JP6385012B2 - ドア用容器ホルダ - Google Patents
ドア用容器ホルダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6385012B2 JP6385012B2 JP2016204265A JP2016204265A JP6385012B2 JP 6385012 B2 JP6385012 B2 JP 6385012B2 JP 2016204265 A JP2016204265 A JP 2016204265A JP 2016204265 A JP2016204265 A JP 2016204265A JP 6385012 B2 JP6385012 B2 JP 6385012B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- door
- container
- peripheral wall
- wall portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
- B60N3/101—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated fixed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
ところで、特許文献1のドア用容器ホルダは、ドアの前部で、かつ、上下方向中央に設けられている。よって、ドア用容器ホルダは、シートに着座した乗員に対して比較的下方に配置されている。このため、ドア用容器ホルダまで手を延ばして容器を取り出す際や、容器を収納する際に、乗員の上半身を車両前方に折り曲げる必要がある。
乗員の上半身を車両前方に折り曲げることなく、容器を取り出したり、容器を収納したりするためには、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けることが好ましい。
一方、ドアを開ける際に、ドアとともに容器が車両後方へ移動し、容器が積載物に接触することが考えられる。ここで、周壁部の高さ寸法が小さく抑えられている。よって、容器が積載物に接触することにより、容器が車両前方側に倒れ、積載物に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
また、容器が積載物に接触する際に容器を車両前方側へ倒すことにより、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けることが可能になる。よって、乗員の上半身を車両前方に折り曲げることなく、容器の取出しや容器の収納をおこなうことができる。これにより、容器の取出しや、容器の収納の際に乗員の負担を軽減できる。
また、底部と周壁部との境界部のうち車幅方向外側および車両後側の少なくとも一方の部位を曲面に形成した。ここで、車幅方向外側および車両後側の境界部は、容器を車室側に円滑に倒す際に、容器の底部が接触する部位である。
よって、車幅方向外側および車両後側の境界部の少なくとも一方を曲面に形成することにより、容器の底部を曲面に沿って移動させることができる。これにより、容器を車室側に一層円滑に倒すことができる。
このように、支持部をスイッチパネルに形成した。これにより、支持部を個別に形成する必要がなく、部品点数を抑えることができる。さらに、支持部をスイッチパネルに一体に形成することが可能になり外観性を高めることができる。
さらに、この直線に直交する方向において、対向する一対の周壁部の上端の距離の最大寸法をL2とした。この状態において、L1>L2を満足するようにした。
これにより、通常時は容器を安定的に支持でき、ドアを開ける途中で容器が積載物に接触した場合には容器を倒して積載物に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
さらに、容器が積載物に接触した場合に容器を車両前方側へ倒すことにより、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けることが可能になる。これにより、容器の取出しや収納の際に乗員の負担を軽減できる。
開口部14は、センタピラー21、リヤピラー22、ルーフレール23、サイドシル(図示せず)で矩形状に形成されている。
ルーフレール23とサイドシルとに、スライドドア15が側部12に沿って車体前後方向へスライド移動自在に支持されている。
一方、スライドドア15を車両後方へ移動することにより、スライドドア15がリヤピラー22に向けて移動する。これにより、開口部14がスライドドア15から開放される。
ドアトリム34は、前上部に凹部35が形成され、凹部35の下側にドア用容器ホルダ36が形成されている。ドア用容器ホルダ36の車両後方側にスイッチパネル38が設けられている。
凹部35は車外19(図5参照)側に向けて凹むように形成されている。
ドア用容器ホルダ36は、例えば、飲料水などを蓄える容器41を収納するものである。スイッチパネル38は、例えば、窓ガラス32を昇降させるスイッチ43を備えている。
支持部47は、周壁部46とは別体に形成され、周壁部46の車両後方に配置されている。さらに、支持部47は、周壁部46の上端46aより上方に配置されている。よって、支持部47の支持前壁47aで容器41を車両後方から支持できる。
ここで、支持前壁47aは、支持部47の上面47bから周壁部46の上端46aの下方まで延びている。よって、支持前壁47aを大きく確保できる。これにより、支持前壁47aで容器41を車両後方から一層安定的に支持できる。
さらに、支持部47をスイッチパネル38に一体に形成することにより、支持部47(すなわち、ドア用容器ホルダ36)の外観性を高めることができる。
このように、スイッチパネル38は、スイッチパネル38の少なくとも一部が周壁部46の後方に配置されていればよく、スイッチパネル38の全てが周壁部46の車両後方に配置されている必要はない。
周壁部46は、前壁53、内壁54(図7も参照)、後壁55(図8も参照)、および外壁56を有する。
内壁54は、底部45の周辺45aのうち内辺から立ち上げられ、車両前後方向に沿って配置されている。内壁54は、車室16側に配置されている。内壁54の上端で内辺54aが形成される。
後壁55は、底部45の周辺45aのうち後辺から立ち上げられ、車幅方向に沿って配置されている。後壁55の上端で後辺55aが形成される。
