JP6385012B2 - ドア用容器ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、ドア用容器ホルダに関するものである。
ドア用容器ホルダとして、車両前後方向へ移動可能なドアの車室側に設けられたものが知られている。ドア用容器ホルダは、一般に、ドアの前部で、かつ、上下方向中央に設けられている。ドア用容器ホルダには、飲料水などを蓄える容器が収納される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1のドア用容器ホルダは、ドアの前部で、かつ、上下方向中央に設けられている。よって、ドア用容器ホルダは、シートに着座した乗員に対して比較的下方に配置されている。このため、ドア用容器ホルダまで手を延ばして容器を取り出す際や、容器を収納する際に、乗員の上半身を車両前方に折り曲げる必要がある。
乗員の上半身を車両前方に折り曲げることなく、容器を取り出したり、容器を収納したりするためには、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けることが好ましい。
特開2005−335480号公報
しかし、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けた場合、ドアを車両後方へ開ける際に、容器がドアとともに車両後方へ移動する。このため、例えば、シートに載せられ、走行の過程でドア側に移動した積載物が容器と開口部の後辺とに挟まれ、積載物に比較的大きな力がかかることが考えらえる。
そこで、この発明は、容器の取出しや収納の際に乗員の負担を軽減でき、かつ、荷物に比較的大きな力がかかることを抑制できるドア用容器ホルダを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車両(例えば、実施形態の車両10)の前後方向へ移動可能なドア(例えば、実施形態のスライドドア15)の車室(例えば、実施形態の車室16)側にドアトリム(例えば、実施形態のドアトリム34)が備えられ、該ドアトリムに設けられて、容器(例えば、実施形態の容器41)を収納するドア用容器ホルダ(例えば、実施形態のドア用容器ホルダ36)であって、前記容器の底面(例えば、実施形態の容器の底面41a)を支える底部(例えば、実施形態の底部45)と、該底部の周辺(例えば、実施形態の底部の周辺45a)から立ち上げられ、上端(例えば、実施形態の周壁部の上端46a)が開口された周壁部(例えば、実施形態の周壁部46)と、該周壁部の車両後方に配置され、前記容器を後方から支持し、前記周壁部とは別体の支持部(例えば、実施形態の支持部47)と、を備え、前記支持部は前記周壁部の上端より上方に配置され、前記底部と前記周壁部との境界部(例えば、実施形態の境界部69)は、車幅方向外側および車両後側の少なくとも一方の部位(例えば、実施形態の外境界部71および後境界部72の少なくとも一方)が曲面に形成されていることを特徴とする。
このように、ドア用容器ホルダの周壁部の車両後方に支持部を備え、支持部を周壁部の上端より上方に配置した。よって、周壁部の高さ寸法を小さく抑えても、支持部で容器を良好に保持できる。これにより、通常時は容器をドア用容器ホルダで安定的に支持できる。
一方、ドアを開ける際に、ドアとともに容器が車両後方へ移動し、容器が積載物に接触することが考えられる。ここで、周壁部の高さ寸法が小さく抑えられている。よって、容器が積載物に接触することにより、容器が車両前方側に倒れ、積載物に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
また、容器が積載物に接触する際に容器を車両前方側へ倒すことにより、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けることが可能になる。よって、乗員の上半身を車両前方に折り曲げることなく、容器の取出しや容器の収納をおこなうことができる。これにより、容器の取出しや、容器の収納の際に乗員の負担を軽減できる。
また、底部と周壁部との境界部のうち車幅方向外側および車両後側の少なくとも一方の部位を曲面に形成した。ここで、車幅方向外側および車両後側の境界部は、容器を車室側に円滑に倒す際に、容器の底部が接触する部位である。
よって、車幅方向外側および車両後側の境界部の少なくとも一方を曲面に形成することにより、容器の底部を曲面に沿って移動させることができる。これにより、容器を車室側に一層円滑に倒すことができる。
