JP6227886B2 - コンソールボックス - Google Patents
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Description
物品を収納可能な収納室が設けられたボックス本体と、該ボックス本体に対向配置され、収納室の開口部および該開口部から外れた位置に亘って延在する一対のレールと、該一対のレールにスライド可能に支持されて、前記開口部を閉じる閉成状態および該開口部を開放する開放状態の間で移動すると共に、両レールの経路に合わせて変形可能に構成されたシャッターとを備えたコンソールボックスにおいて、
前記開口部から外れた位置に延在する両レールに案内されて前記シャッターが通る領域の表側を覆うように配設され、該レール側に臨む裏面が該レールに沿って延在するように形成されたカバーと、
前記シャッターの閉成状態において、前記カバーの裏面に対向する該シャッターの表面に表側へ突出するよう形成され、前記一対のレールが対向する幅方向に互いに離間して設けられた複数の凸部と、
前記カバーの裏面に形成され、前記シャッターの開閉に伴う前記凸部の移動範囲に亘って設けられて該凸部の夫々が噛み合う複数の凹部と、
前記カバーの裏面に形成され、前記シャッターの開方向前側に延在し、前記シャッターの開方向側端部が当接して該シャッターの開方向の移動が規制される開放規制部とを備えたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、シャッターの凸部とカバーの凹部とが噛み合う構成であるので、物品がカバーとシャッターとの間に入り込むことを防止することができる。仮にカバーの内側に物品が入り込んだ場合であっても、シャッターを開放状態から閉成状態にスライドした際に凸部によって物品をカバーの内側から送り出すことができる。
請求項2に係る発明によれば、シャッターの凸部は、シャッターの開閉に亘ってカバーに覆われる位置に形成されているので、車室内に露出して意匠面となるシャッターの表面側に、凸部がシャッターの閉成状態でも車室に露出しない。すなわち、シャッターの表面に形成された凸部により、シャッターにおける閉成状態で車室に露出する部位の意匠形状が制約されることはなく、例えば閉成状態のシャッターをアームレストとして用いる場合に、シャッターにおける閉成状態で車室に露出する部位を平らに形成することができる。更に、凸部は、シャッターの閉成状態でカバーにおけるシャッターの出入口近傍に位置する構成であるので、仮にシャッターの開放状態でカバーとシャッターとの間に物品が入り込んだとしても、シャッターを閉成状態に移動することで、凸部によって物品をカバーの内側から出すことができる。
請求項3に係る発明によれば、シャッターの開放状態および開閉途中においても、凸部が該凸部に対応したカバーの凹部に噛み合ってシャッターの出入口に位置しているので、シャッターの開閉全体に亘って該出入口から物品がカバーの内側に入り込むことを規制し得る。
請求項4に係る発明では、前記シャッターは、該シャッターの表面を構成し、湾曲変形可能な表層材と、該表層材の裏側に該シャッターの開閉方向に互いに離間して設けられ、前記幅方向に延在する複数の梁部と、各梁部の幅方向の端部の夫々に設けられ、対応のレールにスライド可能に支持される一対の支持部とを備えたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、表層材がヒンジとしてレールの経路に合わせて湾曲するから、シャッターをレールに沿って円滑にスライドさせることができる。
次に、実施例に係るコンソールボックス10の作用について説明する。コンソールボックス10は、シャッター30A,30Bの閉成状態において、凸部38がカバー24A,24Bにおけるシャッター30A,30Bの出入口近傍に位置しており、凸部38がシャッター30A,30Bの表面とカバー24A,24Bの裏面との間で邪魔をして、該出入口から物品がカバー24A,24Bの内側に入り込むことを規制し得る。しかも、シャッター30A,30Bの凸部38による凹凸形状とカバー24A,24Bの凹部28による凹凸形状が互いに噛み合う構成であるので、前記出入口から入り込もうとする物品が凸部38または凸部38の間に噛み合ったカバー24A,24Bの出っ張りに当たることになり、物品が出入口からカバー24A,24Bの内側への入り込みをより確実に防止することができる。そして、シャッター30A,30Bの凸部38は、該シャッター30A,30Bの閉成状態と開放状態との開閉に亘ってカバー24A,24Bに覆われる位置に形成されているので、閉成状態において車室内に露出して意匠面となるシャッター30A,30Bの表面側に、凸部38が露出しない。