外壁56は、底部45の周辺45aのうち外辺から立ち上げられ、車両前後方向に沿って配置されている。外壁56は、車外19側に配置されている。外壁56の上端で外辺56aが形成される。
前辺53aは、車両前方に位置し、車幅方向へ延在されている。内辺54aは、前辺53aの車室16側の内端53bから車両後方へ延在されている。後辺55aは、内辺54aの車両後方側の後端54bから車幅方向外側へ延在されている。外辺56aは、後辺55aの車幅方向外側の外端55bから車両前方へ延在されている。
第1交差部58と第2交差部59とを結ぶ第1直線62の長さ寸法はL1である。
また、第1直線62に直交する方向に第2直線63が延びている。第2直線63は、周壁部46の上端46aのうち対向する一対の部位に交差する。対向する一対の部位間の距離の最大寸法がL2である。
これにより、スライドドア15を開ける途中において、積載物51が容器41と開口部14のリヤピラー22とに挟まれた際に、容器41を第1交差部58側に移動させて車室16側に円滑に倒すことができる。したがって、積載物51に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
また、底部45と後壁55との交差部に後境界部72が形成されている。後境界部72は、車両後側に位置し、曲面に形成されている。
よって、外境界部71および後境界部72を曲面に形成することにより、底面41aの周縁41bを外境界部71や後境界部72に沿って矢印Bの如く円滑に移動させることができる。
これにより、容器41を車室16(図6も参照)側に矢印Cの如く円滑に倒すことができる。したがって、図1に示すスライドドア15を開ける途中において、積載物51が容器41と開口部14のリヤピラー22とに挟まれた際に、容器41を第1交差部58側に一層円滑に移動させて車室16側に倒すことができる。
このように、スライドドア15で閉じられた状態において、センタピラー21と支持部47との間に周壁部46が配置される。よって、周壁部46(すなわち、ドア用容器ホルダ36)に収納した容器41を、支持部47で車両後方から支えることができる。さらに、周壁部46に収納した容器41を、センタピラー21で車両後方から支えることができる。
なお、容器41が周壁部46内で倒れた際に、センタピラー21により容器41を支持できる程度に周壁部46とセンタピラー21とが離間していてもよい。
例えば、外境界部71、後境界部72の一方のみを曲面に形成することもかのである。この場合も、実施形態と同様の効果が得られる。
14……開口部
15……スライドドア
16……車室
21……センタピラー
34……ドアトリム
36……ドア用容器ホルダ
38……スイッチパネル
41……容器
41a…底面
45……底部
45a…周辺
46……周壁部
46a…周壁部の上端
46b…周壁部の後部
47……支持部
53……前壁
53a…前辺
53b…前辺の内端
54……内壁
54a…内辺
54b…内辺の後端
55……後壁
55a…後辺
55b…後辺の外端
56……外壁
56a…外辺
58……第1交差部
59……第2交差部
62……第1直線
63……第2直線
69……境界部
71……外境界部(車幅方向外側の部位)
72……後境界部(車両後側の部位)
L1……第1直線の長さ寸法
L2……第2直線の最大寸法
Claims (5)
- 車両の前後方向へ移動可能なドアの車室側にドアトリムが備えられ、該ドアトリムに設けられて、容器を収納するドア用容器ホルダであって、
前記容器の底面を支える底部と、
該底部の周辺から立ち上げられ、上端が開口された周壁部と、
該周壁部の車両後方に配置され、前記容器を後方から支持し、前記周壁部とは別体の支持部と、を備え、
前記支持部は前記周壁部の上端より上方に配置され、
前記底部と前記周壁部との境界部は、
車幅方向外側および車両後側の少なくとも一方の部位が曲面に形成されていることを特徴とするドア用容器ホルダ。 - 車両の前後方向へ移動可能なドアの車室側にドアトリムが備えられ、該ドアトリムに設けられて、容器を収納するドア用容器ホルダであって、
前記容器の底面を支える底部と、
該底部の周辺から立ち上げられ、上端が開口された周壁部と、
該周壁部の車両後方に配置され、前記容器を後方から支持し、前記周壁部とは別体の支持部と、を備え、
前記支持部は前記周壁部の上端より上方に配置され、
前記支持部は、
前記ドアトリムに配置されたスイッチパネルに設けられていることを特徴とするドア用容器ホルダ。 - 前記支持部は、
前記周壁部の後部より車両前方側へ突出されていることを特徴とする請求項1または2に記載のドア用容器ホルダ。 - 前記周壁部の上端は、
車両前方に位置し、車幅方向へ延びる前辺と、
該前辺の車室側の内端から車両後方へ延びる内辺と、
該内辺の車両後方側の後端から車幅方向外側へ延びる後辺と、
該後辺の車幅方向外側の外端から車両前方へ延びる外辺と、を有し、
前記前辺および前記内辺が交差する第1交差部と、前記後辺および前記外辺が交差する第2交差部とを結ぶ直線の長さ寸法をL1とし、
前記直線に直交する方向で対向する一対の前記周壁部の上端の距離の最大寸法をL2としたとき、
L1>L2を満足するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア用容器ホルダ。 - 前記車両の開口部の前部を形成するピラーに、前記ドアが接触して前記開口部が前記ドアで閉じられた状態において、
前記ピラーと前記支持部との間に前記周壁部が配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のドア用容器ホルダ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016204265A JP6385012B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | ドア用容器ホルダ |
CN201710888741.1A CN107953817B (zh) | 2016-10-18 | 2017-09-27 | 车门用容器保持架 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016204265A JP6385012B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | ドア用容器ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018065418A JP2018065418A (ja) | 2018-04-26 |