また、上記の課題を解決するために、請求項2に記載した発明は、車両(例えば、実施形態の車両10)の前後方向へ移動可能なドア(例えば、実施形態のスライドドア15)の車室(例えば、実施形態の車室16)側にドアトリム(例えば、実施形態のドアトリム34)が備えられ、該ドアトリムに設けられて、容器(例えば、実施形態の容器41)を収納するドア用容器ホルダ(例えば、実施形態のドア用容器ホルダ36)であって、前記容器の底面(例えば、実施形態の容器の底面41a)を支える底部(例えば、実施形態の底部45)と、該底部の周辺(例えば、実施形態の底部の周辺45a)から立ち上げられ、上端(例えば、実施形態の周壁部の上端46a)が開口された周壁部(例えば、実施形態の周壁部46)と、該周壁部の車両後方に配置され、前記容器を後方から支持し、前記周壁部とは別体の支持部(例えば、実施形態の支持部47)と、を備え、前記支持部は前記周壁部の上端より上方に配置され、前記支持部は、前記ドアトリムに配置されたスイッチパネル(例えば、実施形態のスイッチパネル38)に設けられていることを特徴とする。
このように、支持部をスイッチパネルに形成した。これにより、支持部を個別に形成する必要がなく、部品点数を抑えることができる。さらに、支持部をスイッチパネルに一体に形成することが可能になり外観性を高めることができる。
請求項に記載した発明は、前記支持部は、前記周壁部の後部(例えば、実施形態の周壁部の後部46b)より車両前方側へ突出されていることを特徴とする。
このように、支持部を周壁部の後部より車両前方側へ突出させた。これにより、ドア用容器ホルダに収納した容器を、ドア用容器ホルダ(特に、支持部)で安定的に支持できる。
請求項に記載した発明は、前記周壁部の上端は、車両前方に位置し、車幅方向へ延びる前辺(例えば、実施形態の前辺53a)と、該前辺の車室側の内端(例えば、実施形態の内端53b)から車両後方へ延びる内辺(例えば、実施形態の内辺54a)と、該内辺の車両後方側の後端(例えば、実施形態の後端54b)から車幅方向外側へ延びる後辺(例えば、実施形態の後辺55a)と、該後辺の車幅方向外側の外端(例えば、実施形態の外端55b)から車両前方へ延びる外辺(例えば、実施形態の外辺56a)と、を有し、前記前辺および前記内辺が交差する第1交差部(例えば、実施形態の第1交差部58)と、前記後辺および前記外辺が交差する第2交差部(例えば、実施形態の第2交差部59)とを結ぶ直線(例えば、実施形態の第1直線62)の長さ寸法をL1とし、前記直線に直交する方向で対向する一対の前記周壁部の上端の距離の最大寸法をL2としたとき、L1>L2を満足するように形成されていることを特徴とする。
このように、周壁部の上端を前辺、内辺、後辺、および外辺で形成した。また、前辺および内辺が交差する第1交差部と、後辺および外辺が交差する第2交差部とを結ぶ直線の長さ寸法をL1とした。
さらに、この直線に直交する方向において、対向する一対の周壁部の上端の距離の最大寸法をL2とした。この状態において、L1>L2を満足するようにした。
よって、周壁部のうち第1交差部側を車室側かつ車両前側に大きく張り出して、第1交差部側に容器を大きく移動させることができる。これにより、ドアを開けることにより積載物が容器と開口部の後辺とに挟まれた際に、容器を第1交差部側に移動させて車室側に円滑に倒す(すなわち、逃がす)ことができる。したがって、積載物に比較的大きな力がかかることを抑制できる
請求項5に記載した発明は、前記車両の開口部(例えば、実施形態の開口部14)の前部を形成するピラー(例えば、実施形態のセンタピラー21)に、前記ドアが接触して前記開口部が前記ドアで閉じられた状態において、前記ピラーと前記支持部との間に前記周壁部が配置されることを特徴とする。
このように、ドアで閉じられた状態において、ピラーと支持部との間に周壁部が配置される。よって、周壁部(すなわち、ドア用容器ホルダ)に収納した容器を支持部で支え、かつ、ピラーでも支えることができる。よって、周壁部の高さ寸法を一層小さく抑えることができる。これにより、容器を車室側に一層円滑に倒すことができる。
この発明によれば、ドア用容器ホルダの周壁部の車両後方に支持部を備え、支持部を周壁部の上端より上方に配置した。よって、周壁部の高さ寸法を小さく抑えても、支持部で容器を良好に保持できる。
これにより、通常時は容器を安定的に支持でき、ドアを開ける途中で容器が積載物に接触した場合には容器を倒して積載物に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
さらに、容器が積載物に接触した場合に容器を車両前方側へ倒すことにより、ドア用容器ホルダをドアの上方に設けることが可能になる。これにより、容器の取出しや収納の際に乗員の負担を軽減できる。
本発明の一実施形態におけるドア用容器ホルダを備えた車両を車室側から見た状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態におけるドア用容器ホルダを拡大した状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態におけるドア用容器ホルダを示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるドア用容器ホルダからスイッチパネルを分解した状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態におけるドア用容器ホルダを示す平面図である。 本発明の一実施形態におけるドア用容器ホルダに容器を収納した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における図5のVII−VII線に沿って破断した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態における図5のVIII−VIII線に沿って破断した状態を示す断面図である。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。
図1に示すように、車両10は、側部12に形成された開口部14と、開口部14を開閉するスライドドア15と、車室16側に設けられたフロントシート17と、フロントシート17の車両後方に設けられたリヤシート18とを備えている。
開口部14は、センタピラー21、リヤピラー22、ルーフレール23、サイドシル(図示せず)で矩形状に形成されている。
開口部14の前部がセンタピラー21で形成されている。開口部14の後部がリヤピラー22で形成されている。また、開口部14の上部がルーフレール23で形成されている。さらに、開口部14の下部がサイドシルで形成されている。
ルーフレール23とサイドシルとに、スライドドア15が側部12に沿って車体前後方向へスライド移動自在に支持されている。
スライドドア15を車両前方へ移動することにより、スライドドア15の前部15aがセンタピラー21の後辺21aに接触する。これにより、開口部14がスライドドア15で閉じられる。
一方、スライドドア15を車両後方へ移動することにより、スライドドア15がリヤピラー22に向けて移動する。これにより、開口部14がスライドドア15から開放される。
スライドドア15は、下半部を形成するドア本体31と、上半部を形成する窓ガラス32とを備えている。ドア本体31は、車室16側にドアトリム34が備えられている。ドアトリム34は、車室16の内装を形成する装飾部材である。
ドアトリム34は、前上部に凹部35が形成され、凹部35の下側にドア用容器ホルダ36が形成されている。ドア用容器ホルダ36の車両後方側にスイッチパネル38が設けられている。
凹部35は車外19(図5参照)側に向けて凹むように形成されている。
ドア用容器ホルダ36は、例えば、飲料水などを蓄える容器41を収納するものである。スイッチパネル38は、例えば、窓ガラス32を昇降させるスイッチ43を備えている。
図2、図3に示すように、ドア用容器ホルダ36は、容器41の底面41aを支える底部45と、底部45の周辺45aから立ち上げられた周壁部46と、周壁部46の車両後方に配置された支持部47を備える。
支持部47は、周壁部46とは別体に形成され、周壁部46の車両後方に配置されている。さらに、支持部47は、周壁部46の上端46aより上方に配置されている。よって、支持部47の支持前壁47aで容器41を車両後方から支持できる。
ここで、支持前壁47aは、支持部47の上面47bから周壁部46の上端46aの下方まで延びている。よって、支持前壁47aを大きく確保できる。これにより、支持前壁47aで容器41を車両後方から一層安定的に支持できる。
このように、ドア用容器ホルダ36の周壁部46の車両後方に支持部47を備え、支持部47を周壁部46の上端46aより上方に配置した。よって、周壁部46の高さ寸法H1を小さく抑えても、支持部47で容器41を良好に保持できる。これにより、通常時は容器41をドア用容器ホルダ36で安定的に支持できる。
図1に戻って、スライドドア15を開ける際には、スライドドア15とともに容器41が車両後方へ移動し、容器41が荷物などの積載物51に接触(すなわち、当たる)する。ここで、周壁部46の高さ寸法H1が小さく抑えられている。よって、容器41が積載物51に接触することにより、容器41が車両前方側に倒れ、積載物51に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
また、容器41が積載物51に接触する際に容器41を車両前方側へ倒すことにより、ドア用容器ホルダ36をスライドドア15の上方に設けることが可能になる。よって、乗員の上半身を車両前方に折り曲げることなく、容器41の取出しや、容器41の収納をおこなうことができる。これにより、容器41の取出しや、容器41の収納の際に乗員の負担を軽減できる。
図2、図3に示すように、支持部47は、周壁部46の後部46bより車両前方側へ突出されている。よって、ドア用容器ホルダ36に収納した容器41を、支持部47の支持前壁47aで車両後方側から支えることができる。これにより、ドア用容器ホルダ36に収納した容器41を、ドア用容器ホルダ36(特に、支持部47)で安定的に支持できる。
支持部47は、スイッチパネル38の前部に一体に形成されている。このように、支持部47をスイッチパネル38に形成した。これにより、支持部47を個別に形成する必要がなく、部品点数を抑えることができる。
さらに、支持部47をスイッチパネル38に一体に形成することにより、支持部47(すなわち、ドア用容器ホルダ36)の外観性を高めることができる。
このように、スイッチパネル38は、スイッチパネル38の少なくとも一部が周壁部46の後方に配置されていればよく、スイッチパネル38の全てが周壁部46の車両後方に配置されている必要はない。
図4、図5に示すように、ドア用容器ホルダ36の底部45は、容器41の底面41a(図3参照)を支えるように平坦に形成されている。底部45は、周辺45aが略矩形状に形成されている。周壁部46は、底部45の周辺45aから立ち上げられ、上端46aが開口されている。
周壁部46は、前壁53、内壁54(図7も参照)、後壁55(図8も参照)、および外壁56を有する。
前壁53は、底部45の周辺45aのうち前辺から立ち上げられ、車両前方に位置している。前壁53は、車幅方向に沿って配置され、上端で前辺53aが形成される。
内壁54は、底部45の周辺45aのうち内辺から立ち上げられ、車両前後方向に沿って配置されている。内壁54は、車室16側に配置されている。内壁54の上端で内辺54aが形成される。
後壁55は、底部45の周辺45aのうち後辺から立ち上げられ、車幅方向に沿って配置されている。後壁55の上端で後辺55aが形成される。
外壁56は、底部45の周辺45aのうち外辺から立ち上げられ、車両前後方向に沿って配置されている。外壁56は、車外19側に配置されている。外壁56の上端で外辺56aが形成される。
前辺53a、内辺54a、後辺55aおよび外辺56aで周壁部46の上端46aが形成される。換言すれば、周壁部46の上端46aは、前辺53aと、内辺54aと、後辺55aと、外辺56aとを有する。
前辺53aは、車両前方に位置し、車幅方向へ延在されている。内辺54aは、前辺53aの車室16側の内端53bから車両後方へ延在されている。後辺55aは、内辺54aの車両後方側の後端54bから車幅方向外側へ延在されている。外辺56aは、後辺55aの車幅方向外側の外端55bから車両前方へ延在されている。
前辺53aおよび内辺54aが交差する部位に第1交差部58が形成される。後辺55aおよび外辺56aが交差する部位に第2交差部59が形成される。
第1交差部58と第2交差部59とを結ぶ第1直線62の長さ寸法はL1である。
また、第1直線62に直交する方向に第2直線63が延びている。第2直線63は、周壁部46の上端46aのうち対向する一対の部位に交差する。対向する一対の部位間の距離の最大寸法がL2である。
換言すれば、第2直線63は、対向する一対の部位64,65間の長さ寸法が最大であり、最大長さ寸法がL2である。ここで、第1直線62の長さ寸法L1と、第2直線63の最大長さ寸法L2とは、L1>L2の関係を満足している。よって、周壁部46は、第1交差部58側が車室16側かつ車両前側に大きく張り出されている。
図1、図6に示すように、周壁部46の第1交差部58側が車室16側かつ車両前側に大きく張り出されている。よって、ドア用容器ホルダ36に収納された容器41が積載物51に接触した場合、容器41を第1交差部58側に矢印Aの如く大きく移動させることができる。
これにより、スライドドア15を開ける途中において、積載物51が容器41と開口部14のリヤピラー22とに挟まれた際に、容器41を第1交差部58側に移動させて車室16側に円滑に倒すことができる。したがって、積載物51に比較的大きな力がかかることを抑制できる。
図7、図8に示すように、ドア用容器ホルダ36は、底部45と周壁部46との交差部に境界部69を有する。具体的には、底部45と外壁56との交差部に外境界部71が形成されている。外境界部71は、車幅方向外側に位置し、曲面に形成されている。
また、底部45と後壁55との交差部に後境界部72が形成されている。後境界部72は、車両後側に位置し、曲面に形成されている。
ここで、外境界部71および後境界部72は、容器41を車室16側に円滑に倒す際に、容器41の底面41aの周縁41bが接触する部位である。
よって、外境界部71および後境界部72を曲面に形成することにより、底面41aの周縁41bを外境界部71や後境界部72に沿って矢印Bの如く円滑に移動させることができる。
これにより、容器41を車室16(図6も参照)側に矢印Cの如く円滑に倒すことができる。したがって、図1に示すスライドドア15を開ける途中において、積載物51が容器41と開口部14のリヤピラー22とに挟まれた際に、容器41を第1交差部58側に一層円滑に移動させて車室16側に倒すことができる。
図6に戻って、センタピラー21の後辺21aに、スライドドア15の前部15aが接触して開口部14(図1も参照)がスライドドア15で閉じられる。この状態において、センタピラー21と支持部47との間に周壁部46が配置される。
このように、スライドドア15で閉じられた状態において、センタピラー21と支持部47との間に周壁部46が配置される。よって、周壁部46(すなわち、ドア用容器ホルダ36)に収納した容器41を、支持部47で車両後方から支えることができる。さらに、周壁部46に収納した容器41を、センタピラー21で車両後方から支えることができる。
これにより、ドア用容器ホルダ36に容器41を安定させた状態に収納できる。したがって、周壁部46の高さ寸法H1を小さく抑えることが可能になり、容器41を車室16側に一層円滑に倒すことができる。
なお、容器41が周壁部46内で倒れた際に、センタピラー21により容器41を支持できる程度に周壁部46とセンタピラー21とが離間していてもよい。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、底部45と周壁部46との境界部のうち、車幅方向外側の外境界部71および車両後側の後境界部72を曲面に形成した例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、外境界部71、後境界部72の一方のみを曲面に形成することもかのである。この場合も、実施形態と同様の効果が得られる。
10……車両
14……開口部
15……スライドドア
16……車室
21……センタピラー
34……ドアトリム
36……ドア用容器ホルダ
38……スイッチパネル
41……容器
41a…底面
45……底部
45a…周辺
46……周壁部
46a…周壁部の上端
46b…周壁部の後部
47……支持部
53……前壁
53a…前辺
53b…前辺の内端
54……内壁
54a…内辺
54b…内辺の後端
55……後壁
55a…後辺
55b…後辺の外端
56……外壁
56a…外辺
58……第1交差部
59……第2交差部
62……第1直線
63……第2直線
69……境界部
71……外境界部(車幅方向外側の部位)
72……後境界部(車両後側の部位)
L1……第1直線の長さ寸法
L2……第2直線の最大寸法

Claims (5)

  1. 車両の前後方向へ移動可能なドアの車室側にドアトリムが備えられ、該ドアトリムに設けられて、容器を収納するドア用容器ホルダであって、
    前記容器の底面を支える底部と、
    該底部の周辺から立ち上げられ、上端が開口された周壁部と、
    該周壁部の車両後方に配置され、前記容器を後方から支持し、前記周壁部とは別体の支持部と、を備え、
    前記支持部は前記周壁部の上端より上方に配置され、
    前記底部と前記周壁部との境界部は、
    車幅方向外側および車両後側の少なくとも一方の部位が曲面に形成されていることを特徴とするドア用容器ホルダ。
  2. 車両の前後方向へ移動可能なドアの車室側にドアトリムが備えられ、該ドアトリムに設けられて、容器を収納するドア用容器ホルダであって、
    前記容器の底面を支える底部と、
    該底部の周辺から立ち上げられ、上端が開口された周壁部と、
    該周壁部の車両後方に配置され、前記容器を後方から支持し、前記周壁部とは別体の支持部と、を備え、
    前記支持部は前記周壁部の上端より上方に配置され、
    前記支持部は、
    前記ドアトリムに配置されたスイッチパネルに設けられていることを特徴とするドア用容器ホルダ。
  3. 前記支持部は、
    前記周壁部の後部より車両前方側へ突出されていることを特徴とする請求項1または2に記載のドア用容器ホルダ。
  4. 前記周壁部の上端は、
    車両前方に位置し、車幅方向へ延びる前辺と、
    該前辺の車室側の内端から車両後方へ延びる内辺と、
    該内辺の車両後方側の後端から車幅方向外側へ延びる後辺と、
    該後辺の車幅方向外側の外端から車両前方へ延びる外辺と、を有し、
    前記前辺および前記内辺が交差する第1交差部と、前記後辺および前記外辺が交差する第2交差部とを結ぶ直線の長さ寸法をL1とし、
    前記直線に直交する方向で対向する一対の前記周壁部の上端の距離の最大寸法をL2としたとき、
    L1>L2を満足するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア用容器ホルダ。
  5. 前記車両の開口部の前部を形成するピラーに、前記ドアが接触して前記開口部が前記ドアで閉じられた状態において、
    前記ピラーと前記支持部との間に前記周壁部が配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のドア用容器ホルダ。
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