すなわち、シャッター30A,30Bの表面に形成された凸部38により、シャッター30A,30Bにおける閉成状態で車室に露出する部位の意匠形状が制約されることはなく、例えば閉成状態のシャッター30A,30Bをアームレストとして用いる場合に、シャッター30A,30Bにおける閉成状態で車室に露出する表面部位を平らに形成することができ、凸部38が車室に露出することによって感触の悪化を招くことはない。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することが可能である。
(1)シャッターにおいて凸部を設ける位置は、閉成状態および開放状態に亘って前記カバーの内側に収容される部位に限られず、図8に示す変更例のシャッター42のように、凸部38をシャッター42の開閉方向に延在するよう形成し、該シャッター42の閉成状態で凸部38が外方に露出する構成であってもよい。この際、凸部38は、表層材32と同様に軟質発泡体等から湾曲変形可能に構成される。変更例のシャッター42によれば、該シャッター42の開放状態および開閉途中においても、凸部38が該凸部38に対応したカバー24の凹部28に噛み合ってシャッター42の出入口に位置しているので、シャッター42の開閉全体に亘って該出入口から物品がカバー24の内側に入り込むことを規制し得る。
(2)実施例は、2枚のシャッターを備えたコンソールボックスを挙げたが、1枚のシャッターで開口部を開閉する構成であってもよい。
(3)実施例では、アウターパネルとは別にシャッターを覆うカバーを設けたが、アウターパネルでカバーを兼用する構成であってもよい。
(4)シャッターの構成は、実施例に限定されず、例えば梁部の間を合成樹脂からなるヒンジで繋いで、全体を合成樹脂により一体形成したものであってもよく、ヒンジ、梁部および支持部を合成樹脂で一体形成したベースの表側に表皮や表層材を貼り付ける構成であってもよい。
(5)凸部は、表層材に一体形成する構成に限られず、梁部に一体形成して、表層材を貫通して表側に突出する構成であってもよい。
24B 第2カバー(カバー),28 凹部,30A 第1シャッター(シャッター),
30B 第2シャッター(シャッター),32 表層材,34 梁部,36 支持部,
38 凸部,R レール
Claims (4)
- 物品を収納可能な収納室が設けられたボックス本体と、該ボックス本体に対向配置され、収納室の開口部および該開口部から外れた位置に亘って延在する一対のレールと、該一対のレールにスライド可能に支持されて、前記開口部を閉じる閉成状態および該開口部を開放する開放状態の間で移動すると共に、両レールの経路に合わせて変形可能に構成されたシャッターとを備えたコンソールボックスにおいて、
前記開口部から外れた位置に延在する両レールに案内されて前記シャッターが通る領域の表側を覆うように配設され、該レール側に臨む裏面が該レールに沿って延在するように形成されたカバーと、
前記シャッターの閉成状態において、前記カバーの裏面に対向する該シャッターの表面に表側へ突出するよう形成され、前記一対のレールが対向する幅方向に互いに離間して設けられた複数の凸部と、
前記カバーの裏面に形成され、前記シャッターの開閉に伴う前記凸部の移動範囲に亘って設けられて該凸部の夫々が噛み合う複数の凹部と、
前記カバーの裏面に形成され、前記シャッターの開方向前側に延在し、前記シャッターの開方向側端部が当接して該シャッターの開方向の移動が規制される開放規制部とを備えた
ことを特徴とするコンソールボックス。 - 前記凸部は、前記シャッターにおける前記閉成状態および開放状態に亘って前記カバーの内側に収容される部位に、該シャッターの閉成状態で該カバーにおけるシャッターの出入口近傍に位置するように形成された請求項1記載のコンソールボックス。
- 前記凸部は、前記シャッターの開閉方向に延在して形成され、該シャッターの閉成状態において該凸部が露出する請求項1記載のコンソールボックス。
- 前記シャッターは、該シャッターの表面を構成し、湾曲変形可能な表層材と、該表層材の裏側に該シャッターの開閉方向に互いに離間して設けられ、前記幅方向に延在する複数の梁部と、各梁部の幅方向の端部の夫々に設けられ、対応のレールにスライド可能に支持される一対の支持部とを備えた請求項1〜3の何れか一項に記載のコンソールボックス。
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