JP6385012B2 true JP6385012B2 (ja) | 2018-09-05 |
Family
ID=61954601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016204265A Active JP6385012B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | ドア用容器ホルダ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6385012B2 (ja) |
CN (1) | CN107953817B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7136634B2 (ja) * | 2018-08-31 | 2022-09-13 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドアの物品保持部の構造 |
CN111746406B (zh) * | 2019-03-29 | 2022-01-28 | 长城汽车股份有限公司 | 门护板地图袋及车辆 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3596353B2 (ja) * | 1999-06-11 | 2004-12-02 | 日産自動車株式会社 | 自動車用ドアのポケット構造 |
JP4484584B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2010-06-16 | ダイハツ工業株式会社 | ドアトリムのボトルホルダ構造 |
EP1685993A1 (en) * | 2005-01-28 | 2006-08-02 | Grupo Antolin-Ingenieria, S.A. | Supporting module for vehicle doors and mounting procedure for said module |
JP5342379B2 (ja) * | 2009-09-03 | 2013-11-13 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドアライニング構造 |
JP5929593B2 (ja) * | 2012-07-30 | 2016-06-08 | マツダ株式会社 | 自動車のドアトリム構造 |
JP5999441B2 (ja) * | 2013-04-11 | 2016-09-28 | トヨタ紡織株式会社 | ドアトリム |
JP5997674B2 (ja) * | 2013-09-24 | 2016-09-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両用アームレスト及び車両用アームレストの製造方法 |
-
2016
- 2016-10-18 JP JP2016204265A patent/JP6385012B2/ja active Active
-
2017
- 2017-09-27 CN CN201710888741.1A patent/CN107953817B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018065418A (ja) | 2018-04-26 |
CN107953817B (zh) | 2020-04-21 |
CN107953817A (zh) | 2018-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4294623B2 (ja) | 車両用収納装置 | |
US20150191125A1 (en) | Sliding door for a storage bin in a vehicle center floor console | |
US9004569B2 (en) | Door trim structure of automotive vehicle | |
US6698823B2 (en) | Front pillar panel assembly structure of a vehicle | |
JP4938541B2 (ja) | コンソールボックス底部取付部構造 | |
JP6841923B2 (ja) | 容器収納構造 | |
JP2012106693A (ja) | ドアトリム | |
JP6385012B2 (ja) | ドア用容器ホルダ | |
JP2017105257A (ja) | 車両用サンバイザ | |
JP2019059292A (ja) | 車両用内装の収納構造 | |
JP6066976B2 (ja) | テールゲート付き車体構造 | |
CN101574945B (zh) | 汽车内室的内饰件 | |
JP5342379B2 (ja) | 車両用ドアライニング構造 | |
JP2016043739A (ja) | 車両用天井構造 | |
JP2017071338A (ja) | 車両用ドアトリム構造 | |
JP4484584B2 (ja) | ドアトリムのボトルホルダ構造 | |
JP7015464B2 (ja) | 車両の収納ボックス | |
JP6782204B2 (ja) | 車両のドア内装構造 | |
JP2019162889A (ja) | 車体構造 | |
JP7473876B2 (ja) | 車両の荷室構造 | |
WO2019082270A1 (ja) | 物品の保持構造 | |
JP6372735B2 (ja) | 自動車用ドアのドアトリム構造 | |
JP6438981B2 (ja) | ドア内装構造 | |
JP2001277945A (ja) | コンソールボックス | |
JP2007055275A (ja) | 内装トリムの物品収納部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180710 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6385012 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |