーとされ、前記ラゲージトリムのうち前記サービスカバー以外の一般面の下端には、前記ラゲージルーム内へと延設するフランジ状の棚面が設けられ、前記ラゲージマットは、前記一般面の前記棚面を上方から覆うように配され、前記サービスカバーの下端は、前記ラゲージマットの上方に位置することを特徴とする。
このような車両用内装材によると、ラゲージトリムの一般面の下端には、ラゲージルーム内へと延設するフランジ状の棚面が設けられ、その棚面を上方から覆うようにラゲージマットが配される一方、縦軸を揺動軸とした開閉可能なサービスカバーの下端は、ラゲージマットより上方に位置するためラゲージマットで覆われることがない。よって、ラゲージトリムの一般面は、ラゲージマットによって覆われて下端の見切り部分の見栄えを確保できる一方、サービスカバーについては、その下端がラゲージマットにより覆われることがないため、ラゲージマットやラゲージマットの上に積載された荷物等を取り除くことなく、サービスカバー単体のみを開閉することが可能となり、サービスカバーの裏側にある搭載物へのアクセス作業性の向上が図れる。また、サービスカバーの下端がラゲージマット面より上方に位置することで、該サービスカバーの開閉時に、その下端がラゲージマットや一般面の下端に設けられた棚面と干渉することがなく、サービスカバーの開閉領域を略180度確保することが可能となり、より広い作業スペースを確保できる。
上記車両用内装材において、前記ラゲージトリムは、その下端から上端へかけてラゲージルーム外側へ傾斜するように配されており、前記ラゲージトリムの上方には、アッパートリムが配され、前記アッパートリムの下面において、閉状態の前記サービスカバーの上端に対向する位置にのみ、前記サービスカバーの上端が収容される溝部が形成されているものとすることができる。
このような車両用内装材によると、ラゲージトリムがその下端から上端へかけてラゲージルーム外側へ傾斜するように配されているため、該ラゲージトリムの一部で構成されるサービスカバーの閉状態においては、サービスカバー自体の傾斜によって、該傾斜の分だけその上端が上方に持ち上げられた状態となるので、サービスカバーの上端が、アッパートリムの下面に形成された溝部に入り込むように収容されることとなり、サービスカバーの安定した閉状態を保持することが可能となる。一方、サービスカバーの揺動開閉を行う場合は、その傾斜により下端がラゲージマットに対して上方に持ち上げられた状態となるので、開閉動作をスムーズに行い易くなる。
上記車両用内装材において、前記サービスカバーは、閉状態においてその上端がさらにラゲージルーム外側へ傾斜するよう屈曲してなるものとすることができる。
このような車両用内装材によると、サービスカバーの上端が、閉状態においてさらにラゲージルーム外側へ傾斜するように屈曲しているため、該傾斜によってアッパートリムの下面に形成された溝部へのひっかかりを確実とし、より安定したサービスカバーの閉状態を保持することが可能となる。
一方、サービスカバーの全開状態(略180度開かれてサービスカバーと一般面とが略平行となる状態)においては、その上端がラゲージルーム内側へと傾く状態になりアッパートリムの下面に干渉することとなる。特に、アッパートリムの下面において、ラゲージトリムの一般面に対向する位置には溝部が形成されていないため、略180度開かれて一般面と略平行となったサービスカバーの上端の端部(屈曲した部分の端部)と、該アッパートリムの下面とが確実に干渉することで、別途保持部材等を設けることなく、サービスカバーの開状態を保持することが可能となる。このように、サービスカバーの開状態の保持が可能となることにより、作業中に閉状態へ戻ろうとするサービスカバーを人の手で押さえる等の必要もなく、より作業効率の向上が図れる。
本発明によると、サービスカバー単体での開閉が自由にでき、かつ、その開閉領域を最大限確保することが可能な車両用内装材を提供することができる。
車両後方の概略斜視図 車幅方向における略中央部を、車両前後方向に切断した場合の、ラゲージフロントトリムからリアシートにかけての部分断面図 ラゲージフロントトリムとアッパートリムとが結合された状態における正面斜視図 ラゲージフロントトリムとアッパートリムとが結合された状態における背面斜視図 ラゲージフロントトリムとアッパートリムとが結合された状態においてサービスカバーの閉状態を示す正面図 図5におけるA−A線断面図 ラゲージフロントトリムとアッパートリムとが結合された状態においてサービスカバーの開状態を示す正面図 図7におけるB−B線断面図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、車両1の後方の概略斜視図を示している。図1に示すように、車両1の後方でリアウィンドウ2の下方に位置するラゲージドア3を開けると、その内部にはラゲージルーム3Rが設けられている。また、図2に示すように、このラゲージルーム3Rの車両前方であって乗員が座るリアシート5の背面には、車幅方向における略中央部にハイブリッドバッテリー(搭載物)6が搭載されており、さらにその車両進行方向における右側には補器バッテリー(搭載物)7が搭載されている(図7参照)。そして、これらのバッテリーを車両後方から覆うようにラゲージフロントトリム(ラゲージトリム)10が配されており、ラゲージルーム3Rの車両前方壁を構成している。また、ラゲージルーム3R内の車両進行方向における左右両側面にはラゲージサイドトリム30,30がそれぞれ配されており、ラゲージドア3の裏面にはラゲージドアトリム31が配されている。
さらに、ラゲージルーム3R内の床面全体には、ラゲージマット40が敷設されている。ラゲージマット40は、ラゲージルーム3R内の美観を整えつつ、その上に荷物等を積載する際に床材としての役割を果たすとともに、ラゲージルーム3Rの車両前方壁を構成しているラゲージフロントトリム10の下端10L(ラゲージフロントトリム10のうち一般面12の下端12L)の見切りを遮蔽する役割も果たしている(図2参照)。ラゲージマット40は、基材と、該基材を挟む表皮材と裏基布等により構成されており、その上に載置される荷物等の荷重に耐え得るものとなっている。このように、ラゲージルーム3Rの内側は、主にラゲージフロントトリム10と、ラゲージサイドトリム30,30と、ラゲージドアトリム31と、ラゲージマット40とにより構成されている。
図2は、車幅方向における略中央部を、車両前後方向に切断した場合の、ラゲージフロントトリム10からリアシート5にかけての部分断面図を示している。紙面上右側が車両前方Fであり、左側が車両後方Rである。
リアウィンドウ2のすぐ下方であって、リアシート5のヘッドレスト5Hの車両後方には、車幅方向及び車両前後方向に延びるパッケージトレイ4が配されており、ラゲージルーム3Rの車両前方部分を上方から覆っている。このパッケージトレイ4の車両前方側の直下であって、リアシート5のヘッドレスト5Hの車両後方には、車幅方向に延びる補強部材としての梁部材(クロスメンバ)8が配されている。該クロスメンバ8がラゲージルーム3R側から見えてしまうことを防止するため、クロスメンバ8の車両後方側には、クロスメンバ8の露出部位を覆い隠すようにアッパートリム50が配されている。このアッパートリム50は、通常クロスメンバ8の車両後方及び車両下方側を覆うような断面視略L字形状とされている。
アッパートリム50の下方には、隣接してラゲージフロントトリム10が配されており、車両前方の乗員が搭乗する車室空間とラゲージルーム3Rとを仕切るような構造となっている。また、上述したように、このラゲージフロントトリム10をもってラゲージルーム3Rの車両前方に搭載されているハイブリッドバッテリー6や補器バッテリー7を車両後方から覆うことで、ラゲージルーム3Rの車両前方壁を構成している。そして、ラゲージフロントトリム10のうち、その背面(ラゲージルーム3R内に配された状態における車両前方F側)にハイブリッドバッテリー6が配される箇所を避けた位置、つまりその車幅方向における略中央であって車両上下方向における略中央部から上方にかけては、車両前方F側に凹む凹部10Cとされており、この凹部10Cの凹みの分だけ、ラゲージルーム3R内のスペースをより広く確保している。
図3は、ラゲージフロントトリム10とアッパートリム50とが結合された状態における正面斜視図であり、ラゲージルーム3Rに配された際には、この正面側がラゲージルーム3R内側面となる。図4は、ラゲージフロントトリム10とアッパートリム50とが結合された状態における背面斜視図であり、ラゲージルーム3Rに配された際には、この背面側が車両前方のリアシート5と対向する面となる。以後も、特に明示しない限り、正面とは、ラゲージルーム3R内に配された状態においてラゲージルーム3R内側面となる面のことを言い、背面とは、ラゲージルーム3R内に配された状態においてラゲージルーム3R外(車両前方側)のリアシート5と対向する面のことを言い、ラゲージルーム3R内に配された状態を前提に説明するものとする。
<ラゲージフロントトリム>
ラゲージフロントトリム10は、略長方形状をなしており、凹部10Cを避けた箇所の正面視右端は、ヒンジ部11を揺動軸として左開きに開閉可能なサービスカバー10Sとされている(図7参照)。このヒンジ部11は、ラゲージフロントトリム10の背面側にその上端10Uから下端10Lにかけて縦軸状の溝加工を施すことで構成されており(図4参照)、溝の分だけラゲージフロントトリム10の厚みが薄く弱くなるから、該溝を揺動軸としてラゲージフロントトリム10が曲折するような構造となっている。つまり、このヒンジ部11で曲折して揺動開閉可能となったラゲージフロントトリム10の一部(本実施形態ではヒンジ部11より正面視右側面)をサービスカバー10Sとしている。一方、ラゲージフロントトリム10のうち、ヒンジ部11より正面視左側面(サービスカバー10S以外の面)は固定配置される一般面12となる。よって、ラゲージフロントトリム10を正面から見た際には、その一般面12とサービスカバー10Sとの明確な区切りはなく、一面一部材のように見栄えの良いものとなっている。サービスカバー10Sの正面視右端の上方には、人がサービスカバー10Sの開閉操作を行う際に利用する帯状部材のストラップ13が設けられており、サービスカバー10Sの閉状態においてはこのストラップ13が、サービスカバー10Sとこれに隣接するラゲージサイドトリム30との隙間からラゲージルーム3R内にはみ出るように、サービスカバー10Sを閉じるものとする。
また、サービスカバー10Sの上端102の端部102Tは、その閉状態においてラゲージルーム3R外(車両前方)かつ上方へ傾斜するように屈曲されている(図6参照)。そしてその傾斜面のすぐ下方であってサービスカバー10Sの背面(裏面)側には、面ファスナーよりなる係止部102B,102Bが車幅方向における左右両側に離間するようにそれぞれ設けられている(図6,7参照)。これらは、サービスカバー10Sの閉状態を保持するためのものであり、その詳細については後述する。
他方、サービスカバー10Sの下端101は、一般面12の下端12Lよりも若干短くなるように成型されており、その下端101がラゲージマット40の上方に位置するような構成となっている。このため、サービスカバー10Sの下端101がラゲージマット40で覆われることはない。また、サービスカバー10Sの下端101には、その正面視左右幅と略同尺でかつ略長方形の不織布10Fが配されている。不織布10Fはサービスカバー10Sとは別体のものであり、その上半分はサービスカバー10Sの下端101に貼着されている一方、下半分は布余りの状態とされている。
サービスカバー10Sの下端101がラゲージマット40より上方に位置することにより、該サービスカバー10Sの下端101と該ラゲージマット40との間に生じ得る隙間を、この不織布10Fによって塞いでいる(図1,6参照)。特に、不織布10Fには、サービスカバー10Sよりも柔らかい素材を用いることにより、その隙間に入りやすくしている。さらに、サービスカバー10Sの下端101のうち、不織布10Fが配される箇所の端末111は、その閉状態においてラゲージルーム3R外かつ下方へと傾斜するように屈曲されている。これにより、該傾斜面に沿うように貼着された不織布10Fが、サービスカバー10Sの下端101とラゲージマット40との隙間へ入り込みやすいように誘導する構成となっている(図6参照)。
また、一般面12とサービスカバー10Sとの境界にあたるヒンジ部11の下端には、サービスカバー10Sの下端101を一般面12の下端12Lよりも若干短くするというラゲージフロントトリム10の成型上、略U字カット状の切欠き15が形成されることがあるが、該切欠き15を通して背面の車両パネル等が見えてしまうことも、この不織布10Fによって防ぐことが可能となり、ラゲージトリム3R内の見栄え向上が図れる。よって、この不織布10Fには、サービスカバー10Sやラゲージマット40により近い配色のものを用いるのが好ましい。
ラゲージフロントトリム10のうち、サービスカバー10S以外の一般面12の下端12Lには、ラゲージルーム3R内へと延設するフランジ状の下側棚面13が設けられている。この下側棚面13には、ラゲージルーム3Rの床面全体と略同面積のラゲージマット40が上方から覆うように配され、一般面12の下端12Lの見切り部分を遮蔽し、ラゲージルーム3R内の見栄えを良いものとしている(図1,2参照)。他方、一般面12の上端12Uには、ラゲージルーム3R外へと延設するフランジ状の上側棚面14が設けられている(図2,8参照)。この上側棚面14は、後述するアッパートリム50の下面51と結合される面であり、ラゲージマット40が配される下側棚面13よりもそのフランジ形状が大きいものとなっている。
<アッパートリム>
アッパートリム50は、その下方に配されるラゲージフロントトリム10と隣接するように配されるものであり、車両前後方向における断面視略L字状をなしている(図2参照)。アッパートリム50は、ラゲージルーム3Rの床面に対して略平行となる下面51と、その下面51から角部53を介してラゲージルーム3R内上方に立ち上がる立ち上がり面52とを有している。この下面51は、ラゲージフロントトリム10に設けられた上側棚面14と結合される面である。
なお、下面51のうち、その下方に配されるサービスカバー10Sの上端102に対向する位置については、角部53よりラゲージルーム3R外(車両前方)へと後退した位置に、車幅方向に延びる溝部55が形成されている(図6参照)。この溝部55は、サービスカバー10Sの上端102を収容するためのものであり、その長さは、上端102の車幅方向における長さと略同尺に形成されている。また、下面51のうち、その下方に配されるサービスカバー10Sの上端102に対向する位置については、溝部55よりもさらにラゲージルーム3R外へと後退した部分は、床面と略平行には延びず、車両下方へ、つまりサービスカバー10Sと略平行となるように屈曲され、係止面56とされている(図6,7参照)。係止面56のラゲージルーム3R内側であって車幅方向における左右両側の、上述したサービスカバー10S裏面側に設けられた係止部102B,102Bに対応する位置には、面ファスナーよりなる被係止部56B,56Bがそれぞれ設けられている。ここでは、被係止部56Bが左右に2箇所設けられているが、それ以上でも良いし、左右に長く延びる長尺状の1部材からなるものでも良く、サービスカバー10Sの背面(裏面)に設けられた係止部102Bに対応する位置及び形状であれば適宜変更可能である。
<ラゲージフロントトリムフロントとアッパートリムとの結合状態>
ラゲージフロントトリム10とアッパートリム50との結合状態では、ラゲージフロントトリム10のうち一般面12の上端12Uに設けられた上側棚面14と、アッパートリム50の下面51とが面接触されている。このとき、上方に配されるアッパートリム50の立ち上がり面52が、その下方に配されるラゲージフロントトリム10の一般面12の上端12Uよりもラゲージルーム3R内に迫り出すよう、一部段違い状に面合わせされている(図2参照)。つまり、下面51のうちラゲージルーム3R内側は一部開放された状態であり、ラゲージルーム3R内の内側を構成している。また、一般面12とサービスカバー10Sとを有するラゲージフロントトリム10は、全体的にその下端10Lから上端10Uへかけて車両前方へ傾斜するように配されている。
<サービスカバーの閉状態>
続いて、ラゲージフロントトリム10とアッパートリム50とが結合された状態における、サービスカバー10Sの閉状態について説明する。図5は、ラゲージフロントトリム10とアッパートリム50とが結合された状態においてサービスカバー10Sの閉状態を示す正面図であり、図6は、図5におけるA−A線断面図である。
サービスカバー10Sの上端102の端部102T(屈曲した部分の端部)が、アッパートリム50の下面51に形成された溝部55に収容されるとともに、サービスカバー10Sの背面(裏面)に形成された係止部102B,102Bを、アッパートリム50に設けられた係止面56の被係止部56B,56Bに係止させることにより、サービスカバー10Sの閉状態が保持されている。ここで、上述したように、サービスカバー10Sを有するラゲージフロントトリム10は、全体的にその下端10Lから上端10Uへかけて車両前方へ傾斜するように配されているため、サービスカバー10S自体の傾斜によって、該傾斜の分だけその上端102が上方に持ち上げられた状態となるので、該上端102の端部102Tが、アッパートリム50の下面51に形成された溝部55に入り込むように収容されることとなり、サービスカバー10Sの安定した閉状態を保持している。
<サービスカバーの展開時>
次に、サービスカバー10Sの展開時について説明する。
サービスカバー10Sに設けられたストラップ13を手前(ラゲージルーム3R内)に引き、ヒンジ部11を揺動軸としてサービスカバー10S単体を左開きさせる際に、その上端102の端部102Tを溝部55から外すとともに、係止部102B,102Bを被係止部56B,56Bから外す。そして、サービスカバー10Sをさらにラゲージルーム3R内へと揺動展開させて、サービスカバー10Sと一般面12とが略平行となる全開状態へとする。このとき、閉状態では下端101とラゲージマット40との隙間に入り込みラゲージマット40面よりやや下方まで延びていた不織布12Fが、サービスカバー10Sの揺動展開時には、その布余り部分と素材の柔軟性を利用して、撓みつつラゲージマット40の上面をなぞるように展開し、サービスカバー10Sの開動作をスムーズに行うことができる。また、サービスカバー10S自体の傾斜により、その下端101がラゲージマット40に対して上方に持ち上げられた状態となるので、よりスムーズに展開動作を行い易い。なお、上端102の端部102Tの傾斜は、その閉状態において、サービスカバー10S自体の傾斜よりさらにラゲージルーム3R外へ傾斜するように屈曲されているため、サービスカバー10Sのラゲージルーム3R内側への展開時には、上端102がアッパートリム50の下面51と摩擦したとしても、その端部102Tが引っ掛かるなどの障害となることはない。このようにサービスカバー10Sを揺動展開して開状態とすることで、その背面に配されている補機バッテリー7が露出することとなり、アクセス可能となる(図7参照)。
<サービスカバーの開状態>
次に、サービスカバー10Sの開状態について説明する。図7は、ラゲージフロントトリム10とアッパートリム50とが結合された状態においてサービスカバー10Sの開状態を示す正面図であり、図8は、図7におけるB−B線断面図である。
サービスカバー10Sを閉状態から略180度開いて全開状態とした場合、図8に示すように、その上端102は、アッパートリム50の下面51に収容される。このとき、下面51のうち一般面12に対向する位置には溝部が形成されておらず、略平坦面とされているため、上端102の端部102Tを収容する箇所がなく、該端部102Tと下面51とが干渉することとなる。さらに、開状態におけるサービスカバー10Sの上端102の端部102Tは、その閉状態とは逆方向であるラゲージルーム3R内かつ上方へと屈曲した状態となるため、下面51と確実に干渉する。これにより、仮に、ヒンジ部11の付勢によってサービスカバー10Sが閉状態へと戻ろうとしても、その端部102Tの端面が下面51に引っ掛かり抵抗するため、サービスカバー10Sの開状態を保持することができる。このように、この端部102Tの下面51への引っ掛かりを利用してサービスカバー10Sの開状態を維持することができるため、別途保持部材等を設ける必要がない。
<作用・効果>
以上のように、本実施形態に係る車両用内装材によれば、ラゲージフロントトリム10の一般面12の下端12Lには、ラゲージルーム3R内へと延設するフランジ状の下側棚面13が設けられ、その下側棚面13を上方から覆うようにラゲージマット40が配される一方、縦軸を揺動軸(ヒンジ部11)とした開閉可能なサービスカバー10Sの下端101は、ラゲージマット40より上方に位置するためラゲージマット40で覆われることがない。よって、ラゲージフロントトリム10の一般面12は、ラゲージマット40によって覆われて下端12Lの見切り部分の見栄えを確保できる一方、サービスカバー10Sについては、その下端101がラゲージマット40により覆われることがないため、ラゲージマット40やラゲージマット40の上に積載された荷物等を取り除くことなく、サービスカバー10S単体のみを開閉することが可能となり、サービスカバー10Sの裏側にある補機バッテリー7へのアクセス作業性の向上が図れる。また、サービスカバー10Sの下端101がラゲージマット40より上方に位置することで、該サービスカバー10Sの開閉時に、その下端101がラゲージマット40や一般面12の下端12Lに設けられた下側棚面13と干渉することがなく、サービスカバー10Sの開閉領域を略180度確保することが可能となり、より広い作業スペースを確保できる。
また、ラゲージフロントトリム10がその下端10Lから上端10Uへかけてラゲージルーム外側へ傾斜するように配されているため、該ラゲージフロントトリム10の一部で構成されるサービスカバー10Sの閉状態においては、サービスカバー10S自体の傾斜によって、該傾斜の分だけその上端102が上方に持ち上げられた状態となるので、サービスカバー10Sの上端102が、アッパートリム50の下面51に形成された溝部55に入り込むように収容されることとなり、サービスカバー10Sの安定した閉状態を保持することが可能となる。一方、サービスカバー10Sの揺動開閉を行う場合は、その傾斜により下端101がラゲージマット40に対して上方に持ち上げられた状態となるので、開閉動作をスムーズに行い易くなる。
また、サービスカバー10Sの上端102が、閉状態においてさらにラゲージルーム外側へ傾斜するように屈曲しているため、該傾斜によってアッパートリム50の下面51に形成された溝部55へのひっかかりを確実とし、より安定したサービスカバー10Sの閉状態を保持することが可能となる。
一方、サービスカバー10Sの全開状態(略180度開かれてサービスカバー10Sと一般面12とが略平行となる状態)においては、その上端102がラゲージルーム内側へと傾く状態になりアッパートリム50の下面51に干渉することとなる。特に、アッパートリム50の下面51において、ラゲージフロントトリム10の一般面12に対向する位置には溝部が形成されていないため、略180度開かれて一般面12と略平行となったサービスカバー10Sの上端102の端部102T(屈曲した部分の端部)と、該アッパートリム50の下面51とが確実に干渉することで、別途保持部材等を設けることなく、サービスカバー10Sの開状態を保持することが可能となる。このように、サービスカバー10Sの開状態の保持が可能となることにより、作業中に閉状態へ戻ろうとするサービスカバー10Sを人の手で押さえる等の必要もなく、より作業効率の向上が図れる。
<その他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、ラゲージルームの車両前方に搭載されたバッテリー(搭載物)を車両後方から覆うラゲージフロントトリム(ラゲージトリム)を用いた例を示したが、この他、例えばラゲージルームの車両側方の外周壁に搭載された工具等(搭載物)をラゲージルーム内側から覆うラゲージサイドトリム(ラゲージトリム)等に本発明を用いても良い。
(2)本実施形態では、サービスカバーの下端に不織布を配することで、該サービスカバーの下端とラゲージマットとの間に生じ得る隙間を塞いでいるが、サービスカバーの下端をラゲージマットより上方の位置でラゲージルーム外へと折り曲げる構成としても良い。このような構成によると、サービスカバーの下端の剛性を高めるとともに、一般面とサービスカバーとの境界にあたるヒンジ部の下端に略U字カット状の切欠きが形成されることもなく、不織布なくしてその下端の見切り部分の見栄えを向上させることが可能となる。
(3)本実施形態では、ラゲージフロントトリムの正面視右端がサービスカバーとされているが、正面視左端において右開きに揺動開閉可能な構成としても良いし、正面視略中央部において、左右どちらかに揺動開閉可能な構成としても良く、その背面(車両前方側)に配されるバッテリー等の機器の大きさや位置によって適宜変更可能である。
1…車両、3R…ラゲージルーム、6…搭載物(ハイブリッドバッテリー)、7…搭載物(補機バッテリー)、10…ラゲージトリム(ラゲージフロントトリム)、10S…サービスカバー、11…揺動軸(ヒンジ部)12…一般面、12L…一般面の下端、13…棚面(下側棚面)、40…ラゲージマット、101…サービスカバーの下端

Claims (2)

  1. 車両のラゲージルームの内側を構成する車両用内装材であって、
    前記ラゲージルームの外側周囲に配された搭載物をラゲージルーム内側から覆うラゲージトリムと、前記ラゲージルームの床面に敷設されるラゲージマットとを少なくとも有し、
    前記ラゲージトリムの一部は、縦軸を揺動軸とした揺動開閉可能なサービスカバーとされ、
    前記ラゲージトリムのうち前記サービスカバー以外の一般面の下端には、前記ラゲージルーム内へと延設するフランジ状の棚面が設けられ、
    前記ラゲージマットは、前記一般面の前記棚面を上方から覆うように配され、
    前記サービスカバーの下端は、前記ラゲージマットの上方に位置し、
    前記ラゲージトリムは、その下端から上端へかけてラゲージルーム外側へ傾斜するように配されており、
    前記ラゲージトリムの上方には、アッパートリムが配され、
    前記アッパートリムの下面において、閉状態の前記サービスカバーの上端に対向する位置にのみ、前記サービスカバーの上端が収容される溝部が形成されていることを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記サービスカバーは、閉状態においてその上端がさらにラゲージルーム外側へ傾斜するよう屈曲してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装材。
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